JPH0252573B2 - - Google Patents
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- JPH0252573B2 JPH0252573B2 JP4898283A JP4898283A JPH0252573B2 JP H0252573 B2 JPH0252573 B2 JP H0252573B2 JP 4898283 A JP4898283 A JP 4898283A JP 4898283 A JP4898283 A JP 4898283A JP H0252573 B2 JPH0252573 B2 JP H0252573B2
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- rolled
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H5/00—Making gear wheels, racks, spline shafts or worms
- B21H5/02—Making gear wheels, racks, spline shafts or worms with cylindrical outline, e.g. by means of die rolls
- B21H5/027—Making gear wheels, racks, spline shafts or worms with cylindrical outline, e.g. by means of die rolls by rolling using reciprocating flat dies, e.g. racks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Forging (AREA)
Description
本発明はねじれをもつインボリユートギヤ、ス
プライン又はセレーシヨン等の塑性加工に用いら
れる平ダイスに関する。 被転造物を無垢転造により塑性加工する従来の
転造平ダイスは、第1図に示すように上下の両ダ
イス(イ),(イ)で被転造物(ロ)を挟み、両ダイスを矢印
方向に互に反対方向に移動させて転造していた。
第2図は従来の両平ダイスの内の片ダイス(イ)を示
し転造盤側センター(ハ)と作業者側センター(ニ)に支
持された被転造物(ロ)がダイス(イ)に喰い付き始めた
状態を示している。この場合、両平ダイスにより
挟まれた被転造物が転造される状態は、ダイス上
に被転造物が喰込み始めてから半回転する間に片
方のダイスによつて被転造物の円周上の半分の歯
部が加圧創成され、もう片方のダイスにて残りの
半分の歯部が加圧創成されることになる。これに
より被転造物は円周上に所定の歯数をもつことに
なるが、この歯から次の歯の間にダイスが移動す
る際、ダイスが被転造物を転造する加圧力が被転
造物の歯筋方向位置により異なることや、被転造
物の端部の切上り部における左右端の形状差に起
因して被転造物が上下左右に揺動する。かかる現
像により被転造物の各歯の歯筋方向に転造されや
すい位置が歯筋うねりのくぼみとなつて現れる。
すなわち、ねじれを持つた歯の歯筋に、軸方向ピ
ツチ(Pa)毎のうねりが発生する。特に被転造
物の歯数が奇数歯である場合、その歯筋方向のう
ねりは偶数歯である時よりも2〜4倍の大きさと
なり精度が出なくなることが知られている。 なお歯面とピツチ円との交線を歯筋といい、こ
の歯筋の両側から離脱する曲線が歯筋のうねりで
あり、うねり量(Q)とは歯筋とうねりの山との
距離である。また、うねりは歯形測定機を用いて
測定することができる。1980年(昭和55年)7月
発行、雑誌「機械と工具」7月号、第73頁〜第74
頁によれば、歯数5;ねじれ角21゜の場合、うね
り量が約150μmであり;歯数6、ねじれ角21゜の
場合、うねり量が約40μm;歯数7、ねじれ角21゜
