JPH0253859A - 離型紙用シリコーン組成物 - Google Patents
離型紙用シリコーン組成物Info
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- JPH0253859A JPH0253859A JP20588688A JP20588688A JPH0253859A JP H0253859 A JPH0253859 A JP H0253859A JP 20588688 A JP20588688 A JP 20588688A JP 20588688 A JP20588688 A JP 20588688A JP H0253859 A JPH0253859 A JP H0253859A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は離型紙用シリコーン組成物に関する。
更に詳しくは、本発明は触媒を添加した後、塗布する迄
の室温における保存安定性に優れる一方、各種の紙、プ
ラスチックフィルム等の基材に塗工した後は低温且つ短
時間で硬化する、離型紙用シリコーン組成物に関するも
のである。
の室温における保存安定性に優れる一方、各種の紙、プ
ラスチックフィルム等の基材に塗工した後は低温且つ短
時間で硬化する、離型紙用シリコーン組成物に関するも
のである。
(従来の技術)
従来より珪素原子に結合した脂肪族不飽和基を含有する
オルガノポリシロキサンと珪素原子に結合した水素原子
(−3iH結合)を有するオルガノハイドロジエンポリ
シロキサンとを貴金属系触媒の存在下に反応させる、い
わゆる付加反応型シリコーン組成物は各種用途に汎用さ
れており、離型紙にも使用されている。しかしながら、
この付加反応型シリコーン組成物を離型紙用として使用
するためには、通常100℃〜150℃110秒〜30
秒といった短時間で硬化皮膜を形成させる必要があり、
そのためポットライフが短く、硬化性とのバランスをと
ることが難しいという問題点があった。係る問題点を解
決する方法としては、付加反応制御剤としてCCLを添
加したもの(特公昭47−6111号公報)、アセチレ
ンアルコールを添加したもの(特公昭4131476号
公報)、アクリロニトリルを添加したもの(特公昭45
−22018号公報)、1.3−ジクロロプロペンを添
加したもの(特開昭61−238851号公報)、マレ
エート類を添加したもの(米国特許公報筒4,256,
807号、同4゜530.989号、同4,562,0
96号)等が提案されている。
オルガノポリシロキサンと珪素原子に結合した水素原子
(−3iH結合)を有するオルガノハイドロジエンポリ
シロキサンとを貴金属系触媒の存在下に反応させる、い
わゆる付加反応型シリコーン組成物は各種用途に汎用さ
れており、離型紙にも使用されている。しかしながら、
この付加反応型シリコーン組成物を離型紙用として使用
するためには、通常100℃〜150℃110秒〜30
秒といった短時間で硬化皮膜を形成させる必要があり、
そのためポットライフが短く、硬化性とのバランスをと
ることが難しいという問題点があった。係る問題点を解
決する方法としては、付加反応制御剤としてCCLを添
加したもの(特公昭47−6111号公報)、アセチレ
ンアルコールを添加したもの(特公昭4131476号
公報)、アクリロニトリルを添加したもの(特公昭45
−22018号公報)、1.3−ジクロロプロペンを添
加したもの(特開昭61−238851号公報)、マレ
エート類を添加したもの(米国特許公報筒4,256,
807号、同4゜530.989号、同4,562,0
96号)等が提案されている。
しかしながら、CCZ4を制御剤として添加した場合に
は、それを大量に使用しなければ付加反応抑制効果がな
い。そのため、溶剤希釈における溶剤としての効果との
差異が判然とせず、実質的に無溶剤塗布液となりえない
。又、アセチレンアルコール類を添加した場合には、そ
れが水素−珪素結合と反応性があるために、組成物中に
含有されている硬化官能基としての水素−珪素結合が経
時と共に消費されて硬化性が低下するという不利がある
上、揮発性で引火点が低いために、無溶剤塗布液とした
場合には安全上の問題からその添加量には限界がある。
は、それを大量に使用しなければ付加反応抑制効果がな
い。そのため、溶剤希釈における溶剤としての効果との
差異が判然とせず、実質的に無溶剤塗布液となりえない
。又、アセチレンアルコール類を添加した場合には、そ
れが水素−珪素結合と反応性があるために、組成物中に
含有されている硬化官能基としての水素−珪素結合が経
時と共に消費されて硬化性が低下するという不利がある
上、揮発性で引火点が低いために、無溶剤塗布液とした
場合には安全上の問題からその添加量には限界がある。
更に、アクリロニトリルの場合には付加反応抑制作用が
