JPH0249218A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0249218A
JPH0249218A JP23841588A JP23841588A JPH0249218A JP H0249218 A JPH0249218 A JP H0249218A JP 23841588 A JP23841588 A JP 23841588A JP 23841588 A JP23841588 A JP 23841588A JP H0249218 A JPH0249218 A JP H0249218A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録媒体
に関するものであり、特に潤滑剤に関するものである。
[従来の技術] 従来より磁気記録媒体としては、非磁性支持体上に1−
Fez0=、COを含有するFeJn 、Coを含有す
る7−Fez0=、1−F、ezO,、とFe1g4 
とのへルトライド化合物、Fe、0. 、Coを含有す
るヘルドライド化合物、Coo□等の酸化物強磁性粉末
あるいはFe、Co、Ni等を主成分とする合金磁性粉
末等の粉末磁性材料を塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合
体、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の有機バイ
ンダー中に分散せしめた磁性塗料を塗布・乾燥すること
により作製される塗布型の磁気記録媒体が広く使用され
ている。
これに対して、高密度磁気記録への要求の高まりととも
に、Go−Ni合金等の強磁性金属材料を、メツキや真
空薄膜形成技術(真空蒸着法やスパッタリング法、イオ
ンブレーティング法等)によってポリエステルフィルム
やポリイミドフィルム等の非磁性支持体上に直接被着し
た、いわゆる強磁性金属薄膜型の磁気記録媒体が提案さ
れ、注目を集めている。この強磁性金属薄膜型磁気記録
媒体は、抗磁力や角形比等に優れ、短波長での電磁変換
特性に優れるばかりでなく、磁性層の厚みを極めて薄く
することが可能であるため記録減磁や再往時の厚み損失
が著しく小さいこと、磁性層中に非磁性材である有機バ
インダーを混入する必要がないため磁性材料の充填密度
を高めることができること等、数々の利点を存している
しかしながら、上述の強磁性金属薄膜型の磁気記録媒体
では、磁性層表面の平滑性が掻めて良好であるために実
質的な接触面積が大きくなり、凝着現象(いわゆるはり
つき)が起こり易くなったり摩擦係数が大きくなる等、
耐久性や走行性等に欠点が多く、その改善が大きな課題
となっている。
一般に、磁気記録媒体は磁気信号の記録・再生の過程で
磁気ヘッドとの高速相対運動のもとにおかれ、その際走
行が円滑にかつ安定な状態で行われなければならない。
また、磁気ヘッドとの接触による摩耗やm傷はなるべく
少ないほうがよい。
そこで例えば、上記磁気記録媒体の磁性層上に潤滑剤を
塗布して保護膜を形成することにより、上記耐久性や走
行性を改善することが試みられている。
〔発明が解決しようとする課題) ところで、上述のように潤滑剤を塗布して保護膜を形成
した場合には、この保護膜が磁性層に対して良好な密着
性を示し、かつ高い潤滑効果を発揮することが要求され
る。上記強磁性金属薄膜型の磁気記録媒体の場合には、
最初のうちは摩擦係数が低減して走行性が良くなるが、
上記潤滑剤の強磁性金属薄膜に対する付着力が弱いので
、次第にこの潤滑剤が磁気ヘッド等で削り取られ°ζし
まい急激に効果が減じてしまう。
また、これら密着性や潤滑効果は、熱帯、亜熱帯地方や
寒帯地方等のような温度条件の厳しい場所でも優れたも
のでなければならない。
しかしながら、従来広く用いられている潤滑剤の使用温
度範囲は限られており、常温と比較すると高温や低温で
の特性が悪く、特に0〜−5°Cのような低温下で固体
化または凍結するものが多い。
そのため充分に潤滑効果を発揮させることができなかっ
た。
一方、塗布型の磁気記録媒体において磁性層にパーフル
オロポリエーテル等の潤滑剤を内添しようとすると、汎
用溶媒を使用することができず、さらに例えば、結合剤
と潤滑剤の相溶性が悪いことから、前記潤滑剤の持つ特
性を充分に生かすことはできない。
そこで本発明は、如何なる使用条件においても密着性や
潤滑性が保たれ、かつ長期に亘り潤滑効果が持続する潤
