JPH0243531Y2 - - Google Patents

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JPH0243531Y2
JPH0243531Y2 JP1985152711U JP15271185U JPH0243531Y2 JP H0243531 Y2 JPH0243531 Y2 JP H0243531Y2 JP 1985152711 U JP1985152711 U JP 1985152711U JP 15271185 U JP15271185 U JP 15271185U JP H0243531 Y2 JPH0243531 Y2 JP H0243531Y2
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cylinder body
slider
cylinder
hole
sliding
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、自動車の油圧ブレーキ装置における
マスタシリンダ用シリンダ本体の側壁の所定位置
に、リリーフポートなどのようなポート孔を穿設
するための穿孔装置に関する。
(2) 従来の技術 一般に、マスタシリンダ用シリンダ本体の側壁
には、外部の油溜と内部の油室との間で作動油の
流通を行わせる例えば直径0.5mm程のポート孔が
穿設される。
従来、そのようなポート孔は、シリンダ本体外
側からのドリル加工によつて形成していた。
(3) 考案が解決しようとする課題 上記のような方法でポート孔を形成すると、該
ポート孔の、シリンダ本体内面への開口縁にバリ
が発生する。このバリは、シリンダ本体のシリン
ダ孔をピストンが摺動するとき、ピストンに装着
されたシール部材を損傷させる原因となるので、
除去しなければならないが、シリンダ孔内でのバ
リ取り作業は非常に面倒で多くの手間と時間を要
する。
本考案は、かゝる事情に鑑みてなされたもの
で、シリンダ本体側壁の所定位置に、そのシリン
ダ孔内面にバリを発生させることなく、ポート孔
を精度よく穿設することができる、構造簡単な穿
孔装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案穿孔装置は、
複数のボルト孔を有する取付フランジが一端部外
周に穿設されると共に位置決め用凹部が他端部端
面の中心部に形成されたマスタシリンダ用シリン
ダ本体の側壁の所定位置にポート孔を穿孔するた
めの穿孔装置であつて、前記シリンダ本体のシリ
ンダ孔に嵌合し得るガイド柱、及び前記取付フラ
ンジの各ボルト孔に嵌合し得る位置決めピンを有
して前記シリンダ本体の一端部を支承し得るワー
ク支持壁と、このワーク支持壁に支承された前記
シリンダ本体を該ワーク支持壁に固定すべく前記
位置決め用凹部に係合する前進位置と、その凹部
より離間する後退位置との間を前進し得るワーク
押えと、前記ガイド柱に、その軸線を横断するよ
う摺動可能に支承される摺動子と、前記ガイド柱
にその長手方向に摺動可能に支承される摺動棒
と、この摺動棒と前記摺動子との間に設けられ、
摺動子棒の摺動を摺動子の摺動に変換するカム機
構と、前記摺動棒をその摺動方向に駆動する駆動
手段と、前記摺動子に装着され、その所定方向へ
の摺動により前記側壁に打込まれるポンチとを少
なくとも備えたことを特徴とする。
(2) 作用 上記構成によれば、ガイド柱にシリンダ孔を、
また位置決めピンに取付フランジの各ボルト孔を
それぞれ嵌合させてシリンダ本体をワーク支持壁
に支持させ、この状態でワーク押えをシリンダ本
体の位置決め用凹部に符合させつつ前進位置まで
移動させると、ワークたるシリンダ本体を、その
側壁のポート孔加工予定部位をポンチに正しく向
かせた状態で、穿孔装置に対し位置決め固定する
ことができる。
従つて斯かるシリンダ本体のセツト状態におい
て、駆動手段により摺動棒を駆動すれば、この摺
動棒のガイド柱長手方向の動きはカム機構を介し
て摺動子に伝達され、摺動子はガイド柱の半径方
向に駆動されるから、摺動子に装着されたポンチ
は、上記シリンダ本体のシリンダ孔内方からその
側壁の上記ポート孔加工予定部位に打込まれ、ポ
ート孔を穿つことができる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明する。
第1図は、自動車用油圧ブレーキ装置における
マスタシリンダ用シリンダ本体1を示す。このシ
リンダ本体1はAl合金を材料として鋳造された
もので、中央部に袋状のシリンダ孔2を有する。
またシリンダ本体1のシリンダ孔2開放側端部外
周には、一対のボルト孔4,4を有する取付フラ
ンジ3が一体に形成されており、また同シリンダ
本体1の閉塞端部端面の中心部には位置決め用凹
部1aが設けられている。
シリンダ本体1の側壁には、その外面に凹部5
を形成することにより薄肉部6を形成し、次いで
前記薄肉部6に後述する穿孔装置7により小孔と
してのリリーフポート8を穿設する。その際、同
時に、リリーフポート8のシリンダ孔2側開口縁
に面取り部9を形成する。
前記凹部5は、シリンダ本体1の鋳造時に成型
