JPH0260496B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0260496B2 JPH0260496B2 JP6392285A JP6392285A JPH0260496B2 JP H0260496 B2 JPH0260496 B2 JP H0260496B2 JP 6392285 A JP6392285 A JP 6392285A JP 6392285 A JP6392285 A JP 6392285A JP H0260496 B2 JPH0260496 B2 JP H0260496B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- electromagnetic wave
- synthetic fiber
- wave shielding
- shielding material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は透視性に優れ、しかも光学的ゆがみの
少ない電磁波遮蔽材及びその製造法に関するもの
で、より詳細には成形時におけるそり、曲り等の
変形がなく、内部歪及び内部応力の発生が少な
く、透視像の鮮明さに優れた電磁波遮蔽材及びそ
の製法に関する。
少ない電磁波遮蔽材及びその製造法に関するもの
で、より詳細には成形時におけるそり、曲り等の
変形がなく、内部歪及び内部応力の発生が少な
く、透視像の鮮明さに優れた電磁波遮蔽材及びそ
の製法に関する。
従来の技術及び発明の技術的課題
近年、OA機器及びその他電子機器が高度に発
展したことにより、電子機器のノイズ防止や電磁
波の人体に対する直接の影響防止等の面から、電
磁波遮蔽効果を有し、かつ透視可能な電磁波遮蔽
板が、OA機器のCRTフイルター及び電子機器の
シールド室の眺き窓等として要望されている。
展したことにより、電子機器のノイズ防止や電磁
波の人体に対する直接の影響防止等の面から、電
磁波遮蔽効果を有し、かつ透視可能な電磁波遮蔽
板が、OA機器のCRTフイルター及び電子機器の
シールド室の眺き窓等として要望されている。
従来から、このような透視可能な電磁波遮蔽板
としては、 パンチングメタル等の多孔金属板; 真空蒸着等により導電性金属酸化物もしくは
金属を透明材料にコートした物品; 導電性合成繊維網そのもの; ステンレス等の金網; 等があげられるが、においては腐食等により、
しやへい効果が経時的に低下しやすく、は充分
なシールド効果が得にくく、は比較的簡単に得
られるが強度が充分でなく、網やぶれ、腐食及び
付着したゴミの清掃が困難であるが、はフイラ
メントの直径の小さいものが得にくい、等の欠点
を何れも有している。
としては、 パンチングメタル等の多孔金属板; 真空蒸着等により導電性金属酸化物もしくは
金属を透明材料にコートした物品; 導電性合成繊維網そのもの; ステンレス等の金網; 等があげられるが、においては腐食等により、
しやへい効果が経時的に低下しやすく、は充分
なシールド効果が得にくく、は比較的簡単に得
られるが強度が充分でなく、網やぶれ、腐食及び
付着したゴミの清掃が困難であるが、はフイラ
メントの直径の小さいものが得にくい、等の欠点
を何れも有している。
発明の骨子及び目的
本発明は、ラジカル重合性アクリル樹脂シロツ
プ中に、種々の多孔性導電性部材の内でも金属メ
ツキ合成繊維紗を埋設して該シロツプの重合を行
わせることにより、重合成形時におけるそり、曲
り等の変形がなく、内部歪や内部応力の発生が抑
制され、ゆがみのない鮮明な透視像を形成し得る
電磁波遮蔽材が得られることを見出した。
プ中に、種々の多孔性導電性部材の内でも金属メ
ツキ合成繊維紗を埋設して該シロツプの重合を行
わせることにより、重合成形時におけるそり、曲
り等の変形がなく、内部歪や内部応力の発生が抑
制され、ゆがみのない鮮明な透視像を形成し得る
電磁波遮蔽材が得られることを見出した。
即ち、本発明の目的は、従来の電磁波遮蔽材に
おける上記欠点が解消された電磁波遮蔽材を提供
するにある。
おける上記欠点が解消された電磁波遮蔽材を提供
するにある。
本発明の他の目的は、透明性に優れていると共
に電磁波遮断性を有し、成形時における変形や内
部歪の発生が解消され、しかも透視画像のゆがみ
のない透視性電磁波遮断材を提供するにある。
に電磁波遮断性を有し、成形時における変形や内
部歪の発生が解消され、しかも透視画像のゆがみ
のない透視性電磁波遮断材を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、アクリル樹脂シロツ
