JPH0242867B2 - - Google Patents

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JPH0242867B2
JPH0242867B2 JP55151344A JP15134480A JPH0242867B2 JP H0242867 B2 JPH0242867 B2 JP H0242867B2 JP 55151344 A JP55151344 A JP 55151344A JP 15134480 A JP15134480 A JP 15134480A JP H0242867 B2 JPH0242867 B2 JP H0242867B2
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acrylic copolymer
acrylic
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は高固形分濃度を有する塗料用樹脂組成
物に関するものであり、さらに詳細には、特定の
アクリル共重合体とアミノ樹脂またはイソシアネ
ート化合物とを主成分として含んで成る樹脂組成
物に関するものである。 近年では溶剤規制ないしは省資源に対応すべく
使用溶剤の低減を目的として、高固形分濃度の塗
料用樹脂組成物が強く求められてきている。 ところで、高固形分濃度を有する塗料用樹脂組
成物を得るには、通常、アクリル共重合体の分子
量を低くすることが必要であり、このようにする
ことにより当該共重合体の溶剤に対する希釈性が
改良されるために該共重合体溶液の粘度も一層低
減化され、その結果、塗料調製時の溶剤量の低減
化が果されて、高固形分濃度を有する塗料用樹脂
組成物が得られる。 そして、こうした低分子アクリル共重合体の製
造法としては通常、溶剤のリフラツクス温度下
に、つまり80〜120℃の温度で溶液重合せしめる
方法が採られているが、かかる方法によるときは
5000〜10000なる分子量をもつたものは比較的容
易に得られるものの、500〜3000という一層低分
子量のアクリル共重合体を得るのは極めて困難で
ある。 そして、注意を払いつつ得られた500〜3000な
る従来のアクリル共重合体はその水酸基数が少な
すぎるためにおよび硬化性が低下するため、アミ
ノ樹脂またはイソシアネート化合物との架橋反応
によつて得られる塗膜が耐溶剤性、耐汚染性およ
び耐候性などが低下したりして、実用性のある共
重合体を得ることは不可能であつた。 しかるに、本発明者らは上述した如き技術的背
景に立ち、数平均分子量が500〜3000であり、か
つ、塗装時における固形分濃度が50重量%以上で
あるアクリル共重合体を用い、しかもこの共重合
体とアミノ樹脂またはイソシアネート化合物との
架橋反応によつて得られる硬化塗膜の性能につい
て鋭意検討を進めた結果、ここに(A)溶剤およびラ
ジカル発生期を有する開始剤の存在下に、 (a−1)スチレン 10〜80重量部、 (a−2)アクリル酸エステルまたはメタクリル
酸エステル 0〜65重量部、 (a−3)水酸基含有ビニルモノマー
5〜40重量部、 (a−4)酸基含有ビニルモノマー0〜10重量部 および (a−5)2―メルカプトエタノール
3〜20重量部 より成り、かつ、これら各成分の合計が100重量
部になるように共重合せしめて得られる数平均分
子量が500〜3000で、かつ、1分子中の水酸基数
が2.3個以上であるアクリル共重合体と、(B)アミ
ノ樹脂(b−1)またはイソシアネート化合物
(b−2)とを主成分とし、前者共重合体(A)成分
と後者樹脂(b−1)成分との混合重量比が40/
60〜95/5であるか、あるいは前者共重合体(A)成
分と後者化合物(b−2)成分とにおける前者成
分中の水酸基数と後者成分中のイソシアネート基
数との比が1/0.5〜1/1.5であり、かつ、塗装
時の固形分濃度が50重量%以上である高固形分型
塗料用樹脂組成物を用いるときは、これら上記の
共重合体(A)と上記樹脂(b−1)との、あるいは
該共重合体(A)と上記化合物(b−2)との架橋反
応により得られる硬化塗膜が耐溶剤性および耐汚
染性などが著しく改良されること、さらにはこう
