JPH0242021B2 - - Google Patents

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JPH0242021B2
JPH0242021B2 JP60070790A JP7079085A JPH0242021B2 JP H0242021 B2 JPH0242021 B2 JP H0242021B2 JP 60070790 A JP60070790 A JP 60070790A JP 7079085 A JP7079085 A JP 7079085A JP H0242021 B2 JPH0242021 B2 JP H0242021B2
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gas
sleeve
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は堅鋳込型のダイカストマシンにおい
て、金型の射出孔部に射出スリーブを挿入して射
出スリーブ内の溶湯を金型のキヤビテイ内へ射出
する竪型射出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来よりダイカストマシンによる鋳造は、精密
な製品を多量に製造する方法として広く普及して
いるが、この種の鋳造は溶融金属を高速・高圧で
金型のキヤビテイ内へ充填するためにキヤビテイ
内のガスが充分に抜け切らず、溶融金属と混合し
て製品中に巣として残存することがあるので、巣
のない健全性を重視される製品は適さない場合が
あつた。
このような不都合を解消するものとして本出願
人は、実願昭56−107265号(実開昭57−13873号)
等により鋳込中に金型キヤビテイ内のガスを抜
き、ガスの巻き込みをなくして健全なダイカスト
製品が得られる金型用ガス抜き装置を先に提案し
た。
この装置は、金型のキヤビテイから金型外へ通
じるガス排出路内にガス抜き弁を設けてこの弁を
開いた状態で溶湯をキヤビテイ内へ射出し、キヤ
ビテイ内の質量の小さいガスがガス排出路を通つ
て排出し終つたときにキヤビテイ内からガス排出
路へ進入してきた質量の大きい溶湯の慣性力を前
記弁に作用させてこれを閉じさせることにより溶
湯に流出を遮断するようにしたものであつて、金
型内のガス抜きを確実かつ容易に行なうことがで
きる。
また、本出願人は前記ガス排出路を真空発生装
置と連結することによつて金型キヤビテイ内のガ
スを積極的に排出する減圧または真空式のダイカ
スト法およびその装置も開発している。この減圧
ダイカスト法は、金型外からキヤビテイ内へすき
間を通つて流入するガス量以上の量のガスを外部
から吸引することによつて減圧するものであつて
これにより金型内のガス抜きをより確実にするこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の射出装置にお
いては、金型キヤビテイ内を上方から真空引きし
ている状態で射出すると、射出スリーブの接合部
から外の空気が吸込まれるので、射出開始時にプ
ランジヤチツプの先端部に発生する凝固層が射出
時に折れたとき、射出スリーブの接合部から入つ
てきた空気が溶湯内へ入り、溶湯とともに金型の
キヤビテイ内へ入り込むという不具合であつた。
すなわち、第8図に射出スリーブ挿入部の断面図
を示すように、キヤビテイ1とくびれ部2を有す
る金型3の射出孔部4には、固定スリーブ5が嵌
着されているとともに、射出のために溶湯6が供
給された射出スリーブ7が挿入されており、射出
スリーブ7の内孔には、プランジヤチツプ8が摺
動自在に装入されている。そして、射出開始時に
は、プランジヤチツプ8の溶湯接触端面とこれに
連続する射出スリーブ7内面とに溶湯6が固化す
ることによる凝固層9が発生し、この凝固層9
は、射出のために上昇するプランジヤ8によつて
押し上げられ、くびれ部2手前の平面10とプラ
ンジヤチツプ8の端面との間で圧縮され押しつぶ
され、キヤビテイ1内へ入り込むことなく固定ス
リーブ5内に、溶湯6の固化物であるビスケツト
とともに残り、製品の取出時にはくびれ部2から
ビスケツトと一体となつて切離される。
しかしながら、上記従来の射出装置において
は、キヤビテイ1内のガスを真空吸引すると、金
型3の射出孔部4とこれに挿入した射出スリーブ
7との間のすき間から図に矢印で示すようにエア
