JPH025644Y2 - - Google Patents

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JPH025644Y2
JPH025644Y2 JP7772584U JP7772584U JPH025644Y2 JP H025644 Y2 JPH025644 Y2 JP H025644Y2 JP 7772584 U JP7772584 U JP 7772584U JP 7772584 U JP7772584 U JP 7772584U JP H025644 Y2 JPH025644 Y2 JP H025644Y2
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JP
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oil
rotating shaft
lubricating oil
impregnated bearing
shaft
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JP7772584U
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JPS60190157U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は含油軸受から浸出した潤滑油が回転軸
を伝つて漏出ることのないように改善した扇風機
等のモータに関する。
〔考案の技術的背景〕
例えば扇風機の羽根駆動用のモータは、周知の
ように送風方向を上下に変え得るように俯仰角度
調節可能に設けられた扇風機頭部に配設されてお
り、従つて送風方向を斜め上向き或は斜め下向き
にした場合には、回転軸は上下方向に傾いた状態
となるものである。
〔背景技術の問題点〕
ところで、扇風機のモータは、回転軸の軸受と
して含油軸受を使用しており、風の強さを強くす
るためにモータの回転速度を速くするとそれだけ
含油軸受からの潤滑油浸出量が増し、この場合に
回転軸が傾いていると、潤滑油が回転軸を伝つて
漏出し、これが更に扇風機頭部の外部に漏出して
外観を損うという問題が生ずる。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、回転軸が上下方向に傾いていても、
含油軸受から浸出した潤滑油が回転軸を伝つて漏
出る虞れのない扇風機等のモータを提供するにあ
る。
〔考案の概要〕
本考案は、回転軸のうち含油軸受による支承部
分より軸先端側の部分にこれを一周する環状溝部
を軸方向に沿つて複数個形成し、各環状溝部の軸
先端側端面を軸線と直角の段部面としたことを特
徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を扇風機の羽根駆動用のモータに適
用した一実施例につき第1図乃至第4図を参照し
ながら説明する。
扇風機の全体を示す第1図において、1は基
体、2は基体1の上端部にネツクピース3を介し
て俯仰角度調節可能に枢着した扇風機頭部であ
り、この扇風機頭部2内にモータ4を配設して該
モータ4の回転軸5の前端部に羽根6を取着して
いる。さて前記回転軸5は、第2図に示すよう
に、モータケース7の前後両側に装着した含油軸
受8(後側のもののみ図示)により支承されてい
る。そして、この回転軸5のうち前後両含油軸受
8による支承部分の近傍であつて該支承部分より
も前後の各軸先端側の部分には第3図に示すよう
に当該部分を一周する環状溝部9及び10(後側
のもののみ図示)を軸方向に沿つて複数個例えば
二個宛形成している。この環状溝部9及び10は
含油軸受8側から軸先端側に向つて漸次径小とな
るテーパ状をなし、軸先端側の端面を軸線と直角
の段部面9a及び10aとしている。この場合、
環状溝部9及び10のテーパ面9b及び10bの
傾斜角θ1は、第4図に示すように扇風機頭部2の
俯仰角度調節のための回転軸5の最大傾斜角をθ2
としたとき、gsinθ2cosθ1<r(πN/60)2sinθ1
なるように設定するものである。但し、gは重力
加速度、rは回転軸5の外径寸法、Nは回転軸5
の毎分当りの最高回転数である。尚、第2図及び
第3図中、11は含油軸受8の外周囲に設けた油
芯である。
次に上記構成の作用を説明する。送風運転時に
回転軸5が回転すると、含油軸受8の温度が回転
軸5との摩擦熱により上昇し、含油軸受8内の潤
滑油が膨脹して浸出し回転軸5と含油軸受8との
摺接面間に供給される。従つて、送風の強さを強
くすべく回転軸5の回転速度を上昇させると、摩
擦熱による含油軸受8の温度上昇はより大きく、
これに伴つて含油軸受8からの潤滑油浸出量はよ
り多くなる。この場合、回転軸5が水平の状態に
あればよいが、第4図に示すように傾けられてい
たとすると、含油軸受8から浸出した潤滑油が回
転軸5を伝つて軸先端側に流れ出ようとする。こ
のとき回転軸5の傾斜角が最大傾斜角θ2であつた
としても、回転軸5を伝つて流れ出ようとする潤
滑油は、まず含油軸受8側の環状溝部9のテーパ
面9bによつて含油軸受8側に押戻されるように
なる。即ち、テーパ面9bを伝つて軸先端側に流
れようとする潤滑油の降下力Fは、テーパ面9b
の水平線とのなす角が最大(θ2+θ1)、最小(θ2
−θ1)であるからF=Mg{sin(θ2+θ1)+sin(θ2