滑剤を提供し、走行性、耐久性に優れた磁気記録媒体を
提供することを目的とするものである。
C5mを解決するための手段〕 本発明者等は、上述の目的を達成せんものと鋭意研究を
重ねた結果、カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエ
ステルを添加した潤滑剤が、この目的に適合することを
見出し本発明を完成するに至ったものである。
すなわち本発明は、非磁性支持体上に磁性層が形成され
てなる磁気記録媒体において、潤滑剤としてカルボン酸
のパーフルオロポリエーテルエステルが保持されている
ことを特徴とするものである。
ここで、本発明で潤滑剤として使用されるカルボン酸の
パーフルオロポリエーテルエステルは、例えば、一般式 %式%(1) のいずれかで表されるものである。
ここで、式中Φはベンゼン環、ナフタレン環等の炭化水
素系芳香環であり、複素環を有する化S物であってもよ
い。また、芳香環の置換基としてハロゲン、ニトロ基、
シアノ基、アルキル基等を含有していてもよい。一方、
Rはアルキル基を表し、特に炭素数11以上の長鎖アル
キル基であることが好ましい。n、Ilは1以上6以下
の自然数であり、mは2以上の自然数である。
また、上記式中のRf、Rf’ はパーフルオロポリエ
ーテル基である。例えばRfは一般式F−(CFzCF
zCF20)−rcFzcFz−−−= ・−・・(5
)や、一般式 %式%(6) 又は、一般式 CFzO←C2F40−h−(CF20−h−CF2−
・・・・(7)で表されるものである。
また、例えばRf’ は一般式 %式%(8) 又は、一般式 CFzO’(−CzF40−)’i−イCF20−)r
−CF2−・・・・(9)で表されるものである。ここ
で、式中a、b、c。
d、e、fは10乃至500の範囲にある自然数である
ことが好ましい。勿論パーフルオロポリエーテルであれ
ばこれらに限らない。
本発明が適用される磁気記録媒体は、金属薄膜型と塗布
型に大別することができるが、かかる金属薄膜型の磁気
記録媒体に前記カルボン酸のパーフルオロポリエーテル
エステルを保持せしめる方法としては、金属磁性薄膜の
表面にトップコートする方法がある。トップコートする
場合にその被着方法としては、当該カルボン酸のパーフ
ルオロポリエーテルエステル溶媒に溶解し得られた溶液
を塗布(例えばスピンコード)もしくは噴霧するか、あ
るいは逆にこの溶液中に磁気記録媒体を浸漬すればよい
前記カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエステルを
金属磁性材料の表面にトップコートする場合には、その
塗布量は0.5〜100■/ nfであるのが好ましく
、1〜20g/rr?であるのがより好ましい。この塗
布量が0.5■/イ未満では、本発明による摩擦係数の
低下、耐摩耗性、耐久性の向上という効果が顕れず、一
方100■/ボより多いと、摺動部材と強磁性金属薄膜
との間ではりつき現象が起こり、却って走行性が悪くな
る。
磁性層である金属磁性薄膜は、メツキやスパックリング
、真空蒸着等のPVDの手法により連続膜として形成さ
れるもので、Fe、 Co、Ni等の金属やCo−Ni
系合金、Co−Pt系合金、Co−Ni−Pt系合金、
Fe−Co系合金、Fe−Ni系合金、Fe−Co−N
i系合金、Fe−N1−B系合金、Pe−Co−B系合
金、Fe−Co−Ni B系合金等からなる面内磁化記
録金属磁性膜や、Co−Cr系合金薄膜、Co−0系薄
膜等の垂直磁化記録金属磁性薄膜が例示される。
特に、面内磁化記録金属磁性薄膜の場合、予め非磁性支
持体上にBi、 Sb、 Pb、 Sn、 Ga、 I
n、 Ge。
Si、 TI等の低融点非磁性材料の下地膜を形成して
おき、金属磁性材料を垂直方向から蒸着あるいはスパッ
タし、磁性金属薄膜中にこれら低融点非磁性材料を拡散
せしめ、配向性を解消して面内等方法を確保するととも
に、抗磁力を向上するようにしてもよい。
また、前述の如きハードディスクとする場合には、金属
磁性薄膜表面に、カーボン膜、ダイヤモンド薄膜、酸化
クロム膜、5i02膜等の硬質保護膜を形成するように
してもよい。
一方、塗布型の磁気記録媒体に前記カルボン酸のパーフ
ルオロポリエーテルエステルを保持せしめる方法として
は、磁性塗膜中に内添する方法、磁性層の表面にトップ
コートする方法、あるいはこれら両者の併用等がある。
この時、従来の潤滑剤は汎用の溶剤に溶けないため、例
