JPH0248914B2 - - Google Patents

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JPH0248914B2
JPH0248914B2 JP55066610A JP6661080A JPH0248914B2 JP H0248914 B2 JPH0248914 B2 JP H0248914B2 JP 55066610 A JP55066610 A JP 55066610A JP 6661080 A JP6661080 A JP 6661080A JP H0248914 B2 JPH0248914 B2 JP H0248914B2
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JP
Japan
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tempo
output
clock
pulse
setting
Prior art date
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JP55066610A
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English (en)
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JPS56162796A (en
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Akira Nakada
Eisaku Okamoto
Kyoshi Yoshida
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP6661080A priority Critical patent/JPS56162796A/ja
Publication of JPS56162796A publication Critical patent/JPS56162796A/ja
Publication of JPH0248914B2 publication Critical patent/JPH0248914B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動演奏機(例えば、自動演奏機
付電子オルガン、オートリズム装置、オートベー
スコード装置、オートアルペジヨ装置等)におけ
るテンポ制御装置に関し、特に、音楽演奏に際し
て人が通常拍子をとる動作に連動して自動演奏機
の演奏テンポを所望の値に設定し得るようにした
装置に関する。
本出願人は、先に様々な種類の自動演奏機(例
えば、自動演奏機能付電子オルガン、オートリズ
ム装置、オートベースコード装置、オートアルペ
ジオ装置等)を提案している。これらの自動演奏
機における演奏テンポは所謂テンポクロツク等と
呼ばれるクロツク信号に同期して決定され、従つ
てこのテンポクロツクの周波数を変化させること
により演奏テンポを任意に変更できる。
従来、演奏テンポを変更するためには、テンポ
クロツク発振器として例えば電圧制御発振器(以
下、VCOと言う。)を採用するとともに、これに
対する制御電圧をスライド式あるいは回転式可変
抵抗器を介して与えるように構成し、この可変抵
抗器の操作子をスライド又は回転操作しつつテン
ポクロツクの周波数を連続的に変更成し得るよう
なされていた。
しかしながら、周知の如く音楽演奏中に人が拍
子をとる又は指示する動作としては、例えば、指
揮棒の揺振、足踏み、机等を叩くこと等が通常で
あつて、前述の自動演奏機における操作子のスラ
イド又は回転操作とは程遠いものであり、実際こ
のようなスライド又は回転操作によつて自動演奏
機の演奏テンポを任意のテンポに迅速かつ正確に
設定することは極めて困難なものと言わざるを得
ない。
この発明は、従来の自動演奏機におけるテンポ
設定操作に際する上述の如き困難性に鑑み創案さ
れたものであり、その目的とするところはこの種
の自動演奏機における演奏テンポを人が通常の場
合に拍子をとる動作によつて任意のテンポに設定
できるようにすることにある。
このため、この発明においては、操作タイミン
グに同期してパルスを発生するパルス発生手段を
有する外部操作子手段と、自動演奏機本体に設け
られ、前記パルス発生手段から相前後して出力さ
れるパルスの時間間隔を測定し、この測定した時
間間隔に対応するテンポ制御用データを出力する
測定手段と、自動演奏機本体に設けられ、前記測
定手段から順次出力される前記テンポ制御用デー
タを複数記憶する記憶手段と、自動演奏機本体に
設けられ、前記記憶手段に記憶された複数のテン
ポ制御用データの値を平均化する平均化手段と、
自動演奏機本体に設けられ、かつ、自動演奏の演
奏テンポを制御するためのテンポクロツクを発生
するものであつて、発生するテンポクロツクの周
波数が前記平均化手段の出力に応じて制御される
テンポクロツク発生手段とを設け、かつ、前記パ
ルス発生手段を無線伝送手段を介して前記自動演
奏機本体と接続するように構成したことを特徴と
する。
以下に、この発明を実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は、自動演奏機の一例として自動演奏機
能付の電子オルガンに本発明を適用した場合を示
す全体ブロツク回路図、第2図は、本発明の要部
であるテンポクロツク発生制御回路を示すブロツ
ク回路図、第3図はデータメモリ内のデータフオ
ーマツトを示す図、第4図,第5図及び第6図
は、それぞれテンポ設定パルス発生手段の一例を
示す構造図、第7図〜第13図は、テンポクロツ
ク発生制御回路内における各信号の時間的関係を
示すタイミングチヤートである。
第1図において、1は上鍵盤(UK)のキース
イツチ群、2は下鍵盤(LK)のキースイツチ群、
3はペダル鍵盤(PK)のキースイツチ群をそれ
ぞれ示し、これらのキースイツチ群1,2,3か
ら発生する各キーコードはメロデイー音発生回路
4、伴奏者発生回路5及びベース音発生回路6を
介してそれぞれ楽音信号に変換され、メインアン
プ、スピーカ等からなるサウンドシステム7を介
して楽音として出力されることになる。
8はリズムパターンを記憶するパターンメモリ
であり、このパターンメモリ8内には後述するテ
ンポクロツクTCLによつて歩進制御されるアド
レスカウンタ9の出力によつて順次アドレス指定
される例えば128のアドレスがあり、各アドレス
の記憶内容は2小節の時間長を128分の1に等分
した各区間におけるリズム音の発音有無に対応し
ている。従つて、テンポクロツクTCLに同期し
てアドレスカウンタ9が歩進するとパターンメモ
リ8からはリズムタイミング信号が時系列的に出
力されるとともに、この信号はリズム音源10を
介してリズム音信号に変換され、さらにサウンド
システム7を介してリズム音として出力される。
次に、11は各種の演奏データが記憶されたメ
モリ(以下、データメモリと言う。)であり、こ
の例におけるデータメモリ11は所望の曲目に応
じて書き換え可能になすべくRAMが使用されて
おり、図示の如く楽譜12の下部に沿つて磁気的
に記録された演奏データを読取装置13によつて
走査しつつ読取り、データメモリ11内に書込む
システムが採用されている。
一方、演奏データとはその名の通り演奏に必要
な様々なデータを意味し、この実施例装置におい
ては、UKにおいて打鍵すべき鍵の音名をあらわ
すノートコード、その音の属するオクターブをあ
