JPH0251394B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0251394B2 JPH0251394B2 JP60286354A JP28635485A JPH0251394B2 JP H0251394 B2 JPH0251394 B2 JP H0251394B2 JP 60286354 A JP60286354 A JP 60286354A JP 28635485 A JP28635485 A JP 28635485A JP H0251394 B2 JPH0251394 B2 JP H0251394B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wax
- transfer
- thermal transfer
- ink
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
本発明は繰り返し転写可能な熱転写インクシー
トを用いた熱転写記録装置やフアクシミリ等によ
つて比較的粗い紙面を有する記録紙にも、繰り返
し転写記録の機能を損なうことなく良好な印字記
録を得るために、該繰り返し転写可能な熱転写イ
ンクシートの熱溶融性インク層を構成する低融点
ワツクス材に、ウレタン結合を有するワツクス状
化合物とカルナバワツクス等のエステルワツクス
を用いることにより、転写後の熱転写インクシー
トのインク層に、記録紙に残像の形の汚れを転写
させる原因となる粗面パターンが形成され難く、
従来よりも粗い紙面を有する記録紙に高濃度で、
かつ均質な転写記録像を再現性良く得られるよう
にしたものである。
トを用いた熱転写記録装置やフアクシミリ等によ
つて比較的粗い紙面を有する記録紙にも、繰り返
し転写記録の機能を損なうことなく良好な印字記
録を得るために、該繰り返し転写可能な熱転写イ
ンクシートの熱溶融性インク層を構成する低融点
ワツクス材に、ウレタン結合を有するワツクス状
化合物とカルナバワツクス等のエステルワツクス
を用いることにより、転写後の熱転写インクシー
トのインク層に、記録紙に残像の形の汚れを転写
させる原因となる粗面パターンが形成され難く、
従来よりも粗い紙面を有する記録紙に高濃度で、
かつ均質な転写記録像を再現性良く得られるよう
にしたものである。
本発明は熱転写記録装置、或いはフアクシミリ
等に適用される繰り返し転写可能な熱転写インク
シートの改良に係り、特に比較的紙面の粗い記録
紙にも高濃度で、かつ残像汚れのない均質な転写
筋録像が得られる熱溶融性インク層の構成に関す
るものである。
等に適用される繰り返し転写可能な熱転写インク
シートの改良に係り、特に比較的紙面の粗い記録
紙にも高濃度で、かつ残像汚れのない均質な転写
筋録像が得られる熱溶融性インク層の構成に関す
るものである。
サーマルプリンタやフアクシミリの記録方式の
一つに熱転写記録方式がある。これはプラテン等
にガイドされた普通紙、例えば通常用いられてい
る上質紙等の記録紙上に、熱溶融性インク層を設
けた構成の熱転写インクシートを介してサーマル
ヘツドを押圧し、この状態のサーマルヘツドの複
数の発熱部を印字情報に基づいて選択的に発熱さ
せ、熱溶融性インクを記録紙に転写して記録を行
うものである。
一つに熱転写記録方式がある。これはプラテン等
にガイドされた普通紙、例えば通常用いられてい
る上質紙等の記録紙上に、熱溶融性インク層を設
けた構成の熱転写インクシートを介してサーマル
ヘツドを押圧し、この状態のサーマルヘツドの複
数の発熱部を印字情報に基づいて選択的に発熱さ
せ、熱溶融性インクを記録紙に転写して記録を行
うものである。
上記した熱転写インクシートは、一般的には一
回の転写記録で記録に供したインク層部分が抜け
て、多数回の使用ができないワンタイムタイプの
熱転写インクシートが広く用いられているが、記
録コストが高く、記録後の不要となつた熱転写イ
ンクシートの処分も問題となることから、近来、
多数回繰り返して使用可能な熱転写インクシート
が開発され、種々の構成のものが提案されてい
る。
回の転写記録で記録に供したインク層部分が抜け
て、多数回の使用ができないワンタイムタイプの
熱転写インクシートが広く用いられているが、記
録コストが高く、記録後の不要となつた熱転写イ
ンクシートの処分も問題となることから、近来、
多数回繰り返して使用可能な熱転写インクシート
が開発され、種々の構成のものが提案されてい
る。
このような熱転写記録方式では、記録紙に普通