の場合、うねり量が約70μmであることが分る。 第3図は従来のダイスにより生じた歯筋のうね
り形状を例示したものであり、(イ)は左歯面側、(ロ)
は右歯面側を示す。Paは第2図の軸方向ピツチ
を表わし、かつ正面ピツチPbをねじれ角βの正
接で除した値で、転造巾をこのPaで除した値が
うねりの数となる。 本発明はこの被転造物の歯筋うねりを無くする
ために転造中の被転造物が転造荷重の変動により
上下左右に揺動するのを抑制し、うねりのない歯
を無垢転造できる転造ダイスを提供しようとする
ものである。そのために本発明では被転造物の転
造巾の両端部を、各々、歯の軸方向ピツチの半分
近くに相当する巾がダイスに接触し喰付かせるよ
うに、平ダイスの喰付部の巾方向の中央部を逃が
すことにより喰付始めの転造圧を少くさせ転造し
易いようにしてある。この平ダイスの中央部の逃
がし部は喰付端より長手方向に全長の約1/3ほど
にわたつて勾配をつけることにより逃がしてあ
る。また従来のダイスで発生した被転造物の歯筋
のうねり量の2倍近くの歯厚の分だけ、平ダイス
の巾の中央部の歯厚を両端の歯厚よりも減少させ
てある。この減少させる巾は被転造物の有効巾以
上近くにとるものとする。又この歯厚減少はダイ
スの長手方向の中央部で全巾が均一歯厚になるよ
うに徐々に戻してある。この中央部の点から逃げ
歯に向いダイス両端にゆるやかな勾配をもつた面
取りが徐々に大きくなるように付けてある。 転造平ダイスを以上のように構成することによ
り、被転造物の両端の転造はダイスの長手方向の
中央部で完了し、被転造物の有効巾分だけがダイ
スの中央部以後において仕上歯面が転造される。
又仕上時に両端部が殆どダイスに接触しないの
で、その悪さが無くなる。かつ徐々に仕上部より
逃げ部に巾接触が小さくなるので、荷重変動が小
さくなり、歯の歯筋のうねりが無くなり短いダイ
スで精度の良いねじれギヤが無垢転造加工できる
ことになる。 更に特に被転造物の歯数が奇数歯の場合には、
荷重変動を抑制する被転造物の揺動押え板をダイ
スの両端に設ける。これにより被転造物の歯数が
奇数歯であつても、荷重変動を少くさせて、歯の
歯筋のうねりのない精度の良いねじれギヤの無垢
転造加工が可能となる。 以下本発明の実施例を図面について説明する。
第4図及び第4A図乃至第4F図に本発明の転造
平ダイスの形状を模式的に示してあり、第4図は
片方の平ダイス50の平面図、第4A図、第4B
図、第4C図、第4D図はそれぞれ第4図のダイ
ス50のA−A線、B−B線、C−C線、D−D
線における断面図、第4E図、第4F図はそれぞ
れ第4図のE−E矢視図およびF−F矢視図であ
る。 第4図においてA−A断面は喰付断面を示し、
ダイスの巾の中央部を逃がして中央逃がし部51
が設けられている。この逃し部は喰付端から長手
方向に全長の約1/3の間に延びる勾配をもつてい
る。このため被転造物の転造巾の両端部を各々軸
方向ピツチの半分近くに相当する巾の分だけ接触
喰付かせるようになつている。B−B断面はダイ
ス長手方向の中央部を示す。第4図の1b,2
b,3b,4bの範囲は、ダイスの歯厚が両端部
のダイス歯厚より減少させている区域であり、そ
の減少量は従来のダイスで加工した場合に被転造
物に生ずるうねり量の2倍近くである。 第4図の1b〜4b位置から後述する両端面取
り52が開始する5b〜6b位置までの間、つま
り第4E図上の7a〜8aの間は被転造物が0.5
回転分近くの長さ分で、ダイスの中央部歯厚を
徐々に大きくさせ、ダイスの巾方向全てが歯厚が
一定になるようにする。C−C断面はゆるやかな
勾配をもつた両端面面取り52が施され始めた点
の近くで、ダイス巾方向に歯厚が一定で、被転造
物の正規の歯厚になるようなダイス歯厚にしてあ
る。D−D断面は逃げ歯の最終端断面を示し、両
端にゆるやかな勾配をもつた面取り52がC−C
断面より大きくなる。 第4E図において、1a〜2aは喰付部の巾中
