JPH025129Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025129Y2 JPH025129Y2 JP5895183U JP5895183U JPH025129Y2 JP H025129 Y2 JPH025129 Y2 JP H025129Y2 JP 5895183 U JP5895183 U JP 5895183U JP 5895183 U JP5895183 U JP 5895183U JP H025129 Y2 JPH025129 Y2 JP H025129Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- reverse
- counter
- cone portion
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等の車両に塔載され、前進、後
退用の変速ギヤを設けた手動変速機に関する。
退用の変速ギヤを設けた手動変速機に関する。
近年にあつては手動変速機内の潤滑油に粘性の
低いものを使用して、変速ギヤの回転時の前記潤
滑油によるひきずり抵抗を小さくし、もつて燃費
の向上を図るようにしたものがある。ところが、
このように低粘性の潤滑油を使用した場合、ニユ
ートラル状態でインプツトシヤフトと共に回転す
る部材、たとえばカウンターシヤフトに設けられ
るカウンターギヤが変速時のクラツチ切断によつ
ても慣性による回転が永続される。このため、前
進から後退への変速に際して、リバース用のギヤ
に同期装置が用いられないタイプにあつては、カ
ウンターギヤの回転が制止されないためスムーズ
にギヤが噛合されず、謂わゆるギヤ鳴きが発生し
てしまう。
低いものを使用して、変速ギヤの回転時の前記潤
滑油によるひきずり抵抗を小さくし、もつて燃費
の向上を図るようにしたものがある。ところが、
このように低粘性の潤滑油を使用した場合、ニユ
ートラル状態でインプツトシヤフトと共に回転す
る部材、たとえばカウンターシヤフトに設けられ
るカウンターギヤが変速時のクラツチ切断によつ
ても慣性による回転が永続される。このため、前
進から後退への変速に際して、リバース用のギヤ
に同期装置が用いられないタイプにあつては、カ
ウンターギヤの回転が制止されないためスムーズ
にギヤが噛合されず、謂わゆるギヤ鳴きが発生し
てしまう。
そこで、自由回転となつた前記カウンターギヤ
にリバースへの切換え時に抵抗を与えて該カウン
ターギヤの慣性による回転を制止するようにした
抵抗付与手段が従来から提案されている。たとえ
だ、実開昭57−61257号に示されたように、リバ
ースへのシフト操作時にスプリング付勢された棒
状体をカウンターリバースギヤの側面に押圧し、
このときの回転抵抗によりカウンターシヤフトの
慣性による回転を抑制するようにしたものがあ
る。
にリバースへの切換え時に抵抗を与えて該カウン
ターギヤの慣性による回転を制止するようにした
抵抗付与手段が従来から提案されている。たとえ
だ、実開昭57−61257号に示されたように、リバ
ースへのシフト操作時にスプリング付勢された棒
状体をカウンターリバースギヤの側面に押圧し、
このときの回転抵抗によりカウンターシヤフトの
慣性による回転を抑制するようにしたものがあ
る。
しかしながら、かかる従来の抵抗付与手段にあ
つては前記棒状体がカウンターリバースギヤの中
心から外れた一点を押圧するため、該カウンター
リバースギヤがこれをスプライン結合したカウン
ターシヤフトに対して傾斜される。このため、該
カウンターリバースギヤがリバースアイドラシヤ
フトと噛合する場合、傾斜されたカウンターリバ
ースギヤがリバースアイドラギヤに斜歯状に噛合
し、両ギヤの間のバツクラツシユが異なつてスム
ーズな噛合ができなくなると共に、カウンターリ
バースギヤの歯部が偏摩耗されてしまう惧れがあ
つた。
つては前記棒状体がカウンターリバースギヤの中
心から外れた一点を押圧するため、該カウンター
リバースギヤがこれをスプライン結合したカウン
ターシヤフトに対して傾斜される。このため、該