が吸引され、このエアが固定スリーブ7の内面と
凝固層9との間へ侵入する一方、凝固層9がプラ
ンジヤチツプ8で圧縮されて平面10に当ること
により図に符号9Aで示すように、凝固層9が
次々に折れると、前記侵入したエアが折れた凝固
層片9Aの間から溶湯中に入り、溶湯中をつてく
びれ部2からキヤビテイ1内へ侵入する。そして
このエアと溶湯とが交互にくびれ部2を通過する
ことにより溶湯の流れが乱れ、良質の鋳込製品が
得られないという欠点があつた。
また、キヤビテイ内の減圧による吸引により、
凝固層9がプランジヤチツプ8の端面から浮上つ
てしまい、射出スリーブ7とプランジヤチツプ8
とのすき間から吸引された外部エアによつて凝固
層9が破られ、凝固層の破片ないしエアがキヤビ
テイ内に侵入するという欠点もあつた。
本発明はこれらの欠点を解決した射出装置を提
供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
このために、本発明では、射出スリーブ内に溶
湯が供給された状態で金型キヤビテイ内のガスを
吸引する真空吸引装置を設けるとともに、挿入さ
れた射出スリーブと射出孔部との嵌合面およびプ
ランジヤチツプの周面に、真空吸引装置に接続さ
れた環状溝をそれぞれ設けた。
〔作 用〕
このように構成することにより、射出孔部と射
出スリーブとの嵌合面およびプランジヤチツプの
周面に設けた環状溝からエアが外部へ吸引され、
射出孔部と射出スリーブとのすき間および射出ス
リーブとプランジヤチツプとのすき間から外気が
吸引されることがない。
〔実施例〕
第1図ないし第7図は本発明に係るダイカスト
マシンの竪型射出装置の実施例を示し、第1図は
その概要構成図と空気圧配管図、第2図は射出ス
リーブとプランジヤとの拡大断面図、第3図は第
2図のA−A断面図、第4図は第2図のB−B断
面図、第5図は第2図のC−C断面図、第6図は
金型ガス抜き装置の縦断面図、第7図は第6図の
D−D断面図である。これらの図において、固定
金型11と可動金型12とは、分割面13で接合
されて型締されており、その内部にはキヤビテイ
14とくびれ部15および射出孔部16とが分割
面13の両側に形成されていて、射出孔部16に
は半円筒状に分割形成された固定スリーブ17が
嵌着されている。本実施例のダイカストマシン
は、横型締、竪鋳込型のものであつて可動金型1
2を水平方向へ移動させることにより型締、型開
が行なわれ、また射出シリンダ18は第1図に示
すように金型11,12の真下に配設されてい
る。射出シリンダ18は油圧で進退するピストン
ロツド19を備えており、その作用端には、第2
図ないし第5図にその詳細を示すプランジヤ20
がカツプリング21を介して同心状に連結されて
いる。22は前記固定スリーブ17と同径に形成
されており、図示しないシリンダで昇降し固定ス
リーブ17に対して先端部が挿抜自在に装入され
る射出スリーブである。そして、その内孔22a
には、プランジヤ20頭部のプランジヤチツプ2
3が摺動自在に嵌入されており、射出スリーブ2
2を固定スリーブ17から抜きプランジヤチツプ
23を嵌入したまゝ射出シリンダ18とともに図
示しない傾転用のシリンダで傾動させて鋳込スリ
ーブ22内へ溶湯が注入されるように構成されて
いる。そして溶湯後、射出シリンダ18を起立さ
せて射出スリーブ22を固定スリーブ17に挿入
し、油圧でピストンロツド19を前進させること
により、プランジヤチツプ23が溶湯をキヤビテ
イ14内へ射出する。
そこで、プランジヤ20の詳細を説明する。カ
ツプリング21でピストンロツド19に連結され
たプランジヤロツド24は、上からねじ孔24
a、減圧管支持孔24b、エア通路孔24c、図
示しない底部孔の順で段状に形成された内孔を備
えており、最上段のねじ孔24aには、ねじ管2
5の下側ねじ部25aが段部で止まるまでいつぱ
いに螺入されている。ねじ管25の中央ねじなし
部25bには、上下一対のアダブタ26,27が
遊装されており、ねじ管25の上側ねじ部25c
に螺合された前記プランジヤチツプ23とプラン
ジヤロツド24とで挟持されている。28は下端
部の図示しない保持筒とこれに溶着された管28
aとからなる減圧管であつて、プランジヤロツド
24の下端の図示しない底部孔側から挿入されて
保持筒をこの底部孔の上端部に嵌合されており、