えばフレオン系の溶剤に潤滑剤を溶かして内添、あるい
はトップコートしていた。しかし、本発明においては、
カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエステル であるため、フレオン系の溶剤を用いずに前記カルボン
酸のパーフルオロポリエーテルエステルを潤滑剤として
磁性塗料中に内添、あるいは磁性層の表面にトップコー
トすることが可能である。
ここで、前記カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエ
ステルを磁性層中に内添する場合には、従来の潤滑剤に
準する量を添加し、例えば樹脂係合剤100重猾部に対
して0.2〜20重量部添加する。
また、前記カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエス
テルを磁性層の表面にトップコートする場合も、従来の
潤滑剤に準する量を塗布すればよく、例えばその塗布量
は0.5〜1 0 0 mg/ nrであることが好ま
しいく、1〜20■/ボであることがより好ましい。
塗布型の磁性層も、従来より公知の磁性材を用い従来よ
り公知の方法によって塗布すれば良い。
従って、使用できる強磁性粉末としては、強磁性酸化鉄
粒子、強磁性二酸化クロム、強磁性合金粉末、六方晶系
バリウムフエライM1粒子、窒化鉄等が挙げられる。
上記強(53性酸化鉄粒子としては、一般式FeOxで
表した場合、Xの値が1.33≦X≦1.50の範囲に
あるもの、即ちマグネタイト(γ−Fez03+に・1
.50)、マグネタイト(Fe30. x・1.3ツ及
びこれらの固溶体(PE!OX、 133< X< 1
.50)である。これら強磁性酸化鉄には、抗磁力をあ
げる目的でコバルトを添加してもよい。コバルト含仔酸
化鉄には、大別してドープ型と被着型の2種類がある。
」二記強磁性二酸化クロムとしては、Coo□あるいは
これらに抗磁力を向上させる目的でRLl+Sn+Te
+Sb、 Fe+ Ti + V+ Mn等の少なくと
も一種を添加したものを使用できる。
強磁性合金粉末としては、Fe+Co+Ni、Fe−C
o、FeNi、 Fe−Co−N i + Co−Ni
+ Fe−Co−B、 Fe−Co−Co−B+ Mn
−Bt +Mn−A l 、 Fe−Co−V等が使用
でき、またこれらに種々の特性を改善する目的でA l
 + S i + T i + Cr + M n +
 CuZn等の金属成分を添加してもよい。
−F述のカルボン酸のパーフルオロポリエーテルエステ
ルは、単独で磁気記録媒体の潤滑剤として使用してもよ
いが、従来公知の潤滑剤と組み合わけて用いてもよい。
あるいは、パーフルオロアルキルカルボン酸エステル、
カルボン酸パーフルオロアルキルアミド、パーフルオロ
アルキルカルボン酸パーフルオロアルキルアミド、ある
いはこれらの誘導体と組み合わせて使用することも可能
である。
さらに、より厳しい条件に対処し潤滑効果を持続させる
ために重量比30ニア0〜70:30程度の配合比で極
圧剤を併用してもよい。
極圧剤は、境界潤滑領域において部分的に金属接触を生
じたときにこれに伴う摩擦熱によって金属面と反応し、
反応生成物皮膜を形成するごとにより摩擦・摩耗防止作
用を行うものであって、リン系極圧剤、イオウ系極圧剤
、ハロゲン系極圧剤、有機金属系極圧剤、複合型極圧側
等のいずれも使用できる。
また、上述の潤滑剤、極圧剤の他、必要に応じて防錆剤
を併用してもよい。
防錆剤としては、通常この種の磁気記録媒体の防錆剤と
して使用されるものであればいずれも使用でき、例えば
フェノール類、ナフトール類、キノン類、窒素原子を含
む複素環化合物、酸素原子を含む複素環化合物、硫黄原
子を含む複素環化合物等である。
防錆剤は、前記カルボン酸のパーフルオロポリエーテル
エステルを含む潤滑剤と混合して用いてもよいが、防錆
剤層を塗布した後に潤滑剤層を塗布するというように、
2層以上に分けて被着すると効果が高い。このように2
層に分けて塗布する場合には、上記防錆剤の塗布量とし
ては先の潤滑剤と同様0.5〜100■/ボであるのが
好ましく、1〜20mg/ifであるのがより好ましい
。塗布量が0.5■/ボ未満では、耐蝕性改善の効果が
不足し、逆にloOmg/n(より多いと走行性等に問
題が生ずまた、本発明の磁気記録媒体において、磁性層
の他にバックコート層や下塗層等が必要に応じて形成さ