弱く少量の添加では効果がないので多量に添加して抑制
作用を発揮せしめると、このアクリロニトリルを多量に
含有する組成物は硬化不良となる上、アクリロニトリル
が特異な臭を発散するために環境上の問題も生じる。
弱く少量の添加では効果がないので多量に添加して抑制
作用を発揮せしめると、このアクリロニトリルを多量に
含有する組成物は硬化不良となる上、アクリロニトリル
が特異な臭を発散するために環境上の問題も生じる。
上記欠点は付加反応抑制作用としてジアリルマレエート
エステル類、マレイミド類、ハイドロカルボキシマレー
ト類等を使用することにより改善されるが、いずれもオ
ルガノポリシロキサンに対する溶解性が低いために、組
成物を均一に薄膜硬化させる場合の添加量には限界があ
り、満足できるものではなかった。
エステル類、マレイミド類、ハイドロカルボキシマレー
ト類等を使用することにより改善されるが、いずれもオ
ルガノポリシロキサンに対する溶解性が低いために、組
成物を均一に薄膜硬化させる場合の添加量には限界があ
り、満足できるものではなかった。
本発明者等は従来の係る欠点を解決すべく鋭意検討した
結果、シリル化マレイン酸エステル化合物が前記付加反
応抑制効果に優れると共にオルガノポリシロキサンとの
相溶性が良い上、沸点も200℃以上と高く、特異な奥
を発生することもないということを見出し本発明を完成
させるに至つた。
結果、シリル化マレイン酸エステル化合物が前記付加反
応抑制効果に優れると共にオルガノポリシロキサンとの
相溶性が良い上、沸点も200℃以上と高く、特異な奥
を発生することもないということを見出し本発明を完成
させるに至つた。
従って本発明の第1の目的は、塗布後のシリコーン組成
物の硬化性を損なうことなく、塗布前のポットライフを
長くした離型紙用シリコーン組成物を提供することにあ
る。
物の硬化性を損なうことなく、塗布前のポットライフを
長くした離型紙用シリコーン組成物を提供することにあ
る。
本発明の第2の目的は、引火性がなく且つ特別の臭いを
発生しない、作業性の良い離型紙用シリコーン組成物を
提供することにある。
発生しない、作業性の良い離型紙用シリコーン組成物を
提供することにある。
本発明の第3の目的は、白金触媒添加後の付加反応硬化
型シリコーン組成物のポットライフを比較的長くするこ
とのできる付加反応抑制剤を提供することにある。
型シリコーン組成物のポットライフを比較的長くするこ
とのできる付加反応抑制剤を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の上記の諸口的は(1)1分子中に少なくとも2
個のビニル−珪素結合を有し、分子鎖両末端がビニルジ
メチルシリル基又はトリメチルシリル基である実質的に
直鎖状構造のオルガノポリシロキサン100重量部、(
2)1分子中に少なくとも2個の水素−珪素結合を有す
るメチルハイドロジエンポリシロキサン2〜30重量部
、(3)一般式で表されるシリル化マレイン酸エステル
化合物(式中R′、、R2、R3は炭素数1〜10の同
種または異種の脂肪族炭化水素基であって、R1、R2
、Rilのうち少なくとも一つはオレフィン性不飽和基
である。):0.1〜10φ重量部、(4)白金量とし
て、上記成分(1)に対して2〜500ppmの白金系
化合物からなり、前記成分(1)の1分子中のビニル基
の数と成分(2)の1分子中の水素−珪素結合の数の合
計が少なくとも5個であることを特徴とする離型紙用シ
リコーン組成物によって達成された。
個のビニル−珪素結合を有し、分子鎖両末端がビニルジ
メチルシリル基又はトリメチルシリル基である実質的に
直鎖状構造のオルガノポリシロキサン100重量部、(
2)1分子中に少なくとも2個の水素−珪素結合を有す
るメチルハイドロジエンポリシロキサン2〜30重量部
、(3)一般式で表されるシリル化マレイン酸エステル
化合物(式中R′、、R2、R3は炭素数1〜10の同
種または異種の脂肪族炭化水素基であって、R1、R2
、Rilのうち少なくとも一つはオレフィン性不飽和基
である。):0.1〜10φ重量部、(4)白金量とし
て、上記成分(1)に対して2〜500ppmの白金系
化合物からなり、前記成分(1)の1分子中のビニル基
の数と成分(2)の1分子中の水素−珪素結合の数の合
計が少なくとも5個であることを特徴とする離型紙用シ
リコーン組成物によって達成された。
以下に、本発明に使用する各成分について詳細に説明す
る。
る。
成分(1)は分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基あ
るいはトリメチルシリル基である実質的に直鎖状のジオ
ルガノポリシロキサンであり、これは、たとえば次式で
示されるものである。
るいはトリメチルシリル基である実質的に直鎖状のジオ
ルガノポリシロキサンであり、これは、たとえば次式で