で得ることもでき、また鋳造後ドリル加工により
得ることもできる。
次に第2図ないし第5図により穿孔装置7につ
いて説明する。
穿孔装置7は、図示しない基台上に立設された
ワーク支持壁10と、このワーク支持壁10の一
側に所定の距離を置いて進退可能に対置されるワ
ーク押え11を有しており、そのワーク押え11
は、シリンダ本体1が後述するようにワーク支持
壁10に支持された状態において該シリンダ本体
1の前記位置決め用凹部1aと係合する前進位置
(第2図)と、該凹部1aから離間する後退位置
との間を駆動手段(図示せず)により駆動されて
進退することができる。
ワーク支持壁10の一側面には、前記シリンダ
孔2に嵌合し得るガイド柱12と、前記取付フラ
ンジ3のボルト孔4,4に嵌合し得る一対の位置
決めピン13,13の各基端が固着される。
前記ガイド柱12には、その軸線と平行に延び
る矩形断面の摺動棒14が摺動自在に嵌装され、
この摺動棒14は前記ワーク支持壁10を貫通
し、その外端にエアシリンダ15のピストンロツ
ド16に連結される。エアシリンダ15のシリン
ダ体17は図示しない基台に固定される。
また前記ガイド柱12には、前記凹部5と対応
する位置で矩形断面の摺動子18が前記ガイド柱
12の軸線と直交するように摺動自在に嵌装され
る。この摺動子18及び前記摺動棒14は互いに
一側面を摺動可能に接触させており、これら摺動
子18及び摺動棒14の一方の対向面に案内ピン
19が穿設され、他方の対向面にこの案内ピン1
9と係合する案内溝20が形成される。図示例で
は、案内ピン19は摺動子18に、案内溝20は
摺動棒15にそれぞれ設けられ、その案内溝20
は、第2図で左上りに傾斜している。これら案内
ピン19及び案内溝20によつて本考案のカム機
構が構成される。したがつて、摺動棒14の左動
または右動によれば、案内溝20の案内ピン19
に対する誘導作動により摺動子18を下動または
上動させることができる。
摺動子18の一端に開口する装着孔21にはポ
ンチ22が嵌装され、そしてコツタ23により固
定される。
ポンチ22は、装着孔21に嵌合するシヤンク
部24と、このシヤンク部24の一端に連なるテ
ーパ部25と、このテーパ部25の中心から突出
する穿孔針部26とからなつており、その穿孔針
部26が前記薄肉部6の内面に垂直に臨むよう
に、ポンチ22は配置される。
次に、この穿孔装置7の作用を説明する。
先ず、第2図に示すように、シリンダ本体1の
シリンダ孔2をガイド柱12に嵌合すると共に、
取付フランジ3のボルト孔4,4を位置決めピン
19,19に嵌合し、次いでワーク押え11を前
進させてその先端をシリンダ本体1の位置決め用
凹部1a内に突入係合させて該シリンダ本体1を
ワーク支持壁10側へ押圧し、これによりシリン
ダ本体1をワーク支持壁10上の定位置に正しく
セツトすることができ、即ちワークたるシリンダ
本体1を、その側壁のポート孔加工予定部位をポ
ンチに正しく向かせた状態で、穿孔装置に対し位
置決め固定することができる。
この状態では、エアシリンダ15のピストンロ
ツド16は後退していて、摺動子18を第3図に
示す上昇位置に保持し、これによりポンチ22を
薄肉部6の内面から一定距離だけ離して待機させ
ている。
セツト後、エアシリンダ15を作動させてピス
トンロツド16を前進(第2図で左動)させる
と、案内溝20の案内ピン19に対する誘導作用
により摺動子18が下動されるので、この摺動子
18に装着されたポンチ22の穿孔針部26が第
2A図に示すようにシリンダ孔2内方から薄肉部
6に打込まれてリリーフポート8を形成し、続い
てテーパ部25がリリーフポート8のシリンダ孔
2側開口縁を押圧して面取り部9を形成する。
而して、リリーフポート8の穿設部は、予め凹
部5の形成により薄肉部6とされるため、ポンチ
22の打込みよりリリーフポート8を能率良く、
且つ高精度に形成することができる。しかも、そ
の際、ポンチ22をシリンダ孔2内方から外方へ
向けて操作するので、穿孔により生じるバリは凹
部5側に生じるだけで、薄肉部6内面には生じな
い。
リリーフポート8の形成後は、ピストンロツド
16を後退作動させてポンチ22をリリーフポー
ト8から引き抜き、ワーク押え11を退去させれ
ば、シリンダ本体1をワーク支持壁10から取り
外すことができる。
C 考案の効果 以上のように本考案装置は、複数のボルト孔を
有する取付フランジが一端部外周に突設されると
共に位置決め用凹部が他端部端面の中心部に形成
されたマスタシリンダ用シリンダ本体の側壁の所
定位置にポート孔を穿孔するための穿孔装置であ
つて、前記シリンダ本体のシリンダ孔に嵌合し得
るガイド柱、及び前記取付フランジの各ボルト孔
に嵌合し得る位置決めピンを有して前記シリンダ
本体の一端部を支承し得るワーク支持壁と、この
ワーク支持壁に支承された前記シリンダ本体を該
ワーク支持壁に固定すべく前記位置決め用凹部に
係合する前進位置と、その凹部より離間する後退
位置との間を後退し得るワーク押えと、前記ガイ
ド柱に、その軸線を横断するよう摺動可能に支承
される摺動子と、前記ガイド柱にその長手方向に
摺動可能に支承される摺動棒と、この摺動棒と前
