JPH0242041B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242041B2 JPH0242041B2 JP57210799A JP21079982A JPH0242041B2 JP H0242041 B2 JPH0242041 B2 JP H0242041B2 JP 57210799 A JP57210799 A JP 57210799A JP 21079982 A JP21079982 A JP 21079982A JP H0242041 B2 JPH0242041 B2 JP H0242041B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- resin liquid
- filler
- sheet
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は樹木の成長過程において、樹幹や大枝
部分に発生した瘤や腫脹と呼ばれる異常細胞組識
の杢を利用してなる強化化粧板の製造方法に関す
るものである。
部分に発生した瘤や腫脹と呼ばれる異常細胞組識
の杢を利用してなる強化化粧板の製造方法に関す
るものである。
ニレ材やカリン材等の樹木で、その樹幹や大枝
に生じた異常細胞が発達したものに、繊維方向が
複雑に入り組んだ瘤や腫脹があり、これを切削す
ると、通常の木材単板とは異なつて杢が複雑に入
り組んで現われ、極めて雅趣に富んだ外観を呈す
る。
に生じた異常細胞が発達したものに、繊維方向が
複雑に入り組んだ瘤や腫脹があり、これを切削す
ると、通常の木材単板とは異なつて杢が複雑に入
り組んで現われ、極めて雅趣に富んだ外観を呈す
る。
従つて、従来からこのような瘤杢を工芸品等に
一部利用されているが、薄板に切削すると、瘤杢
の繊維方向が板面に対して直角或いは直交に近い
状態に入り組んでしままうために極めて欠け易く
なつて強度的に脆いという性質があり、建築用材
等においては殆んど利用できないものであつた。
一部利用されているが、薄板に切削すると、瘤杢
の繊維方向が板面に対して直角或いは直交に近い
状態に入り組んでしままうために極めて欠け易く
なつて強度的に脆いという性質があり、建築用材
等においては殆んど利用できないものであつた。
このため、瘤杢の薄板表面に樹脂塗料を塗布す
ることにより繊維間を塗料で充填して強化するこ
とも考えられるが、瘤杢薄板には多数の節穴や亀
裂が発生してあり、このような空隙を塗料によつ
て完全に充填して強化することは困難であるばか
りでなく、塗装仕上げだけでは、湿度の変化等に
より材が膨脹、収縮して亀裂が発生し、その部分
に塵埃が溜つて汚損するという欠点がある。又、
塗装による場合、塗料の収縮斑が多く、平滑な鏡
面の塗面を形成するには多数回、重ね塗りを施す
必要があり、手間がかかるという問題があつた。
ることにより繊維間を塗料で充填して強化するこ
とも考えられるが、瘤杢薄板には多数の節穴や亀
裂が発生してあり、このような空隙を塗料によつ
て完全に充填して強化することは困難であるばか
りでなく、塗装仕上げだけでは、湿度の変化等に
より材が膨脹、収縮して亀裂が発生し、その部分
に塵埃が溜つて汚損するという欠点がある。又、
塗装による場合、塗料の収縮斑が多く、平滑な鏡
面の塗面を形成するには多数回、重ね塗りを施す
必要があり、手間がかかるという問題があつた。
本発明はこのような問題点をなくするために、
瘤杢単板の少なくとも片面に、予め樹脂液の浸透
性良好なシート状物を貼着しておき、更に、これ
の隙間部分(穴部分)に樹脂液が浸潤可能な充填
剤を充填し、ついで瘤杢単板及びシート状物並び
に充填剤に合成樹脂液を注入したのち加熱圧縮し
てシート状物中の樹脂液の一部を瘤杢単板の節穴
や割れ等の空隙部分に充填した充填剤内にまで浸
出させて充填し、該空隙部分内の充填剤を含む単
板及びシート状物中の樹脂液全体を硬化させるこ
とにより単板及びシート状物及び充填剤を一体化
して強度的に優れた瘤杢単板からなる化粧板を得
ることができる強化化粧板の製造方法を提供する
ものである。
瘤杢単板の少なくとも片面に、予め樹脂液の浸透
性良好なシート状物を貼着しておき、更に、これ
の隙間部分(穴部分)に樹脂液が浸潤可能な充填
剤を充填し、ついで瘤杢単板及びシート状物並び
に充填剤に合成樹脂液を注入したのち加熱圧縮し
てシート状物中の樹脂液の一部を瘤杢単板の節穴
や割れ等の空隙部分に充填した充填剤内にまで浸
出させて充填し、該空隙部分内の充填剤を含む単