プを多孔性導電部材のラミネート用樹脂と使用す
る場合に生じ易い、前述した変形や内部歪の発生
が解消される透視性電磁波遮蔽材及びその製法を
提供するにある。
プを多孔性導電部材のラミネート用樹脂と使用す
る場合に生じ易い、前述した変形や内部歪の発生
が解消される透視性電磁波遮蔽材及びその製法を
提供するにある。
発明の構成
本発明によれば、アクリル樹脂成形体に、金属
メツキ合成繊維紗の少なくとも一枚を埋設したこ
とを特徴とする透視性電磁波遮蔽材が提供され
る。
メツキ合成繊維紗の少なくとも一枚を埋設したこ
とを特徴とする透視性電磁波遮蔽材が提供され
る。
本発明によればまた、金属メツキ合成繊維紗を
内部空間に展延固定した成形型中に、ラジカル重
合性アクリルシロツプを注入し、該シロツプを重
合させることによりアクリル樹脂と前記紗とが一
体化した成形体を得ることから成る透視性電磁波
遮蔽材の製法が提供される。
内部空間に展延固定した成形型中に、ラジカル重
合性アクリルシロツプを注入し、該シロツプを重
合させることによりアクリル樹脂と前記紗とが一
体化した成形体を得ることから成る透視性電磁波
遮蔽材の製法が提供される。
発明の好適実施態様
本発明の電磁波遮蔽材の断面構造を示す第1図
において、この遮蔽材1はアクリル樹脂2で一体
に成形され、一方の表面3と他方の表面4との間
には金属メツキ合成繊維紗5が埋設されており、
この金属メツキ合成繊維紗で区画される2つの樹
脂は紗5の開口を通して連結し且つ完全に一体化
されている。即ち、アクリル樹脂2と金属メツキ
合成繊維5とは完全に密着して一体化しており、
樹脂マトリツクスや、樹脂と金属メツキ層との界
面にはボイド空隙等が全く或いは殆んど存在しな
い。
において、この遮蔽材1はアクリル樹脂2で一体
に成形され、一方の表面3と他方の表面4との間
には金属メツキ合成繊維紗5が埋設されており、
この金属メツキ合成繊維紗で区画される2つの樹
脂は紗5の開口を通して連結し且つ完全に一体化
されている。即ち、アクリル樹脂2と金属メツキ
合成繊維5とは完全に密着して一体化しており、
樹脂マトリツクスや、樹脂と金属メツキ層との界
面にはボイド空隙等が全く或いは殆んど存在しな
い。
導電性多孔性部材とアクリル樹脂とをラミネー
ト構造にする場合、予じめ形成された2枚のアク
リル樹脂板で導電性多孔性部材を間に挟み、加熱
プレス、超音波溶着、接着剤による接着剤の手段
で両樹脂板を一体化することが考えられるが、こ
の場合には、導電性部材と樹脂との間に必らず微
細なボイドが残留し、完全な一体化が困難であ
り、両者の界面で剥離を生じたり、或いは界面で
画像のゆがみを生じるようになる。
ト構造にする場合、予じめ形成された2枚のアク
リル樹脂板で導電性多孔性部材を間に挟み、加熱
プレス、超音波溶着、接着剤による接着剤の手段
で両樹脂板を一体化することが考えられるが、こ
の場合には、導電性部材と樹脂との間に必らず微
細なボイドが残留し、完全な一体化が困難であ
り、両者の界面で剥離を生じたり、或いは界面で
画像のゆがみを生じるようになる。
本発明によれば、ラジカル重合性アクリルシロ
ツプを使用し、この中に金属メツキ合成繊維を埋
設し、重合一体化させることにより、上記欠点を
ことごとく解消したものである。
ツプを使用し、この中に金属メツキ合成繊維を埋
設し、重合一体化させることにより、上記欠点を
ことごとく解消したものである。
即ち、本発明の電磁波遮蔽材1は、第2図に示
す通り、例えば強化ガラス等で形成されたシート
状の型6,7の中央に、重合硬化時の収縮に追随
可能なスペーサー乃至ガスケツト8,8を介して
金属メツキ合成繊維紗5を液密状に固定し、この
空間9に、アクリル単量体、アクリル樹脂プレポ
リマー及びラジカル重合開始剤を含む組成物を注
入し、この組成物を加熱下に重合させることによ
り得られる。
す通り、例えば強化ガラス等で形成されたシート
状の型6,7の中央に、重合硬化時の収縮に追随
可能なスペーサー乃至ガスケツト8,8を介して
金属メツキ合成繊維紗5を液密状に固定し、この
空間9に、アクリル単量体、アクリル樹脂プレポ
リマー及びラジカル重合開始剤を含む組成物を注
入し、この組成物を加熱下に重合させることによ
り得られる。
ラジカル重合型アクリル樹脂シロツプとは、ア
クリル樹脂プレポリマーとアクリル単量体とを含
む組成物であつて、シロツプ状の液体のものを言
う。好適なアクリル樹脂シロツプはメチルメタク
リレートを主体とするものである。
クリル樹脂プレポリマーとアクリル単量体とを含
む組成物であつて、シロツプ状の液体のものを言
う。好適なアクリル樹脂シロツプはメチルメタク
リレートを主体とするものである。
