JPH0247856B2 - - Google Patents
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- JPH0247856B2 JPH0247856B2 JP57019641A JP1964182A JPH0247856B2 JP H0247856 B2 JPH0247856 B2 JP H0247856B2 JP 57019641 A JP57019641 A JP 57019641A JP 1964182 A JP1964182 A JP 1964182A JP H0247856 B2 JPH0247856 B2 JP H0247856B2
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- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
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- H10W90/754—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires between a chip and a stacked insulating package substrate, interposer or RDL
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- Die Bonding (AREA)
Description
本発明は、新規な半導体装置に係り、特に高熱
伝導性電気絶縁性を有する基板を用いた半導体装
置に関する。 近年、半導体工業の進歩は目ざましく、大規模
集積回路等に使用される絶縁基板には半導体チツ
プ等の回路構成要素が増々高密度に搭載されるよ
うになつてきた。さらに大容量、小型化に対する
要請も大きくなり、使用する絶縁基板は熱放散性
の良い材料が要求されるようになつてきた。従
来、絶縁基板としてアルミナ焼結体が使用されて
いる。アルミナ基板は熱放散性があまり良くない
のでこうした目的を達成するためには、より熱放
散の大きい絶縁基板の開発が要請されるようにな
つてきた。絶縁基板材料としては、 (1) 電気絶縁性が大きいこと、 (2) 熱伝導率が大きいこと、 (3) 熱膨脹係数がシリコンの熱膨脹係数に近いこ
と、 (4) 機械的強度が大きいこと、 などが要求される。 炭化ケイ素焼結体は、その熱膨脹係数が約4×
10-6/℃で、アルミナのそれの約8×10-6/℃に
比べて小さく、シリコンの熱膨脹係数約3.3×
10-6/℃に近い。また曲げ強さ50Kg/mm2以上を有
し、アルミナのそれの約20Kg/mm2に比べると極め
て高強度であることが知られている。更に熱伝導
率は0.1〜0.3cal/cm・sec・℃でアルミナの約3
倍以上の値を有する。これらの点から、炭化ケイ
素は電気絶縁性の大きいものが開発されると、大
規模集積回路などの絶縁基板用材料として極めて
有用である。 炭化ケイ素は炭素とケイ素から成る−族化
合物半導体である。このため、電気絶縁性を有す
る高密度焼結体を得ることは困難と考えられてお
り、事実、こうしたものはこれまで見当らなかつ
た。 炭化ケイ素は共有結合性の大きい化合物である
ため、硬く強靭で、1500℃以上の高温でも耐酸化
性、耐食性に優れた安定な物質であることは良く
知られているが、この強い共有結合性のため高密
度焼結が困難な材料であつた。 そこで高密度炭化ケイ素焼結体を得るために種
種の焼結助剤が用いられてきた。 例えば、アルミニウムや鉄を添加してホツトプ
レスすることにより、炭化ケイ素の理論密度の98
%の密度を有する焼結体が得られることが知られ
ている〔Alliegro et al.J.Am.Ceram.Soc.,39,
386〜389(1956)〕。また、ホウ素と炭素を用いて、
ホツトプレス法または無加圧法で高密度の焼結体
を得る方法が知られている(特開昭49−99308
号)。これらはいずれもガスタービン用部品等の
耐熱構造材を提供することを目的とするものであ
る。これらの焼結助剤を用いた炭化ケイ素焼結体
においては焼結体の電気抵抗率の値はいずれも
100Ω・cm以下で、電気絶縁材料としては使用す
ることができない。 また、炭化ケイ素にBeを添加して焼結したも
のが、特開昭53−67711号、特開昭55−32796号公
報およびその対応米殿特許第4172109号に示され
ているが、これは原料の炭化ケイ素粉末中に0.5
