JPH0247172B2 - - Google Patents
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- JPH0247172B2 JPH0247172B2 JP58067373A JP6737383A JPH0247172B2 JP H0247172 B2 JPH0247172 B2 JP H0247172B2 JP 58067373 A JP58067373 A JP 58067373A JP 6737383 A JP6737383 A JP 6737383A JP H0247172 B2 JPH0247172 B2 JP H0247172B2
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- Japan
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- circuit
- output
- differential
- suppression
- relay
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、機器や電力系統に故障が起こつた
場合に、これを検出して動作し遮断器を遮断させ
て、故障部分を系統から切離す保護継電器に係
り、特に重要機器である母線を保護する母線保護
用の比率差動継電器に関するものである。
場合に、これを検出して動作し遮断器を遮断させ
て、故障部分を系統から切離す保護継電器に係
り、特に重要機器である母線を保護する母線保護
用の比率差動継電器に関するものである。
従来この種の装置として、第1図に示すような
有効分比率差動継電器と称されるものがあつた。
第1図において、1は差動入力端子(入力量をID
とする)、2は抑制入力端子(入力量をIRとす
る)、3は零相電圧入力端子(入力量をVOとす
る)である。4,5はそれぞれ差動入力および抑
制入力中に含まれる高調波分を除去するフイルタ
ー回路、6は差動入力の正の半波を整流する正半
波整流回路、7は差動入力の負の半波を整流する
負半波整流回路、8は抑制入力に対する全波整流
回路である。9は地絡故障時に発生する零相電圧
を基に矩形波を形成する矩形波変換回路、10は
動作時延および復帰時延を行なうタイマー回路、
11は上記した矩形波の立ち上がりでパルスを発
生するパルス化回路、12も同様に上記した矩形
波の立ち下がりでパルスを発生するパルス化回
路、13,14,15はそれぞれサンプルホール
ド回路であり、13,14はそれぞれパルス化回
路11,12からの各々のパルスによりサンプリ
ングが行なわれ、15はパルス化回路11,12
からの両方のパルスによりサンプリングが行なわ
れる。16はサンプルホールド回路13および1
5の出力を加算する加算回路、17はサンプルホ
ールド回路14および15の出力を加算する加算
回路、18,19はそれぞれ加算回路16,17
の出力レベルを検出するレベル検出回路、20は
レベル検出回路18,19からの出力の論理積を
とる論理積回路、21は出力端子である。
有効分比率差動継電器と称されるものがあつた。
第1図において、1は差動入力端子(入力量をID
とする)、2は抑制入力端子(入力量をIRとす
る)、3は零相電圧入力端子(入力量をVOとす
る)である。4,5はそれぞれ差動入力および抑
制入力中に含まれる高調波分を除去するフイルタ
ー回路、6は差動入力の正の半波を整流する正半
波整流回路、7は差動入力の負の半波を整流する
負半波整流回路、8は抑制入力に対する全波整流
回路である。9は地絡故障時に発生する零相電圧
を基に矩形波を形成する矩形波変換回路、10は
動作時延および復帰時延を行なうタイマー回路、
11は上記した矩形波の立ち上がりでパルスを発
生するパルス化回路、12も同様に上記した矩形
波の立ち下がりでパルスを発生するパルス化回
路、13,14,15はそれぞれサンプルホール
ド回路であり、13,14はそれぞれパルス化回
路11,12からの各々のパルスによりサンプリ
ングが行なわれ、15はパルス化回路11,12
からの両方のパルスによりサンプリングが行なわ
れる。16はサンプルホールド回路13および1
5の出力を加算する加算回路、17はサンプルホ
ールド回路14および15の出力を加算する加算
