JPH0256326B2 - - Google Patents

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JPH0256326B2
JPH0256326B2 JP3833782A JP3833782A JPH0256326B2 JP H0256326 B2 JPH0256326 B2 JP H0256326B2 JP 3833782 A JP3833782 A JP 3833782A JP 3833782 A JP3833782 A JP 3833782A JP H0256326 B2 JPH0256326 B2 JP H0256326B2
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JP
Japan
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termite
test
acephate
wood
control agent
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JP3833782A
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English (en)
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JPS58157709A (ja
Inventor
Koichi Nishimoto
Takuji Kamata
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はシロアリ防除剤に関する。 シロアリは、乾材シロアリと呼ばれるレイビシ
ロアリ科のシロアリのように乾燥に強く乾いた木
材を好んで加害するシロアリもいるが、普通は乾
燥に弱く水分の多い湿つた木材を好んで加害する
習性があり、このことはわが国において最も一般
的なヤマトシロアリ、イエシロアリに関してもあ
てはまる。 シロアリの被害は、このようなシロアリの一般
的習性からいつて比較的日当たりの悪い、湿気の
多い、しかも割合に暖かいところで起こり易い。
たとえば、家屋であれば基礎コンクリートや基礎
石の低いじめじめした場所、雨漏りのするとこ
ろ、吹き降りのかかる軒下、台所、風呂場、洗面
所、便所などで被害を受け易く、高温多湿な風呂
場の被害率はとりわけ高い。したがつて、シロア
リの被害を防ぐためには、シロアリ防除剤の有効
成分が上記のように直接水がかかつたり、湿つた
りする被害場所で使用された場合においても急速
に水により溶脱されたり、分解することがなく、
殺シロアリ性能を長期に亘り保持するものである
ことが要求される。さらに安全衛生上および環境
衛生上の点から、施用されたシロアリ防除剤が雨
水、生活用水などによつて溶脱し、これが地下
水、下水、池、川などに流入することのないもの
であることも重要な要件である。 このことは、(社)日本木材保存協会あるいは
(社)日本しろあり対策協会により定められた防
蟻剤の効力試験方法規格において、湿潤操作と揮
散操作を交互に繰り返す耐候操作を10回おこなつ
た処理試験体を用いて試験を実施するよう規定さ
れていることからもうかがい知ることができる。 かかる事情から、シロアリ防除剤の有効成分と
しては従来、油溶性で水には実質上溶解しないか
あるいは僅かしか溶解しないクロルデン、ヘプタ
クロル、デイルドリン、アルドリン、リンデン、
クロルナフタレンなどの有機塩素系殺虫剤、また
はCCA剤(クロム・銅・ヒ素の配合剤)、FCAP
剤(フツ素・クロム・ヒ酸塩・フエノール類の配
合剤)などの無機定着型の化合物が主として使用
されてきた。 しかしながら、有機塩素系殺虫剤および無機定
着型の化合物は殺シロアリ性能が必ずしも十分で
はないうえに重金属あるいは塩素などを含有して
いるので環境汚染の問題がある。 そこで、これら有機塩素系殺虫剤あるいは無機
定着型の化合物のほかに水に対して難溶性の有機
リン系殺虫剤も単独または他の殺虫剤との併用の
形で一部使用されている。この水に難溶性の有機
リン系殺虫剤の例としては、フエニトロチオン、
フエンチオン、ダイアジノン、バイチオン、ジク
ロルホスなどがあり、最近になつてクロルピリホ
ス、プロチオホスなどの使用も検討されている。 しかしながら、これまで検討された水に難溶性
の有機リン系殺虫剤は、環境汚染の点では塩素系
殺虫剤や無機定着型の化合物ほど深刻でないにし
ても殺シロアリ性能と効力持続性を同時に満足す