このメタクリル樹脂シロツプは、メタクリル酸
メチルを主体とする単量体に、少量のラジカル重
合開始剤を添加し、予備重合釜で加熱し、部分重
合させることにより得られる。部分重合の程度
は、重合率が10乃至30%となるような範囲が適当
である。シロツプの成形性や樹脂の改質を目的と
して、部分重合前或いは部分重合後に、スチレ
ン、ビニルトルエン等のスチレン系単量体や、ア
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチル等の他のア
クリル系単量体を混合することができる。これら
の改質用単量体はシロツプ当り10乃至30重量%の
範囲で用いるのがよい。
メチルを主体とする単量体に、少量のラジカル重
合開始剤を添加し、予備重合釜で加熱し、部分重
合させることにより得られる。部分重合の程度
は、重合率が10乃至30%となるような範囲が適当
である。シロツプの成形性や樹脂の改質を目的と
して、部分重合前或いは部分重合後に、スチレ
ン、ビニルトルエン等のスチレン系単量体や、ア
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチル等の他のア
クリル系単量体を混合することができる。これら
の改質用単量体はシロツプ当り10乃至30重量%の
範囲で用いるのがよい。
原料樹脂シロツプは、後述する成分との混合性
や注型性の点で、また後重合硬化性の点で、500
乃至2000センチポイズ(CPS)の粘度を有してい
ることが望ましい。このシロツプにはラジカル開
始剤を配合して成形に使用する。
や注型性の点で、また後重合硬化性の点で、500
乃至2000センチポイズ(CPS)の粘度を有してい
ることが望ましい。このシロツプにはラジカル開
始剤を配合して成形に使用する。
ラジカル開始剤としては、ベンゾイルパーオキ
サイド、ラウリルパーオキサイド等の有機過酸化
物や、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合
物が使用され、これらの開始剤は、所謂触媒量、
一般に樹脂シロツプ当り、0.05乃至2重量%、特
に0.2乃至2重量%の量で使用される。
サイド、ラウリルパーオキサイド等の有機過酸化
物や、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合
物が使用され、これらの開始剤は、所謂触媒量、
一般に樹脂シロツプ当り、0.05乃至2重量%、特
に0.2乃至2重量%の量で使用される。
本発明の注型用組成物には、その本質を損わな
い範囲で、それ自体公知の助剤乃至は配合剤、例
えば着色料、粘度調整剤、酸化防止剤、離型剤等
を公知の処方で配合することができる。
い範囲で、それ自体公知の助剤乃至は配合剤、例
えば着色料、粘度調整剤、酸化防止剤、離型剤等
を公知の処方で配合することができる。
本発明においては、上充した樹脂との組合せで
金属メツキ合成繊維紗を使用する。金属メツキ合
成繊維紗としては、ポリエステル、ナイロン、ビ
ニロン、アクリル等のモノフイラメント、マルチ
フイラメント糸或いは紡績糸を、粗い織目に織成
或いは編成して得られる紗織物に、銅、ニツケ
ル、コバルト、クロム、銀、アルミニウム等の金
属をメツキ層として設けたものが使用される。メ
ツキ層の形成は、無電解メツキ(化学メツキ)、
真空蒸着、或いはこれらと電気メツキとの組合せ
で行われる。メツキ層の形成は、これらの表面が
十分に導電性になるが目詰りを生じない程度に行
われていればよい。メツキ層は、単一の金属の層
でよいし、複数種の金属の層から成つていてもよ
く、例えば無電解メツキ層と電解メツキ層との組
合せから成るもの等が使用される。本発明に用い
る金属メツキ合成繊維紗は80乃至250メツシユ、
特に100乃至200メツシユ程度の網目を有すること
が、電磁波遮蔽特性及び光線透過率の見地から望
ましく、その開口率は一般に10乃至90%、特に30
乃至800%の範囲内にあることが望ましい。
金属メツキ合成繊維紗を使用する。金属メツキ合
成繊維紗としては、ポリエステル、ナイロン、ビ
ニロン、アクリル等のモノフイラメント、マルチ
フイラメント糸或いは紡績糸を、粗い織目に織成
或いは編成して得られる紗織物に、銅、ニツケ
ル、コバルト、クロム、銀、アルミニウム等の金
属をメツキ層として設けたものが使用される。メ
ツキ層の形成は、無電解メツキ(化学メツキ)、
真空蒸着、或いはこれらと電気メツキとの組合せ
で行われる。メツキ層の形成は、これらの表面が
十分に導電性になるが目詰りを生じない程度に行
われていればよい。メツキ層は、単一の金属の層
でよいし、複数種の金属の層から成つていてもよ
