JPH0251920B2 - - Google Patents
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- JPH0251920B2 JPH0251920B2 JP57002886A JP288682A JPH0251920B2 JP H0251920 B2 JPH0251920 B2 JP H0251920B2 JP 57002886 A JP57002886 A JP 57002886A JP 288682 A JP288682 A JP 288682A JP H0251920 B2 JPH0251920 B2 JP H0251920B2
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- aldehyde
- sulfate
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/06—Dipeptides
- C07K5/06008—Dipeptides with the first amino acid being neutral
- C07K5/06078—Dipeptides with the first amino acid being neutral and aromatic or cycloaliphatic
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P7/00—Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
- A61P7/02—Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
本発明は、水溶液中における安定性が高いD−
フエニルアラニル−L−プロリル−L−アルギニ
ンアルデヒド硫酸塩ならびにその製造方法に関す
る。 ヘパリン、関連構造を有するポリアニオン類
(ヘパリノイド)及びクマリン誘導体が現在、主
として抗凝固療法に適用されていることは知られ
ている。これらの薬剤の共通の特徴は、蛋白質分
解反応、血液凝固の惹起の直接的抑制を引き起こ
し得ないことである。ヘパリンは触媒として血漿
阻子因子の1つ、アンチトロンビンの、凝固プ
ロセスの酵素に対する抑制作用、主としてトロン
ビン形成プロセスの酵素に対する抑制作用を促進
するのに対し、クマリン誘導体はγ−カルボキシ
−グルタミン酸(Gla)部分を含む蛋白質の生合
成を抑制する。血液凝固プロセスに関与するこの
タイプの蛋白質は4つあり、それらの1つがプロ
トロンピンである。Gla残基を含まないか、また
は正常よりも少ない数のGla残基を含む血液凝固
因子は不活性であり、凝固プロセスに関与しな
い。しかしながら、この抑制はGla含有蛋白質の
全範囲の合成を網羅し、すなわち、凝固プロセス
の天然の阻止因子の1つである蛋白質C(または
因子XIV)もまたクマリン誘導体の存在下で不
活性な形で合成され、これはかなり不利なことで
あることに注意すべきである。さらに特徴的なこ
とは、クマリン誘導体が経口投与によつてのみ適
用し得るのに対し、ヘパリンは経口投与ではほと
んど不活性であるので主として静脈内注入によつ
て投与されることである。従つて、ヘパリンの作
用は短期間に急速に示され得るのに対し、合成阻
止因子であるクマリン誘導体の作用は24〜46時間
後に初めて示される。 さらに、抗凝固活性を示すトリペプチドアルデ
ヒドがあることも知られているが、これらは前記
薬剤とは逆に、トロンビンと直接反応して、アン
チトロンビンの不存在下でさえ、その蛋白質分
解反応を抑制する。ハンガリー国特許第169870号
に記載されたD−フエニルアラニル−L−プロリ
ル−L−アルギニンアルデヒド酢酸塩及びベルギ
ー国特許第880844号に記載されたD−フエニルア
ラニル−L−プロリル−NG−カルボキシ−L−
アルギニンアルデヒドは共に強力なトロンビン阻
止因子である。 前記合成アルギニン−ペプチドアルデヒド塩の
アンチトロンビン力価、特に遊離末端アミノ基を
有する化合物、すなわちD−フエニルアラニル−
L−プロリル−L−アルギニンアルデヒド酢酸塩
及び塩酸塩のアンチトロンビン力価は変化し、水
溶液中に放置すると急速に低下するため、治療に
用いることができない。遊離トリペプチドアルデ
ヒドのNG−カルボキシ誘導体、すなわち、D−
フエニルアラニル−L−プロリル−NG−カルボ
キシ−L−アルギニンアルデヒドは緩衝剤水溶液
中で20〜24時間は活性を持続するが、数日後には
既にかなりの力価減少が見られ、固体の形態でも
数ケ月後にはもとの活性を失う。 本発明は、これまで知られているものとは異な
り、水溶液においても安定なD−フエニルアラニ
ル−L−プロリル−L−アルギニンアルデヒドの
新規な塩及びその製造方法に関する。 D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒドの種々の塩の安定性が水溶
液、すなわち、等張塩溶液中で著しく変化するこ
とが判明した。本発明者らの試験においては、ペ
プチドは10mg/mlの濃度で溶解せしめ、5℃を貯
蔵し、そして、付随しておこるアンチトロンビン
活性の変化を180日間記録した。以下の成分を含
む系中で力価を検定した:0.9%塩化ナトリウム
溶液中の0.5%ウシフイブリノーゲン0.2ml;ペプ
チド溶液を含むトリス(ヒドロキシメチル)−ア
ミノ−メタンヒドロクロリド−塩酸緩衝液(PH
7.2)0.1ml:及び、米国規格ヒトトロンビン(US
Standard Human Thrombin)〔NIH、ベテス
ダ、メリランド、米国〕の10単位/ml溶液0.1ml。
ペプチドを含まない系のトロンビン時間は、「シ