れていてもよい。
例えば、バックコート層は樹脂結合剤に導電性を付与す
るためのカーボン系微粉末や表面粗度をコントロールす
るための無機顔料を添加し塗布形成されるものである。
上記バラフコ−1・層に本発明のカルボン酸のパーフル
オロポリエーテルエステルを潤滑剤として内添、あるい
はトップコートにより含有せしめることが可能である。
あるいは磁性層とバソクコーBgにいずれも前記カルボ
ン酸のパーフルオロポリエーテルエステルを潤滑剤とし
て内添、トップコートする等、種々の組み合わせも可能
である。
上記金属薄膜及び塗布型の磁気記録媒体において、非磁
性支持体は従来公知のものがいずれも使用可能で、何等
限定されるものではない。
例示するならば、非磁性支持体としては、ポリエステル
類、ポリオレフィン類、セルロースlid ”E体、ビ
ニル系樹脂、ポリイミド類、ポリアミド類、ポリカーボ
ネート等に代表されるような高分子材料により形成され
る高分子支持体や、アルミニウム合金、チタン合金等か
らなる金属基板、アルミナガラス等からなるセラミック
ス基板、ガラス基板等である。その形状も何等限定され
るものではなく、テープ状、シート状、ドラム状等、如
何なる形態であってもよい。さらに、この非磁性支持体
は、その表面性をコントロールするために、微細な凹凸
が形成されるような表面処理が施されたものであっても
よい。
ここで、非磁性支持体にA1合金板やガラス板等の剛性
を有する基板を使用した場合には、基板表面にアルマイ
ト処理等の酸化皮膜やN1−P皮膜等を形成してその表
面を硬くするようにしてもよい。
〔作用〕
カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエステルは、撥
水性が大きく1表面エネルギーの低下に優れた作用があ
る。特に二官能性の(テレフタル酸系)滑剤は」二記表
面エネルギーの低下が顕著であり、磁性層の表面エネル
ギーは、本発明の潤滑剤を使用しない場合44mJ/r
イであるが、本発明の潤滑剤を用いた場合10〜13m
J/nfまで低下させることが可能となる。この値はテ
フロン等のフン素糸樹脂の値よりも小さく、摩擦係数の
低下に寄与し、優れた潤滑作用を発揮する。
また、カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエステル
はパーフルオロポリエーテル単独の場合よりも溶解性が
向上し、種々の炭化水素系(例えばn−ヘキサン、石油
エーテル等)及びアルコール系の溶剤にも可溶となり、
フレオ°ン系i8剤を使用しなくてもよくなる。
同時に、この耐久性は高温多湿あるいは低温下等の厳し
い条件下においても川なねれることはない。
また、カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエステル
では、パーフルオロポリエーテルは末端がアルコールで
あり、それがベンゼン環を持つカルボン酸とエステル結
合を形成しているため、カルボン酸の酸性度を下げて経
時変化を防いでいる。
これに対して、パーフルオロカルボン酸エステルはパー
フルオロポリエーテルの末端がカルボン酸のエステル化
合物であり、これら化合物(つまり、パーフルオロアル
キル基に結合したカルボン酸)はフッ素の電子吸引性の
ために強酸となり、非常に加水分解を行い易く経時劣化
が激しいものである。このため瞬時クロックが起こりや
すい。
(以下余白) 〔実施例〕 以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本
発明はこの実施例に限定されるものではないことはいう
までもない。
以下の実施例では、蒸着型及び塗布型の磁気記録媒体に
適用し、その特性を評価した。そこで、先ず、各磁気記
録媒体の作製方法について述べる。
なお、作製した磁気記録媒体は、蒸着型の磁気テープ及
びハードディスク、塗布型の磁気テープのである。
〈蒸着型磁気テープの作製方法) 14μl厚のポリエチレンテレフタレートフィルムに斜
め蒸着法によりCoを被着させ、膜厚1000人の強磁
性金属薄膜を形成した。
次に、この強磁性金属薄膜表面上に潤滑剤としてカルボ
ン酸のパーフルオロポリエーテルエステルを塗布量が5
mg/rrfとなるように塗布し、1ノ2インチ幅に裁
断してサンプルテープを作製した〈ハードディスクの作
製方法) 非磁性金属下地層として厚さ15μmのNi−0メツキ
層を形成した^f−Mg合金基板(厚さ1.5I、外径