した低分子化に伴なう架橋反応の反応性もまた著
しく改善されることを見出して、本発明を完成さ
せるに到つた。 本発明をさらに詳述するが、まず前記アクリル
共重合体(A)は溶剤およびラジカル発生基を有する
開始剤の存在下に、前記した(a−1)、(a−
3)および(a−5)、(a−1)、(a−2)、(a
−3)および(a−5)、または(a−1)、(a
−2)、(a−3)、(a−4)および(a−5)を
それぞれ前記した量的範囲で(但し、これらの各
組み合わせにおける合計量は100重量部とする。)、
80〜120℃なる温度下に溶液重合せしめることに
より得られるものであり、リフラツクスコンデン
サーおよび撹拌機を備えた反応釜に溶剤のみを存
在させ、あるいは溶剤と単量体との混合物を存在
させ、次いでラジカル発生基を有する開始剤およ
び上記各種の組み合わせになる混合物を連続的に
供給して行く方法が採用でき、かかる方法により
安定して当該共重合体(A)を得ることができる。 このように、当該共重合体(A)は通常のラジカル
重合によつて得られるものであるが、前記2―メ
ルカプトエタノール(a―5)の連鎖移動効果に
より該共重合体(A)の分子量を500〜3000の範囲内
で任意に調整することができるし、また該共重合
体(A)の末端には2―メルカプトエタノールに基く
水酸基を必ず1個導入させることができる。 かくして、当該共重合体(A)中の水酸基価は2―
メルカプトエタノール(a−5)のほかに、水酸
基含有ビニルモノマー(a−3)によつても供給
され、したがつて該モノマー(a−3)の量を5
〜40重量部の範囲で変化させることによつても当
該水酸基価を任意に調整することができるので、
これら(a−3)および(a−5)なる両者の供
給量(供給比率)を適宜変化させることにより、
当該共重合体(A)の水酸基価と数平均分子量とを同
時に調整できる。 このことは、従来の水酸基含有アクリル共重合
体がこの種の水酸基含有ビニルモノマーのみから
のものであつて、そのために水酸基価もかかるモ
ノマーだけにより制御されたものであるのに対
し、本発明組成物を構成する当該共重合体(A)の場
合には、かかる水酸基含有ビニルモノマーに加え
て、さらに2―メルカプトエタノールが重合体末
端に1個の水酸基を付与せしめる結果、低分子量
共重合体として得られながらも水酸基官能基数の
低下には到らなく、常に高い水酸基価を与えるこ
とができるので、前述したように、水酸基価の制
御範囲を広くすることができる。 而して、本発明において使用される前記水酸基
含有アクリル共重合体(A)は1分子中に2.3個以上
という水酸基官能基数を有するものであり、この
ためにアミノ樹脂(b−1)またはイソシアネー
ト化合物(b−2)との架橋により85%以上もの
ゲル分率を有する硬化塗膜を与えることができる
ものである。この水酸基数が2.3個未満であると
きは本発明組成物のゲル分率が低下して脆弱な皮
膜となるので好ましくない。 また、重合体の末端に結合された水酸基は幹ポ
リマー中に導入された水酸基よりもアミノ樹脂や
イソシアネート化合物との架橋性が高く、そのた
めに当該アクリル共重合体(A)は従来のものよりも
一層低分子量化されているにも拘らず、架橋反応
速度の低下も補われ、従来の5000〜10000なる分
子量領域をもつたアクリル共重合体と同程度の架
橋性を保持していることは注目に値するものであ
る。 さらに、本発明に用いられるこの共重合体(A)は
スチレンを必須の成分とすることによりポリマー
のガラス転移点が上がることとなり、その結果、
本発明組成物の硬度、耐溶剤性および耐汚染性は
極めて良好となるのである。 当該共重合体(A)を得るに当つて使用される前記
したラジカル発生基を有する開始剤として代表的
なものを挙げればベンゾイルパーオキサイド、ジ
―t―ブチルパーオキサイド、クメンハイドロパ
ーオキサイド、t―ブチルハイドロパーオキサイ
ド、t―ブチルパーベンゾエートまたはアゾビス
イソブチロニトリルなどである。 また、当該共重合体(A)を得るに当つて使用され
る溶剤として代表的なものを挙げればキシレンも
しくはトルエンの如き芳香族系;i―プロパノー
ル、n―ブタノールもしくはi―ブタノールの如
きアルコール系;酢酸エチル、酢酸イソプロピル