ユナイザー−グロス凝固計(Schnither−Gross
Coagulometer)」で測定して15秒である。 トリペプチドアルデヒド溶液の活性は、反応混
合物が3.5×10-7Mの最終濃度(トリペプチドア
ルデヒドスルフエート0.175μg/mlの場合)にお
いて5倍の相対トロンビン時間を惹起した時に任
意に100とした。 試験データを第表に要約する。等張塩溶液中
の対応する塩酸塩の活性が5日後に減少し始め、
そして酢酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩及びp−ト
ルエンスルホン酸塩の活性が既に数日後に減少し
始める(関連した性質を有する遊離トリペプチド
アルデヒドのNG−カルボキシ誘導体と同様)の
に対し、D−フエニルアラニル−L−プロリル−
L−アルギニンアルデヒド硫酸塩は90日間アンチ
トロンビン活性を持続する。持続性安定性試験に
おいては、D−フエニルアラニル−L−プロリル
−L−アルギニンアルデヒド硫酸塩は水性媒体中
で180日後でも安定であることが判つた。これは
同様に固体の形態では6ケ月間活性を失うことが
なかつた。
フエニルアラニル−L−プロリル−L−アルギニ
ンアルデヒド硫酸塩ならびにその製造方法に関す
る。 ヘパリン、関連構造を有するポリアニオン類
(ヘパリノイド)及びクマリン誘導体が現在、主
として抗凝固療法に適用されていることは知られ
ている。これらの薬剤の共通の特徴は、蛋白質分
解反応、血液凝固の惹起の直接的抑制を引き起こ
し得ないことである。ヘパリンは触媒として血漿
阻子因子の1つ、アンチトロンビンの、凝固プ
ロセスの酵素に対する抑制作用、主としてトロン
ビン形成プロセスの酵素に対する抑制作用を促進
するのに対し、クマリン誘導体はγ−カルボキシ
−グルタミン酸(Gla)部分を含む蛋白質の生合
成を抑制する。血液凝固プロセスに関与するこの
タイプの蛋白質は4つあり、それらの1つがプロ
トロンピンである。Gla残基を含まないか、また
は正常よりも少ない数のGla残基を含む血液凝固
因子は不活性であり、凝固プロセスに関与しな
い。しかしながら、この抑制はGla含有蛋白質の
全範囲の合成を網羅し、すなわち、凝固プロセス
の天然の阻止因子の1つである蛋白質C(または
因子XIV)もまたクマリン誘導体の存在下で不
活性な形で合成され、これはかなり不利なことで
あることに注意すべきである。さらに特徴的なこ
とは、クマリン誘導体が経口投与によつてのみ適
用し得るのに対し、ヘパリンは経口投与ではほと
んど不活性であるので主として静脈内注入によつ
て投与されることである。従つて、ヘパリンの作
用は短期間に急速に示され得るのに対し、合成阻
止因子であるクマリン誘導体の作用は24〜46時間
後に初めて示される。 さらに、抗凝固活性を示すトリペプチドアルデ
ヒドがあることも知られているが、これらは前記
薬剤とは逆に、トロンビンと直接反応して、アン
チトロンビンの不存在下でさえ、その蛋白質分
解反応を抑制する。ハンガリー国特許第169870号
に記載されたD−フエニルアラニル−L−プロリ
ル−L−アルギニンアルデヒド酢酸塩及びベルギ
ー国特許第880844号に記載されたD−フエニルア
ラニル−L−プロリル−NG−カルボキシ−L−
アルギニンアルデヒドは共に強力なトロンビン阻
止因子である。 前記合成アルギニン−ペプチドアルデヒド塩の
アンチトロンビン力価、特に遊離末端アミノ基を
有する化合物、すなわちD−フエニルアラニル−
L−プロリル−L−アルギニンアルデヒド酢酸塩
及び塩酸塩のアンチトロンビン力価は変化し、水
溶液中に放置すると急速に低下するため、治療に
用いることができない。遊離トリペプチドアルデ
ヒドのNG−カルボキシ誘導体、すなわち、D−
フエニルアラニル−L−プロリル−NG−カルボ
キシ−L−アルギニンアルデヒドは緩衝剤水溶液
中で20〜24時間は活性を持続するが、数日後には
既にかなりの力価減少が見られ、固体の形態でも
数ケ月後にはもとの活性を失う。 本発明は、これまで知られているものとは異な
り、水溶液においても安定なD−フエニルアラニ
ル−L−プロリル−L−アルギニンアルデヒドの
新規な塩及びその製造方法に関する。 D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒドの種々の塩の安定性が水溶
液、すなわち、等張塩溶液中で著しく変化するこ
とが判明した。本発明者らの試験においては、ペ
プチドは10mg/mlの濃度で溶解せしめ、5℃を貯
蔵し、そして、付随しておこるアンチトロンビン
活性の変化を180日間記録した。以下の成分を含
む系中で力価を検定した:0.9%塩化ナトリウム
溶液中の0.5%ウシフイブリノーゲン0.2ml;ペプ
チド溶液を含むトリス(ヒドロキシメチル)−ア
ミノ−メタンヒドロクロリド−塩酸緩衝液(PH
7.2)0.1ml:及び、米国規格ヒトトロンビン(US
Standard Human Thrombin)〔NIH、ベテス
ダ、メリランド、米国〕の10単位/ml溶液0.1ml。
ペプチドを含まない系のトロンビン時間は、「シ
ユナイザー−グロス凝固計(Schnither−Gross
Coagulometer)」で測定して15秒である。 トリペプチドアルデヒド溶液の活性は、反応混
合物が3.5×10-7Mの最終濃度(トリペプチドア
ルデヒドスルフエート0.175μg/mlの場合)にお
いて5倍の相対トロンビン時間を惹起した時に任
意に100とした。 試験データを第表に要約する。等張塩溶液中
の対応する塩酸塩の活性が5日後に減少し始め、
そして酢酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩及びp−ト
ルエンスルホン酸塩の活性が既に数日後に減少し