95mm、内径25+am)を容易し、この非磁性金属
下地層上に圧力I X 10−5Torr、基板温度1
50°Cの条件でBiを電子ビーム蒸着して膜厚200
人の低融点金属下地膜を形成した。
次いでこの低融点金属下地膜上に、同様に圧力I X 
10−’Torr、基板温度150°Cの条件でCOを
電子ビーム蒸着し、膜厚1000人の金属磁性F4膜を
形成し、さらに真空薄着法によりこの金属磁性薄膜上に
カーボン保護膜を形成した。
最後に、このカーボン保護膜の表面に、カルボン酸のパ
ーフルオロポリエーテルエステルを潤滑剤として被着し
、サンプルハードディスクを作製した。
〈塗布型磁気テープの作製方法) Co被着r −Fezes            1
00重量部塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体  10,
5重量部(U、C,C,社製、VAGH) ポリウレタン樹脂         10.5重量部(
日本ポリウレタン社製、M−5033)カーボン(帯電
防止剤)       5重量部レシチン(分散剤) 
        1重量部メチルエチルケトン    
    150 ff11部メチルイソブチルケトン 
     150重量部上記組成物を基本組成物とし、
該基本組成物に潤滑剤としてカルボン酸のパーフルオロ
ポリエーテルエステルを1.5重量部添加しボールミル
にて24時間混合してからフィルターを通して取り出し
、更に硬化剤を4重量部添加して30分間撹拌した。
この磁性塗料を12μm厚のポリエチレンテレフタレー
トヘース上に乾燥後の厚みが5μmとなるように塗布し
、磁場配向を行った後乾燥し巻き取った。これをカレン
ダー処理した後1/2インチ幅に裁断し、サンプルテー
プを作製した。
また、本実施例では、上記カルボン酸のパーフルオロポ
リエーテルエステルの具体的な例として、長鎖アルキル
カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエステル(長鎖
アルキル基を有するパーフルオロポリエーテル)と芳香
族カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエステル(芳
香環エステルを有するパーフルオロポリエーテル)の2
種類を用いた。
これらカルボン酸のパーフルオロポリエーテルエステル
は、以下のようにして合成される。
合成例 ここで、tは自然数を、Rは長鎖アルキル基又は芳香環
を有する炭化水素基を、Rfはパーフルオロポリエーテ
ルを示す。つまり、水酸基を一個以上有するパーフルオ
ロポリエーテルとカルボン酸クロリドを反応させれば容
易に合成可能である。
なお、副生ずるHCIは、塩基例えばピリジン、トリエ
チルアミン等を加えることにより中和する。
上記合成したエステルは、真空蒸留あるいはカラムクロ
マトグラフィーによって精製が可能である。
具体的な合成法としては、例えばパーフルオロポリエー
テルRfとして、一般式 %式%(11) (ここで、S、2は自然数を表す。)で示されるものを
用いたとき、2倍当量のリルン酸クロリドを2倍当量の
トリエチルアミンの存在下で滴下した。滴下終了後−夜
撹拌し、水で十分洗浄した後カラムクロマトグラフィー
で精製した。溶出液はn−ヘキサンである。
以上の合成方法に従い、長鎖アルキル基とパーフルオロ
ポリエーテル基の種類を変えて化合物を9種類(化合物
1〜化合物9)合成した。合成した化合物を第1表に示
す。
(以下余白) 第1表 が見られ、またカルボニル基の伸縮振動が1760cm
にあること、1320〜1160cm−’にかけてのC
Fの大きい伸縮振動があることから前記化合物1が同定
できる。
同様に、芳香環エステルを有するパーフルオロポリエー
テルを9種類(化合物10〜化合物18)合成した。
第2表に合成した芳香環エステルを有するパーフルオロ
ポリエーテルを示す。
(以下余白) 上記第1表中の化合物1の赤外線吸収スペクトル(第1
図に示す。)を見ると3000C11−に二重結合のC
H伸縮振動、2930.2850 cm”’にCH単結
合の伸縮振動第2表 なお、表中Rf、Rf’ はパーフルオロポリエーテル
基を表し、Rfは一般式 %式%(12) また、Rf’ は一般式 CPzO(CzFJh−(CF!0h−CFr−・・・
(13)で表されるものであり、式中g、h、iは10
〜500の自然数である。
上記第1表及び第2表に示す化合物を使用して以下に示