央部の逃がし部51の逃げ溝底の勾配を示してい
る。3a〜4aは喰付部歯先の傾斜を示し、5′
a〜5aは両端部のダイスの歯形歯底部を示して
いる。また6a〜7aは第4図の1b,2b,3
b,4bの歯厚減少歯の歯底の勾配を示し、7a
〜8aは中央部歯厚と両端部歯厚が徐々に等しく
なる中央部歯底の勾配を表わしている。この間の
長さは被転造物の0.5回転分近くに相当したもの
にする。4a〜10a間は被転造物が正規歯厚に
なるようなダイス歯形で歯先が直線になつてい
る。10a〜11aは被転造物の歯底がダイス歯
先に接触しないようにダイス歯先のみをわずか
0.1〜0.3mm程度徐々に小さくするための勾配を示
している。これは被転造物の歯底に転造圧をかけ
ず、歯面のみに軽い転造負担をかけることにより
転造荷重変動を少なくするためである。11a〜
12aはダイス歯先を0.1〜0.3mm小さくした直線
となつており、被転造物の歯面の仕上を行う。1
2a〜13aは逃げ歯に当り、歯厚は徐々に小さ
くなり歯先と歯底は共に徐々にD−D断面に向つ
て低くなつている。14a〜15aはその歯底勾
配を示し9a〜16aは両端面の面取り52の稜
線を示している。 このような形状をもつた本発明の平ダイス50
により転造すると、被転造物の両端がダイスの中
央部5b〜6bで転造が完了し、被転造物の有効
巾分(第4図の7b〜8bの巾以下)だけがダイ
ス長手方向の中央部以降で仕上転造される。又仕
上時には面取り52のためほとんど接触しないの
で、両端の形状差による悪さがなくなり、仕上歯
部より逃げ歯部に向つて5b,6b,7b,8b
の範囲における勾配をもつた端面面取り52によ
り巾接触が徐々に小さくなるので、荷重変動が小
さくなり、歯の歯筋のうねりが改善される。 更に特に被転造物53の歯数が奇数歯の場合に
は平ダイス50の巾方向の両端又は片端に第4
図、第5図、第6図に示すように被転造物の揺動
押え板54をつけるとよい。この押え板54は細
いピツチのダイスでもよいし、又はサンドブラス
トを施した摩擦板でもよく、第6図に示すような
接触面圧均等形のものが効果的である。第5図に
は両端の押え板54を細かいピツチのダイスとし
てヘリカルギヤ転造用のダイス50と同時に被転
造物53を転造し始めている状態を示している。 第6図は本発明の平ダイス50に被転造物が接
触する様子を展開したもので、第6図の下方に示
すようにダイスの歯部55が被転造物53に接触
する範囲1c〜2cがダイス50の展開図におき
換えた接触部分が第6図上方においてハツチング
を施した1〜12に相当する。ダイス50が歯か
ら歯へ(G−GからH−Hへ)移動したと考えた
場合、GとHの位置では接触部分1〜12は全く
同一の状態になる。GとHとの中間の位置J−J
での接触部分13〜20は1〜12と13〜20
との接触面積の差、つまり転造圧差が一番大きく
なり接触面積が小さい方であるJ−J面上が被転
造物の歯筋にうねりのくぼみが出来る位置とな
る。 この接触面積、換言すれば転造圧を均等にする
ようにダイス50の両端又は片端にその差の分だ
けの転造圧を加えるように被転造物の揺動押え板
54を取付ける。被転造物の歯数が奇数歯の場合
特に荷重変動が大きくなるので押え板54を取付
けると効果的である。この押え板54は既述のよ
うに細かいピツチのダイスでもよいし、又はサン
ドブラストを施したもので、接触面積を均等化さ
せた第6図の接触面1d〜8dを有するような押
え板54がよい。 第7図は第6図のJ−J面のダイス部が被転造
物を創成圧転造をした形状でX−X面に対応して
おりこれがうねりのくぼみの位置であり歯筋のう
ねり形状を示している。これは第6図のJ−J面
はG−G面やH−H面よりも接触面積が小さいた
めに押え板54を用いないときにはうねりができ
ることを示している。 ちなみに、本発明に係る転造平ダイスと従来の
転造平ダイスを用いて、第1表に示す転造加工諸