カウンターリバースギヤがリバースアイドラシヤ
フトと噛合する場合、傾斜されたカウンターリバ
ースギヤがリバースアイドラギヤに斜歯状に噛合
し、両ギヤの間のバツクラツシユが異なつてスム
ーズな噛合ができなくなると共に、カウンターリ
バースギヤの歯部が偏摩耗されてしまう惧れがあ
つた。
本考案はかかる従来の実状に鑑みて、リバース
へのシフト時に、ニユートラル状態でカウンター
シヤフトに連動するギヤの側方に略全周に亘つて
リング部材を当接させることにより、接触面積の
増大を図ると共に、前記ギヤの傾斜を防止するよ
うにした手動変速機を提供することを目的とす
る。
へのシフト時に、ニユートラル状態でカウンター
シヤフトに連動するギヤの側方に略全周に亘つて
リング部材を当接させることにより、接触面積の
増大を図ると共に、前記ギヤの傾斜を防止するよ
うにした手動変速機を提供することを目的とす
る。
以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図はF・R(フロントエンジンリヤドライ
ブ)車に用いられる手動変速機1を示し、図外の
エンジンから図外のクラツチを介してインプツト
シヤフト2に伝達された回転は、メーンドライブ
ギヤ3を介してカウンタードライブギヤ4に伝達
され、このカウンタードライブギヤ4と一体のカ
ウンターシヤフト5を回転する。このカウンター
シヤフト5には前記カウンタードライブギヤ4以
外にカウンター1速ギヤ6、カウンター2速ギヤ
7、カウンター3速ギヤ8、カウンター5速ギヤ
9およびカウンターリバースギヤ10が一体に回
転するように設けられている。一方、図外のプロ
ペラシヤフトに連結されるアウトプツトシヤフト
11には、前記カウンターリバースギヤ10を除
くカウンター1速、2速、3速、5速ギヤ6,
7,8,9に対向して変速ギヤとしての1速メー
ンギヤ12、2速メーンギヤ13、3速メーンギヤ
14および5速メーンギヤ15が形成自在に装着
され、かつ、これら各メーンギヤ12,13,1
4,15は前記カウンターギヤ6,7,8,9に
常時噛合している。そして、前記1速メーンギヤ
12と2速メーンギヤ13の間、3速メーンギヤ
14とメーンドライブギヤ3の間および5速メー
ンギヤ15の側方に同期装置としてのシンクロメ
ツシユ機構16,17,18を設け、これらシン
クロメツシユ機構16,17,18の一つを前記
1,2,3、メーンドライブ、5速の各メーンギ
ヤ12,13,14,3,15のうちの1つに係
合させることにより目的の回転を前記アウトプツ
トシヤフト11に伝達するようにしてある。
ブ)車に用いられる手動変速機1を示し、図外の
エンジンから図外のクラツチを介してインプツト
シヤフト2に伝達された回転は、メーンドライブ
ギヤ3を介してカウンタードライブギヤ4に伝達
され、このカウンタードライブギヤ4と一体のカ
ウンターシヤフト5を回転する。このカウンター
シヤフト5には前記カウンタードライブギヤ4以
外にカウンター1速ギヤ6、カウンター2速ギヤ
7、カウンター3速ギヤ8、カウンター5速ギヤ
9およびカウンターリバースギヤ10が一体に回
転するように設けられている。一方、図外のプロ
ペラシヤフトに連結されるアウトプツトシヤフト
11には、前記カウンターリバースギヤ10を除
くカウンター1速、2速、3速、5速ギヤ6,
7,8,9に対向して変速ギヤとしての1速メー
ンギヤ12、2速メーンギヤ13、3速メーンギヤ
14および5速メーンギヤ15が形成自在に装着
され、かつ、これら各メーンギヤ12,13,1
4,15は前記カウンターギヤ6,7,8,9に
常時噛合している。そして、前記1速メーンギヤ
12と2速メーンギヤ13の間、3速メーンギヤ
14とメーンドライブギヤ3の間および5速メー
ンギヤ15の側方に同期装置としてのシンクロメ
ツシユ機構16,17,18を設け、これらシン
クロメツシユ機構16,17,18の一つを前記
1,2,3、メーンドライブ、5速の各メーンギ
ヤ12,13,14,3,15のうちの1つに係
合させることにより目的の回転を前記アウトプツ
トシヤフト11に伝達するようにしてある。
ところで、リバース時の変速操作は前記5速用
