JPH0245523Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0245523Y2 JPH0245523Y2 JP13328481U JP13328481U JPH0245523Y2 JP H0245523 Y2 JPH0245523 Y2 JP H0245523Y2 JP 13328481 U JP13328481 U JP 13328481U JP 13328481 U JP13328481 U JP 13328481U JP H0245523 Y2 JPH0245523 Y2 JP H0245523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- piston
- pressure
- pressure air
- chamber
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、空気圧利用の産業機械に使用する差
動シリンダの駆動装置に関するものである。
動シリンダの駆動装置に関するものである。
一般に、一方向にのみ大きな作用力を発揮する
シリンダとして太いロツドを備えた差動シリンダ
が使用される。この差動シリンダは、空気消費量
を大幅に削減できるという利点があるが、ピスト
ンにおけるヘツド室及びロツド室の受圧面積に大
差があるため、制御が困難で、例えば、メータア
ウト制御によつて駆動すれば飛び出し始動の危険
が抑止できず、それを抑止しようとしてメータイ
ン制御によつて駆動すれば、ステツイクスリツプ
挙動及び駆動ストロークエンドにおける加圧力確
保の大幅遅延という弊害が生じるのを避け得るこ
とができない。
シリンダとして太いロツドを備えた差動シリンダ
が使用される。この差動シリンダは、空気消費量
を大幅に削減できるという利点があるが、ピスト
ンにおけるヘツド室及びロツド室の受圧面積に大
差があるため、制御が困難で、例えば、メータア
ウト制御によつて駆動すれば飛び出し始動の危険
が抑止できず、それを抑止しようとしてメータイ
ン制御によつて駆動すれば、ステツイクスリツプ
挙動及び駆動ストロークエンドにおける加圧力確
保の大幅遅延という弊害が生じるのを避け得るこ
とができない。
これを図面に基づいて説明すると、第1図は、
差動シリンダをメータアウト制御によつて駆動す
る駆動装置の一例を示すもので、上記駆動装置に
おいて、差動シリンダ1を駆動するため通電によ
り給排切換弁2を図示の位置から切換えれば、高
圧空気源3が加圧力設定用の減圧弁4、給排切換
弁2、及び逆止弁6を介してヘツド室7に連通
し、これと共にロツド室8は絞り9、給排切換弁
2を介して大気に連通する。これにより、差動シ
リンダ1におけるピストン10及びロツド11は
矢印方向への駆動を開始するが、その開始時点に
おいて、第2図Aに示すように、いわゆる飛び出
しが生じるのを避けることができない。なお、第
1図において、12は絞り、13は逆止弁、14
は差動シリンダ1を復帰するための供給圧を設定
する減圧弁、Ph及びPrはヘツド室7及びロツド
室8の圧力である。
差動シリンダをメータアウト制御によつて駆動す
る駆動装置の一例を示すもので、上記駆動装置に
おいて、差動シリンダ1を駆動するため通電によ
り給排切換弁2を図示の位置から切換えれば、高
圧空気源3が加圧力設定用の減圧弁4、給排切換
弁2、及び逆止弁6を介してヘツド室7に連通
し、これと共にロツド室8は絞り9、給排切換弁
2を介して大気に連通する。これにより、差動シ
リンダ1におけるピストン10及びロツド11は
矢印方向への駆動を開始するが、その開始時点に
おいて、第2図Aに示すように、いわゆる飛び出
しが生じるのを避けることができない。なお、第
1図において、12は絞り、13は逆止弁、14
は差動シリンダ1を復帰するための供給圧を設定
する減圧弁、Ph及びPrはヘツド室7及びロツド
室8の圧力である。
また、第3図は、差動シリンダをメータイン制
御によつて駆動する駆動装置の一例を示すもの
で、該駆動装置は、第1図の駆動装置における逆
止弁6,13を逆向きの逆止弁6a,13aと置
換することにより構成される。
御によつて駆動する駆動装置の一例を示すもの
で、該駆動装置は、第1図の駆動装置における逆
止弁6,13を逆向きの逆止弁6a,13aと置
換することにより構成される。
この駆動装置において、通電により給排切換弁
2を図示の位置から切換えれば、高圧空気源3が
減圧弁4、給排切換弁2、絞り12を介してヘツ