く、例えば無電解メツキ層と電解メツキ層との組
合せから成るもの等が使用される。本発明に用い
る金属メツキ合成繊維紗は80乃至250メツシユ、
特に100乃至200メツシユ程度の網目を有すること
が、電磁波遮蔽特性及び光線透過率の見地から望
ましく、その開口率は一般に10乃至90%、特に30
乃至800%の範囲内にあることが望ましい。
本発明によれば、導電性網として金属メツキ合
成繊維紗を用いることにより、樹脂の成形収縮等
に関連して極めて大きな利点が達成される。即
ち、メタクリル樹脂の成形収縮率は約20%のオー
ダーであるが、金属網やパンチングメタル等を用
いる場合には、導電性網を設けた部分では樹脂の
収縮が生じにくく、その他の部分では樹脂の収縮
が生じるため、内部歪或いは内部応力が発生す
る。例えば、この導電性網が樹脂成形体の中央か
らずれた部分では、このため、そり、曲り等の変
形が容易に生じる。また、使用中、或いは熱を受
けた場合、クラツク等を発生して透明性を損い易
い。これに対して、本発明によれば、比較的大寸
法の成形体を作成する場合でも、導電性網の基体
となる合成繊維が柔軟性、異変形性を有するた
め、樹脂硬化時の収縮に対する追従性が良好であ
り、成形時におけるそり、曲り等の変形や、内部
応力、内部歪の発生や、これに伴なうクラツク発
生等が有効に防止されることになる。
成繊維紗を用いることにより、樹脂の成形収縮等
に関連して極めて大きな利点が達成される。即
ち、メタクリル樹脂の成形収縮率は約20%のオー
ダーであるが、金属網やパンチングメタル等を用
いる場合には、導電性網を設けた部分では樹脂の
収縮が生じにくく、その他の部分では樹脂の収縮
が生じるため、内部歪或いは内部応力が発生す
る。例えば、この導電性網が樹脂成形体の中央か
らずれた部分では、このため、そり、曲り等の変
形が容易に生じる。また、使用中、或いは熱を受
けた場合、クラツク等を発生して透明性を損い易
い。これに対して、本発明によれば、比較的大寸
法の成形体を作成する場合でも、導電性網の基体
となる合成繊維が柔軟性、異変形性を有するた
め、樹脂硬化時の収縮に対する追従性が良好であ
り、成形時におけるそり、曲り等の変形や、内部
応力、内部歪の発生や、これに伴なうクラツク発
生等が有効に防止されることになる。
しかも、合成繊維では、径の小さいモノフイラ
メントが容易に得られ、従つて導電性網のストラ
ンド自体も著しく微細なものとなし得るため、
OA機器、CRTフイルター等の用途に使用した場
合、透明で違和感(目障り)のないものが得られ
る。また、この金属メツキ合成繊維紗自体切断性
等の加工性が良好であると共に、これを埋設した
成形体の加工性も良好であるという利点を有す
る。更に、このものは曲げ加工を行つた時の追従
性も良好であるという利点をも有する。
メントが容易に得られ、従つて導電性網のストラ
ンド自体も著しく微細なものとなし得るため、
OA機器、CRTフイルター等の用途に使用した場
合、透明で違和感(目障り)のないものが得られ
る。また、この金属メツキ合成繊維紗自体切断性
等の加工性が良好であると共に、これを埋設した
成形体の加工性も良好であるという利点を有す
る。更に、このものは曲げ加工を行つた時の追従
性も良好であるという利点をも有する。
本発明の電磁遮蔽材では、金属メツキ合成繊維
紗が良好な収縮追従性を有することから、それを
埋設する位置は格別制限されず、例えば成形体の
中央部に位置させてもよいし、何れかの表面側に
偏位させて設けてもよい。また、所望により2枚
以上の金属メツキ合成繊維紗を設けることもでき
る。金属メツキ層は、所望により着色されていて
もよい。更に、樹脂との密着性を高めるために、
金属メツキ合成繊維紗の表面は、トリエトキシア
ミノプロピシラン等のカツプリング剤で予じめ処
理されていてもよい。また、金属色を除去する目
的で黒染されていてもよい。
紗が良好な収縮追従性を有することから、それを
埋設する位置は格別制限されず、例えば成形体の
中央部に位置させてもよいし、何れかの表面側に
偏位させて設けてもよい。また、所望により2枚
以上の金属メツキ合成繊維紗を設けることもでき
る。金属メツキ層は、所望により着色されていて
もよい。更に、樹脂との密着性を高めるために、
金属メツキ合成繊維紗の表面は、トリエトキシア
ミノプロピシラン等のカツプリング剤で予じめ処
理されていてもよい。また、金属色を除去する目
的で黒染されていてもよい。
重合は、それ自体公知の任意の手法で行うこと
ができ、例えば一段重合法でも、二段重合法であ
つてもよい。例えば後者の二段重合法では、第一
段では比較的低い温度での重合と、第二段ではよ
