JPS5832183B2 - ヒフクヨウソセイブツ - Google Patents

ヒフクヨウソセイブツ

Info

Publication number
JPS5832183B2
JPS5832183B2 JP10079073A JP10079073A JPS5832183B2 JP S5832183 B2 JPS5832183 B2 JP S5832183B2 JP 10079073 A JP10079073 A JP 10079073A JP 10079073 A JP10079073 A JP 10079073A JP S5832183 B2 JPS5832183 B2 JP S5832183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
weight
coating
polyvinylidene fluoride
copolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10079073A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5051535A (ja
Inventor
ジエリーク ジーン
ケネス ビユエル ルイス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PPG Industries Inc
Original Assignee
PPG Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PPG Industries Inc filed Critical PPG Industries Inc
Priority to JP10079073A priority Critical patent/JPS5832183B2/ja
Publication of JPS5051535A publication Critical patent/JPS5051535A/ja
Publication of JPS5832183B2 publication Critical patent/JPS5832183B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、N−アルコキシアルキルアミド基を有する熱
硬化性共重合体、熱可塑性アクリル系重合体及びポリ弗
化ビニリデンより成る樹脂組成物を含有する、新規な被
覆用組成物に関する。
ポリ弗化ビニリデンを含有する被覆用組成物より作成さ
れた被覆は、優れた耐候性、耐摩耗性、耐衝撃性及び屈
曲性を有する。
しかしポリ弗化ビニリデンの被膜は基材に対する接着性
が不足し、実用性のある被膜とすることが困難なこと、
ポリ弗化ビニリデンの価格が高いことなどの欠点を有し
ている。
ポリ弗化ビニリデン被膜の基材への接着性を向上させる
方法としては、たとえばポリ弗化ビニリデン99〜75
重量%に熱可塑性アクリル系重合体を1〜25重量%の
割合で混合した樹脂組成物を用いることが知られている
(特公昭4310363号公報参照)。
この方法により作成された被膜は、ポリ弗化ビニリデン
被膜に比べ基材に対する接着性が著しく改良されたもの
であるが、一方この被膜は耐溶剤性、耐水性、屈曲性等
の塗膜性能が低下する欠点があり、この傾向は熱可塑性
アクリル系重合体の混合比が増加するに従って大きくな
る。
このような塗膜性能の低下をきたすことなく、ポリ弗化
ビニリデン被膜の基材に対する接着性を向上するため熱
可堅性重合体の代わりに特にヒドロキシアルキル化アク
リル系重合体とメラミン樹脂との混合物又はメラミンヒ
ドロキシアルキル化アクリル樹脂を用いることも提案さ
れている(前記公報参照)。
しかしこれによって得られる被膜は、ポリ弗化ビニリデ
ンとヒドロキシアルキル化アクリル樹脂とが相分離を起
こし、ザラザラとなると共にその塗膜性能も著しく低下
するため、基材の保護被膜として利用することは実際上
不可能である。
そこで本発明者らは、ポリ弗化ビニリデンの含有量が比
較的少ない樹脂組成物を含有する被覆材を開発するため
研究を進めた結果、先にポリ弗化ビニリデンとN−アル
コキシアルキルアミド基を有する重合体から成る樹脂組
成物を被覆材として用いることにより、前記欠点を除い
た塗膜を得ることに成功した。
しかしこの塗膜もその耐衝撃性屈曲性、沸騰水浸漬後の
二次物性等の塗膜性能がいまだ充分でなく、また樹脂組
成物中のN−アルコキシアルキルアミド基を有する重合
体の含有量が多くなるに従ってその傾向は大きくなる。
そこで本発明者らは更に、ポリ弗化ビニリデン含有量が
少なくても、充分優れた塗膜性能を有する被膜を作成し
うる被覆用組成物を求めて検討した結果ポリ弗化ビニリ
デンに対しN−アルコキシアルキルアミド基を有する熱
硬化性重合体と熱可塑性アクリル系重合体とを特定割合