紙を使用できる利点を有するとは云うものの、良
好な印字記録を得るためには、平滑性の良い紙面
を有する上質の普通紙を選ぶ必要がある。このよ
うなことから、紙面が多少粗い普通紙にも良好な
印字記録を行うことが可能な熱転写インクシー
ト、特に繰り返し転写可能な熱転写インクシー
ト、同インクリボン等が要求されている。
紙を使用できる利点を有するとは云うものの、良
好な印字記録を得るためには、平滑性の良い紙面
を有する上質の普通紙を選ぶ必要がある。このよ
うなことから、紙面が多少粗い普通紙にも良好な
印字記録を行うことが可能な熱転写インクシー
ト、特に繰り返し転写可能な熱転写インクシー
ト、同インクリボン等が要求されている。
従来の繰り返し転写可能な熱転写インクシート
は第3図に示すように、例えばポリエステルフイ
ルム等からなる基材1上にポリエステル樹脂など
からなる中間接着層2を介して、着色剤としてカ
ヤセツトブラツク(日本化薬製)からなる染料
と、低融点ワツクス材として脂肪酸アミドワツク
ス(日本油脂社製)及びパラフインワツクスとを
混合し、更に充填材として凝集性に優れたカーボ
ンブラツクからなる微粉末の適量を混合溶融・分
散させた熱溶融性インク層3等を設けた構造から
なつている。
は第3図に示すように、例えばポリエステルフイ
ルム等からなる基材1上にポリエステル樹脂など
からなる中間接着層2を介して、着色剤としてカ
ヤセツトブラツク(日本化薬製)からなる染料
と、低融点ワツクス材として脂肪酸アミドワツク
ス(日本油脂社製)及びパラフインワツクスとを
混合し、更に充填材として凝集性に優れたカーボ
ンブラツクからなる微粉末の適量を混合溶融・分
散させた熱溶融性インク層3等を設けた構造から
なつている。
なお、上記カーボンブラツクからなる微粉末は
この場合、黒色顔料として用いるものではなく、
この微粉末の混合・分散により前記基材1上の着
色剤と低融点ワツクス材からなるインク組成物質
が多孔質なスポンジ状構造体に形成され、熱によ
つて粘土の低下したインク組成物を、分散した前
記微粉末間より僅かづつインク層3表面に滲出さ
せる媒体の役割を果たしている。
この場合、黒色顔料として用いるものではなく、
この微粉末の混合・分散により前記基材1上の着
色剤と低融点ワツクス材からなるインク組成物質
が多孔質なスポンジ状構造体に形成され、熱によ
つて粘土の低下したインク組成物を、分散した前
記微粉末間より僅かづつインク層3表面に滲出さ
せる媒体の役割を果たしている。
そして上記熱転写インクシートのインク層3表
面を記録紙上に重ね合わせた状態で、その基材1
面にサーマルヘツドを押圧し、該サーマルヘツド
の複数の発熱部を印字情報に基づいて選択的に発
熱させることにより、インク層3内のインク組成
物質が選択的に加熱溶融されて、該インク層3表
面に適量滲出し、この滲出したインク組成物質の
みが記録紙に転写され、繰り返し再現性良く転写
記録を行うことを可能としている。
面を記録紙上に重ね合わせた状態で、その基材1
面にサーマルヘツドを押圧し、該サーマルヘツド
の複数の発熱部を印字情報に基づいて選択的に発
熱させることにより、インク層3内のインク組成
物質が選択的に加熱溶融されて、該インク層3表
面に適量滲出し、この滲出したインク組成物質の
みが記録紙に転写され、繰り返し再現性良く転写
記録を行うことを可能としている。
ところで、一般に熱転写インクシートを用いた
熱転写記録においては、記録紙として普通紙を用
いることが出来る便利さがあるが、実際には紙面
の粗い普通紙を用いると転写時の熱転写インクシ
ートのインク組成物の接着性が劣ることに起因し
て転写濃度が低く、かつ均質な転写記録像を得る
ことが難しい。また転写後の熱溶融性インク層3
表面の被覆形成能(転写残像跡の面が直ちに平滑
面化する)が悪いため、該インク層3表面に生じ
る転写残像状の粗面パターンにより記録紙への転
写汚れや地汚れが発生し、印字品質が低下する問
題がある。従つて、良好な印字記録を得るために
は、平滑性の良い紙面を有する上質な普通紙を選
ぶ必要がある。況んや、上記したような従来の繰
り返し転写可能な熱転写インクシートを用いた熱
転写記録においては、紙面の粗い普通紙に、繰り
返し転写記録を行う機能を損なうことなく良好な
印字記録を得ることは極めて困難なる欠点があつ
た。
熱転写記録においては、記録紙として普通紙を用
いることが出来る便利さがあるが、実際には紙面
の粗い普通紙を用いると転写時の熱転写インクシ