もしくは酢酸ブチルの如きエステル系;メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトンもしくはシ
クロヘキサノンの如きケトン系;またはメチルセ
ロソルブ、エチルセロソルブもしくはブチルセロ
ソルブ系などの溶剤であり、これらは単一溶剤で
も、あるいは二種以上の混合溶剤としてでも用い
ることができる。 さらに、当該共重合体(A)を得るに当つて用いら
れる前記アクリル酸エステルまたはメタクリル酸
エステル(a−2)として代表的なものには(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル
酸t―ブチル、(メタ)アクリル酸2―エチルヘ
キシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)ア
クリル酸トリデシルまたは(メタ)アクリル酸シ
クロヘキシルなどがあり、、前記水酸基含有ビニ
ルモノマー(a−3)として代表的なものにはβ
―ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、β―
ヒドロキシn―プロピル(メタ)アクリレート、
β―ヒドロキシイソ―プロピル(メタ)アクリレ
ートまたはβ―ヒドロキシブチル(メタ)アクリ
レートなどがあり、また前記の酸基含有ビニルモ
ノマー(a−4)として代表的なものには(メ
タ)アクリル酸、フマル酸、マレイン酸またはイ
タコン酸などがある。 他方、かくして得られる前記アクリル共重合体
(A)との架橋反応に与る前記アミノ樹脂(b−1)
はメラミン、尿素またはグアナミン類などのアミ
ノ基含有化合物をホルマリンでメチロール化させ
たのち、そのメチロール基の少なくとも2個を低
級脂肪族アルコールでエーテル化せしめたものを
指称するものであり、これらの代表的な市販品に
は「ベツカミンP−138、「スーパーベツカミンJ
−820、G―821、L―105−60、L―117−60」
(以上、大日本インキ化学工業(株)製品)または
「サイメル300(アメリカン・サイアナミド社製品)
などがある。 また、前記イソシアネート化合物(b−2)と
してはトリレンジイソシアネートもしくはヘキサ
メチレンジイソシアネートの如きジイソシアネー
ト;これらのジイソシアネートとエチレングリコ
ール、グリセリンまたはトリメチロールプロパン
の如き多価アルコールとの付加体;あるいは水の
1モルとジイソシアネートの3モルとの反応物な
どの如きものが代表的ではあるが、公知慣用のも
のはいずれも使用できる。市販品で代表的なもの
を挙げれば「バーノツクD―750、DN−950」
(大日本インキ化学工業(株)製品)または「デスモ
デユールN」(バイエル社製品)などである。 これらの架橋剤(B)成分の使用量は、前記アクリ
ル共重合体(A)成分とアミノ樹脂(b−1)との混
合重量比率が40/60〜95/5となるような範囲が
好適であり、他方、該共重合体(A)成分と前記イソ
シアネート化合物(b−2)との混合比率はそれ
ぞれの官能基数から規制され、前者共重合体(A)中
の水酸基数と後者化合物(b−2)中のイソシア
ネート基数との比が1/0.5〜1/1.5となるよう
な範囲が好適である。 かくして、前記アクリル共重合体(A)と前記アミ
ノ樹脂(b−1)と、さらには顔料とを用いてエ
ナメル化された混合物は、これを120〜160℃なる
温度で15〜30分間焼付けることにより、耐汚染性
および耐溶剤性などにすぐれた、しかも硬度の良
好な硬化塗膜を与えるものであり、塗装時におけ
る固形分濃度も50重量%以上という高固形分型の
樹脂組成物となるし、また前記アクリル共重合体
(A)と前記イソシアネート化合物(b−2)と、さ
らには顔料とを用いてエナメル化された混合物は
常温下での自然乾燥、あるいは常温からせいぜい
80℃までの強制乾燥のいずれの場合においても強
靭な皮膜を形成し、耐溶剤性および耐汚染性など
にすぐれた、しかも硬度の良好な硬化塗膜を与え
るものであり、塗装時の固形分も50重量%以上と
いう高濃度の塗料用樹脂組成物となるものであ
る。 そのために、本発明組成物は前述した如き種々
の利点を有し、自動車のトツプコート用として、
建材用として、あるいは弱電機器用として広く利
