JPH0248431Y2 - - Google Patents

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JPH0248431Y2
JPH0248431Y2 JP15109687U JP15109687U JPH0248431Y2 JP H0248431 Y2 JPH0248431 Y2 JP H0248431Y2 JP 15109687 U JP15109687 U JP 15109687U JP 15109687 U JP15109687 U JP 15109687U JP H0248431 Y2 JPH0248431 Y2 JP H0248431Y2
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corrosion
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の車体やシヤーシ等における
鉄材とアルミニウム材との結合部の構造に関す
る。
(従来の技術) 従来、自動車の軽量化のために、例えば
「SAEペーパ830094」に記載されているように、
車体を全てアルミニウムで形成することが考えら
れている。
この場合、重量は軽減できるが、所定の強度を
確保するために断面形状が大きくなり、地上高や
車室空間が視界等に影響してしまうものであつ
た。
そこで、このような問題を解決する手段とし
て、強度を必要とする箇所は鉄系の金属で形成
し、比較的強度を必要としなかつたり、断面形状
が大きくなつてもかまわない箇所にはアルミニウ
ム材を用いるというようにして、鉄材とアルミニ
ウム材とを混合させて使用する手段が考えられて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような鉄材とアルミニウム
材とを混合させて使用すると、両材を結合する部
位において水の付着があると、両材の電位差に基
き両材間に電流が生じ(アルミニウム材から鉄材
へ流れる)アルミニウム材が腐食(電食)してし
まうという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような鉄材とアルミニウム材
との結合部位におけるアルミニウム材の腐食を簡
単な手段にて防止することを目的としている。
この目的達成のために、本考案では、鉄材とア
ルミニウム材との接触部間に、両材の直接接触を
阻止して非導電性の接着材が付与され、前記接触
部において両材を締結する固定具が、鉄系材料で
形成されると共に、この固定具の表面には非導電
性材料によるコーテイングが施されている手段と
した。
(作用) 本考案の鉄材とアルミニウム材との結合部構造
においける、両材の結合手段を説明すると、ま
ず、鉄材とアルミニウム材との結合部における両
材の接触部に非導電性の接着材を塗布し、両材の
接触部同士を接着する。
次に、この部位を、少なくともアルミニウム材
との接触部の表面を非導電性の材料でコーテイン
グした鉄系材料で形成された固定具で締結する。
尚、この固定具とは、ボルト・ナツトやリベツト
やワツシヨ等の締結するための部材を指す。
このようにして結合された、本考案の構造で
は、この部位に水が付着しても、鉄材とアルミニ
ウム材との接触部では、両者間に非導電性の接着
材が付与されているため、腐食電流が生じない。
また、固定具とアルミニウム材間でも、固定具
の表面にコーテイングが施されているため、両者
間に腐食電流が発生しない。
ところで、固定具を締結する場合に、固定具を
回転させたり打ち付けたり等の締結作業を行うた
め、穴回りのバリ等による傷付き締結作業の仕方
によりコーテイングの一部が破れることも有り得
る。このようにしてコーテイングが破れた部分
が、水の浸入等により腐食環境に曝された場合、
アルミニウム材から鉄系材料の固定具へ腐食電流
が流れる。しかしながら、この腐食電流を受け入
れる固定具はアルミニウム材に比べ面積が小さい
ため、そこに発生する腐食電流は、例えば、固定
具をアルミニウムで形成してこの固定具と鉄材間
で腐食電流が流れる場合、即ち、小面積の固定具
から大面積の鉄材へ流れる場合の腐食電流に比べ
ると、極めて微量であり、アルミニウム材の腐食
は極めて少ない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成を説明する。
第1図は本考案第1実施例の鉄材とアルミニウ
ム材との結合部構造を示す断面図であつて、図中
10はピラー(鉄材)を示し、このピラー10は
車体後部の強度部材として高い強度が必要な箇所
に設けられ、鉄板(鉄板は以下鋼板も含めて指
す。)を素材として図のように箱断面形状に形成
されると共に、防食性をより向上させるため表面
にはカチオン電気泳動塗装により塗装が施されて
いる。
このピラー10のフランジ部11にはバツクパ
ネル(アルミニウム材)20が結合されている。
このバツクパネル20は、車室1とその後方の車
