JPH0245325B2 - - Google Patents
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- JPH0245325B2 JPH0245325B2 JP61041246A JP4124686A JPH0245325B2 JP H0245325 B2 JPH0245325 B2 JP H0245325B2 JP 61041246 A JP61041246 A JP 61041246A JP 4124686 A JP4124686 A JP 4124686A JP H0245325 B2 JPH0245325 B2 JP H0245325B2
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- Japan
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- water
- resist
- pattern
- film
- soluble
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/09—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
- G03F7/091—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers characterised by antireflection means or light filtering or absorbing means, e.g. anti-halation, contrast enhancement
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は半導体集積回路の製造等において、特
にフオトリソグラフイのパターン形成における、
マスクパターンを通過した余分な光による悪影響
を防止し、段差上でのパターン精度を向上し、か
つ解像度を高めるための、放射線感応性樹脂と水
溶性有機膜の積層構造を使用するパターン形成に
関するものである。
にフオトリソグラフイのパターン形成における、
マスクパターンを通過した余分な光による悪影響
を防止し、段差上でのパターン精度を向上し、か
つ解像度を高めるための、放射線感応性樹脂と水
溶性有機膜の積層構造を使用するパターン形成に
関するものである。
従来例の構成とその問題点
集積回路の高集積化、高密度化は従来のリソグ
ラフイ技術の進歩により増大してきた。その最小
線幅も1μm前後となつてきており、この加工線
幅を達成するには、高開口レンズを有した縮小投
影法により紫外線露光する方法、基板上に直接描
画する電子ビーム露光法、X線を用いたプロキシ
ミテイ露光法があげられる。しかし、いずれの方
法もスループツトを犠牲にすることなく良好な線
幅制御と高解像度及び良好な段差部のカバレジを
同時に得ることは困難である。特に実際の集積回
路上においては必然的に凹凸が発生し、放射線感
応性樹脂(以後、レジストと略)を塗布した後で
は、凹凸部におけるレジストの膜厚差が発生し、
良好な線幅制御が不可能となる。
ラフイ技術の進歩により増大してきた。その最小
線幅も1μm前後となつてきており、この加工線
幅を達成するには、高開口レンズを有した縮小投
影法により紫外線露光する方法、基板上に直接描
画する電子ビーム露光法、X線を用いたプロキシ
ミテイ露光法があげられる。しかし、いずれの方
法もスループツトを犠牲にすることなく良好な線
幅制御と高解像度及び良好な段差部のカバレジを
同時に得ることは困難である。特に実際の集積回
路上においては必然的に凹凸が発生し、放射線感
応性樹脂(以後、レジストと略)を塗布した後で
は、凹凸部におけるレジストの膜厚差が発生し、
良好な線幅制御が不可能となる。
このことを第1図を用いて説明する。第1図は
従来法により単層レジスト膜を段差部へ塗布し、
その段差部に対して交叉してパターニングを行な
つた状態を示したものである。第1図Aは半導体
基板等の基板1上にSiO2膜2等の段差物パター
ン2aが形成されておりその上にレジスト3が塗
布された状態の断面図である。この場合、段差物
パターン2aがない平坦な膜上のレジスト3の膜
厚をtR1の厚さに塗布した時、段差物パターン2