管28aはエア通路孔4cを貫通して上部を減圧
管支持孔24bに嵌合されている。29はプラン
ジヤロツド24の下端部に保持されており、前記
減圧管28a、ねじ管25を貫通する水冷管であ
つて、先端をプランジヤチツプ23の空間部23
a内へ臨ませている。30は各所に設けられたシ
ール材としてのOリングである。
プランジヤチツプ23の外周面に設けた環状溝
23bとアダプタ26の上面に設けた環状溝26
aとはエア通路23cで連通されており、またア
ダプタ27の下面に設けた環状溝27aは、金網
製のフイルタ31を備えたエア通路27bで連通
されている。プランジヤロツド24のエア通路孔
24cと減圧管28aとの間に形成されたエア通
路32と、環状溝7aとの間はエア通路33で連
通されており、エア通路32の下端部に開口され
た図示しない吸引孔には、第1図に示す空気圧回
路(後述)のフレキシブル部34を備えた配管3
5が接続されている。一方、前記水冷用の管29
は、下端開口部を冷水通路、環状溝等を介してプ
ランジヤロツド24下端部の図示しない冷水入口
に連通されており、また上端開口部は、空間部2
3aと、水冷管29の周囲を下方へ延びる冷水通
路36および水路等を介してプランジヤロツド2
4下端部の図示しない冷水出口に連通されてい
る。冷水入口はフレキシブルホース等によつてポ
ンプ等に接続されており、ポンプの作動で冷水入
口へ供給された冷水は、水冷管29内を上昇して
空間部23a内に充満し、プランジヤチツプ23
を冷却したのち、冷水通路36を流下して冷水出
口から排水される。
次に金型ガス抜き装置について説明する。前記
両金型11,12のキヤビテイ14外周部には、
これと連通するガス抜き道40およびガス抜き溝
41が分割面13の両側に形成されており、全体
を符号42で示す金型ガス抜き装置は、このガス
抜き溝41の真上に位置して例えば可動金型12
側に固定されている。すなわち、可動金型12に
固定されたブラケツト43の上端部にはシリンダ
44が装着されており、その流体圧で進退するピ
ストンロツド45の作用端である下端フランジ部
は、円筒状のスプール6が下端部を両金型11,
12の上端面に設けた円孔へ挿抜自在に係入させ
て固定されている。そして、型締、型開に際して
は、シリンダ44の作動によりピストンロツド4
5を介してスプール46が金型11,12に対し
て抜き挿しされるように構成されている。金型1
1,12に挿入されたスプール46の下方には、
弁室47と、横へ迂回して弁室47、ガス抜き溝
41間を連通させるバイパス48とが設けられて
おり、また、スプール46の下端面には、弁室4
7へ臨む弁座49が形成されている。スプール4
6の外周壁に設けた一対の長孔50には、復帰杆
51の両杆部51aが摺動自在に係合されてお
り、復帰杆51とピストンロツド45のフランジ
部との間には、復帰杆51を上方へ付勢する引張
りばね52が張架されている。復帰杆51の下方
には、円筒部53aと一対のねじ孔部53bとで
一体形成された弁ガイド53が、ねじ孔部53b
を長孔50内に取付けて、スプール46に固定さ
れており、その円筒部53aには、上端ねじ部を
復帰杆51のねじ孔に螺入された弁棒56が摺動
自在に軸支されている。弁棒56の下端には、そ
の上昇によつて前記弁座49に着座する弁体56
aが設けられており、キヤビテイ14内のガス圧
では開いていた弁56aは、キヤビテイ14内か
ら高速で進行してくる溶湯の慣性力により着座し
てスプール46の内室と、ガス抜き溝41、バイ
パス48との間を遮断するように構成されてい
る。7は圧縮コイルばね58の付勢によつて弁棒
56の溝56bと係合するボール、54はボル
ト、55はナツトであつて、これらによつて係止
機構が形成されている。溶湯圧力でいつたん閉じ
た弁体56aは、外力を加えなければ引張りばね
52などの部材の作用で再び開かないように構成
されている。なお、弁体56aは、復帰杆51の
杆部51aを押し下げることによつて開く。59
はシリンダ44の作動でスプール46とともに上
昇する復帰杆51の杆部51aの上昇限を規制す
るストツパであつてブラケツト43に固定されて
いる。そして、スプール6の下端部には、排気孔
60が開口されており、この排気孔60は第1図
に示す空気回路(後述)の配管61に接続されて
いる。
プランジヤ20のプランジヤチツプ23が摺動
自在に装入された射出スリーブ22は、前述した