元のステアリングピニオンギアを加工したとこ
ろ、第8図に示すように歯筋のうねり量に顕著な
差異がみられた。なお、左右各歯面では内側が1
歯目、外側が4歯目のうねり量の誤差である。
プライン又はセレーシヨン等の塑性加工に用いら
れる平ダイスに関する。 被転造物を無垢転造により塑性加工する従来の
転造平ダイスは、第1図に示すように上下の両ダ
イス(イ),(イ)で被転造物(ロ)を挟み、両ダイスを矢印
方向に互に反対方向に移動させて転造していた。
第2図は従来の両平ダイスの内の片ダイス(イ)を示
し転造盤側センター(ハ)と作業者側センター(ニ)に支
持された被転造物(ロ)がダイス(イ)に喰い付き始めた
状態を示している。この場合、両平ダイスにより
挟まれた被転造物が転造される状態は、ダイス上
に被転造物が喰込み始めてから半回転する間に片
方のダイスによつて被転造物の円周上の半分の歯
部が加圧創成され、もう片方のダイスにて残りの
半分の歯部が加圧創成されることになる。これに
より被転造物は円周上に所定の歯数をもつことに
なるが、この歯から次の歯の間にダイスが移動す
る際、ダイスが被転造物を転造する加圧力が被転
造物の歯筋方向位置により異なることや、被転造
物の端部の切上り部における左右端の形状差に起
因して被転造物が上下左右に揺動する。かかる現
像により被転造物の各歯の歯筋方向に転造されや
すい位置が歯筋うねりのくぼみとなつて現れる。
すなわち、ねじれを持つた歯の歯筋に、軸方向ピ
ツチ(Pa)毎のうねりが発生する。特に被転造
物の歯数が奇数歯である場合、その歯筋方向のう
ねりは偶数歯である時よりも2〜4倍の大きさと
なり精度が出なくなることが知られている。 なお歯面とピツチ円との交線を歯筋といい、こ
の歯筋の両側から離脱する曲線が歯筋のうねりで
あり、うねり量(Q)とは歯筋とうねりの山との
距離である。また、うねりは歯形測定機を用いて
測定することができる。1980年(昭和55年)7月
発行、雑誌「機械と工具」7月号、第73頁〜第74
頁によれば、歯数5;ねじれ角21゜の場合、うね
り量が約150μmであり;歯数6、ねじれ角21゜の
場合、うねり量が約40μm;歯数7、ねじれ角21゜
の場合、うねり量が約70μmであることが分る。 第3図は従来のダイスにより生じた歯筋のうね
り形状を例示したものであり、(イ)は左歯面側、(ロ)
は右歯面側を示す。Paは第2図の軸方向ピツチ
を表わし、かつ正面ピツチPbをねじれ角βの正
接で除した値で、転造巾をこのPaで除した値が
うねりの数となる。 本発明はこの被転造物の歯筋うねりを無くする
ために転造中の被転造物が転造荷重の変動により
上下左右に揺動するのを抑制し、うねりのない歯
を無垢転造できる転造ダイスを提供しようとする
ものである。そのために本発明では被転造物の転
造巾の両端部を、各々、歯の軸方向ピツチの半分
近くに相当する巾がダイスに接触し喰付かせるよ
うに、平ダイスの喰付部の巾方向の中央部を逃が
すことにより喰付始めの転造圧を少くさせ転造し
易いようにしてある。この平ダイスの中央部の逃
がし部は喰付端より長手方向に全長の約1/3ほど
にわたつて勾配をつけることにより逃がしてあ
る。また従来のダイスで発生した被転造物の歯筋
のうねり量の2倍近くの歯厚の分だけ、平ダイス
の巾の中央部の歯厚を両端の歯厚よりも減少させ
てある。この減少させる巾は被転造物の有効巾以
上近くにとるものとする。又この歯厚減少はダイ
スの長手方向の中央部で全巾が均一歯厚になるよ
うに徐々に戻してある。この中央部の点から逃げ
歯に向いダイス両端にゆるやかな勾配をもつた面
取りが徐々に大きくなるように付けてある。 転造平ダイスを以上のように構成することによ
り、被転造物の両端の転造はダイスの長手方向の
中央部で完了し、被転造物の有効巾分だけがダイ
スの中央部以後において仕上歯面が転造される。
又仕上時に両端部が殆どダイスに接触しないの
で、その悪さが無くなる。かつ徐々に仕上部より