で混合して添加した樹脂組成物を用いると、きわめて優
れた性能を有する被膜が得られることを見出して本発明
に到達した。
本発明は、モノエチレン性不飽和カルボン酸アミドのN
−アルコキシアルキル化物2〜50重量%、モノエチレ
ン性不飽和カルボン酸15重量%以下、メタクロニトリ
ル50重量%以下及び他の共重合可能なモノエチレン性
不飽和単量体98重量%以下からのN−アルコキシアル
キルアミド基を有する熱硬化性共重合体(a)80〜2
0重量%と、炭素数1〜18個のアルキル基を有するモ
ノエチレン性不飽和カルボン酸のアルキルエステル及び
所望により他の共重合可能なモノエチレン性不飽和単量
体からの熱可塑性アクリル系重合体b)20〜80重量
%とかも成る樹脂組成mA) 30〜70重量%ならび
にポリ弗化ビニリデン(B) 70〜30重量%から成
る樹脂組成物を含有する被覆用組成物である。
本発明に用いられる熱硬化性のN−アルコキシアルキル
アミド基を有する共重合体を製造するには、たとえばモ
ノエチレン性不飽和カルボン酸ア※ミドのN−アルコキ
シアルキル化物、モノエチレン性不飽和カルボン酸、メ
タクリロニトリル、他の共重合可能な不飽和単量体、溶
剤、連鎖移動剤、触媒等を加え、所望の重合度の重合体
が得られるまで還流下に加熱する。
通常重合は約1〜16時間で完結する。
重合が進行するにつれて触媒を順次添加することが望ま
しい。
この重合反応は、その重合速度がきわめて速く、しかも
発熱反応であるから、反応混合物をよく攪拌して温度調
節することが必要である。
触媒としては通常の触媒、たとえばクメンハイドロパー
オキサイド、ラウロイルパーオキサイド、3級ブチルパ
ーオキシイソプロピルカーボネート、ベンゾイルパーオ
キサイド等の過酸化物、α・αlアゾビスイソブチロニ
トリルその他のアゾ系化合物などが用いられ、連鎖移動
剤としては、たとえば3級ドデシルメルカプタン、2−
メルカプトエタノール等のメルカプタン類が用いられる
モノエチレン性不飽和カルボン酸アミドのN−アルコキ
シアルキル化物としては、たとえばアクリルアミド、メ
タクリルアミド、イタコン酸ジアミド、α−エチルアク
リルアミド、クロトン酸アミド、フマル酸ジアミド、マ
レイン酸ジアミド等、好ましくはアクリルアミド及びメ
タクリルアミドのN−アルコキシアルキル化物が用いら
れる。
これらのN−アルコキシアルキル化物は、たとえば上記
の不飽和カルボン酸アミド又はそのメチロール化物を出
発物質として、米国特許3079434号及び同308
7965号各明細書ならびに特公昭47−27492号
及び同47−28765号各公報に記載の方法により製
造される。
出発物質としてアクリルアミドを用いた場合の反応は次
式で示される。
式中R1は水素原子又は炭素数1〜5個のアルキル基、
R2は炭素数8以下のアルキル基(シクロアルキル基を
含む)を示す。
また出発物質としてN−アルキロールアクリルアミドを
用いた場合の反応は次式で示される。
式中の記号は前記の意味を有する。
上記反応に従って不飽和カルボン酸アミドのNアルコキ
シアルキル化物を製造する際に用いられる式R1CHO
のアルデヒド及びその誘導体としては、たとえばホルム
アルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキシメチレ
ン、ヘキサメチレンテトラミン、アセトアルデヒド、ブ
チルアルデヒドなどがあげられ、特にホルムアルデヒド
及びその誘導体が好ましい。
式R20Hのアルコールとしては、たとえばメタノール
、エタノール、プロパツール、ブタノール、ペンタノー
ル、シクロヘキサノール、3−クロロプロパツール等の
1価アルコール類カあげられる。
なおこの1価アルコールノ一部ヲエチレンクリコールモ
ノプチルエーテル、ジエチレングリコールモノフチルエ
ーテル等の多価アルコール又はその誘導体で置き換える
こともできる。
反応は酸性触媒の存在下に行なうことが好ましい。
酸性触媒としては、たとえば無水酢酸、修酸、燐酸、無
水燐酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレ
イン酸、イタコン酸、α−メチレンゲルタロ酸などが用
いられる。
なお反応式Iの反応に際しては、アルデヒドとアルコー
ルの代わりにこれらの反応生成物を用いることも当然可
能である。
共重合体(a)における不飽和カルボン酸アミドのN−
アルコキシアルキル化物の割合は2〜50重量%で、こ
れより少ないと得られる共重合体はそれ自体熱硬化性を
示さなくなり、このような共重合体を含有するポリ弗化
ビニリデン系被覆材より作成される被膜は耐水性、耐溶
剤性及び耐衝撃性が不足する。
共重合内a)におけるメタクリロニトリルの割合は50
重量%以下、好ましくは2〜30重量%である。
不飽和カルボン酸アミドのN−アルコキシアルキル化物