るものでないことが判つた。 そこで本発明者らは、有効成分の水に対する溶
解性にあまりこだわることなく、有機リン化合物
の範囲をさらに広げてそれぞれの殺シロアリ性、
その効力の持続性について種々研究を重ねたとこ
ろ、水に対する溶解度が650g/と水溶性の高
いO,S−ジメチルアセチルホスホロアミドチオ
エート(以下、アセフエートという。)をその油
溶液として用いると極めて殺シロアリ性が高く、
また施用場所が水に濡れたり、高温多湿に晒され
たりしても長期に亘り効力がそれほど低下しない
という新知見を得た。このことは、水溶性の高い
有機リン剤は一般に殺シロアリ性能の持続性に乏
しいとされていたこれまでのこの技術分野の常識
に反するもので、全く予想外のことである。 このアセフエートは、従来アブラムシなどの吸
汁性害虫に有効なほかヨトウムシ、アオムシ、コ
ナガなどのそしやく性害虫にも有効な有機リン系
殺虫剤として知られており、わが国においても昭
和49年(農薬年度)に農薬登録されて現在50%水
和剤と5%粒剤とが上市されているものである
が、その高い水溶性の故にこれまでシロアリ防除
剤用の有効成分として検討されずにきたものであ
る。 本発明者らは上記の新知見にもとづき、さらに
研究を重ねた結果、本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、有機溶剤中にO,S−ジメ
チルアセチルホスホロアミドチオエート(アセフ
エート)を約0.02〜2重量%含有させてなるシロ
アリ防除剤である。 アセフエートを溶解するための有機溶剤として
は、芳香族炭化水素(例、キシレン、エチルベン
ゼン、メチルナフタレンなど)、脂肪族、脂環式
炭化水素(例、シクロヘキサンなど)、混合炭化
水素(例、軽油、灯油、重油、ミネラルスピリツ
ト、石油ナフサ、ソルベントナフサ、クレオソー
ト油など)、ハロゲン化炭化水素(例、モノクロ
ルナフタレン、モノクロルベンゼン、塩化メチレ
ンなど)、アルコール系溶剤(例、エチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコ
ール、エチレングリコール、たとえばエチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコールなどのグリコールのモノメチル、モノ
エチル、モノプロピル、モノブチル、モノヘキシ
ル、モノフエニルエーテルなど、3−メトキシブ
タノールなど)、ケトン系溶剤(例、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
シクロヘキサノン、2−シクロヘキシリデンシク
ロヘキサノンなど)、エステル系溶剤(例、酢酸
エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸アミ
ル、酢酸ベンジル、たとえばエチレングリコー
ル、ジエチレングリコールなどのモノアセテー
ト、ジアセテート、リン酸トリエチル、リン酸ト
リブチルなど)、エーテル系溶剤(例、ジオキサ
ン、テトラヒドロフランなど)、その他の溶剤
(例、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドンなど)のいずれも使
用できるが、親水性溶剤よりも疎水性溶剤を使用
することが好ましい。 アセフエートは本来水溶性であるがゆえに通常
の疎水性溶剤には溶解し難いので、多量のアセフ
エートを溶解する必要のある場合には、疎水性溶
剤に親水性溶剤を組み合わせて使用するようにす
る。溶剤の種類、沸点範囲、混合比などはアセフ
エートおよび他の配合剤に対する溶解性、木材な
どへの滲透性などを考慮して選定される。 アセフエートを有機溶剤ではなく、水あるいは
それと混和しうる親水性溶剤との混合液に溶解
し、水溶性剤の形で木材などに適用すると、殺シ
ロアリ性能は認められるものの、有機溶剤を用い
た場合に比べて効力が劣り、また、すぐれた耐候
性を期待することもできない。したがつて、アセ
フエートを溶解するための有機溶剤中に少量の水
が含まれることは差しつかえないが、多量の水を
添加することは避けなければならない。 本発明のシロアリ防除剤中におけるアセフエー
トの配合割合は、たとえば殺シロアリ剤としてア
セフエート以外の他の有効成分を併用するかどう
かを、その防除剤がシロアリの予防を目的とする
のか、駆除を目的とするのか、その両方を目的と
するのか、処理が木材処理か土壌処理か、適用の
方法として塗布、吹付け、浸漬、注入、散布、混
合のいずれの方法をとるのか、あるいはシロアリ