〜5重量%の過剰炭素を含むものを用いて焼結し
た高強度材料に関するもので、とくにこうした過
剰炭素はその焼結体の電気絶縁性を著しく損い電
気絶縁材料としては用いることができない。 本発明の目的は放熱性の大きい半導体装置を提
供するにある。 本発明は、ベリリウムを0.1〜3.5重量%含み、
残部が実質的に炭化ケイ素である電気絶縁性焼結
体からなる基体の表面上に、半導体素子が金属に
よつて接合され、前記半導体素子接合面の前記基
体上に配線層が形成され、前記半導体素子と前記
配線層とは、金属線によつて電気的に接続されて
いることを特徴とする半導体装置にある。 また、焼結体はAl0.1重量%以下、B0.1重量%
以下、遊離炭素0.4重量%以下であることが好ま
しい。 また、焼結体はα型炭化ケイ素を主成分とする
のが好ましい。 本発明の、0.1〜3.5重量%のベリリウムを含
み、アルミニウム含有量0.1重量%以下、ホウ素
含有量0.1重量%以下である焼結体からなる基体
は室温における熱伝導率0.4cal/cm・sec・℃以
上、電気抵抗率107Ω・cm以上を有し、理論密度
の90%以上の密度が得られるので、放熱性の高い
半導体装置が得られる。 また、本発明の半導体装置は、遊離炭素0.4重
量%以下の炭化ケイ素粉末にBeOを添加した微
粉末を加工成形し、非酸化性雰囲気中、1850℃〜
2500℃でホツトプレスして焼結体中のベリリウム
が0.1〜3.5重量%で、アルミニウム0.1重量%以
下、ホウ素0.1重量%以下で、室温において、熱
伝導率0.4cal/cm・sec・℃以上、電気抵抗率107
Ω・cm以上で、かつ理論密度の90%以上に焼結さ
れた基体に半導体素子を載置するのが好ましい。 室温の電気抵抗率を107Ω・cm以上にするには
0.1以上とすることが好ましく、シリコン半導体
素子を載置した装置では、焼結体の熱膨脹係数を
4×10-6℃以下にするには3.5重量%以下のベリ
リウム量とすることが好ましい。 ベリリウムはBeOとして添加するのが良い。
BeOとしては約0.5〜14重量%添加することによ
り焼結体中に0.1〜3.5重量%含ませることができ
る。但し焼結時の雰囲気、温度によつて多少変
る。 また、本発明において、炭化ケイ素粉末中に
0.4重量%を越える遊離炭素を含まないようにす
るのが好ましい。0.4重量%を越える遊離炭素は
熱伝導率、特に電気抵抗率を著しく低下させる。 本発明において上記酸化ベリリウムおよび炭化
ケイ素粉末は、平均10μm、好ましくは2μm以下
の粒径を有する微粉末を用い、これをホツトプレ
スすることにより焼結するのがよい。焼結体中の
アルミニウムまたはホウ素は両者とも0.1重量%
以下が好ましい。アルミニウムが上記より多く含
まれると焼結体の電気抵抗率が107Ω・cmより小
さくなり好ましくない。また、ホウ素が上記より
多く含まれると熱伝導率が0.4cal/cm・sec・℃
より小さくなつてしまう。 なお、熱伝導率が0.5cal/cm・sec・℃以上の
ものを得たいときは、炭化ケイ素はその主成分が
α型SiCである粉末を用いて焼結するのが良い。 酸化ベリリウムを含有する炭化ケイ素粉末の焼
結は非酸化性雰囲気で行うのが良い。酸化性雰囲
気では炭化ケイ素粉末表面が酸化し高密度な焼結
体が得られにくい。 好ましい焼結温度は1850〜2500℃、更に好まし
くは1900〜2300℃である。高密度な焼結体を得る
には1850℃以上、炭化ケイ素の昇華及び過焼成を
防止し、緻密な磁器を得るには2500℃以下がよ
い。焼結時に試料を高圧で加圧するホツトプレス
法で加圧する荷重は使用するダイスの材質によつ
て決められ、黒鉛製では約700Kg/cm2まで圧力を
加えることができる。 しかし、一般にはこうした大きな圧力を加えな
くとも高密度な焼結体を得ることができる。通常
の圧力は100〜300Kg/cm2である。またサブミクロ
ンの粒径を有する炭化ケイ素粉末を使用すること
により、加圧しないでも緻密(理論値90%)な焼
結体を得ることができる。 実験例 1 平均粒径2μmの炭化ケイ素粉末に粒径10μm以
下の酸化ベリリウム粉末を0.1〜20重量%添加し
混合した、次いで混合粉末を室温で1000Kg/cm2の
圧力を加えて成形体とした。成形体は1.60〜1.67
g/cm3の密度(炭化ケイ素の理論密度に対し50〜
52%の相対密度)を有する。次に成形体を黒鉛製
のダイスに入れ、減圧度1×10-5〜1×10-3torr
中でホツトプレス法により焼結した。焼結圧力は
300Kg/cm2で、加熱は室温から2000℃まで約2hで