a上のレジスト3の膜厚は、レジスト自身の粘性
と塗布時の回転数により膜厚tR2に決定される。
この時tR1=tR2にすること、つまり凹凸部でのレ
ジスト膜の膜厚差を皆無にすることは物理的に不
可能である。このようにtR1〓tR2の膜厚において
レジストパターンを形成した場合の平面図を第1
図Bに示す。
従来法により単層レジスト膜を段差部へ塗布し、
その段差部に対して交叉してパターニングを行な
つた状態を示したものである。第1図Aは半導体
基板等の基板1上にSiO2膜2等の段差物パター
ン2aが形成されておりその上にレジスト3が塗
布された状態の断面図である。この場合、段差物
パターン2aがない平坦な膜上のレジスト3の膜
厚をtR1の厚さに塗布した時、段差物パターン2
a上のレジスト3の膜厚は、レジスト自身の粘性
と塗布時の回転数により膜厚tR2に決定される。
この時tR1=tR2にすること、つまり凹凸部でのレ
ジスト膜の膜厚差を皆無にすることは物理的に不
可能である。このようにtR1〓tR2の膜厚において
レジストパターンを形成した場合の平面図を第1
図Bに示す。
これは、段差物パターン2aに対して直角に交
叉して形成されたレジストパターン3の膜厚tR1
の位置でパターン幅がl1と決定されると、膜厚tR2
の位置ではtR1>tR2という関係があるためパター
ン幅はl2でかつl1>l2となり段差部における寸法
変換差が発生してしまう。つまり、非常に微細パ
ターンになると良好な線幅制御が得られず、更に
段差物2aのエツジ部2bで実質上、平坦部の膜
厚tR1より厚くなるため解像度が低下する。一般
に解像度はレジストの膜厚が薄くなればなるほど
向上する。これは、放射線自身の波長によつて微
細間隙になると干渉、回析現像のため入射するエ
ネルギーが減衰してしまうためである。つまり段
差物上のレジスト膜厚差を少なくするために、た
だ単にレジストを厚く塗布し見掛け上のレジスト
膜厚差を軽減しようとしても解像度が低下するた
めにパターン形成上好ましくない。
叉して形成されたレジストパターン3の膜厚tR1
の位置でパターン幅がl1と決定されると、膜厚tR2
の位置ではtR1>tR2という関係があるためパター
ン幅はl2でかつl1>l2となり段差部における寸法
変換差が発生してしまう。つまり、非常に微細パ
ターンになると良好な線幅制御が得られず、更に
段差物2aのエツジ部2bで実質上、平坦部の膜
厚tR1より厚くなるため解像度が低下する。一般
に解像度はレジストの膜厚が薄くなればなるほど
向上する。これは、放射線自身の波長によつて微
細間隙になると干渉、回析現像のため入射するエ
ネルギーが減衰してしまうためである。つまり段
差物上のレジスト膜厚差を少なくするために、た
だ単にレジストを厚く塗布し見掛け上のレジスト
膜厚差を軽減しようとしても解像度が低下するた
めにパターン形成上好ましくない。
更に反射の影響について第2図を用いて説明す
る。
る。
第2図Aは基板1上の凸部状段差2に金属膜4
例えばAl膜が全面に蒸着され、更に上部に感光
性樹脂(以後、レジスト)3が塗布された状態に
マスク5のクロム6を介して紫外線を照射した場
合の断面図である。この時の紫外線(以後、UV
光)の入射状態を拡大した図が第2図Bである。
入射するUV光7のうち平坦部3aへ入射する
UV光7aの反射光7bは正確に180°の角度で反
射するが、Al膜4の段差部の位置へ入射するUV
光7cはAl膜4の側面から反射して反射光7d
となり、この反射光7dは未露光部のレジスト領
域3bに侵入してレジストパターン形成用の光と
しては余分な光であり、実質現像後のレジスト断
面3cはマスク5のクロム部6の幅よりも狭くな
りパターン精度が劣化する。また段差間とレジス
トパターン端部との距離によつてはレジストパタ
ーンが消滅し、パターン断線が発生する。
例えばAl膜が全面に蒸着され、更に上部に感光
性樹脂(以後、レジスト)3が塗布された状態に
マスク5のクロム6を介して紫外線を照射した場
合の断面図である。この時の紫外線(以後、UV
光)の入射状態を拡大した図が第2図Bである。
入射するUV光7のうち平坦部3aへ入射する
UV光7aの反射光7bは正確に180°の角度で反
射するが、Al膜4の段差部の位置へ入射するUV
光7cはAl膜4の側面から反射して反射光7d
となり、この反射光7dは未露光部のレジスト領
