JPH0242023Y2 - - Google Patents

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JPH0242023Y2
JPH0242023Y2 JP1089584U JP1089584U JPH0242023Y2 JP H0242023 Y2 JPH0242023 Y2 JP H0242023Y2 JP 1089584 U JP1089584 U JP 1089584U JP 1089584 U JP1089584 U JP 1089584U JP H0242023 Y2 JPH0242023 Y2 JP H0242023Y2
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holes
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空中に架線された配電線等の架空
電線の交差部を相互に固定する架空電線交差部固
定具に関するものである。
従来、電柱を設けることができない場所、例え
ば、車両の円滑な運行と安全確保のための規制に
よつて電柱を設けることが禁じられている道路の
交差点のような場所において、その上方で架空配
電線を交差させて配電線の接続を行なうような場
合には、電線固定具を使用してそれぞれの配電線
を交差部で固定するようにしている。
第1図〜第4図は、従来の架空電線交差部固定
具を使用して交差している配電線の接続を行つた
例を示すもので、道路の交差点1から適当距離離
れて設けられた電柱2a,2bに支持されるとと
もに交差点1の上方で互いに交差する配電線3
a,3bは、互いの交差部が架空電線交差部固定
具4で固定されるとともにその付近が接続線5に
よつて電気的に接続されており、配電線3a,3
bと接続線5との接続部6について補足的に説明
すれば、それぞれの電線の導体は分岐用スリーブ
6aによつて接続された上に絶縁カバー6bが被
せられ、また接続部6に至る配電線3a,3bと
接続線5の両端部はバインド線6cによつて緊縛
されている。
ところで、前記2本の配電線3a,3bの交差
部を固定する従来の架空電線交差部固定具4は、
第3図および第4図に示すように、重ねられた3
枚の円盤4a,4b,4cを、それぞれ円盤4
a,4b,4cを貫通する2本のボルト4dとこ
のボルト4dに螺合するナツト4eとで締めつけ
て、互いに隣り合う円盤の間に挾んだそれぞれの
配電線3a,3bの連結固定を行なうもので、そ
れぞれの円盤4a,4b,4cには、ボルト4d
を貫通させるための貫通孔4fを2個ずつ設ける
ようにしていた。
しかし、このような構造の架空電線交差部固定
具4では、一度ボルト4dを抜いてそれぞれの円
盤4a,4b,4cを分離してからでないと配電
線3a,3bを挾み込むことが出来ないという欠
点があつた。
この欠点は、配電線の接続作業が高所で行われ
るために著しく作業能率を低下させるとともに、
作業者が部品を落下させるような事故を引き起こ
す原因となる。
この考案は、前記事情を考慮してなされたもの
で、部品を個々に分離させなくても、配電線を挾
み込んで固定することができる新規な架空電線交
差部固定具を提供することを目的とするものであ
る。
以下、この考案を第5図〜第17図に示す一実
施例に基づいて説明する。
この考案に係わる架空電線交差部固定具は、下
方から順次積み重ねられる下部板材10、中間部
板材11、および上部板材12と、これらの板材
10,11,12を貫通する2本のボルト13
と、このボルト13に螺合するナツト14とを備
えており、前記板材10,11,12をボルト1
3およびナツト14で締め付けることによつて、
下部板材10と中間部板材11との間に挾んだ配
電線15と、中間部板材11と上部板材12との
間に挾んだ配電線16との固定(連結)を行なう
点に関しては、従来のものと同様であるが、前記
ボルト13を貫通させるためにそれぞれの板材1
0,11,12に形成されるボルト貫通用孔の形
状を工夫することによつて、配電線15,16の
固定を行なう際に、ボルト13とナツト14の螺
合を外して、ボルト13をそれぞれの板材10,
11,12から抜き出さないでも配電線15,1