昇温し、2000℃で1h保持したのち加熱電源を切
つて放冷した。圧力は温度が1500℃以下になつて
から解除した。上記によつて製造した炭化ケイ素
焼結体の特性とベリリウムの含有量との関係を第
1図〜第4図に示す。 第1図〜第4図の結果より、炭化ケイ素粉末に
含有するベリリウムの量が0.1〜3.5重量%の範囲
の場合に高密度で高熱伝導率、高電気抵抗率、低
熱膨脹係数(4×10-6/℃以下)を併せ有する焼
結体が得られる。 実験例 2 炭化ケイ素粉末に対し酸化ベリリウム粉末を4
重量%添加した混合粉末を実験例1と同様にして
ホツトプレス法により焼結体を得た。このときの
焼結体に含まれるベリリウムの含有量は約1重量
%であつた。本実験例においてはホツトプレス条
件を変えて焼結体を作製した。第1表は得られた
焼結体の特性とホツトプレス条件との関係を示す
もので、温度1850〜2500℃、圧力100Kg/cm2以上
で焼結することにより、理論密度の90%以上、
0.4cal/cm・sec・℃以上の熱伝導率、1011Ω・cm
以上の電気抵抗率および3.3×10-6/℃の熱膨脹
係数の焼結体を得た。 第7図は第1図、第2図及び第1表から求めた
熱伝導率と相対密度との関係を示す線図である。
図に示す如く、90%以上の相対密度で急激に熱伝
導率が向上する。図中の数字はBeの含有量であ
る。
伝導性電気絶縁性を有する基板を用いた半導体装
置に関する。 近年、半導体工業の進歩は目ざましく、大規模
集積回路等に使用される絶縁基板には半導体チツ
プ等の回路構成要素が増々高密度に搭載されるよ
うになつてきた。さらに大容量、小型化に対する
要請も大きくなり、使用する絶縁基板は熱放散性
の良い材料が要求されるようになつてきた。従
来、絶縁基板としてアルミナ焼結体が使用されて
いる。アルミナ基板は熱放散性があまり良くない
のでこうした目的を達成するためには、より熱放
散の大きい絶縁基板の開発が要請されるようにな
つてきた。絶縁基板材料としては、 (1) 電気絶縁性が大きいこと、 (2) 熱伝導率が大きいこと、 (3) 熱膨脹係数がシリコンの熱膨脹係数に近いこ
と、 (4) 機械的強度が大きいこと、 などが要求される。 炭化ケイ素焼結体は、その熱膨脹係数が約4×
10-6/℃で、アルミナのそれの約8×10-6/℃に
比べて小さく、シリコンの熱膨脹係数約3.3×
10-6/℃に近い。また曲げ強さ50Kg/mm2以上を有
し、アルミナのそれの約20Kg/mm2に比べると極め
て高強度であることが知られている。更に熱伝導
率は0.1〜0.3cal/cm・sec・℃でアルミナの約3
倍以上の値を有する。これらの点から、炭化ケイ
素は電気絶縁性の大きいものが開発されると、大
規模集積回路などの絶縁基板用材料として極めて
有用である。 炭化ケイ素は炭素とケイ素から成る−族化
合物半導体である。このため、電気絶縁性を有す
る高密度焼結体を得ることは困難と考えられてお
り、事実、こうしたものはこれまで見当らなかつ
た。 炭化ケイ素は共有結合性の大きい化合物である
ため、硬く強靭で、1500℃以上の高温でも耐酸化
性、耐食性に優れた安定な物質であることは良く
知られているが、この強い共有結合性のため高密
度焼結が困難な材料であつた。 そこで高密度炭化ケイ素焼結体を得るために種
種の焼結助剤が用いられてきた。 例えば、アルミニウムや鉄を添加してホツトプ
レスすることにより、炭化ケイ素の理論密度の98
%の密度を有する焼結体が得られることが知られ
ている〔Alliegro et al.J.Am.Ceram.Soc.,39,
386〜389(1956)〕。また、ホウ素と炭素を用いて、
ホツトプレス法または無加圧法で高密度の焼結体
を得る方法が知られている(特開昭49−99308
号)。これらはいずれもガスタービン用部品等の
耐熱構造材を提供することを目的とするものであ
る。これらの焼結助剤を用いた炭化ケイ素焼結体
においては焼結体の電気抵抗率の値はいずれも
100Ω・cm以下で、電気絶縁材料としては使用す
ることができない。 また、炭化ケイ素にBeを添加して焼結したも
のが、特開昭53−67711号、特開昭55−32796号公
報およびその対応米殿特許第4172109号に示され
ているが、これは原料の炭化ケイ素粉末中に0.5
〜5重量%の過剰炭素を含むものを用いて焼結し
た高強度材料に関するもので、とくにこうした過
剰炭素はその焼結体の電気絶縁性を著しく損い電
気絶縁材料としては用いることができない。 本発明の目的は放熱性の大きい半導体装置を提
