JPH0253425B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0253425B2
JPH0253425B2 JP3511283A JP3511283A JPH0253425B2 JP H0253425 B2 JPH0253425 B2 JP H0253425B2 JP 3511283 A JP3511283 A JP 3511283A JP 3511283 A JP3511283 A JP 3511283A JP H0253425 B2 JPH0253425 B2 JP H0253425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glyoxylic
temperature
anhydride
glyoxylic acid
crystals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3511283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59161329A (ja
Inventor
Takehiko Kakimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP3511283A priority Critical patent/JPS59161329A/ja
Publication of JPS59161329A publication Critical patent/JPS59161329A/ja
Publication of JPH0253425B2 publication Critical patent/JPH0253425B2/ja
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブロツキング、あるいは固化を起さ
ずに工業的に有利な方法で粉末状のグリオキシル
酸無水物を製造する方法を提供するものである。
グリオキシル酸は通常40〜50%程度の水溶液と
して生産、販売されているが上記の如く製品組成
中の50%以上が水であることは非水系の反応には
使用できないばかりでなく、製品の貯蔵、輸送等
において水を取扱つているといつても過言でな
く、甚だ非合理的である。そのため、これまでに
も、グリオキシル酸水溶液を脱水、濃縮する粉末
状のグリオキシル酸の製造法が提案されている。
しかしながら、従来行われている方法ではグリオ
キシル酸水溶液の脱水工程は、濃縮が進むにつれ
て系が餅状となり、更に晶析を行うと結晶がブロ
ツキングを起し、更にひどい時には濃縮機等の機
壁に付着した状態で固化し、取り出すことさえ困
難となり、粉末状にすることははなはだ問題が多
い。更に該餅状物を粉末化するには高度の技術が
必要とされることから、実際には脱水を完全には
行わずに取扱いが容易な程度で濃縮を止めること
が余儀なくされているのが実情であり、従つて得
られる粉末はグリオキシル酸の1水和物・1/2水
和物等の混合物であり完全な無水物ではない。か
かる粉末状のグリオキシル酸の水和物は、貯蔵・
輸送等における前記問題は解決しているものの、
その結晶は融点が20〜50℃と低く、夏季の気温が
高くなる時期などには、溶解して扱いにくくなる
場合があり、又当然のことながら非水系反応に用
いることはできない。
しかるに本発明者は粉末状のグリオキシル酸無
水物を得るために鋭意研究を重ねた結果、グリオ
キシル酸の水溶液を減圧下温度75〜150℃にて濃
縮し、含水率が3重量%以下のグリオキシル酸無
水物の溶融物を得た後、系内の温度が50℃以下に
ならないように保持しながら、撹拌下に冷却する
時には、ブロツキングを全く起すことなく白色の
粉末状グリオキシル酸無水物が得られるという新
規な事実を見出し、本発明を完成させるに到つ
た。
本発明ではまずグリオキシル酸の水溶液を減圧
下温度75〜150℃、好ましくは90〜120℃にて濃縮
し、含水率を3重量%以下にしてグリオキシル酸
無水物の溶融物を得ることが必要である。75℃以
下では、含水率が3重量%以下となるのに長時間
を要するし、又150℃以上にするとグリオキシル
酸が黒色化して使用上問題がある。又、含水率が
3重量%以上では、たとえ適当な晶析方法を採用
することによつて粉末状の結晶が得られたとして
も、それは水和物となつており、本発明の目的と
するグリオキシル酸無水物の結晶を得ることはで
きない。3重量%以下の含水率であれば、たとえ
少量の水が系に残存していても、晶析中に水が除
去でき、最終的に無水物が得られるのである。減
圧度も濃縮が行えれば特に制限はないが通常30メ
ートル以下で行う。
かくして得られるグリオキシル酸無水物の溶融
物は、粘調な液体であるが、本発明の最大の特徴
は、該容融物の粉末化のために該溶融物を系内の
温度が50℃以下にならないように保持しながら撹
拌下に冷却することにある。即ち、通常グリオキ
シル酸水溶液を脱水・濃縮した後、通常公知の方
法により自然にあるいは強制的に冷却して50℃以
下にしたのでは、先に述べたように結晶全体がブ
ロツキングを起したり、あるいは容器の側壁に付
着してしまうのである。グリオキシル酸無水物の