域3bに侵入してレジストパターン形成用の光と
しては余分な光であり、実質現像後のレジスト断
面3cはマスク5のクロム部6の幅よりも狭くな
りパターン精度が劣化する。また段差間とレジス
トパターン端部との距離によつてはレジストパタ
ーンが消滅し、パターン断線が発生する。
以上述べたように、基板上の段差等により、フ
オトマスクパターンを通過した余分な光の回り込
みが発生し、パターン精度が低下し微細化に対し
大きな障害であつた。特に光強度の高い縮小投影
露光法においては、前記余分な光による解像度、
パターン精度の低下がはなはだしく、例えば段差
を有するAl上の配線パターン形成において2μm
以下のパターン寸法は必らず断線する現象があ
る。
オトマスクパターンを通過した余分な光の回り込
みが発生し、パターン精度が低下し微細化に対し
大きな障害であつた。特に光強度の高い縮小投影
露光法においては、前記余分な光による解像度、
パターン精度の低下がはなはだしく、例えば段差
を有するAl上の配線パターン形成において2μm
以下のパターン寸法は必らず断線する現象があ
る。
発明の目的
本発明は、微細パターン形成に適したレジスト
を損うことなく、かつ工程を複雑化することなく
容易に微細パターン形成を行うもので、特にフオ
トリソグラフイにおけるフオトマスクパターンを
通過した余分な光の影響による解像度の低下とパ
ターン精度の低下を防ぐのに好適で安定なパター
ン形成有機膜とこれを用いたパターン形成方法を
提供することを目的とするものである。
を損うことなく、かつ工程を複雑化することなく
容易に微細パターン形成を行うもので、特にフオ
トリソグラフイにおけるフオトマスクパターンを
通過した余分な光の影響による解像度の低下とパ
ターン精度の低下を防ぐのに好適で安定なパター
ン形成有機膜とこれを用いたパターン形成方法を
提供することを目的とするものである。
発明の構成
本発明は、段差を有する基板上に、水溶性有機
物と500nm以下の光を吸収する物質と架橋剤と
水を含む温室で可溶な水溶性反射防止用有機膜を
塗布形成し、熱処理を行う工程と、前記水溶性反
射防止膜上に有機溶媒系のポジ型放射線感応性樹
脂を塗布形成する工程と、選択的に前記光を露光
する工程と、前記選択的に露光した放射線感光性
樹脂と前記露光した放射線感応性樹脂直下の前記
水溶性反射防止用有機膜を現像除去する工程とを
含むパターン形成方法において、前記水溶性有機
物の主成分としてプルランを用いてなるものであ
る。
物と500nm以下の光を吸収する物質と架橋剤と
水を含む温室で可溶な水溶性反射防止用有機膜を
塗布形成し、熱処理を行う工程と、前記水溶性反
射防止膜上に有機溶媒系のポジ型放射線感応性樹
脂を塗布形成する工程と、選択的に前記光を露光
する工程と、前記選択的に露光した放射線感光性
樹脂と前記露光した放射線感応性樹脂直下の前記
水溶性反射防止用有機膜を現像除去する工程とを
含むパターン形成方法において、前記水溶性有機
物の主成分としてプルランを用いてなるものであ
る。
先に述べた水溶性有機膜は、水溶性有機物例え
ば多糖体であるプルランを主成分として含み
500nm以下の光(紫外線)を吸収する物質例え
ば酸性又は塩基性染料を含むもので、水などへの
溶解速度を調整するための架橋剤例えばジアルデ
ヒドデンプン、重クロム酸塩、ジアジド化合物、
アジド化合物、アルデヒド化合物などと、水等を
含んでもよい。
ば多糖体であるプルランを主成分として含み
500nm以下の光(紫外線)を吸収する物質例え
ば酸性又は塩基性染料を含むもので、水などへの
溶解速度を調整するための架橋剤例えばジアルデ
ヒドデンプン、重クロム酸塩、ジアジド化合物、
アジド化合物、アルデヒド化合物などと、水等を
含んでもよい。
実施例の説明
まず、本発明の中で特に冷水に易溶性で多糖類
であるプルランを主成分とする水溶性有機膜につ
いて説明する。プルランの構造は、次のように示
される。
であるプルランを主成分とする水溶性有機膜につ
いて説明する。プルランの構造は、次のように示
される。
このプルランはグルコース単位を中心とするデ
ンプン、セルロースなどの多糖類と分子構造が異
なつている。そして更にその性質も異なる。例え
ば、デンプン、セルロースは冷水に溶けにくいの
に対し、プルランは冷水に易溶であり、その水溶
液は水溶性高分子の水溶液の中で同一の濃度、同
一の分子量においては、粘度の低いものの1つで