供するにある。 本発明は、ベリリウムを0.1〜3.5重量%含み、
残部が実質的に炭化ケイ素である電気絶縁性焼結
体からなる基体の表面上に、半導体素子が金属に
よつて接合され、前記半導体素子接合面の前記基
体上に配線層が形成され、前記半導体素子と前記
配線層とは、金属線によつて電気的に接続されて
いることを特徴とする半導体装置にある。 また、焼結体はAl0.1重量%以下、B0.1重量%
以下、遊離炭素0.4重量%以下であることが好ま
しい。 また、焼結体はα型炭化ケイ素を主成分とする
のが好ましい。 本発明の、0.1〜3.5重量%のベリリウムを含
み、アルミニウム含有量0.1重量%以下、ホウ素
含有量0.1重量%以下である焼結体からなる基体
は室温における熱伝導率0.4cal/cm・sec・℃以
上、電気抵抗率107Ω・cm以上を有し、理論密度
の90%以上の密度が得られるので、放熱性の高い
半導体装置が得られる。 また、本発明の半導体装置は、遊離炭素0.4重
量%以下の炭化ケイ素粉末にBeOを添加した微
粉末を加工成形し、非酸化性雰囲気中、1850℃〜
2500℃でホツトプレスして焼結体中のベリリウム
が0.1〜3.5重量%で、アルミニウム0.1重量%以
下、ホウ素0.1重量%以下で、室温において、熱
伝導率0.4cal/cm・sec・℃以上、電気抵抗率107
Ω・cm以上で、かつ理論密度の90%以上に焼結さ
れた基体に半導体素子を載置するのが好ましい。 室温の電気抵抗率を107Ω・cm以上にするには
0.1以上とすることが好ましく、シリコン半導体
素子を載置した装置では、焼結体の熱膨脹係数を
4×10-6℃以下にするには3.5重量%以下のベリ
リウム量とすることが好ましい。 ベリリウムはBeOとして添加するのが良い。
BeOとしては約0.5〜14重量%添加することによ
り焼結体中に0.1〜3.5重量%含ませることができ
る。但し焼結時の雰囲気、温度によつて多少変
る。 また、本発明において、炭化ケイ素粉末中に
0.4重量%を越える遊離炭素を含まないようにす
るのが好ましい。0.4重量%を越える遊離炭素は
熱伝導率、特に電気抵抗率を著しく低下させる。 本発明において上記酸化ベリリウムおよび炭化
ケイ素粉末は、平均10μm、好ましくは2μm以下
の粒径を有する微粉末を用い、これをホツトプレ
スすることにより焼結するのがよい。焼結体中の
アルミニウムまたはホウ素は両者とも0.1重量%
以下が好ましい。アルミニウムが上記より多く含
まれると焼結体の電気抵抗率が107Ω・cmより小
さくなり好ましくない。また、ホウ素が上記より
多く含まれると熱伝導率が0.4cal/cm・sec・℃
より小さくなつてしまう。 なお、熱伝導率が0.5cal/cm・sec・℃以上の
ものを得たいときは、炭化ケイ素はその主成分が
α型SiCである粉末を用いて焼結するのが良い。 酸化ベリリウムを含有する炭化ケイ素粉末の焼
結は非酸化性雰囲気で行うのが良い。酸化性雰囲
気では炭化ケイ素粉末表面が酸化し高密度な焼結
体が得られにくい。 好ましい焼結温度は1850〜2500℃、更に好まし
くは1900〜2300℃である。高密度な焼結体を得る
には1850℃以上、炭化ケイ素の昇華及び過焼成を
防止し、緻密な磁器を得るには2500℃以下がよ
い。焼結時に試料を高圧で加圧するホツトプレス
法で加圧する荷重は使用するダイスの材質によつ
て決められ、黒鉛製では約700Kg/cm2まで圧力を
加えることができる。 しかし、一般にはこうした大きな圧力を加えな
くとも高密度な焼結体を得ることができる。通常
の圧力は100〜300Kg/cm2である。またサブミクロ
ンの粒径を有する炭化ケイ素粉末を使用すること
により、加圧しないでも緻密(理論値90%)な焼
結体を得ることができる。 実験例 1 平均粒径2μmの炭化ケイ素粉末に粒径10μm以
下の酸化ベリリウム粉末を0.1〜20重量%添加し
混合した、次いで混合粉末を室温で1000Kg/cm2の
圧力を加えて成形体とした。成形体は1.60〜1.67
g/cm3の密度(炭化ケイ素の理論密度に対し50〜
52%の相対密度)を有する。次に成形体を黒鉛製
のダイスに入れ、減圧度1×10-5〜1×10-3torr
中でホツトプレス法により焼結した。焼結圧力は
300Kg/cm2で、加熱は室温から2000℃まで約2hで
昇温し、2000℃で1h保持したのち加熱電源を切
つて放冷した。圧力は温度が1500℃以下になつて
から解除した。上記によつて製造した炭化ケイ素
焼結体の特性とベリリウムの含有量との関係を第