の種類、シロアリによる被害の場所や被害の程度
などを勘案して約0.02〜2重量%の範囲で選択さ
れる。 すなわち、アセフエートの配合割合が0.02重量
%未満では殺シロアリ性能と耐候性が充分でな
く、2重量%をこえると経済的に不利であるとと
もに溶解のための有機溶剤の種類に制限をうけ好
ましくない。 アセフエートを単独で使用する場合には、0.05
重量%以上配合するのが好ましく、またアセフエ
ートのすぐれた殺シロアリ性能と経済性とから、
通常の目的には1重量%以下の配合で充分であ
る。 一般にシロアリの好む生活環境は、木材腐朽菌
の繁殖に適した環境でもあるので、シロアリによ
る被害は木材腐朽とともにあるいはこれとあい前
後して進行することが多い。 また、ヤマトシロアリは木材腐朽菌の生産物質
によつて誘引され、その加害は木材腐朽と混在し
ている場合が多いと言われている。したがつて、
シロアリ防除剤中に木材腐朽菌に対する殺菌剤す
なわち木材用防腐剤を配合することは一般に有用
であり、特に予防剤および予防・駆除剤にあつて
は通常木材用防腐剤が配合される。 本発明のシロアリ防除剤においてもアセフエー
トとともに木材用防腐剤を配合することは有用で
あり、特に予防剤および予防・駆除剤の場合に
は、木材用防腐剤を配合する必要がある。 本発明のシロアリ防除剤中にアセフエートとと
もに配合できる木材用防腐剤としては、たとえば
ペンタクロルフエニルラウレート、2,4,6−
トリブロムフエノール、4−クロルフエニル−
3′−ヨードプロパギルホルマール、ジヨードメチ
ル−4−メチルフエニルスルホン、N,N−ジメ
チル−N′−(ジクロルフルオロメチルチオ)−
N′−フエニルスルフアミド、ビス(トリブチル
錫)オキシド、トリブチル錫フタレート、N−ニ
トロソ−N−シクロヘキシルヒドロキシルアミン
のアルミニウム塩、N−シクロヘキシル−N−メ
トキシ−2,5−ジメチルフラン−3−カルボン
酸アミドなどがあげられるが、これらに限定され
るものではない。これらの木材用防腐剤は単独で
配合することもできるが、二種以上を組み合わせ
て配合することもできる。 また、本発明のシロアリ防除剤中にアセフエー
ト以外の、たとえば前述したような他の殺シロア
リ剤を一緒に配合することは有用であり、残効性
の大きい有機塩素系の殺虫剤を一緒に配合するこ
とは特に有用である。木材用防腐剤や他の殺シロ
アリ剤のほかに木材用防黴剤を配合したり、さら
にまた滲透助剤、着色剤、固着剤などを配合する
こともできる。 本発明のシロアリ防除剤を木材などに適用する
には、たとえば塗布、吹付け、浸漬、注入、散
布、混合など従来油性または油溶性薬剤について
適用されてきた方法をそのまま利用できる。 本発明のシロアリ防除剤は、ヤマトシロアリ、
イエシロアリ、ダイコクシロアリなどの各種のシ
ロアリの予防および/または駆除に有効であり、
そのすぐれた殺シロアリ性能からイエシロアリ用
の予防剤および/または駆除剤として特に適して
いる。 本発明のシロアリ防除剤をたとえば木材に施し
た場合には、木材中に安定に保持された有効成分
のアセフエートは本来水溶性であるにもかかわら
ず、水によつて簡単に溶脱されないため、(社)
日本木材保存協会規格および(社)日本しろあり
対策協会規格により定められた耐候操作を10回お
こなつたのちにおいても耐候操作をおこなわなか
つた場合の殺シロアリ性能を充分保持している。 以下の試験例ならびに実施例をあげ、本発明を
更に具体的に説明する。 試験例 1 セルローズ粉末3gに第1表に示した有効成分
を均一に含浸させ、この有効成分含浸セルローズ
粉末を用いて(社)日本木材保存協会規格第11号
の食害試験に準拠した方法によりイエシロアリ職
蟻25頭を飼育し、供試シロアリが100%死亡する
のに要する日数を調べた。試験の結果は第1表に
示した通りである。
【表】 試験例 2 20mm×10mm×10mmの木材片(アカマツの辺材)
に第2表に示した濃度の薬剤を100g/m2の割合
で塗布し、この試験体を用いて(社)日本木材保
存協会規格第11号の総合試験に準拠した方法によ
りイエシロアリ職蟻150頭を飼育し、21日後にお
ける供試シロアリの死亡率と試験体の重量減少率
を求めた。
【表】 試験の結果は、第2表に示した通りである。 なお、第2表において、0.1重量%のアセフエ
ート処理試験体の項目中( )で示した数字はア
セフエートの水溶液を用いて実施した試験結果で
ある。その他の試験はすべて薬剤を混合キシレン
と3−メトキシブタノールとの混合溶剤に溶解し
て得た油剤を使用して実施した。 第1表と第2表の結果は、本発明のシロアリ防