6をそれぞれの板材10,11,12の間に挾み
込めるようにした点が従来のものと大きく異なつ
ている。
前記材板10,11,12は、それぞれたとえ
ばアルミニウム又はアルミニウム合金によつてほ
ぼ同形の円板状に形成されている。
以下、個々の板材について構成を説明する。
前記下部板材10は、第7図および第8図に示
すように、その上面10a側に配電線15を位置
決めするための溝10bが、上面の中心(円形の
中心)10cを通りかつ直径方向に伸びて形成さ
れるとともに、ボルト13を貫通させるためのボ
ルト用貫通孔17,18が、前記溝10bを挾み
かつ上面の中心10cを通る直線上で上面の中心
10cから等距離離れて形成されている。前記ボ
ルト用貫通孔17,18は、上面の中心10cか
ら半径方向に伸びる長孔形に形成されるととも
に、下面側に開口する部分が長孔に外接する四角
形状に座ぐられている。これらの長孔および四角
形の幅は、ボルト13のねじ部13aの基端に角
柱状に形成された回り止め用の座の対面間の幅よ
りも若干大きく形成されていて、ボルト用貫通孔
17,18に挿入されたボルト13にナツト14
を嵌める際にボルト13の回転を防止する。
前記中間板材11は、第9図および第10図に
示すように、互いに重ね合わされた下側中間部板
材11aと上側中間部板材11bとから構成さ
れ、両板材11a,11bは、それぞれの中心部
がリベツト等の連結具19を介して互に回転可能
に連結されている。
前記下側中間部板材11aは、第11図および
第12図に示すように、前記下部板材10に形成
された一方のボルト用貫通孔17に対応する位置
に、ボルト13のねじ部13aが挿通されるボル
ト挿通孔20が設けられ、また他方のボルト用貫
通孔18に対応する位置に、ボルト13を挿通さ
せるボルト挿通用切欠部21が、前記ボルト挿通
孔20と対向する側の外周部に開口部21aを有
して形成され、さらに板材11aの下面22側に
は前記下部板材10に形成された孔10bに対応
して配電線15を位置決めするための孔23が形
成されている。
前記上側中間部板材11bは、第13図および
第14図に示すように、その上面24側に、配電
線16を位置決めするための溝25が上面24の
中心26を通るとともに直径方向に伸びて形成さ
れ、さらにこの溝25を挾んで一方の側には、前
記下側中間部板材11aのボルト挿通孔20に挿
通されたボルト13のねじ部13aを挿通させる
ボルト挿通孔27が、形成され、また、他方の側
には、前記ボルト挿通用切欠部21に挿通された
ねじ部13aを挿通させるボルト挿通用切欠部2
8が形成されている。前記ボルト挿通孔27は、
円弧形をした長孔状に形成されるとともに、上面
24の中心26からの離間距離が、前記下側中間
部板材11aの中心29からボルト挿通孔20ま
での距離に合わせられており、さらにこのボルト
挿通孔27の半径方向の幅寸法は、前記ボルト挿
通孔20の直径にほぼ等しくされている。一方、
前記ボルト挿通用切欠部28は、前記下側中間部
板材11aに重ねられた際に前記ボルト挿通用切
欠部21を含むように円弧状に切り欠かれたもの
で、中心26から円弧状の縁部28aまでの離間
距離は、中心26から前記ボルト挿通孔27の内
縁27aまでの距離に一致している。
前記上部板材12は、第15図に、示すよう
に、その下面12aに配電線16を位置決めする
ための溝30が、下面12aの中心12bを通り
かつ直径方向に伸びて形成されるとともに、この
溝30を挾んで一方の側には、前記下側中間部板
材11aのボルト挿通孔20に挿通されたボルト
13のねじ部13aを挿通させるボルト挿通孔3
1が形成され、また他方の側には、前記ボルト挿
通用切欠部21に挿通されたねじ部13aを挿通
させるボルト挿通用切欠部32が形成されてい
る。前記ボルト挿通孔31は、前記溝30の位置
と前記上側中間部板材11bの溝25とを整合し
て上部板材12を上側中間部板材11bの上に重
ねた際に、上側中間部板材11bのボルト挿通孔
27に整合するようにボルト挿通孔27と同寸法
の円弧形をした長孔状に形成されている。また、
前記ボルト挿通用切欠部32は、下面12aの中
心12bに対して前記ボルト挿通孔31と対称形