記摺動子との間に設けられ、摺動棒の摺動を摺動
子の摺動に変換するカム機構と、前記摺動棒をそ
の摺動方向に駆動する駆動手段と、前記摺動子に
装着され、その所定方向への摺動により前記側壁
に打込まれるポンチとを備えているので、ガイド
柱にシリンダ孔を、また位置決めピンに取付フラ
ンジの各ボルト孔をそれぞれ嵌合させてシリンダ
本体をワーク支持壁に支持させると共に、ワーク
押えをシリンダ本体の位置決め用凹部に符合させ
つつ前進位置まで単に移動させるだけで、ワーク
たるシリンダ本体を、その側壁のポート孔加工予
定部位をポンチに正しく向かせた状態で、穿孔装
置に対し位置決め固定することができる。従つて
斯かるシリンダ本体のセツト状態より摺動棒を単
に駆動するだけで、該シリンダ本体側壁の上記ポ
ート孔加工予定部位にそのシリンダ孔内方からポ
ンチを打込むことができ、これによりシリンダ内
面にバリを発生させることなくシリンダ本体側壁
の所定位置にポート孔を極めて精度よく且つ迅速
に穿つことができるから、該ポート孔の穿孔装置
に厳しい精度管理を要求されるこの種シリンダ本
体の量産性アツプを図る上で有利である。しかも
このようなポート孔の穿孔位置を決定するための
位置決め手段としては、シリンダ本体に従来普通
に設けられる取付フランジのボルト孔やシリンダ
本体端面の位置決め用凹部をそのまま利用するこ
とができる上、穿孔装置側には前記ワーク押えと
位置決めピンとを単に設けるだけで済むことか
ら、全体としてその位置決め手段の構成が簡単で
コストダウンに大いに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は小孔としてのリリーフポートが形成されたマス
タシリンダ用シリンダ本体の縦断側面図、第1A
図は第1図のA部拡大図、第2図は本考案穿孔装
置とそれに取付けられたシリンダ本体とを示す要
部縦断面図、第3図は第2図の−線拡大断面
図、第3A図はリリーフポート穿孔後の状態を示
す第3図に対応した断面図、第4図は第2図の
−線断面図、第5図は第3図の−線断線図
である。 1……シリンダ本体、1a……位置決め用凹
部、2……シリンダ孔、3……取付フランジ、4
……ボルト孔、7……穿孔装置、8……ポート孔
としてのリリーフポート、10……ワーク支持
壁、11……ワーク押え、12……ガイド柱、1
3……位置決めピン、14……摺動棒、15……
駆動手段としてのエアシリンダ、18……摺動
子、19,20……カム機構を構成する案内ピン
及び案内溝、22……ポンチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のボルト孔4,4を有する取付フランジ3
    が一端部外周に突設されると共に位置決め用凹部
    1aが他端部端面の中心部に形成されたマスタシ
    リンダ用シリンダ本体1の側壁の所定位置にポー
    ト孔8を穿孔するための穿孔装置であつて、前記
    シリンダ本体1のシリンダ孔2に嵌合し得るガイ
    ド柱12、及び前記取付フランジ3の各ボルト孔
    4に嵌合し得る位置決めピン13を有して前記シ
    リンダ本体1の一端部を支承し得るワーク支持壁
    10と、このワーク支持壁10に支承された前記
    シリンダ本体1を該ワーク支持壁10に固定すべ
    く前記位置決め用凹部1aに係合する前進位置
    と、その凹部1aより離間する後退位置との間を
    前退し得るワーク押え11と、前記ガイド柱12
    に、その軸線を横断するよう摺動可能に支承され
    る摺動子18と、前記ガイド柱12にその長手方
    向に摺動可能に支承される摺動棒14と、この摺
    動棒14と前記摺動子18との間に設けられ、摺
    動棒14の摺動を摺動子の摺動に変換するカム機
    構19,20と、前記摺動棒14をその摺動方向
    に駆動する駆動手段15と、上記摺動子18に装
    着され、その所定方向への摺動により前記側壁に
    打込まれるポンチ22とを少なくとも備えたこと
    を特徴とする、マスタシリンダ用シリンダ本体に
    対する穿孔装置。
JP1985152711U 1985-10-05 1985-10-05 Expired JPH0243531Y2 (ja)

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JPS6261328U JPS6261328U (ja) 1987-04-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5193490A (ja) * 1975-02-14 1976-08-16
JPS6122221U (ja) * 1984-07-17 1986-02-08 リズム自動車部品製造株式会社 オリフイス孔加工装置

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JPS6261328U (ja) 1987-04-16

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