JPH0245577Y2 - - Google Patents

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JPH0245577Y2
JPH0245577Y2 JP1983044917U JP4491783U JPH0245577Y2 JP H0245577 Y2 JPH0245577 Y2 JP H0245577Y2 JP 1983044917 U JP1983044917 U JP 1983044917U JP 4491783 U JP4491783 U JP 4491783U JP H0245577 Y2 JPH0245577 Y2 JP H0245577Y2
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JP
Japan
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valve
wax
temperature
cylinder
valve opening
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JP1983044917U
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JPS59151303U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワツクス式サーモスタツト、特に冷
却水の温度のオーバーシユートの傾向を低減する
ワツクス式サーモスタツトに関する。
〔従来の技術〕
従来のワツクス式サーモスタツトは、例えば水
冷式内燃機関の冷却水路内に装着され、その冷却
水の温度を所定値に保つために、冷却水の温度に
感応して水路を開閉制御するものである。
第2図は、従来のワツクス式サーモスタツトの
一例の断面図である。図の中央に示したワツクス
を封入したシリンダ2内を摺動可能なピストン3
はそのシリンダ2から外へ突出した頂部が弁座部
材1に固定された固定部材4に調節ナツト5によ
り調節可能に固設されており、また、前記シリン
ダ2の外周に固設された弁7は弁座部材1に固定
されたケーシング6との間に介装されたばね8に
よつて弁座部材1に圧接されて閉弁状態を維持す
る。
冷却水の温度が上昇して前記ワツクスの融点に
達すると、前記ワツクスは溶融して体積膨張を来
たし、シリンダ2がピストン3(固定)に対し相
対的に図示下方へ移動し、シリンダ2に固設され
た弁7がばね8の偏倚力に抗して降下して開弁す
る構成となつている。
ワツクス式サーモスタツトの前記一例の他に
も、特公昭53−9424に開示されるようなワツクス
式サーモスタツトが知られている。このワツクス
式サーモスタツトは、シリンダ内を2室に分離
し、第1室に低融点のワツクスを封入し、第2室
に高融点のワツクスを封入し、第1室の低融点の
ワツクスが溶融、凝固することにより通常時の開
閉弁動作を行ない、この第1室が破損してその機
能を失つたときにはじめて第2室の高融点のワツ
クスが溶融、凝固することにより異常時において
も開閉弁動作を行なつて、冷却水が過度に温度上
昇することを防止して安全を図つたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来のワツクス式サーモスタツトにおける
冷却水の温度とワツクス式サーモスタツト内部
(シリンダ内部)のワツクスの温度との時間的変
化について説明する。
第1図において、実線は冷却水の温度(以下、
「水温」という。)、破線はサーモスタツト内部温
度、すなわち、シリンダ内部のワツクスの温度で
ある。水温が次第に上昇して、時間t0において設
定開弁温度θ0に達する。しかし、この時点におけ
るシリンダ内部のワツクスの温度は、熱伝導の遅
れのためにまだ温度θ′であり、時間の経過に伴つ
て破線に沿つて上昇し時間t1において初めて設定
開弁温度θ0に達する。時間T=(t1−t0)はワツク
ス式サーモスタツトの応答性を示す時定数で、普
通数十秒ある。従つてワツクス式サーモスタツト
が実際に開弁するときの水温θ1は、水温の上昇速
度をaとすれば、 θ1=(設定開弁温度)+aT となり、この時点から開弁に伴い水温は次第に低
下し始める。このように水温が設定開弁温度θ0
越えてθ1まで上昇する現象を水温のオーバーシユ
ートと称し、ワツクス式サーモスタツトの応答性
と水温の上昇速度、その他大型のサーモスタツト
の場合には荷重特性(ポンプの吐出圧力の影響
等)にも左右される。このオーバーシユートが課
題になると、例えば、水冷式内燃機関を搭載した
車両などの場合、そのオーバーヒートを招く危険
があるという問題点がある。
本考案は上記従来の技術の有する問題点に鑑み
てなされたものであり、冷却水の温度のオーバー
シユートの傾向を低減することができるワツクス
式サーモスタツトを提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案のワツクス式
サーモスタツトは、 設定開弁温度で溶融するワツクスを封入したシ
リンダの外周に弁が固設され、 前記弁が当接する弁座部材に固定された固定部
材の一部位に前記シリンダ内を摺動可能なピスト
ンの前記シリンダから外へ突出した一端部が固設
され、 前記ワツクスが溶融して前記シリンダから前記
ピストンが伸び出ることにより前記弁と前記弁座
部材とが離れて開弁するワツクス式サーモスタツ
トにおいて、 冷却水に接触して前記設定開弁温度よりやや低
い温度以上で屈曲した形状からその屈曲角を広げ
て別の形状に自ら変形する部材からなる開弁補償
装置を備え、 前記開弁補償装置は、前記部材が前記変形した
ときに前記部材の両端部がそれぞれ前記弁と前記
固定部材とに当接して前記弁と前記弁座部材とを
離すことを特徴とするものである。
〔作 用〕