のシンクロメツシユ機構18を用い、このシンク
ロメツシユ機構18のカツプリングスリーブ18
a外周にリバースギヤ19を形成し、リバース時
には該カツプリングスリーブ18aを前記5速ギ
ヤ15とは反対方向に移動することによつて、該
リバースギヤ19が前記カウンターリバースギヤ
10に噛合しているリバースアイドラギヤ20に
噛合され、そして該リバースアイドラギヤ20で
インプツトシヤフト2回転を逆転させてアウトプ
ツトシヤフト11に伝達するようになつている。
尚、前記シンクロメツシユ機構15,17,18
のカツプリングスリーブ16a,17a,18a
には夫々図外のシフトフオークが嵌合されてお
り、これらシフトフオークを第2図に示す操作位
置に基づいてコントロールレバー21を操作する
ことによつて、該コントロールレバー21に連動
したストライキングロツド22の回転(セレクト
操作)で選択し、そして、選択されたシフトフオ
ークを前記ストライキングロツド22の軸方向移
動(シフト操作)で前記シンクロメツシユ機構1
6,17,18の1つが作動されるようになつて
いる。
のシンクロメツシユ機構18を用い、このシンク
ロメツシユ機構18のカツプリングスリーブ18
a外周にリバースギヤ19を形成し、リバース時
には該カツプリングスリーブ18aを前記5速ギ
ヤ15とは反対方向に移動することによつて、該
リバースギヤ19が前記カウンターリバースギヤ
10に噛合しているリバースアイドラギヤ20に
噛合され、そして該リバースアイドラギヤ20で
インプツトシヤフト2回転を逆転させてアウトプ
ツトシヤフト11に伝達するようになつている。
尚、前記シンクロメツシユ機構15,17,18
のカツプリングスリーブ16a,17a,18a
には夫々図外のシフトフオークが嵌合されてお
り、これらシフトフオークを第2図に示す操作位
置に基づいてコントロールレバー21を操作する
ことによつて、該コントロールレバー21に連動
したストライキングロツド22の回転(セレクト
操作)で選択し、そして、選択されたシフトフオ
ークを前記ストライキングロツド22の軸方向移
動(シフト操作)で前記シンクロメツシユ機構1
6,17,18の1つが作動されるようになつて
いる。
また、前記シフトフオークは夫々専用に設けら
れたフオークロツドに固定され、前記ストライキ
ングロツド22により該フオークロツドの1つを
選択して軸方向に移動することによつて前記シフ
トフオークが移動されるようになつている。即
ち、第3図は前記シフトフオークの選択部分Aを
示し、ストライキングロツド22にストライキン
グレバー26が固定される一方、1,2速用フオ
ークロツド23,3,4速用フオークロツド24
および5速リバース用フオークロツド25には前
記ストライキングレバー26を指向して先端部に
2股部27a,28a,29aが形成されたブラ
ケツト27,28,29に固定されている。そし
て、セレクト操作時にはストライキングロツド2
2が回動することによつてストライキングレバー
26が前記2股部27a,28a,29aの1つ
に位置し、そして、シフト操作によつてストライ
キングレバー26が係合されたフオークロツドを
軸方向に移動するようになつている。
れたフオークロツドに固定され、前記ストライキ
ングロツド22により該フオークロツドの1つを
選択して軸方向に移動することによつて前記シフ
トフオークが移動されるようになつている。即
ち、第3図は前記シフトフオークの選択部分Aを
示し、ストライキングロツド22にストライキン
グレバー26が固定される一方、1,2速用フオ
ークロツド23,3,4速用フオークロツド24
および5速リバース用フオークロツド25には前
記ストライキングレバー26を指向して先端部に
2股部27a,28a,29aが形成されたブラ
ケツト27,28,29に固定されている。そし
て、セレクト操作時にはストライキングロツド2
2が回動することによつてストライキングレバー
26が前記2股部27a,28a,29aの1つ
に位置し、そして、シフト操作によつてストライ
キングレバー26が係合されたフオークロツドを
軸方向に移動するようになつている。