ド室7に連通し、これと共にロツド室8は逆止弁
13a、給排切換弁2を介して大気に連通する。
これにより、ピストン10及びロツド11が矢印
方向に駆動されるが、そのストロークエンド近傍
において、第4図Bに示すように、ステイツクス
リツプ現象が生じるのが避けられず、且つ駆動ス
トロークエンドに達した際にヘツド室7が同図C
に示す必要な大きさの加圧力まで昇圧するのに長
い時間を要するという難点がある。
2を図示の位置から切換えれば、高圧空気源3が
減圧弁4、給排切換弁2、絞り12を介してヘツ
ド室7に連通し、これと共にロツド室8は逆止弁
13a、給排切換弁2を介して大気に連通する。
これにより、ピストン10及びロツド11が矢印
方向に駆動されるが、そのストロークエンド近傍
において、第4図Bに示すように、ステイツクス
リツプ現象が生じるのが避けられず、且つ駆動ス
トロークエンドに達した際にヘツド室7が同図C
に示す必要な大きさの加圧力まで昇圧するのに長
い時間を要するという難点がある。
上記ステイツクスリツプ現象は、ヘツド室7に
流入した圧力空気によりピストン10及びロツド
11がそれらとシリンダ内面との静止摩擦力を振
り切つて駆動されるが、その駆動に伴つてヘツド
室7の圧力が低下して、ピストン10に対する作
用力がピストン10とシリンダ内面との摩擦力よ
りも小さくなると、ピストン10が再び停止し、
さらにヘツド室7の作用力が上記静止摩擦力を振
り切ることができる程度に上昇したときに再駆動
され、これを繰り返すために生じるものであり、
特に駆動ストロークエンド近傍においては、ヘツ
ド室7の容積が大きくなつていることから、絞り
12を通してヘツド室7に流入する圧力空気によ
る該ヘツド室7の圧力上昇が緩慢になり、そのた
め上記ステイツクスリツプ現象が生じ易くなる。
流入した圧力空気によりピストン10及びロツド
11がそれらとシリンダ内面との静止摩擦力を振
り切つて駆動されるが、その駆動に伴つてヘツド
室7の圧力が低下して、ピストン10に対する作
用力がピストン10とシリンダ内面との摩擦力よ
りも小さくなると、ピストン10が再び停止し、
さらにヘツド室7の作用力が上記静止摩擦力を振
り切ることができる程度に上昇したときに再駆動
され、これを繰り返すために生じるものであり、
特に駆動ストロークエンド近傍においては、ヘツ
ド室7の容積が大きくなつていることから、絞り
12を通してヘツド室7に流入する圧力空気によ
る該ヘツド室7の圧力上昇が緩慢になり、そのた
め上記ステイツクスリツプ現象が生じ易くなる。
本考案は、上記に鑑みてなされたもので、差動
シリンダを駆動するに当り、予め受圧面積の小さ
いロツド室に高圧空気源からの高圧空気を導入し
ておき、その状態で受圧面積の大きなヘツド室に
絞りを介して高圧空気源からの高圧空気を供給
し、それにより飛び出し始動及びステイツクスリ
ツプを防止し、さらに駆動ストロークエンドに達
した際に、ロツド室の高圧空気を排気すると共に
ヘツド室を上記絞りに代わる減圧弁を介して高圧
空気源に連通させ、それによりヘツド室の圧力を
短時間で必要な加圧力に昇圧可能とすることを、
解決すべき問題点とする。
シリンダを駆動するに当り、予め受圧面積の小さ
いロツド室に高圧空気源からの高圧空気を導入し
ておき、その状態で受圧面積の大きなヘツド室に
絞りを介して高圧空気源からの高圧空気を供給
し、それにより飛び出し始動及びステイツクスリ
ツプを防止し、さらに駆動ストロークエンドに達
した際に、ロツド室の高圧空気を排気すると共に
ヘツド室を上記絞りに代わる減圧弁を介して高圧
空気源に連通させ、それによりヘツド室の圧力を
短時間で必要な加圧力に昇圧可能とすることを、
解決すべき問題点とする。
本考案は、高圧空気源とピストンに太いロツド
を連結した差動シリンダのロツド室との間に、ピ
ストンの駆動ストローク時は上記ロツド室を高圧
空気源に、ピストンの駆動ストロークエンドにお
いて該ロツド室を大気に切換連通させる給排切換
弁を接続すると共に、高圧空気源と差動シリンダ
のヘツド室との間に、並列に接続した絞り及び減
圧弁、絞り及び減圧弁の一方を選択するセレクタ
弁、ヘツド室をセレクタ弁と大気とに切換連通さ
せる給排切換弁をそれぞれ接続し、ピストンが駆
動ストロークエンドに達した際に、ロツド室側の
給排切換弁を大気側に、上記セレクタ弁を減圧弁
側に切換える手段を設けたことによつて、上記問
題を解決したものである。
を連結した差動シリンダのロツド室との間に、ピ
ストンの駆動ストローク時は上記ロツド室を高圧