体空間2を区画するもので、比較的強度を必要と
していないため、アルミニウム材で形成され、そ
れにより車体の軽量化が図られている。
前記ピラー10とバツクパネル20との結合部
において、ピラー10のフランジ部11の表面の
ピラー側接触部12とバツクパネル20のバツク
パネル側接触部21との間には、両者12,21
を接着する接着材30が、両者12,21の直接
接触を阻止するように層を成して付与されてい
る。
尚、この接着材30は、両接触部12,21よ
りも3〜5mm程度の幅で広く塗布され、また、こ
の接着材30には、導電性の無いものが用いられ
ている。
また、前記ピラー10とバツクパネル20は、
両接触部12,21において結合用穴13,22
が形成され、この穴13,22にリベツト(固定
具)40をカシメて結合されている。このリベツ
ト40は、鉄や鋼やステンレス鋼等のような鉄系
の材料で形成され、表面を非導電性材料によるコ
ーテイング材50によりコーテイングされ、頭部
41がバツクパネルに当接され、かつ、ピラー2
0側の先端部42がカシメられている。
第2図は、前記リベツト40のコーテイング材
50を示す断面図であり、このコーテイング材5
0は、リベツト40側に形成されたアルミニウム
又は亜鉛等の粒子が混入された無機材料による下
地層51と、その外側に形成された有機樹脂材料
による表面層52とで構成されている。
次に、実施例の作用を説明する。
(イ) 結合時 ピラー10とバツクパネル20との結合を順を
追つて説明すると、ピラー側接触部12とバツク
パネル側接触部21に、両接触部12,21より
も3〜5mm程度広い範囲で接着材30を塗布し、
両者12,21を接着する。
次に、両者10,20の結合用穴13,22に
リベツト40を差し込み、リベツト40のピラー
10側の先端部42をカシメて、両者を結合す
る。
(ロ) 結合部に水浸入時 この実施例結合構造では、水が付着する等して
この部位が腐食環境に曝されても、鉄製のピラー
側接触部12とアルミニウムのバツクパネル側接
触部21との間に非導電性の接着材30が付与さ
れているため、両者12,21間に腐食電流が発
生しない。加えて、この接着材30は、両接触部
12,21よりも広い範囲に塗布されているか
ら、ピラー10のフランジ部11の先端やバツク
パネル20の端面に水が付着した場合にも、腐食
電流が発生し難い。
また、リベツト40とバツクパネル20間にお
いても、リベツト40の表面に、非導電性のコー
テイング材50によるコーテイングが施されてい
るため、両者20,40間に腐食電流が発生しな
い。
ところで、リベツト40をカシメる作業により
コーテイング材50が破れる場合があるが、実施
例ではピラー10側からカシメるため、ピラー1
0側のコーテイング材50に破れが生じてもリベ
ツト40とピラー10とはどちらも鉄系で電位が
ほぼ等しいため腐食電流は生じない。
また、第3図aに示すように、万一リベツト4
0のバツクパネル20側に破れ53,53,53
が生じ、この破れ53が腐食環境に曝された場
合、アルミニウムのバツクパネル20側から鉄系
材料のリベツト40側へ腐食電流iが流れる。し
かしながら、この腐食電流iを受け入れるリベツ
ト40はバツクパネル(アルミニウム材)20に
比べ面積が小さいため、腐食電流iは大面積側か
ら小面積側へ流れることとなり、腐食電流iの流
れが微量となり腐食の進行は極めて遅い。
ちなみに、第図bは、実施例とは逆に小面積の
リベツト400がアルミニウムで形成され、この
リベツト400からコーテイング500の破れ5
30を介して大面積の鉄材100に対し腐食電流
iが発生する場合を示すもので、この場合は、腐
食電流iが小面積側から大面積側へ流れるため、
腐食電流iは限りなく流れ、アルミニウム系のリ
ベツト400は腐食消失する。
以上説明してきたように、第1実施例の鉄材と
アルミニウム材との結合部構造にあつては、ピラ
ー10とバツクパネル20との接触部12,21
間に接着材30が設けられ、また、リベツト40
の表面にコーテイング材50が設けられているた
め、水が浸入する等してこの結合部が腐食環境に
曝されても、アルミニウムのバツクパネル20か
ら鉄系のピラー10及びリベツト40に腐食電流
が流れることがなく、バツクパネル20の腐食が
防止されるという効果が得られる。
また、万一リベツト40のコーテイング材50
に破れ53が生じて、そこが腐食環境に曝される
ことがあつても、リベツト40を鉄系の材料で形
成したから、そこに発生する腐食電流iは極めて
微量であり腐食を抑制できるという効果が得られ
る。
次に、第4図及び第5図に示す第2実施例につ
いて説明する。尚、この第2実施例を説明するに
あたり、第1実施例と同様の構成及び作用につい
ては説明を省略する。
第4図は第2実施例の構造を採用した部位を示
す斜視図であつて、60はステイール製の車体の
メンバを示す。そして、このメンバ60の先端に
設けられた鉄製の取付ブラケツト61にアルミニ