らわすオクターブコード、その音の長さをあらわ
す符長コード、LKで打鍵すべき和音の根音をあ
らわす根音コード、その和音の種別(例えば、
Major,Minor,7th,Minor 7th等)をあらわ
す種別コード、その曲目の終了をあらわす
FINISHコード、及びこれらの各種コードを識別
する識別コード等からなる。
そして、これらコード化された各演奏データ
は、第3図に示すように所定のフオーマツトに従
つて前記データメモリ11内の各アドレスに記憶
されている。すなわち、データメモリ11内の各
アドレスにはそれぞれ8ビツトの記憶容量があ
り、図中「UK」、「LK」、「符長」、「FINISH」と
記された各アドレスの内容は図中矢視する如く次
のように構成されている。
(i) 「UK」;上位2ビツトb1,b2にはUKに関す
るデータであることを示す識別コード「10」が
記憶される。第3、第4ビツトb3,b4にはUK
で打鍵すべき音の属するオクターブを示すオク
ターブコードが記憶される。このオクターブコ
ードは例えば、第1〜第4オクターブを2ビツ
トバイナリコード「00」〜「11」に対応させて
いる。第5〜第8ビツトb5〜b8にはUKで打鍵
すべき音名(ノート)を示すノートコードが4
ビツトのバイナリコードで記憶される。例え
ば、C,C# ,D,D# …A# ,Bの12音をバ
イナリコードの「0001」〜「1100」に対応させ
る。
(ii) 「LK」;上位2ビツトb1,b2にはLKに関す
るデータであることを示す識別コード「01」が
記憶される。第3、第4ビツトb3,b4にはLK
で打鍵すべきコードの種類(例えば、Major,
Minor,7th,Minor 7th)を示す種別コード
が記憶される。この例では、Major「00」、
Minor「01」、7th「10」、Minor 7th「11」の関係
にある。第5〜第8ビツトb5〜b8には上記コー
ドの根音を示す根音コードが記憶される。この
例では、C,C# ,〜Bの12根音を4ビツトバ
イナリコードの「0000」〜「1011」に対応させ
ている。
(iii) 「符長」;上位2ビツトb1,b2には符長に関
するデータであることを示す識別コード「00」
が記憶される。第3〜第8ビツトb3〜b8には全
音符の64分の1に対応するテンポクロツク
TCLの計数値で符長をあらわす符長コードが
記録されている。
(iv) 「FINISH」;第1〜8ビツトにはその曲目
の終了をあらわす終了コード「11111111」が記
憶される。
(v) その他;第1、第2ビツトb1,b2にUK識別
コード「10」を記憶させ、第3〜第8ビツトb3
〜b8の値を全て「0」とすればUKの休符を示
し、それに続く符長用アドレスの第3〜第8ビ
ツトb3〜b8に符長コードを記憶させれば、休符
の長さを示すことになる。
以上の構成において、電源が投入されると図示
しないイニシアルクリア回路が駆動されてイニシ
アルクリアパルスICがORゲート14を介してRS
フリツプフリツプ(以下、単にRSFFと言う。)
15のリセツト入力Rへと供給され、その出力
“1”によつてアドレスカウンタ16は先頭アド
レスにリセツトされる。また、イニシアルクリア
パルスICはORゲート18を介してRSFF19の
リセツト入力Rにも供給されANDゲート20を
禁止状態とする。
次いで、スタートスイツチ21を閉成するとそ
の出力の立上りに同期して微分回路22からはス
タートパルスSSが出力される。このスタートパ
ルスSSはRSFF19のセツト入力Sに供給され、
そのQ出力“1”によつてANDゲート20の禁
止は解かれるとともに、ORゲート23を介して
RSFF24のリセツト入力Rにも供給され、その
Q出力“0”によつてANDゲート25を禁止状
態とする。さらに、スタートパルスSSはRSFF1
5のセツト入力Sにも供給され、その出力
“0”によつてアドレスカウンタ16は歩進可能
な状態となるとともに、同パルスSSはORゲート
26を介してRSFF27のセツト入力Sにも供給
され、そのQ出力“1”によつてパターンメモリ
8用のアドレスカウンタ9はリセツト状態とな
る。
次いで、後述するテンポ設定パルス発生器28
の操作に伴ない発生するテンポ設定パルスON
が、ANDゲート20及びORゲート29を介して
RSFF24のセツト入力に供給されると、そのQ
出力“1”によつてANDゲート25の禁止は解
かれ、アドレスカウンタ16はクロツクφを受け
て歩進開始するとともに、このテンポ設定パルス
ONはRSFF27のリセツト入力Rにも供給され、
そのQ出力“0”によつてアドレスカウンタ9は
歩進可能となり、以後は後述するテンポクロツク
TCLを計数しはじめ、これに伴ないパターンメ
モリ8からは前述の如くリズムタイミング信号が
時系列的に出力され、リズム音源10及びサウン
ドシステム7を介してリズム音に変換される。ま
た、テンポ設定パルスONはANDゲート20を
介してD型フリツプフロツプ(以下、単にDFF
と言う)17に供給され、遅延されたのちORゲ
ート18を介してRSFF19のリセツト入力Rに
供給される。これによつてRSFF19のQ出力は
“0”となり、ANDゲート20はスタートパルス
SSが再び発生するまで禁止される。このことは、
テンポ設定パルスONの最初のパルスによつてア
ドレスカウンタ16をスタートさせ、以後のパル
スによつてはアドレスカウンタ16が歩進しない
ようにする必要があるからである。
アドレスカウンタ16が歩進動作を開始する
と、コモンバス30上には第3図において
「UK」、「LK」、「符長」と記された第1データ群
の各アドレスのデータ内容が順次8ビツトづつ並
列に出力され、順次読出されたデータの上位2ビ
ツトにUK、LK、符長の各識別コードが存在す
ると、UKコード検出回路31、LKコード検出
回路32、符長コード検出回路33が各別に駆動
され、ラツチ回路34にはUKデータの下位6ビ
ツトが、ラツチ回路35にはLKデータの下位6
ビツトが、さらにラツチ回路36には符長データ
の下位6ビツトがそれぞれラツチされる。そし
て、ラツチ回路36に符長データがラツチされる
と、符長コード検出回路33の検出出力“1”は
ORゲート23を介してRSFF24のリセツト入
力へ供給され、そのQ出力“0”によつてAND
ゲート25は禁止されることになり、アドレスカ
ウンタ16の歩進は停止し、さらにこの検出出力
“1”によつて符長カウンタ37はリセツトされ、
カウンタ37はテンポクロツクTCLを計数しは
じめることになる。そして、この符長カウンタ3
7の計数値とラツチ回路36にラツチされた符長
コードとが一致すると、比較回路38の一致出力
EQは“0”から“1”へと転じその立上りに同
期して微分回路39からは一致パルスEPが出力
される。この一致パルスEPはORゲート29を介
してRSFF24のセツト入力Sに供給され、その
Q出力“0”によつてANDゲート25の禁止は
解かれ、アドレスカウンタ16はクロツクφを受
けて歩進を再開する。そして、アドレスカウンタ
16の歩進が再開されると、コモンバス30上に
は第3図に示す第2データ群の内容が順次読出さ
れ、前述と同様にしてラツチ回路34にはUKコ
ードが、ラツチ回路36には符長コードがそれぞ
れラツチされる。尚、このとき、第2データ群中
には第3図に示す如くLKデータは存在しないた
め、ラツチ回路35のデータ内容は前回のデータ
群におけるLKコードの内容に保持されたままと
なる。そして、符長コードがラツチ回路36にラ
ツチされると同時に、前述と同様にしてアドレス
カウンタ16の歩進は停止され、他方符長カウン
タ37はテンポクロツクTCLの計数を開始し、