空気源に、ピストンの駆動ストロークエンドにお
いて該ロツド室を大気に切換連通させる給排切換
弁を接続すると共に、高圧空気源と差動シリンダ
のヘツド室との間に、並列に接続した絞り及び減
圧弁、絞り及び減圧弁の一方を選択するセレクタ
弁、ヘツド室をセレクタ弁と大気とに切換連通さ
せる給排切換弁をそれぞれ接続し、ピストンが駆
動ストロークエンドに達した際に、ロツド室側の
給排切換弁を大気側に、上記セレクタ弁を減圧弁
側に切換える手段を設けたことによつて、上記問
題を解決したものである。
ロツド室側の給排切換弁を高圧空気源に連通さ
せた状態で、セレクタ弁を絞り側に、ヘツド室側
の給排切換弁をセレクタ弁側にそれぞれ切換え
て、ヘツド室に高圧空気源からの空気を流入させ
ると、ヘツド室とロツド室との受圧面積差に基づ
き、ピストンはロツド室に加わる空気圧に打勝つ
大きな駆動力によつて駆動される。この場合、ヘ
ツド室に流入する空気は絞りによつて流量一定に
保たれ、かつピストン駆動中には高圧空気源から
一定圧の空気が負荷としてロツド室に加わつてい
るので、負荷が変動しない限り、ピストンは定速
駆動される。
せた状態で、セレクタ弁を絞り側に、ヘツド室側
の給排切換弁をセレクタ弁側にそれぞれ切換え
て、ヘツド室に高圧空気源からの空気を流入させ
ると、ヘツド室とロツド室との受圧面積差に基づ
き、ピストンはロツド室に加わる空気圧に打勝つ
大きな駆動力によつて駆動される。この場合、ヘ
ツド室に流入する空気は絞りによつて流量一定に
保たれ、かつピストン駆動中には高圧空気源から
一定圧の空気が負荷としてロツド室に加わつてい
るので、負荷が変動しない限り、ピストンは定速
駆動される。
このように、高圧力レベル状態、即ちピストン
の両側に高圧空気が存在する状態でピストンを駆
動すると、ロツド室が大気に開放してピストンに
背圧がない低圧力レベル状態の場合に比べて、通
常、ステイツクスリツプ現象が発生するのが抑制
される。これは、ピストンの移動に伴つてロツド
室の高圧空気を圧縮するため、それによつてピス
トンの移動が抑制され、ピストンが急激な速度変
化を行うような状態で駆動されることはなく、そ
れに伴つてピストンの慣性力等も比較的小さくて
影響を及ぼさないものとなり、その結果、ピスト
ンの移動によつてヘツド室の圧力が極端に低下す
ることがないなどの理由によるためと考えられ
る。
の両側に高圧空気が存在する状態でピストンを駆
動すると、ロツド室が大気に開放してピストンに
背圧がない低圧力レベル状態の場合に比べて、通
常、ステイツクスリツプ現象が発生するのが抑制
される。これは、ピストンの移動に伴つてロツド
室の高圧空気を圧縮するため、それによつてピス
トンの移動が抑制され、ピストンが急激な速度変
化を行うような状態で駆動されることはなく、そ
れに伴つてピストンの慣性力等も比較的小さくて
影響を及ぼさないものとなり、その結果、ピスト
ンの移動によつてヘツド室の圧力が極端に低下す
ることがないなどの理由によるためと考えられ
る。
ピストンが駆動ストロークエンドに達した際に
は、ロツド室側の給排切換弁を大気側に切換えて
ロツド室を大気に連通し、一方、セレクタ弁を減
圧弁側に切換えて、ヘツド室に減圧弁によつて所
定圧に設定された圧力空気を供給する。これによ
つて多量の圧力空気がヘツド室に供給されるの
で、それまでの供給量を制限する絞りを介する場
合に比べて、ヘツド室の圧力を速やかに設定圧力
に上昇でき、短時間で必要な加圧力を得ることが
できる。
は、ロツド室側の給排切換弁を大気側に切換えて
ロツド室を大気に連通し、一方、セレクタ弁を減
圧弁側に切換えて、ヘツド室に減圧弁によつて所
定圧に設定された圧力空気を供給する。これによ
つて多量の圧力空気がヘツド室に供給されるの
で、それまでの供給量を制限する絞りを介する場
合に比べて、ヘツド室の圧力を速やかに設定圧力
に上昇でき、短時間で必要な加圧力を得ることが
できる。
従つて、飛び出し始動並びに駆動ストローク中
及び駆動ストロークエンドでの上述したステイツ
クスリツプ現象が防止される。
及び駆動ストロークエンドでの上述したステイツ
クスリツプ現象が防止される。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明すると、第1実施例を示す第5図において、
20は高圧空気源、21はそれによつて駆動され
る差動シリンダで、該差動シリンダ21の内部に
は太径のロツドを有するピストン22を嵌挿し
て、該ピストン22の両側にロツド室23とヘツ