及びメタクリロニトリルをこの範囲内で含有する共重合
(2E(a)は、変性アミド基とメタクリレートリル基
との相乗効果によって、ポリ弗化ビニリデンに対する親
和性が著しく向上するため、共重合体a)を含有するポ
リ弗化ビニリデン系被覆用組成物より作成される被膜は
、きわめて平滑であり、優れた基材への接着性、耐候性
、耐薬品性、耐衝撃性等を有している。
このような優れた効果は、他の不飽和ニトリル、たとえ
ばアクリロニトリル、α−メチレンゲルタロニトリルを
メタクリレートリルの代わりに用いて得られる共重合体
(a)によっては達成できない。
モノエチレン性不飽和カルボン酸としては、たとえばア
クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、α−メチレンゲ
ルタロ酸、クロトン酸、あるいはヒドロキシアルキルア
クリレートもしくはメタクリレートと、無水マレイン酸
、無水こはく酸、無水フタル酸などの酸無水物とを付加
反応させて得られる不飽和酸などが用いられる。
この不飽和カルボン酸の共重合体(a)における割合は
15重量%以下、好ましくは0.5〜10重量%である
この不飽和カルボン酸を共重合することにより、共重合
ma)はその熱硬化性がより一層高められ、この共重合
(’t’(a)を含有するポリ弗化ビニリデン系被覆用
組成物より作成された被膜は、更に基材に対する接着性
が向上し、耐溶剤性、耐水性及び耐衝撃性がきわめて優
れたものになる。
これらの不飽和カルボン酸を余り多量に用いると、得ら
れる共重合体のポリ弗化ビニリデンとの相溶性が低下す
る傾向がある。
共重合体(a)に用いられる他の共重合可能なエチレン
性不飽和単量体としては、たとえばアクリル酸又はメタ
クリル酸と1価のアルコールたとえばメタノール、エタ
ノール、プロパツール、n−ブタノール、2級ブタノー
ル、3級ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、シ
クロヘキサノール、2−エチルヘキサノール、ラウリル
アルコール、デシルアルコール、ドデシルアルコール、
ステアリルアルコールなどから得られるアクリレート又
はメタクリレート、塩化ビニル、プロピオン酸ビニル、
酢酸ビニル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
3−オクテンニトリル、クロトニトリル、オレオニトリ
ル、α−メチレンゲルタロニトリルなどがあげられ、特
に炭素数1〜4個のアルキル基を有するアクリレート又
はメタクリレートが好ましい。
熱可塑性重合体b)に用いられる炭素数1〜18個のア
ルキル基(シクロアルキル基を含む)を有するモノエチ
レン性不飽和カルボン酸のアルキルエステルとしては、
たとえばアクリル酸、メタクリル酸などのモノエチレン
性不飽和カルボン酸と、メタノール、エタノール、プロ
パツール、イソプロパツール、n−ブタノール、2級ブ
タノール、3級ブタノール、ペンタノール、ヘキサノー
ル、シクロヘキサノール、ヘプタツール、2−エチルヘ
キサノール、ノニルアルコール、テシルアルコール、ド
デシルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルア
ルコールなどの1価のアルコールとから得られるアルキ
ルエステル、好ましくは炭素数1〜4個のアルキル基を
有するアクリレート又はメタクリレート類があげられる
これらのアルキルエステルの重合体(b)における含有
量は60重量%以上であ・る。
熱可塑性重合体b)に用いられる他の共重合可能なエチ
レン性不飽相単量体としては、たとえば塩化ビニル、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリロニトリル、メ
タクリレートリル、α−メチレンゲルタロニトリル、ク
ロトニトリルなどがあげられる。
熱可塑性重合体(b)はポリ弗化ビニリデンと熱硬化性
共重合体a)との相溶性を更に向上させ、このような樹
脂組成物から作成される被膜の均一性は、きわめて良好
である。
さらにこの被膜は基材に対する接着性、耐溶剤性、耐衝
撃性、耐水性、沸騰水浸漬後の二次物性がきわめて良好
であり、特に屋外用の被膜として有利に用いられる。
本発明の被覆用組成物の顔料との親和性を向上させるた
め、あるいは得られる被膜の基材に対する接着性を向上
させるために、熱可塑性重合体小)のコモノマーとして
下記のものを5重量%以下の割合で共重合させることも
有利である。
2−ビニルピリジン、3−ビニルピリジン、4−ビニル
ピリジン、2−メチル−5−ビニルピリジン、3エチル
−5−ビニルピリジン、ジメチルアミノエチル(メタ)
アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、ジメチルアミンプロピル(メタ)アクリレート、