ここで、本考案は第4図に示すようにリバース
ポジシヨンに対向配置された5速ポジシヨンの5
速メーンギヤ15で、該メーンギヤ15専用の同
期装置、つまり5速用シンクロメツシユ機構18
が設けられた側とは反対側(第4図中右側)のボ
ス部端部外周に、支軸としてのアウトプツトシヤ
フト11と同心状のコーン部分50を形成してあ
る。そして、前記アウトプツトシヤフト11には
前記コーン部分50に対向する側(第4図中右
側)に押圧部材Cが嵌合され、該押圧部材Cは後
述する作動機構Bによつてリバースポジシヨンへ
のシフト操作時に該コーン部分50に圧接される
ようになつている。
ポジシヨンに対向配置された5速ポジシヨンの5
速メーンギヤ15で、該メーンギヤ15専用の同
期装置、つまり5速用シンクロメツシユ機構18
が設けられた側とは反対側(第4図中右側)のボ
ス部端部外周に、支軸としてのアウトプツトシヤ
フト11と同心状のコーン部分50を形成してあ
る。そして、前記アウトプツトシヤフト11には
前記コーン部分50に対向する側(第4図中右
側)に押圧部材Cが嵌合され、該押圧部材Cは後
述する作動機構Bによつてリバースポジシヨンへ
のシフト操作時に該コーン部分50に圧接される
ようになつている。
即ち、前記押圧部材Cは前記コーン部分50に
対しシフト方向(アウトプツトシヤフト11の軸
方向)に対向して設けられる押圧リング54を備
え、該押圧リング54の前記コーン部分50に対
向する側(第4図中左側)の端部内周には、該コ
ーン部分50の外側形状に沿つた圧接面55が形
成されると共に、該押圧リング54の前記コーン
部分50の対向側とは反対対側(第4図中右側)
には、押圧面としてのテーパ部56が形成された
筒体57が固設されることにより構成される。そ
して、前記押圧リング54はアウトプツトシヤフ
ト11に固定される固定リング52の外周にスプ
ライン53を介して嵌合されることによつて、該
押圧リング54は該アウトプツトシヤフト11に
対し軸方向移動可能かつ回転方向に一体的に係止
されて装着される。
対しシフト方向(アウトプツトシヤフト11の軸
方向)に対向して設けられる押圧リング54を備
え、該押圧リング54の前記コーン部分50に対
向する側(第4図中左側)の端部内周には、該コ
ーン部分50の外側形状に沿つた圧接面55が形
成されると共に、該押圧リング54の前記コーン
部分50の対向側とは反対対側(第4図中右側)
には、押圧面としてのテーパ部56が形成された
筒体57が固設されることにより構成される。そ
して、前記押圧リング54はアウトプツトシヤフ
ト11に固定される固定リング52の外周にスプ
ライン53を介して嵌合されることによつて、該
押圧リング54は該アウトプツトシヤフト11に
対し軸方向移動可能かつ回転方向に一体的に係止
されて装着される。
尚、前記固定リング52は前記5速メーンギヤ
15のベアリング30と前記アウトプツトシヤフ
ト11に螺合されるナツト31との間に挾着さ
れ、かつ、ピン51を介してアウトプツトシヤフ
ト11に固定されている。
15のベアリング30と前記アウトプツトシヤフ
ト11に螺合されるナツト31との間に挾着さ
れ、かつ、ピン51を介してアウトプツトシヤフ
ト11に固定されている。
一方、前記作動機構Bは第3図に示したよう
に、ストライキングロツド22に固定されるスト
ライキングレバー26に配設され、該ストライキ
ングレバー26から前記筒体57のテーパ部56
に対向して突設された膨出部60に、アウトプツ
トシヤフト11の中心を指向する貫通孔61を形
成し、該貫通孔61内にスプリング62で付勢さ
れる押圧片63を設けることによつて構成してあ
る。この押圧片63の下端には球状部63aが形
成され、この球状部63aが前記膨出部60から
下方(テーパ部56方向)に突出している。64
は押圧片63の抜脱を防止する小径部、65は前
記スプリング62の一端を受けるグロメツトであ
る。そして、ストライキングロツド22が5速−
リバース列にセレクト回動(第3図中時計回り方
向)して、ストライキングレバー26が5速−リ
バース用のブラケツト29の2股部29aに位置
