JPH0248672B2 - Gaikannoryokonahikakuyoshiitobutsu - Google Patents

Gaikannoryokonahikakuyoshiitobutsu

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JPH0248672B2
JPH0248672B2 JP22449982A JP22449982A JPH0248672B2 JP H0248672 B2 JPH0248672 B2 JP H0248672B2 JP 22449982 A JP22449982 A JP 22449982A JP 22449982 A JP22449982 A JP 22449982A JP H0248672 B2 JPH0248672 B2 JP H0248672B2
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JP
Japan
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leather
polyurethane elastomer
sheet material
mainly composed
compound
Prior art date
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JP22449982A
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JPS59116480A (ja
Inventor
Takeo Nishimura
Giichi Kondo
Toshiaki Iwamoto
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はフエノキソアルシニル基を有する化合
物が付与されている皮革様シート物に関するもの
である。 従来より、繊維質材料とポリウレタンエラスト
マーを主体とする重合体よりなる皮革様シート物
は、風合や外観が天然皮革に酷似している上に、
均質であり二次商品の歩留まりが良く、さらに耐
水性が大きくて雨降りや雪降りの気象条件下でも
使用可能であること、あるいは軽いので使い易い
等の利点を有しているために、天然皮革の代替品
として靴、ランドセル、グローブ、ボール、イン
テリア、衣料等に広く使用されている。しかしな
がら、このような皮革様シート物にも一つの大き
な欠点がある。すなわちこのような皮革様シート
物から製造された商品は使用している間にその表
面に部分的な艶変化とか汚れが発生したり、特に
ひどい場合には割れを生じるという欠点を有して
いることである。この欠点は、環境によつては皮
革様シート物を保管している間にあるいは二次商
品として製造している間や保管中でも発生するこ
とがあり、これが商品価値を大きく損つている。
従来、このような欠点を改良する方法として、皮
革様シート物や二次商品の保管方法に工夫を加え
たり、あるいは老化防止剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤等を使用する方法が提案されているが、な
お満足な結果は得られていないのが実情である。 本発明者等は、かかる欠点を改良するために広
範囲に亘つて検討した結果、フエノキソアルシニ
ル基を有する化合物を該皮革様シート物に含有せ
しめることにより、その目的を達成できることを
見出した。 すなわち本発明は、繊維質材料とポリウレタン
エラストマーを主体とする重合体からなる皮革様
シート物に、下記(1)式で表わされるフエノキソア
ルシニル基 を有する化合物が付与されていることを特徴とす
る外観の良好な皮革様シート物である。 以下に本発明の皮革様シート物について詳しく
説明する。 まず本発明の皮革様シート物を構成する繊維質
材料は、繊維を不繊布、繊布、編布などの形状に
したものであり、これに用いられる繊維として
は、木綿、麻、羊毛、レーヨン、アセテート等の
天然繊維をはじめ、ナイロン、ポリエステル、ポ
リアクリロニトリル、ビニロン、ポリオレフイン
等の単独紡糸繊維あるいはこれらの混合または複
合紡糸繊維等が挙げられる。混合紡糸繊維あるい
は複合紡糸繊維を用いる場合には、皮革様シート
物を製造する工程の途中において繊維を構成して
いる少なくとも一成分を抽出除去するか、あるい
は繊維を構成している各成分に分割処理して、繊