回路、18,19はそれぞれ加算回路16,17
の出力レベルを検出するレベル検出回路、20は
レベル検出回路18,19からの出力の論理積を
とる論理積回路、21は出力端子である。
また、第2図〜第5図は第1図にその構成を示
した如くの比率差動継電器を説明するための図で
あり、第2図は母線の内部故障における状態を説
明するための図、第3図は第2図に示した内部故
障状態における第1図および第2図に示した各部
の波形図、第4図は外部故障における状態を説明
するための図、第5図は第4図に示した外部故障
状態における各部の波形図である。なお、図中の
同一符号は、同一または相当部分を示している。
した如くの比率差動継電器を説明するための図で
あり、第2図は母線の内部故障における状態を説
明するための図、第3図は第2図に示した内部故
障状態における第1図および第2図に示した各部
の波形図、第4図は外部故障における状態を説明
するための図、第5図は第4図に示した外部故障
状態における各部の波形図である。なお、図中の
同一符号は、同一または相当部分を示している。
第2図において、22は母線、23,24は変
流器、25,26は線路、27は系統全体の浮遊
容量を等価的に集中定数化して示したもの、28
は電源端等における中性点接地抵抗(以後NGR
と略記する)、29は上記の浮遊容量27による
地絡電流(図中のICで示す)を補償するためのリ
アクタであり、このリアクタを流れるリアクタ電
流を図中のILで示す。なお、図中のIF1は地絡電
流、INGRはNGR電流、I1,I2はそれぞれ変流器2
3,24を図示の矢印方向に流れる電流である。
流器、25,26は線路、27は系統全体の浮遊
容量を等価的に集中定数化して示したもの、28
は電源端等における中性点接地抵抗(以後NGR
と略記する)、29は上記の浮遊容量27による
地絡電流(図中のICで示す)を補償するためのリ
アクタであり、このリアクタを流れるリアクタ電
流を図中のILで示す。なお、図中のIF1は地絡電
流、INGRはNGR電流、I1,I2はそれぞれ変流器2
3,24を図示の矢印方向に流れる電流である。
次に動作について説明する。まず第2図におい
て、高抵抗接地系、特にケーブル線路等を有する
系統では、地絡故障時における浮遊容量27によ
る地絡電流ICは無視できないものである。このた
め、リアクトル29を設置し、地絡電流の低減を
計つている。また第2図に示した地絡電流IF1は、
IF1=INGR+IC+ILであるが、リアクトル29が地
絡電流ICを完全に補償するものであればIC+IL=
0となり、IF1=INGRとなる。
て、高抵抗接地系、特にケーブル線路等を有する
系統では、地絡故障時における浮遊容量27によ
る地絡電流ICは無視できないものである。このた
め、リアクトル29を設置し、地絡電流の低減を
計つている。また第2図に示した地絡電流IF1は、
IF1=INGR+IC+ILであるが、リアクトル29が地
絡電流ICを完全に補償するものであればIC+IL=
0となり、IF1=INGRとなる。
ところが、母線保護継電器では各端子電流I1,
I2をとりこんでいるため、差動電流IDは ID=I1+I2=INGR+IC+IL=INGR となるが、抑制電流IRは IR=〔INGR+IC,IL〕nax となり、抑制電流IRのほうが差動電流IDよりも大
きくなる。すなわち、継電器にとつては、一端子
流入(差動電流ID=抑制電流IR)の場合よりも動
作しにくい状態となつている。この対策として、
従来の継電器においては、第3図に示すように零
相電圧入力VOの波形のピーク値(イ),(イ)′をサンプ
リングして比率差動をとる方式を採用していた。
上記の零相電圧入力VOの波形のピークのときに
ピークとなる電流はいわゆる有効分電流であるの
で、上記の継電器を有効分比率差動継電器と称し
ていた。
I2をとりこんでいるため、差動電流IDは ID=I1+I2=INGR+IC+IL=INGR となるが、抑制電流IRは IR=〔INGR+IC,IL〕nax となり、抑制電流IRのほうが差動電流IDよりも大
きくなる。すなわち、継電器にとつては、一端子
流入(差動電流ID=抑制電流IR)の場合よりも動
作しにくい状態となつている。この対策として、
従来の継電器においては、第3図に示すように零