ド室24を区画形成し、そのロツド室23と上記
高圧空気源20との間に給排切換弁25を接続し
て、ロツド室23を高圧空気源20と大気とに切
換可能に連通させている。
説明すると、第1実施例を示す第5図において、
20は高圧空気源、21はそれによつて駆動され
る差動シリンダで、該差動シリンダ21の内部に
は太径のロツドを有するピストン22を嵌挿し
て、該ピストン22の両側にロツド室23とヘツ
ド室24を区画形成し、そのロツド室23と上記
高圧空気源20との間に給排切換弁25を接続し
て、ロツド室23を高圧空気源20と大気とに切
換可能に連通させている。
また、高圧空気源20には、上記給排切換弁2
5を設けたロツド側管路26と並列にヘツド側管
路27を連結し、このヘツド側管路27に、差動
シリンダ21の駆動速度を決定するための可変絞
り28と、駆動ストロークエンドにおいてヘツド
室24に必要な加圧力を加えるための減圧弁29
とを並列接続し、その絞り28を、差動シリンダ
21をインチング送りするための通電により流路
を遮断するインチング弁30を介してセレクタ弁
31の一方の入力口に接続すると共に、これと並
列する上記減圧弁29をセレクタ弁31の他方の
入力口に接続している。上記セレクタ弁31は、
絞り28及び減圧弁29のいずれか一方を選択し
てヘツド室24に連通させるためのもので、該セ
レクタ弁31とヘツド室24との間に給排切換弁
32を接続して、ヘツド室24をセレクタ弁31
の出力口と大気とに切換連通可能に構成してい
る。
5を設けたロツド側管路26と並列にヘツド側管
路27を連結し、このヘツド側管路27に、差動
シリンダ21の駆動速度を決定するための可変絞
り28と、駆動ストロークエンドにおいてヘツド
室24に必要な加圧力を加えるための減圧弁29
とを並列接続し、その絞り28を、差動シリンダ
21をインチング送りするための通電により流路
を遮断するインチング弁30を介してセレクタ弁
31の一方の入力口に接続すると共に、これと並
列する上記減圧弁29をセレクタ弁31の他方の
入力口に接続している。上記セレクタ弁31は、
絞り28及び減圧弁29のいずれか一方を選択し
てヘツド室24に連通させるためのもので、該セ
レクタ弁31とヘツド室24との間に給排切換弁
32を接続して、ヘツド室24をセレクタ弁31
の出力口と大気とに切換連通可能に構成してい
る。
さらに、上記給排切換弁25及びセレクタ弁3
1には、ピストンが駆動ストロークエンドに達し
た際にそれらを大気側及び減圧弁29側にそれぞ
れ切換えるための適宜手段が付設される。この切
換え手段は、ストロークエンドで動作するリミツ
トスイツチを用いるなど、周知技術によつて容易
に実現できるものである。
1には、ピストンが駆動ストロークエンドに達し
た際にそれらを大気側及び減圧弁29側にそれぞ
れ切換えるための適宜手段が付設される。この切
換え手段は、ストロークエンドで動作するリミツ
トスイツチを用いるなど、周知技術によつて容易
に実現できるものである。
次に、上記構成を有する駆動装置の動作を説明
する。
する。
先ず、第5図に示す原位置に待機する差動シリ
ンダ21を矢印方向にフルストローク作動させる
には、第6図に示すように、給排切換弁32をオ
ン、セレクタ弁31、インチング弁30及び給排
切換弁25をそれぞれオフ状態に切換える。これ
により、高圧空気源20は絞り28、インチング
弁30、セレクタ弁31及び給排切換弁32を介
してヘツド室24に連通し、高圧空気源20から
ヘツド室24に高圧空気が供給され、ピストン2
2はロツド33と共に矢印方向に駆動ストローク
(前進)する。而して、ロツド室23は給排切換
弁25を介して高圧空気源20と連通しているた
め、高圧空気源20からの高圧空気がロツド室2
3に供給され、その高圧空気の付勢力がピストン
22に対して常時反ストローク方向に作用してい
るので、ピストン22の飛び出し始動を回避する
ことができる。また、反ストローク方向に作用す
る付勢力に打勝つピストン22の駆動力は、差動
シリンダ21の可動部と静止部間に生ずる摩擦力
よりも十分に大きいので、この大きな駆動力によ
つてステイツクスリツプ挙動も回避することがで
きる。
ンダ21を矢印方向にフルストローク作動させる
には、第6図に示すように、給排切換弁32をオ
ン、セレクタ弁31、インチング弁30及び給排
切換弁25をそれぞれオフ状態に切換える。これ
により、高圧空気源20は絞り28、インチング
弁30、セレクタ弁31及び給排切換弁32を介
してヘツド室24に連通し、高圧空気源20から