ジルn−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N
−(β−〔α(メタ)アクリルオキシアセトアミドツー
エチル)N−N/−エチレン尿素、N−(β−〔α−(
メタ)アクリルオキシアセトアミドツーエチル)N−N
/−)!Jジメチレン素などのビニルモノマー一般式 (式中R3は炭素数3〜21個の飽和又は不飽和の脂肪
酸の炭化水素残基、R4は水素原子、炭素数1〜4個の
アルキル基又は基−CH2−()−C−丑3、R5は水
素原子又は炭素数1〜4個のアルキル基、R6は炭素数
2〜20個の飽和又は不飽和の脂肪酸の炭化水素残基を
示す)で表わされるビニルモノマー。
式■の化合物は、たとえばトリス−(ヒドロキシメチル
)−アミノメタン1モルとトール油脂肪酸3モルとを反
応させ、次いでホルムアルデヒドを反応させることによ
り製造され、たとえばケマコイルTA−100(コマー
シャル・ソルベント・コーポレーション製)などの市販
品が用いられる。
更に好ましい熱可塑性重合(t’(b)としては、(メ
タ)アクリレート60重量%以上、モノエチレン性不飽
和カルボン酸たとえばアクリル酸、メタクリル酸、クロ
トン酸等0.05〜5重量%及び所望により他の共重合
可能なモノエチレン性不飽和単量体を共重合させて、カ
ルボキシル基を有する重合体を製造し、次いでこの重合
体中に含まれるカルボキシル基をほぼ完全に、環中に2
〜3個の炭素原子を有するアルキレンイミンと反応させ
て得られる共重合体があげられる。
アルキレンイミンとしては、たとえば1・2−プロピレ
ンイミン、エチレンイミン、2−メチルアジリジン、2
−エチルアジリジン、2−n−ブチルアジリジン、2・
3−ジメチルアジリジン、2−エチル−3−プロピルア
ジリジン、2−メチルアゼチジン、2−エチルアセチジ
ン、2・4−ジメチルアセチジン、2・4−ジ−n−オ
クチルアセチジン、2・3−ジー(2−メチルブチル)
−アセチジンなどが用いられる。
熱可塑性重合mb)の粘度平均分子量は約50000〜
200000の範囲にあることが望ましい。
熱可塑性重合体(b)としては市販のもの、たとえばア
クリロイドA−10、A−11,A21、B−44及び
B−62(いずれもローム・アンド・ハース社製)など
を用いてもよい。
熱可塑性重合mb)の樹脂組成’I’1JA)中の含有
量は20〜80重量%で、特に30〜60重量%が好ま
しい。
この熱可塑性重合体b)の含有率がこれより少ない樹脂
組成mA)を含有するポリ弗化ビニリデン系被覆用組成
物より作成される被膜は、熱硬化性樹脂とポリ弗化ビニ
リデンとの相溶性が不足するため基材に対する接着性、
可撓性、耐薬品性等が低下する。
また熱可塑性重合体b)の含有率がこれより高い樹脂組
成物(A)を含有するポリ弗化ビニリデン系被覆用組成
物より作成される被膜は、耐溶剤性、耐水性が低下する
熱可塑性重合体(b)の含有率がポリ弗化ビニリデンに
対し25重量%以上になるような割合で用いることが特
に好ましい。
本発明に用いられるポリ弗化ビニリデン(B)は、弗化
ビニリデン単独重合体及び弗化ビニリデン95モル%以
上に他の単量体、たとえばジクロロフルオロエチレン、
1 ・1・2− ) 1,1フルオロ−2−クロロエチ
レン、テトラフルオロエチレンなどのハロゲン化エチレ
ン、塩化ビニルなどを5モル%以下の割合で共重合させ
た共重合体である。
ポリ弗化ビニリデン(B)は、たとえば米国特許243
5537号及び同3102021号各明細書に記載の方
法により製造される。
ポリ弗化ビニリデン(B)の樹脂組成物中の含有量は3
0〜70重量%で、好ましくは40〜70重量%である
これより少ないと、作成される被膜は、その基材に対す
る接着性は良好であるが、耐候性や可撓性が不足する。
一方含有量がこれより多いと、作成される被膜の基材に
対する接着性が不良となると共に、被膜表面の平滑性が
低下する。
本発明の被覆用組成物を製造するに際しては、たとえば
N−アルコキシアルキルアミド基を有する熱硬化性共重
合(Ea>の溶液、熱可塑性アクリル系重合体又はその
溶液及びポリ弗化ビニリデン粉末又はその分散液を混合
する。
溶剤としては、上記樹脂組成物を均一に溶解又は分散さ
せろことができる適宜の溶剤、たとえばn−ブタノール
、キシレン、シクロヘキサノン、r−ブチロラクトン、
イソホロン、ジアセトンアルコール、エチレングリコー
ルモノブチルエーテル、シエチレンモノフチルエーテル
、ツルペッツなどカ用いられる。
本発明の被覆用組成物は、たとえばクリヤーのままで、
あるいは顔料を加えたエナメルの形で用いられる。
顔料としては、二酸化チタン、カーボンブラック、タル
ク、パライト、硫酸亜鉛、クロム酸ストロンチウム、ク
ロム酸バリウム、酸化鉄顔料、カドミウムイエロー、カ
ドミウムレッド、フタロシアニンブルーなどが用いられ
る。
これらの顔料は、たとえばバインダーに対する比が0.