1図〜第4図に示す。 第1図〜第4図の結果より、炭化ケイ素粉末に
含有するベリリウムの量が0.1〜3.5重量%の範囲
の場合に高密度で高熱伝導率、高電気抵抗率、低
熱膨脹係数(4×10-6/℃以下)を併せ有する焼
結体が得られる。 実験例 2 炭化ケイ素粉末に対し酸化ベリリウム粉末を4
重量%添加した混合粉末を実験例1と同様にして
ホツトプレス法により焼結体を得た。このときの
焼結体に含まれるベリリウムの含有量は約1重量
%であつた。本実験例においてはホツトプレス条
件を変えて焼結体を作製した。第1表は得られた
焼結体の特性とホツトプレス条件との関係を示す
もので、温度1850〜2500℃、圧力100Kg/cm2以上
で焼結することにより、理論密度の90%以上、
0.4cal/cm・sec・℃以上の熱伝導率、1011Ω・cm
以上の電気抵抗率および3.3×10-6/℃の熱膨脹
係数の焼結体を得た。 第7図は第1図、第2図及び第1表から求めた
熱伝導率と相対密度との関係を示す線図である。
図に示す如く、90%以上の相対密度で急激に熱伝
導率が向上する。図中の数字はBeの含有量であ
る。
【表】
【表】
実験例 3
炭化ケイ素の焼結体は実験例1と同様に製造し
た。本実験例においては酸化ベリリウムの添加量
を3重量%とし、焼結時の雰囲気をアルゴンガ
ス、ヘリウムガスおよび窒素ガスを使用した。得
られた焼結体中のベリリウムの含有量は0.9重量
%であつた。その特性は実験例1のベリリウム含
有量1重量%の焼結体とほぼ同じであつた。 実験例 4 平均粒径が0.2〜20μmの炭化ケイ素粉末に酸化
ベリリウムを2重量%添加して混合したのち、実
験例1と同様にしてホツトプレス法により焼結体
を製造した。第2表は炭化ケイ素原料粉末の平均
粒径と得られた焼結体の相対密度の関係である。
焼結体は炭化ケイ素原料粉末の平均粒径が10μm
以下であれば相対密度95%以下に緻密化する。ま
た、相対密度が95%以上に緻密化した焼結体は実
験例1のベリリウム含有量0.4重量%の場合と同
様な特性を示した。炭化ケイ素原料粉末の平均粒
径が10μmより大きく、緻密化が十分進行しなか
つた焼結体では熱伝導率が0.2cal/cm・sec・℃
以下、機械的強度が10Kg/mm2以下と小さい値であ
つた。
た。本実験例においては酸化ベリリウムの添加量
を3重量%とし、焼結時の雰囲気をアルゴンガ
ス、ヘリウムガスおよび窒素ガスを使用した。得
られた焼結体中のベリリウムの含有量は0.9重量
%であつた。その特性は実験例1のベリリウム含
有量1重量%の焼結体とほぼ同じであつた。 実験例 4 平均粒径が0.2〜20μmの炭化ケイ素粉末に酸化
ベリリウムを2重量%添加して混合したのち、実
験例1と同様にしてホツトプレス法により焼結体
を製造した。第2表は炭化ケイ素原料粉末の平均
粒径と得られた焼結体の相対密度の関係である。
焼結体は炭化ケイ素原料粉末の平均粒径が10μm
以下であれば相対密度95%以下に緻密化する。ま
た、相対密度が95%以上に緻密化した焼結体は実
験例1のベリリウム含有量0.4重量%の場合と同
様な特性を示した。炭化ケイ素原料粉末の平均粒
径が10μmより大きく、緻密化が十分進行しなか
つた焼結体では熱伝導率が0.2cal/cm・sec・℃
以下、機械的強度が10Kg/mm2以下と小さい値であ
つた。
【表】
実験例 5
実験例1と同じ炭化ケイ素粉末に酸化ベリリウ
ム粉末を2重量%添加し、さらに不純物としてカ
ーボンブラツク(粒径0.1μm以下の微粉末)を炭
化ケイ素に対して0.3〜1重量%添加して混合粉
末とした。混合粉末より実験例1に記載したもの
と同様にしてホツトプレス法により焼結体を得
た。第3表はカーボンブラツクの添加量と該焼結
体の特性との関係を示し、カーボンブラツクの添
加量が0.5重量%になると電気抵抗率106Ω・cmと
なる。
ム粉末を2重量%添加し、さらに不純物としてカ
ーボンブラツク(粒径0.1μm以下の微粉末)を炭
化ケイ素に対して0.3〜1重量%添加して混合粉
末とした。混合粉末より実験例1に記載したもの
と同様にしてホツトプレス法により焼結体を得
た。第3表はカーボンブラツクの添加量と該焼結
体の特性との関係を示し、カーボンブラツクの添
加量が0.5重量%になると電気抵抗率106Ω・cmと
なる。
【表】
熱伝導率、電気抵抗率は室温で測定
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
実験例 6 実験例5と同様にして不純物として添加したカ
ーボンブラツクに換えて窒化アルミニウム粉末