板及びシート状物中の樹脂液全体を硬化させるこ
とにより単板及びシート状物及び充填剤を一体化
して強度的に優れた瘤杢単板からなる化粧板を得
ることができる強化化粧板の製造方法を提供する
ものである。
本発明方法を更に詳しく説明すると、ニレ、カ
リン、ウオールナツト等の樹木に生じた溜或いは
腫脹と呼ばれる異常細胞組織部分を切削して適宜
厚さのスライス単板、ロータリー単板、ソード単
板等の瘤杢単板1を得る。
リン、ウオールナツト等の樹木に生じた溜或いは
腫脹と呼ばれる異常細胞組織部分を切削して適宜
厚さのスライス単板、ロータリー単板、ソード単
板等の瘤杢単板1を得る。
この瘤杢単板1は、木材繊維の走行方向が全く
不規則であるためにその板面に対して直交或いは
直交に近い状態で瘤杢の繊維方向が入り組んであ
り、その上、樹皮が内部まで入り込んだ入皮部分
の抜けや節穴による空隙部分2が多く存在してお
り、又、切削時や乾燥時における外力や収縮力に
よつて入皮等の弱点部分での割れ、さらには前記
ランダムな繊維方向のために細胞収縮差のムラ等
による薄板内部での亀裂などによる隙間部分2′
が多数発生しているものである。
不規則であるためにその板面に対して直交或いは
直交に近い状態で瘤杢の繊維方向が入り組んであ
り、その上、樹皮が内部まで入り込んだ入皮部分
の抜けや節穴による空隙部分2が多く存在してお
り、又、切削時や乾燥時における外力や収縮力に
よつて入皮等の弱点部分での割れ、さらには前記
ランダムな繊維方向のために細胞収縮差のムラ等
による薄板内部での亀裂などによる隙間部分2′
が多数発生しているものである。
次に、この瘤杢単板1の片面全面もしくは片面
の一部分に合成樹脂液の浸透性を有するシート状
物3を貼着して上記隙間部分を被覆し、化粧板主
体Aを形成する。
の一部分に合成樹脂液の浸透性を有するシート状
物3を貼着して上記隙間部分を被覆し、化粧板主
体Aを形成する。
樹脂浸透性を有するシート状物3としては、不
織布や紙等の繊維状物、或いは多孔質のシート状
物又は木材単板を使用することができる。
織布や紙等の繊維状物、或いは多孔質のシート状
物又は木材単板を使用することができる。
こうして得られた化粧板主体Aに樹脂注入を行
う前に、瘤杢単板1の節穴などの空隙部分2′や
隙間部分2のうち、特に大きな空隙部には樹脂液
が浸潤可能な充填剤4を充填しておく。
う前に、瘤杢単板1の節穴などの空隙部分2′や
隙間部分2のうち、特に大きな空隙部には樹脂液
が浸潤可能な充填剤4を充填しておく。
このような充填剤4としては、木粉、クルミ
粉、ヤシ粉、小麦粉等の有機質充填剤や炭酸カル
シウム、クレー、酸化チタン、水酸化アルミニウ
ム、パーライト等の無機質充填剤があり、これ等
の充填剤に結合剤として膠や澱粉、カゼイン等の
水溶液、或いはアクリル樹脂、尿素樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、エポキシ樹脂等の合成樹脂を適量添加
すると共に染料、顔料よりなる着色剤を添加して
混練したものが使用される。
粉、ヤシ粉、小麦粉等の有機質充填剤や炭酸カル
シウム、クレー、酸化チタン、水酸化アルミニウ
ム、パーライト等の無機質充填剤があり、これ等
の充填剤に結合剤として膠や澱粉、カゼイン等の
水溶液、或いはアクリル樹脂、尿素樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、エポキシ樹脂等の合成樹脂を適量添加
すると共に染料、顔料よりなる着色剤を添加して
混練したものが使用される。
上記充填材4は瘤杢単板1の空隙部分を覆つて
貼着したシート状物3によつて空隙部分の内部に
保持されるため取扱時や注入時においても空隙部
分2から抜け落ちることがない。
貼着したシート状物3によつて空隙部分の内部に
保持されるため取扱時や注入時においても空隙部
分2から抜け落ちることがない。
次いで、この化粧板主体Aに合成樹脂液を、加
圧注入、減圧注入、或いは減圧加圧注入、又は含
浸等の方法によつて注入する。
圧注入、減圧注入、或いは減圧加圧注入、又は含
浸等の方法によつて注入する。
注入する合成樹脂液としては、縮合型合成樹脂
液、附加重合型合成樹脂液或いは熱可塑性、熱硬
化性のいずれであつてもよい。
液、附加重合型合成樹脂液或いは熱可塑性、熱硬
化性のいずれであつてもよい。
なお、このような合成樹脂液に適宜の溶剤、可
塑剤、硬化剤、顔料、染料等の着色剤、その他の
添加物を混入してもよい。
塑剤、硬化剤、顔料、染料等の着色剤、その他の