ある。またプルラン水溶液は長時間安定であつ
て、ゲル化あるいは老化現象は認められない。更
にその膜は有機溶媒に対してまつたく溶解しない
性質も有する。つまり半導体製造におけるリソグ
ラフイー技術に使用する有機溶媒系の放射線感応
性樹脂(以後、レジスト)と重ねて塗布しやすい
性質を有している。
ンプン、セルロースなどの多糖類と分子構造が異
なつている。そして更にその性質も異なる。例え
ば、デンプン、セルロースは冷水に溶けにくいの
に対し、プルランは冷水に易溶であり、その水溶
液は水溶性高分子の水溶液の中で同一の濃度、同
一の分子量においては、粘度の低いものの1つで
ある。またプルラン水溶液は長時間安定であつ
て、ゲル化あるいは老化現象は認められない。更
にその膜は有機溶媒に対してまつたく溶解しない
性質も有する。つまり半導体製造におけるリソグ
ラフイー技術に使用する有機溶媒系の放射線感応
性樹脂(以後、レジスト)と重ねて塗布しやすい
性質を有している。
更に放射線例えば紫外線を吸収する材料として
染料等を前記プルラン水溶液に溶解させる。この
時、染料は酸性染料であるが、プルラン水溶液は
PHにまつたく影響されず安定した水溶液である。
染料等を前記プルラン水溶液に溶解させる。この
時、染料は酸性染料であるが、プルラン水溶液は
PHにまつたく影響されず安定した水溶液である。
そして、レジストのパターン形成の現像工程に
おける現像液(アルカリ水溶液)、リンス液(水)
に対してプルラン膜の溶解速度をコントロールす
るため、架橋剤としてたとえばジアルデヒドデン
プンを少量混合してもよい。レジスト現像後レジ
ストが除去された部分のプルラン膜もレジストの
現像工程で用いる現像液、リンス液にて溶解除去
されるが、このときプルラン膜の除去が速く進み
すぎると、残存したレジストパターン下のプルラ
ン膜のサイドエツチが大きくなる。これを除くた
めに架橋剤を適当に加え塗布後熱処理を行つてプ
ルラン膜の溶解速度を適当に低下させる。ジアル
デヒドはデンプンを過沃素酸により酸化して、デ
ンプンの構成単位をジアルデヒドに換えたもので
ある。このジアルデヒドデンプンは前記のプルラ
ンと反応しアセタール結合を作り水に対し難溶性
を示す。
おける現像液(アルカリ水溶液)、リンス液(水)
に対してプルラン膜の溶解速度をコントロールす
るため、架橋剤としてたとえばジアルデヒドデン
プンを少量混合してもよい。レジスト現像後レジ
ストが除去された部分のプルラン膜もレジストの
現像工程で用いる現像液、リンス液にて溶解除去
されるが、このときプルラン膜の除去が速く進み
すぎると、残存したレジストパターン下のプルラ
ン膜のサイドエツチが大きくなる。これを除くた
めに架橋剤を適当に加え塗布後熱処理を行つてプ
ルラン膜の溶解速度を適当に低下させる。ジアル
デヒドはデンプンを過沃素酸により酸化して、デ
ンプンの構成単位をジアルデヒドに換えたもので
ある。このジアルデヒドデンプンは前記のプルラ
ンと反応しアセタール結合を作り水に対し難溶性
を示す。
同様に、水に対する難溶性を出すため、感光性
やエステル化、エーテル化させるため、重クロム
酸塩、ジアジド化合物、アジド化合物(感光性)、
アルデヒド化合物などと反応させるのもよい。
やエステル化、エーテル化させるため、重クロム
酸塩、ジアジド化合物、アジド化合物(感光性)、
アルデヒド化合物などと反応させるのもよい。
以下、詳細な実施例を説明する。
まず、本発明に用いる光吸収用の膜としての水
溶性有機膜の一例の合成方法とその性質について
述べる。
溶性有機膜の一例の合成方法とその性質について
述べる。
ビーカに純水(脱イオン水)を100c.c.を入れ温
度を室温のまま、重金属を充分とつた平均分子量
20万のプルランを撹拌しながら添加してゆき、20
g溶解させる。一方、温度80℃の温水100c.c.に酸
性染料(500nm以下の紫外領域を吸収する染料)
2.5gを撹拌しながら溶解していく。次にプルラ
ン水溶液と染料水溶液を混合して染料入りプルラ
ン水溶液を作製した。次にジアルデヒドデンプン
水溶液(10%)数c.c.を染料入りプルラン水溶液に
混合させた。この状態では、ゲル化はみられず長
期間おいても品質はまつたく変化がみられない。
この溶液を石英ガラス板上にスピンナーを用いて
3000rpmで回転塗布したところ、均一な5000Åの
膜厚が得られ、紫外透過特性も波長500nm以下