示されるものである。
Σ
上式中、R,R’およびR”は有機基を示し、Meはメ
チル基を示すが、それらの少なくとも50モル%はメチ
ル基であり、残余の有機基は脂肪族不飽和結合を除く有
機基である。このような脂肪族不飽和結合を除く有機基
としては、例えばエチル基、プロピル基、ブチル基など
のアルキル基、フェニル基などのアリール基及びそれら
のハロゲン置換体等を挙げることができる。
チル基を示すが、それらの少なくとも50モル%はメチ
ル基であり、残余の有機基は脂肪族不飽和結合を除く有
機基である。このような脂肪族不飽和結合を除く有機基
としては、例えばエチル基、プロピル基、ブチル基など
のアルキル基、フェニル基などのアリール基及びそれら
のハロゲン置換体等を挙げることができる。
式中分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基であるジオ
ルガノポリシロキサンの場合にはnは〇又は正の整数で
有り、分子鎖両末端がトリメチルシリル基であるジオル
ガノポリシロキサンの場合にはnは2以上の整数である
。
ルガノポリシロキサンの場合にはnは〇又は正の整数で
有り、分子鎖両末端がトリメチルシリル基であるジオル
ガノポリシロキサンの場合にはnは2以上の整数である
。
これらのオルガノポリシロキサンは一分子中にビニル−
珪素結合を少なくとも2個有する限り単独で使用しても
混合して使用しても良い。
珪素結合を少なくとも2個有する限り単独で使用しても
混合して使用しても良い。
また、粘度としては、25℃で50cs以上、ガム状ま
での粘度範囲が許容される。なお、「実質的に直鎖状軸
」とは、線状もしくは一部分岐している部分を有する線
状構造を意味する。
での粘度範囲が許容される。なお、「実質的に直鎖状軸
」とは、線状もしくは一部分岐している部分を有する線
状構造を意味する。
成分(2)としてのメチルハイドロジエンポリシロキサ
ンはその1分子中に少なくとも2個の水素珪素結合を有
するメチルハイドロジエンポリシロキサンである。ただ
し、成分(1)の1分子中のビニル基の数と成分(2)
の1分子中の水素−珪素結合の数の合計が少なくとも5
個であることが必要である。メチルハイドロジエンポリ
シロキサンとしては、たとえばCH3HS i O単位
、H3iO+、s単位、(CH3)zsio単位、CH
35iO,。
ンはその1分子中に少なくとも2個の水素珪素結合を有
するメチルハイドロジエンポリシロキサンである。ただ
し、成分(1)の1分子中のビニル基の数と成分(2)
の1分子中の水素−珪素結合の数の合計が少なくとも5
個であることが必要である。メチルハイドロジエンポリ
シロキサンとしては、たとえばCH3HS i O単位
、H3iO+、s単位、(CH3)zsio単位、CH
35iO,。
、単位、(CHa)z R3iOo、5単位あるいは、
(CH3)3 S I Oo、、単位からなるホモポリ
マー又はコポリマーが例示される。このものは、線状ポ
リマー、環状ポリマーあるいは分岐鎖ポリマーのいずれ
でも良いが、25℃の粘度カ月0〜500csのメチル
ハイドロジエンポリシロキサン、ジメチル−メチルハイ
ドロジエンポリシロキサンであることが好ましい。
(CH3)3 S I Oo、、単位からなるホモポリ
マー又はコポリマーが例示される。このものは、線状ポ
リマー、環状ポリマーあるいは分岐鎖ポリマーのいずれ
でも良いが、25℃の粘度カ月0〜500csのメチル
ハイドロジエンポリシロキサン、ジメチル−メチルハイ
ドロジエンポリシロキサンであることが好ましい。
成分(2)の添加量は硬化皮膜の形成及び剥離性能から
考えて、成分(1) 100重量部に対し通常2〜30
重量部である。
考えて、成分(1) 100重量部に対し通常2〜30
重量部である。
成分(3)は一般式
で示されるシリル化マレイン酸エステル化合物であり、
本発明組成物に、常温下における(一般に室温)保存安
定性を付与する一方、紙、プラスチック、フィルム等に
塗工した後は付加反応抑制作用をただちに解除し、10
0℃以下の低温で短時間に硬化可能とする反応制御剤で
あり、本発明の組成物における重要な成分である。
本発明組成物に、常温下における(一般に室温)保存安
定性を付与する一方、紙、プラスチック、フィルム等に
塗工した後は付加反応抑制作用をただちに解除し、10
0℃以下の低温で短時間に硬化可能とする反応制御剤で
あり、本発明の組成物における重要な成分である。
上記一般式において、R1、Rz 、R3はメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、ビニ
ル基、アリル基等のアルケニル基のような炭素数1〜1
0の脂肪族炭化水素基であり、R1,、R2及びR3の
内の少なくとも一つはアルケニル基である。R1、R2
