JPH0247305Y2 - - Google Patents

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JPH0247305Y2
JPH0247305Y2 JP3576986U JP3576986U JPH0247305Y2 JP H0247305 Y2 JPH0247305 Y2 JP H0247305Y2 JP 3576986 U JP3576986 U JP 3576986U JP 3576986 U JP3576986 U JP 3576986U JP H0247305 Y2 JPH0247305 Y2 JP H0247305Y2
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JP
Japan
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hole
rubber
mounting plate
cylinder
fluid reservoirs
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JP3576986U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輪支軸を通して伝わる高周波域の振
動に対する減衰係数を大きくしたストラツト型懸
架装置用防振体に関する。
(従来の技術) 車両の車輪支軸を通して伝わる路面からの振動
を吸収緩和するものとして用いるストラツト型懸
架装置用防振体で従来より多用されているのは、
第3図に示す如き構造であつて、車体側に固定す
る部材としての外筒T1と、支軸を回転可能に挿
着する部材としての内筒T2とを同心に配置して、
それ等両筒T1,T2間に亘らせて環状弾性体Rを
密に介装して形態をなしており、普通は低動的バ
ネ定数を持たせ、また、耐久性を向上させる必要
から、環状弾性体Rに天然ゴムを広く使用してい
る。
ところが、環状弾性体Rに天然ゴムを用いる
と、振動に対する減衰係数が低くなつて高周波域
での振動に対しては、シヨツクアブソーバのロツ
ドが剛体に近くなつた場合に減衰力不足を生じる
結果、車室内の静粛性が害われる問題があつた。
一方、高周波振動に対して防振効果が発揮され
るものとして、液体減衰付防振体が一部において
使用されているが、これは、仕切板を介して上下
に2つの可変容積流体溜を形成すると共に、両流
体溜を絞り孔によつて連通して、両流体溜内に流
体を充填した構造であつて、車輪支軸に挿着する
内筒に対し2つの可変容積流体溜を含むハウジン
グ部材が掩い被さつた形状である。
従つて、この防振体は、内筒が上下に貫通して
いないために、製造工程で心合わせや、各部の寸
法精度を保持するために面倒な手段が必要であ
り、また、車両の所定個所に組付ける際にも簡単
には行えないのが難点であつた。
(考案が解決しようとする問題点) このように従来の両種防振体が夫々実用面で一
長一短を有している問題点に対処して本考案はシ
ヨツクアブソーバの吸収可能領域外での高周波分
のロードノイズを効果的に吸収して防振性能を向
上せしめ得ると共に、製作、組付けでの作業性の
改善をはからせることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は内筒2が遊挿通される孔9を中
心部に有して車体側に固定せしめる取付用板1の
両面に、前記孔9よりも大径のゴム筒3を該孔9
に同心させて固着せしめ、ゴム膜よりなる筒状体
4を前記ゴム筒3の両端部及び前記孔9の周縁に
亘らせて密着せしめる一方、支軸が回転可能に挿
着される前記内筒2を孔9に遊挿通せしめると共
に、この内筒2と前記ゴム筒3の相対向する各両
端部相互を剛体で連結せしめて、前記内筒2の周
りで、かつ前記取付用板1を挟む両側に、2つの
可変容積流体溜5,6を形成し、さらに前記取付
用板1に設けた絞り作用を有する連通路10を介
して前記可変容積流体溜5,6を連絡すると共
に、両流体溜5,6内に液体を充填して、かくし
てストラツト型懸架装置用防振体を構成したもの
である。
(作用) 本考案は可変容積流体溜5,6の周壁の一部が
ゴム膜からなつているので、流体溜の振動による
変形が容易かつ速やかに成されることから、高周
波振動による内圧の上昇を防いで動的バネ定数を
増大させない。
また、前記連通路10を経て流動する際の絞り
作用によつて振動に対する減衰係数を大きくし静
粛な走行が可能となる。
さらに、前記筒状体4のゴム膜はゴム筒3及び
内筒2の間に介在していて、内蔵された状態にな
つているので損傷を受け難く、長期間にわたつて
安定した防振性能を維持する。
しかも本考案は内筒2が上下に貫通しているの
で製作、組立ての各作業が容易、確実に行える。
(実施例) 以下、本考案の1実施例を添付図面にもとづい
て詳述する。
第1図及び第2図に図示の防振体は、車体側に
固定せしめる取付用板1、支軸が回転可能に挿着
される内筒2、主として防振作用をなす厚肉構造
のゴム筒3、ゴム膜からなる薄肉構造の筒状体4
を主要構成部材としていて、取付用板1は中心部
に内筒2の遊挿通可能な大きさで口縁を有する孔
9を穿設している。
前記内筒2はベアリング11を嵌合せしめる大
径筒部を下端に有する段付筒に形成していて、製
造工程において前記孔9内に同心させて遊挿通
し、筒の略々中央位置に取付用板1が収まるよう
に組立てられて、最終の工程では小径筒部の上端
及び下端に上金具7及び下金具8が鍔状に嵌着せ
しめられる。
ゴム筒3はゴム弾性体によつて、前記孔9より
も内法直径を例えば2cm程度大きくさせた厚肉の
筒体に形成せしめて、加硫成型処理の際に取付用
板1の両面に接着によつて一体固着せしめるもの
であり、その際、取付用板1を挟んで両面に前記
孔9と同心させた位置に夫々固着するが、さら
に、両側に存するゴム筒3の両端部にも、前記
上・下両金具7,8に対してカシメによる合着を