維を極細繊維集合体繊維あるいは多孔配列体繊維
に変えるのが好ましい。 該繊維質材料の内部には、通常ポリウレタンエ
ラストマーを主体とする重合体を含浸し、湿式凝
固または乾式凝固により多孔構造を形成せしめ
る。この表面をバフイングすることによりスエー
ド調の皮革様シート物を製造することができる。
また一方、繊維質材料の内部に前記の如くポリウ
レタンエラストマーを主体とする重合体あるいは
天然ゴム、スチレン・ブダジエン共重合体、アク
リロニトリル・ブダジエン共重合体、メチルメタ
アクリレート・ブダジエン共重合体等の合成ゴム
を含浸させ、その片側または両側にポリウレタン
エラストマーを主体とする重合体からなる多孔質
の被覆層を形成せしめてもよい。さらにその表面
にあるいは繊維質材料の表面にポリウレタンエラ
ストマーを主体とする重合体の非多孔質の表面層
を付与してもよい。この被覆層、表面層は天然皮
革の銀面に相当するもので、表面層のみよりなる
ものもあるが、風合、折シボ、物性等の点からし
て前記の如く被覆層を有する構造が望ましい。 ポリウレタンエラストマーを主体とする重合体
としては、ポリウレタンエラストマー自体または
これと他の重合体の混合物である。ポリウレタン
エラストマーは、ポリエステルジオール、ポリエ
ーテルジオール、ポリエステル・ポリエーテルジ
オール等の高分子ジオールの一種または二種以上
と、有機ポリイソシアネート好ましくは芳香族系
あるいは脂肪族系のジイソシアネートの一種また
は二種以上と、低分子ジオールや低分子ジアミン
等の活性水素原子を2個有する鎖伸長剤から主と
して重合したものである。なかでもポリエステル
ジオールをソフトセグメントとするエステル系ポ
リウレタンエラストマーあるいはポリエステルジ
オールとポリエーテルジオールをソフトセグメン
トとするエステル・エーテル系ポリウレタンエラ
ストマーが多孔構造を作り易いに加えて、耐熱
性、耐酸化劣化性、耐光劣化性等の物性が優れて
いるので特に好ましい。該ポリウレタンエラスト
マーと併用できる重合体としてはポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、セルロース誘導体、ポリア
クリロニトリル、ポリカーボネート、天然または
合成ゴム等がある。 該皮革様シート物には、本発明の特徴であるフ
エノキソアルシニル基を有する化合物を含有せし
める。フエノキソアルシニル基を有する化合物の
具体例としては、下記一般式(2) (ただし、Rは水素原子、ハロゲン原子、
【式】
【式】のいずれかである。) で表わされる化合物が代表として挙げられる。こ
の一般式で表わされる化合物のうち、より好まし
い具体的化合物を挙げれば、10−フロロフエノキ
ソアルシン
【式】10−ク ロロフエノキソアルシン
【式】フエノキソアルシ ン
【式】10,10′−オキシ ビスフエノキソアルシン
【式】10,10′−チオ ビスフエノキソアルシン
【式】などが挙げら れ、なかでも10,10′−オキシビスフエノキソア
ルシンがもつとも好ましい。そしてこれら化合物
の付与量は皮革様シート物1m2当り0.01〜10g程
度が望ましい。含有量が0.01g/m2未満の場合に
は効果が少なく、逆に10g/m2を越えるともはや
効果の向上は見られず、フエノキソアルシニル基
を有する化合物が皮革様シート物の表面に析出
し、これによる汚れを生じる場合がある。フエノ
キソアルシニル基を有する化合物は皮革様シート
物全体に含有せしめるのがもつとも効果的である
が、表面のみに含有せしめても可成り効果があ
る。フエノキソアルシニル基を有する化合物の具
体的付与方法としては、ポリウレタンエラストマ
ーを主体とする重合体中に溶解して皮革様シート
物の作製と同時に含有せしめる方法や溶剤に溶解
しあるいは水中に分散し、この液を皮革様シート
物に含浸処理する方法等がある。 フエノキソアルシニル基を有する化合物が本発
明の如く皮革様シート物表面の部分的な艶変化、
汚れ、割れ等の防止に極めて優れた効果を発揮す
る原因については判然としないが、ポリウレタン
エラストマーの加水分解、酸化劣化、ガス劣化等
を防止する作用を有するものと考えられる。 以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。なお本実施例中の%は全て重量にもとずく。 実施例 1 ポリエステル繊維からなる不繊布に、ポリエチ
レンアジペートグリコール、エチレングリコール
およびジフエニルメタン−4,4′−ジイソシアネ