用される。 次に、本発明を実施例および比較例により具体
的に説明するが、以下において部および%は特に
断らない限りはすべて重量基準であるものとす
る。 実施例 1 撹拌器および還流コンデンサーを備えた反応器
にスチレン38.5部、n―ブチルメタクリレート28
部、β―ヒドロキシエチルメタクリレート25部、
アクリル酸2部、2―メルカプトエタノール6.5
部、キシレン33.3部、アゾビスイソブチロニトリ
ル4部およびジ―t―ブチルパーオキサイド1部
を仕込んで、125℃で12時間重合反応を進めるが、
モノマーの供給は4時間に亘る滴下方法によつ
た。 かくして得られたアクリル共重合体は数平均分
子量が1200、固形分の水酸基価が150、水酸基数
が3.3個であり、かつ、75.4%という高固形分濃
度の樹脂溶液として得られた。以下、これを樹脂
A−1と略記する。 塗料の調製(1) 樹脂A−1の100部に対し、「スーパーベツカミ
ンL―117―60」50部および「タイペークR−
820」(石原産業(株)製品)110部を混合してサンド
ミルで顔料を分散せしめたのち、これを軟鋼板に
スプレー塗装し、次いで140℃で20分間焼付けを
行なつた。 ここに得られた硬化塗膜は第2表に示すよう
に、硬度、耐汚染性、耐酸性および耐ガソリン性
などのいずれもが改善されていた。そしてスプレ
ー塗装時における固形分濃度は68%であつた。 塗料の調製(2) 樹脂A−1の100部に「タイペークR−820」の
100部を配合してサンドミルで顔料の分散化を行
なつたのち、さらに「バーノツクDN−950」100
部を加え、シンナーで希釈して塗装粘度を調整
し、次いでこれをスプレー塗装を行ない、80℃の
温度で20分間強制乾燥を行なつた。 かくして得られた硬化塗膜は第2表に示すよう
に、耐汚染性、耐酸性および耐アルカリ性などの
いずれもが改良されていたし、スプレー塗装時の
固形分濃度は60%であつた。 実施例2〜5および比較例1、2 第1表に示す如き処方に替えて行なう以外は、
実施例1と同様の操作を繰返して、第2表に示す
如き結果が得られた。
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 溶剤およびラジカル発生基を有する開始
    剤の存在下に、 (a−1)スチレン 10〜80重量部、 (a−2)アクリル酸エステルまたはメタクリル
    酸エステル 0〜65重量部、 (a−3)水酸基含有ビニルモノマー
    5〜40重量部、 (a−4)酸基含有ビニルモノマー0〜10重量部 および (a−5)2―メルカプトエタノール
    3〜20重量部 より成り、かつ、これら各モノマーの合計が100
    重量部になるように共重合せしめて得られる数平
    均分子量が500〜3000で、かつ、1分子中の水酸
    基数が2.3個以上であるアクリル共重合体と (B) (b−1)アミノ樹脂または (b−2)イソシアネート化合物 とを主成分として含んで成る高固形分塗料用樹脂
    組成物。 2 上記アクリル共重合体(A)と上記アミノ樹脂
    (b−1)との混合重量比が40/60〜95/5であ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記
    載の組成物。 3 前記アクリル共重合体(A)と前記イソシアネー
    ト化合物(b−2)とにおける前者共重合体(A)中
    の水酸基数と後者化合物(b−2)中のイソシア
    ネート基数との比が1/0.5〜1/1.5であること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の組
    成物。
JP55151344A 1980-10-30 1980-10-30 Resin composition for high-solid paint Granted JPS5776062A (en)

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JPS5776062A JPS5776062A (en) 1982-05-12
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