5〜lの範囲で、熱硬化性共電合本a)又は熱可塑性重
合体(b)あるいはこれらの溶液中に分散させたのち、
ポリ弗化ビニリデンと混合する。
本発明の被覆用組成物には、そのほか安定剤、流動剤、
スリップ剤、可塑剤その他の添加物、他の樹脂類たとえ
ばエポキシ樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、アミノプラスト類、セルロース誘導体た
とえばニトロセルロース、カルボキシアセチルセルロー
ズ、ポリエステル類、その他の炭化水素樹脂類などを加
えることもできる。
本発明の被覆用組成物を塗装する場合は、たとえば刷毛
塗り、スプレーコーティング、ローラーコーティング、
カーテン70−コーターなどにより行ない、次いで20
0〜260℃でl〜30分間硬化処理を行なう。
本発明の被覆用組成物は、従来のポリ弗化ビニリデン系
被覆材に比べてその製造経費が著しく安く、しかも得ら
れる被膜は硬く、表面の平滑性、基材に対する接着性、
可撓性、耐候性などに優れたものである。
下記側中の部は重量部を意味する。
実施例 I 共重合体Aの製造: 攪拌器、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器を備えた反応
器に、下記組成の溶液の1/3を入れ、1時間かげて還
流状態(約93℃)に達するまで加熱し、重合反応が終
了するまで還流状態に保持した。
n−ブタノール 120部キシレ
ン 20部N−ブトキシメ
チルアクリルアミド 100部メタクリロニトリル
225部エチルアクリレート
650部メタクリル酸
25部3級ドデシルメルカプタン
2部アゾビスイソブチロニトリル 8
部次いで溶液の残りを2時間かげて反応混合物に添加し
たのち、n−ブタノール20部、キシレン12o部、ツ
ルペッツ#150(シェル化学社製)150部及びアゾ
ビスイソブチロニトリル5部を3時間かげて添加した。
次いで還流状態に2時間保持したのち、n−ブタノール
6部、キシレン40部及びツルペッツ#150の300
部を加えて反応を終了させた。
得られた共重合体溶液(A−1)は、樹脂固形分51.
0%、ガードナー・ホルト粘度z1、酸価7.8であっ
た。
共重合体Bの製造: キシレン300部、メチルメタクリレート396部、メ
タクリル酸4部及びアゾビスイソブチロニトリル1部を
攪拌器、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器を備えた反応
容器に入れ、1時間で75℃に昇温させた。
反応開始2時間後にセロソルブアセテート100部、キ
シレン200部及びアゾビスイソブチロニトリル3部か
ら成る混合物を5時間かげて添加し、反応開始7時間後
から8.5時間後の間に反応混合物を75℃から90℃
に昇温させ、反応開始8.5時間後及び10時間後にア
ゾビスイソブチロニ) IJルをそれぞれ1部ずつ加え
た。
反応開始12時間後にキシレン500部を加えて反応を
終了させた。
こうして得られた共重合体溶液は固形分30.4%、ガ
ードナー・ホルト粘度U、酸価2.1であった。
上記で得られた熱硬化性共重合体溶液(A−1)80部
及び熱可塑性共重合体溶液(B−1)67部を、室温に
てポリ弗化ビニリデン40部及びイソホロン63部と混
合した。
この組成物中の樹脂固形分比率は(A−1)/(B−1
)/ポリ弗化ビニリデンー40 / 2 o / 40
であった。
これに顔料対バインダーの比率が0.6/1になるよう
に二酸化チタンを混合した。
なおここで使用したポリ弗化ビニリデンは160〜16
5℃の融点を有し、その可塑性数は3020であり、高
分子量を有する。
可塑性数とは相対分子量を示す経験的な指数で、絶対分
子量を決定するために重合体の真の溶液を得ることが困
難である重合体に対して使われる。
こうして得られた被覆用組成物をボンデライト#330
0(パーカーライジング社製)処理を施した亜鉛中鉄板
に乾燥膜厚が20μになるように塗装し、260℃で6
0秒間焼付けして塗膜を作成した。
こうして得られた塗膜は表面が平滑であり、硬度が高く
、耐衝撃性、耐薬品性、耐溶剤性及び沸騰水浸漬試験後
の二次物性が良好であった。
実施例 2 N−ブトキシアクリルアミド20部、メタクリル酸2部
、エチルアクリレート35部、メチルメタクリレート4
5部及びメタクリロニトリル18部を、n−ブタノール
25部、キシレン25部、ツルペッツ#150025部
及びジアセトンアルコール25部から成る混合溶剤中で
実施例1と同様にして重合させ、樹脂固形分濃度50.