す磁気記録媒体を作製した。
先ず、蒸着型のサンプルテープを作製した。
実新IIL:」1Ili−針上主 実施例1〜実施例18として、前記蒸着型の磁気テープ
の作製方法中カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエ
ステルを第1表及び第2表に示す化合物1〜化合物18
とし、サンプルテープを作製した。ここで実施例1〜実
施例9は潤滑剤として前記長鎖アルキルエステルを有す
るパーフルオロポリエーテルを用いたものであり、実施
例10〜実施例18は潤滑剤として芳香環エステルを有
するパーフルオロポリエーテルを用いたものである。
北玉刊L」じ口[較倒1 比較例A及び比較例Bとして、前記薄着型の磁気テープ
の作製方法中カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエ
ステルを第3表に示す化合物A及び化合物Bとしてサン
プルテープを作製した。
なお、第3表中x、yは自然数を表す。
止較狙旦 比較例Cとして、全く潤滑剤を被着しないサンプルテー
プも作製した。
上述のようにして作製した実施例1〜実施例18、比較
例A〜比較例Cの各サンプルテープについて、温度40
°C2相対湿度(R11)30χ、温度25”C。
相対湿度(R1()60%、および温度−5’Cの各条
件下での摩擦係数、スチル耐久性、シャトル耐久性につ
いて測定を行った。摩擦係数は、材質がステンレス鋼(
SUS304)のガイドピンを用い、定のテンショシを
かけ5IIIl/SeCの速度で送り、試験したもので
ある。スチル耐久性はポーズ状態での出力の3dB低下
までの減衰時間を評価した。
シャトル耐久性は、1回につき2分間のシャトル走行を
行い、出力が3dB低下するまでのシャトル回数で評価
した。
実施例1〜実施例18.比較例A〜比較例Cのr!l擦
係数、シャトル耐久性、スチル耐久性の結果を第4表a
、第4表す及び第5表に示す。ただし、比較例Cの場合
は、温度25°C1相対湿度(R1+)60%の条件で
測定を行った時点であまりにも結果が悪く、温度40”
C,相対湿度(RH) 30%、温度−5°Cの測定は
中止した。
第4表aには長鎖アルキルエステルを有するパーフルオ
ロポリエーテルを用いた実施例1〜実施例9の結果を示
す。
第4表a 第4表すには芳香環エステルを有するパーフルオロポリ
エーテルを用いた実施例1O〜実施例18の結果を示す
第4表b 第5表には比較例A〜比較例Cの結果を示す。
次に、ハードディスクで評価した。
第4表〜第5表から明らかなように、本発明を適用した
各実施例は、常温、高温、低温の各条件下でaJ6係数
が小さく、走行が極めて安定しており、100回シャト
ル走行後もテープ表面の損傷は全く見られず、150回
シャトル走行を行っても出力の3dB低下は見られなか
った。またスチル耐久性も掻めて良い値を示している。
これに対して、比較例のテープでは、摩擦係数がシャト
ル走行回数が多くなるにつれて大となり、走行も不安定
でテープの摩耗が見られ、耐久性も悪いものであっuu
I!1lLfL 実施例19〜実施例36としで、前記ハードディスクの
作製方法中、カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエ
ステルを第1表及び第2表に示す化合物1〜化合物18
とし、サンプルディスクを作製した。ここで、実施例1
9〜実施例27は潤滑剤として長鎖アルキルエステルを
有するパーフルオロポリエーテルを用いたものであり、
実施例27〜実施例36は芳香環エステルを有するパー
フルオロポリエーテルを用いたものである。
比較1031口し罠針旦 比較例り及び比較例Eとして、前記ハードディスクの作
製方法中、カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエス
テルをを第3表に示す化合物A又は化合物Bとしてサン
プルディスクを作製した。
上述のようにして作製した実施例19〜実施例36、比
較例D〜比較例Eの各サンプルディスクについて、コン
タクト・スタート・ストップ(C3S)試験により、C
3S2万回終了後の摩擦係数について調べた。その結果
を以下の第6表a第6表す及び第7表に示す。
第6表すには芳香環エステルを有するパーフルオロポリ
エーテルを用いた実施例28〜実施例36の結果を示す
第6表す 第6表aには長鎖アルキルエステルを有するパーフルオ