除剤の有効成分であるアセフエートが、従来使用
されてきた有機リン系殺虫剤の代表であるフエニ
トロチオンはもとより最近使用されるようになつ
た効力のより大きいバイチオンと比較しても著し
く大きい殺シロアリ性能を有していることを示し
ており、また、殺シロアリ剤として現在最も一般
的に使用されている有機塩素系のクロルデンと比
較すると実に10倍以上の殺シロアリ性能を有して
いることがわかる。 また、第2表の結果を見ればわかるように、ア
セフエートを水溶剤の形で適用した場合にも殺シ
ロアリ性能が認められるが、本発明のシロアリ防
除剤に比べると効力が劣り、耐候性も不足してい
る。 実施例 1 アセフエートをシクロヘキサノン20重量部およ
びジエチレングリコールモノブチルエーテル10重
量部に溶解し、これにソルベントナフサ69.8重量
部を加えて0.2重量%のアセフエートを含有する
シロアリ防除剤(駆除剤)を調製した。この防除
剤を用い、(社)日本しろあり対策協会規格第3
号の駆除効力試験方法に準拠して効力試験を実施
したところ、供試シロアリは24時間後に100%死
亡した。この効力試験の結果は、本防除剤がすぐ
れたシロアリ駆除効力を有し、シロアリ駆除剤と
しての性能を有していることを示している。 実施例 2 アセフエート0.5重量部およびN−シクロヘキ
シル−N−メトキシ−2,5−ジメチルフラン−
3−カルボン酸アミド0.5重量部をジエチレング
リコールモノイソプロピルエーテル20重量部に溶
解し、これに混合キシレン79重量部を加えてシロ
アリ防除剤(予防剤)を調製した。30mm×30mm×
350mmの試験用杭(アカマツの辺材)に200g/m2
の割合で塗布し処理試験体を得た。この試験体を
用い、(社)日本しろあり対策協会規格第1号の
野外試験方法に準拠して鹿児島県・吹上浜の試験
地にて効力試験を実施した。 本防除剤で処理した試験体は、1年後において
もシロアリによる食害が認められず、また腐朽も
見られなかつた。一方、無処理の試験体は半年で
すつかり食害され、半年後に新しい試験体と取り
換えねばならなかつた。この効力試験の結果は、
本防除剤がすぐれたシロアリ防除性能と耐候性を
有し、塗布・吹付け・浸漬用予防剤として有用で
あることを示している。 実施例 3 アセフエート0.5重量部、クロルデン1.0重量
部、N−ニトロソ−N−シクロヘキシルヒドロキ
シルアミンのアルミニウム塩0.3重量部およびN,
N−ジメチル−N′−(ジクロルフルオロメチルチ
オ)−N′−フエニルスルフアミド0.1重量部をソル
ベントナフサ98.5重量部に溶解して本発明のシロ
アリ防除剤(予防剤)を調製した。30mm×30mm×
350mmの試験用杭(アカマツの辺材)に加圧注入
し、吸収率80%の処理試験体を得た。この試験体
を用い(社)日本しろあり対策協会規格第2号の
野外試験方法に準拠して鹿児島県・吹上浜の試験
地にて効力試験を実施した。 本防除剤で処理した試験体は1年後においても
シロアリによる食害が認められず、また腐朽も見
られなかつた。一方、無処理の試験体は半年です
つかり食害され、半年後に新しい試験体と取り換
えねばならなかつた。この効力試験の結果は、本
防除剤がすぐれたシロアリ防除性能と耐候性を有
し、加圧注入用予防剤として有用であることを示
している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 有機溶剤中にO,S−ジメチルアセチルホス
    ホロアミドチオエートを約0.02〜2重量%含有さ
    せてなるシロアリ防除剤。
JP3833782A 1982-03-11 1982-03-11 シロアリ防除剤 Granted JPS58157709A (ja)

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JP3833782A JPS58157709A (ja) 1982-03-11 1982-03-11 シロアリ防除剤

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JP3833782A JPS58157709A (ja) 1982-03-11 1982-03-11 シロアリ防除剤

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JPS58157709A JPS58157709A (ja) 1983-09-19
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