JPH0241179Y2 - - Google Patents

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JPH0241179Y2
JPH0241179Y2 JP1988151992U JP15199288U JPH0241179Y2 JP H0241179 Y2 JPH0241179 Y2 JP H0241179Y2 JP 1988151992 U JP1988151992 U JP 1988151992U JP 15199288 U JP15199288 U JP 15199288U JP H0241179 Y2 JPH0241179 Y2 JP H0241179Y2
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ring
wear
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spinning machine
flange
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は耐摩耗性、耐蝕性を有する紡機用リン
グの構成に関するものである。
従来、紡機用リングは炭素鋼材を素材とし、浸
炭焼入れによる熱処理を施して表面硬度をHv800
〜900、硬化深さ0.4〜0.5mmに形成されている。
然るに上記熱処理方法では当該リングの寿命は、
綿紡分野で3〜4年、化合繊分野では1〜2年が
限度であつた。この原因は炭素鋼材をリング素材
とする時は、トラベラがリングフランジ上を滑走
する際に発生する高温により表面硬度が低下し、
その為トラベラ走行によるすべり摩耗が増大する
ことに起因すると考えられる。更に上記の従来リ
ングは腐蝕し易く、腐蝕による早期剥離摩耗や糸
切れが発生し易いなどの問題点があつた。
本考案は上記欠点を解消するものであり、フラ
ンジ部が表面平滑処理を施してなる略扁平輪状の
炭化珪素セラミツクと、炭素鋼、軽合金、又はプ
ラスチツクで形成したネツク部、リングレール嵌
込部を有する胴部とを、樹脂系又は無機系の接着
剤で一体に接着して紡機用リングを構成し、耐摩
耗性、耐蝕性を向上させ、長寿命化と安定した紡
調で糸質を良好に維持せしめる紡機用リングを提
供するものである。
以下、本考案の1実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本考案の1実施例を示す紡機用リング
の要部断面図であり、フランジ部1を炭化珪素を
組成とする原料を用いて鋳込成形により所定形状
に成形し高温で焼成して硬度をHv2000〜2500の
セラミツク材を形成し、上記フランジ部以外のリ
ングレール嵌込部2を含む胴部3を炭素鋼又は軽
合金を素材として所定の形状に機械加工して形成
する。
上記フランジ部1と胴部3はロー付け又はゴム
系、樹脂系又は無機系等の接着剤により接合固着
して本考案の紡機用リングを構成する。尚、セ
ラミツク材としては炭化珪素が高強度で耐薬品
性、耐摩耗性が大きく、熱伝導率が金属トラベラ
と略等しい数値(Fe0.1〜0.15、Sic0.16)である
ため、トラベラの走行により発生した熱を放散し
易く、トラベラ焼け、摩損も生じがたく、トラベ
ラの寿命も延長される利点があり好適である。そ
の他のセラミツク材としてはアルミナ、チタンカ
ーバイドが用いられる。また、上記セラミツク材
は平滑性を持たせるため、必要に応じてラツピン
グ・ポリシングを施してもよい。
更にフランジ部を除くネツク部、胴部、嵌込部
をプラスチツク、FRp,CFRp,GFRp等により
一体に形成してセラミツク製フランジと組込自在
に構成し、従来の旋削による機械加工や表面処
理、熱処理などの加工工程を省略し、生産工程を
合理化することもできる。
上記実施例で得られた本考案の紡機用リングを
リング摩耗試験機にかけて下記の条件で摩耗テス
トを実施した。
テスト条件 リング :45〓 トラベラ:金属トラベラ OSNo.3 スピンドル回転:7000rpm 摩耗量について従来リングBと比較した結果を第
2図に示した。
図面から明らかなるように本考案のリングAは
時間の経過と共に摩耗量が徐々に増加するのみ
で、従来リングBに比べて摩耗量が大巾に減少し
ていることがわかる。
本考案は上記の如く、少なくともリングのフラ
ンジ部をセラミツク材(フアインセラミツク)で
構成し、表面平滑処理を施しているので、トラベ
ラ走行の際にアプレイシブ摩耗が生じず、トラベ
ラとの接触部に生じる高温度にも耐え、硬度が低
下しないので、トラベラのすべりによる摩耗が大
巾に軽減され、また熱伝導も高いので熱放散性も
良好でトラベラ焼けも生じない。更に化学的に安
定した結晶構造を有するため腐蝕や酸化されるこ
とがなくなり、腐蝕や酸化による摩耗も防止され
る。
また、表面平滑処理を施したことにより、火花
の発生もなく、スムーズにトラベラが走行し、ト
ラベラの飛散や糸切れ、異常摩耗の発生もなく、
スピンドル回転速度20000r.p.m以上の高速運転が
可能となる。従つて寿命は大巾に延長する。ま
た、フランジ部を除くリング要部をプラスチツ
ク、FRp,CFRp,GFRp等で一体に形成し、セ
ラミツク製フランジと交換自在に組込むことによ
り、従来の如く、旋削による機械加工や表面処
理、熱処理などの工程を省略することが出来、大
巾に合理化が達成できる等のすぐれた効果を有す
る考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例である紡機用リング
の断面図、第2図は摩耗試験によるリング摩耗量
の比較を示すグラフである。 1……フランジ部、2……リングレール嵌込
部、3……胴部、4……紡機用リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フランジ部が表面平滑処理を施してなる略扁平
    輪状の炭化珪素セラミツクと、炭素鋼、軽合金、
    又はプラスチツクで形成したネツク部、リングレ
    ール嵌込部を有する胴部とを、樹脂系又は無機系
    の接着剤で一体に接着してなる紡機用リング。
JP1988151992U 1988-11-22 1988-11-22 Expired JPH0241179Y2 (ja)

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US3684860A (en) * 1971-07-22 1972-08-15 Gen Electric Electric toaster with improved heat-up cool-down bimetal timer
JPS5938465Y2 (ja) * 1982-04-22 1984-10-26 金井 宏之 紡機用リング

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