逃げ部に巾接触が小さくなるので、荷重変動が小
さくなり、歯の歯筋のうねりが無くなり短いダイ
スで精度の良いねじれギヤが無垢転造加工できる
ことになる。 更に特に被転造物の歯数が奇数歯の場合には、
荷重変動を抑制する被転造物の揺動押え板をダイ
スの両端に設ける。これにより被転造物の歯数が
奇数歯であつても、荷重変動を少くさせて、歯の
歯筋のうねりのない精度の良いねじれギヤの無垢
転造加工が可能となる。 以下本発明の実施例を図面について説明する。
第4図及び第4A図乃至第4F図に本発明の転造
平ダイスの形状を模式的に示してあり、第4図は
片方の平ダイス50の平面図、第4A図、第4B
図、第4C図、第4D図はそれぞれ第4図のダイ
ス50のA−A線、B−B線、C−C線、D−D
線における断面図、第4E図、第4F図はそれぞ
れ第4図のE−E矢視図およびF−F矢視図であ
る。 第4図においてA−A断面は喰付断面を示し、
ダイスの巾の中央部を逃がして中央逃がし部51
が設けられている。この逃し部は喰付端から長手
方向に全長の約1/3の間に延びる勾配をもつてい
る。このため被転造物の転造巾の両端部を各々軸
方向ピツチの半分近くに相当する巾の分だけ接触
喰付かせるようになつている。B−B断面はダイ
ス長手方向の中央部を示す。第4図の1b,2
b,3b,4bの範囲は、ダイスの歯厚が両端部
のダイス歯厚より減少させている区域であり、そ
の減少量は従来のダイスで加工した場合に被転造
物に生ずるうねり量の2倍近くである。 第4図の1b〜4b位置から後述する両端面取
り52が開始する5b〜6b位置までの間、つま
り第4E図上の7a〜8aの間は被転造物が0.5
回転分近くの長さ分で、ダイスの中央部歯厚を
徐々に大きくさせ、ダイスの巾方向全てが歯厚が
一定になるようにする。C−C断面はゆるやかな
勾配をもつた両端面面取り52が施され始めた点
の近くで、ダイス巾方向に歯厚が一定で、被転造
物の正規の歯厚になるようなダイス歯厚にしてあ
る。D−D断面は逃げ歯の最終端断面を示し、両
端にゆるやかな勾配をもつた面取り52がC−C
断面より大きくなる。 第4E図において、1a〜2aは喰付部の巾中
央部の逃がし部51の逃げ溝底の勾配を示してい
る。3a〜4aは喰付部歯先の傾斜を示し、5′
a〜5aは両端部のダイスの歯形歯底部を示して
いる。また6a〜7aは第4図の1b,2b,3
b,4bの歯厚減少歯の歯底の勾配を示し、7a
〜8aは中央部歯厚と両端部歯厚が徐々に等しく
なる中央部歯底の勾配を表わしている。この間の
長さは被転造物の0.5回転分近くに相当したもの
にする。4a〜10a間は被転造物が正規歯厚に
なるようなダイス歯形で歯先が直線になつてい
る。10a〜11aは被転造物の歯底がダイス歯
先に接触しないようにダイス歯先のみをわずか
0.1〜0.3mm程度徐々に小さくするための勾配を示
している。これは被転造物の歯底に転造圧をかけ
ず、歯面のみに軽い転造負担をかけることにより
転造荷重変動を少なくするためである。11a〜
12aはダイス歯先を0.1〜0.3mm小さくした直線
となつており、被転造物の歯面の仕上を行う。1
2a〜13aは逃げ歯に当り、歯厚は徐々に小さ
くなり歯先と歯底は共に徐々にD−D断面に向つ
て低くなつている。14a〜15aはその歯底勾
配を示し9a〜16aは両端面の面取り52の稜
線を示している。 このような形状をもつた本発明の平ダイス50
により転造すると、被転造物の両端がダイスの中
央部5b〜6bで転造が完了し、被転造物の有効
巾分(第4図の7b〜8bの巾以下)だけがダイ
ス長手方向の中央部以降で仕上転造される。又仕
上時には面取り52のためほとんど接触しないの
で、両端の形状差による悪さがなくなり、仕上歯
部より逃げ歯部に向つて5b,6b,7b,8b
の範囲における勾配をもつた端面面取り52によ
り巾接触が徐々に小さくなるので、荷重変動が小