始める(関連した性質を有する遊離トリペプチド
アルデヒドのNG−カルボキシ誘導体と同様)の
に対し、D−フエニルアラニル−L−プロリル−
L−アルギニンアルデヒド硫酸塩は90日間アンチ
トロンビン活性を持続する。持続性安定性試験に
おいては、D−フエニルアラニル−L−プロリル
−L−アルギニンアルデヒド硫酸塩は水性媒体中
で180日後でも安定であることが判つた。これは
同様に固体の形態では6ケ月間活性を失うことが
なかつた。
【表】
生理的条件をシユミレートするために、トリペ
プチドアルデヒド塩のアンチトロンビン活性及び
カルバミン酸誘導体のアンチトロンビン活性をヒ
ト血漿について次の系で試験した:クエン酸塩添
加ヒト血漿0.2ml;ペプチド溶液を含むトリス
(ヒドロキシメチル)−アミノ−メタン塩酸塩−塩
酸緩衝溶液(PH7.2)0.1ml:及び、米国規格ヒト
トロンビン(NIH、ベテスダ、メリランド、
USA)の10単位/ml溶液0.1ml。ペプチドを含ま
ない系のトロンビン時間は「シユナイダー−グロ
ス凝固計」中で測定して15秒である。
プチドアルデヒド塩のアンチトロンビン活性及び
カルバミン酸誘導体のアンチトロンビン活性をヒ
ト血漿について次の系で試験した:クエン酸塩添
加ヒト血漿0.2ml;ペプチド溶液を含むトリス
(ヒドロキシメチル)−アミノ−メタン塩酸塩−塩
酸緩衝溶液(PH7.2)0.1ml:及び、米国規格ヒト
トロンビン(NIH、ベテスダ、メリランド、
USA)の10単位/ml溶液0.1ml。ペプチドを含ま
ない系のトロンビン時間は「シユナイダー−グロ
ス凝固計」中で測定して15秒である。
【表】
第2表のデータは、対照に比較して2倍のトロ
ンビン時間増加を達成するのに必要なペプチド量
は酢酸塩及び塩酸塩の場合、用いられるバツチに
従つて変化し、トリペプチドアルデヒド硫酸塩の
場合に必要とされる量の多数倍(カルバミン酸誘
導体の場合には2倍)であることを明らかに示し
ている。 トリペプチドアルデヒド硫酸塩の生体内試験を
第3表に要約する。D−フエニルアラニン−L−
プロリル−L−アルギニンアルデヒド硫酸塩は生
体内で相当なアンチトロンビン力価を有する。静
脈内及び皮下投与においてはその効力は一般に治
療に適用されるヘパリンの効力の範囲にあるが、
ヘパリンに比較して次のような主要な利点を有す
る。ヘパリンは経口投与の場合には不活性である
が、トリペプチドアルデヒド硫酸塩25mg/Kgの経
口投与によつて治療効果が達成され得る(カルバ
ミン酸誘導体では50mg/Kgによつて始めて達成で
きる)。
ンビン時間増加を達成するのに必要なペプチド量
は酢酸塩及び塩酸塩の場合、用いられるバツチに
従つて変化し、トリペプチドアルデヒド硫酸塩の
場合に必要とされる量の多数倍(カルバミン酸誘
導体の場合には2倍)であることを明らかに示し
ている。 トリペプチドアルデヒド硫酸塩の生体内試験を
第3表に要約する。D−フエニルアラニン−L−
プロリル−L−アルギニンアルデヒド硫酸塩は生
体内で相当なアンチトロンビン力価を有する。静
脈内及び皮下投与においてはその効力は一般に治
療に適用されるヘパリンの効力の範囲にあるが、
ヘパリンに比較して次のような主要な利点を有す
る。ヘパリンは経口投与の場合には不活性である
が、トリペプチドアルデヒド硫酸塩25mg/Kgの経
口投与によつて治療効果が達成され得る(カルバ
ミン酸誘導体では50mg/Kgによつて始めて達成で
きる)。
【表】
【表】
D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒド硫酸塩の毒性データはまた、
酢酸塩またはカルバミン酸誘導体の毒性データよ
りも有利である。急性毒性データを第4表に要約
する。これはトリペプチドアルデヒド硫酸塩の場
合には経口投与において2g/Kgであつた。
ルギニンアルデヒド硫酸塩の毒性データはまた、
酢酸塩またはカルバミン酸誘導体の毒性データよ
りも有利である。急性毒性データを第4表に要約
する。これはトリペプチドアルデヒド硫酸塩の場
合には経口投与において2g/Kgであつた。
【表】
D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒド硫酸塩の低い毒性及び高い力
価を考えれば、薬物の治療価の最も特徴的な指標
である、この低毒性及び高力価の両方を含む治療
指数は他のトリペプチドアルデヒド誘導体の治料
指数よりも有利である。 イヌへの静脈内注入試験に基づき、ヒト静脈内
注入の投与量は1〜2mg/Kg/時間と決定され
た。 D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒド硫酸塩はそれ自体公知の方法
で、当量の硫酸の存在下でベンジルオキシカルボ
ニル−D−フエニルアラニル−L−プロリル−
NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニ
ンアルデヒド〔Z−D−Phe−Pro−Arg(Z)−
H〕を水添分解することによつて製造し得ること
が判明した。さらに、D−フエニルアラニル−L
−プロリル−L−アルギニンアルデヒド硫酸塩
は、トリフエニルメチルもしくはt−アルキルオ
キシカルボニル保護基を含む酸感受性誘導体か
ら、すなわち、t−ブチルオキシカルボニル−D
−フエニルアラニル−L−プロリル−L−アルギ
ニンアルデヒドヘミスルフエートもしくはt−ブ
チルオキシカルボニル−D−フエニルアラニル−
L−プロリル−NG−カルボキシ−L−アルギニ
ンアルデヒドから1乃至12Nの硫酸を用いて充分
な純度で簡易に製造できる。しかし、次のそれ自
体公知の方法では満足な結果を提供できなかつ
た。 a 酢酸中に溶解した硫酸によるt−ブチルオキ
シカルボニル基のアシドリシス〔ベイヤーマン
