JPH0249030Y2 - - Google Patents

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JPH0249030Y2
JPH0249030Y2 JP200584U JP200584U JPH0249030Y2 JP H0249030 Y2 JPH0249030 Y2 JP H0249030Y2 JP 200584 U JP200584 U JP 200584U JP 200584 U JP200584 U JP 200584U JP H0249030 Y2 JPH0249030 Y2 JP H0249030Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気デイスク装置に用いられている磁
気ヘツドに関するもので、特に浮動ヘツドを支え
ている支持装置に関するものである。
一般に磁気デイスク装置用の浮動ヘツドとして
は動圧型の気体軸受である浮動ヘツドスライダが
用いられている。浮動ヘツドスライダは記録媒体
面上を非常に微妙な間隙をもつて浮揚するが、定
常的に安定した浮揚を実現するために浮動ヘツド
を支える機構としては浮動ヘツドスライダが記録
媒体面上を浮揚しながら行う平行、ピツチ、ロー
ル各方向の運動を拘束せず、かつ浮動ヘツドスラ
イダを保持するためのばね定数の極めて小さい柔
らかなジンバルスプリング部と浮動ヘツドスライ
ダに荷重を負荷するロードスプリング部とからな
つている。
第1図a,bに従来良く用いられている浮動ヘ
ツド支持装置の平面図、正面図を各々示す。図中
の1aがロードスプリング、1bがジンバルスプ
リング、1cが浮動ヘツドスライダ、1dがフラ
ンジである。ロードスプリング1aにはその剛性
を高めるために一様幅のフランジ1dが取り付け
られている。
第1図cに第1図bの一点鎖線の部分で切断し
た場合の断面形状を示す。フランジ1dが取り付
けられていることにより、フランジを含むロード
スプリング全体の曲げ剛性および捩り剛性はロー
ドスプリング1aのみが梁要素として存在する場
合に較べて高められており、その結果ロードスプ
リングの固有振動数は大きな値をとるようになつ
ている。固有振動数が高いことはロードスプリン
グの動特性上重要な事であるが、ロードスプリン
グには浮動ヘツドスライダに荷重を負荷するのみ
でなく、浮動ヘツドスライダおよびジンバルスプ
リングを支持する機能がある。他方、通常の可動
ヘツド型磁気デイスク装置の場合、磁気ヘツドは
直線型あるいは回転型のアクチユエイタにより記
録媒体面上の任意のトラツクにアクセス運動を行
い、ロードスプリング部にそれらアクセス運動に
伴つて発生する振動との共振現象が発生しないよ
うに十分に剛性および減衰を大きくすることが必
要である。
また、最近の磁気デイスク装置はスライダの浮
揚量がサブミクロン領域に達しているため、わず
かなゴミの混入を防止することを目的としてヘツ
ドデイスクが密閉された構造になつている。その
ため密閉されたシユラウド内ではデイスクの高速
回転に伴つて高速空気流が発生するが、この空気
流によつて浮動ヘツドスライダが影響をうけない
ようにするためにもロードスプリングは十分に高
い剛性および減衰を必要とする。
以上の点から従来の浮動ヘツド支持装置を考察
すると、剛性を高めるためにロードスプリングは
一定厚みの板ばねにフランジを設けた薄肉開断面
の梁構造を採用しているが、板厚が薄いために剛
性は十分に大きいとは言えず、減衰効果に対して
は構造減衰あるいは粘性減衰についても特別の配
慮はなされておらず、浮動ヘツドを所望のトラツ
クに位置決めするためのアクチユエイタからの機
械的励振によつてロードスプリングが大きく振動
するという欠点があつた。
従つて本考案の目的は上記の種々の欠点を除去
し、浮動ヘツド支持装置の剛性および減衰効果を
高め、秀れた動特性を有する浮動ヘツド支持装置
を提供することにある。
本考案によれば、ロードスプリング部をロード
スプリングがヘツドアームに取付けられる根元部
分に近付くにつれて厚みが大きくなるような薄板
積層の重ね板ばね構造とすることによりその剛性
を高め、かつ積層される薄板間に緩衝材をはさみ
込むことによつてその振動減衰効果を高め、その
結果浮動ヘツド支持装置全体の動特性を向上せし
め、機械的な振動に対して極めて良好な動特性を
示すごとくに設計されている。
以上のように本考案による浮動ヘツド支持装置
は浮動ヘツドの安定浮上を実現し、磁気デイスク
装置の大容量高密度化に極めて適した支持装置で
ある。
以下図面を参照して本考案の実施例について詳
細に説明する。
第2図a,b,cは本考案の一実施例を示す図
であり、第2図aは同実施例の平面図、第2図b
は正面図、第2図cは第2図a中に示される一点
鎖線の部分において切断した場合の内部構造を示
すための拡大された断面図である。同図において
2aはロードスプリング、2bはジンバルスプリ
ング,2cは浮動ヘツドスライダ、2dはフラン
ジ、2P,2Q,2Rは各々ロードスプリング補
強板であり、2Sはロードスプリング2a、ロー
ドスプリング補強板2P,2Q,2R間に充填さ
れた緩衝材である。
記録媒体面上を浮揚するスライダ2cには媒体
面の面振れやうねり等の影響をうけて、平行運
動、ピツチング運動、ローリング運動の3自由度
からなる複雑な連成振動が発生するが、これらの
振動に対しては非常にフレキシブルなばねである
ジンバルスプリング2bの自由な運動で前記振動
を吸収し、浮動ヘツドスライダ2cと媒体面間の
微小な間隙が一定となるよう設計されているが、
ジンバルスプリング2bが滑らかな運動を行うた
めにはジンバルスプリング2bがロードスプリン
グ2aに接合される部分においてはロードスプリ