、Rffのどれもアルケニル基を含まないものである場
合は、反応抑制御 効果が乏しい。
エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、ビニ
ル基、アリル基等のアルケニル基のような炭素数1〜1
0の脂肪族炭化水素基であり、R1,、R2及びR3の
内の少なくとも一つはアルケニル基である。R1、R2
、Rffのどれもアルケニル基を含まないものである場
合は、反応抑制御 効果が乏しい。
R’−3l
基(シリル基)としては、
例えば、下記のものを挙げることができる。
CR3
CHz = CHS i−
Hz
2 R5
G Hz = CHS i
CR3
CH=CH2
CR2= CHS i
CH。
CHt CH= CHt
CR2= CHCHz S i
CH。
CH。
CHz = CHCHt S 1−CH。
CH=CH2
CH2=CH31
CH=CH。
これらの内、特に
CH3
CH2=CH3i
CH3
CH3
CH2−=CHCH2S 1−
CH。
CH=CH。
CH2= CHS i
CH= CH2
が好ましく、
中でも、 CH3
CH2=CH3i−
HI
が最も好ましい。
上記反応抑制剤は、本離型紙用オルガノポリシロキサン
組成物、特に、無溶剤系のオルガノポリシロキサン組成
物によく溶け、無色透明である上臭いがなく、不揮発性
であるため、無溶剤系オルガノポリシロキサン組成物と
して紙、プラスチック、フィルム等に塗工する際も、安
全で作業性も良い。
組成物、特に、無溶剤系のオルガノポリシロキサン組成
物によく溶け、無色透明である上臭いがなく、不揮発性
であるため、無溶剤系オルガノポリシロキサン組成物と
して紙、プラスチック、フィルム等に塗工する際も、安
全で作業性も良い。
上記した如く、反応抑制剤とオルガノポリシロキサンの
相溶性が良いために、本組成物における反応制御作用は
安定であり、皮膜硬化特性の再現性も良い。
相溶性が良いために、本組成物における反応制御作用は
安定であり、皮膜硬化特性の再現性も良い。
本組成物を紙やフィルム等の薄膜基材表面に塗布した後
の加熱による硬化性は、上記反応抑制剤である成分(3
)の添加量によって変わるが、成分(1)100重量部
に対して0.1〜lO重量部とすることが適当である。
の加熱による硬化性は、上記反応抑制剤である成分(3
)の添加量によって変わるが、成分(1)100重量部
に対して0.1〜lO重量部とすることが適当である。
0.1重量部以下では本組成物の室温での保存安定性が
悪く、短時間で粘度が増大する。又、10重量部以上で
は、室温での保存安定性が非常に優れ、長時間経過後も
処理浴粘度は殆ど変化しないが、塗布後の硬化性が著し
く低下するため硬化時間を長くするか硬化温度を高くし
なければならず、本組成物の特徴が失われることになる
ので好ましくない。
悪く、短時間で粘度が増大する。又、10重量部以上で
は、室温での保存安定性が非常に優れ、長時間経過後も
処理浴粘度は殆ど変化しないが、塗布後の硬化性が著し
く低下するため硬化時間を長くするか硬化温度を高くし
なければならず、本組成物の特徴が失われることになる
ので好ましくない。
本発明で使用する成分(4)としての白金系化合物は、
成分(1)及び(2)の付加反応用触媒として公知のも
のの中から適宜選択することができる。これらの触媒と
しては、例えば塩化第1白金酸、塩化第2白金酸等の塩
化白金酸、塩化白金酸のアルコール化合物、アルデヒド
化合物あるいは塩化白金酸と各種オレフィンとの錯塩な
どがあげられる。これらの触媒の添加量は、良好な硬化
皮膜を得るため及び経済的見地から、成分(1)に対し
て白金量として1〜1. 000 p pmの範囲、特
に2〜500ppmの範囲とすることが好ましい。
成分(1)及び(2)の付加反応用触媒として公知のも
のの中から適宜選択することができる。これらの触媒と
しては、例えば塩化第1白金酸、塩化第2白金酸等の塩
化白金酸、塩化白金酸のアルコール化合物、アルデヒド
化合物あるいは塩化白金酸と各種オレフィンとの錯塩な
どがあげられる。これらの触媒の添加量は、良好な硬化
皮膜を得るため及び経済的見地から、成分(1)に対し
て白金量として1〜1. 000 p pmの範囲、特
に2〜500ppmの範囲とすることが好ましい。
本発明の組成物は、以上の成分(1)〜(4)の所定量
を配合することによって得られるが、その配合方法とし
て成分(1)〜(3)を予め均一に混合したのち、成分
(4)を添加することが望ましい。また、この組成物に
は用途、目的によってフユームドシリカ、湿式シリカ、
染料、顔料などを添加してもよく、このシリカ類の添加
は膜強度の向上、すべり性の制御、密着性向上、印字性
の制御等の効果を与える。
を配合することによって得られるが、その配合方法とし
て成分(1)〜(3)を予め均一に混合したのち、成分