相電圧入力VOの波形のピーク値(イ),(イ)′をサンプ
リングして比率差動をとる方式を採用していた。
上記の零相電圧入力VOの波形のピークのときに
ピークとなる電流はいわゆる有効分電流であるの
で、上記の継電器を有効分比率差動継電器と称し
ていた。
第1図に示した差動入力端子1に入力された差
動入力IDは、フイルター回路4により高調波分が
除去された後、正半波整流回路6、負半波整流回
路7を通すことにより、第3図のIDに示すように
実線および一点鎖線(破線で示す負半波整流波形
を反転させたもの)の如くになる。そして、上記
の正半波整流回路6および負半波整流回路7を経
た差動入力IDは、それぞれサンプルホールド回路
13,14へ供給される。また、抑制入力端子2
に入力された抑制入力IRは、フイルター回路5に
より高調波分が除去された後、全波整流回路8を
通すことにより、第3図のIRに示す実線の如くに
なる。そして、上記の全波整流回路8を経た抑制
入力IRは、サンプルホールド回路15へ供給され
る。更に、零相電圧入力端子3に入力される零相
電圧VOは、矩形波変換回路9およびタイマー回
路10を経て、パルス化回路11,12へ供給さ
れ、該パルス化回路11は矩形波の立ち上がりで
パルスを発生し、パルス化回路12は同じく矩形
波の立ち下がりでパルスを発生する。上記のタイ
マー回路10は、パルス化回路11,12におい
て、入力の零相電圧波形VOのピーク時にパルス
を発生するように動定時延ならびに復帰時延が設
定されている。またタイマー回路10は、差動入
力側に介在されたフイルター回路4による差動入
力量IDの、および抑制入力側に介在されたフイル
ター回路5による抑制入力量IRの時間遅れ(位相
ずれ)を補正する役目も担なつている。パルス化
回路11からのパルスはサンプルホールド回路1
3へ、パルス化回路12からのパルスはサンプル
ホールド回路14へそれぞれ各別に供給されると
ともに、パルス化回路11,12からの両方のパ
ルスがサンプルホールド回路15へ供給される。
上記のパルス化回路11からのパルスにより、第
3図のIDに示すように差動入力IDの正波ポイント
ニと、第3図のIRに示すように抑制入力IRのポイ
ントホが加算回路16に印加され両者の比較が行
なわれる。また同様にして、パルス化回路12か
らのパルスにより、第3図のIDに示すように差動
入力IDの負波ポイントニ″と、第3図のIRに示す
ように抑制入力IRのポイントホ′が加算回路17
に印加され両者の比較が行なわれる。そして、上
記加算回路16,17からの出力がある一定値以
上であれば、レベル検出回路18,19に出力が
発生し、論理積回路20は出力端子21に出力を
発生する。
動入力IDは、フイルター回路4により高調波分が
除去された後、正半波整流回路6、負半波整流回
路7を通すことにより、第3図のIDに示すように
実線および一点鎖線(破線で示す負半波整流波形
を反転させたもの)の如くになる。そして、上記
の正半波整流回路6および負半波整流回路7を経
た差動入力IDは、それぞれサンプルホールド回路
13,14へ供給される。また、抑制入力端子2
に入力された抑制入力IRは、フイルター回路5に
より高調波分が除去された後、全波整流回路8を
通すことにより、第3図のIRに示す実線の如くに
なる。そして、上記の全波整流回路8を経た抑制
入力IRは、サンプルホールド回路15へ供給され
る。更に、零相電圧入力端子3に入力される零相
電圧VOは、矩形波変換回路9およびタイマー回
路10を経て、パルス化回路11,12へ供給さ
れ、該パルス化回路11は矩形波の立ち上がりで
パルスを発生し、パルス化回路12は同じく矩形
波の立ち下がりでパルスを発生する。上記のタイ
マー回路10は、パルス化回路11,12におい
て、入力の零相電圧波形VOのピーク時にパルス
を発生するように動定時延ならびに復帰時延が設
定されている。またタイマー回路10は、差動入
力側に介在されたフイルター回路4による差動入
力量IDの、および抑制入力側に介在されたフイル
ター回路5による抑制入力量IRの時間遅れ(位相
ずれ)を補正する役目も担なつている。パルス化
回路11からのパルスはサンプルホールド回路1
3へ、パルス化回路12からのパルスはサンプル
ホールド回路14へそれぞれ各別に供給されると