ヘツド室24に高圧空気が供給され、ピストン2
2はロツド33と共に矢印方向に駆動ストローク
(前進)する。而して、ロツド室23は給排切換
弁25を介して高圧空気源20と連通しているた
め、高圧空気源20からの高圧空気がロツド室2
3に供給され、その高圧空気の付勢力がピストン
22に対して常時反ストローク方向に作用してい
るので、ピストン22の飛び出し始動を回避する
ことができる。また、反ストローク方向に作用す
る付勢力に打勝つピストン22の駆動力は、差動
シリンダ21の可動部と静止部間に生ずる摩擦力
よりも十分に大きいので、この大きな駆動力によ
つてステイツクスリツプ挙動も回避することがで
きる。
一方、駆動ストローク速度は、ロツド室23に
供給された高圧空気により一定の負荷が加わつて
いる状態にあるので、絞り28によつて流量制御
された圧力空気により一定に保持され、且つその
絞り28の開口量を調節することにより、ストロ
ーク速度を任意に変えることができる。さらに、
ピストン22が駆動ストロークエンドに達した際
に、給排切換弁25及びセレクタ弁31をそれぞ
れオン状態に切換えれば、ロツド室23が大気に
連通し、その中の高圧空気が大気に放出されて圧
力が低下すると共に、高圧空気源20が減圧弁2
9、セレクタ弁31及び給排切換弁32を介して
ヘツド室24に連通し、ヘツド室24に減圧弁2
9で圧力設定された高圧空気が直ちに給排され、
ヘツド室24の圧力を短時間で必要な加圧力に昇
圧することができる。この加圧力は減圧弁29の
調整により増減できる。その後、差動シリンダ2
1を復帰ストローク(後退)させるには、第6図
に示すように、給排切換弁25,32を共にオフ
状態に切換えればよい。これにより、高圧空気源
20からの高圧空気がロツド室23に供給される
と共に、ヘツド室24の高圧空気が大気に放出さ
れるため、ピストン22及びロツド33は復帰ス
トロークして原位置に戻る。
供給された高圧空気により一定の負荷が加わつて
いる状態にあるので、絞り28によつて流量制御
された圧力空気により一定に保持され、且つその
絞り28の開口量を調節することにより、ストロ
ーク速度を任意に変えることができる。さらに、
ピストン22が駆動ストロークエンドに達した際
に、給排切換弁25及びセレクタ弁31をそれぞ
れオン状態に切換えれば、ロツド室23が大気に
連通し、その中の高圧空気が大気に放出されて圧
力が低下すると共に、高圧空気源20が減圧弁2
9、セレクタ弁31及び給排切換弁32を介して
ヘツド室24に連通し、ヘツド室24に減圧弁2
9で圧力設定された高圧空気が直ちに給排され、
ヘツド室24の圧力を短時間で必要な加圧力に昇
圧することができる。この加圧力は減圧弁29の
調整により増減できる。その後、差動シリンダ2
1を復帰ストローク(後退)させるには、第6図
に示すように、給排切換弁25,32を共にオフ
状態に切換えればよい。これにより、高圧空気源
20からの高圧空気がロツド室23に供給される
と共に、ヘツド室24の高圧空気が大気に放出さ
れるため、ピストン22及びロツド33は復帰ス
トロークして原位置に戻る。
また、上記差動シリンダをインチング送りする
には、第7図に示すように、駆動ストローク中に
おいて、インチング弁30に断続的に通電すれば
よい。即ち、インチング弁30への非通電状態に
おいては、駆動ストロークが継続するが、インチ
ング弁30への通電時には、絞り28からセレク
タ弁31への流路が遮断され、差動シリンダ21
の駆動ストロークが停止する。従つて、インチン
グ弁30に通電、非通電を繰り返せば、差動シリ
ンダ21においてインチング送りがなされる。こ
のインチング送りにおいても、上記駆動ストロー
クと同様に、飛び出し始動が防止され、且つそれ
によりインチング送りできる最小値を著しく小さ
く設定できる。さらに、上記インチング送りの応
用により差動シリンダを駆動ストローク中におけ
る任意の中間位置に停止させることもできる。
には、第7図に示すように、駆動ストローク中に
おいて、インチング弁30に断続的に通電すれば
よい。即ち、インチング弁30への非通電状態に
おいては、駆動ストロークが継続するが、インチ
ング弁30への通電時には、絞り28からセレク
タ弁31への流路が遮断され、差動シリンダ21
の駆動ストロークが停止する。従つて、インチン
グ弁30に通電、非通電を繰り返せば、差動シリ
ンダ21においてインチング送りがなされる。こ
のインチング送りにおいても、上記駆動ストロー