ウム製のバンパレインフオース70がボルト81
及びナツト82により取り付けられている。
第5図は第4図の−断面図であつて、取付
ブラケツト61の接触部62とバンパレインフオ
ース70の接触部71との間には接着材30が付
与され、また、両者には結合用穴63,72が開
口されている。
また、ボルト81及びナツト82は、鉄製で表
面には第1実施例と同様のコーテイングが施して
あり、また、ボルト81の頭部83とバンパレイ
ンフオース70との間には、第1実施例と同様の
コーテイング材50によるコーテイングが表面に
施されたワツシヤ84が介在されている。
そして、このボルト81及びナツト82は鉄材
である取付ブラケツト61側のナツト82を回転
させて締結されている。こうすることで、ワツシ
ヤ84のコーテイング材50が締結作業中に破れ
難くなる。
又、ボルト81にナツト82を締結作業する際
ネジ部やナツトのメツキが破れても取付ブラケツ
ト61とボルト81およびナツト82はいずれも
鉄材であり、この間に腐蝕電流が発生することが
なく、アルミニウム製のバンパレインフオース7
0側で締結作業するよりもメツキが破れ該部から
腐蝕電流が発生する恐れがない上記の方がより効
果を生じる。
第1実施例と同様にバンパレインフオース70
から取付ブラケツト61、ボルト81及びワツシ
ヤ84へ腐食電流が流れるのが防止されるためバ
ンパレイフオース70の腐食が防止される。ま
た、コーテイング材50に破れが生じても、そこ
に発生する腐食電流は極僅かであり、腐食の進行
は極めて遅い。尚、ワツシヤ84がコーテイング
されているため、アルミと接する部分に亜鉛系の
ワツシヤを介していないので亜鉛の犠牲腐蝕が発
生せず結合部にガタが生じない。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、実施例では、ピラーとバツクパネルや
メンバとバンパレイフオースの結合筒所に本考案
構造を適用した例を示したが、これに限られず、
例えば、車体パネルとサイドシルとの結合等他の
部位にも適用できる。
また、コーテイング材も、非導電性のものであ
れば実施例で示したものに限られることはない。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の鉄材とアル
ミニウム材との結合構造にあつては、両材の接触
部間に付与された接着材により接触部間で腐食電
流が流れるのが防止され、かつ、固定具にコーテ
イングされた非導電性材料により鉄系材料の固定
具とアルミニウム材間とで腐食電流が流れるのが
防止されため、アルミニウム材が腐食するのが防
止されるという効果が得られ、それと同時に、締
結作業の際に固定具のコーテイングが破れても、
アルミニウム材と固定具間で生じる腐食電流が小
さくなるように、固定具を鉄系材料で形成したた
め、アルミニウム材に腐食が生じ難いという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の鉄材とアルミニウ
ム材との結合部構造を示す断面図、第2図は第1
実施例構造の要部(コーテイング材)を示す断面
図、第3図は第1実施例構造の作用を説明する作
用説明図、第4図は第2実施例構造を適用したバ
ンパレインフオースの車体取付部を示す斜視図、
第5図は第2実施例構造を示す断面図(第4図
−)である。 10……ピラー(鉄材)、20……バツクパネ
ル(アルミニウム材)、30……接着材、40…
…リベツト(固定具)、50……コーテイング材、
61……取付ブラケツト(鉄材)、70……バン
パレインフオース(アルミニウム材)、81……
ボルト(固定具)、82……ナツト(固定具)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鉄材とアルミニウム材との接触部間に、両材の
    直接接触を阻止して非導電性の接着材が付与さ
    れ、 前記接触部において両材を締結する固定具が、
    鉄系材料で形成されると共に、この固定具の表面
    には非導電性材料によるコーテイングが施されて
    いることを特徴とする鉄材とアルミニウム材との
    結合部構造。
JP15109687U 1987-09-30 1987-09-30 Expired JPH0248431Y2 (ja)

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JP15109687U JPH0248431Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JP15109687U JPH0248431Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JPS6453761U JPS6453761U (ja) 1989-04-03
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