(Beyerman)ら:ペプタイヅ(Peptides)、
1970、H.ネスバドバ(Nesvadba)編、138ペ
ージ、北オランダ、アムステルダム、1973〕: b ベルギー国特許第880844号のD−Phe−Pro
−Arg(COOH)−Hカルバミン酸誘導体の、硫
酸による未保護トリペプチドアルデヒド硫酸塩
への直接変換;及び c イオン交換樹脂もしくは硫酸による、種々の
他の未保護トリペプチドアルデヒド塩、たとえ
ば、ハンガリー国特許第169870号のD−フエニ
ルアラニル−L−プロリル−L−アルギニンア
ルデヒド硫酸塩の硫酸塩への変換。 a〜c法のいずれかで得られた生成物は水溶液
中における均質性及び/または安定性が低いこと
が判明した。 前述の記載につき、本発明はD−フエニルアラ
ニル−L−プロリル−L−アルギニンアルデヒド
硫酸塩ならびにアミノ末端に保護基を含むD−フ
エニルアラニル−L−プロリル−L−アルギニン
アルデヒドヘミ硫酸塩またはD−フエニルアラニ
ル−L−プロリル−NG−カルボキシ−L−アル
ギニンアルデヒドからのD−フエニルアラニル−
L−プロリル−L−アルギニンアルデヒド硫酸塩
の製造方法でつて、アミノ末端保護基及び場合に
よつてはさらにNG−カルボキシ基を、1乃至12
当量で適用される1乃至12Nの硫酸で除去し、そ
して得られた遊離トリペプチドアルデヒド硫酸塩
を単離することを含んでなる製造方法に関する。 本発明の好ましい方法によれば、グアニジノ基
がベンジルオキシカルボニル基で保護されたL−
アルギニンラクタムをt−ブチルオキシカルボニ
ル−D−フエニルアラニル−L−プロリンと縮合
させ、得られた保護されたトリペプチドラクタム
を還元し、そして得られた保護されたトリペプチ
ドアルデヒドのグアニジノ基にあるベンジルオキ
シカルボニル基を水30〜40%を含むテトラヒドロ
フラン−tもしくはエタノール中で1当量の硫酸
の存在下で水添分解する。アミノ末端がまだ保護
されている、得られたトリペプチドアルデヒドヘ
ミ硫酸塩を4〜6N、好ましくは5Nの硫酸の8〜
12当量、好ましくは10当量中に溶解せしめ、そし
て20乃至40分間、好ましくは30分間、40〜60℃、
好ましくは50℃に加熱し、次いで溶液を炭酸カル
シウムで中和し、過し、そして好ましくは凍結
乾燥する。 こうして製造された生成物は事実上硫酸カルシ
ウム4〜6%を含む可能性があるが、これはその
生物活性または治療への適用に何ら影響を与えな
い。 本発明をさらに以下の実施例について説明する
がこれらは本発明を何ら限定するものではない。 実施例中のRF値は、シリカゲル薄層クロマト
グラフイー〔キーゼルゲル(Kieselgel)G、リ
ーナル、ブダペスト〕により以下の系中で測定し
た: 1 酢酸エチル−ピリジン−酢酸−水−480:
20:6:11: 2 酢酸エチル−ピリジン−酢酸−水−60:20:
60:11: 3 酢酸エチル−ピリジン−酢酸−水−30:20:
6:11. 実施例 1 D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒド硫酸塩 t−ブチルオキシカルボニル−D−フエニルア
ラニル−L−プロリル−L−アルギニンアルデヒ
ドヘミ硫酸塩(2.74gミリモル)を水(5ml)中
に溶解せしめ、これに絶えず撹拌しながら10N硫
酸(5ml)を加え、そして混合物を50℃に加熱す
る。この溶液を50℃で15分間撹拌し、次いで氷水
(25ml)で稀釈し、そして氷冷下に炭酸カルシウ
ム(約2.25g)を用いてPHを6.5に調製する。析
出した硫酸カルシウムを過し、そして水(5
ml)で2回洗浄する。液をn−ブタノール(10
ml)で2回抽出し、約30mlに濃縮し、必要ならば
過し、そして凍結乾燥する。 収量:硫酸カルシウム4.8%を含む目的化合物
2.25g(79%). RF=0.35〜0.40 〔α〕20 D=−117±1゜(c=1、水)。 分析:C20H30O3N6SO4・3H2O・0.2CaSO4
(565.85) 計算値:C42.45、H6.77、N14.85、SO420.37、
Ca1.41、H2O9.55%。 実測値:C42.2、H6.9、N14.85、SO419.8、
Ca1.3、H2O9.75%。 出発原料は以下の手法に従つて合成する: 工程1:t−ブチルオキシカルボニル−D−フエ
ニルアラニル−L−プロリル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニンラクタム t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニンラクタム
(8.6g、22ミリモル、ベルギー国特許第880844
号)を酢酸エチル(20ml)中に懸濁せしめ、そし
て5℃において絶えず撹拌しながらこれに酢酸エ
チル(40ml)中の4M塩酸溶液を加える。反応混
合物を氷冷下において30分間撹拌し、冷酢酸エチ
ル(100ml)で稀釈し、形成された沈澱物を過
し、酢酸エチルで洗浄し、そして乾燥器中、水酸
化カリウム上で減圧下において乾燥する。得られ
たNG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギ
ニンラクタム塩酸塩をジメチルホルムアミド(20
ml)中に溶解せしめ、そして−10℃においてこれ
にトリエチルアミン(6.2ml、44ミリモル)を加
える。形成された懸濁液を次の混成無水物に加え
る。 t−ブチルオキシカルボニル−D−フエニルア
ラニル−L−プロリン〔U.ルーデシヤー
(Ludescher)及びR.シユバイザー
(Schwyzer):Helv Chim.Acta55、2052(1972)〕
(7.25g、20ミリモル)及びN−メチル−モルホ
リン(2.22ml、20ミリモル)をジメチルホルムア