(4)を添加することが望ましい。また、この組成物に
は用途、目的によってフユームドシリカ、湿式シリカ、
染料、顔料などを添加してもよく、このシリカ類の添加
は膜強度の向上、すべり性の制御、密着性向上、印字性
の制御等の効果を与える。
このようにして得られる本発明の組成物は、塗布時の作
業性から25℃における粘度が50〜10.0OOcs
の範囲の無溶剤系のものとすることが好ましい。
業性から25℃における粘度が50〜10.0OOcs
の範囲の無溶剤系のものとすることが好ましい。
組成物の粘度は、塗布量、塗布方法および対象とされる
塗布基材の種類によって適宜定めればよく、例えばポリ
エチレンラミネート紙のようなプラスチックフィルムや
金属箔等の基材にロールコータ−、グラビヤコーター、
エアーコーター、カーテンフローコーター、オフセット
転写ロールコータ−などの公知の技術を用いて0.3〜
3g/m2の塗布量で塗布する場合には50〜3,00
0cpsのような低中粘度のものを使用し、グラシン紙
、クラフト紙、タレイアンダーコート紙のようなしみ込
み易い基材に対してはこれよりも粘度の高いものとする
ことが好ましい。
塗布基材の種類によって適宜定めればよく、例えばポリ
エチレンラミネート紙のようなプラスチックフィルムや
金属箔等の基材にロールコータ−、グラビヤコーター、
エアーコーター、カーテンフローコーター、オフセット
転写ロールコータ−などの公知の技術を用いて0.3〜
3g/m2の塗布量で塗布する場合には50〜3,00
0cpsのような低中粘度のものを使用し、グラシン紙
、クラフト紙、タレイアンダーコート紙のようなしみ込
み易い基材に対してはこれよりも粘度の高いものとする
ことが好ましい。
以上の如くして調整した本発明の離型紙用シリア
コーン組成物は、室温における保存安定性が良好であり
、且つ紙やプラスチックフィルム等の薄膜基材表面に1
00℃以下の低温硬化条件下でしかも短時間で硬化皮膜
を形成することができ、粘着性物質に対して悪影響を与
えることがない。なお、本発明の組成物は、紫外線照射
によっても硬化皮膜を形成することができる。例えば、
80W/cmのような紫外線照射機で1.0秒以上照射
する事により、熱による硬化皮膜形成の場合と同様の特
性を持たせる事ができる。
、且つ紙やプラスチックフィルム等の薄膜基材表面に1
00℃以下の低温硬化条件下でしかも短時間で硬化皮膜
を形成することができ、粘着性物質に対して悪影響を与
えることがない。なお、本発明の組成物は、紫外線照射
によっても硬化皮膜を形成することができる。例えば、
80W/cmのような紫外線照射機で1.0秒以上照射
する事により、熱による硬化皮膜形成の場合と同様の特
性を持たせる事ができる。
(発明の効果)
本発明の組成物は、オルガノポリシロキサンと相溶性が
良く且つ沸点も200℃以上のシリル化マレイン酸エス
テル化合物を反応制御剤として使用したので、組成物の
引火点を低下させることがなく、臭いもないので離型紙
用無溶剤型塗工には特に有利であり、又、塗工前のポッ
トライフも安定しているので作業性が良好である。
良く且つ沸点も200℃以上のシリル化マレイン酸エス
テル化合物を反応制御剤として使用したので、組成物の
引火点を低下させることがなく、臭いもないので離型紙
用無溶剤型塗工には特に有利であり、又、塗工前のポッ
トライフも安定しているので作業性が良好である。
次に、本発明を実施例によって更に詳述するが、本発明
はこれによって限定されるものではない。
はこれによって限定されるものではない。
尚、実施例中「部」とあるのは、すべて重量部を表し、
粘度は25℃における測定値を表す。
粘度は25℃における測定値を表す。
(実施例1及び比較例1〜3)
分子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖された、
粘度1.0OOcsのジメチルポリシロキサン100g
と分子鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖された次式 で示される粘度40csのメチルハイドロジエンポリシ
ロキサン2.0gとの混合物102gに第1表に示した
各種の化合物5.0XIO−″モルを添加してシリコー
ン組成物を作り、外観、臭い、引火性について調べた。
粘度1.0OOcsのジメチルポリシロキサン100g
と分子鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖された次式 で示される粘度40csのメチルハイドロジエンポリシ
ロキサン2.0gとの混合物102gに第1表に示した
各種の化合物5.0XIO−″モルを添加してシリコー
ン組成物を作り、外観、臭い、引火性について調べた。
次に上記した組成物に白金ビニルシロキサンコンプレッ
クス1.0g(白金量0.5%)を添加してシリコーン