ともに、パルス化回路11,12からの両方のパ
ルスがサンプルホールド回路15へ供給される。
上記のパルス化回路11からのパルスにより、第
3図のIDに示すように差動入力IDの正波ポイント
ニと、第3図のIRに示すように抑制入力IRのポイ
ントホが加算回路16に印加され両者の比較が行
なわれる。また同様にして、パルス化回路12か
らのパルスにより、第3図のIDに示すように差動
入力IDの負波ポイントニ″と、第3図のIRに示す
ように抑制入力IRのポイントホ′が加算回路17
に印加され両者の比較が行なわれる。そして、上
記加算回路16,17からの出力がある一定値以
上であれば、レベル検出回路18,19に出力が
発生し、論理積回路20は出力端子21に出力を
発生する。
次に第4図に示す外部故障の場合について説明
する。特に第5図のI1′に示すように変流器23
が飽和状態となつた時には、本来ないはずの差動
量(ID)が現われてくる。この現象は、特に故障
電流に直流分が重畳されている場合に発生しやす
く、保護継電器にとつては大敵であつた。この対
策として、従来の継電器においては、第1図に示
したように、差動入力IDを正半波整流回路6およ
び負半波整流回路7によつて正波・負波を別々に
検出し、最終的には論理積回路20により論理積
をとつていた。すなわち、第5図に示したよう
に、変流器が飽和状態の場合には、差動入力IDは
正,負のどちらか一方にしか振れず、従つて正半
波整流回路6側に設けられたレベル検出回路18
が誤出力を発生しても、負半波整流回路7側に設
けられたレベル検出回路19は正常であるため、
誤動作を防止することができた。
する。特に第5図のI1′に示すように変流器23
が飽和状態となつた時には、本来ないはずの差動
量(ID)が現われてくる。この現象は、特に故障
電流に直流分が重畳されている場合に発生しやす
く、保護継電器にとつては大敵であつた。この対
策として、従来の継電器においては、第1図に示
したように、差動入力IDを正半波整流回路6およ
び負半波整流回路7によつて正波・負波を別々に
検出し、最終的には論理積回路20により論理積
をとつていた。すなわち、第5図に示したよう
に、変流器が飽和状態の場合には、差動入力IDは
正,負のどちらか一方にしか振れず、従つて正半
波整流回路6側に設けられたレベル検出回路18
が誤出力を発生しても、負半波整流回路7側に設
けられたレベル検出回路19は正常であるため、
誤動作を防止することができた。
しかしながら、従来の継電器は以上のように構
成されているので、正半波整流回路6側および負
半波整流回路7側のパルス化タイミング調整、加
算回路16,17の調整、レベル検出回路18,
19の調整をそれぞれ別個に行なわなければなら
ず、調整が煩雑であるとともに精度を向上するこ
とも困難であるなどの欠点があつた。
成されているので、正半波整流回路6側および負
半波整流回路7側のパルス化タイミング調整、加
算回路16,17の調整、レベル検出回路18,
19の調整をそれぞれ別個に行なわなければなら
ず、調整が煩雑であるとともに精度を向上するこ
とも困難であるなどの欠点があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、従来での配置構成
におけるサンプルホールド回路と加算回路の配置
順序をかえることによりレベル検出回路を一回路
にするとともに、論理積回路において正波・負波
の論理積をとるかわりに、動作タイマー回路によ
り2波検出する構成となし、調整の容易なかつ高
精度そして安価な比率差動継電器を提供すること
を目的としている。
去するためになされたもので、従来での配置構成
におけるサンプルホールド回路と加算回路の配置
順序をかえることによりレベル検出回路を一回路
にするとともに、論理積回路において正波・負波
の論理積をとるかわりに、動作タイマー回路によ
り2波検出する構成となし、調整の容易なかつ高
精度そして安価な比率差動継電器を提供すること
を目的としている。
以下、この発明の一実施例を第6図に示し説明
する。なお説明の都合上、この発明の一実施例に
おいても従来で説明したと同じく有効分比率差動
継電器を例にとつて説明することとし、また第1
図と同一部分には同一符号を付してその詳細な説
明の重複は省略する。第6図において、30は差