さくなり、歯の歯筋のうねりが改善される。 更に特に被転造物53の歯数が奇数歯の場合に
は平ダイス50の巾方向の両端又は片端に第4
図、第5図、第6図に示すように被転造物の揺動
押え板54をつけるとよい。この押え板54は細
いピツチのダイスでもよいし、又はサンドブラス
トを施した摩擦板でもよく、第6図に示すような
接触面圧均等形のものが効果的である。第5図に
は両端の押え板54を細かいピツチのダイスとし
てヘリカルギヤ転造用のダイス50と同時に被転
造物53を転造し始めている状態を示している。 第6図は本発明の平ダイス50に被転造物が接
触する様子を展開したもので、第6図の下方に示
すようにダイスの歯部55が被転造物53に接触
する範囲1c〜2cがダイス50の展開図におき
換えた接触部分が第6図上方においてハツチング
を施した1〜12に相当する。ダイス50が歯か
ら歯へ(G−GからH−Hへ)移動したと考えた
場合、GとHの位置では接触部分1〜12は全く
同一の状態になる。GとHとの中間の位置J−J
での接触部分13〜20は1〜12と13〜20
との接触面積の差、つまり転造圧差が一番大きく
なり接触面積が小さい方であるJ−J面上が被転
造物の歯筋にうねりのくぼみが出来る位置とな
る。 この接触面積、換言すれば転造圧を均等にする
ようにダイス50の両端又は片端にその差の分だ
けの転造圧を加えるように被転造物の揺動押え板
54を取付ける。被転造物の歯数が奇数歯の場合
特に荷重変動が大きくなるので押え板54を取付
けると効果的である。この押え板54は既述のよ
うに細かいピツチのダイスでもよいし、又はサン
ドブラストを施したもので、接触面積を均等化さ
せた第6図の接触面1d〜8dを有するような押
え板54がよい。 第7図は第6図のJ−J面のダイス部が被転造
物を創成圧転造をした形状でX−X面に対応して
おりこれがうねりのくぼみの位置であり歯筋のう
ねり形状を示している。これは第6図のJ−J面
はG−G面やH−H面よりも接触面積が小さいた
めに押え板54を用いないときにはうねりができ
ることを示している。 ちなみに、本発明に係る転造平ダイスと従来の
転造平ダイスを用いて、第1表に示す転造加工諸
元のステアリングピニオンギアを加工したとこ
ろ、第8図に示すように歯筋のうねり量に顕著な
差異がみられた。なお、左右各歯面では内側が1
歯目、外側が4歯目のうねり量の誤差である。
【表】
本発明は上述のようにダイスの喰付部に巾方向
の約1/2の巾を有し長手方向に全長の約1/3に達す
る中央部の逃がし部51を設けつづいて長手方向
の中央部に至るまでの歯をうねり量の2倍程度中
央部の歯厚を薄くしてから、徐々に歯厚を厚くし
て長手方向のほぼ中央部で歯厚を巾方向全長にわ
たり均一化し、更に逃げ歯に至る間の歯は巾方向
両端部に次第に広くなる面取り52を設け、又要
すればダイスの側面即ち巾方向の端面に、ダイス
の歯先と被転造物の接触面の面積の差の変動を補
う接触面を有する被転造物の揺動押え板54を取
付けたので、転造荷重の変動を除去して揺動を押
えることができ、被転造物の歯筋にうねりが発生
せず高精度のねじれギヤの無垢転造加工が可能と
なつた。また荷重変動を抑制することによりダイ
スの寿命が向上される。又被転造物がダイスに喰
付き始めたときに被転造物の両端部をダイスに接
触させ中央部は転造させないので、転造可能範囲
の拡大化が可能となり、かつ短かいダイス長さの
ものでも転造が可能になつた。 尚この発明はねじれギヤ用のダイスのみならず
スパーギヤ用のダイスにも実施できることは言う
までもない。
の約1/2の巾を有し長手方向に全長の約1/3に達す
る中央部の逃がし部51を設けつづいて長手方向
の中央部に至るまでの歯をうねり量の2倍程度中
央部の歯厚を薄くしてから、徐々に歯厚を厚くし
て長手方向のほぼ中央部で歯厚を巾方向全長にわ
たり均一化し、更に逃げ歯に至る間の歯は巾方向
両端部に次第に広くなる面取り52を設け、又要