組成物を作り、これらについてのポットライフを調べる
と共に、ワイヤードクター#0を用いてポリエチレンラ
ミネート紙に1.0g/m”の厚みに塗工し、その硬化
性、剥離力、残留接着率を調べたところ、第1表に示し
た通りの結果が得られた。
クス1.0g(白金量0.5%)を添加してシリコーン
組成物を作り、これらについてのポットライフを調べる
と共に、ワイヤードクター#0を用いてポリエチレンラ
ミネート紙に1.0g/m”の厚みに塗工し、その硬化
性、剥離力、残留接着率を調べたところ、第1表に示し
た通りの結果が得られた。
第1表の結果から明らかなように、比較例−1はポット
ライフが1/2日以下と短く、比較例=2は引火点12
0 ’Cと低く、比較例−3は不透明で均一性が不十分
であるのに対し、本発明の場合には、これらの比較例の
何れの問題点も解決することができた事が実証されてい
る。
ライフが1/2日以下と短く、比較例=2は引火点12
0 ’Cと低く、比較例−3は不透明で均一性が不十分
であるのに対し、本発明の場合には、これらの比較例の
何れの問題点も解決することができた事が実証されてい
る。
尚、外観は目視で観察し、引火点は密閉法(JISK2
265)で、硬化性は熱風循環式乾燥機にて120’C
X30sec硬化した時の硬化皮膜の状態で評価した。
265)で、硬化性は熱風循環式乾燥機にて120’C
X30sec硬化した時の硬化皮膜の状態で評価した。
評価は、指でこすって、クモリ、脱落のないものをOと
した。またポットライフは、25“Cで静置した時にゲ
ル化するまでの時間を表し、剥難度は120℃X30
s e cで硬化した皮膜面にアクリル系溶剤型粘着剤
オリバインBPS・5127 (東洋インキ製造■製商
品名)を塗布して、100’j:X30sec間加熱し
た後、坪量40g/m”の貼り合わせ紙を貼り合わせ、
引っ張り試験機を用いて、180 ’Cの角度で剥離速
度300m/分で貼り合わせ紙を引っ張った時の力(g
)を表わす。
した。またポットライフは、25“Cで静置した時にゲ
ル化するまでの時間を表し、剥難度は120℃X30
s e cで硬化した皮膜面にアクリル系溶剤型粘着剤
オリバインBPS・5127 (東洋インキ製造■製商
品名)を塗布して、100’j:X30sec間加熱し
た後、坪量40g/m”の貼り合わせ紙を貼り合わせ、
引っ張り試験機を用いて、180 ’Cの角度で剥離速
度300m/分で貼り合わせ紙を引っ張った時の力(g
)を表わす。
また、残留接着率は、剥離力の場合と同様に硬化皮膜を
形成させたのち、その表面にポリエステルチーブ・ルミ
ラー31B(日東電気工業■製)を貼り合わせ、20g
/cm”の荷重下で70’C×20時間エージングした
後テープを剥がし、ステンレス板に貼りつけて前記剥離
力の場合と同様に剥離力を測定した。数値は、未処理の
標準テープの剥離力に対する百分率である。
形成させたのち、その表面にポリエステルチーブ・ルミ
ラー31B(日東電気工業■製)を貼り合わせ、20g
/cm”の荷重下で70’C×20時間エージングした
後テープを剥がし、ステンレス板に貼りつけて前記剥離
力の場合と同様に剥離力を測定した。数値は、未処理の
標準テープの剥離力に対する百分率である。
実施例2
実施例1で用いたマレイン酸シリル化物のビニルジメチ
ルシリル基に換えて、夫々アリルジメチルシリル、トリ
ビニルシリル、トリメチルシリル化したものを用いた他
は、実施例1と同様にして硬化性及びポットライフを調
べたところ、第2表に示した通りの良好な結果が得られ
た。
ルシリル基に換えて、夫々アリルジメチルシリル、トリ
ビニルシリル、トリメチルシリル化したものを用いた他
は、実施例1と同様にして硬化性及びポットライフを調
べたところ、第2表に示した通りの良好な結果が得られ
た。
第2表の結果は、いずれの場合も本発明の離型紙用シリ
コーン組成物の有効性を実証するものである。
コーン組成物の有効性を実証するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)(1)1分子中に少なくとも2個のビニル−珪素結
合を有し、分子鎖両末端がビニルジメチルシリル基又は
トリメチルシリル基である実質的に直鎖状構造のオルガ
ノポリシロキサン:100重量部(2)1分子中に少な
くとも2個の水素−珪素結合を有するメチルハイドロジ
エンポリシロキサン:2〜30重量部 (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるシリル化マレイン酸エステル化合物(式中R
^1、R^2、R^3は炭素数1〜10の同種又は異種
の脂肪族炭化水素基であってR^1、R^2、R^3の
うち少なくとも一つはオレフィン性不飽和基である。)
:0.1〜10重量部 (4)白金量として、上記成分(1)に対して2〜50