融点が約100℃であるのでこれより低温に冷却す
ることによつて晶析することは当然であるが、常
に50℃以上を保つようにして晶析を行えば、特に
温度に規制はない。通常前記溶融物は100℃前後
に加熱されているので60〜85℃、特に好ましくは
70〜80℃のかなりゆるやかな条件で行うのが普通
である。かかる工程では温度規定とともに撹拌す
ることも必須条件である。撹拌しないで晶析を行
うとやはり固化してしまい、本発明の目的物は得
られない。撹拌機としては捏和翼又は撹拌機、ス
クリユー等を備えた濃縮装置、例えばニーダー、
混合機、押出機が挙げられる。又、この工程では
減圧状態でも常圧状態でも良いが、当然のことな
がら前記グリオキシル酸無水物の溶融物が吸湿し
ないように充分注意しなければならない。かかる
状態で撹拌を10〜15時間続けると粉末状のグリオ
キシル酸無水物が得られるのである。
以上の如き方法で得られるグリオキシル酸無水
物は、融点が100℃の白色粉末状固体で、結晶中
に全く水を含んでいないので、特に非水系反応へ
の応用、例えばグリオキシル酸のエステル類の製
造やマンデル酸などの製造に有用なものであり、
又廃水処理等の問題も非常に少なくなるので有利
である。
以下、実施例をあげて本発明を更に具体的に説
明する。ただし例中、「%」とあるのは特にこと
わりのない限りすべて重量基準である。
実施例 1 濃度50%のグリオキシル酸水溶液1000gをロー
タリーエバポレータを用いて温度90〜100℃、20
トールにて減圧・濃縮を行つた。含水率が約1.0
%となつた時点で減圧・濃縮をやめ、得られた溶
融物をニーダー(内温70〜80℃)にいれてこの状
態を保持しながら撹拌を行つた。撹拌開始後2時
間程度で粉末状の結晶が生成し始め、約10時間後
に完全な粉末状の白色結晶を543g得た。該結晶
を分析した結果、少量のグリオキザール、シユウ
酸を含んでいたが、水は全く含まれておらず、完
全なグリオキシル酸無水物であり、融点が105℃
であつた。但し、結晶中の水分の定量にはカー
ル・フイツシヤ法を用いた。
実施例 2 濃度40%のグリオキシル酸水溶液1000gを実施
例1と同様にして減圧して含水率が約2.5%とな
るまで濃縮し、溶融物を得た。これを内温を55〜
60℃に保つたニーダーに入れ撹拌した。粉末状白
色結晶420gを得て、それを分析した結果、実施
例1と同様の結果が得られた。
比較例 1 実施例1において、ニーダーで撹拌する際の温
度を30〜40℃にして行つたところ、固化してニー
ダーの側壁に付着し、取出しが容易でなかつた。
比較例 2 実施例1において減圧・濃縮を適当にやめ(そ
の時の含水率を測定したところ4.2%であつた)、
それをニーダーに入れて同例と同じようにして撹
拌・晶析を行つたところ、なかなか結晶化しなか
つた。そこで、ニーダーの内温を30〜40℃で同じ
く撹拌した結果、粉末状の白色結晶540gを得た。
しかしながら、この結晶を分析した結果、グリオ
キシル酸の1水和物及び1/2水和物の混合物であ
り、その融点も20〜45℃と無水物結晶とは全く異
なる物性を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 グリオキシル酸の水溶液を減圧下温度75〜
    150℃にて濃縮し、含水率3重量%以下のグリオ
    キシル酸無水物の溶融物を得た後、系内の温度が
    50℃以下にならないように保持しながら撹拌下に
    冷却することを特徴とする粉末状のグリオキシル
    酸無水物の製造法。
JP3511283A 1983-03-02 1983-03-02 粉末状のグリオキシル酸無水物の製造法 Granted JPS59161329A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3511283A JPS59161329A (ja) 1983-03-02 1983-03-02 粉末状のグリオキシル酸無水物の製造法

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JP3511283A JPS59161329A (ja) 1983-03-02 1983-03-02 粉末状のグリオキシル酸無水物の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS59161329A JPS59161329A (ja) 1984-09-12
JPH0253425B2 true JPH0253425B2 (ja) 1990-11-16

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JP3511283A Granted JPS59161329A (ja) 1983-03-02 1983-03-02 粉末状のグリオキシル酸無水物の製造法

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JPS59161329A (ja) 1984-09-12

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