ロポリエーテルを用いた実施例19〜実施例27の結果
を示す。
第6表a 第7表には比較例り及び比較例Eの結果を示す。
第7表 第6表〜第7表から明らかなように、C3S試験におい
ても本発明の各実施例は摩擦係数が小さく、また、比較
例のディスクでは摩擦係数が大きく耐久生に劣ることが
わかる。
次に塗布型の磁気テープで評価した。
37−=UfljLL 実施例37〜実施例54として、前記塗布型の磁気テー
プの作製方法中、カルボン酸のパーフルオロポリエーテ
ルエステルを第1表及び第2表に示す化合物1〜化合物
18とし、サンプルテープを作製した。ここで実施例3
7〜実施例45は潤滑剤に前記長鎖アルキルエステルを
有するパーフルオロポリエーテルを用いたものであり、
実施例46〜実施例54は潤滑剤に芳香環エステルを有
するパーフルオロポリエーテルを用いたものである。
此JIFF及グ土」N外q 比較例F及び比較例Gとして、前記塗布型の磁気テープ
の作製方法中、カルボン酸のパーフルオロポリエーテル
エステルを第3表に示す化合物A又は化合物Bとしてサ
ンプルテープを作製した。
且m辻 比較例Hとして、全く潤滑剤を塗布しないサンプルテー
プも作製した。
上述のようにして作製された実施例37〜実施例54.
比較例F〜比較例Hの各サンプルテープについて、温度
40’C,相対湿度(R11) 80%、温度25℃、
相対湿度(RH) 60%の各条件のエージング前後に
おける摩擦係数及びスティックスリップについて測定を
行った。
実施例37〜実施例54.比較例F〜比較例Hの摩擦係
数の結果を第8表a、第8表b1第9表に示し、スティ
ックスリップの結果を第1O表a第10表す及び第X1
表に示す。なおスティックスリップの表中、スティック
スリップの結果が良好の場合は○で、不良の場合は×で
示す。
(以下余白) 第8表aには長鎖アルキルエステルを有するパーフルオ
ロポリエーテルを用いた実施例37〜実施例45の結果
(摩擦係数)を示す。
第8表a 第8表すには芳香環エステルを有するパーフルオロポリ
エーテルを用いた実施例45〜実施例54の結果(摩擦
係数)を示す。
第8表b (以下余白) (以下余白) 第9表には比較例F〜比較例Hの結果(摩擦係数)を示
す。
第10表すには芳香環エステルを有するパーフルオロポ
リエーテルを用いた実施例45〜実施例54の結果(ス
ティックスリップ)を示す。
第10表b (以下余白) 第10 a表には長鎖アルキルエステルを有するパーフ
ルオロポリエーテルを用いた実施例37〜実施例45の
結果(スティックスリップ)を示す。
第10表a 第11表には比較例F〜比較例Hの結果(スティックス
リップ)を示す。
第1I表 第8表〜第11表から明らかなように、塗布型における
各実施例は、エージングの後においても摩擦係数の低下
は少なく、また、エージングの後のスティックスリップ
においても結果は良好であった。これに対して、比較例
のテープでは、摩擦係数、スティックスリップ共に結果
が悪く、エージング後のみならずエージング前において
も結果の悪いものが多く見受けられた。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、カルボン酸のパーフ
ルオロポリエーテルエステルは、非常に優れた潤滑性を
有する化合物であり、金属薄膜型の磁気記録媒体の潤滑
剤として有用であるといえる。同時に、この化合物は、
汎用の溶剤とも相溶するため、塗布型の磁気記録媒体の
潤滑剤としても適用可能である。
また、カルボン酸のパーフルオロポリエーテルエステル
は、カルボン酸の酸性度を下げているため、経時変化が
少なく瞬時クロ7クが起こりにくい。
本発明では、高温多湿あるいは低温下等の厳しい条件下
においても摩擦係数が小さく、走行安定性や耐摩耗性、
温度特性に優れた磁気記録媒体を得る3七ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は化合物1の赤外線吸収スペクトルを示す特性図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 非磁性支持体上に磁性層が形成されてなる磁気記録媒体
    において、 潤滑剤としてカルボン酸のパーフルオロポリエーテルエ
    ステルが保持されていることを特徴とする磁気記録媒体
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