θ1)}/2=Mgsinθ2cosθ1である。但し、Mは潤
滑油の質量である。一方、潤滑油が遠心力により
テーパ面9bに沿つて含油軸受8側に押戻される
力fは、f=Mr(πN/60)2sinθ1である。ところ
が、傾斜面9bの傾斜角θ1は、gsinθ2cosθ1<r
(πN/60)2sinθ1を満足するような値に設定され
ているから、F<fとなり回転軸5を伝つて流れ
出ようとする潤滑油はまず含油軸受8側の環状溝
部9のテーパ面9bによつて含油軸受8側に押戻
されるのである。これを具体的数値により計算し
てみると、θ1=38゜,r=0.004(m),N=700
(rpm)で、θ2=24゜に設定したとすると、F=
3.14M(Kg)、f=3.30M(Kg)となり遠心力によ
る押戻し力の方が強い。
しかしながら、含油軸受8から浸出する潤滑油
量が多いと、回転軸5の周りに付着する潤滑油の
層厚が厚くなるため、回転軸5に接触している内
層側はよいが外層側の潤滑油はスリツプにより回
転軸5と同一速度では回転せず、これよりも低速
回転となる。このため、潤滑油の一部はテーパ面
9bによつて押戻されるが、一部はテーパ面9b
を伝つて軸先端方向に向つて流れる。この潤滑油
は環状溝部9の段部面9aに至ると、遠心力によ
り段部面9aを伝つて径方向に流れ、そして大部
分は遠心力によつて段部面9aから飛散され、残
る一部は更に回転軸5を伝つて軸先端側に向つて
流れる。従つて、仮に一個の環状溝部9しか設け
られていないとすると、僅かではあるが、潤滑油
が回転軸5を伝つてその軸先端から垂れ落ちると
いう不都合を生ずるが、環状溝部9の近傍には別
の環状溝部10が設けられているから、環状溝部
9を通過して更に軸先端側に流れようとする潤滑
油は該環状溝部10のテーパ面10bにより前述
と同様にして押戻されるようになり、実際にテー
パ面10bを伝つて更に軸先端側に流れることは
ほとんどない。また仮にテーパ面10bを伝つて
流れたとしても、その潤滑油量はほんの僅かであ
るから、これは環状溝部10の段部面10aにお
いて全て飛散されそれ以上軸先端側に流れるよう
なことはない。
以上の説明は扇風機頭部2が斜め上向きに傾け
られた場合についてであるが、斜め下向きに傾け
られた場合においても、上記環状溝部9,10と
同様に前側の含油軸受近傍に形成された環状溝部
によつて潤滑油の流出が防止される。
尚、環状溝部9,10の形状としては上記実施
例のものに限らず、第5図乃至第7図に示すよう
な形状のものであつてもよい。即ち、第5図はテ
ーパ面9b,10bの軸先端側に等径部9c,1
0cを設けたもの、第6図はテーパ面9b,10
bに代えて円弧状面9d,10dとしたもの、第
7図はテーパ面9b,10bや円弧状面9d,1
0dを設けず、含油軸受8側の端面も軸心と直角
の段部面9e,10eとしたものである。また環
状溝部の個数としては二個に限らず三個以上あつ
てもよい。更に本考案は扇風機のモータに限られ
ず、上下方向に傾けて使用される事情がある機器
のモータに適用できるものである。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、含油軸受から浸
出した潤滑油が上下方向に傾けられた回転軸を伝
つて軸先端側に流出しようとしたとしても、その
潤滑油は回転軸に形成された複数個の環状溝部に
よつて含油軸受側に戻され且つ外方に飛散される
ので、潤滑油が回転軸を伝つて漏出るといつた不
都合を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は扇風機の側面図、第2図はモータを一部
破断して示す側面図、第3図は要部の拡大縦断側
面図、第4図は作用説明図であり、第5図乃至第
7図は本考案の夫々異なる他の実施例を示す要部
の概略図である。 図中、4はモータ、5は回転軸、8は含油軸
受、9,10は環状溝部、9a,10aは段部面
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸を含油軸受により支承したものであつ
    て、送風方向変換等のために上下方向に傾けて使
    用される扇風機等のモータにおいて、前記回転軸
    のうち前記含油軸受による支承部分より軸先端側
    の部分にこれを一周する環状溝部を軸方向に沿つ
    て複数個形成し、各環状溝部の軸先端側端面を軸
    線と直角の段部面としたことを特徴とする扇風機
    等のモータ。
JP7772584U 1984-05-24 1984-05-24 扇風機等のモ−タ Granted JPS60190157U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7772584U JPS60190157U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 扇風機等のモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7772584U JPS60190157U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 扇風機等のモ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS60190157U JPS60190157U (ja) 1985-12-17
JPH025644Y2 true JPH025644Y2 (ja) 1990-02-09

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ID=30621054

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JP7772584U Granted JPS60190157U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 扇風機等のモ−タ

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JPS60190157U (ja) 1985-12-17

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