クと同様に、飛び出し始動が防止され、且つそれ
によりインチング送りできる最小値を著しく小さ
く設定できる。さらに、上記インチング送りの応
用により差動シリンダを駆動ストローク中におけ
る任意の中間位置に停止させることもできる。
第8図は、本考案の第2実施例を示し、セレク
タ弁31とヘツド室24との間に、第1実施例の
給排切換弁32及びインチング弁30の機能を兼
備するマスタ弁34を接続すると共に、第1実施
例における絞り28に直列に接続したインチング
弁30を省略したものであり、その他は第1実施
例と同様に構成している。従つて、上記マスタ弁
34における一方の電磁操作部34aに通電すれ
ば、遮断状態の中立位置からヘツド室24が大気
に連通する第1切換位置に切換えられ、他方の電
磁操作部34bへ通電すれば、ヘツド室24とセ
レクタ弁31とが連通する第2切換位置に切換え
られる。
タ弁31とヘツド室24との間に、第1実施例の
給排切換弁32及びインチング弁30の機能を兼
備するマスタ弁34を接続すると共に、第1実施
例における絞り28に直列に接続したインチング
弁30を省略したものであり、その他は第1実施
例と同様に構成している。従つて、上記マスタ弁
34における一方の電磁操作部34aに通電すれ
ば、遮断状態の中立位置からヘツド室24が大気
に連通する第1切換位置に切換えられ、他方の電
磁操作部34bへ通電すれば、ヘツド室24とセ
レクタ弁31とが連通する第2切換位置に切換え
られる。
上記構成の差動シリンダの駆動装置において、
フルストローク作動を行うには、第9図に示すよ
うに、マスタ弁34における第1及び第2電磁操
作部34a,34bをオフ、オン、セレクタ弁3
1をオフ、給排切換弁25をオン状態に切換えれ
ばよく、これにより高圧空気源20は絞り28、
セレクタ弁31及びマスタ弁34を介してヘツド
室24に連通すると共に、ロツド室23も給排切
換弁25を介して高圧空気源20に連通し、第1
実施例の場合と同様に、ピストン22が矢印方向
に駆動ストロークする。駆動ストロークエンドに
おいてセレクタ弁31をオン、給排切換弁25を
オフに切換えれば、ロツド室23は排気されると
共に、ヘツド室24にはセレクタ弁31、マスク
弁34を介して減圧弁29で圧力設定した高圧空
気が供給され、、ピストン22を所要の加圧力で
付勢することができる。この後、上記ピストン2
2を原位置に復帰させるには、給排切換弁25を
オン、マスタ弁34の電磁操作部34a,34b
をオン、オフ状態に切換えればよく、これにより
ロツド室23に高圧空気源20から高圧空気が供
給されると共にヘツド室24が排気され、、ピス
トン22が復帰ストロークして原位置に戻る。ま
た、インチング送りを行うには、第10図に示す
ように、上記フルストローク作動において、マス
タ弁34における電磁操作部34bへの通電を断
続的に停止して、マスタ弁34を第2切換位置か
ら中立位置に交互に切換えればよい。これにより
差動シリンダ21は、上記第2電磁操作部34b
への通電時に駆動ストロークし、通電停止により
そのストロークを停止するインチング送りが行わ
れる。
フルストローク作動を行うには、第9図に示すよ
うに、マスタ弁34における第1及び第2電磁操
作部34a,34bをオフ、オン、セレクタ弁3
1をオフ、給排切換弁25をオン状態に切換えれ
ばよく、これにより高圧空気源20は絞り28、
セレクタ弁31及びマスタ弁34を介してヘツド
室24に連通すると共に、ロツド室23も給排切
換弁25を介して高圧空気源20に連通し、第1
実施例の場合と同様に、ピストン22が矢印方向
に駆動ストロークする。駆動ストロークエンドに
おいてセレクタ弁31をオン、給排切換弁25を
オフに切換えれば、ロツド室23は排気されると
共に、ヘツド室24にはセレクタ弁31、マスク
弁34を介して減圧弁29で圧力設定した高圧空
気が供給され、、ピストン22を所要の加圧力で
付勢することができる。この後、上記ピストン2
2を原位置に復帰させるには、給排切換弁25を
オン、マスタ弁34の電磁操作部34a,34b
をオン、オフ状態に切換えればよく、これにより
ロツド室23に高圧空気源20から高圧空気が供
給されると共にヘツド室24が排気され、、ピス
トン22が復帰ストロークして原位置に戻る。ま
た、インチング送りを行うには、第10図に示す
ように、上記フルストローク作動において、マス
タ弁34における電磁操作部34bへの通電を断
続的に停止して、マスタ弁34を第2切換位置か
ら中立位置に交互に切換えればよい。これにより