その計数値がラツチ回路36にラツチされた符長
コードと一致すると前述と同様にして今度は第3
データ群がコモンバス30上に読出され、以下同
様にして符長カウンタ37の計数値とラツチ回路
36の符長コードとが一致する毎に、第4、第5
……各データ群が順次コモンバス上に送出され、
各ラツチ回路34〜36にラツチされることにな
る。そして、このときラツチ回路34,35に
次々とラツチされるUK、LK各コードのラツチ
されている期間は各コードの属するデータ群に含
まれる符長コードによつて決定され、前述の如く
この符長コードはテンポクロツクTCLを基準と
して音符の長さをあらわすものであるから、ラツ
チ回路34,35にはUKコード、LKコードが
それぞれ打鍵すべきタイミング及び長さをもつて
ラツチされることになる。
次いで、以上の各データ群の読出しを繰り返し
つつFINISHコード「11111111」を読出される
と、FINISHコード検出回路40の検出出力
“1”はORゲート14を介してRSFF15のリセ
ツト入力Rへと供給され、そのQ出力“1”によ
つてアドレスカウンタ16は再び所定の先頭アド
レスにリセツトされる。
一方、ラツチ回路34にラツチされるUKコー
ド(オクターブコード+ノートコード)は、自動
UK演奏スイツチ41にてイネーブルされるデコ
ーダ42によつてデコードされたのちメロデイー
音発生回路43へと供給され、メロデイー音発生
回路43からはメロデイー音信号が出力されると
ともにこのメロデイー音信号はさらにサウンドシ
ステム7を介してメロデイー音として出力され
る。
また、ラツチ回路35にラツチされるLKコー
ド(種別コード+根音コード)は、自動LK演奏
スイツチ44にてイネーブルされるデコーダ
ROM45を介して和音を構成する各ノートコー
ドにデコードされたのち、伴奏音発生回路46へ
と供給され、伴奏音発生回路46からは伴奏音信
号が出力されるとともに、この伴奏音信号はさら
にサウンドシステム7を介して伴奏者として出力
される。
かくして、この電子オルガンによれば楽譜12
を読取装置13にセツトしたのち電源を投入し、
スタートスイツチ21、テンポ設定パルス発生器
28を操作し、さらに自動UK演奏スイツチ4
1、自動LK演奏スイツチ44及び自動リズム演
奏スイツチ10aを投入すれば、サウンドシステ
ム7からは前記楽譜に記載された曲がメロデイー
音、伴奏音及びリズム音を伴なつて自動演奏さ
れ、又その演奏される曲のテンポはテンポクロツ
クTCLの周波数に基づいて決定され、テンポク
ロツクTCLの周波数が高ければ曲のテンポは速
く、逆にテンポクロツクTCLの周波数が低けれ
ば遅くなるのである。
そして、特にこの実施例では前記テンポ設定パ
ルス発生器28の操作タイミングによつてテンポ
クロツクTCLの周波数を任意の値に、迅速かつ
確実に設定することができるとともに、テンポ設
定パルス発生器28の操作を停止することによつ
てテンポ設定パルスTCLの発生を停止させ、任
意の時点で自動演奏曲の進行を停止させることも
できる。
すなわち、先ずテンポ設定パルス発生器28の
具体的な幾つかの例を第4図、第5図,第6図
A,第6図Bによつて説明する。
第4図は、通常音楽演奏の際に人が演奏曲の拍
子をとつたり、又は指示したりするには、足踏
み、手拍子あるいは机を叩く等の動作をすること
に鑑み、そのような一定のタイミングの伴なう動
作によつて、そのタイミングに同期したパルスを
発生させることができるように構成したもので、
図示例では剛性を有する基板47上に接点48
a,48bを対向配置せしめるとともに、その上
方には可撓性プレートよりなる衝撃板49を適宜
隙間を設けて対向設置し、さらにその下面に接点
導通用の導電性プレート50を固着せしめて、前
記衝撃板49を手や棒によつて叩くことにより、
あるいは衝撃板49を足踏みすることにより前記
接点48a,48b間を導通させることができる
ように構成するとともに、その接点開閉に伴なう
出力の“0”から“1”への立上りを微分回路5
1によつて検出してパルス変換し、このパルスを
前述のテンポ設定パルスONとするように構成し
たものである。
第5図は、通常音楽演奏の際に人が演奏曲の拍
子をとつたり、又は指示したりするには、指揮棒
を揺振させる如き揺振動作を行なうことに鑑み、
このような揺振動作のタイミングに同期してパル
スを発生させることができるように構成したもの
で、図示例では指揮棒の如き棒状部材52内に軸
方向へ延びる空所53を形成するとともに、その
空所の先端側の内端面には一方の接点片54を、
又これと対向するように、かつ常時はスプリング
55を介して後方へ付勢され、揺振動作(矢印)
に伴ない遠心力によつて先端側へ突出するように
他方の接点部材56を内蔵するとともに、さらに
前記接点54,56の開閉に伴なう電気信号を搬
送波にのせて送信すべく発信装置57を内蔵し、
他方電子オルガン本体側にはこれを受信すべく受
信装置58及び受信されたスイツチング信号の
“0”から“1”への立上りを検出する微分回路
59を設け、これにより電子オルガンより離れた
地点から指揮棒を揺振する如き動作をするだけ
で、電子オルガンの自動演奏時におけるテンポを
任意に設定できるように構成したものである。
第6図A、第6図Bは、通常音楽演奏の際に人
が演奏曲の拍子をとる場合には、しばしばメトロ
ノームの振子に合せることに鑑み、このメトロノ
ームのスイングに同期してパルスを発生すること
ができるように構成したもので、図示例ではメト
ロノーム60の振子61のスイング軌道を挾んで
投光器62、受光器63を相対峙せしめ、振子6
1のスイングに伴なつて投受光器62,63間が
遮られることに基づいて受光器63側より得られ
るパルスの立上りを微分回路64を介して検出し
て微小幅パルスに変換し、これをテンポ設定パル
スONとするように構成したものである。
このように、テンポ設定パルス発生器28とし
ては様々な構成を採用することができ、要する
に、人が通常音楽の拍子をとる際に行なう動作あ
るいは人が通常音楽の拍子をとる際に使用する器
具(例えば、メトロノーム)の動作等のタイミン
グに同期してテンポパルスを発生するものであ
る。そして、このテンポ設定パルス発生器28か
ら出力されるテンポ設定パルスONは、第1図に
示す如くテンポクロツク発生制御回路65に対し
て制御入力として供給され、他方テンポクロツク
発生制御回路65からはテンポ設定パルスONの
周期に応じた周波数を有するテンポクロツク
TCLが出力されることになる。すなわち、テン
ポ設定パルスONの周期が長ければ、テンポクロ
ツクTCLの周波数も高くなり、逆にテンポ設定
パルスONの周期が短かければ、テンポクロツク
TCLの周波数も低くなり、さらにテンポ設定パ
ルス発生器28の操作を停止すればテンポクロツ
クTCLは出力されなくなる。
第2図は、上述のテンポクロツク発生制御回路
65の具体的な一例を示すブロツク回路図で、以
下この回路の動作を第7図〜第13図のタイミン
グチヤートを参照しつつ説明する。
先ず、この回路を構成する主要なブロツクの機
能を簡単に説明すると、66は許容範囲設定器で
あり、その機能はテンポ設定パルスONを制御入
力として取り込むに際して、その許容範囲を設定
することにある。すなわち、許容範囲設定器66
には、基準テンポを4分音符又は8分音符を基準
としてどのくらいのテンポにするかを設定するた
めの基準テンポ設定器67と、この基準テンポ設
定器67で設定された基準テンポを基準としてそ
の上下どれだけの範囲でテンポを可変するかを設
定するテンポ可変範囲設定器68とを備える。そ
して、この例では、“高”、“中”、“低”からなる