すればダイスの側面即ち巾方向の端面に、ダイス
の歯先と被転造物の接触面の面積の差の変動を補
う接触面を有する被転造物の揺動押え板54を取
付けたので、転造荷重の変動を除去して揺動を押
えることができ、被転造物の歯筋にうねりが発生
せず高精度のねじれギヤの無垢転造加工が可能と
なつた。また荷重変動を抑制することによりダイ
スの寿命が向上される。又被転造物がダイスに喰
付き始めたときに被転造物の両端部をダイスに接
触させ中央部は転造させないので、転造可能範囲
の拡大化が可能となり、かつ短かいダイス長さの
ものでも転造が可能になつた。 尚この発明はねじれギヤ用のダイスのみならず
スパーギヤ用のダイスにも実施できることは言う
までもない。
第1図は転造平ダイスの転造状態の説明図、第
2図は従来の転造ダイスによる被転造物の喰付始
めの状態を示す平面図、第3図は従来の転造平ダ
イスによる被転造物の歯筋方向のうねりの拡大説
明図、第4図は本発明の一実施例の片側の平ダイ
スの平面図、第4A図乃至第4D図は第4図の平
ダイスの断面図で、第4A図はA−A断面図、第
4B図はB−B断面図、第4C図はC−C断面
図、第4D図はD−D断面図、第4E図は第4図
のE−E矢視図、第4F図は第4図のF−F矢視
図、第5図は揺動押え板を取付けた平ダイスによ
る転造開始時を示す平面図、第6図は平ダイスと
被転造物の平ダイスにおける接触面の展開図、同
図の下方に示すのは歯先と被転造物の接触位置を
示す部分正面図、第7図は平ダイスとの接触面積
の差異により生ずる歯筋のうねりの形状の説明
図、第8図は本発明による被加工物と従来品によ
る被加工物のうねり量の差異を示すグラフであ
る。 50……平ダイス、51……中央逃し部、52
……面取り、53……被転造物、54……揺動押
え板、1d〜8d……補完接触面。
2図は従来の転造ダイスによる被転造物の喰付始
めの状態を示す平面図、第3図は従来の転造平ダ
イスによる被転造物の歯筋方向のうねりの拡大説
明図、第4図は本発明の一実施例の片側の平ダイ
スの平面図、第4A図乃至第4D図は第4図の平
ダイスの断面図で、第4A図はA−A断面図、第
4B図はB−B断面図、第4C図はC−C断面
図、第4D図はD−D断面図、第4E図は第4図
のE−E矢視図、第4F図は第4図のF−F矢視
図、第5図は揺動押え板を取付けた平ダイスによ
る転造開始時を示す平面図、第6図は平ダイスと
被転造物の平ダイスにおける接触面の展開図、同
図の下方に示すのは歯先と被転造物の接触位置を
示す部分正面図、第7図は平ダイスとの接触面積
の差異により生ずる歯筋のうねりの形状の説明
図、第8図は本発明による被加工物と従来品によ
る被加工物のうねり量の差異を示すグラフであ
る。 50……平ダイス、51……中央逃し部、52
……面取り、53……被転造物、54……揺動押
え板、1d〜8d……補完接触面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一組の平ダイス間に被転造物を挟み両平ダイ
スを互に反対方向に平行移動して被加工物を回転
させながら歯形を塑性加工する転造平ダイスにお
いて、平ダイスの喰付部の巾方向の中央部を逃が
して両端部のみに被転造物の転造巾の両端部が歯
の軸方向ピツチの略半分の巾で接触する喰付歯を
設け、この平ダイスの中央逃がし部は喰付端より
長手方向に全長の約1/3の間に延びる勾配をもつ
た逃がし部を設け、この逃がし部につづく長手方
向の部分においては従来の被転造物の歯筋のうね
り量の2倍近くの歯厚分だけ、被転造物の有効巾
以上の巾でダイス巾の中央部歯厚を減少させ、歯
厚減少量を徐々に少くしてダイスの長手方向中央
部では全巾にわたり均一歯厚とし、中央部から逃
げ歯に向つてダイスの巾方向両端に次第に大きく
なるゆるやかな勾配をもつた面取りを形成したこ
とを特徴とする転造平ダイス。 2 一組の平ダイス間に被転造物を挟み、両平ダ
イスを互に反対方向に平行に移動して被加工物を