ートのインク組成物の接着性が劣ることに起因し
て転写濃度が低く、かつ均質な転写記録像を得る
ことが難しい。また転写後の熱溶融性インク層3
表面の被覆形成能(転写残像跡の面が直ちに平滑
面化する)が悪いため、該インク層3表面に生じ
る転写残像状の粗面パターンにより記録紙への転
写汚れや地汚れが発生し、印字品質が低下する問
題がある。従つて、良好な印字記録を得るために
は、平滑性の良い紙面を有する上質な普通紙を選
ぶ必要がある。況んや、上記したような従来の繰
り返し転写可能な熱転写インクシートを用いた熱
転写記録においては、紙面の粗い普通紙に、繰り
返し転写記録を行う機能を損なうことなく良好な
印字記録を得ることは極めて困難なる欠点があつ
た。
一方、印字の滲みをなくすために、該インク層
のバインダとして分子内に−NHCO−なる原子
団を有する化合物であるウレタンワツクスを用い
た感熱転写シートが特開昭58−199195号公報によ
り既に提案されている。
のバインダとして分子内に−NHCO−なる原子
団を有する化合物であるウレタンワツクスを用い
た感熱転写シートが特開昭58−199195号公報によ
り既に提案されている。
しかし、このようなインク層のバインダにウレ
タンワツクスのみを用いた感熱転写シートにより
紙面が比較的粗い記録紙に転写記録を行つた場
合、そのインク組成物は被膜形成能に優れ、常温
での硬度が高く粘着性が低いので、転写後のイン
ク層表面による記録紙への転写汚れがなく、また
そのインク層表面に例え転写残像状の粗面が生じ
ても記録紙への転写汚れが生じ難いが、一方、転
写記録時の溶融粘度が高すぎるために、均質な転
写が得られないので転写濃度が低くなり記録品質
が低下するという欠点があつた。
タンワツクスのみを用いた感熱転写シートにより
紙面が比較的粗い記録紙に転写記録を行つた場
合、そのインク組成物は被膜形成能に優れ、常温
での硬度が高く粘着性が低いので、転写後のイン
ク層表面による記録紙への転写汚れがなく、また
そのインク層表面に例え転写残像状の粗面が生じ
ても記録紙への転写汚れが生じ難いが、一方、転
写記録時の溶融粘度が高すぎるために、均質な転
写が得られないので転写濃度が低くなり記録品質
が低下するという欠点があつた。
本発明はこのような従来の欠点に鑑み、紙面が
多少粗い普通紙にも良好な転写記録を行うことが
可能な繰り返し転写可能な熱転写インクシートを
提供することを目的とするものである。
多少粗い普通紙にも良好な転写記録を行うことが
可能な繰り返し転写可能な熱転写インクシートを
提供することを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するため、第1図に示
すようにポリエステルフイルムからなる基材21
上に、ポリエステル樹脂とポリアミド樹脂とから
なる中間接着層22を介して、着色剤としてカヤ
セツトブラツクからなる染料の1重量部、低融点
ワツクス材としてウレタン結合を有する粘着性の
良い皮膜形成能が優れたウレタンワツクスの2重
量部とカルナバワツクスなどからなるエステルワ
ツクスの0.1〜1重量部及びパラフインワツクス
の1重量部とを混合し、更に充填材として凝集性
に優れたカーボンブラツクからなる微粉末の0.5
重量部とをアセトン等の溶剤と混合・分散させた
熱溶融性インク層23を設けた構成の繰り返し転
写可能な熱転写インクシートとする。
すようにポリエステルフイルムからなる基材21
上に、ポリエステル樹脂とポリアミド樹脂とから
なる中間接着層22を介して、着色剤としてカヤ
セツトブラツクからなる染料の1重量部、低融点
ワツクス材としてウレタン結合を有する粘着性の
良い皮膜形成能が優れたウレタンワツクスの2重
量部とカルナバワツクスなどからなるエステルワ
ツクスの0.1〜1重量部及びパラフインワツクス
の1重量部とを混合し、更に充填材として凝集性
に優れたカーボンブラツクからなる微粉末の0.5
重量部とをアセトン等の溶剤と混合・分散させた
熱溶融性インク層23を設けた構成の繰り返し転
写可能な熱転写インクシートとする。
本発明の熱転写インクシートとしては、紙面の
粗い記録紙に繰り返し転写記録を行う場合、均質
な転写のためには、着色剤を含む低融点ワツクス
材が良好な粘着性で、また溶融状態の前記低融点
ワツクス材が、充填材の〓間から熱溶融性インク
層の表面に効率良く滲み出させるためには低溶融
粘度であり、更に転写後の熱溶融性インク層の表
面の粗面化をなくするためには、前記低融点ワツ
クス材に優れた被膜形成能が要求される。