に形成された円弧状溝部32aと、この円弧状溝
部32aの上端(第15図において上端)側から
中心12bに対して半径方向外側にのびて板材1
2の外周に開口した開口部32bとからなる。こ
の開口部32bの幅寸法(板材12の半径方向に
直交する方向の寸法)は、前記下側中間部板材1
1aの開口部21aに合わされて、ボルト13の
ねじ部13aの径よりも若干大きくされている。
また、前記ボルト13は、組立て後に誤つてナ
ツト14を外すことを防止するために、それぞれ
の板材10,11,12を貫通してナツト14を
嵌めた後で、ねじ部13aの先端にねじ山をつぶ
した抜け止め部13bが形成される。
以下、前述のように構成された架空電線交差部
固定具を用いて、2本の架空配電線15,16の
交差部を固定する作業について説明する。
まず、あらかじめ第5図および第6図のように
組立てられているもののナツト14をゆるめ、第
5図の矢印イで示すように、上部板材12を第5
図で反時計方向に回して、上部板材12のボルト
挿通用切欠部32の開口部32bをボルト13の
位置に一致させる。次いで第16図に示すよう
に、ボルト13をそれぞれの板材10,11,1
2の半径方向外側に傾斜させて、ボルト13のね
じ部13aを中間部板材11および上部板材12
のボルト挿通用切欠部21,28,32から外
し、次いで第16図に矢印ロで示すように上部板
材12と中間部板材11とを回動させて、下部板
材10の溝10bを配電線15の下側に当接す
る。次いで第17図に示すように、中間部板材1
1だけを元の位置にもどす。このとき、下側中間
部板材11aは、ボルト挿通用切欠部21の位置
をボルト13の位置に合わせれば、自然に溝23
が配電線15の上側に整合される。上側中間部板
材11bは、その溝25の向きが配電線16の向
きに一致するようにボルト挿通孔27によつて位
置調整する。次いで上部板材12を第17図に矢
印ハで示すように回動させ、上部板材12のボル
ト挿通用切欠部32の開口部32bをボルト13
の位置に合わせる。次いでボルト13を起して、
上部板材12および中間部板材11のボルト挿通
用切欠部21,28,32にボルト13のねじ部
13aを嵌め込み、次いで上部板材12の溝30
の向きが配電線16の向きに一致するように上部
板材12を回動させたのち、それぞれのナツト1
4を締めて、それぞれの配電線15,16の交差
部を固定して完了する。
なお、前述の実施例においては、中間部板材1
1を、互いに回転可能に連結された下側中間部板
材11aと上側中間部板材11bとで構成してい
るが、これらの両板材11a,11bは、特に連
結しておく必要はなく、また上側中間部板材11
bと上部板材12とに形成するボルト挿通孔2
7,31およびボルト挿通用切欠部28,32の
形状を円弧状にすることによつて、固定すべき両
配電線の交差する角度が異なるような場合であつ
ても対応しうるように配慮しているが、あらかじ
め両配電線のなす角度が決まつている場合には、
それぞれの板材10,11,12に形成する溝の
角度をそれに合わせておくことによつて、上側中
間部板材11bを省くとともに、上部板材12の
ボルト挿通孔31およびボルト挿通用切欠部32
の形状を下側中間部板材11aと同形状のものに
することができる。
また、前述の実施例においては、配電線の位置
決めを行うための溝を、配電線を挾み込む両側の
板材にそれぞれ設けるようにしているが、どちら
か一方の板材にのみ設けるようにしてもよい。
さらに、前述の実施例においては、下部板材1
0に設けたボルト貫通孔17,18を、それぞれ
長孔状に形成しているが、一方のボルト貫通孔の
形状は、ボルト13のねじ部13aより若干径の
大きな丸形にしてもよい。このとき、丸形にされ
たボルト貫通孔を前述の中間部板材11および上
部板材12に形成されたボルト貫通用切欠部側に
位置させて組み立ててもよく、このような場合に
は、ボルト13を傾斜させることによつて中間部
板材11および上部板材12をボルト13のねじ
部とともに移動させて、それぞれの板材に形成さ
れたボルト貫通用切欠部からねじ部13aを外
す。
以上説明したように、この考案の架空電線交差
部固定具は、順次重ねられた下部板材、中間部板