回転させて歯形を塑性加工する転造平ダイスにお
いて、平ダイスの喰付部の巾方向の中央部を逃が
して両端部のみに被転造物の転造巾の両端部が歯
の軸方向ピツチの略半分の巾で接触する喰付歯を
設け、この平ダイスの中央逃し部は喰付端より長
手方向に全長の約1/3の間に延びる勾配をもつた
逃がし部を設け、この逃がし部に続く長手方向の
部分においては従来の被転造物の歯筋のうねり量
の2倍近くの歯厚分だけ、被転造物の有効巾以上
の巾でダイス巾の中央部歯厚を減少させ、歯厚減
少量を徐々に少くしてダイスの長手方向中央部で
は全巾にわたり均一歯厚とし、中央部から逃げ歯
に向つてダイスの巾方向両端に次第に大きくなる
ゆるやかな勾配をもつた面取りを形成すると共
に、平ダイス本体の側面にダイスと被転造物との
接触面積の差を補完する接触面を設けたことを特
徴とする被転造物揺動押え板を固着した転造平ダ
イス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4898283A JPS59178143A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 転造平ダイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4898283A JPS59178143A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 転造平ダイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59178143A JPS59178143A (ja) | 1984-10-09 |
| JPH0252573B2 true JPH0252573B2 (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=12818444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4898283A Granted JPS59178143A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 転造平ダイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59178143A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59209449A (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-28 | Toyota Motor Corp | 転造方法 |
| JPS61140343A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-27 | Jidosha Kiki Co Ltd | 歯車転造装置 |
| JPS61269948A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-11-29 | Nachi Fujikoshi Corp | 転造平ダイス |
| JPS62230445A (ja) * | 1986-04-01 | 1987-10-09 | Nachi Fujikoshi Corp | 転造平ダイス |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP4898283A patent/JPS59178143A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59178143A (ja) | 1984-10-09 |
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