で、50%以下の透過を示し半導体製造における紫
外線露光に対しポジレジスト露光時の余分な光を
充分に吸収する効果があつた。更にこの水溶性有
機膜を塗布した後この有機膜上に有機溶媒系のポ
ジレジストの塗布を行つたところ溶解もなく、き
わめて容易にこのレジストを積層することが可能
であつた。この水溶性有機膜のレジスト現像に用
いる液での溶解速度は架橋剤なしの時よりも10倍
程度遅くなり、露光後のレジストの現像液に対す
る溶解速度よりも遅くなり、レジスト現像後の水
溶性有機膜のサイドエツチを小さくすることがで
きる。
度を室温のまま、重金属を充分とつた平均分子量
20万のプルランを撹拌しながら添加してゆき、20
g溶解させる。一方、温度80℃の温水100c.c.に酸
性染料(500nm以下の紫外領域を吸収する染料)
2.5gを撹拌しながら溶解していく。次にプルラ
ン水溶液と染料水溶液を混合して染料入りプルラ
ン水溶液を作製した。次にジアルデヒドデンプン
水溶液(10%)数c.c.を染料入りプルラン水溶液に
混合させた。この状態では、ゲル化はみられず長
期間おいても品質はまつたく変化がみられない。
この溶液を石英ガラス板上にスピンナーを用いて
3000rpmで回転塗布したところ、均一な5000Åの
膜厚が得られ、紫外透過特性も波長500nm以下
で、50%以下の透過を示し半導体製造における紫
外線露光に対しポジレジスト露光時の余分な光を
充分に吸収する効果があつた。更にこの水溶性有
機膜を塗布した後この有機膜上に有機溶媒系のポ
ジレジストの塗布を行つたところ溶解もなく、き
わめて容易にこのレジストを積層することが可能
であつた。この水溶性有機膜のレジスト現像に用
いる液での溶解速度は架橋剤なしの時よりも10倍
程度遅くなり、露光後のレジストの現像液に対す
る溶解速度よりも遅くなり、レジスト現像後の水
溶性有機膜のサイドエツチを小さくすることがで
きる。
前述したプルランは、他の多糖類とは分子構造
が異なり、冷水に易溶である。そしてその水溶液
は粘度の低いものの1つで分子量制御も容易であ
つて、前記のように長期間安定であり溶解性も制
御しやすく、その膜は有機溶媒に対してまつたく
溶解せず、耐熱性および紫外線に対する透明性も
高い。
が異なり、冷水に易溶である。そしてその水溶液
は粘度の低いものの1つで分子量制御も容易であ
つて、前記のように長期間安定であり溶解性も制
御しやすく、その膜は有機溶媒に対してまつたく
溶解せず、耐熱性および紫外線に対する透明性も
高い。
なお、プルラン、染料、架橋剤の量は、塗布す
る膜厚、紫外線吸収量、水への溶解速度によつて
任意に選択することが可能である。また、水への
溶解性の制御には、プルラン自身をエーテル、エ
ステル化することも考えられる。
る膜厚、紫外線吸収量、水への溶解速度によつて
任意に選択することが可能である。また、水への
溶解性の制御には、プルラン自身をエーテル、エ
ステル化することも考えられる。
この水溶性有機膜を使用したパターン形成方法
の実施例を第3図を用いて説明する。
の実施例を第3図を用いて説明する。
従来例の説明に使用した第2図と同様に半導体
基板1上に絶縁物等の段差2が形成し、反射率の
高い金属膜例えば配線となるAl膜4を蒸着する。
そして前述の水溶性有機膜8を塗布する〔第3図
A〕。この時の水溶性有機膜の膜厚はこの後で露
光する際に施こすエネルギー量によつて適当に設
定されるものであるが、本実施例においては2000
Åに塗布形成し薄い膜とした。
基板1上に絶縁物等の段差2が形成し、反射率の
高い金属膜例えば配線となるAl膜4を蒸着する。
そして前述の水溶性有機膜8を塗布する〔第3図
A〕。この時の水溶性有機膜の膜厚はこの後で露
光する際に施こすエネルギー量によつて適当に設
定されるものであるが、本実施例においては2000
Åに塗布形成し薄い膜とした。
続いて、ポジ型UVレジスト3〔たとえばS−
1400(シツプレー社製)、OFPR−800(東京応化
製)等〕を水溶性有機膜8上に塗布する。この
際、ポジ型UVレジスト3と水溶性有機膜8とは
互いに溶解することなく均一に塗布することが可
能であつた〔第3図B〕。この積層塗布に際し、
何ら余分な工程が必要でなく、積層塗布工程は容
易に行うことができる。このことは、通常の半導
体集積回路工程の変更の必要がなく、プロセス上
すぐれた利点である。