ートよりなる窒素含有量4.1%のポリウレタンエ
ラストマー15%、酸化チタン0.3%およびジメチ
ルホルムアミド84.7%の溶液を含浸し、さらにこ
の上に固形分で125g/m2となるように同溶液を
塗布したのち、ジメチルホルムアミドを40%含ん
だ45℃の水溶液中に30分間浸漬して該ポリウレタ
ンエラストマーを凝固してから、さらに脱溶剤、
乾燥を行なつて多孔質基体を製造した。 次いで、この多孔質基体の上に、前記と同じポ
リウレタンエラストマー8%、酸化チタン4%、
10,10′−オキシビスフエノキソアルシン4%、
ジメチルホルムアミド20%、アセトン36.6%およ
びシクロヘキサノン27.4%からなる溶液を固形分
で9.2g/m2塗布し、乾燥してから粗地生模様の
形押しを行ない、皮革様シート物(A)を製造した。
このものは、10,10′−オキシビスフエノキソア
ルシンが2.3g/m2付与されており、1カ月間室
内放置後も艶変化や汚れ等が全く発生せず、外観
が良好であつた。この皮革様シート物(A)でスポー
ツシユーズを作製し、3ケ月間着用したが、この
場合も異常な汚れや割れ等が見られなかつた。 一方、前記と同じ多孔質基体の上に、前記と同
じポリウレタンエラストマー8%、酸化チタン4
%、ジメチルホルムアミド20%、アセトン38.8%
およびシクロヘキサノン29.2%からなる溶液を固
形分で6.5g/m2塗布し、乾燥してから、前記と
同様に粗地生模様の形押しを行ない、皮革様シー
ト物(B)を製造した。このものは1ケ月間の放置中
にややグレー色の汚れが部分的に発生し、これで
靴を作製して着用したところ、1ケ月以内に汚れ
が拡大すると共に表面に割れが多発した。 実施例 2 ナイロンとポリエチレンによりなる混合紡糸繊
維の不繊布に、ポリカブロラクトングリコール−
ポリエチレングリコール(重量批8:2)、ブチ
レングリコールおよびジフエニルメタン−4,
4′−ジイソシアネートよりなる窒素含有量4.0%
のポリウレタンエラストマー12.5%、ポリ塩化ビ
ニル1%、ステアリルアルコール0.8%およびジ
メチルホルムアミド85.7%からなる溶液を含浸
し、ジメチルホルムアミドを30%含む25℃の水溶
液中に30分間浸漬して凝固してから、熱トルエン
中でポリエチレンを抽出したのち、脱溶剤及び乾
燥を行なつた。次いでこのものの表面をサンドペ
ーパーでバフイングしたのち、含金属錯塩染料で
淡茶色に染色し、乾燥してスエード調の皮革様シ
ート物(C)を製造した。この皮革様シート物(C)を2
つに分け、その一方をさらに10−フロロフエノキ
ソアルシンを1%含む水分散液中に浸漬し、ピツ
クアツプして液含有量を80%としたのち、乾燥
し、皮革様シート物(D)を製造した。 以上の2つの皮革様シート物でブレザーを縫製
し、着用したところ、皮革様シート物(C)には部分
的な汚れが発生したのに対して、本発明の皮革様
シート物(D)には全く異常は生じなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維質材料とポリウレタンエラストマーを主
    体とする重合体からなる皮革様シート物に、下記
    (1)式で表わされるフエノキソアルシニル基 を有する化合物が付与されていることを特徴とす
    る外観の良好な皮革様シート物。 2 フエノキソアルシニル基を有する化合物が下
    記式(2)で表わされる (ただし、Rは水素原子、ハロゲン原子、
    【式】 【式】のいずれかである) 化合物である特許請求の範囲第1項記載の皮革様
    シート物。 3 ポリウレタンエラストマーがエステル系ポリ
    ウレタンエラストマーまたはエステル・エーテル
    系ポリウレタンエラストマーである特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の皮革様シート物。 4 繊維質材料が不織布であり、その内部または
    表面にポリウレタンエラストマーを主体とする重
    合体が多孔質状で含有している特許請求の範囲第
    1項、第2項または第3項記載の皮革様シート
    物。 5 ポリウレタンエラストマーを主体とする多孔
    質重合体の表面にポリウレタンエラストマーを主
    体とする重合体の多孔質層が付与されている特許
    請求の範囲第4項記載の皮革様シート物。
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