動入力を全波整流する全波整流回路、31は前述
した矩形波の立ち上がり、立ち下がりでパルスを
発生するパルス化回路、32は差動入力側に介在
された全波整流回路30の出力と抑制入力側に介
在された全波整流回路8の出力とを加算する加算
回路、33はパルス化回路31からのパルスによ
り加算回路32の出力値をサンプリングホールド
するサンプルホールド回路、34はサンプルホー
ルド回路33の出力レベルを出力するレベル検出
回路、35はレベル検出回路34の出力が半サイ
クル以上にわたり継続されているか否かを検出す
る動作タイマー回路である。なお、第6図中に示
されたa〜fは各部の出力波形を示しており、こ
れは第7図に示す波形図のa〜fに対応してい
る。また、第7図のdに示されたVLはレベル検
出回路34の検出レベルを示し、fに示されたt
は動作タイマー回路35における動作時間を示し
ている。
する。なお説明の都合上、この発明の一実施例に
おいても従来で説明したと同じく有効分比率差動
継電器を例にとつて説明することとし、また第1
図と同一部分には同一符号を付してその詳細な説
明の重複は省略する。第6図において、30は差
動入力を全波整流する全波整流回路、31は前述
した矩形波の立ち上がり、立ち下がりでパルスを
発生するパルス化回路、32は差動入力側に介在
された全波整流回路30の出力と抑制入力側に介
在された全波整流回路8の出力とを加算する加算
回路、33はパルス化回路31からのパルスによ
り加算回路32の出力値をサンプリングホールド
するサンプルホールド回路、34はサンプルホー
ルド回路33の出力レベルを出力するレベル検出
回路、35はレベル検出回路34の出力が半サイ
クル以上にわたり継続されているか否かを検出す
る動作タイマー回路である。なお、第6図中に示
されたa〜fは各部の出力波形を示しており、こ
れは第7図に示す波形図のa〜fに対応してい
る。また、第7図のdに示されたVLはレベル検
出回路34の検出レベルを示し、fに示されたt
は動作タイマー回路35における動作時間を示し
ている。
次にこの発明による比率差動継電器の動作につ
いて説明する。第6図において、差動入力端子1
に入力された差動入力IDは、フイルター回路4を
経て全波整流回路30へ供給され、ここで全波整
流されて第7図aに示す波形となる。また、抑制
入力端子2に入力された抑制入力IRは、フイルタ
ー回路5および全波整流回路8を経て、第7図b
に示す波形となる。なお、この第7図bに示した
波形は、前述の第3図に示したIRと同一のもので
ある。上記の全波整流回路30の出力(第7図a
参照)と、全波整流回路8の出力(第7図b参
照)は加算回路32によつて各々加算され、その
出力からは第7図cに示すように正・負に振れる
加算出力波形が得られる。上記の加算回路32に
おいては、差動出力に対して抑制出力は負とし、
さらに1/2倍されて加算される。そして、この倍
数により比率が定まり、倍数が1/2倍である場合
は、比率としては50%、すなわちID/IR=0.5より
IDが大きくなると継電器が動作する。
いて説明する。第6図において、差動入力端子1
に入力された差動入力IDは、フイルター回路4を
経て全波整流回路30へ供給され、ここで全波整
流されて第7図aに示す波形となる。また、抑制
入力端子2に入力された抑制入力IRは、フイルタ
ー回路5および全波整流回路8を経て、第7図b
に示す波形となる。なお、この第7図bに示した
波形は、前述の第3図に示したIRと同一のもので
ある。上記の全波整流回路30の出力(第7図a
参照)と、全波整流回路8の出力(第7図b参
照)は加算回路32によつて各々加算され、その
出力からは第7図cに示すように正・負に振れる
加算出力波形が得られる。上記の加算回路32に
おいては、差動出力に対して抑制出力は負とし、
さらに1/2倍されて加算される。そして、この倍
数により比率が定まり、倍数が1/2倍である場合
は、比率としては50%、すなわちID/IR=0.5より
IDが大きくなると継電器が動作する。
次に零相電圧入力端子3に入力された零相電圧
VOは、矩形波変換回路9およびタイマー回路1
0を経て、パルス化回路31に供給される。そし
て、上記のパルス化回路31により、零相電圧
VOのピークでパルスが発生される(第7図中の
矢印参照)。加算回路32の出力(第7図c参照)