添加物を混入してもよい。
化粧板主体Aに合成樹脂液を注入すると、樹脂
液はシート状物3の内部にまで多量に浸入して該
シート状物3全体に樹脂液が充分含浸すると共に
瘤杢単板1内および充填剤4にも全体に注入され
る。なお、この状態では、瘤杢単板1の節穴等の
大きな隙間部分には樹脂液が付着しているのみで
充満されていないものである。
液はシート状物3の内部にまで多量に浸入して該
シート状物3全体に樹脂液が充分含浸すると共に
瘤杢単板1内および充填剤4にも全体に注入され
る。なお、この状態では、瘤杢単板1の節穴等の
大きな隙間部分には樹脂液が付着しているのみで
充満されていないものである。
こうして合成樹脂液を注入した化粧板主体Aを
ホツトプレス等の適宜な手段によつて加圧状態下
で加熱すると、シート状物3内の樹脂液の一部が
瘤杢単板1に浸入し、該瘤杢単板1の節穴や割れ
或いは亀裂等の空隙、隙間部分2,2′内と、充
填剤4内部や充填剤4の隙間2,2′等を該浸出
液で充填させる。
ホツトプレス等の適宜な手段によつて加圧状態下
で加熱すると、シート状物3内の樹脂液の一部が
瘤杢単板1に浸入し、該瘤杢単板1の節穴や割れ
或いは亀裂等の空隙、隙間部分2,2′内と、充
填剤4内部や充填剤4の隙間2,2′等を該浸出
液で充填させる。
このように圧締めによつて瘤杢単板1及び充填
剤4にまで合成樹脂液が充填された状態で、加熱
により合成樹脂液を硬化させ、その硬化によつて
瘤杢単板1とシート状物3とが強固に一体化した
強化化粧板が得られるものである。
剤4にまで合成樹脂液が充填された状態で、加熱
により合成樹脂液を硬化させ、その硬化によつて
瘤杢単板1とシート状物3とが強固に一体化した
強化化粧板が得られるものである。
なお、上記シート状物3は樹脂液の硬化後、瘤
杢単板に固着したまゝで取扱つてもよいが、台板
等に接着して用いる場合には樹脂硬化後に除去し
てもよいものである。
杢単板に固着したまゝで取扱つてもよいが、台板
等に接着して用いる場合には樹脂硬化後に除去し
てもよいものである。
次に本発明の具体的な実施例を示す。
実施例 1
ニレ材の樹幹に生じた瘤部分を切削して厚さ1
mmのニレ材の瘤杢単板を得、これをギロチンで30
cm×30cmの単板にカツトした。この単板には多数
の節穴や割れ、亀裂等の隙間部分があつた。
mmのニレ材の瘤杢単板を得、これをギロチンで30
cm×30cmの単板にカツトした。この単板には多数
の節穴や割れ、亀裂等の隙間部分があつた。
次にこの瘤杢単板の裏面全面に紙を貼着したの
ち、表面側から節穴や割れ等の隙間部分に、適宜
の着色剤を添加している炭酸カルシウムを酢酸ビ
ニルで練り合わせてなる充填剤を埋め込み、しか
るのち、減圧釜に入れて10mmHgまで排気を行い、
この状態で30分間放置した。
ち、表面側から節穴や割れ等の隙間部分に、適宜
の着色剤を添加している炭酸カルシウムを酢酸ビ
ニルで練り合わせてなる充填剤を埋め込み、しか
るのち、減圧釜に入れて10mmHgまで排気を行い、
この状態で30分間放置した。
次いで、該減圧釜に、不飽和ポリエステル樹脂
に重量比で40%のスチレンモノマーと硬化剤とし
てBPOを1%添加してなる合成樹脂液を入れた
のち、30分間静置した。
に重量比で40%のスチレンモノマーと硬化剤とし
てBPOを1%添加してなる合成樹脂液を入れた
のち、30分間静置した。
こうして樹脂注入処理された瘤杢単板を減圧釜
から取り出し、ホツトプレスによつて135℃、3
Kg/cm2で10分間、加熱圧締することにより裏貼紙
に含浸している樹脂液を浸出させて瘤杢単板の充
填剤内部及び隙間部分に充填させた状態にして樹
脂液を硬化させた。
から取り出し、ホツトプレスによつて135℃、3
Kg/cm2で10分間、加熱圧締することにより裏貼紙
に含浸している樹脂液を浸出させて瘤杢単板の充
填剤内部及び隙間部分に充填させた状態にして樹
脂液を硬化させた。
このようにして得られた合成樹脂注入処理瘤杢
単板は、節穴や割れ等の隙間部分が合成樹脂の充
填によつて強固に補強された美麗な瘤杢を呈して
いると共に、シート状物が一体に固着されたきわ
めて強靭なものであつた。
単板は、節穴や割れ等の隙間部分が合成樹脂の充
填によつて強固に補強された美麗な瘤杢を呈して
いると共に、シート状物が一体に固着されたきわ
めて強靭なものであつた。
実施例 2
実施例1で用いたニレ材の瘤杢単板を30cm×30
cmのサイズにカツトして、その節穴及び入皮の抜
け落ちによる空隙部分の密集している部分に、該