1400(シツプレー社製)、OFPR−800(東京応化
製)等〕を水溶性有機膜8上に塗布する。この
際、ポジ型UVレジスト3と水溶性有機膜8とは
互いに溶解することなく均一に塗布することが可
能であつた〔第3図B〕。この積層塗布に際し、
何ら余分な工程が必要でなく、積層塗布工程は容
易に行うことができる。このことは、通常の半導
体集積回路工程の変更の必要がなく、プロセス上
すぐれた利点である。
そして、フオトマスク5のクロムパターン6を
介して縮小投影露光法によつて436nmの紫外線
7を150mJ/cm2のエネルギーで露光する。この
時、段差側面や表面からの反射光すなわちマスク
パターンの遮光部分に入り込む余分な光は水溶性
有機膜8中の紫外線吸収剤により吸収されるた
め、クロムパターン6通りの未露光領域3eの潜
像が形成される〔第3図C〕。
介して縮小投影露光法によつて436nmの紫外線
7を150mJ/cm2のエネルギーで露光する。この
時、段差側面や表面からの反射光すなわちマスク
パターンの遮光部分に入り込む余分な光は水溶性
有機膜8中の紫外線吸収剤により吸収されるた
め、クロムパターン6通りの未露光領域3eの潜
像が形成される〔第3図C〕。
次にアルカリ現像液およびリンス液を用いた現
像工程によつてポジ型UVレジスト3の露光部分
を現像除去する。この現像工程で露光部分直下の
水溶性反射防止用有機膜も除去され、パターン3
f,8aを得た〔第3図D〕。
像工程によつてポジ型UVレジスト3の露光部分
を現像除去する。この現像工程で露光部分直下の
水溶性反射防止用有機膜も除去され、パターン3
f,8aを得た〔第3図D〕。
なお、有機膜8の現像液、リンス液での溶解速
度は、前述したように架橋剤の添加量によつて自
在にコントロール可能で上層のレジストの膜厚に
よつて設定される。また架橋剤の架橋反応の促進
のため、有機膜8の塗布後熱処理を加えるのが望
ましい。
度は、前述したように架橋剤の添加量によつて自
在にコントロール可能で上層のレジストの膜厚に
よつて設定される。また架橋剤の架橋反応の促進
のため、有機膜8の塗布後熱処理を加えるのが望
ましい。
第3図Dののち、パターン3f,8aをマスク
としてAl膜4を選択除去して電極配線を形成す
る。
としてAl膜4を選択除去して電極配線を形成す
る。
次に第2の実施例を第4図を用いて説明する。
第1の実施例の場合には水溶性有機膜8を露光エ
ネルギのうちの反射光を防ぐ最小の膜厚にしたた
め下地基板1の段差2の形状は変化せず、ポジ型
UVレジスト3は段差付近で膜厚の変動が発生
し、最終的にパターン精度が劣化する。これを防
ぐために、第2の実施例では水溶性有機膜8を厚
く塗布し平坦に形成する〔第4図A〕。この後、
ポジ型UVレジスト3〔たとえばS−1400(シツ
プレー社製)、OFPR−800(東京応化製)等〕は
平坦に塗布されるためにレジスト膜厚の変動がま
つたく無くなる。そして露光現像、リンス工程を
加えれば、(B)のごとくパターン精度が高く、高ア
スペクト比パターン3f,8aが得られた。この
時、水溶性有機膜8は架橋剤であるジアルデヒド
デンプン水溶液を染料入りプルラン水溶液に対し
5重量パーセント加えた水溶液の塗布により形成
し、さらに100℃、90秒程度の低温の熱処理を施
した。こうして架橋剤を最適に添加した有機膜8
の現像用の液に対する溶解速度は適切となり、膜
厚によらず最適の溶解が可能となる。したがつ
て、残された有機膜8のパターン8aはレジスト
パターン3fが忠実に転写された良好な形状を得
ることができる。
第1の実施例の場合には水溶性有機膜8を露光エ
ネルギのうちの反射光を防ぐ最小の膜厚にしたた
め下地基板1の段差2の形状は変化せず、ポジ型
UVレジスト3は段差付近で膜厚の変動が発生
し、最終的にパターン精度が劣化する。これを防
ぐために、第2の実施例では水溶性有機膜8を厚
く塗布し平坦に形成する〔第4図A〕。この後、
ポジ型UVレジスト3〔たとえばS−1400(シツ
プレー社製)、OFPR−800(東京応化製)等〕は
平坦に塗布されるためにレジスト膜厚の変動がま
つたく無くなる。そして露光現像、リンス工程を
加えれば、(B)のごとくパターン精度が高く、高ア
スペクト比パターン3f,8aが得られた。この
時、水溶性有機膜8は架橋剤であるジアルデヒド
デンプン水溶液を染料入りプルラン水溶液に対し