は、サンプルホールド回路33において、上記の
パルス化回路31からのパルスによりサンプリン
グされ、その出力からは第7図dに示す波形が得
られる。上記のサンプルホールド回路33の出力
(第7図d参照)は、レベル検出回路34におい
て検出レベルVLでレベル検出され、その出力か
らは第7図eに示す波形が得られる。上記のレベ
ル検出回路34の出力(第7図e参照)は、動作
タイマー回路35により第7図fに示すように時
間tだけ遅れて出力される。
VOは、矩形波変換回路9およびタイマー回路1
0を経て、パルス化回路31に供給される。そし
て、上記のパルス化回路31により、零相電圧
VOのピークでパルスが発生される(第7図中の
矢印参照)。加算回路32の出力(第7図c参照)
は、サンプルホールド回路33において、上記の
パルス化回路31からのパルスによりサンプリン
グされ、その出力からは第7図dに示す波形が得
られる。上記のサンプルホールド回路33の出力
(第7図d参照)は、レベル検出回路34におい
て検出レベルVLでレベル検出され、その出力か
らは第7図eに示す波形が得られる。上記のレベ
ル検出回路34の出力(第7図e参照)は、動作
タイマー回路35により第7図fに示すように時
間tだけ遅れて出力される。
上記したように、第7図cに示した加算回路3
2の出力の値は、従来例で説明したものと同じで
あり、同一の特性を得ることができる。また、上
記の動作タイマー回路35は、その動作時間tを
半サイクル以上とすることにより、第5図に示し
たような差動入力(第5図に示した差動入力IDは
1サイクル毎に片側方向にのみ振れている)のと
きにも誤出力を出すことを防止できる。
2の出力の値は、従来例で説明したものと同じで
あり、同一の特性を得ることができる。また、上
記の動作タイマー回路35は、その動作時間tを
半サイクル以上とすることにより、第5図に示し
たような差動入力(第5図に示した差動入力IDは
1サイクル毎に片側方向にのみ振れている)のと
きにも誤出力を出すことを防止できる。
また、上記の実施例においては有効分比率差動
継電器の場合について説明したが、零相電圧VO
のピーク以外の位相でパルスを発生する方式の比
率差動継電器であつても、上記の実施例と同様の
効果を奏するものであり、さらに上記の実施例で
は地絡保護用として電圧入力を零相電圧として説
明したが、電圧入力の種類を限定するものではな
い。
継電器の場合について説明したが、零相電圧VO
のピーク以外の位相でパルスを発生する方式の比
率差動継電器であつても、上記の実施例と同様の
効果を奏するものであり、さらに上記の実施例で
は地絡保護用として電圧入力を零相電圧として説
明したが、電圧入力の種類を限定するものではな
い。
また、上記実施例の第6図における動作タイマ
ー回路35を、その出力を1サイクル以上引き延
ばすことのできる復帰タイマー回路におきかえて
実施した場合は、前述した変流器の飽和における
誤動作防止機能は失われるものの、該変流器の飽
和のない系統においては充分に使用可能であり、
上記の実施例と同様の効果を奏する。
ー回路35を、その出力を1サイクル以上引き延
ばすことのできる復帰タイマー回路におきかえて
実施した場合は、前述した変流器の飽和における
誤動作防止機能は失われるものの、該変流器の飽
和のない系統においては充分に使用可能であり、
上記の実施例と同様の効果を奏する。
以上のように、この発明によれば差動入力と抑
制入力をそれぞれ全波整流したものを加算する加
算回路のあとに、該加算回路の出力をパルス化回
路からのパルスによりサプルリングホールドする
サンプルホールド回路を配置するように構成した
ので、装置が安価にできるとともに、調整の容易
なかつ信頼度の高い継電器が得られる効果があ
る。
制入力をそれぞれ全波整流したものを加算する加
算回路のあとに、該加算回路の出力をパルス化回
路からのパルスによりサプルリングホールドする
サンプルホールド回路を配置するように構成した
ので、装置が安価にできるとともに、調整の容易
なかつ信頼度の高い継電器が得られる効果があ
る。
第1図は従来の比率差動継電器の回路構成図、
第2図は母線の内部故障の状態を示す説明図、第
3図は第2図の状態における第1図に示す各部の
波形図、第4図は外部故障の状態を示す説明図、