(粒径2μm以下の微粉末)を炭化ケイ素に添加し
て混合粉末とした。第4表にアルミニウムの含有
量と焼結体の特性との関係を示し、アルミニウム
の含有量が0.1重量%より多くなると電気抵抗率
が著しく小さくなる。
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
実験例 6 実験例5と同様にして不純物として添加したカ
ーボンブラツクに換えて窒化アルミニウム粉末
(粒径2μm以下の微粉末)を炭化ケイ素に添加し
て混合粉末とした。第4表にアルミニウムの含有
量と焼結体の特性との関係を示し、アルミニウム
の含有量が0.1重量%より多くなると電気抵抗率
が著しく小さくなる。
【表】
熱伝導率、電気抵抗率は室温で測定
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
実験例 7 実験例5と同様にして不純物として添加したカ
ーボンブラツクに換えて窒化ホウ素粉末(粒径
5μm以下の微粉末)を炭化ケイ素に添加して混
合粉末とした。第5表はホウ素の含有量と該焼結
体の特性との関係を示し、ホウ素の含有量が0.1
重量%より多くなると熱伝導率が著しく小さくな
る。
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
実験例 7 実験例5と同様にして不純物として添加したカ
ーボンブラツクに換えて窒化ホウ素粉末(粒径
5μm以下の微粉末)を炭化ケイ素に添加して混
合粉末とした。第5表はホウ素の含有量と該焼結
体の特性との関係を示し、ホウ素の含有量が0.1
重量%より多くなると熱伝導率が著しく小さくな
る。
【表】
熱伝導率、電気抵抗率は室温で測定
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
実験例 8 炭化ケイ素粉末は高周波熱プラズマ中で合成し
た粉末を使用した。該粉末は200Å〜0.2μmの粉
径を有する極めて微細な粉末である。該粉末の平
均粒径が1μmである酸化ベリリウム粉末を2重
量%添加して混合した。次いで該混合粉末に1000
Kg/cm2の圧力を加えて成形体としたのち、該成形
体を1×10-4torrの真空中で焼結した。室温から
2100℃まで約2hで昇温し、2100℃で0.5h保持した
のち、加熱電源を切つて放冷した。焼結体中のベ
リリウム含有量は約0.4重量%であつた。第6表
に該焼結体の特性を示す。焼結体は緻密化してお
り、高熱伝導率、高電気抵抗率及び小さい熱膨脹
係数を有している。
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
実験例 8 炭化ケイ素粉末は高周波熱プラズマ中で合成し
た粉末を使用した。該粉末は200Å〜0.2μmの粉
径を有する極めて微細な粉末である。該粉末の平
均粒径が1μmである酸化ベリリウム粉末を2重
量%添加して混合した。次いで該混合粉末に1000
Kg/cm2の圧力を加えて成形体としたのち、該成形
体を1×10-4torrの真空中で焼結した。室温から
2100℃まで約2hで昇温し、2100℃で0.5h保持した
のち、加熱電源を切つて放冷した。焼結体中のベ
リリウム含有量は約0.4重量%であつた。第6表
に該焼結体の特性を示す。焼結体は緻密化してお
り、高熱伝導率、高電気抵抗率及び小さい熱膨脹
係数を有している。
【表】
熱伝導率、電気抵抗率は室温で測定
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
比較例 1 炭化ケイ素粉末に添加剤を加えないで実験例1
と同様にしてホツトプレス法により焼結体を得
た。該焼結体の特性は第7表に示す通りで、緻密
化していないため、熱伝導率、電気抵抗率、機械
的強度のいずれの値も小さい。
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
比較例 1 炭化ケイ素粉末に添加剤を加えないで実験例1
と同様にしてホツトプレス法により焼結体を得
た。該焼結体の特性は第7表に示す通りで、緻密
化していないため、熱伝導率、電気抵抗率、機械
的強度のいずれの値も小さい。
【表】
熱伝導率、電気抵抗率は室温で測定
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
比較例 2 炭化ケイ素粉末に添加剤として酸化アルミニウ
ムを2重量%添加混合した混合粉末を実験例1と
同様にして成形体としたのち、ホツトプレス法に