5重量パーセント加えた水溶液の塗布により形成
し、さらに100℃、90秒程度の低温の熱処理を施
した。こうして架橋剤を最適に添加した有機膜8
の現像用の液に対する溶解速度は適切となり、膜
厚によらず最適の溶解が可能となる。したがつ
て、残された有機膜8のパターン8aはレジスト
パターン3fが忠実に転写された良好な形状を得
ることができる。
具体的に本発明による実験データを第5図に示
す。横軸は第1図における段差エツジからマスク
パターンの遮光部分であるクロームのパターンエ
ツジまでの距離Sを示し、縦軸はパターン形成後
のレジストパターンを示し、マスクパターンを転
写したものである。これによると、従来例の曲線
11に示されるものはS(段差からの距離)が1
〜2μmの距離でレジストパターンが下地Alから
の反射によつて、レジストパターンが断線あるい
は、断線傾向となる。例えばSが0.5μmの時は、
レジストパターンが0.5μmとパターン細りが生じ
ていた。一方、曲線10に示す本発明のものは、
Sの距離に関係なく、レジストパターンに変動な
く1μmパターンが形成可能であつた。
す。横軸は第1図における段差エツジからマスク
パターンの遮光部分であるクロームのパターンエ
ツジまでの距離Sを示し、縦軸はパターン形成後
のレジストパターンを示し、マスクパターンを転
写したものである。これによると、従来例の曲線
11に示されるものはS(段差からの距離)が1
〜2μmの距離でレジストパターンが下地Alから
の反射によつて、レジストパターンが断線あるい
は、断線傾向となる。例えばSが0.5μmの時は、
レジストパターンが0.5μmとパターン細りが生じ
ていた。一方、曲線10に示す本発明のものは、
Sの距離に関係なく、レジストパターンに変動な
く1μmパターンが形成可能であつた。
なお、以上の実施例ではレジストとしてポジ型
のものを説明したが、ネガレジストを用いた場合
でも本発明を適用できることは当然である。
のものを説明したが、ネガレジストを用いた場合
でも本発明を適用できることは当然である。
発明の効果
本発明は、段差を有する基板上に、プルランを
主成分とする水溶液に、500nm以下の光を吸収
する物質および架橋剤を混合した水溶性反射防止
用有機膜を塗布形成し、さらにこの上に有機溶媒
系のポジ型放射線感応性樹脂(ポジ型レジスト)
を塗布形成し、熱処理を加えた後、前記光を選択
露光してレジストと有機膜のパターンを形成する
もので、マスクパターンに忠実で高精度なレジス
トパターンを形成することが可能となる。さらに
本発明によれば、有機溶剤可溶性のレジストを用
いる場合水溶性有機膜とは互いに溶解が起らない
ため、積層塗布は容易であり、かつ通常のレジス
トに適用される現像リンス工程にて選択的にパタ
ーン形成が行え、現像工程の変更なく容易に微細
レジストパターンが得られる。また、プルランを
含む水溶性有機膜を用いると、冷水に溶けやす
く、安定な品質で、塗布も容易であり、半導体フ
オトリソ工程に極めて有効となり、本発明は微細
な半導体装置の製造にすぐれた工業的価値を発揮
するものである。
主成分とする水溶液に、500nm以下の光を吸収
する物質および架橋剤を混合した水溶性反射防止
用有機膜を塗布形成し、さらにこの上に有機溶媒
系のポジ型放射線感応性樹脂(ポジ型レジスト)
を塗布形成し、熱処理を加えた後、前記光を選択
露光してレジストと有機膜のパターンを形成する
もので、マスクパターンに忠実で高精度なレジス
トパターンを形成することが可能となる。さらに
本発明によれば、有機溶剤可溶性のレジストを用
いる場合水溶性有機膜とは互いに溶解が起らない
ため、積層塗布は容易であり、かつ通常のレジス
トに適用される現像リンス工程にて選択的にパタ
ーン形成が行え、現像工程の変更なく容易に微細
レジストパターンが得られる。また、プルランを
含む水溶性有機膜を用いると、冷水に溶けやす
く、安定な品質で、塗布も容易であり、半導体フ
オトリソ工程に極めて有効となり、本発明は微細
な半導体装置の製造にすぐれた工業的価値を発揮
するものである。
第1図A,Bは従来の工程によるパターン形成
後の断面図および平面図、第2図A,Bは従来の
レジストパターン形成工程断面図、第3図A〜D
は本発明の第1の実施例のパターン形成工程断面
図、第4図A,Bは本発明の第2の実施例のパタ
ーン形成工程断面図、第5図は本発明と従来例と