3個の設定ボタンを有し、“中”設定にては前記
基準テンポを中心として上下各等しい幅内におけ
るテンポ可変を可能ならしめ、“高”設定にては
前記基準テンポよりも上方(高くなる方向)につ
いては可変幅を大きく、他方基準テンポよりも下
方(低くなる方向)については可変幅を小さくす
るようなテンポ可変を可能ならしめ、さらに
“低”設定にては前記基準テンポよりも下方(低
くなる方向)については可変幅を大きく、他方基
準テンポよりも上方(高くなる方向)については
可変幅を小さくするようなテンポ可変を可能なら
しめることになる。すなわち、許容範囲設定器6
6からは、上記の各設定内容を示す並列データ
(範囲設定データ)が出力されることになる。
69はデータ弁別回路であつて、後述するテン
ポカウンタ70の計数値を逐次監視し、その計数
値が前記許容範囲設定器66から出力される範囲
設定データで指定される範囲内になると同時に、
そのEN出力が“0”から“1”へと転ずるよう
に構成されている。
71は平均化回路であつて、各入力A,B、に
供給されるデータの平均値を出力するように構成
されている。
72は各入力A,Bに供給されるデータを択一
的に出力するよう構成されたセレクタであつて、
セレクト入力SAが“1”の場合には入力Aに供
給されるデータが、又セレクト入力SBが“1”
の場合には入力Bに供給されるデータが選択され
ることになる。
73はテンポクロツク発振器であつて、基準ク
ロツクを発生する基準発振器とこの基準発振器の
出力を分周する可変分周回路とから構成され、ま
た、この可変分周回路の分周比はセレクタ72の
出力によつて設定されるように構成されている。
74は前記平均化回路71の出力によることな
くテンポクロツクTCLの周波数を任意の値に手
動によつて設定するためのテンポ設定器(マニユ
アル)であり、このテンポ設定器74からは各設
定テンポをあらわすデジタルデータが並列に出力
される。
75は自動演奏のテンポ基準(例えば♪=120、
〓=240等)を設定するためのテンポ基準設定器
であつて、この例ではテンポ基準を4分音符、あ
るいは8分音符のいずれとするかを設定するため
の2個の設定ボタン76,77が設けられてお
り、各設定ボタン76,77を操作すると標準テ
ンポで自動演奏を行なつているときに標準テンポ
の1拍に相当する時間内に発生するテンポクロツ
クTCLの個数をあらわすデジタルデータが出力
される。例えば、標準テンポ(〓=120等)で自
動演奏を行なつているときに、そのテンポにおけ
る1拍に相当する時間(例えば、4分音符を基準
として1拍をとつている場合には4分音符の長
さ)内に16個のテンポクロツクTCLが発生する
ものとすれば、4分音符を基準とするための設定
ボタン76の操作に伴ないテンポ基準設定器75
からは数値“16”に対応するデジタルデータが出
力され、他方8分音符を基準とするための設定ボ
タン77を操作すれば数値“8”に対応するデジ
タルデータが同時に出力されることになる。
78は2つの入力A,Bに供給されるデジタル
データで示される数値を互いに比較し、A入力で
あらわされる数値がB入力であらわされる数値よ
りも大きい場合には(A>B)出力に“1”を出
力し、他方A入力であらわされる数値とB入力で
あらわされる数値とが等しい場合には(A=B)
出力に“1”を出力するように構成されたデジタ
ル比較回路である。
79は前記テンポ基準設定器75から出力され
るデジタルデータによつて分周比を2段に切換制
御されるように構成された可変分周回路であつ
て、前記テンポ基準設定器75において4分音符
を基準とする設定ボタン76が操作されていると
きの分周比をNとすると、同テンポ設定器75に
おいて8分音符を基準とする設定ボタン77が操
作されているときの分周比は1/2Nとなるように 構成されている。
以上の構成において、電源投入に伴ない図示し
ないイニシアルクリア回路が起動されてイニシア
ルクリアパルスICが発生すると、前述の如くこ
のパルスICはORゲート14を介してRSFF15
のR入力に供給され、その出力“1”によつて
アドレスカウンタ16はリセツトされるとともに
歩進を禁止され、またデータメモリ11も非能動
状態となり、さらに同パルスICはORゲート18
を介してRSFF19のR入力に供給され、そのQ
出力“0”によつてANDゲート20が禁止され
るほか、同パルスICは第2図に示す第1ラツチ
回路80、第2ラツチ回路81の各クリア入力
CLRにも供給され、これらの記憶内容をクリア
する。他方、電源投入とともに第2図に示すテン
ポクロツク発振器73からは、セレクタ手動切換
スイツチ82が閉成されているとテンポ設定器
(マニユアル)74からの設定データにより決定
される周波数を有するテンポクロツクTCLが出
力され、このテンポクロツクTCLはANDゲート
83、ORゲート84及びANDゲート85を経由
してテンポ検出用カウンタ86のクロツク入力
CKに供給される。次いで、テンポ検出用カウン
タ86の計数値がテンポ基準設定器75から出力
される数値データと一致すると、デジタル比較回
路78の(A=B)出力は“1”となり、この出
力“1”はORゲート87を介してRSFF88の
リセツト入力Rに供給され、その出力は“1”
にセツトされる。一方、このときテンポ設定パル
スONは未だ到来しないからインバータ89の出
力は常時“1”であり、他方デジタル比較回路7
8の(A=B)出力とRSFF88の出力とはほ
ぼ同時に“1”となることから、この時点におい
てANDゲート90の入力条件が成立し、その出
力“1”はRSFF91のセツト入力Sに供給さ
れ、そのQ出力“1”はインバータ92で反転さ
れたのちANDゲート85を禁止することになる。
この結果、それまでテンポクロツク発生制御回
路65から出力されていたテンポクロツクTCL
は停止され、かくして自動演奏準備は完了する。
ところで、この発明にかかる自動演奏機は前述
の如くテンポ設定パルス発生器28の操作によつ
て自動演奏テンポを任意の値に設定することがで
きるとともに、パルス発生器28の操作停止によ
り自動演奏を任意の曲の途中で停止させることも
できるわけであるが、特にこの実施例装置の場合
には、以上の動作を2種のモード、すなわち“固
定補正モード”と“連続補正モード”とにより行
なうことができる。
そこで、先ず“固定補正モード”による動作か
ら説明する。セレクタ手動切換スイツチ82を閉
成した状態にて第1図に示すスタートスイツチ2
1を操作すると、微分回路22からはスタートパ
ルスSSが発生し、このパルスSSはRSFF19の
セツト入力Sに供給されて、そのQ出力“1”に
よつてANDゲート20の禁止を解除するととも
に、同パルスSSはORゲート23を介してRSFF
24のリセツト入力Rにも供給され、そのQ出力
“0”によつてANDゲート25を禁止し、さらに
同パルスSSはORゲート14を介してRSFF15
のセツト入力Sにも供給され、その出力“0”
によつてアドレスカウンタ16及びデータメモリ
をイネーブルする。他方、同パルスSSはORゲー
ト26を介してRSFF27のセツト入力Sに供給
され、そのQ出力“1”によつてリズムカウンタ
9は歩進禁止されるほか、同パルスSSは初期テ
ンポ設定カウンタ105のリセツト入力Rにも供
給され、これをリセツツトすることになる。
次いで、テンポ設定パルス発生器28の操作タ
イミングに同期してテンポ設定パルスONが発生
すると、このテンポ設定パルスONはANDゲー
ト20、ORゲート29を経てRSFF24のセツ
ト入力Sに供給され、そのQ出力“1”でAND