差動シリンダ21は、上記第2電磁操作部34b
への通電時に駆動ストロークし、通電停止により
そのストロークを停止するインチング送りが行わ
れる。
第11図は、上記第1実施例において、ピスト
ンの駆動ストローク中は無負荷とし、駆動ストロ
ークエンドにおいて加圧力を発生させるようにし
て、以下の条件のもとに行つた実験結果を示す線
図である。
ンの駆動ストローク中は無負荷とし、駆動ストロ
ークエンドにおいて加圧力を発生させるようにし
て、以下の条件のもとに行つた実験結果を示す線
図である。
差動シリンダ21:チユーブ径94mmφ
ロツド径80mmφ
ロツド側とヘツド側のピストン受圧面積比
1:3.7 ストローク 132mm 給排切換弁25,32、セレクタ弁31、イン
チング弁30:各有効断面積S=3.2mm2 ヘツド室24及びロツド室23と給排切換弁2
5,32の配管:ナイロンチユーブφ 6/4
300mm 供給圧力:5Kgf/cm2 減圧弁29の設定加圧力:4Kgf/cm2 なお、絞りは、第11図に示すピストンのスト
ローク線図で表わされる速度が得られる開度に設
定した。
1:3.7 ストローク 132mm 給排切換弁25,32、セレクタ弁31、イン
チング弁30:各有効断面積S=3.2mm2 ヘツド室24及びロツド室23と給排切換弁2
5,32の配管:ナイロンチユーブφ 6/4
300mm 供給圧力:5Kgf/cm2 減圧弁29の設定加圧力:4Kgf/cm2 なお、絞りは、第11図に示すピストンのスト
ローク線図で表わされる速度が得られる開度に設
定した。
上記実験の結果から以下のことが確認できた。
(1) ストローク中等速(30mm/s)を保持でき
る(a)。
る(a)。
(2) 始動時に飛び出しがない(b)。
(3) 100mm/s以下の低速であるにも拘わらず、
滑らかな送りが可能である。
滑らかな送りが可能である。
(4) 駆動ストロークエンドにおける加圧力の確立
時間を短縮できる(c)。
時間を短縮できる(c)。
本考案の差動シリンダの駆動装置によれば、ピ
ストンにおける受圧面積の小さいロツド室を高圧
空気源に連通させて、ピストンに逆向きの付勢力
を作用させた状態とし、その状態で受圧面積の大
きいヘツド室に絞りを介して高圧空気源からの高
圧空気を供給するようにしたので、ピストンに作
用させる逆向きの付勢力によつてピストンの飛び
出し始動を確実に回避することができ、またこの
逆向きの付勢力に打勝つピストンの作用力は、差
動シリンダに生ずる摩擦力よりも十分に大きく、
且つロツド室の高圧空気に制約されてピストンが
急速に駆動されないので、ステイツクスリツプ現
象も回避することができる。
ストンにおける受圧面積の小さいロツド室を高圧
空気源に連通させて、ピストンに逆向きの付勢力
を作用させた状態とし、その状態で受圧面積の大
きいヘツド室に絞りを介して高圧空気源からの高
圧空気を供給するようにしたので、ピストンに作
用させる逆向きの付勢力によつてピストンの飛び
出し始動を確実に回避することができ、またこの
逆向きの付勢力に打勝つピストンの作用力は、差
動シリンダに生ずる摩擦力よりも十分に大きく、
且つロツド室の高圧空気に制約されてピストンが
急速に駆動されないので、ステイツクスリツプ現
象も回避することができる。
さらに、駆動ストロークエンドにおいて、ヘツ
ド室へ減圧弁により予め圧力を設定した圧力空気
を供給するようにしたので、絞りの開口量と無関
係に極めて短時間でヘツド室の圧力を所期の加圧
力まで昇圧することにより、駆動ストロークエン
ドでのステイツクスリツプ現象を回避することが
でき、また、ロツド室の高圧空気はそのほとんど
を高圧空気源即ちロツド室に還元できるため、空
気の消費量を著しく低減することができる。
ド室へ減圧弁により予め圧力を設定した圧力空気
を供給するようにしたので、絞りの開口量と無関
係に極めて短時間でヘツド室の圧力を所期の加圧
力まで昇圧することにより、駆動ストロークエン
ドでのステイツクスリツプ現象を回避することが
でき、また、ロツド室の高圧空気はそのほとんど
を高圧空気源即ちロツド室に還元できるため、空
気の消費量を著しく低減することができる。
第1図及び第3図は従来の差動シリンダの駆動
装置の構成図、第2図及び第4図はそれらの装置
による実験結果を示す線図、第5図は本考案の第
1実施例の構成図、第6図及び第7図はその動作
を説明する線図、第8図は本考案の第2実施例の
構成図、第9図及び第10図はその動作を説明す
る線図、第11図は第1実施例による実験結果を