り高温度での重合との組合せから成る方法を採用
し得る。
ができ、例えば一段重合法でも、二段重合法であ
つてもよい。例えば後者の二段重合法では、第一
段では比較的低い温度での重合と、第二段ではよ
り高温度での重合との組合せから成る方法を採用
し得る。
また、重合収縮に帰因する内部歪を除去する目
的で、樹脂のガラス転移温度(Tg)以上の温度
で熱処理することもできる。
的で、樹脂のガラス転移温度(Tg)以上の温度
で熱処理することもできる。
本発明による電磁波遮蔽材は、電磁波遮蔽機能
に優れ、しかも透視可能であるだけでなく、製法
がセルキヤスト法である為、導電性網と完全に一
体化しており、溶着及び接着剤で接着加工したも
ののように剥離や微細なボイド、像のゆがみ等を
発生する恐れがない。また樹脂である為、電磁波
遮蔽以外の他の機能として、紫外線しやへいなど
の機能が安易に得られる。
に優れ、しかも透視可能であるだけでなく、製法
がセルキヤスト法である為、導電性網と完全に一
体化しており、溶着及び接着剤で接着加工したも
ののように剥離や微細なボイド、像のゆがみ等を
発生する恐れがない。また樹脂である為、電磁波
遮蔽以外の他の機能として、紫外線しやへいなど
の機能が安易に得られる。
また、導電性繊維紗を、諸特性に優れたアクリ
ル樹脂中に埋設したプレートとすることにより、
上記した腐食、網やぶれ等の問題が解消され、し
かも清掃も簡便となり、全体として均一でOA機
器用CRTフイルターとして使用した場合にも違
和感の無い電磁波遮蔽材が提供される。
ル樹脂中に埋設したプレートとすることにより、
上記した腐食、網やぶれ等の問題が解消され、し
かも清掃も簡便となり、全体として均一でOA機
器用CRTフイルターとして使用した場合にも違
和感の無い電磁波遮蔽材が提供される。
実施例
メタクリル酸メチルに0.1重量%のベンゾイル
パーオキサイドを添加し、予備重合釜で80℃の温
度に加熱して重合率25%程度のアクリル系樹脂シ
ロツプ(粘度1000cps)を製造した。この樹脂シ
ロツプに0.5重量%のベンゾイルパーオキサイド
を配合して注型用組成物とした。この組成物を、
第2図に示す成形型を用いて電磁波遮蔽板に成形
した。200メツシユのポリエステル繊維のモノフ
イラメント紗に鋼を目詰りのない状態にコートし
た電磁波遮蔽網を均一な張力をかけた状態とす
る。次に400m/m角のガラス板2枚の各周縁部
にガスケツトを存在させ、該電磁波遮蔽網をはさ
みこみ、3m/mのすき間となるようにクリツプ
した。
パーオキサイドを添加し、予備重合釜で80℃の温
度に加熱して重合率25%程度のアクリル系樹脂シ
ロツプ(粘度1000cps)を製造した。この樹脂シ
ロツプに0.5重量%のベンゾイルパーオキサイド
を配合して注型用組成物とした。この組成物を、
第2図に示す成形型を用いて電磁波遮蔽板に成形
した。200メツシユのポリエステル繊維のモノフ
イラメント紗に鋼を目詰りのない状態にコートし
た電磁波遮蔽網を均一な張力をかけた状態とす
る。次に400m/m角のガラス板2枚の各周縁部
にガスケツトを存在させ、該電磁波遮蔽網をはさ
みこみ、3m/mのすき間となるようにクリツプ
した。
脱法した注型用組成物をガスケツト上部に設け
た注入口より注入し、80℃で3時間の条件で重合
硬化させた。
た注入口より注入し、80℃で3時間の条件で重合
硬化させた。
得られた電磁波遮蔽板は、そり、曲り等の変形
が全く無く、透明性に優れ、フイルターとして使
用した場合に、全く目障りのないものであつた。
が全く無く、透明性に優れ、フイルターとして使
用した場合に、全く目障りのないものであつた。
発明の作用効果
本発明によれば、アクリル樹脂成形体に対する
導電性網として金属メツキ合成繊維紗を用い、こ
れを樹脂中に埋設することにより、成形時におけ
るそり、曲り等の変形や内部歪、内部応力等の発
生が有効に防止され、更に透明性に優れ、像のゆ
がみがなく、諸特性に優れた電磁波遮蔽材が提供
される。
導電性網として金属メツキ合成繊維紗を用い、こ
れを樹脂中に埋設することにより、成形時におけ
るそり、曲り等の変形や内部歪、内部応力等の発
生が有効に防止され、更に透明性に優れ、像のゆ
がみがなく、諸特性に優れた電磁波遮蔽材が提供
される。
第1図は本発明による透明電磁波遮蔽材の断面
図であり、第2図は本発明の電磁波遮蔽材の製造
を説明するための説明図である。 1は電磁波遮蔽材、2はアクリル樹脂、3,4
は表面、5は金属メツキ合成繊維紗、6,7は成
形型、8はガスケツトを夫々示す。
図であり、第2図は本発明の電磁波遮蔽材の製造
を説明するための説明図である。 1は電磁波遮蔽材、2はアクリル樹脂、3,4