より焼結体を得た。焼結体は第8表に示す通り十
分に緻密化し、機械的強度は大きいが、熱伝導
率、電気抵抗率はいずれも小さい値を示してい
る。また、炭化アルミニウム、窒化アルミニウ
ム、リン酸アルミニウムを添加剤として使用した
場合にも第8表に示したものと同様な特性を示し
た。
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
比較例 2 炭化ケイ素粉末に添加剤として酸化アルミニウ
ムを2重量%添加混合した混合粉末を実験例1と
同様にして成形体としたのち、ホツトプレス法に
より焼結体を得た。焼結体は第8表に示す通り十
分に緻密化し、機械的強度は大きいが、熱伝導
率、電気抵抗率はいずれも小さい値を示してい
る。また、炭化アルミニウム、窒化アルミニウ
ム、リン酸アルミニウムを添加剤として使用した
場合にも第8表に示したものと同様な特性を示し
た。
【表】
熱伝導率、電気抵抗率は室温で測定
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
実施例 以上の実験例及び比較例をもとに、本発明にな
る半導体装置の具体的な適用例として、実験例1
で得たベリリウム含有量が0.5重量%の炭化ケイ
素焼結体を基板として用いた半導体パワーモジユ
ールで説明する。第5図は従来構造の組立断面図
である。導体4とヒートシンク6及びヒートシン
ク6と金属支持板8の間を有機絶縁物5及びアル
ミナ基板7絶縁し、またシリコン素子1とヒート
シンク6との熱膨脹係数の差によるひずみを緩和
するためにスペーサ3を介在させてある。第6図
は本発明の半導体パワーモジユールの組立断面図
である。上述の炭化ケイ素焼結体からなる基板1
5はシリコン素子11と直接ろう付けされてお
り、非常に簡単な構造の半導体装置が得られる。
また、基板15には配線層となる導体13が設け
られ、この配線層となる導体13と半導体素子1
1とはAlからなる金属細線12によつて電気的
に接続されている。 上記半導体装置を−60℃で30分保持したのち室
温にして5分保持し、さらに125℃に昇温して30
分保持するヒートサイクルを加えた。従来の半導
体装置(第5図)は20回のヒートサイクルで基板
にクラツクが発生するとともにハンダ付箇所には
がれが生じた。しかし、本発明の半導体装置(第
6図)は150回のヒートサイクル後でも異常が認
められなかつた。 以上、本発明の緻密で、高熱伝導率、高電気抵
抗率及び低熱膨脹係数を有する基板上に半導体素
子を載置した半導体装置は熱的安定性が高いとい
う優れた効果を有する。
熱膨脹係数は室温〜300℃の平均値
実施例 以上の実験例及び比較例をもとに、本発明にな
る半導体装置の具体的な適用例として、実験例1
で得たベリリウム含有量が0.5重量%の炭化ケイ
素焼結体を基板として用いた半導体パワーモジユ
ールで説明する。第5図は従来構造の組立断面図
である。導体4とヒートシンク6及びヒートシン
ク6と金属支持板8の間を有機絶縁物5及びアル
ミナ基板7絶縁し、またシリコン素子1とヒート
シンク6との熱膨脹係数の差によるひずみを緩和
するためにスペーサ3を介在させてある。第6図
は本発明の半導体パワーモジユールの組立断面図
である。上述の炭化ケイ素焼結体からなる基板1
5はシリコン素子11と直接ろう付けされてお
り、非常に簡単な構造の半導体装置が得られる。
また、基板15には配線層となる導体13が設け
られ、この配線層となる導体13と半導体素子1
1とはAlからなる金属細線12によつて電気的
に接続されている。 上記半導体装置を−60℃で30分保持したのち室
温にして5分保持し、さらに125℃に昇温して30
分保持するヒートサイクルを加えた。従来の半導
体装置(第5図)は20回のヒートサイクルで基板
にクラツクが発生するとともにハンダ付箇所には
がれが生じた。しかし、本発明の半導体装置(第
6図)は150回のヒートサイクル後でも異常が認
められなかつた。 以上、本発明の緻密で、高熱伝導率、高電気抵
抗率及び低熱膨脹係数を有する基板上に半導体素
子を載置した半導体装置は熱的安定性が高いとい
う優れた効果を有する。
第1図はベリリウム含有量と焼結体の相対密度
との関係を示す図、第2図はベリリウム含有量と
焼結体の室温における熱伝導率との関係を示す
図、第3図はベリリウム含有量と焼結体の室温に
おける電気抵抗率との関係を示す図、第4図はベ
リリウム含有量と焼結体の室温〜300℃における
熱膨脹係数の平均値との関係を示す図、第5図は
従来法によるシリコン半導体装置の組立断面図、
