JPH025500B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025500B2 JPH025500B2 JP57114860A JP11486082A JPH025500B2 JP H025500 B2 JPH025500 B2 JP H025500B2 JP 57114860 A JP57114860 A JP 57114860A JP 11486082 A JP11486082 A JP 11486082A JP H025500 B2 JPH025500 B2 JP H025500B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wax
- model
- solvent
- mold
- examples
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C7/00—Patterns; Manufacture thereof so far as not provided for in other classes
- B22C7/02—Lost patterns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
本発明はロストワツクス法に使用される蝋模型
の表面処理方法に関する。ロストワツクス法とは
金型又はゴム型等により蝋模型を成型し、次いで
該模型の表面にけい酸系の耐火物スラリーを、数
回繰り返して塗布・乾燥し、得られた乾燥物を加
熱し、中の蝋模型を流出させて、外側の耐火物で
形成された鋳型により金型等と同一形状の鋳物を
鋳造する方法である。 このようなロストワツクス法で使用する蝋には
水に比較的なじみ易い水系のスラリーと水になじ
みにくい溶剤系スラリーとがあるがいずれにして
も極性が小さいために、該耐火物のスラリーをを
塗布する際、表面が濡れにくく、均一に付着しに
くい。従つて、一般にはアルコール、ケトン、塩
素化炭化水素等の溶剤で蝋模型の表面を処理し
て、スラリーの濡れを良くする方法が行なわれて
いる。 しかしながら、これらの溶剤を使用すると、(イ)
蝋模型の精度が悪く、表面に処理むらを生じ、こ
の為にこの蝋模型を用いて出来上つた鋳型の表面
が粗くなり、(ロ)処理時間が長くなり、そして、処
理時間が長くなると、蝋模型を破損する、(ハ)蝋表
面に耐火物スラリーを塗布すると不均一に付着す
るため蝋表面と密着しない部分ができ乾燥時のク
ラツクや剥離の原因となる等の欠点があつた。 本発明者は、上記欠点のない溶剤の探索につい
て種々検討を行ない、精度が高く、表面のきれい
な鋳物を製作する為の蝋模型の表面処理方法を見
い出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、フツ素系溶剤を主成分と
する溶剤を用いて鋳造用蝋模型の表面を処理する
ことを特徴とする鋳造用蝋模型の表面処理方法を
その要旨とするものである。 本発明における炭化フツ素系溶剤としては、炭
化水素化合物の水素を少なくとも1つ以上のフツ
素と、少なくとも1つ以上の塩素とで置換した化
合物を挙げることができ、例えば、トリクロロフ
ロロメタン、テトラクロロジフロロエタン、トリ
クロロトリフロロエタン等を挙げることが出来
る。 本発明は、フツ素系溶剤を単独で使うだけでは
なく、処理時間の調整のために、他の有機溶剤と
混合して使用することができる。混合する溶剤と
しては、メタノール、エタノール等のアルコール
類を挙げることができる。 本発明の蝋模型の表面処理方法としては、蝋模
型の湯道等をつり上げて該フツ素系溶剤中に浸漬
し、次いで乾燥させる等の方法を採用することが
できる。本処理の時間は通常2〜20秒である。処
理時間があまりに長いと蝋模型の表面の蝋がおか
され、鋳物の精度の低下や肌の荒れの原因とな
る。 本発明の処理を施された蝋模型の表面はむらが
ほとんどなく、蝋模型は極めて微細な表面を呈す
るため耐火物スラリーの均一塗布ができ、数回塗
布を繰り返した後耐火物層の水分を乾燥させる工
程において鋳型にクラツクが発生しないため従来
の方法に比べ非常に処理時間が短く、また処理後
の乾燥も短く作業性が大きく向上する。 また、金型に蝋を流し込む際に、蝋模型の離型
を良好にするために、金型に離型剤を使用するこ
とがあるが、このように離型剤を使用した蝋模型
にも、本発明方法は、有効に使用することができ
る。 次に実施例及び比較例により本発明の内容を説
明するが、本発明はかかる実施例及び比較例に限
定されるものではない。 以下の実施例及び比較例で使用するロストワツ
クスA、B、水系スラリーおよび溶剤系スラリー
の組成を第1表〜第4表に示す。
の表面処理方法に関する。ロストワツクス法とは
金型又はゴム型等により蝋模型を成型し、次いで
該模型の表面にけい酸系の耐火物スラリーを、数
回繰り返して塗布・乾燥し、得られた乾燥物を加
熱し、中の蝋模型を流出させて、外側の耐火物で
形成された鋳型により金型等と同一形状の鋳物を
鋳造する方法である。 このようなロストワツクス法で使用する蝋には
水に比較的なじみ易い水系のスラリーと水になじ