ように11,12の射出孔部16に挿抜自在に嵌
合されており、その上端部はテーパ状に形成され
ているとともに、嵌合上端面22bと固定スリー
ブ17の射出スリーブ当接面17aとの間には、
銅やアスベストなどの耐熱性材料を用いて半割の
環状に形成されたシール材としてのパツキン17
bが固定スリーブ17側に固定することによつて
介装されている。また、射出孔部16に挿入され
た射出スリーブ22と射出孔部16との嵌合面に
は、環状溝11a,12aが金型11,12側に
半割状に設けられており、固定金型11側の環状
溝11aにはエア通路11bが連通されて金型外
へ開口され、この開口部には第1図示す配管75
が接続されている。
次に、前記プランジヤ20とガス抜き装置42
との空気圧回路を第1図基いて説明する。真空ポ
ンプ62に接続された配管63は、途中で配管6
4と配管65とに分岐されており、配管63,6
4上には、真空タンク66と補助真空タンク67
とそれぞれ設けられているとともに、配管63,
64は、フイルタ68,69を介して前記配管3
1,35にそれぞれ接続されている。そして、配
管64,65上には、電磁弁70,71がそれぞ
れ配設されており、図示の状態から電磁弁70の
ソレノイドを励磁するとプランジヤ20内のエア
が吸引され、また電磁弁71のソレノイドを励磁
すると、ガス抜き装置42を介してキヤビテイ1
4内のエアが吸引される。この場合、図示しない
タイミング制御装置からの指令により、ガス抜き
装置42側の吸引がプランジヤ20側の吸引より
も例えば0.2秒〜1秒程度、好ましくは0.3〜0.5秒
程度遅れるように設定されている。また真空度は
例えばプランジヤ20側が200〜300Torr、ガス
抜き装置42側が150〜250Torr程度に設定され、
これは補助真空タンク67を設けたことによつて
達成される。補助真空タンク67は、真空吸引時
に比較的に細い配管部や通路などで発生する抵抗
を考慮してできるだけプランジヤ20の近くに設
けておく。また、フレキシブルホース34を有す
る配管35は、できるだけ短かくて管径が例えば
1インチのように比較的大きいものにしておく。
さらに、前記固定金型11に設けたエア通路1
1bには、フイルタ72とフレキシブル部73な
らびに電磁弁74を備えた配管75が接続されて
おり、この配管75は、前記補助真空タンク67
からプランジヤ20へ向う配管35の電磁弁70
の手前に接続されている。
さらに、電磁弁70,71,74の他方のポー
トには電磁弁78,79,80を備えた配管8
1,82,83がそれぞれ接続されており、これ
らの配管81,82,83は、可変絞り弁84を
備えた配管85に合流されて例えば工場の空気圧
縮機86に接続されている。そして、電磁弁7
0,71,74を閉じて電磁弁78,79,80
を開くことにより高圧エアがプランジヤ20およ
び射出スリーブ22、ガス抜き装置42に送られ
て内部清掃用のスプレーに供せられる。
次に、以上のように構成されたダイカストマシ
ンによる鋳込方法を説明する。可動金型12を図
示の位置まで移動させて型締を行ない、ガス抜き
装置42のシリンダ44を作動させて図示のよう
にスプール46を金型11,12のスプール孔に
係入させる。このとき射出シリンダ18のピスト
ンロツド19ならびに射出スリーブ22が下降し
ているので、射出シリンダ18を傾転させてプラ
ンジヤ0が下降している射出スリーブ22内へ溶
湯を注入し、再び起立させたのち、射出スリーブ
22を上昇させて図示のように固定スリーブ17
と係合させる。そして、後述する真空引きをした
のち、射出シリンダ18に送油してピストンロツ
ド19を上昇させると、プランジヤ20が上昇し
て第2図に符号87で示す溶湯の射出が開始され
る。このとき、プランジヤ20には冷水入口から
冷水が供給されており、この冷水は水冷管29内
を上昇したのち空間部23a内にあふれて冷水通
路36内を流下しているので、プランジヤチツプ
23ならびにプランジヤロツド24が冷却されて
いる。また、射出スリーブ22も図示しない冷却
装置によつて外側から冷却されている。したがつ
てプランジヤチツプ23の上端面とこれに続く射
出スリーブ22の内壁面とには、第2図および前
記第8図に符号9で示す溶湯固化よる凝固層が生
成される。一方、真空タンク66はと補助タンク
67内とはあらかじめ真空ポンプ62で吸引する