ング2aは十分なフレキシビリテイを持つていな
ければならない。すなわち前記接合部の剛性が大
きければそれだけジンバルスプリング2bの接合
部における拘束が強くなり、ロードスプリング2
aに拘束されない部分のジンバルスプリング2b
の滑らかな振動吸収運動の妨げとなる。従つて接
合部におけるロードスプリング2aの剛性を高め
るのは得策でない。きわめて簡単な万策としてロ
ードスプリング2a全体の板厚を厚くすれば剛性
は板厚の3乗に比例するため剛性の増大は顕著な
ものとなるが、その場合には前記接剛部の剛性も
大きくなり、ジンバルスプリング2bの自由な運
動を許容する構造として好ましくない。しかるに
本考案の浮動ヘツド支持装置ではロードスプリン
グの板厚の分布がジンバルスプリング2bと接合
される部分で薄く、かつ根元部分に近付くにつれ
て滑らかに厚くなるよう設計されているため、ジ
ンバルスプリング2bのフレキシビリテイを損う
ことなくロードスプリング全体の捩り剛性および
曲げ剛性が増大されている。また、本実施例では
ロードスプリング2aとロードスプリング補強板
2P間、ロードスプリング補強板2Pと同2Q
間、さらにロードスプリング補強板2Qと同2R
間に各々緩衝材2Sを充填し、ロードスプリング
部の減衰性能を高めているが、そのことはロード
スプリング部の振動レベルを低下させ、大振幅の
振動を押えることにもなる。従つて浮動ヘツドの
動的な微小浮揚量変動を抑制することとなり、良
好な電磁変換特性を得ることが可能となる。緩衝
材2Sはアクリル樹脂であり、ロードスプリング
2aおよびロードスプリング補強板2P,2Q,
2Rの接触面全体に渡り塗布される。緩衝材の材
質としては他にもウレタン、シリコン樹脂、各種
ゴム類、等々の適用が考えられる。さらに本実施
例におけるロードスプリングの剛性が増大される
部分は荷重を浮動ヘツドスライダ2cに負荷する
ためにロードスプリング2aにテンシヨン曲げを
加える部分2eには及んでいないため、所定の負
荷荷重を与えるための曲げ角度についてはほぼ従
来のままで良く、何ら特別の配慮は必要としな
い。
以上本考案について詳細に説明したように、浮
動ヘツド支持装置のロードスプリングを薄板積層
の重ね板ばね構造とし、重ね板ばね間に振動減衰
効果を高める作用を持つ緩衝材を充填することに
よつて、従来の浮動ヘツド支持装置が持つ欠点を
除去し、本考案の目的を十分に達成することがで
きる。
なお、本考案の思想を逸脱しない範囲でどのよ
うな変更を行つても差支えなく、たとえば緩衝材
の材質等はそれぞれの場合に最適なものとすれば
良く、上記実施例が本考案の範囲を何ら限定する
ものではないことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは従来の浮動ヘツド支持装置
の構造を示す図、第2図a,b,cは本考案の浮
動ヘツド支持装置の一実施例を示す図である。 1aおよび2aはロードスプリング、1bおよ
び2bはジンバルスプリング、1cおよび2cは
浮動ヘツドスライダ、1dはフランジ、2P,2
Q,2Rはロードスプリング補強板、2Sは緩衝
材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浮動ヘツドに荷重を負荷するロードスプリング
    と一端がそのロードスプリングに結合され浮動ヘ
    ツドを支えるジンバルスプリングとからなる浮動
    ヘツド支持装置において、前記ロードスプリング
    を、前記支持装置が磁気デイスク装置用ヘツドア
    ームに取付けられる側に近付くに従い厚みが増大
    するように薄板が多層に結合された梁とし、同薄
    板間、および同薄板とロードスプリング間に緩衝
    材が充填されていることを特徴とする浮動ヘツド
    支持装置。
JP200584U 1984-01-11 1984-01-11 浮動ヘツド支持装置 Granted JPS60116668U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP200584U JPS60116668U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 浮動ヘツド支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP200584U JPS60116668U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 浮動ヘツド支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60116668U JPS60116668U (ja) 1985-08-07
JPH0249030Y2 true JPH0249030Y2 (ja) 1990-12-21

Family

ID=30475271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP200584U Granted JPS60116668U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 浮動ヘツド支持装置

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JP (1) JPS60116668U (ja)

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JPS60116668U (ja) 1985-08-07

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