第5図は直流分が重畳した場合における故障電流
の波形図、第6図はこの発明の一実施例による比
率差動継電器の回路構成図、第7図はこの発明の
一実施例を説明するための第6図に示した各部の
波形図である。 1…差動入力端子、2…抑制入力端子、3…零
相電圧入力端子、8,30…全波整流回路、31
…パルス化回路、32…加算回路、33…サンプ
ルホールド回路、34…レベル検出回路、35…
動作タイマー回路。なお、図中、同一符号は同一
または相当部分を示す。
第2図は母線の内部故障の状態を示す説明図、第
3図は第2図の状態における第1図に示す各部の
波形図、第4図は外部故障の状態を示す説明図、
第5図は直流分が重畳した場合における故障電流
の波形図、第6図はこの発明の一実施例による比
率差動継電器の回路構成図、第7図はこの発明の
一実施例を説明するための第6図に示した各部の
波形図である。 1…差動入力端子、2…抑制入力端子、3…零
相電圧入力端子、8,30…全波整流回路、31
…パルス化回路、32…加算回路、33…サンプ
ルホールド回路、34…レベル検出回路、35…
動作タイマー回路。なお、図中、同一符号は同一
または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 系統電圧入力端子,差動入力端子,抑制入力
端子とを有し、電圧が一定位相のときの差動入力
量および抑制入力量を比較する比率差動継電器に
おいて、前記差動入力量および前記抑制入力量を
それぞれ全波整流した出力を加算する加算回路
と、前記加算回路の出力を前記系統電圧入力端子
に入力される電圧が一定位相のときパルスを発生
するパルス化回路からの出力パルスによりサンプ
リングホールドするサンプルホールド回路と、前
記サンプルホールド回路の出力レベルが所定値以
上か否かを検出するレベル検出回路と、前記レベ
ル検出回路の出力が半サイクル以上継続している
か否かを検出する動作タイマー回路とを備えたこ
とを特徴とする比率差動継電器。 2 前記動作タイマー回路は、前記レベル検出回
路が出力を発した時点から1サイクル以上の一定
時間だけ該出力を引き延ばすことのできる復帰タ
イマー回路であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の比率差動継電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58067373A JPS59194628A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 比率差動継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58067373A JPS59194628A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 比率差動継電器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59194628A JPS59194628A (ja) | 1984-11-05 |
| JPH0247172B2 true JPH0247172B2 (ja) | 1990-10-18 |
Family
ID=13343138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58067373A Granted JPS59194628A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 比率差動継電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59194628A (ja) |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP58067373A patent/JPS59194628A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59194628A (ja) | 1984-11-05 |
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