ことにより減圧されているので、射出開始前ない
し射出途中において先ず電磁弁70を開くとプラ
ンジヤロツド24の吸引孔に負圧が作用し、プラ
ンジヤチツプ23の環状溝23b内のエアは、エ
ア通路23c、環状溝26a、フイルタ31、エ
ア通路27b、環状溝27a、エア通路33、お
よびエア通路32の径路で吸引される。また、電
磁弁70を開くと同時に電磁弁74を開くと、環
状溝11a,12aと連通するエア通路11bに
負圧が作用し、環状溝11a,12a内のエア
は、エア通路11bを経て吸引される。さらにこ
れより0.2秒〜1秒程度、好ましくは0.3秒〜0.5秒
遅れて電磁弁71が開かれると、キヤビテイ14
内のガスはガス抜き道40、ガス抜き溝41、バ
イパス48を経て排気孔60から吸引され、キヤ
ビテイ14内のガスが排出される。このようにし
てプランジヤ20側とガス抜き装置42側の両方
から吸引することにより、結果的にはキヤビテイ
14内と、射出スリーブ22、プランジヤチツプ
23間のすき間等が同じ真空度になるが、プラン
ジヤ側をわずかに早く吸引することと、プランジ
ヤ20側の真空度をガス抜き装置42側の真空度
よりも大きくしたことにより、第2図に示すよう
に凝固層9がプランジヤチツプ23の端面とその
周囲の環状凹部とに密着して強化されるととも
に、プランジヤチツプ23の冷却に伴なつて300
〜400℃の冷却されることにより凝固層9が厚く
なる。これにより射出スリーブ22とプランジヤ
チツプ23とすき間からの外気の浸入が可及的遮
断される。また溶湯の射出前にキヤビテイ14内
へ溶湯が差し込むことがない。
このようにしてキヤビテイ14内等を真空状態
にしたのち、射出動作に移り、ガス抜きを行ない
ながらプランジヤチツプ23を前進させると、射
出スリーブ22内の溶湯87が固定スリーブ17
とくびれ部15とを経てキヤビテイ14内へ射出
される。プランジヤチツプ23の前進とともに凝
固層9がプランジヤチツプ23に押されて上昇
し、凝固層9の上端がくびれ部15手前の平面1
1c,12cに当接するが、環状溝11a,12
a,23bからエアが吸引されていることによ
り、外気が侵入せず、凝固層9の円筒部には射出
スリーブ2の内周面から離れることなくこれに密
着しながらプランジヤチツプ23とともに上昇し
てその先端がくびれ部15手前の平面11c,1
2cに当接する。そして、プランジヤチツプ23
がさらに上昇することにより、凝固層9はプラン
ジヤチツプ23の端面と金型11,12の平面1
1c,12cとの間で押しつぶされるので、凝固
層9が折れるが、キヤビテイ14内を上方から真
空引きしても、上記のように射出スリーブ部から
エアが入り込むことがないので、溶湯中にエアが
入り込まず、かつ溶湯の流れにも乱れない。キヤ
ビテイ14内に溶湯87が充満すると、この溶湯
87がガス抜き溝41内を上昇してガスとともに
弁体56aの下面に当接する。このとき、弁体5
6aに加わる衝撃は、溶湯87の質量ガスの質量
と比べてきわめて大きく慣性が大であるため、ガ
ス弁体56aに与える衝撃よりも大きく、弁体5
6aはボール57で圧縮コイルばね58を圧縮さ
せながら上昇して弁体56aが弁座49を閉塞す
る。したつて溶湯87が弁座49からの流出を遮
断されてガス抜き道40およびガス抜き溝41内
でガスと混り、飛沫状となつて不連続に弁体56
aに当る場合でも、いつたん溶湯87で押上げら
れた弁体56aは引張りばね52で上方へ引張ら
れているので上方位置が維持され弁体56aによ
る排気通路の閉鎖が確実に行なわれる。
弁体56aが閉じた状態で所定時間加圧冷却し
たのち可動金型12を開き、ガス抜き装置42の
シリンダ44でスプール46を上昇させて可動金
型12と係合を解き、キヤビテイ14内から製品
を取り出す。
なお、スプール46の上昇に際しては弁体56
aと凝固金属との分離抵抗によりスプール46の
みが上昇して弁棒56が遅れて上昇するので、こ
の結果、弁棒56の溝56bから外れていたボー
ル57が再び溝56bと係合し次回の鋳込準備が
完了することになる。また、スプール46の上昇
限においては、復帰杆51がストツパ59に当接
して弁棒56を押し下げるので、弁体56aが確
実に開き、次回の鋳込準備が整えられる。
なお、因みに通常のアルミニウム製品は40〜60
c.c./100gAlのガスを含有するが、ガス抜き装置