行うためのリング12,13を夫々一体固着せし
める。
次に筒状体4は中央部の前記孔9口縁に接着さ
せる部分を厚肉とする以外は薄肉の筒体に形成し
ていて、加硫成型による処理の際に、前記厚肉部
分を孔9の口縁に接着一体せしめる。
なお、筒状体4とゴム筒3とは取付用板1と組
合わせて同時に加硫成型処理すればよい。
このようにしてゴム筒3、筒状体4が一体固着
してなる取付用板1のゴム筒3、筒状体4に挟ま
れる間の適宜個所に、液体流通に際して絞り作用
をなす連通路10を穿設せしめるが、この連通路
10は1個又は必要に応じて2個以上設けるもの
であり、また、取付用板1に穿設した孔と該孔に
連絡させて取付用板1に添設したキヤピラリー管
など抵抗管との組合わせになるもので連通路を構
成してもよい。
次いで取付用板1、ゴム筒3、筒状体4及びリ
ング12,13が一体となつている部品に対し
て、上金具7及び下金具8を組付けるが、上金具
7とリング12とで筒状体4の一方の端部を挟み
つけておいて、リング12を上金具7に掩わせる
ように曲げカシメて筒状体4の前記端部をゴム筒
3の端部に密着する一方、下金具8とリング13
とで同要領により筒状体4の他方の端部を挟みつ
けておいて、リング13を下金具8に掩わせるよ
うに曲げカシメて筒状体4の端部をゴム筒3に密
着する。
かくして、前記取付用板1を挟む両側にゴム筒
3と筒状体4とで囲繞されてなる2つの可変容積
流体溜5,6が形成され、それ等両流体溜5,6
は連通路10を介して互いに連絡するようにな
る。
つづいて、内筒2を下方のリング13の側から
挿入させて、下金具8と下金具7とに対し嵌合固
着せしめることによつて組立てが完了する。
なお、ゴム筒3は筒長を適当に設定して上金具
7と下金具8とで内筒2に連結した場合に、予圧
縮が与えられるようにすることも好ましい手段で
ある。
叙上の構造となした防振体は、前記両流体溜
5,6内に不凍液など液体を充填せしめて使用さ
れるものであり、取付用板1が内筒2に対してゴ
ム筒3及び筒状体4を介し同心的に保持されてい
て、支軸方向の振動に対するバネ定数は主として
前記筒状体4によつて決定されるものであるが、
支軸方向及びその他の方向の振動現象に対して、
当然、前記流体溜5,6が容積変形をする。
ところで車両走行中に支軸に対し高周波域の振
動が伝わつた場合、この振動がシヨツクアブソー
バの吸収可能領域外であるとゴム筒3が高周波域
で振動するが、これに応じて両流体溜5,6が容
積変化するために、前記連通路10を介して液体
が可逆流通する。
その際、連通路10が絞り作用をなすために振
動を吸収するための減衰係数は大きくなり、従つ
て車体側への振動伝播は効果的に抑制される。
なお、図示例のものは、ゴム膜よりなる筒状体
4が内筒2、ゴム筒3、上金具7及び下金具8に
よつて包囲されているので、外的衝撃を受けるこ
とがなく、損傷しないで長期間安定した性能を発
揮し得る。
(考案の効果) 本考案は以上詳述したようにストラツト型懸架
装置用防振体を液体減衰付構造としたことによつ
て、高周波振動に対してより一層防振効果が発揮
される。
しかも、可変容積流体溜5,6を内筒2の周り
に筒軸方向に配設した構造であるので、内筒2を
貫通型とすることが可能であり、従来、組付作業
性に難点があつた非貫通構造を改良し、汎用のこ
の種防振体と同様な取扱いができて実用的効果は
頗る大である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の1実施例に係る半
分示平面図及び半分示正面断面図、第3図は従来
の防振体の半分示正面断面図である。 1……取付用板、2……内筒、3……ゴム筒、
4……筒状体、5,6……可変容積流体溜、9…
…孔、10……連通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内筒2が遊挿通される孔9を中心部に有して車
    体側に固定せしめる取付用板1の両面に、前記孔
    9よりも大径のゴム筒3を該孔9に同心させて固
    着せしめ、ゴム膜よりなる筒状体4を前記ゴム筒
    3の両端部及び前記孔9の周縁に亘らせて密着せ
    しめる一方、支軸が回転可能に挿着される前記内
    筒2を孔9に遊挿通せしめると共に、この内筒2
    と前記ゴム筒3の相対向する各両端部相互を剛体
    で連結せしめて、前記内筒2の周りで、かつ前記
    取付用板1を挟む両側に、2つの可変容積流体溜
    5,6を形成し、さらに前記取付用板1に設けた
    絞り作用を有する連通路10を介して前記可変容
    積流体溜5,6を連絡すると共に、両流体溜5,
    6内に液体を充填してなることを特徴とするスト
    ラツト型懸架装置用防振体。
JP3576986U 1986-03-12 1986-03-12 Expired JPH0247305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3576986U JPH0247305Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

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JP3576986U JPH0247305Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

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Publication Number Publication Date
JPS62147745U JPS62147745U (ja) 1987-09-18
JPH0247305Y2 true JPH0247305Y2 (ja) 1990-12-12

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