上記のように構成された本考案のワツクス式サ
ーモスタツトにおいて、 冷却水に接触して前記設定開弁温度よりやや低
い温度以上で屈曲した形状からその屈曲角を広げ
て別の形状に自ら変形する部材からなる開弁補償
装置は、冷却水の温度(水温)が次第に上昇して
いくときに、シリンダ内部のワツクスが熱伝導に
より設定開弁温度に達して溶融するよりも先に前
記部材が前記変形をして前記弁と前記弁座部材と
を離し開弁する。
〔実施例〕
図面を参照しつつ、本考案の一実施例につき以
下に説明する。
第3図は本考案に係るワツクス式サーモスタツ
トの一実施例の平面図、第4図は、第3図の縦断
面図であり、第2図に示す従来のワツクス式サー
モスタツトと類似の構成部品は同一参照数字で示
す。
第3図および第4図において、設定開弁温度で
溶融するワツクスが封入されたシリンダ2内を摺
動可能なピストン3は、そのシリンダ2から外へ
突出した頂部が弁座部材1に固定された固定部材
4に調節ナツト5により調節可能に固設されてお
り、また、前記シリンダ2の外周に固設された弁
7は、弁座部材1に固定されたケーシング6との
間に介装されたばね8によつて弁座部材1に圧接
されて閉弁状態を維持する。
本考案の特徴とする構成は、開弁補償装置9
(アクチユエータ)が冷却水に接触して設けられ
たことである。このアクチユエータ9は、開弁状
態においては第4図の実線で示すように、屈曲し
た状態でそのピストン3側の端の適宜部位が固定
部材4に、かつ、そのシリンダ2側の端の適宜部
位が弁7の上面に圧接して取り付けられている。
前記アクチユエータ9は形状記憶合金またはバ
イメタルで造られており、所定の設定開弁温度よ
りやや低い温度以上で自ら変形して初動機能を発
揮するように設計されているから、冷却水の温度
が所定の設定開弁温度以上になると、アクチユエ
ータ9が前記屈曲した形状からその屈曲角を広げ
て別の形状に変形することにより伸長して弁7の
上面を図示下方に押し下げ、これに伴つて弁7を
ばね8の偏倚力に抗して開く(第4図の破線参
照)。さらに、シリンダ2内部のワツクスが前記
設定開弁温度に達すると、前記ワツクスが溶融し
て体積膨張を来たし、シリンダ2がピストン3
(固定)に対し相対的に図示下方へさらに移動し、
前記弁7が全開される。冷却水の温度が低下すれ
ば、それに伴いワツクスは凝固してシリンダ2が
図示上方へ移動し、アクチユエータ9はその元の
形状に戻る復帰動作を実施し、最終的には当初の
閉弁状態に戻る。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成されているので以下
に記載されるような効果を奏する。
開弁補償装置は、冷却水の温度が次第に上昇し
ていくときに、シリンダ内部のワツクスが設定開
弁温度に達して溶融するよりも先に開弁せしめる
ので、水冷式内燃機関の冷却水路内に装着した場
合は、冷却水を適切に制御して水冷式内燃機関の
オーバーヒートの防止にも貢献できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のワツクス式サーモスタツトのシ
リンダ内部のワツクスの温度と冷却水の温度の時
間的変化を示す図、第2図は従来のワツクス式サ
ーモスタツトの縦断面図、第3図および第4図は
本考案に係るワツクス式サーモスタツトの一実施
例の平面図および縦断面図をそれぞれ示す図であ
る。 1……弁座部材、2……シリンダ、3……ピス
トン、4……固定部材、5……調節ナツト、6…
…ケーシング、7……弁、8……ばね、9……開
弁補償装置(アクチユエータ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 設定開弁温度で溶融するワツクスを封入したシ
    リンダの外周に弁が固設され、 前記弁が当接する弁座部材に固定された固定部
    材の一部位に前記シリンダ内を摺動可能なピスト
    ンの前記シリンダから外へ突出した一端部が固設
    され、 前記ワツクスが溶融して前記シリンダから前記
    ピストンが伸び出ることにより前記弁と前記弁座
    部材とが離れて開弁するワツクス式サーモスタツ
    トにおいて、 冷却水に接触して前記設定開弁温度よりやや低
    い温度以上で屈曲した形状からその屈曲角を広げ
    て別の形状に自ら変形する部材からなる開弁補償
    装置を備え、 前記開弁補償装置は、前記部材が前記変形した
    ときに前記部材の両端部がそれぞれ前記弁と前記
    固定部材とに当接して前記弁と前記弁座部材とを
    離すことを特徴とするワツクス式サーモスタツ
    ト。
JP4491783U 1983-03-30 1983-03-30 ワツクス式サ−モスタツト Granted JPS59151303U (ja)

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JP4491783U JPS59151303U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 ワツクス式サ−モスタツト

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JP4491783U JPS59151303U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 ワツクス式サ−モスタツト

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JPS59151303U JPS59151303U (ja) 1984-10-09
JPH0245577Y2 true JPH0245577Y2 (ja) 1990-12-03

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