粗い記録紙に繰り返し転写記録を行う場合、均質
な転写のためには、着色剤を含む低融点ワツクス
材が良好な粘着性で、また溶融状態の前記低融点
ワツクス材が、充填材の〓間から熱溶融性インク
層の表面に効率良く滲み出させるためには低溶融
粘度であり、更に転写後の熱溶融性インク層の表
面の粗面化をなくするためには、前記低融点ワツ
クス材に優れた被膜形成能が要求される。
そこで本発明では、天然ワツクスや合成ワツク
スと同様な熱溶融性を有し、粘着性が良好で固化
時の被膜形成能に優れた分子内にウレタン結合の
−NHCO−なる原子団を有するワツクス状化合
物、即ちイソシアネート化合物とアルコール類、
アミン類、チオール類、カルボン酸類の内の何れ
か一種との反応生成物で、特に分子量が100〜
1000のウレタンワツクスと、エステルワツクスの
一種であるセロチン酸エステルを主成分とするカ
ルナバワツクスとを適当な重量比で混合すること
により、該混合ワツクス材を溶融した際の融点が
共融点効果により低下し、かつ溶融粘度も低くな
る現象を見出しこの現象に着目して、上記混合ワ
ツクス材を、繰り返し転写可能な熱転写インクシ
ートにおける熱溶融インク層を着色剤及び充填材
と共に構成する低融点ワツクス材として適用して
いるため、紙面の粗い記録紙に対する繰り返し転
写記録時に、熱溶融インク層の転写跡の表面が粗
面になつても、溶融低粘度化と皮膜形成能により
直ちに平滑な面に修復され、従来の如き残像状の
粗面による記録紙への転写汚れがなく、該記録紙
の凹凸紙面の凸部は勿論のこと、凹部にも熱溶融
性インクが均等に転写される。
スと同様な熱溶融性を有し、粘着性が良好で固化
時の被膜形成能に優れた分子内にウレタン結合の
−NHCO−なる原子団を有するワツクス状化合
物、即ちイソシアネート化合物とアルコール類、
アミン類、チオール類、カルボン酸類の内の何れ
か一種との反応生成物で、特に分子量が100〜
1000のウレタンワツクスと、エステルワツクスの
一種であるセロチン酸エステルを主成分とするカ
ルナバワツクスとを適当な重量比で混合すること
により、該混合ワツクス材を溶融した際の融点が
共融点効果により低下し、かつ溶融粘度も低くな
る現象を見出しこの現象に着目して、上記混合ワ
ツクス材を、繰り返し転写可能な熱転写インクシ
ートにおける熱溶融インク層を着色剤及び充填材
と共に構成する低融点ワツクス材として適用して
いるため、紙面の粗い記録紙に対する繰り返し転
写記録時に、熱溶融インク層の転写跡の表面が粗
面になつても、溶融低粘度化と皮膜形成能により
直ちに平滑な面に修復され、従来の如き残像状の
粗面による記録紙への転写汚れがなく、該記録紙
の凹凸紙面の凸部は勿論のこと、凹部にも熱溶融
性インクが均等に転写される。
従つて、例えば上記熱転写インクシートと同様
な構成の熱転写インクリボンをシリアル熱転写プ
リンタに装着し、従来の上質紙よりも紙面の粗い
普通紙からなる記録紙上に当該熱転写インクリボ
ンを介してサーマルヘツドを押圧した状態で、操
り返し転写記録を行うことにより良好な転写濃度
で、かつ均質な転写記録像を再現性良く得ること
が可能となる。
な構成の熱転写インクリボンをシリアル熱転写プ
リンタに装着し、従来の上質紙よりも紙面の粗い
普通紙からなる記録紙上に当該熱転写インクリボ
ンを介してサーマルヘツドを押圧した状態で、操
り返し転写記録を行うことにより良好な転写濃度
で、かつ均質な転写記録像を再現性良く得ること
が可能となる。
以下図面を用いて本発明の実施例について詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明に係る繰り返し転写可能な熱転
写インクシートの一実施例を説明するための要部
断面図である。
写インクシートの一実施例を説明するための要部
断面図である。
図において、21は厚さが6μmのポリエステ
ルフイルムからなる基材であり、該基材21上
に、ポリエステル樹脂とポリアミド樹脂とからな
る中間接着層22を3μmの厚さに設ける。
ルフイルムからなる基材であり、該基材21上
に、ポリエステル樹脂とポリアミド樹脂とからな
る中間接着層22を3μmの厚さに設ける。
またその中間接着層22上に、例えば着色剤と
してカヤセツトブラツクKR(日本化薬社製)か
らなる染料の1重量部と、低融点ワツクス材とし
てヘキサメチレンジイソシアネートとエチルアル
コールととの反応生成物で分子内にウレタン結合
の−NHCO−なる原子団を有するワツクス状化