したときに、前記押圧片63の球状部63aが前
記テーパ部56に当接するようになつている。
に、ストライキングロツド22に固定されるスト
ライキングレバー26に配設され、該ストライキ
ングレバー26から前記筒体57のテーパ部56
に対向して突設された膨出部60に、アウトプツ
トシヤフト11の中心を指向する貫通孔61を形
成し、該貫通孔61内にスプリング62で付勢さ
れる押圧片63を設けることによつて構成してあ
る。この押圧片63の下端には球状部63aが形
成され、この球状部63aが前記膨出部60から
下方(テーパ部56方向)に突出している。64
は押圧片63の抜脱を防止する小径部、65は前
記スプリング62の一端を受けるグロメツトであ
る。そして、ストライキングロツド22が5速−
リバース列にセレクト回動(第3図中時計回り方
向)して、ストライキングレバー26が5速−リ
バース用のブラケツト29の2股部29aに位置
したときに、前記押圧片63の球状部63aが前
記テーパ部56に当接するようになつている。
以上の構成により、車両を前進走行状態から一
旦停車させてそして後退させるためには、まず、
クラツチペダルを踏込んで図外のクラツチを切断
し、そしてコントロールレバー21を第2図に示
すニユートラルN位置を経由させて5速−リバー
ス列までセレクト操作し、最後にリバースR位置
にシフト操作することによつて行なわれる。とこ
ろで、本実施例にあつてはコントロールレバー2
1を5−速リバース列までセレクト操作した時、
操作機構Bの押圧片63の球状部63aが押圧部
材Cのテーパ部56に当接し、そして、リバース
位置にシフト操作した時に、ストライキングロツ
ド22の軸方向移動に伴つてストライキングレバ
ー26と共に前記球状部63aが5速メーンギヤ
15方向(図中左方向)に移動する。すると、該
球状部63aが前記テーパ部56を押圧して押圧
リング54の圧接面55をコーン部分50に押圧
し、該コーン部分50の全周に摩擦抵抗を生ず
る。従つて、5速メーンギヤ15にカウンター5
速ギヤ9を介して連動するカウンターシヤフト5
と、前記押圧リンング54にスプライン53、固
定リング52を介して連動するアウトプツトシヤ
フト11と、の間で同期作用が行なわれる。つま
り、該アウトプツトシヤフト11が車両停止に伴
つて静止していることから前記カウンターシヤフ
ト5の慣性による回転が抑制され、前記摩擦抵抗
により確実に制止される。すると、前記カウンタ
ーシヤフト5に設けられたカウンターリバースギ
ヤ10およびこのカウンターリバースギヤ10に
噛合したリバースアイドラギヤ20も制止され、
この制止されたリバースアイドラギヤ20に静止
したリバースギヤ19が噛合されるため、ギヤ鳴
きを生ずることなくスムーズに噛合される。ま
た、前記コーン部分50は押圧面55によつて全
周に略均等に押圧されるため、5速メーンギヤ1
5に傾斜を生ずることなく、該5速メーンギヤ1
5とカウンター5速ギヤ9の噛合がスムーズに行
なわれる。
旦停車させてそして後退させるためには、まず、
クラツチペダルを踏込んで図外のクラツチを切断
し、そしてコントロールレバー21を第2図に示
すニユートラルN位置を経由させて5速−リバー
ス列までセレクト操作し、最後にリバースR位置
にシフト操作することによつて行なわれる。とこ
ろで、本実施例にあつてはコントロールレバー2
1を5−速リバース列までセレクト操作した時、
操作機構Bの押圧片63の球状部63aが押圧部
材Cのテーパ部56に当接し、そして、リバース
位置にシフト操作した時に、ストライキングロツ
ド22の軸方向移動に伴つてストライキングレバ
ー26と共に前記球状部63aが5速メーンギヤ
15方向(図中左方向)に移動する。すると、該
球状部63aが前記テーパ部56を押圧して押圧
リング54の圧接面55をコーン部分50に押圧
し、該コーン部分50の全周に摩擦抵抗を生ず
る。従つて、5速メーンギヤ15にカウンター5
速ギヤ9を介して連動するカウンターシヤフト5
と、前記押圧リンング54にスプライン53、固
定リング52を介して連動するアウトプツトシヤ
フト11と、の間で同期作用が行なわれる。つま