第6図は本発明による基板を用いたシリコン半導
体装置の断面図、第7図は熱伝導率と相対密度と
の関係を示す線図である。 1,11……シリコン素子、2,12……アル
ミニウムリード線、3……モリブデンスペーサ、
4,13……導体、5……有機絶縁物、6……ヒ
ートシンク、7……アルミナ基板、8……支持
板、9,10,14……半田、15……炭化ケイ
素焼結体基板。
との関係を示す図、第2図はベリリウム含有量と
焼結体の室温における熱伝導率との関係を示す
図、第3図はベリリウム含有量と焼結体の室温に
おける電気抵抗率との関係を示す図、第4図はベ
リリウム含有量と焼結体の室温〜300℃における
熱膨脹係数の平均値との関係を示す図、第5図は
従来法によるシリコン半導体装置の組立断面図、
第6図は本発明による基板を用いたシリコン半導
体装置の断面図、第7図は熱伝導率と相対密度と
の関係を示す線図である。 1,11……シリコン素子、2,12……アル
ミニウムリード線、3……モリブデンスペーサ、
4,13……導体、5……有機絶縁物、6……ヒ
ートシンク、7……アルミナ基板、8……支持
板、9,10,14……半田、15……炭化ケイ
素焼結体基板。
Claims (1)
- 1 ベリリウムを0.1〜3.5重量%含み、残部が実
質的に炭化ケイ素である電気絶縁性焼結体からな
る基体の表面上に、半導体素子が金属によつて接
合され、前記半導体素子接合面の前記基体上に配
線層が形成され、前記半導体素子と前記配線層と
は、金属線によつて電気的に接続されていること
を特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57019641A JPS57164540A (en) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | Electric device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57019641A JPS57164540A (en) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | Electric device |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55075601A Division JPS5815953B2 (ja) | 1979-11-05 | 1980-06-06 | 電気的装置用基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57164540A JPS57164540A (en) | 1982-10-09 |
| JPH0247856B2 true JPH0247856B2 (ja) | 1990-10-23 |
Family
ID=12004847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57019641A Granted JPS57164540A (en) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | Electric device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57164540A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6276525A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | Toshiba Corp | モリブデン板とその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5254995U (ja) * | 1975-10-18 | 1977-04-20 | ||
| JPS5815953B2 (ja) * | 1980-06-06 | 1983-03-28 | 株式会社日立製作所 | 電気的装置用基板 |
-
1982
- 1982-02-12 JP JP57019641A patent/JPS57164540A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57164540A (en) | 1982-10-09 |
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