は表面、5は金属メツキ合成繊維紗、6,7は成
形型、8はガスケツトを夫々示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アクリル樹脂成形体に、金属メツキ合成繊維
紗の少なくとも一枚を埋設したことを特徴とする
透視性電磁波遮蔽材。 2 金属メツキ合成繊維紗が80乃至250メツシユ
の網目を有するものである特許請求の範囲第1項
記載の遮蔽材。 3 金属メツキ合成繊維紗を内部空間に展延固定
した成形型中に、ラジカル重合型アクリルシロツ
プを注入し、該シロツプを重合させることにより
アクリル樹脂と前記紗とが一体化した成形体を得
ることから成る透視性電磁波遮蔽材の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6392285A JPS61225013A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 透視性電磁波遮蔽材の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6392285A JPS61225013A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 透視性電磁波遮蔽材の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61225013A JPS61225013A (ja) | 1986-10-06 |
| JPH0260496B2 true JPH0260496B2 (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=13243314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6392285A Granted JPS61225013A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 透視性電磁波遮蔽材の製法 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JPS61225013A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS63251982A (ja) * | 1987-04-08 | 1988-10-19 | Daicel Chem Ind Ltd | 光デイスク用コンポジツトハブ |
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| FR3002877B1 (fr) * | 2013-03-07 | 2015-03-27 | Arkema France | Procede de fabrication d'un materiau composite multicouche, materiau composite multicouche obtenu par le procede et pieces ou structures mecaniques realisees avec ledit materiau. |
| CN113150481A (zh) * | 2021-04-26 | 2021-07-23 | 中国电子科技集团公司第三十三研究所 | 一种亚克力浇注丝网屏蔽玻璃及其制备方法 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP6392285A patent/JPS61225013A/ja active Granted
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN115232423A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-10-25 | 浙江华帅特新材料科技有限公司 | 金属内嵌pmma复合板材的制造方法、金属内嵌pmma复合板材 |
| CN115232423B (zh) * | 2022-07-12 | 2023-11-03 | 浙江华帅特新材料科技有限公司 | 金属内嵌pmma复合板材的制造方法、金属内嵌pmma复合板材 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61225013A (ja) | 1986-10-06 |
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