空隙部分を覆うように不織布を部分的に貼着し、
不織布貼着面の反対側から上記空隙部分に実施例
1と同じ充填剤を埋め込み、しかるのち、減圧釜
に入れて実施例1と同一条件下で合成樹脂液を注
入処理した。
cmのサイズにカツトして、その節穴及び入皮の抜
け落ちによる空隙部分の密集している部分に、該
空隙部分を覆うように不織布を部分的に貼着し、
不織布貼着面の反対側から上記空隙部分に実施例
1と同じ充填剤を埋め込み、しかるのち、減圧釜
に入れて実施例1と同一条件下で合成樹脂液を注
入処理した。
こうして注入処理した瘤杢単板を減圧釜から取
り出し、不織布貼着面を上面にして合板台板上に
尿素接着剤を介して載置し、ホツトプレスの熱盤
間で135℃、3Kg/cm2で10分間加熱圧締すること
により、不織布に含浸している樹脂液を瘤杢単板
の節穴等の充填剤内部及び隙間部分に充填させた
状態にして樹脂液の硬化と台板と瘤杢単板の接着
を同時に行つた。
り出し、不織布貼着面を上面にして合板台板上に
尿素接着剤を介して載置し、ホツトプレスの熱盤
間で135℃、3Kg/cm2で10分間加熱圧締すること
により、不織布に含浸している樹脂液を瘤杢単板
の節穴等の充填剤内部及び隙間部分に充填させた
状態にして樹脂液の硬化と台板と瘤杢単板の接着
を同時に行つた。
次にこうして得た瘤杢単板貼り化粧材の表面に
サンダーがけを行つて瘤杢単板上面に固着してい
る不織布を研削除去し、塗装仕上げを行つた。
サンダーがけを行つて瘤杢単板上面に固着してい
る不織布を研削除去し、塗装仕上げを行つた。
こうして得られた合成樹脂注入処理瘤杢単板貼
り化粧材は節穴や入皮の抜け落ち等の隙間部分が
充填剤中の樹脂液とシート状物からの浸出合成樹
脂によつて強固に補強された美麗な瘤杢を呈する
ものであつた。
り化粧材は節穴や入皮の抜け落ち等の隙間部分が
充填剤中の樹脂液とシート状物からの浸出合成樹
脂によつて強固に補強された美麗な瘤杢を呈する
ものであつた。
なお、以上の実施例においては、瘤杢単板の片
面のみにシート状物を貼着したが、表裏両面に貼
着してもよいものである。この際、両面に貼着す
る場合には、少なくとも一方に透明性を有するシ
ート状物を使用しておけば、化粧性を損うことな
く、より強靭な瘤杢の化粧材を得ることができる
ものである。
面のみにシート状物を貼着したが、表裏両面に貼
着してもよいものである。この際、両面に貼着す
る場合には、少なくとも一方に透明性を有するシ
ート状物を使用しておけば、化粧性を損うことな
く、より強靭な瘤杢の化粧材を得ることができる
ものである。
以上のように本発明は、節穴や割れ等の多数の
隙間部分を有する瘤杢単板の片面全面もしくは一
部分に樹脂浸透性を有するシート状物を貼着して
上記隙間部分を被覆したのち、前記隙間部分に樹
脂液が浸潤可能な充填剤を充填し、ついで瘤杢単
板及びシート状物並びに充填剤に合成樹脂液を注
入し、しかるのち加圧状態で加熱して前記シート
状物中の合成樹脂液の一部を瘤杢単板の前記隙間
部分及び充填剤内部に浸出させて合成樹脂液全体
を硬化させる事を特徴とする強化化粧板の製造方
法に係るものであるから、瘤杢単板に予めシート
状物を貼着しておくので、節穴や割れ等の多数の
弱点部を有する瘤杢単板がシート状物によつて補
強されて注入処理の際の取扱い時に折損すること
がなく、又、シート状物は樹脂液浸透性良好なも
のであるから、充分な量の樹脂液を含浸すること
ができて、加熱圧締時に瘤杢単板の節穴や割れ等
の隙間部分に該樹脂液を圧入、充填させることが
でき、この状態で樹脂液が硬化して瘤杢単板とシ
ート状物及び充填剤とが樹脂を介し強固に一体化
すると共に瘤杢単板の前記隙間部分が充填剤と注
入樹脂により、完全に充満され、その結果強度的
に優れ且つ瘤杢の有する天然の美麗な外観を呈し
た化粧を得ることができるものである。
隙間部分を有する瘤杢単板の片面全面もしくは一
部分に樹脂浸透性を有するシート状物を貼着して
上記隙間部分を被覆したのち、前記隙間部分に樹
脂液が浸潤可能な充填剤を充填し、ついで瘤杢単
板及びシート状物並びに充填剤に合成樹脂液を注
入し、しかるのち加圧状態で加熱して前記シート
状物中の合成樹脂液の一部を瘤杢単板の前記隙間
部分及び充填剤内部に浸出させて合成樹脂液全体
を硬化させる事を特徴とする強化化粧板の製造方
法に係るものであるから、瘤杢単板に予めシート
状物を貼着しておくので、節穴や割れ等の多数の
弱点部を有する瘤杢単板がシート状物によつて補
強されて注入処理の際の取扱い時に折損すること
がなく、又、シート状物は樹脂液浸透性良好なも