合物である、アルフローDH−20(日本油脂社製)
からなる粘着性が良好で皮膜形成能の優れたウレ
タンワツクスの2重量部と、エステルワツクスの
一種であるセロチン酸エステルを主成分とするカ
ルナバ1号(日興フアインプロダクト社製)から
なるカルナバワツクスの0.1〜1.0重量部及びパラ
フインワツクス(SP0145、日本精蝋社製)の1.0
重量部と、更に充填材として凝集性に優れたトー
カブラツク#7550(東海カーボン社製)からなる
微粉末のカーボンブラツクの0.5重量部とをアセ
トンなどの溶剤と混合・分散させた熱溶融性イン
ク層23を10μmの厚さに設けた構成の繰り返し
転写可能な熱転写インクシートとする。
してカヤセツトブラツクKR(日本化薬社製)か
らなる染料の1重量部と、低融点ワツクス材とし
てヘキサメチレンジイソシアネートとエチルアル
コールととの反応生成物で分子内にウレタン結合
の−NHCO−なる原子団を有するワツクス状化
合物である、アルフローDH−20(日本油脂社製)
からなる粘着性が良好で皮膜形成能の優れたウレ
タンワツクスの2重量部と、エステルワツクスの
一種であるセロチン酸エステルを主成分とするカ
ルナバ1号(日興フアインプロダクト社製)から
なるカルナバワツクスの0.1〜1.0重量部及びパラ
フインワツクス(SP0145、日本精蝋社製)の1.0
重量部と、更に充填材として凝集性に優れたトー
カブラツク#7550(東海カーボン社製)からなる
微粉末のカーボンブラツクの0.5重量部とをアセ
トンなどの溶剤と混合・分散させた熱溶融性イン
ク層23を10μmの厚さに設けた構成の繰り返し
転写可能な熱転写インクシートとする。
しかして、かかる熱転写インクシートをリボン
状にして、シリアル熱転写プリンタに配設した従
来の上質紙よりも紙面の比較的粗い記録紙、例え
ば紀州製紙社製のタイプPA4からなるゼロツクス
用紙上に装着し、当該熱転写インクリボン上にサ
ーマルヘツドを押圧した状態で、印字エネルギー
を30mJ/mm2、印字パルス幅を1msとして繰り
返し転写記録を行つた結果、該熱転写インクリボ
ンのインク層23を構成する低融点ワツクス材が
ウレタンワツクスとエステルワツクスとの混合に
より溶融粘度の低下するので、カーボンブラツク
からなる充填材の〓間から前記インク層23の表
面に効率良く滲み出し、かつ粘着性及び皮膜形成
能が向上するので良好な転写濃度で、また転写残
像汚れのない均質な転写記録像を再現性よく繰り
返し転写することができた。
状にして、シリアル熱転写プリンタに配設した従
来の上質紙よりも紙面の比較的粗い記録紙、例え
ば紀州製紙社製のタイプPA4からなるゼロツクス
用紙上に装着し、当該熱転写インクリボン上にサ
ーマルヘツドを押圧した状態で、印字エネルギー
を30mJ/mm2、印字パルス幅を1msとして繰り
返し転写記録を行つた結果、該熱転写インクリボ
ンのインク層23を構成する低融点ワツクス材が
ウレタンワツクスとエステルワツクスとの混合に
より溶融粘度の低下するので、カーボンブラツク
からなる充填材の〓間から前記インク層23の表
面に効率良く滲み出し、かつ粘着性及び皮膜形成
能が向上するので良好な転写濃度で、また転写残
像汚れのない均質な転写記録像を再現性よく繰り
返し転写することができた。
なお、第2図は上記紀州製紙社製のタイプPA4
からなるゼロツクス用紙上に、前記実施例による
熱転写インクリボンのインク層を構成する低融点
ワツクス材中のウレタンワツクスに対するカルナ
バワツクスの配合重量比を0〜0.6に変化して転
写した場合の転写濃度(Optical Density)との
関係を示す。
からなるゼロツクス用紙上に、前記実施例による
熱転写インクリボンのインク層を構成する低融点
ワツクス材中のウレタンワツクスに対するカルナ
バワツクスの配合重量比を0〜0.6に変化して転
写した場合の転写濃度(Optical Density)との
関係を示す。
尚、前記ゼロツクス用紙(紀州製紙製のタイプ
PA4)の表面粗さは、十点平均粗さ(Rz)が19μ
mであり、一般的に用いられている紙面粗さRz
が10μm以下の記録紙に比べて比較的、紙面の粗
い記録紙である。
PA4)の表面粗さは、十点平均粗さ(Rz)が19μ
mであり、一般的に用いられている紙面粗さRz
が10μm以下の記録紙に比べて比較的、紙面の粗
い記録紙である。
第2図によつて明らかなように、熱溶融インク
層を着色剤及び充填材と共に構成する低融点ワツ
クス材にカルナバワツクスを添加しない場合に