ゲート25は禁止を解除され、アドレスカウンタ
16はクロツクφを受けて歩進を開始する。ま
た、同パルスONはRSFF27のリセツト入力R
にも供給され、そのQ出力“1”によつてリズム
カウンタ9はイネーブルされるほか、同パルス
ONは第2図に示す如くDFF93のQ出力“1”
により禁止解除の状態にあるANDゲート94及
びORゲート95を介してRSFF91のリセツト
入力Rにも供給され、そのQ出力“0”によつて
テンポクロツクTCLの出力通路に介設された
ANDゲート85の禁止を解除するとともに、上
記Q出力“0”は1クロツクφ遅れてDFF93
に取り込まれ、そのQ出力“0”によつてAND
ゲート94は禁止される。
一方、第1図に示す如くスタートパルスSSに
よつてRSFF19のQ出力が“1”にセツトされ
ANDゲート20の禁止が解除されている状態に
ては、ANDゲート20の出力側にはテンポ設定
パルスONの最初の1個目に同期して演奏開始パ
ルスPLAYが出力され、このパルスPLAYは第2
図に示す如くORゲート96を介してテンポ検出
用カウンタ86のリセツト入力Rに、ORゲート
87を介してRSFF88のリセツト入力Rに、
ORゲート95を介してRSFF91のリセツト入
力Rに、ORゲート97を介してテンポカウンタ
70のリセツト入力Rに、及びRSFF98のリセ
ツト入力Rへとそれぞれ供給され、これら各回路
をリセツトすることになる。
かくして、ANDゲート85の禁止が解除され
たことによつて、テンポクロツク発振器73から
発生するテンポクロツクTCLはANDゲート8
3、ORゲート84及びANDゲート85を経てテ
ンポクロツク発生制御回路65から出力され、第
1図に示す如く符長カウンタ37のクロツク入力
CKへと供給されることになり、以後符長カウン
タ37の計数値がラツチ回路36にラツチされた
符長コードで示される数値と一致するたびに、デ
ータメモリ11から第2、第3……データ群が
次々と読出されることについては前述の通りであ
る。一方、テンポクロツクTCLは第2図に示す
如くテンポ検出用カウンタ86のクロツク入力
CKにも供給されており、カウンタ86の計数値
がテンポ基準設定器75の設定データと一致する
たびに、デジタル比較回路78の(A=B)出力
には“1”があらわれ、この“1”出力はDFF
99を介して1クロツクφだけ遅延されたのち
ORゲート96を介してテンポ検出用カウンタ8
6のリセツト入力Rに供給される。このため、テ
ンポ設定用カウンタ86はテンポ基準設定器75
の設定データで示される数だけテンポクロツク
TCLを計数するたびに繰り返しリセツトされる
ことになる。ここで、前述の如くテンポ基準設定
器75から出力される数値データは、標準テンポ
で自動演奏を行なつているときに標準テンポの1
拍に相当する時間内に発生するテンポクロツク
TCLの個数をあらわすものであり、かつテンポ
検出用カウンタ86はテンポ設定パルスONの最
初の1個目に同期して出力される演奏開始パルス
PLAYによつて計数を開始するのであるから、今
仮にテンポクロツク発振器73から発生している
テンポクロツクTCLの周波数が標準テンポ(例
えば、〓=240)に対応して32サイクル/秒であ
り、かつテンポ基準設定器75において8分音符
を基準として1拍を数えるべく設定ボタン77が
操作され、数値データ“8”が出力されている状
態において、テンポ設定パルス発生器28が8分
音符をテンポ基準とする標準テンポのタイミング
で操作されたとすると、第7図のタイミングチヤ
ートに示す如くテンポ設定パルスONが到来する
タイミングとデジタル比較回路78の(A=B)
出力に“1”パルス(以下、これをテンポ検出パ
ルスTPと言う。)が得られるタイミングとは完全
に一致することになる。従つて、この状態にては
ANDゲート100及びANDゲート90における
論理条件はいずれも不成立となつてRSFF88及
びRSFF91の各Q出力は“0”に保持され、テ
ンポクロツク発振器73より発生するテンポクロ
ツクTCLはANDゲート83、ORゲート84及
びANDゲート85を経てそのまま第1図に示す
リズムカウンタ9及び符長カウンタ37へと供給
され、電子オルガンからはメロデイー音、伴奏音
及びリズム音が標準テンポ(この例では、〓=
240)をもつて自動演奏される。
これに対して、上記と同様にテンポクロツク発
振器73から発生しているテンポクロツクTCL
の周波数が標準テンポ(例えば、〓=240)に対
応して32サイクル/秒であり、かつテンポ基準設
定器75において8分音符を基準として1拍を数
えるべく設定ボタン77が操作され、数値データ
“8”が出力されている状態において、テンポ設
定パルス発生器28が8分音符をテンポ基準とし
て標準テンポよりも速いタイミングで操作された
とすると、第8図に示す如くテンポ設定パルス
ONの到来するタイミングは標準テンポ時のテン
ポ検出パルスTPの到来するタイミングよりもt1
秒早まることになり、この結果テンポ設定パルス
ONが到来すると同時にANDゲート100にお
ける論理条件が成立してRSFF88のQ出力は
“1”にセツトされ、これはインバータ101で
反転されてANDゲート83を禁止するとともに、
同Q出力“1”によつてANDゲート102は反
対に禁止を解かれることになる。このため、テン
ポクロツク発振器73から発生するテンポクロツ
クTCLはANDゲート83によつて出力禁止され
てしまい、その替わりに図示しない高速クロツク
発振器から出力される非常に高速のクロツクφH
がANDゲート102、ORゲート84及びAND
ゲート85を経て符長カウンタ37及びテンポ検
出用カウンタ86へと供給され、両カウンタは同
時に高速で早送りされる。このため、デジタル比
較回路78の(A=B)出力からは、テンポ設定
パルスONの到来時点よりも微小時間Δt遅れて、
すなわちほぼ同時にテンポ検出パルスTPが出力
され、このパルスTPはORゲート87を介して
RSFF88のリセツト入力Rへと供給され、その
Q出力“0”によつてANDゲート102は再び
禁止され、その反対にANDゲート83は禁止を
解かれることになり、高速クロツクφHは出力禁
止され、その替わりに再びテンポクロツクTCL
が出力されるようになる。
この結果、符長カウンタ37の計数値はテンポ
設定パルスONが到来するまでの間については、
テンポクロツクTCLを受けて標準テンポに対応
する早さで歩進されるが、テンポ設定パルスON
が到来するやいなや非常な高速で、かつテンポ検
出用カウンタ86で計数すべき残数だけ早送りさ
れる。従つて、そのときラツチ回路36にラツチ
されていた符長コードが仮に標準周波数のテンポ
クロツクTCLを基準として8分音符の長さをあ
らわすものであつたとしても、データメモリ11
から次のデータ群が読出されるまでの時間は標準
的なテンポクロツクTCLを基準とした8分音符
の長さより短縮されてテンポ設定パルスONの周
期とほぼ同一となり、すなわちテンポ設定パルス
発生器28の操作タイミングを早くすればそれに
つれて、自動演奏テンポも上昇することになり、
かつそのテンポはテンポ設定パルス発生器28の
操作タイミングに同期して、またテンポ基準設定
器75の設定内容(〓又は♪)に応じて決定され
る。つまり、第4図に示すテンポパルス発生器を
例にとれば、テンポ基準設定器75を8分音符に
設定したのち衝撃板49を標準テンポ〓=240よ
りも速い1分間に260回のテンポで叩けば、〓=
260のテンポで自動演奏が行なわれるのである。
他方、上記と同様にしてテンポクロツク発振器
73から発生しているテンポクロツクTCLの周