のであるから、充分な量の樹脂液を含浸すること
ができて、加熱圧締時に瘤杢単板の節穴や割れ等
の隙間部分に該樹脂液を圧入、充填させることが
でき、この状態で樹脂液が硬化して瘤杢単板とシ
ート状物及び充填剤とが樹脂を介し強固に一体化
すると共に瘤杢単板の前記隙間部分が充填剤と注
入樹脂により、完全に充満され、その結果強度的
に優れ且つ瘤杢の有する天然の美麗な外観を呈し
た化粧を得ることができるものである。
又、化粧板全体が合成樹脂で均一な強度を有
し、床材として使用しても耐摩耗性に優れている
と共に、表面に塗装を行つても隙間部分が合成樹
脂が浸透硬化した充填剤によつて充填されている
ので塗装ムラが生じることなく美しい仕上りとな
るものである。
し、床材として使用しても耐摩耗性に優れている
と共に、表面に塗装を行つても隙間部分が合成樹
脂が浸透硬化した充填剤によつて充填されている
ので塗装ムラが生じることなく美しい仕上りとな
るものである。
又、上記隙間部分の充填剤は単板内部の注入樹
脂液及びシート状物からの浸出樹脂液の浸透硬化
によつて単板及びシート状物と一体的に固着、固
定されるため衝撃によつても隙間部分から欠落す
るおそれがなく長期間美麗な化粧面を保持出来る
と共に、瘤杢単板と同一樹脂で樹脂強化されるた
め、全体が均一な強度であり、堅ろうで摩耗する
ことがなく全体として極めて耐摩耗性に優れた化
粧面を形成する事が出来るものである。
脂液及びシート状物からの浸出樹脂液の浸透硬化
によつて単板及びシート状物と一体的に固着、固
定されるため衝撃によつても隙間部分から欠落す
るおそれがなく長期間美麗な化粧面を保持出来る
と共に、瘤杢単板と同一樹脂で樹脂強化されるた
め、全体が均一な強度であり、堅ろうで摩耗する
ことがなく全体として極めて耐摩耗性に優れた化
粧面を形成する事が出来るものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
樹脂注入前の簡理断面図、第2図は得られる化粧
板の簡略断面図、第3図はその斜視図である。 A……化粧板主体、1……瘤杢単板、2,2′
……空隙又は隙間部分、3……シート状物。
樹脂注入前の簡理断面図、第2図は得られる化粧
板の簡略断面図、第3図はその斜視図である。 A……化粧板主体、1……瘤杢単板、2,2′
……空隙又は隙間部分、3……シート状物。
Claims (1)
- 1 節穴や割れ等の多数の隙間部分を有する瘤杢
単板の片面全面もしくは一部分に樹脂浸透性を有
するシート状物を貼着して上記隙間部分を被覆し
たのち、前記隙間部分に樹脂液が浸潤可能な充填
剤を充填し、ついで瘤杢単板及びシート状物並び
に充填剤に合成樹脂液を注入し、しかるのち加圧
状態で加熱して前記シート状物中の合成樹脂液の
一部を瘤杢単板の前記隙間部分及び充填剤内部に
浸出させて合成樹脂液全体を硬化させる事を特徴
とする強化化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21079982A JPS59101312A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 強化化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21079982A JPS59101312A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 強化化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59101312A JPS59101312A (ja) | 1984-06-11 |
| JPH0242041B2 true JPH0242041B2 (ja) | 1990-09-20 |
Family
ID=16595320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21079982A Granted JPS59101312A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 強化化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59101312A (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4811356B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2011-11-09 | 積水ハウス株式会社 | 補強テープ、及び該補強テープを用いた木質部材の補強方法 |