は、ウレタンワツクスの粘着は良いが、溶融粘度
が高すぎて転写が均質に行われないので転写濃度
が低くなり、しかも本来の被膜形成能が発揮され
ないので該インク層表面に転写残像状の粗面が生
じて転写汚れが発生し、転写記録の品質が悪くな
る。またウレタンワツクスに対するカルナバワツ
クスの配合重量比を0.1〜0.5と変化させて行くと
ウレタンワツクスの粘着性が適正化されて転写濃
度も増加し、しかも転写記録に転写残像汚れがな
く均質性の良好な鮮明な転写記録像が得られる。
更にカルナバワツクスの添加量が増加すると溶融
粘度が高くなり、記録紙に対する接着性が低下す
るので転写濃度は逆に低下し、上記配合重量比が
0.6及びこれ以上になると転写記録像の均質性も
悪くなることが確認できた。
層を着色剤及び充填材と共に構成する低融点ワツ
クス材にカルナバワツクスを添加しない場合に
は、ウレタンワツクスの粘着は良いが、溶融粘度
が高すぎて転写が均質に行われないので転写濃度
が低くなり、しかも本来の被膜形成能が発揮され
ないので該インク層表面に転写残像状の粗面が生
じて転写汚れが発生し、転写記録の品質が悪くな
る。またウレタンワツクスに対するカルナバワツ
クスの配合重量比を0.1〜0.5と変化させて行くと
ウレタンワツクスの粘着性が適正化されて転写濃
度も増加し、しかも転写記録に転写残像汚れがな
く均質性の良好な鮮明な転写記録像が得られる。
更にカルナバワツクスの添加量が増加すると溶融
粘度が高くなり、記録紙に対する接着性が低下す
るので転写濃度は逆に低下し、上記配合重量比が
0.6及びこれ以上になると転写記録像の均質性も
悪くなることが確認できた。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る
繰り返し転写可能な熱転写インクシートによれ
ば、該熱転写インクリボンのインク層を構成する
低融点ワツクス材中の粘着性の良いウレタンワツ
クスに対してエステルワツクスを適量混合した構
成とすることにより、従来よりも粗い紙面を有す
る記録紙に高濃度で、かつ転写残像汚れのない均
質な転写記録像を、再現性良く得ることができる
優れた利点を有する。
繰り返し転写可能な熱転写インクシートによれ
ば、該熱転写インクリボンのインク層を構成する
低融点ワツクス材中の粘着性の良いウレタンワツ
クスに対してエステルワツクスを適量混合した構
成とすることにより、従来よりも粗い紙面を有す
る記録紙に高濃度で、かつ転写残像汚れのない均
質な転写記録像を、再現性良く得ることができる
優れた利点を有する。
従つて、本発明の繰り返し転写可能な熱転写イ
ンクシートをサーマルプリンタ、或いはフアクシ
ミリ等に適用することにより、記録紙の適用選択
範囲が広くなり、実用上の効果は頗る大きい。
ンクシートをサーマルプリンタ、或いはフアクシ
ミリ等に適用することにより、記録紙の適用選択
範囲が広くなり、実用上の効果は頗る大きい。
第1図は本発明に係る熱転写インクシートの一
実施例を説明するための要部断面図。第2図は熱
溶融性インク層を構成する低融点ワツクス材中の
ウレタンワツクスに対するカルナバワツクスの配
合重量比と転写濃度との関係を示す図。第3図は
従来の熱転写インクシートを説明するための要部
断面図である。第1図において、 21は基材、22は中間接着層、23は熱溶融
性インク層をそれぞれ示す。
実施例を説明するための要部断面図。第2図は熱
溶融性インク層を構成する低融点ワツクス材中の
ウレタンワツクスに対するカルナバワツクスの配
合重量比と転写濃度との関係を示す図。第3図は
従来の熱転写インクシートを説明するための要部
断面図である。第1図において、 21は基材、22は中間接着層、23は熱溶融
性インク層をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基材21上に中間接着層22を介して着色剤
と低融点ワツクス材及び充填材とからなる熱溶融
性インク層23を設けて成る繰り返し転写可能な
熱転写インクシートにおいて、 上記熱溶融性インク層23を構成する低融点ワ
ツクス材が、少なくともウレタン結合を有するワ
ツクス状化合物とエステルワツクスとからなるこ
とを特徴とする熱転写インクシート。 2 上記ウレタン結合を有するワツクス状化合物
に対するエステルワツクスの混合比が5〜45重量
%であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載した熱転写インクシート。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60286354A JPS62142690A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 熱転写インクシ−ト |
| KR1019860010641A KR920001485B1 (ko) | 1985-12-18 | 1986-12-12 | 열전사 기록에 반복 사용하는 잉크 시트(ink sheet) |
| DE8686117680T DE3685754T2 (de) | 1985-12-18 | 1986-12-18 | Wiederverwendbare farbstoff enthaltende schicht fuer thermouebertragungsdruck. |
| EP86117680A EP0260347B1 (en) | 1985-12-18 | 1986-12-18 | Ink sheet repeatedly usable in thermal recording |
| US07/952,193 US5227246A (en) | 1985-12-18 | 1992-09-28 | Ink sheet usable in thermal recording |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60286354A JPS62142690A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 熱転写インクシ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62142690A JPS62142690A (ja) | 1987-06-26 |
| JPH0251394B2 true JPH0251394B2 (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=17703290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60286354A Granted JPS62142690A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 熱転写インクシ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62142690A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5227246A (en) * | 1985-12-18 | 1993-07-13 | Fujitsu Limited | Ink sheet usable in thermal recording |
| JPS6447588A (en) * | 1987-08-18 | 1989-02-22 | Mitsubishi Chem Ind | Thermal transfer recording medium |
| JPH01118484A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Mitsubishi Kasei Corp | 感熱転写記録媒体 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58199195A (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱転写シ−ト |
| JPS60212393A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-24 | Fujitsu Ltd | 熱転写記録用インクシ−ト |
| JPS60234888A (ja) * | 1984-05-09 | 1985-11-21 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP60286354A patent/JPS62142690A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62142690A (ja) | 1987-06-26 |
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