波数が標準テンポ(例えば、〓=240)に対応し
て32サイクル/秒であり、かつテンポ基準設定器
75においても8分音符を基準として1拍を数え
るべく設定ボタン77が操作され、数値データ
“8”が出力されている状態において、テンポ設
定パルス発生器28が8分音符をテンポ基準とし
て標準テンポより遅いタイミングで操作されたと
すると、第9図に示す如くテンポ設定パルスON
の到来するタイミングはテンポ検出パルスTPの
到来するタイミングよりもt2秒遅れることにな
り、この結果テンポ検出パルスTPが到来すると
同時にANDゲート90における論理条件が成立
してRSFF91のQ出力は“1”にセツトされ、
これはインバータ92で反転されてANDゲート
85を禁止することになる。このため、符長カウ
ンタ37及びテンポ検出用カウンタ86には被計
数パルスが一切供給されなくなり、これらのカウ
ンタの歩進は停止される。次いで、時間t2秒が経
過してテンポ設定パルスONが到来すると、この
パルスONはANDゲート94、ORゲート95を
介してRSFF91のリセツト入力Rに供給され、
そのQ出力“0”によつてANDゲート85の禁
止は解除され、以上の動作がテンポ検出パルス
TPが到来するたびに繰り返し行なわれる。
この結果、符長カウンタ37の計数値はテンポ
検出パルスONが到来するまでの間については、
テンポクロツクTCLを受けて標準テンポに対応
する早さで歩進されるが、テンポ検出パルスON
が到来すると同時にその歩進は停止される。従つ
て、そのときラツチ回路36にラツチされていた
符長コードが板に標準周波数のテンポクロツク
TCLを基準として8分音符の長さをあらわすも
のであつたとしても、データメモリ11から次の
データ群が読出されるまでの時間は標準的なテン
ポクロツクTCLを基準とした8分音符の長さよ
り延長されて、テンポ設定パルスONの周期と同
一になり、すなわちテンポ設定パルス発生器28
の操作タイミングを遅くすれば、それにつれて自
動演奏テンポも低下することになり、かつそのテ
ンポはテンポ設定パルス発生器28の操作タイミ
ングに同期して、またテンポ基準設定器75の設
定内容(〓又は♪)に応じて決定される。つま
り、第4図に示すテンポパルス発生器を再び例に
とれば、テンポ基準設定器75を8分音符に設定
したのち衝撃板49を標準テンポ〓=240よりも
遅い1分間に200回のテンポで叩けば、〓=200の
テンポで自動演奏が行なわれるのである。
さらに、前述の如くテンポ検出パルスTPの到
来するタイミングの方がテンポ設定パルスONの
到来するタイミングよりも早い場合には、テンポ
検出パルスTPの到来と同時にANDゲート85が
禁止されてテンポクロツクTCLの発生は一切停
止されるから、この実施例によればテンポ設定パ
ルス発生器28の操作を停止してテンポ設定パル
スONを発生させなくすれば、第10図に示す如
く曲中の任意の箇所において自動演奏を停止させ
ることができ、しかもテンポ設定パルス発生器2
8の操作を再開すれば第10図に示す如く曲中の
上記停止された箇所から自動演奏を再開すること
ができ、さらにスタートスイツチ21を押してか
らテンポ設定パルス発生器28を操作すれば曲の
初めに戻つて自動演奏を再開することもできる。
かくして、セレクタ手動切換スイツチ82を閉
成して“固定補正モード”に設定し、テンポ設定
パルス発生器28を任意のタイミングで操作した
場合、そのタイミングが標準的なタイミングより
も遅いか早いかによつて、テンポクロツク発生制
御回路65からはテンポクロツクTCL又は高速
クロツクφHが発生し、あるいは一切クロツクが
発生しなくなり、これによりテンポ設定パルス
ONの1周期終了時までに符長カウンタ37の歩
進する数は発振器73から出力されるテンポクロ
ツクTCLの周波数に拘らず常に一定となるよう
に補正され、他方データメモリ11内には各音符
がその音高データと符長データとを用いてデータ
圧縮したものを1群として記憶されているから、
このように符長カウンタ37の歩進動作をテンポ
設定パルス発生器28の操作に対応させて補正し
てやれば、サウンドシステム7から出力される自
動演奏曲のテンポをテンポ設定パルス発生器28
によつて指示することが可能となり、しかも演奏
テンポはテンポ設定パルス発生器28の操作に対
して1テンポの遅れもなく直ちにこれに応答する
のである。
次に、セレクタ手動切換スイツチを開成した
“連続補正モード”の場合における動作を説明す
る。
“連続補正モード”における動作の特徴及びメ
リツトを簡単に説明すると、前述の如く“固定補
正モード”の場合にテンポクロツク発生制御回路
65から出力されるクロツクはテンポクロツク
TCL又は高速クロツクφHであつて、テンポ設定
パルスONの各周期内に発生するクロツク個数自
体は均一なものであつても、任意の微小期間を見
た場合にその周波数は極めて不規則に変化するも
のである。しかし、データメモリ11内に各演奏
データがデータ圧縮されて格納されている限り、
これはさほど問題にはならないが、前述のリズム
パターン用のメモリ8のように演奏データをデー
タ圧縮せずに、各アドレスを一定の時間長に対応
させているような場合には若干問題となり、実際
に極めて不規則なリズムを刻むことになる。これ
に対して、“連続補正モード”の動作においては
テンポ設定パルスONの各周期内に発生するクロ
ツク個数を均一にできることに加えて、任意の微
小期間を見た場合についてもその周波数を均一に
することができ、前述のリズムパターンメモリ8
のように演奏データを圧縮せずに記憶させた自動
演奏機においても規則正しいテンポによる演奏を
可能にすることができ、以下これを具体的に説明
する。
先ず、セレクタ手動切換スイツチ82を開成し
た状態において、スタートスイツチ21を押して
自動演奏準備を完了したのち、テンポ設定パルス
発生器28の操作タイミングに同期してテンポ設
定パルスONが発生すると、このテンポ設定パル
スONは第1図に示す如くANDゲート20、OR
ゲート29を介してRSFF24のセツト入力に供
給され、そのQ出力“1”によつてANDゲート
25が禁止を解かれ、アドレスカウンタ16の歩
進が開始され、以後前述の経過によりデータメモ
リ11からは各演奏データ群が順次読出されるこ
とについては既に説明した通りである。
一方、第2図に示すテンポカウンタ70はテン
ポ設定パルス発生器28から出力される最初のテ
ンポ設定パルスONに同期した演奏開始パルス
PLAYを受けて第11図のタイミングチヤートに
示す如く可変分周回路79から出力されるクロツ
クφ′の計数を開始するとともに、その計数値が許
容範囲内に入ると同時に弁別回路69のEN出力
は“0”から“1”へと転じANDゲート103
の禁止が解かれる。そして、次のテンポ設定パル
スONの到来とともに、テンポカウンタ70の計
数値は第1ラツチ回路80にラツチされるととも
に、同パルスONを受けてテンポカウンタ70は
再びリセツトされ、かつ弁別回路69のEN出力
も“1”から“0”へと転じ、ANDゲート10
3は再び禁止状態となる。次いで、テンポカウン
タ70の計数値が許容範囲設定器66によつて設
定された許容範囲内に入るとともに、弁別回路6
9のEN出力は再び“0”から“1”へと転じ、
ANDゲート103の禁止は再び解かれ、この状
態において第3番目の設定パルスONが到来する
と第1ラツチ回路81へと転送されるとともに、
第1ラツチ回路80にはテンポカウンタ70の新
たな計数値がラツチされ、同時に弁別回路69の
EN出力が“0”となることによつてANDゲー
ト103は再び禁止される。このように、テンポ