0ppmの白金系化合物 からなり、前記成分(1)の1分子中のビニル基の数と
成分(2)の1分子中の水素−珪素結合の数の合計が少
なくとも5個であることを特徴とする離型紙用シリコー
ン組成物。2)25℃における粘度が50〜10,00
0csである請求項1に記載の離型紙用シリコーン組成
物。 3)R^1、R^2、R^3の少なくとも1つがビニル
基またはアリル基であり、残りの基がメチル基である請
求項1又は2に記載の離型紙用シリコーン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20588688A JPH0253859A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 離型紙用シリコーン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20588688A JPH0253859A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 離型紙用シリコーン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0253859A true JPH0253859A (ja) | 1990-02-22 |
| JPH0524181B2 JPH0524181B2 (ja) | 1993-04-07 |
Family
ID=16514359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20588688A Granted JPH0253859A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 離型紙用シリコーン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0253859A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6505677B1 (en) | 1998-05-07 | 2003-01-14 | Georg Fischer Disa A/S | Method and apparatus for casting metal articles with counter-gravity supply of metal to moulds |
| WO2011101392A1 (de) * | 2010-02-19 | 2011-08-25 | Wacker Chemie Ag | Härtbare organopolysiloxanmassen |
| WO2011118858A3 (en) * | 2010-03-26 | 2012-02-23 | Dow Corning Toray Co., Ltd. | Treatment agent for use in lignocellulose material |
| CN103665018A (zh) * | 2012-09-07 | 2014-03-26 | 中国石油化工股份有限公司 | 硅烷类化合物及其制备方法 |
| WO2016013480A1 (ja) * | 2014-07-23 | 2016-01-28 | 株式会社Adeka | 非水電解液二次電池、非水電解液及び化合物 |
| CN107189071A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-09-22 | 广东信翼科技有限公司 | 一种液体硅橡胶用铂催化剂的制备方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS624485A (ja) * | 1985-06-29 | 1987-01-10 | 株式会社 サタケ | 色彩選別機の光源清掃装置 |
| JPS627484A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-14 | 株式会社 サタケ | 色彩選別機の光源清掃装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4256870A (en) * | 1979-05-17 | 1981-03-17 | General Electric Company | Solventless release compositions, methods and articles of manufacture |
| US4530989A (en) * | 1983-04-26 | 1985-07-23 | Wacker-Chemie Gmbh | Room temperature stable organopolysiloxane compositions |
-