材、上部板材を締め付けるボルトのねじ部を貫通
させるために、下部板材には2個のボルト貫通孔
を設けるとともにすくなくとも一方のボルト貫通
孔は長孔状にし、また中間部板材および上部板材
には、前記下部板材に形成されたそれぞれのボル
ト貫通孔の位置に対応して、ボルトのねじ部を挿
通させるボルト貫通孔と、長孔状に形成された前
記ボルト貫通孔の長手方向側にボルトのねじ部よ
りも大きな径の開口部を有するボルト挿通用切欠
部とを形成したから、ボルトに螺合しているナツ
トをゆるめ、長孔状のボルト貫通孔に挿入されて
いるボルトを傾斜させることによつて、一方のボ
ルトを中間部板材および上部板材のボルト挿通用
切欠部から外して、それぞれの板材の間に配電線
を挾み込むことができる。したがつて従来の電線
固定具のように、一度それぞれの板材からボルト
を抜きとつて部品をばらばらに分離させたもの
を、高所で組み立てながら作業するようなことが
なくなり、作業能率を著しく向上させることがで
き、また、配電線の固定作業時に部品を落下させ
るなどの事故を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、従来の電線固定具を使用し
て、道路の交差点上で交差している配電線を固定
した例を示すもので、第1図は交差点の平面図、
第2図は第1図の要部の斜視図、第3図および第
4図は従来の電線固定具の構成説明図、第5図〜
第15図は本考案の一実施例を示すもので、第5
図は組立てた状態の平面図、第6図は、同正面
図、第7図、第9図、第11図、第13図、およ
び第15図はそれぞれ構成部品の平面図、第8図
は第7図を矢印方向から見た矢視図、第10図
は第9図を矢印X方向から見た矢視図、第12図
は第11図のXII−XII線に沿う断面図、第14図は
第13図の−線に沿う断面図であり、第
16図および第17図はそれぞれ本考案の一実施
例の作用説明図である。 10……下部板材、10b……溝、11……中
間部板材、12……上部板材、13……ボルト、
14……ナツト、15,16……配電線、16,
18……ボルト用貫通孔、20……ボルト貫通
孔、21……ボルト貫通用切欠部、21a……開
口部、23……溝、25……溝、27……ボルト
挿通孔、28……ボルト挿通用切欠部、30……
溝、31……ボルト挿通孔、32……ボルト挿通
用切欠部、32a……円弧状溝部、32b……開
口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに重ね合わせた円板状の下部板材10、中
    間部板材11、および上部板材12の間に相互に
    交差する架空電線を挟んで固定する架空電線の交
    差部固定具において、 前記下部板材10に、ボルト13を挿通させる
    2個のボルト貫通孔17,18が設けられ、か
    つ、前記少なくとも一方のボルト貫通孔が板材1
    0の中心から半径方向に延びる長尺状とされ、ま
    た、前記中間部板材11および上部板材12に
    は、前記下部板材10に形成された各ボルト貫通
    孔17,18に対応する位置に、それぞれボルト
    貫通孔20,31と、各板材の外周部に開口する
    開口部21a,32bを有するボルト挿通用切欠
    部21,32とが設けられ、 前記下部板材10と中間部板材11との少なく
    とも一方、および前記中間部板材11と上部板材
    12との少なくとも一方には、これら下部板材1
    0と中間部板材11との間、中間部板材11と上
    部板材12との間にそれぞれ挟んだ架空電線を位
    置決めするための溝10b,23,25,30が
    設けられていることを特徴とする架空電線交差部
    固定具。
JP1089584U 1984-01-28 1984-01-28 架空電線交差部固定具 Granted JPS60124222U (ja)

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JPS60124222U JPS60124222U (ja) 1985-08-21
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