り、該アウトプツトシヤフト11が車両停止に伴
つて静止していることから前記カウンターシヤフ
ト5の慣性による回転が抑制され、前記摩擦抵抗
により確実に制止される。すると、前記カウンタ
ーシヤフト5に設けられたカウンターリバースギ
ヤ10およびこのカウンターリバースギヤ10に
噛合したリバースアイドラギヤ20も制止され、
この制止されたリバースアイドラギヤ20に静止
したリバースギヤ19が噛合されるため、ギヤ鳴
きを生ずることなくスムーズに噛合される。ま
た、前記コーン部分50は押圧面55によつて全
周に略均等に押圧されるため、5速メーンギヤ1
5に傾斜を生ずることなく、該5速メーンギヤ1
5とカウンター5速ギヤ9の噛合がスムーズに行
なわれる。
ところで、本実施例にあつては押圧面55がコ
ーン部分50に完全に当接した後、更にストライ
キングロツド22が移動すると、第5図に示すよ
うに押圧片63がスプリング62に抗して上方に
移動し、球状部63aがテーパ部56を乗り越え
て同径部56aに位置するため押圧力を減少し、
コーン部分50に発生する摩擦力を著しく減少す
る。
ーン部分50に完全に当接した後、更にストライ
キングロツド22が移動すると、第5図に示すよ
うに押圧片63がスプリング62に抗して上方に
移動し、球状部63aがテーパ部56を乗り越え
て同径部56aに位置するため押圧力を減少し、
コーン部分50に発生する摩擦力を著しく減少す
る。
更に、第6図に示すように前記球状部63aが
テーパ部56を乗り越えて同径部56aに位置し
たときに、該同径部56aに凹部58を形成して
おくことによつて前記球状部63aと筒体57と
の接触を防止し、もつて、コーン部分50と押圧
面55間の圧接を解除して、リバースギヤ19の
噛合時には前記コーン部分50に発生する回転抵
抗を略確実に無くし、車両後退時に余分な負荷が
作用するのを防止することができる。
テーパ部56を乗り越えて同径部56aに位置し
たときに、該同径部56aに凹部58を形成して
おくことによつて前記球状部63aと筒体57と
の接触を防止し、もつて、コーン部分50と押圧
面55間の圧接を解除して、リバースギヤ19の
噛合時には前記コーン部分50に発生する回転抵
抗を略確実に無くし、車両後退時に余分な負荷が
作用するのを防止することができる。
ところで、本実施例にあつては、F・R用の手
動変速機について開示したが、F・F(フロント
エンジンフロントドライブ)車等に用いられるト
ランスアクスルと称される手動変速機にあつても
本考案を適用することができる。また、このトラ
ンスアクスルにあつてはリバース時にリバースア
イドラギヤが移動してリバースカウンターギヤお
よびリバースギヤ両者に噛合されるタイプが多く
用いられるが、前記リバースカウンターギヤがリ
バース列へのセレクト操作時に回転制止されるこ
とによつてギヤー鳴きが防止できるという同様の
効果がある。
動変速機について開示したが、F・F(フロント
エンジンフロントドライブ)車等に用いられるト
ランスアクスルと称される手動変速機にあつても
本考案を適用することができる。また、このトラ
ンスアクスルにあつてはリバース時にリバースア
イドラギヤが移動してリバースカウンターギヤお
よびリバースギヤ両者に噛合されるタイプが多く
用いられるが、前記リバースカウンターギヤがリ
バース列へのセレクト操作時に回転制止されるこ
とによつてギヤー鳴きが防止できるという同様の
効果がある。
更に、本実施例にあつてはリバースポジシヨン
に5速ポジシヨンが対向しているため、本実施例
では5速メーンギヤ15にコーン部分50を形成
したものを示したが、リバースポジシヨンに他の
前進ポジシヨンが対向している場合は、この対向
した前進ポジシヨンのメーンギヤにコーン部分を
形成して、このカウンターギヤを回転抑制するこ
とによつてカウンターシヤフト5の回転を制止す
るようになる。
に5速ポジシヨンが対向しているため、本実施例
では5速メーンギヤ15にコーン部分50を形成
したものを示したが、リバースポジシヨンに他の
前進ポジシヨンが対向している場合は、この対向
した前進ポジシヨンのメーンギヤにコーン部分を