みにくい溶剤系スラリーとがあるがいずれにして
も極性が小さいために、該耐火物のスラリーをを
塗布する際、表面が濡れにくく、均一に付着しに
くい。従つて、一般にはアルコール、ケトン、塩
素化炭化水素等の溶剤で蝋模型の表面を処理し
て、スラリーの濡れを良くする方法が行なわれて
いる。 しかしながら、これらの溶剤を使用すると、(イ)
蝋模型の精度が悪く、表面に処理むらを生じ、こ
の為にこの蝋模型を用いて出来上つた鋳型の表面
が粗くなり、(ロ)処理時間が長くなり、そして、処
理時間が長くなると、蝋模型を破損する、(ハ)蝋表
面に耐火物スラリーを塗布すると不均一に付着す
るため蝋表面と密着しない部分ができ乾燥時のク
ラツクや剥離の原因となる等の欠点があつた。 本発明者は、上記欠点のない溶剤の探索につい
て種々検討を行ない、精度が高く、表面のきれい
な鋳物を製作する為の蝋模型の表面処理方法を見
い出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は、フツ素系溶剤を主成分と
する溶剤を用いて鋳造用蝋模型の表面を処理する
ことを特徴とする鋳造用蝋模型の表面処理方法を
その要旨とするものである。 本発明における炭化フツ素系溶剤としては、炭
化水素化合物の水素を少なくとも1つ以上のフツ
素と、少なくとも1つ以上の塩素とで置換した化
合物を挙げることができ、例えば、トリクロロフ
ロロメタン、テトラクロロジフロロエタン、トリ
クロロトリフロロエタン等を挙げることが出来
る。 本発明は、フツ素系溶剤を単独で使うだけでは
なく、処理時間の調整のために、他の有機溶剤と
混合して使用することができる。混合する溶剤と
しては、メタノール、エタノール等のアルコール
類を挙げることができる。 本発明の蝋模型の表面処理方法としては、蝋模
型の湯道等をつり上げて該フツ素系溶剤中に浸漬
し、次いで乾燥させる等の方法を採用することが
できる。本処理の時間は通常2〜20秒である。処
理時間があまりに長いと蝋模型の表面の蝋がおか
され、鋳物の精度の低下や肌の荒れの原因とな
る。 本発明の処理を施された蝋模型の表面はむらが
ほとんどなく、蝋模型は極めて微細な表面を呈す
るため耐火物スラリーの均一塗布ができ、数回塗
布を繰り返した後耐火物層の水分を乾燥させる工
程において鋳型にクラツクが発生しないため従来
の方法に比べ非常に処理時間が短く、また処理後
の乾燥も短く作業性が大きく向上する。 また、金型に蝋を流し込む際に、蝋模型の離型
を良好にするために、金型に離型剤を使用するこ
とがあるが、このように離型剤を使用した蝋模型
にも、本発明方法は、有効に使用することができ
る。 次に実施例及び比較例により本発明の内容を説
明するが、本発明はかかる実施例及び比較例に限
定されるものではない。 以下の実施例及び比較例で使用するロストワツ
クスA、B、水系スラリーおよび溶剤系スラリー
の組成を第1表〜第4表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例1〜3及び比較例1〜3
上記ワツクスAを使用し、金型からの離型性を
良くするために金型にシリコンオイルをうすく塗
布した後、ゴルフクラブヘツド(No.5)を金型に
より成形した。この蝋模型Xとする。この模型X
に対して次の処理を行つた。 (イ) トリクロロトリフルオロエタン中に3秒間浸
漬した後、空気中で乾燥した。(実施例1) (ロ) トリクロロトリフルオロエタン80重量%、テ
トラクロロジフルオロエタン20重量%の混合液
中に3秒間浸漬した後、空気中で乾燥した。
(実施例2) (ハ) トリクロロトリフルオロエタン95重量%、メ
タノール5重量%の混合液中に浸漬した後、空
気中で乾燥した。(実施例3) (ニ) 無処理(比較例1) (ホ) メタノール中に15分間浸漬した後、空気中で
乾燥した。(比較例2) (ヘ) アセトン中に15分間浸漬した後、空気中で乾
燥した。(比較例3) (イ)〜(ヘ)の処理をした模型Xを前記コロイダルシ
リカスラリーおよびエチルシリケートスラリーに
浸漬してその表面上の濡れを観察した結果と、浸
漬、乾燥を5回繰り返し耐火物層を形成した鋳型
を20個製作し、温度24℃、湿度50〜60%の部屋に
48時間放置した後、鋳型のクラツク発生状況を観
察した結果を第5表に示す。
良くするために金型にシリコンオイルをうすく塗
布した後、ゴルフクラブヘツド(No.5)を金型に
より成形した。この蝋模型Xとする。この模型X
に対して次の処理を行つた。 (イ) トリクロロトリフルオロエタン中に3秒間浸
漬した後、空気中で乾燥した。(実施例1) (ロ) トリクロロトリフルオロエタン80重量%、テ
トラクロロジフルオロエタン20重量%の混合液
中に3秒間浸漬した後、空気中で乾燥した。
(実施例2) (ハ) トリクロロトリフルオロエタン95重量%、メ
タノール5重量%の混合液中に浸漬した後、空
気中で乾燥した。(実施例3) (ニ) 無処理(比較例1) (ホ) メタノール中に15分間浸漬した後、空気中で
乾燥した。(比較例2) (ヘ) アセトン中に15分間浸漬した後、空気中で乾
燥した。(比較例3) (イ)〜(ヘ)の処理をした模型Xを前記コロイダルシ