42を用いると5〜10c.c./100gAlとなり、耐圧
性が100〜150Kg/cm2の良質製品が得られる。一般
にガス含有量が5c.c./100gAl未満になると熱処
理が可能となり、1c.c./100gAlになると溶接が
可能となるが、キヤビテイ14内を真空引きする
とともに、射出スリーブ部からも真空引きする
と、熱処理、溶接とも可能な射出製品が得られ
る。また、新材料だけでなく、リターン材を用い
てもこれが可能になる。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように、本発明よれ
ばダイカストマシンの竪型射出装置において、射
出スリーブ内に溶湯が供給されている状態で金型
キヤビテイ内のガスを吸引する真空吸引装置を設
けるとともに、挿入された射出スリーブと射出孔
部との嵌合面およびプランジヤチツプの周面に、
真空吸引装置に接続された環状溝を設けて、金型
キヤビテイ内のガス抜きを行なうとともに、射出
スリーブ部の内外からも真空吸引するようにした
ので、ガス抜きが促進されて良質の製品が得られ
るとともに、プランジヤチツプの溶湯接触端面側
に溶湯の凝固層が発生してプランジヤの上昇によ
り押上げられても、射出孔部と射出スリーブとの
間ならびに射出スリーブとプランジヤチツプとの
間からエアが外部へ吸引されてここから外気が侵
入することがないので、鋳込製品に巣やピンホー
ルが発生せず、鋳膚も良好となつて鋳込製品の品
質が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明に係るダイカスト
マシンの竪型射出装置の実施例を示し、第1図は
その概要構成図と空気圧配管図、第2図は射出ス
リーブとプランジヤの拡大断面図、第3図は第2
図のA−A断面図、第4図は第2図のB−B断面
図、第5図は第2図のC−C断面図、第6図は金
型ガス抜き装置の縦断面図、第7図は第6図のD
−D断面図、第8図は従来における射出装置の射
出スリーブ挿入部の断面図である。 11……固定金型、11a,12a……環状
溝、11b……エア通路、12……可動金型、1
4……キヤビテイ、16……射出孔部、18……
射出シリンダ、22……射出スリーブ、23b…
…環状溝、42……金型ガス抜き装置、62……
真空ポンプ、66……真空タンク、67……補助
真空タンク、70,71……電磁弁、74……電
磁弁、75……配管、87……溶湯。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金型11,12下端部の射出孔部16に射出
    シリンダ18側の射出スリーブ22を挿抜自在に
    設け、射出スリーブ22内の溶湯87を金型キヤ
    ビテイ14内へ射出するダイカストマシンの竪型
    射出装置において、前記射出スリーブ22内の溶
    湯87が供給されている状態で前記金型キヤビテ
    イ14内のガスを吸引排出する真空吸引装置を備
    えるとともに、前記挿入された射出スリーブ22
    と射出孔部16との嵌合面およびプランジヤチツ
    プ23の周面に、前記真空吸引装置に接続された
    環状溝11a,12a,23bをそれぞれ形成し
    たことを特徴とするダイカストマシンの竪型射出
    装置。
JP7079085A 1985-02-20 1985-04-05 ダイカストマシンの竪型射出装置 Granted JPS61229456A (ja)

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CA000502296A CA1265312A (en) 1985-02-20 1986-02-20 Vertical injection apparatus for die casting machine
DE3605529A DE3605529C3 (de) 1985-02-20 1986-02-20 Druckgießverfahren und Druckgießmaschine
US07/081,345 US4779664A (en) 1985-02-20 1987-08-04 Vertical injection apparatus for die casting machine
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