形成して、このカウンターギヤを回転抑制するこ
とによつてカウンターシヤフト5の回転を制止す
るようになる。
以上説明したように本考案は、前進ポジシヨン
の1つがリバースポジシヨンとシフト方向に対向
配置され、かつ、該前進ポジシヨンの変速ギヤが
これの支軸に回転自在に嵌合されて、これら変速
ギヤと支軸との間に同期装置が設けられると共
に、該同期装置による同期作用がストライキング
ロツドの軸方向移動によつて行われる手動変速機
において、前記変速ギヤの前記同期装置が設けら
れた側とは反対側に、該変速ギヤから一体に前記
支軸と同心状のコーン部分を形成すると共に、該
コーン部分の全周に圧接可能な押圧部材を該コー
ン部分に対しシフト方向に対向して設け、該押圧
部材を前記支軸に軸方向移動可能かつ回転方向に
一体的に係止して装着する一方、該押圧部材に前
記コーン部分の対向側とは反対側に押圧面を形成
すると共に、前記ストライキングロツドに該押圧
面に当接される押圧片を設けたので、車両の前進
状態から一旦停車して後退に移行する際、リバー
スへのシフト時に前記コーン部分が前記押圧部材
によつて全周に亘つて押圧される。このように、
コーン部材と押圧部材が全周に亙つて押圧される
ことにより、該押圧部材がコーン部分に押し付け
られたとき、前記メーンギヤには全周に亘つて略
均等な荷重が作用するため、該メーンギヤを傾斜
させることがない。従つて、該メーンギヤに噛合
するカウンターギヤとの間で設定通りの噛合が行
なわれ、前記メーンギヤの偏摩耗を防止すること
ができるという優れた効果を奏する。更に、本発
明の実施例ではかかる効果に加えて、上記押圧部
材に形成された圧接面を前記コーン部分に沿つて
形成することにより、該コーン部分と前記押圧部
材との間の接触面積を著しく増大し、これら両者
の圧接時における単位面積当たりの面圧を低下さ
せて接触面の摩耗量を大幅に低減して耐久性を向
上させることができる。
の1つがリバースポジシヨンとシフト方向に対向
配置され、かつ、該前進ポジシヨンの変速ギヤが
これの支軸に回転自在に嵌合されて、これら変速
ギヤと支軸との間に同期装置が設けられると共
に、該同期装置による同期作用がストライキング
ロツドの軸方向移動によつて行われる手動変速機
において、前記変速ギヤの前記同期装置が設けら
れた側とは反対側に、該変速ギヤから一体に前記
支軸と同心状のコーン部分を形成すると共に、該
コーン部分の全周に圧接可能な押圧部材を該コー
ン部分に対しシフト方向に対向して設け、該押圧
部材を前記支軸に軸方向移動可能かつ回転方向に
一体的に係止して装着する一方、該押圧部材に前
記コーン部分の対向側とは反対側に押圧面を形成
すると共に、前記ストライキングロツドに該押圧
面に当接される押圧片を設けたので、車両の前進
状態から一旦停車して後退に移行する際、リバー
スへのシフト時に前記コーン部分が前記押圧部材
によつて全周に亘つて押圧される。このように、
コーン部材と押圧部材が全周に亙つて押圧される
ことにより、該押圧部材がコーン部分に押し付け
られたとき、前記メーンギヤには全周に亘つて略
均等な荷重が作用するため、該メーンギヤを傾斜
させることがない。従つて、該メーンギヤに噛合
するカウンターギヤとの間で設定通りの噛合が行
なわれ、前記メーンギヤの偏摩耗を防止すること
ができるという優れた効果を奏する。更に、本発
明の実施例ではかかる効果に加えて、上記押圧部
材に形成された圧接面を前記コーン部分に沿つて
形成することにより、該コーン部分と前記押圧部
材との間の接触面積を著しく増大し、これら両者
の圧接時における単位面積当たりの面圧を低下さ
せて接触面の摩耗量を大幅に低減して耐久性を向
上させることができる。
第1図は手動変速機の断面側面図、第2図はコ
ントロールレバーの操作位置を示す説明図、第3
図は本考案の手動変速機の選択部分を示す断面
図、第4図は本考案の手動変速機の要部を示す断
面側面図、第5図は第4図に示す手動変速機の作
動状態を示す要部断面図、第6図は本考案の他の
実施例を示す要部断面図である。 1……手動変速機、2……インプツトシヤフ
ト、5……カウンターシヤフト、9……カウンタ