リカスラリーおよびエチルシリケートスラリーに
浸漬してその表面上の濡れを観察した結果と、浸
漬、乾燥を5回繰り返し耐火物層を形成した鋳型
を20個製作し、温度24℃、湿度50〜60%の部屋に
48時間放置した後、鋳型のクラツク発生状況を観
察した結果を第5表に示す。
【表】
実施例4〜6及び比較例4〜6
ロストワツクスBを使用し、金型により蝋模型
を成形した。このワツクスは金型からの離型性が
悪いため成型する前に金型に離型剤としてシリコ
ン、流動パラフイン、食物油等をうすく塗布した
後成型した。この蝋模型を模型Yとする。 この模型Yに対し、実施例1〜3及び比較例1
〜3と同様の処理を行い、結果を第6表に示す。
を成形した。このワツクスは金型からの離型性が
悪いため成型する前に金型に離型剤としてシリコ
ン、流動パラフイン、食物油等をうすく塗布した
後成型した。この蝋模型を模型Yとする。 この模型Yに対し、実施例1〜3及び比較例1
〜3と同様の処理を行い、結果を第6表に示す。
【表】
第5表及び第6表の結果をまとめると、次の通
りである。 (イ) 本発明の方法によれば、スラリーの濡れもよ
く、模型の表面も何ら変化がなく、すぐれた模
型が出来る。(実施例1〜3) (ロ) 無処理のものは、スラリーに対する濡れが悪
い。(比較例1、4) (ハ) 従来法による処理を行うとスラリーへの濡れ
は改良されるが模型の表面に溶出した跡が見ら
れたり、ひどくザラザラした感じになる。(比
較例2〜3、6〜7) (ニ) 本発明の方法によれば鋳型のクラツクがほと
んど発生しない。(実施例1〜6)
りである。 (イ) 本発明の方法によれば、スラリーの濡れもよ
く、模型の表面も何ら変化がなく、すぐれた模
型が出来る。(実施例1〜3) (ロ) 無処理のものは、スラリーに対する濡れが悪
い。(比較例1、4) (ハ) 従来法による処理を行うとスラリーへの濡れ
は改良されるが模型の表面に溶出した跡が見ら
れたり、ひどくザラザラした感じになる。(比
較例2〜3、6〜7) (ニ) 本発明の方法によれば鋳型のクラツクがほと
んど発生しない。(実施例1〜6)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩化フツ化炭化水素系溶剤を主成分とする溶
剤を用いて鋳造用蝋模型の表面を処理することを
特徴とする鋳造用蝋模型の表面処理方法。 2 塩化フツ化炭化水素系溶剤を主成分とする溶
剤が塩化フツ化炭化水素系溶剤80〜95重量%及び
アルコール類20〜5重量%からなる溶剤であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の鋳造
用蝋模型の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11486082A JPS594941A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | 鋳造用蝋模型の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11486082A JPS594941A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | 鋳造用蝋模型の表面処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS594941A JPS594941A (ja) | 1984-01-11 |
| JPH025500B2 true JPH025500B2 (ja) | 1990-02-02 |
Family
ID=14648504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11486082A Granted JPS594941A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | 鋳造用蝋模型の表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594941A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2677094B2 (ja) * | 1990-12-21 | 1997-11-17 | 株式会社日立製作所 | 精密鋳造用ワックス模型の処理方法とその処理液及びその鋳型 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58196142A (ja) * | 1982-05-13 | 1983-11-15 | Nippon Kasei Kk | 鋳造用蝋模型の表面処理方法 |
-
1982
- 1982-07-02 JP JP11486082A patent/JPS594941A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS594941A (ja) | 1984-01-11 |
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