設定パルス発生器28から3個の設定パルスON
が到来し、かつこれらのパルス間周期T1,T2
いずれも許容範囲設定器66で指定された許容範
囲内にあるものであると、第1及び第2ラツチ回
路80,81にはそれぞれ各パルス間周期T1
T2をクロツクφ′の周期を基準としてあらわす周
期データがラツチされることになるとともに、同
設定パルスONはANDゲート103,104を
介して、あらかじめ計数値「2」を越えるとオー
バーフローするように構成された初期テンポ設定
カウンタ105のクロツク入力CKにも供給され
るため、そのオーバーフロー出力C0“1”によつ
てRSFF98をセツトするとともに、同出力C0
“1”はインバータ106を介して反転されて
ANDゲート83に帰還され、以後初期テンポ設
定カウンタ105に対する設定パルスONの入力
は禁止される。そして、RSFF98がセツトされ
るとその出力“0”はORゲート107,10
8を経由したのちインバータ109で“1”に反
転されてセレクタ72の切換入力SBに供給され、
この結果テンポクロツク発振器73に供給される
周波数設定用のデータは、テンポ設定器74から
のマニユアル設定データから平均化回路71の出
力データへと切換わることになる。すなわち、セ
レクタ手動切換スイツチ82の開成状態にてテン
ポパルス発生器28を操作すると、平均化回路7
1における平均化演算に必要な2個のデータが全
て整うまでの間、テンポクロツク発振器73から
はテンポ設定器(マニユアル)74で指定された
周波数を有するテンポクロツクTCLが自動的に
出力され、他方2個のデータが第1、第2各ラツ
チ回路80,81にそれぞれラツチ完了すると同
時にテンポクロツク発振器からは、テンポ設定パ
ルス発生器28の操作タイミングで指定された周
波数を有するテンポクロツクTCLが自動的に発
生することになる。
以後、テンポクロツク発振器73からは第1、
第2各ラツチ回路80,81にラツチされた周期
データの平均値で指定される周波数を有するテン
ポクロツクTCLが発生し、従つてテンポ設定パ
ルス発生器28を速いタイミングで操作してテン
ポ設定パルスONの周期を短かくすると、これに
応じてテンポクロツクTCLの周波数は上昇し、
他方テンポ設定パルス発生器28を遅いタイミン
グで操作してテンポ設定パルスONの周期を長く
すると、これに応じてテンポクロツクTCLの周
波数も低下するのである。
また、このとき第11図に示す第5番目の設定
パルスONのように、その前の設定パルスONか
らの時間T4が許容範囲設定器66で指定される
許容時間よりも短かい場合には、第5番目のテン
ポ設定パルスONの到来時点においては未だ
ANDゲート103は禁止された状態にあるため
第5番目のテンポ設定パルスONが到来してもテ
ンポカウンタ70の計数値は第1のラツチ回路8
0へ転送されず、このため第1,第2のラツチ回
路80,81の各記憶内容は第5番目の設定パル
スONの到来以降についても第4番目の設定パル
スONが到来した時点に記憶された内容に保持さ
れ、第11図に示す如く許容範囲内にある正常な
パルスである第6番目の設定パルスONの到来を
待つて各ラツチ回路80,81のデータは初めて
更新されるのである。従つて、この実施例によれ
ば例えばテンポ設定パルス発生器28を一定のタ
イミングで操作しようとして誤つてそのタイミン
グを乱しこれによりテンポ設定パルス発生器28
から出力される設定パルスON同志の間隔が許容
範囲よりも短かくなつたような場合には、これら
のパルス間隔をあらわす周期データは平均化回路
71における平均化演算のためのデータとしては
除外されることになり、この結果テンポクロツク
発振器73から出力されるテンポクロツクTCL
の周波数は、テンポ設定パルスONの周波数の乱
れに拘らず安定に維持されることになる。
また、セレクタ72が平均化回路71側に切換
つたのちに、第1、第2各ラツチ回路80,81
のいずれかの記憶内容が不測の誤動作により消失
したような場合には、NORゲート110,11
1の出力のいずれかが“1”となるとともに、こ
の“1”信号はORゲート112,118を経由
してセレクタ72の切換入力SAへと供給され、
これによりテンポクロツク発振器73に供給され
る周波数設定用データは平均化回路71の出力デ
ータからテンポ設定器(マニユアル)74の設定
データに再び切換られることになる。従つて、こ
の実施例によれば前述の不測の事態によつて2個
のラツチ回路80,81のいずれかの記憶内容が
消失しこれによつて平均化回路71の演算結果が
大きく変動したような場合には、テンポクロツク
TCLの周波数はテンポ設定器(マニユアル)7
4の設定値に対応する値に戻されるに留まり、平
均化回路71の出力によつてテンポクロツク
TCLの周波数が大幅に変動することは確実に防
止される。
他方、このように第1、第2各ラツチ回路8
0,81にラツチされるテンポ設定パルスONの
周期データを平均化回路71によつて平均化しそ
の出力によつてテンポクロツク発振器73から出
力されるテンポクロツクTCLの周波数を可変制
御しつつある間にも、前記ANDゲート90,1
00においては“固定補正モード”の場合で説明
したように、テンポ設定パルスONの到来タイミ
ングとテンポ検出パルスTPの到来タイミングと
の早遅が常時比較されており、前述の如くテンポ
設定パルスONがテンポ検出パルスTPよりも先
に到来した場合には、RSFF88のQ出力“1”
によつてANDゲート102は禁止を解除される
とともにANDゲート83は禁止されて、テンポ
クロツク発生制御回路65からは高速クロツク
φHが出力され、他方テンポ検出パルスTPがテン
ポ設定パルスONよりも先に到来した場合には
RSFF91のQ出力“1”によつてANDゲート
85が禁止されて、テンポクロツク発生制御回路
65からは一切のクロツクが出力されなくなる。
従つて、その実施例によれば自動演奏準備が完
了したのちテンポ設定器(マニユアル)74を標
準テンポ(例えば、〓=240)に、またテンポ基
準設定器75を“8分音符”にそれぞれ設定し、
次いでテンポ設定パルス発生器28を任意のタイ
ミングで操作したとすると、その操作タイミング
がたまたま標準テンポと同一である場合には前述
の第7図に示す如くテンポクロツク発生制御回路
65からは標準テンポ(〓=240)に対応した周
波数(32サイクル/秒)のテンポクロツクTCL
が出力され、これにより標準テンポの自動演奏が
行なわれることになる。これに対して、テンポ設
定パルス発生器28を標準テンポに対応するタイ
ミングで操作している状態から、急に操作タイミ
ングを速くした場合には、第12図に示す如くテ
ンポ設定パルスONの到来と同時にテンポクロツ
ク発生制御回路65からは高速クロツクφHが、
そのときのテンポ検出用カウンタ86の計数値と
テンポ基準設定器75から出力される数値データ
との差(以下、これをテンポ検出用カウンタ86
の残数と言う。)に相当する個数だけ出力され、
続いてテンポ検出パルスTPの到来とともに制御
回路65から出力されるクロツクはそのときの平
均化回路71の出力データで決定される周波数の
テンポクロツクTCLに切替り、以上の動作が繰
り返される。
他方、テンポ設定パルス発生器28の操作タイ
ミングを速くしたことに伴なつてテンポ設定パル
スON同志の周期が短かくなるにつれ、第1、第
2のラツチ回路80,81にはこれら短かい周期
に対応する数値データが順次ラツチされ、この結
果テンポ設定パルス発生器28によつてテンポの
変更を指示したのち第3番目のテンポ設定パルス
ONが到来すると、平均化回路71の演算結果を