ー5速ギヤ、10……カウンターリバースギヤ、
11……アウトプツトシヤフト(支軸)、15…
…5速メーンギヤ(変速ギヤ)、18……シンク
ロメツシユ機構(同期装置)、19………リバー
スギヤ、20……リバースアイドラギヤ、22…
…ストライキングロツド、50……コーン部分、
55……圧接面、56……テーパ部(押圧面)、
63……押圧片、C……押圧部材。
ントロールレバーの操作位置を示す説明図、第3
図は本考案の手動変速機の選択部分を示す断面
図、第4図は本考案の手動変速機の要部を示す断
面側面図、第5図は第4図に示す手動変速機の作
動状態を示す要部断面図、第6図は本考案の他の
実施例を示す要部断面図である。 1……手動変速機、2……インプツトシヤフ
ト、5……カウンターシヤフト、9……カウンタ
ー5速ギヤ、10……カウンターリバースギヤ、
11……アウトプツトシヤフト(支軸)、15…
…5速メーンギヤ(変速ギヤ)、18……シンク
ロメツシユ機構(同期装置)、19………リバー
スギヤ、20……リバースアイドラギヤ、22…
…ストライキングロツド、50……コーン部分、
55……圧接面、56……テーパ部(押圧面)、
63……押圧片、C……押圧部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 前進ポジシヨンの1つがリバースポジシヨンと
シフト方向に対向配置され、かつ、該前進ポジシ
ヨンの変速ギヤがこれの支軸に回転自在に嵌合さ
れて、これら変速ギヤと支軸との間に同期装置が
設けられると共に、該同期装置による同期作用が
ストライキングロツドの軸方向移動によつて行わ
れる手動変速機において、 前記変速ギヤの前記同期装置が設けられた側と
は反対側に、該変速ギヤから一体に前記支軸と同
心状のコーン部分を形成すると共に、該コーン部
分の全周に圧接可能な押圧部材を該コーン部分に
対しシフト方向に対向して設け、該押圧部材を前
記支軸に軸方向移動可能かつ回転方向に一体的に
係止して装着する一方、該押圧部材に前記コーン
部分の対向側とは反対側に押圧面を形成すると共
に、前記ストライキングロツドに該押圧面に当接
される押圧片を設けたことを特徴とする手動変速
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5895183U JPS59164835U (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 手動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5895183U JPS59164835U (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 手動変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59164835U JPS59164835U (ja) | 1984-11-05 |
| JPH025129Y2 true JPH025129Y2 (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=30189213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5895183U Granted JPS59164835U (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 手動変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59164835U (ja) |
-
1983
- 1983-04-20 JP JP5895183U patent/JPS59164835U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59164835U (ja) | 1984-11-05 |
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