示す線図である。 20……高圧空気源、21……差動シリンダ、
22……ピストン、23……ロツド室、24……
ヘツド室、25,32……給排切換弁、28……
絞り、29……減圧弁、31……セレクタ弁。
装置の構成図、第2図及び第4図はそれらの装置
による実験結果を示す線図、第5図は本考案の第
1実施例の構成図、第6図及び第7図はその動作
を説明する線図、第8図は本考案の第2実施例の
構成図、第9図及び第10図はその動作を説明す
る線図、第11図は第1実施例による実験結果を
示す線図である。 20……高圧空気源、21……差動シリンダ、
22……ピストン、23……ロツド室、24……
ヘツド室、25,32……給排切換弁、28……
絞り、29……減圧弁、31……セレクタ弁。
Claims (1)
- 高圧空気源とピストンに太いロツドを連結した
差動シリンダのロツド室との間に、ピストンの駆
動ストローク時は上記ロツド室を高圧空気源に、
ピストンの駆動ストロークエンドにおいて該ロツ
ド室を大気に切換連通させる給排切換弁を接続す
ると共に、高圧空気源と差動シリンダのヘツド室
との間に、並列に接続した絞り及び減圧弁、絞り
及び減圧弁の一方を選択するセレクタ弁、ヘツド
室をセレクタ弁と大気とに切換連通させる給排切
換弁をそれぞれ接続し、ピストンが駆動ストロー
クエンドに達した際に、ロツド室側の給排切換弁
を大気側に、上記セレクタ弁を減圧弁側に切換え
る手段を設けたことを特徴とする差動シリンダの
駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13328481U JPS5838003U (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 差動シリンダの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13328481U JPS5838003U (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 差動シリンダの駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5838003U JPS5838003U (ja) | 1983-03-12 |
| JPH0245523Y2 true JPH0245523Y2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=29926747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13328481U Granted JPS5838003U (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 差動シリンダの駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838003U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006041707B4 (de) * | 2006-05-10 | 2009-01-02 | Tünkers Maschinenbau Gmbh | Kolben-Zylinder-Einheit (Arbeitszylinder) zum Spannen, und/oder Pressen, und/oder Fügen, und/oder Stanzen, und/oder Prägen, und/oder Lochen und/oder Schweißen, zum Beispiel unter Zwischenschaltung einer Kniehebelgelenkanordnung |
| SE534310C2 (sv) * | 2009-11-02 | 2011-07-05 | Scania Cv Ab | Arrangemang samt förfarande för dämpning av en kolvrörelse |
-
1981
- 1981-09-08 JP JP13328481U patent/JPS5838003U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5838003U (ja) | 1983-03-12 |
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