1988
- 1988-08-19 JP JP20588688A patent/JPH0253859A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4256870A (en) * | 1979-05-17 | 1981-03-17 | General Electric Company | Solventless release compositions, methods and articles of manufacture |
| US4530989A (en) * | 1983-04-26 | 1985-07-23 | Wacker-Chemie Gmbh | Room temperature stable organopolysiloxane compositions |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6505677B1 (en) | 1998-05-07 | 2003-01-14 | Georg Fischer Disa A/S | Method and apparatus for casting metal articles with counter-gravity supply of metal to moulds |
| US8426506B2 (en) | 2010-02-19 | 2013-04-23 | Wacker Chemie Ag | Curable organopolysiloxane compositions |
| CN102762664A (zh) * | 2010-02-19 | 2012-10-31 | 瓦克化学股份公司 | 可固化的有机聚硅氧烷组合物 |
| WO2011101392A1 (de) * | 2010-02-19 | 2011-08-25 | Wacker Chemie Ag | Härtbare organopolysiloxanmassen |
| JP2013519749A (ja) * | 2010-02-19 | 2013-05-30 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | 硬化可能な有機ポリシロキサン材料 |
| KR101455221B1 (ko) * | 2010-02-19 | 2014-10-27 | 와커 헤미 아게 | 경화성 오르가노폴리실록산 조성물 |
| WO2011118858A3 (en) * | 2010-03-26 | 2012-02-23 | Dow Corning Toray Co., Ltd. | Treatment agent for use in lignocellulose material |
| CN102802892A (zh) * | 2010-03-26 | 2012-11-28 | 道康宁东丽株式会社 | 用于在木质纤维素材料中使用的处理剂 |
| US20130011686A1 (en) * | 2010-03-26 | 2013-01-10 | Tadashi Okawa | Treatment Agent For Use In Lignocellulose Material |
| US8808869B2 (en) | 2010-03-26 | 2014-08-19 | Dow Corning Toray Co., Ltd. | Treatment agent for use in lignocellulose material |
| CN103665018A (zh) * | 2012-09-07 | 2014-03-26 | 中国石油化工股份有限公司 | 硅烷类化合物及其制备方法 |
| WO2016013480A1 (ja) * | 2014-07-23 | 2016-01-28 | 株式会社Adeka | 非水電解液二次電池、非水電解液及び化合物 |
| CN107189071A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-09-22 | 广东信翼科技有限公司 | 一种液体硅橡胶用铂催化剂的制备方法 |
| CN107189071B (zh) * | 2017-06-23 | 2021-01-15 | 江苏矽时代材料科技有限公司 | 一种液体硅橡胶用铂催化剂的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0524181B2 (ja) | 1993-04-07 |
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|---|---|---|---|
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