2%、ガードナー・ホルト粘度Z3、酸価7.8の熱硬
化性共重合溶液(A−2)を得た。
別にメチルメタクリレート64部、エチルアクリレート
35部及びアクリル酸1部をセロメルフアセテ−110
部及びキシレン90部から成る混合溶剤中で実施例1と
同様にして重合させ、樹脂固形分濃度30.5%、ガー
ドナー・ホルト粘度R1酸価2.1の熱可塑性共重合体
溶液(B−2)を得た。
上記で得られた熱硬化性共重合体溶液(A−2)32部
及び熱可塑性共重合体溶液(B−2)80部を室温にて
ポリ弗化ビニリデン60部及びイソホロン78部と混合
した。
この組成物の樹脂固形分比率は(A−2)/(B −2
)/ポリ弗化ビニリデン= 16/24/60であった
この組成物に実施例1と同様に顔料を配合し、塗装焼付
けを行なって塗膜を作成した。
得られた塗膜は優れた塗膜性能を有していたが、特に耐
候性、耐薬品性が優れていた。
実施例 3 熱可塑性共重合体溶液(B−2)の代わりにアクリロイ
ドB−44(メチルメタアクリレート及びエチルアクリ
レートを主成分とする熱可塑性アクリル系共重合体)を
、n−ブタノール10部及びトルエン90部に固形分濃
度30%になるように溶解した溶液を用いて、実施例2
と同様にして被覆用組成物を製造し、そして塗膜を作成
した。
得られた塗膜は特に可撓性及び金属に対する付着性が優
れていた。
実施例 4 実施例2で用いた熱可塑性共重合体溶液(B2)の共重
合体中の遊離カルボキシル基を、特公昭43−6235
号に記載の方法によりl・2プロピレンイミンで完全に
エステル化してアミノエステル変性熱可塑性共重合体溶
液(B−3)を製造した。
得られた共重合体溶液は樹脂固形分濃度31.3%、ガ
ードナー・ホルト粘度Wであった。
このアミノエステル変性熱可塑性共重合体溶液(B−3
)を実施例2の熱可塑性共重合体溶液(B −2)の代
わりに用い、以下実施例2と同様にして被覆用組成物を
製造し、そして塗膜を作成した。
得られた塗膜は特に金属に対する付着性及び可撓性に優
れていた。
実施例 5 N−メトキシアクリルアミド20部、メタクリル酸2部
、エチルアクリレート35部、メチルメタクリレート4
5部及びメタクリ−ニトリル18部を、n−ブタノール
25部、キシレン25部、ツルペッツ#150の25部
及びジアセトンアルコール25部から戒る混合溶剤中で
、実施例1と同様にして重合させ、樹脂固形分濃度50
.6%、ガードナー・ホルト粘度Z2Z3、酸価7.0
の熱硬化性共重合体溶液(A−3)を得た。
この共重合体溶液(A−3)80部、熱可塑性共重合体
溶液(B−2)67部、ポリ弗化ビニリデン40部及び
イソホロン63部を室温にて混合した。
この組成物を二酸化チタンと実施例2と同様にして混合
することにより、被覆用組成物を製造し、これを用いて
鉄板上に塗装焼付けを行なって塗膜を作成した。
得られた塗膜は特に可撓性及び金属に対する付着性に優
れていた。
実施例 6 メチルメタクリレート84部、メタクリロニトリル15
部及びメタクリル酸1部を、セロソルブアセテート10
部及びキシレン90部から戒る混合溶剤中で、実施例1
と同様に重合させ、樹脂固形分濃度30.1%、ガード
ナー・ホルト粘度T、酸価2.2の熱可塑性共重合体溶
液(B−4)を得た。
この熱可塑性共重合体溶液(B−4)を熱可塑性共重合
体溶液(B−1)の代わりに用い、その他は実施例1と
同様にして被覆用組成物を製造し、これを鉄板上に塗装
焼付けを行なって塗膜を作成した。
得られた塗膜は特に耐衝撃性、耐薬品性に優れていた。
比較例 1 熱硬化性共重合体溶液(A−1)及びポリ弗化ビニリデ
ン(固形分比60 : 40)ならびにイソホロンから
成り、熱可塑性重合体を含有しない組成物に、実施例1
と同様にして二酸化チタンを配合し、塗装焼付けを行な
って塗膜を作成した。
得られた塗膜は屈曲性が劣り、沸騰水浸漬後の二次物性
の低下が著しかった。
比較例 2 熱可塑性共重合体溶液(B−1)及びポリ弗化ビニリデ
ン(固形分比60:40)ならびにイソホロンから戒り
、熱硬化性共重合体を含有しない組成物に、実施例1と
同様にして二酸化チタンを配合し、塗装焼付けを行なっ
て塗膜を作成した。
得られた塗膜は耐溶剤性が不足すると共に沸騰水浸漬後
の二次物性の低下が著しかった。
比較例 3 熱硬化性共重合体溶液(A−2)及びポリ弗化ビニリデ
ン(固形分比60:40)ならびにイソホロンから成り
、熱可塑性共重合体を含有しない組成物に、実施例1と
同様にして二酸化チタンを配合し、塗装焼付けを行なっ
て塗膜を作成した。
得られた塗膜は耐衝撃性が劣り、沸騰水浸漬後の二次物
性の低下も著しかった。
比較例 4 熱可塑性共重合体溶液(B−2)及びポリ弗化ビニリデ