ミド(20ml)中に溶解せしめる。この溶液を−15
℃に冷却し、クロロ蟻酸イソブチルエステル
(2.64ml、20ミリモル)を撹拌しながら加え、次
いで5分後にジメチルホルムアミド中の前記溶液
を加える。−15℃において1時間及び0℃におい
て1時間撹拌を続け、次いで反応混合物をベンゼ
ン(30ml)で稀釈し、析出した塩を過し、そし
てベンゼン(10ml)で2回洗浄する。ベンゼン−
ジメチルホルムアミドの溶液を水(50ml)で稀釈
し、そして相を分離する。水層をベンゼン(10
ml)で2回抽出し、次いで合したベンゼン抽出物
を10%炭酸ナトリウム溶液(30ml)で3回、水
(30ml)で、0.5N硫酸(30ml)で3回、水(30
ml)で2回洗浄し、そして無水硫酸ナトリウム上
で乾燥後、減圧蒸発せしめる。蒸発残渣を石油エ
ーテルで均質化し、過し、石油エーテルで洗浄
し、そして空気乾燥する。 収量:目的化合物9.65g(76%)。 RF=0.81〜0.89。 工程2:t−ブチルオキシカルボニル−D−フエ
ニルアラニル−L−プロリル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニンアルデヒド トリペプチドラクタム(9.52g、15ミリモル、
工程1)をテトラヒドロフラン(45ml)中に溶解
せしめ、そして−20℃において激しく撹拌しなが
らこれにテトラヒドロフラン(0.4M溶液約28ml)
中で水素化リチウムアルミニウム(11.25ミリモ
ル)を加える。還元の進行を薄層クロマトグラフ
イーによつて管理する〔R1 F=0.71〜0.77(ラクタ
ム)及びR1 F=0.31〜0.39(アルデヒド)〕。必要な
らば、水素化物溶液の追加量を加える。反応完了
時に、テトラヒドロフラン溶液を0.5N硫酸を用
いて注意深くPH3まで酸性化し、次いで沈澱が生
じないように稀釈する(約100ml)。テトラヒドロ
フラン水溶液を塩化メチレン(75ml)で3回抽出
し、そして合した塩化メチレン抽出物を10%炭酸
ナトリウム溶液(10ml)で3回、次いで水(10
ml)で2回洗浄する。続いて、塩化メチレン溶液
を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧蒸
発する。蒸発残留物をベンゼン(50ml)中に溶解
せしめ、そしてこの溶液を繰り返し減圧蒸発す
る。次いで、溶解及び蒸発操作をもう1度繰り返
す。蒸発残留物をエーテルで処理し、過し、ジ
エチルエーテルで洗浄し、そして空気乾燥する。 収量:目的化合物6.9(72%) R1 F=0.3〜0.4。 工程3:t−ブチルオキシカルボニル−D−フエ
ニルアラニル−L−プロリル−アルギニンアル
デヒドヘミ硫酸塩 保護されたトリペプチドアルデヒド(6.4g、
10ミリモル、工程2)を水(50ml)、テトラヒド
ロフラン(50ml)及び1N硫酸(10ml)の混合物
中に溶解せしめ、そして10%パラジウム担持木炭
触媒(1g)の存在下で水添分解する。反応の進
行を薄層クロマトグラフイーによつて管理する。
〔R2 F=0.95〜1.0(グアニジノ基が保護されたトリ
ペプチドアルデヒド)及びR2 F=0.45〜0.54(未保
護トリペプチドアルデヒド)〕。 反応完了後に、触媒を過し、50%テトラヒド
ロフラン水溶液(30ml)で洗浄し、そして合した
液を約60mlまで減圧濃縮する。残留物をn−ブ
タノールで4回抽出する。n−ブタノール層を合
し、そして減圧下において蒸発乾固する。蒸発残
渣をジエチルエーテルとジイソプロピルエーテル
との1:1混合物で処理し、過し、前記混合物
で洗浄し、次いで乾燥器中で減圧乾燥する。 収量:目的化合物4.4g(80%)。 R2 F=0.45〜0.54 〔∝〕20 D=−65±1゜(c=1、水) 分析:C25H38O5N6・0.5H2SO4(551.64): 計算値:
C54.43、H7.13、N15.23、SO48.71%。 実測値: C54.5、H7.3、N15.2、SO48.7%。 実施例 2 D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒド硫酸塩 t−ブチルオキシカルボニル−D−フエニルア
ラニル−L−プロリル−NG−カルボキシ−L−
アルギニンアルデヒド(2.85g、5ミリモル)を
水(5ml)中に溶解せしめ、これに10N硫酸(5
ml)を加え、そして50℃に加熱する。溶液を50℃
で15分間撹拌し、次いで氷水(25ml)で稀釈し、
そして氷冷下において固体水酸化カルシウム(約
1.6g)でPHを6.5に調製する。液をn−ブタノ
ール(10ml)で2回抽出し、約30mlまで減圧濃縮
し、所望ならば過し、次いで凍結乾燥する。 収量:硫酸カルシウム4.9%を含む目的化合物2.3
g(81%)。 R3 F=0.35〜0.40。 〔α〕20 D=−117±1゜(c=1、水)。 出発原料は以下の手法で製造する: t−ブチルカルボニル−D−フエニルアラニル
−L−プロリル−NG−ベンジルオキシカルボニ
ル−L−アルギニンアルデヒド(6.4g、10ミリ
モル、実施例1、工程2)を75%水性石油エタノ
ール(100ml)中に溶解せしめ、そして10%パラ
ジウム担持木炭触媒(1g)の存在下で水添分解
する。反応の進行は薄層クロマトグラフイーで管
理する〔R2 F=0.90〜0.95(保護されたトリペプチ
ドアルデヒド)及び0.45〜0.55(NG−カルボキシ
誘導体)〕。反応の最後に触媒を過し、水(30
ml)で洗浄し、そして液を減圧下において30〜
40mlに濃縮する。残留物を水(100ml)で稀釈し、
塩化メチレン(20ml)で2回抽出し、そして凍結
乾燥する。 収量:目的化合物5.1g(85%)。 R2 F=0.45〜0.55。 アミノ酸分析:Phe=0.96:Pro=1(対照アミノ