の比較データを示す図である。 1……基板、2……段差、3……レジスト、8
……水溶性有機膜。
後の断面図および平面図、第2図A,Bは従来の
レジストパターン形成工程断面図、第3図A〜D
は本発明の第1の実施例のパターン形成工程断面
図、第4図A,Bは本発明の第2の実施例のパタ
ーン形成工程断面図、第5図は本発明と従来例と
の比較データを示す図である。 1……基板、2……段差、3……レジスト、8
……水溶性有機膜。
Claims (1)
- 1 段差を有する基板上に、水溶性有機物と
500nm以下の光を吸収する物質と架橋剤と水を
含む室温で可溶な水溶性反射防止用有機膜を塗布
形成し、前記有機膜に熱処理を行う工程と、前記
水溶性反射防止膜上に有機溶媒系のポジ型放射型
感応性樹脂を塗布形成する工程と、選択的に前記
光を露光する工程と、前記選択的に露光した放射
線感応性樹脂と前記露光した放射線感光性樹脂直
下の前記水溶性反射防止用有機膜を現像除去する
工程とを含むパターン形成方法において、前記水
溶性有機物の主成分としてプルランを用いてなる
ことを特徴とするパターン形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61041246A JPS61179440A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | パターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61041246A JPS61179440A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | パターン形成方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59078868A Division JPS60223121A (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | パタ−ン形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61179440A JPS61179440A (ja) | 1986-08-12 |
| JPH0245325B2 true JPH0245325B2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=12603080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61041246A Granted JPS61179440A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | パターン形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61179440A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0335238A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マスクパターン検証方法 |
| JP2009105218A (ja) * | 2007-10-23 | 2009-05-14 | Toshiba Corp | パターン形成方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5955019A (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 微細パタ−ン形成方法 |
| JPS59168637A (ja) * | 1983-03-15 | 1984-09-22 | Nec Corp | 微細パタ−ンの形成方法 |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP61041246A patent/JPS61179440A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61179440A (ja) | 1986-08-12 |
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