ン(固形分比40:60)ならびにイソホロンから成り
、熱可塑性共重合体を含有しない組成物に、実施例1と
同様にして二酸化チタンを配合し、塗装焼付けを行なっ
て塗膜を作成した。
得られた塗膜は耐溶剤性に劣り、沸騰水浸漬後の二次物
性の低下が著しかった。
比較例 5 N−ブトキシメチルアクリルアミド20部、メタクリル
酸2部、エチルアクリレート35部、メチルメタクリレ
ート45部及びアクリロニトリル18部を、n〜ブタノ
ール25部、キシレン25部、ツルペッツ8150 2
5部及びジアセトンアルコール25部から成る混合溶剤
中で、実施例1と同様にして重合させ、樹脂固形分濃度
50.2%、ガードナー・ホルト粘度Z3、酸価72の
熱硬化性共重合体溶液(A−4)を得た。
この共重合体溶液(A−4)、熱可塑性共重合体溶液(
B−2)、ポリ弗化ビニリデン及びイソホロンを、実施
例2と同様にして混合することにより樹脂組成物を製造
し、次いで二酸化チタンを加えて被覆用組成物を得た。
これを用いて実施例1と同様に塗装焼付けを行ない、鉄
板上に塗膜を※作成した。
得られた塗膜は屈曲性に劣り、沸騰水浸漬後の二次物性
が著しく低下した。
比較例 6 熱硬化性共重合体溶液(1−2)の単量体成分として、
メタクリレートリルの代わりにメチルメタクリレートを
用い、その他は実施例2と同様にして重合させ、熱硬化
性共重合体溶液(A−5)を得た。
この熱硬化性共重合体溶液(A−5)を熱硬化性共重合
体溶液(A−2)の代わりに用い、その他は実施例2と
同様にして被覆用組成物を製造し、塗膜を作成した。
得られた塗膜は、塗面の平滑性が劣り、耐衝撃性及び耐
候性が不足していた。
実施例1〜6及び比較例1〜6において作成された塗膜
の性能を第1表に示す。
表中の試験値5〜1は、優れているものを5、悪いもの
を1として、5段階で評価したものであり、MEKはメ
チルエチルケトンを意味する。
のうち、メタクリロニトリルの代わりにアクリロニトリ
ルを用い、その他は実施例2と同様にして重合を行なう
ことにより、熱硬化性共重合体溶液(A−6)を得た。
この溶液(A−6)と比較例6で用いた熱硬化性共重合
体溶液(A−5)の特性を合わせて第2表に示す。
第3表に示す熱硬化性共重合体溶液40部、熱可塑性共
重合体(B−2)100部、ポリ弗化ビニリデン50部
及びイソホロン60部を混合した。
この組成物の樹脂固形分比率は、熱硬化性共重合体/熱
可塑性共重合体(B−2)/ポリ弗化ビニリデンー20
/30150であった。
との組成物をガラス板上に乾燥膜厚が25μになるよう
に塗布し、260℃で5分間乾燥させて被膜を作成した
得られた被膜の性状を第3表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モノエチレン性不飽和カルボン酸アミドのN−アル
    コキシアルキル化物2〜50重量%、モノエチレン性不
    飽和カルボン酸15重量%以下、メタクリロニトリル5
    0重量%以下及び他の共重合可能なモノエチレン性不飽
    和単量体98重量%以下からのN−アルコキシアルキル
    アミド基を有する熱硬化性共重合体a) 80〜20重
    量%と、炭素数1〜18個のアルキル基を有するモノエ
    チレン性不飽和カルボン酸のアルキルエステル及び所望
    により他の共重合可能なモノエチレン性不飽和単量体か
    らの熱可塑性アクリル系重合体b) 20〜80重量%
    とから成る樹脂組成物(4)30〜70重量%ならびに
    ポリ弗化ビニリデン[F])70〜30重量%から成る
    樹脂組成物を含有する被覆用組成物。
JP10079073A 1973-09-08 1973-09-08 ヒフクヨウソセイブツ Expired JPS5832183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10079073A JPS5832183B2 (ja) 1973-09-08 1973-09-08 ヒフクヨウソセイブツ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10079073A JPS5832183B2 (ja) 1973-09-08 1973-09-08 ヒフクヨウソセイブツ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5051535A JPS5051535A (ja) 1975-05-08
JPS5832183B2 true JPS5832183B2 (ja) 1983-07-11

Family