酸)。アミノ酸分析による分子量:570g。 実施例 3 医薬組成物の調製 6もしくは12時間の静脈内注入に適当な2−ア
ンプル製剤を次のようにして調製する: D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒド硫酸塩(420〜840mg)及びヒ
トアルブミン(40〜80mg)を合わせて凍結乾燥す
る。凍結乾燥アンプルの内容物は、使用前に微生
物を含まない滅菌等張塩溶液(100〜200ml)中に
溶解せしめる。
ルギニンアルデヒド硫酸塩の低い毒性及び高い力
価を考えれば、薬物の治療価の最も特徴的な指標
である、この低毒性及び高力価の両方を含む治療
指数は他のトリペプチドアルデヒド誘導体の治料
指数よりも有利である。 イヌへの静脈内注入試験に基づき、ヒト静脈内
注入の投与量は1〜2mg/Kg/時間と決定され
た。 D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒド硫酸塩はそれ自体公知の方法
で、当量の硫酸の存在下でベンジルオキシカルボ
ニル−D−フエニルアラニル−L−プロリル−
NG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギニ
ンアルデヒド〔Z−D−Phe−Pro−Arg(Z)−
H〕を水添分解することによつて製造し得ること
が判明した。さらに、D−フエニルアラニル−L
−プロリル−L−アルギニンアルデヒド硫酸塩
は、トリフエニルメチルもしくはt−アルキルオ
キシカルボニル保護基を含む酸感受性誘導体か
ら、すなわち、t−ブチルオキシカルボニル−D
−フエニルアラニル−L−プロリル−L−アルギ
ニンアルデヒドヘミスルフエートもしくはt−ブ
チルオキシカルボニル−D−フエニルアラニル−
L−プロリル−NG−カルボキシ−L−アルギニ
ンアルデヒドから1乃至12Nの硫酸を用いて充分
な純度で簡易に製造できる。しかし、次のそれ自
体公知の方法では満足な結果を提供できなかつ
た。 a 酢酸中に溶解した硫酸によるt−ブチルオキ
シカルボニル基のアシドリシス〔ベイヤーマン
(Beyerman)ら:ペプタイヅ(Peptides)、
1970、H.ネスバドバ(Nesvadba)編、138ペ
ージ、北オランダ、アムステルダム、1973〕: b ベルギー国特許第880844号のD−Phe−Pro
−Arg(COOH)−Hカルバミン酸誘導体の、硫
酸による未保護トリペプチドアルデヒド硫酸塩
への直接変換;及び c イオン交換樹脂もしくは硫酸による、種々の
他の未保護トリペプチドアルデヒド塩、たとえ
ば、ハンガリー国特許第169870号のD−フエニ
ルアラニル−L−プロリル−L−アルギニンア
ルデヒド硫酸塩の硫酸塩への変換。 a〜c法のいずれかで得られた生成物は水溶液
中における均質性及び/または安定性が低いこと
が判明した。 前述の記載につき、本発明はD−フエニルアラ
ニル−L−プロリル−L−アルギニンアルデヒド
硫酸塩ならびにアミノ末端に保護基を含むD−フ
エニルアラニル−L−プロリル−L−アルギニン
アルデヒドヘミ硫酸塩またはD−フエニルアラニ
ル−L−プロリル−NG−カルボキシ−L−アル
ギニンアルデヒドからのD−フエニルアラニル−
L−プロリル−L−アルギニンアルデヒド硫酸塩
の製造方法でつて、アミノ末端保護基及び場合に
よつてはさらにNG−カルボキシ基を、1乃至12
当量で適用される1乃至12Nの硫酸で除去し、そ
して得られた遊離トリペプチドアルデヒド硫酸塩
を単離することを含んでなる製造方法に関する。 本発明の好ましい方法によれば、グアニジノ基
がベンジルオキシカルボニル基で保護されたL−
アルギニンラクタムをt−ブチルオキシカルボニ
ル−D−フエニルアラニル−L−プロリンと縮合
させ、得られた保護されたトリペプチドラクタム
を還元し、そして得られた保護されたトリペプチ
ドアルデヒドのグアニジノ基にあるベンジルオキ
シカルボニル基を水30〜40%を含むテトラヒドロ
フラン−tもしくはエタノール中で1当量の硫酸
の存在下で水添分解する。アミノ末端がまだ保護
されている、得られたトリペプチドアルデヒドヘ
ミ硫酸塩を4〜6N、好ましくは5Nの硫酸の8〜
12当量、好ましくは10当量中に溶解せしめ、そし
て20乃至40分間、好ましくは30分間、40〜60℃、
好ましくは50℃に加熱し、次いで溶液を炭酸カル
シウムで中和し、過し、そして好ましくは凍結
乾燥する。 こうして製造された生成物は事実上硫酸カルシ
ウム4〜6%を含む可能性があるが、これはその
生物活性または治療への適用に何ら影響を与えな
い。 本発明をさらに以下の実施例について説明する
がこれらは本発明を何ら限定するものではない。 実施例中のRF値は、シリカゲル薄層クロマト
グラフイー〔キーゼルゲル(Kieselgel)G、リ
ーナル、ブダペスト〕により以下の系中で測定し
た: 1 酢酸エチル−ピリジン−酢酸−水−480:
20:6:11: 2 酢酸エチル−ピリジン−酢酸−水−60:20:
60:11: 3 酢酸エチル−ピリジン−酢酸−水−30:20:
6:11. 実施例 1 D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒド硫酸塩 t−ブチルオキシカルボニル−D−フエニルア
ラニル−L−プロリル−L−アルギニンアルデヒ
ドヘミ硫酸塩(2.74gミリモル)を水(5ml)中
に溶解せしめ、これに絶えず撹拌しながら10N硫
酸(5ml)を加え、そして混合物を50℃に加熱す
る。この溶液を50℃で15分間撹拌し、次いで氷水
(25ml)で稀釈し、そして氷冷下に炭酸カルシウ
ム(約2.25g)を用いてPHを6.5に調製する。析
出した硫酸カルシウムを過し、そして水(5