受けてテンポクロツク発振器73から出力される
テンポクロツクTCLの周波数は、テンポ設定パ
ルス発生器28で指定される速いテンポに対応す
る値となり、再たびテンポ設定パルスONとテン
ポ検出パルスTPとのタイミングは完全に一致し、
テンポクロツク発生制御回路65から出力される
クロツクの内容はテンポクロツク発振器73から
出力される周波数の規則正しいテンポクロツク
TCLだけとなる。
また、テンポ設定パルス発生器28を標準テン
ポに対応するタイミングで操作している状態から
急に操作タイミングを遅くした場合には、第13
図に示す如くテンポ検出パルスTPの到来時点か
らテンポ設定パルスONの到来時点までの間に限
り、テンポクロツク発生制御回路65からは一切
のクロツクが出力されなくなる。他方、テンポ設
定パルス発生器28の操作タイミングを遅くした
ことに伴なつてテンポ設作パルスON同志の周期
が長くなるにつれて、第1、第2のラツチ回路8
0,81にはこれら長い周期に対応する数値デー
タが順次ラツチされ、この結果テンポ設定パルス
発生器28によつてテンポの変更を指示したのち
第3番目のテンポ設定パルスONが到来すると、
平均化回路71の演算結果を受けてテンポクロツ
ク発振器73から出力されるテンポクロツク
TCLの周波数は、テンポ設定パルス発生器28
で指定される遅いテンポに対応する値となり、再
びテンポ設定パルスONとテンポ検出パルスTP
とのタイミングは完全に一致し、テンポクロツク
発生制御回路65から出力されるクロツクの内容
はテンポクロツク発振器73から出力される周波
数の規則正しいテンポクロツクTCLだけとなる。
このように、“連続補正モード”においてテン
ポ設定パルス発生器28を操作した場合には、テ
ンポ設定パルスONの1周期終了時までに符長カ
ウンタ37の歩進する数が発振器73から出力さ
れるテンポクロツクTCLの周波数に拘らず常に
一定に維持されることについては前述の“固定補
正モード”の場合と同様であるが、テンポクロツ
ク発生制御回路65から符長カウンタ37及びリ
ズムカウンタ9へと供給されるクロツクの内容に
着目すると、クロツクの周波数が不規則となるの
はテンポ設定パルス発生器28によつてテンポの
変更を指示した時点から極めて微かの期間だけに
限られ、この期間経過後についてはテンポの変更
を新たに指示しない限り、クロツクの周波数は安
定に維持される。
従つて、“連続補正モード”時にクロツク発生
制御回路65から出力されるクロツクによれば、
データメモリ11の如く演奏データをデータ圧縮
して格納したメモリを使用する自動演奏機につい
ては勿論のこと、リズムパターンメモリ8の如く
演奏データをデータ圧縮せずに格納したメモリを
使用する自動演奏機においても規則正しいリズム
及びメロデイーをもつて正常な自動演奏を行なう
ことができるわけである。
なお、“連続補正モード”において例えば
RSFF88のQ出力“1”を用いてその期間だけ
自動演奏音の発生を禁止するようにすれば、テン
ポ変更時に発生する奇異な雑音を防止することが
できる。さらに、この実施例においては、第1及
び第2のラツチ回路80,81にラツチされる周
期データに基づいてテンポクロツク発振器73の
制御データを求める演算として平均化演算を採用
したが、これに替えて第1、第2のラツチ回路8
0,81にラツチされる周期データのいずれかに
重みづけをした演算によつてもよいことは勿論で
ある。
さらに、以上の実施例では、テンポ設定パルス
発生器として第4図〜第6図Bによつて3つの例
のみを示したが、例えば第4図の例において衝撃
板49を例えばタツチスイツチの接触検知板とす
れば軽く指先で触れるだけでテンポを指示するこ
とができるほか、その他種々の構成を採用し得る
ことは勿論であり、要するに通常の場合に人が音
楽のテンポを指示するタイミング動作又は音楽演
奏の際にテンポの基準となる何らかの物体のタイ
ミング的な動きに応じてパルスを発生するもので
あればよい。さらに、以上の実施例においては、
本発明を自動演奏機能付の電子オルガンに採用し
た場合を説明したが、本発明の適用はこれに限ら
ないことは勿論であり、先に本出願人により種々
提案されている各種の自動演奏機、例えばオート
ベースコード装置、オートアルペジオ装置、オー
トリズム装置等に広く採用することができる。
以上の実施例からも明らかなように、この発明
によれば従来スライド式又は回転式抵抗器等の操
作によつて行なわれていたこの種自動演奏機にお
けるテンポ設定操作を、人が通常の場合に拍子を
とる動作によつて任意のテンポに設定することが
でき、この種自動演奏機の演奏に際して思うがま
まに曲の盛り上がりをつけたり、あるいは自動演
奏機を教習装置として使用する場合において生徒
の上達度に応じて曲のテンポを変えたり、さらに
は難解な部分だけをゆつくりと演奏させることが
できる等この種自動演奏機の楽器としての機能性
を著しく豊富化することができる。さらに、この
発明においては、外部操作子の操作に対応して順
次得られる複数のテンポ制御用データを平均化
し、この平均化したデータに基づきテンポクロツ
クの周波数を制御するようにしているので、外部
操作子の操作タイミングが多少バラついても自動
演奏機の演奏テンポが一時的に大きく変わること
がなく、安定した状態で演奏テンポの制御ができ
る。さらにまた、この発明によれば、外部操作子
と自動演奏機とを無線伝送手段を介して接続する
ようにしたので、配線等の問題が生せず、操作性
も非常に良い等の実用上のすぐれた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動演奏機の一例として自動演奏機
能付の電子オルガンに本発明を適用した場合を示
す全体ブロツク回路図、第2図は、本発明の要部
であるテンポクロツク発生制御回路を示すブロツ
ク回路図、第3図は、データメモリ内のデータフ
オーマツトを示す図、第4図,第5図及び第6図
は、それぞれテンポ設定パルス発生手段の一例を
示す構造図、第7図〜第13図はテンポクロツク
発生制御回路内における各信号の時間的関係を示
すタイミングチヤートである。 28…テンポ設定パルス発生手段、73…テン
ポクロツク発生手段、75,78,86…テンポ
検出手段、90,100…タイミング比較手段、
85,102…計数値補正手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 操作タイミングに同期してパルスを発生する
    パルス発生手段を有する外部操作子手段と、 自動演奏機本体に設けられ、前記パルス発生手
    段から相前後して出力されるパルスの時間間隔を
    測定し、この測定した時間間隔に対応するテンポ
    制御用データを出力する測定手段と、 自動演奏機本体に設けられ、前記測定手段から
    順次出力される前記テンポ制御用データを複数記
    憶する記憶手段と、 自動演奏機本体に設けられ、前記記憶手段に記
    憶された複数のテンポ制御用データの値を平均化
    する平均化手段と、 自動演奏機本体に設けられ、かつ、自動演奏の
    演奏テンポを制御するためのテンポクロツクを発
    生するものであつて、発生するテンポクロツクの
    周波数が前記平均化手段の出力に応じて制御され
    るテンポクロツク発生手段と を設け、かつ、前記テンポ設定パルス発生手段を
    無線伝送手段を介して前記自動演奏機本体と接続
    したことを特徴とする自動演奏機におけるテンポ
    制御装置。
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