ID=14283220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10079073A Expired JPS5832183B2 (ja) 1973-09-08 1973-09-08 ヒフクヨウソセイブツ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5832183B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3234397A1 (de) * 1982-09-16 1984-03-22 Skw Trostberg Ag, 8223 Trostberg Klarlack auf basis von polyvinylidenfluorid und verfahren zur beschichtung von metallischen oberflaechen
JPS60152573A (ja) * 1984-01-23 1985-08-10 Kansai Paint Co Ltd 熱硬化性塗料
JP6365812B2 (ja) * 2013-09-25 2018-08-01 三菱ケミカル株式会社 フッ素系樹脂組成物及びフィルム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5051535A (ja) 1975-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3598790A (en) Azlactone copolymers
US9012027B2 (en) Aqueous emulsion
JPS582983B2 (ja) サンムスイブツカキヨウザイ オ フクム フンタイトソウソセイブツ
US3290416A (en) Methacrylate polymer coating composition modified with an alkylenimine
DE2043847A1 (de) Nicht wäßrige Dispersionen
JPS62205170A (ja) 白亜接着ポリマ−組成物及びその調整方法
JP3259147B2 (ja) 水性樹脂組成物および硬化方法
JP2000198856A (ja) 自己架橋性コポリマ―水性分散物、その製造方法および塗料用バインダ―としての用途
US3401134A (en) Polymer latices of high viscosity
EP1294816A1 (en) Water borne binder composition
US4129545A (en) Thermosetting acrylic copolymer usable as a powder paint and method for producing the same
JPH08509768A (ja) 熱硬化性塗料組成物
US2955055A (en) Heat-convertible coating composition, enameled article, and method of finishing surface with said composition
JPS62502200A (ja) 架橋可能な可溶性アクリレート共重合体の製造方法
JPH0586320A (ja) 塗料用樹脂組成物
US3282876A (en) Polymer latices comprising alpha, betaethylenically unsaturated monocarboxylic acids and copolymerizable monomers
JPS5832183B2 (ja) ヒフクヨウソセイブツ
JPS6131124B2 (ja)
JPS59147058A (ja) 彩石プラスタ−用の濃化結合剤
US3814720A (en) Process for preparing a nonaqueous dispersion of thermosetting film-forming copolymer
US3461093A (en) Interpolymers of castor oil and vinyl monomers
JPS6150516B2 (ja)
JPH0245642B2 (ja) Toryoyojushisoseibutsu
US3257475A (en) Internally catalyzed heat-hardening alkylolated amide interpolymer containing unsaturated polyester comprising saturated polycarboxylic acid
JPH0153307B2 (ja)