ml)で2回洗浄する。液をn−ブタノール(10
ml)で2回抽出し、約30mlに濃縮し、必要ならば
過し、そして凍結乾燥する。 収量:硫酸カルシウム4.8%を含む目的化合物
2.25g(79%). RF=0.35〜0.40 〔α〕20 D=−117±1゜(c=1、水)。 分析:C20H30O3N6SO4・3H2O・0.2CaSO4
(565.85) 計算値:C42.45、H6.77、N14.85、SO420.37、
Ca1.41、H2O9.55%。 実測値:C42.2、H6.9、N14.85、SO419.8、
Ca1.3、H2O9.75%。 出発原料は以下の手法に従つて合成する: 工程1:t−ブチルオキシカルボニル−D−フエ
ニルアラニル−L−プロリル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニンラクタム t−ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニンラクタム
(8.6g、22ミリモル、ベルギー国特許第880844
号)を酢酸エチル(20ml)中に懸濁せしめ、そし
て5℃において絶えず撹拌しながらこれに酢酸エ
チル(40ml)中の4M塩酸溶液を加える。反応混
合物を氷冷下において30分間撹拌し、冷酢酸エチ
ル(100ml)で稀釈し、形成された沈澱物を過
し、酢酸エチルで洗浄し、そして乾燥器中、水酸
化カリウム上で減圧下において乾燥する。得られ
たNG−ベンジルオキシカルボニル−L−アルギ
ニンラクタム塩酸塩をジメチルホルムアミド(20
ml)中に溶解せしめ、そして−10℃においてこれ
にトリエチルアミン(6.2ml、44ミリモル)を加
える。形成された懸濁液を次の混成無水物に加え
る。 t−ブチルオキシカルボニル−D−フエニルア
ラニル−L−プロリン〔U.ルーデシヤー
(Ludescher)及びR.シユバイザー
(Schwyzer):Helv Chim.Acta55、2052(1972)〕
(7.25g、20ミリモル)及びN−メチル−モルホ
リン(2.22ml、20ミリモル)をジメチルホルムア
ミド(20ml)中に溶解せしめる。この溶液を−15
℃に冷却し、クロロ蟻酸イソブチルエステル
(2.64ml、20ミリモル)を撹拌しながら加え、次
いで5分後にジメチルホルムアミド中の前記溶液
を加える。−15℃において1時間及び0℃におい
て1時間撹拌を続け、次いで反応混合物をベンゼ
ン(30ml)で稀釈し、析出した塩を過し、そし
てベンゼン(10ml)で2回洗浄する。ベンゼン−
ジメチルホルムアミドの溶液を水(50ml)で稀釈
し、そして相を分離する。水層をベンゼン(10
ml)で2回抽出し、次いで合したベンゼン抽出物
を10%炭酸ナトリウム溶液(30ml)で3回、水
(30ml)で、0.5N硫酸(30ml)で3回、水(30
ml)で2回洗浄し、そして無水硫酸ナトリウム上
で乾燥後、減圧蒸発せしめる。蒸発残渣を石油エ
ーテルで均質化し、過し、石油エーテルで洗浄
し、そして空気乾燥する。 収量:目的化合物9.65g(76%)。 RF=0.81〜0.89。 工程2:t−ブチルオキシカルボニル−D−フエ
ニルアラニル−L−プロリル−NG−ベンジル
オキシカルボニル−L−アルギニンアルデヒド トリペプチドラクタム(9.52g、15ミリモル、
工程1)をテトラヒドロフラン(45ml)中に溶解
せしめ、そして−20℃において激しく撹拌しなが
らこれにテトラヒドロフラン(0.4M溶液約28ml)
中で水素化リチウムアルミニウム(11.25ミリモ
ル)を加える。還元の進行を薄層クロマトグラフ
イーによつて管理する〔R1 F=0.71〜0.77(ラクタ
ム)及びR1 F=0.31〜0.39(アルデヒド)〕。必要な
らば、水素化物溶液の追加量を加える。反応完了
時に、テトラヒドロフラン溶液を0.5N硫酸を用
いて注意深くPH3まで酸性化し、次いで沈澱が生
じないように稀釈する(約100ml)。テトラヒドロ
フラン水溶液を塩化メチレン(75ml)で3回抽出
し、そして合した塩化メチレン抽出物を10%炭酸
ナトリウム溶液(10ml)で3回、次いで水(10
ml)で2回洗浄する。続いて、塩化メチレン溶液
を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧蒸
発する。蒸発残留物をベンゼン(50ml)中に溶解
せしめ、そしてこの溶液を繰り返し減圧蒸発す
る。次いで、溶解及び蒸発操作をもう1度繰り返
す。蒸発残留物をエーテルで処理し、過し、ジ
エチルエーテルで洗浄し、そして空気乾燥する。 収量:目的化合物6.9(72%) R1 F=0.3〜0.4。 工程3:t−ブチルオキシカルボニル−D−フエ
ニルアラニル−L−プロリル−アルギニンアル
デヒドヘミ硫酸塩 保護されたトリペプチドアルデヒド(6.4g、
10ミリモル、工程2)を水(50ml)、テトラヒド
ロフラン(50ml)及び1N硫酸(10ml)の混合物
中に溶解せしめ、そして10%パラジウム担持木炭
触媒(1g)の存在下で水添分解する。反応の進
行を薄層クロマトグラフイーによつて管理する。
〔R2 F=0.95〜1.0(グアニジノ基が保護されたトリ
ペプチドアルデヒド)及びR2 F=0.45〜0.54(未保
護トリペプチドアルデヒド)〕。 反応完了後に、触媒を過し、50%テトラヒド
ロフラン水溶液(30ml)で洗浄し、そして合した
液を約60mlまで減圧濃縮する。残留物をn−ブ
タノールで4回抽出する。n−ブタノール層を合
し、そして減圧下において蒸発乾固する。蒸発残
渣をジエチルエーテルとジイソプロピルエーテル
との1:1混合物で処理し、過し、前記混合物
で洗浄し、次いで乾燥器中で減圧乾燥する。 収量:目的化合物4.4g(80%)。 R2 F=0.45〜0.54 〔∝〕20 D=−65±1゜(c=1、水) 分析:C25H38O5N6・0.5H2SO4(551.64): 計算値:
C54.43、H7.13、N15.23、SO48.71%。 実測値: C54.5、H7.3、N15.2、SO48.7%。 実施例 2 D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒド硫酸塩 t−ブチルオキシカルボニル−D−フエニルア
ラニル−L−プロリル−NG−カルボキシ−L−
アルギニンアルデヒド(2.85g、5ミリモル)を
水(5ml)中に溶解せしめ、これに10N硫酸(5
ml)を加え、そして50℃に加熱する。溶液を50℃
で15分間撹拌し、次いで氷水(25ml)で稀釈し、
そして氷冷下において固体水酸化カルシウム(約
1.6g)でPHを6.5に調製する。液をn−ブタノ
ール(10ml)で2回抽出し、約30mlまで減圧濃縮
し、所望ならば過し、次いで凍結乾燥する。 収量:硫酸カルシウム4.9%を含む目的化合物2.3
g(81%)。 R3 F=0.35〜0.40。 〔α〕20 D=−117±1゜(c=1、水)。 出発原料は以下の手法で製造する: t−ブチルカルボニル−D−フエニルアラニル
−L−プロリル−NG−ベンジルオキシカルボニ
ル−L−アルギニンアルデヒド(6.4g、10ミリ
モル、実施例1、工程2)を75%水性石油エタノ
ール(100ml)中に溶解せしめ、そして10%パラ
ジウム担持木炭触媒(1g)の存在下で水添分解
する。反応の進行は薄層クロマトグラフイーで管
理する〔R2 F=0.90〜0.95(保護されたトリペプチ
ドアルデヒド)及び0.45〜0.55(NG−カルボキシ
誘導体)〕。反応の最後に触媒を過し、水(30
ml)で洗浄し、そして液を減圧下において30〜
40mlに濃縮する。残留物を水(100ml)で稀釈し、
塩化メチレン(20ml)で2回抽出し、そして凍結
乾燥する。 収量:目的化合物5.1g(85%)。 R2 F=0.45〜0.55。 アミノ酸分析:Phe=0.96:Pro=1(対照アミノ
酸)。アミノ酸分析による分子量:570g。 実施例 3 医薬組成物の調製 6もしくは12時間の静脈内注入に適当な2−ア
ンプル製剤を次のようにして調製する: D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−ア
ルギニンアルデヒド硫酸塩(420〜840mg)及びヒ
トアルブミン(40〜80mg)を合わせて凍結乾燥す
る。凍結乾燥アンプルの内容物は、使用前に微生
物を含まない滅菌等張塩溶液(100〜200ml)中に
溶解せしめる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−
アルギニンアルデヒド硫酸塩。 2 アミノ末端に保護基を含むD−フエニルアラ
ニル−L−プロリル−L−アルギニンアルデヒド
ヘミ硫酸塩からのD−フエニルアラニル−L−プ
ロリル−L−アルギニンアルデヒド硫酸塩の製造
方法であつて、アミノ末端保護基を、1乃至12当
量で適用される1乃至12Nの硫酸で除去し、そし
て得られた遊離トリペプチドアルデヒド硫酸塩を
単離することを含んでなる、前記製造方法。 3 出発原料の保護基としてt−アルコキシカル
ボニル基を用いる特許請求の範囲第2項記載の製
造方法。 4 出発原料の保護基としてt−ブチルオキシカ
ルボニル基を用いる特許請求の範囲第3項記載の
製造方法。 5 アミノ末端に保護基を含むD−フエニルアラ
ニル−L−プロリル−L−アルギニンアルデヒド
ヘミ硫酸塩またはD−フエニルアラニル−L−プ
ロリル−NG−カルボキシ−L−アルギニンアル
デヒドからのD−フエニルアラニル−L−プロリ
ル−L−アルギニンアルデヒド硫酸塩の製造方法
であつて、アミノ末端保護基およびNG−カルボ
キシ基を、1乃至12当量で適用される1乃至12N
の硫酸で除去し、そして得られた遊離トリペプチ
ドアルデヒド硫酸塩を単離することを含んでな
る、前記製造方法。 6 出発原料の保護基としてt−アルコキシカル
ボニル基を用いる特許請求の範囲第5項記載の製
造方法。 7 出発原料の保護基としてt−ブチルオキシカ
ルボニル基を用いる特許請求の範囲第6項記載の
製造方法。 8 D−フエニルアラニル−L−プロリル−L−
アルギニンアルデヒド硫酸塩を活性成分として含
んでなる抗凝固剤。
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| HU8170A HU184368B (en) | 1981-01-13 | 1981-01-13 | Process for preparing d-phenyl-alanyl-l-propyl-l-arginine-ald ehyde-shulphate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57181046A JPS57181046A (en) | 1982-11-08 |
| JPH0251920B2 true JPH0251920B2 (ja) | 1990-11-08 |
Family
ID=10947750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57002886A Granted JPS57181046A (en) | 1981-01-13 | 1982-01-13 | D-phenylalanyl-l-prolyl-l-arginine aldehyde sulfate, manufacture and anticoagulant containing same |
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