| JP5097604B2 (ja) * | 2008-04-16 | 2012-12-12 | オリンパス株式会社 | 木材の成形方法 |
| DE102013113130B4 (de) | 2013-11-27 | 2022-01-27 | Välinge Innovation AB | Verfahren zur Herstellung einer Fußbodendiele |
| DE102013113109A1 (de) | 2013-11-27 | 2015-06-11 | Guido Schulte | Fußbodendiele |
| DE102013113125A1 (de) | 2013-11-27 | 2015-05-28 | Guido Schulte | Fußboden-, Wand- oder Deckenpaneel und Verfahren zu dessen Herstellung |
| WO2015105456A1 (en) | 2014-01-10 | 2015-07-16 | Välinge Innovation AB | A method of producing a veneered element |
| JP6567555B2 (ja) | 2014-05-12 | 2019-08-28 | ベーリンゲ、イノベイション、アクチボラグVaelinge Innovation Ab | 単板エレメントの製造方法及び単板エレメント |
| WO2016204681A1 (en) | 2015-06-16 | 2016-12-22 | Välinge Innovation AB | A method of forming a building panel or surface element and such a building panel and surface element |
| PL3448674T3 (pl) | 2016-04-25 | 2021-08-02 | Välinge Innovation AB | Element fornirowany i sposób wytwarzania takiego elementu fornirowanego |
| US10800112B2 (en) * | 2016-09-12 | 2020-10-13 | Textron Innovations, Inc. | Bonding process and system |
| PL3737560T3 (pl) | 2018-01-11 | 2026-01-19 | Välinge Innovation AB | Sposób wykonania elementu fornirowanego i element fornirowany |
| CA3085982A1 (en) | 2018-01-11 | 2019-07-18 | Valinge Innovation Ab | A method to produce a veneered element and a veneered element |
| WO2020145870A1 (en) | 2019-01-09 | 2020-07-16 | Välinge Innovation AB | A method to produce a veneer element and a veneer element |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5076208A (ja) * | 1973-11-14 | 1975-06-21 | ||
| JPS5327326A (en) * | 1976-08-27 | 1978-03-14 | Mitsubishi Electric Corp | Scanning system |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP21079982A patent/JPS59101312A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59101312A (ja) | 1984-06-11 |
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