JPH0261672B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0261672B2 JPH0261672B2 JP59226703A JP22670384A JPH0261672B2 JP H0261672 B2 JPH0261672 B2 JP H0261672B2 JP 59226703 A JP59226703 A JP 59226703A JP 22670384 A JP22670384 A JP 22670384A JP H0261672 B2 JPH0261672 B2 JP H0261672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- pressure
- speed change
- cylinder chamber
- land
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、無段変速機の変速制御方法及び変速
制御装置に関するものである。
制御装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術
従来の無段変速機の変速制御方法としては、例
えば特開昭52−98861号公報に示されるものがあ
る。これによると、無段変速機の従動プーリシリ
ンダ室には常に所定のライン圧が供給され、一方
駆動プーリシリンダ室には変速制御弁によつて調
節された油圧が供給される。変速制御弁は、例え
ば駆動プーリ回転速度及びエンジン吸気管負圧に
応じて、駆動プーリシリンダ室へ供給する油圧を
制御する。こうすることによつて無段変速機の変
速比は駆動プーリ回転速度及びエンジン吸気管負
圧に応じて制御されることになる。
えば特開昭52−98861号公報に示されるものがあ
る。これによると、無段変速機の従動プーリシリ
ンダ室には常に所定のライン圧が供給され、一方
駆動プーリシリンダ室には変速制御弁によつて調
節された油圧が供給される。変速制御弁は、例え
ば駆動プーリ回転速度及びエンジン吸気管負圧に
応じて、駆動プーリシリンダ室へ供給する油圧を
制御する。こうすることによつて無段変速機の変
速比は駆動プーリ回転速度及びエンジン吸気管負
圧に応じて制御されることになる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
しかし、上記のような従来の無段変速機の変速
制御方法では、従動プーリシリンダ室には常にラ
イン圧が作用するようになつているため、アツプ
シフト側に急速に変速させたい場合(すなわち、
変速比を急速に小さくしたい場合)には、従動プ
ーリ側の押付力に打ち勝つ大きな押付力を駆動プ
ーリ側に急速に発生させる必要があり、そのため
には駆動プーリシリンダ室の油圧を急速に上昇さ
せなければならない。オイルポンプの吐出流量に
は限りがあるため、駆動プーリシリンダ室の油圧
を上昇させ、従動プーリの押付力に打ち勝つて駆
動プーリの可動部をストロークさせるためにはあ
る程度の時間を必要とする。このため、急速なア
ツプシフト変速を実現することができず、好まし
い運転フイーリングを得ることができなかつた。
なお、特開昭59−99148号公報には、急速変速時
にはプライマリイライン圧を上昇させ、セカンダ
リイライン圧は通常どおりとし、アツプシフト時
にはプライマリイライン圧を入力プーリに供給
し、セカンダリイライン圧を出力プーリに供給す
るようにしたものが示されている。これにより、
アツプシフトを急速に行わせることを意図してい
る。しかし、これの場合には、プライマリイライ
ン圧を大幅に上昇させない限り入力プーリの油圧
と出力プーリの油圧との比率を大きく変えること
はできず、変速速度の上昇には限界がある。ま
た、プライマリイライン圧の上昇を可能とするた
めにはオイルポンプを大型のものとしておくこと
が必要であり、油圧上昇時にはオイルポンプの負
荷も増大する。本発明は、上記のような問題点を
解決し、急速な変速が可能な無段変速機の変速制
御方法及び変速制御装置を得ることを目的として
いる。
制御方法では、従動プーリシリンダ室には常にラ
イン圧が作用するようになつているため、アツプ
シフト側に急速に変速させたい場合(すなわち、
変速比を急速に小さくしたい場合)には、従動プ
ーリ側の押付力に打ち勝つ大きな押付力を駆動プ
ーリ側に急速に発生させる必要があり、そのため
には駆動プーリシリンダ室の油圧を急速に上昇さ
せなければならない。オイルポンプの吐出流量に
は限りがあるため、駆動プーリシリンダ室の油圧
を上昇させ、従動プーリの押付力に打ち勝つて駆
動プーリの可動部をストロークさせるためにはあ
る程度の時間を必要とする。このため、急速なア
ツプシフト変速を実現することができず、好まし
い運転フイーリングを得ることができなかつた。
なお、特開昭59−99148号公報には、急速変速時
にはプライマリイライン圧を上昇させ、セカンダ
リイライン圧は通常どおりとし、アツプシフト時
にはプライマリイライン圧を入力プーリに供給
し、セカンダリイライン圧を出力プーリに供給す
るようにしたものが示されている。これにより、
アツプシフトを急速に行わせることを意図してい
る。しかし、これの場合には、プライマリイライ
ン圧を大幅に上昇させない限り入力プーリの油圧
と出力プーリの油圧との比率を大きく変えること
はできず、変速速度の上昇には限界がある。ま
た、プライマリイライン圧の上昇を可能とするた
めにはオイルポンプを大型のものとしておくこと
が必要であり、油圧上昇時にはオイルポンプの負
荷も増大する。本発明は、上記のような問題点を
解決し、急速な変速が可能な無段変速機の変速制
御方法及び変速制御装置を得ることを目的として
いる。
(ニ) 課題を解決するための手段
本発明は、急速にアツプシフトさせる場合には
駆動プーリシリンダ室にライン圧を作用させると
ともに従動プーリシリンダ室の油圧を一時的にラ
イン圧よりも低い値にすることによつて、上記課
題を解決する。すなわち、本発明は、それぞれプ
ーリシリンダ室に作用する油圧に応じてみぞ間隔
が可変である駆動プーリ及び従動プーリを有し、
駆動プーリのプーリシリンダ室の受圧面積を従動
プーリのそれよりも大きく設定した無段変速機の
変速制御方法を対象としたものであり、急速なア
ツプシフトの場合以外は従動プーリシリンダ室に
ライン圧を作用させるとともに駆動プーリシリン
ダ室の油圧をライン圧以下に可変制御し、急速に
アツプシフトさせる場合には駆動プーリシリンダ
室にライン圧を作用させるとともに従動プーリシ
リンダ室の油圧を一時的にライン圧よりも低い値
にすることを特徴としている。
駆動プーリシリンダ室にライン圧を作用させると
ともに従動プーリシリンダ室の油圧を一時的にラ
イン圧よりも低い値にすることによつて、上記課
題を解決する。すなわち、本発明は、それぞれプ
ーリシリンダ室に作用する油圧に応じてみぞ間隔
が可変である駆動プーリ及び従動プーリを有し、
駆動プーリのプーリシリンダ室の受圧面積を従動
プーリのそれよりも大きく設定した無段変速機の
変速制御方法を対象としたものであり、急速なア
ツプシフトの場合以外は従動プーリシリンダ室に
ライン圧を作用させるとともに駆動プーリシリン
ダ室の油圧をライン圧以下に可変制御し、急速に
アツプシフトさせる場合には駆動プーリシリンダ
室にライン圧を作用させるとともに従動プーリシ
リンダ室の油圧を一時的にライン圧よりも低い値
にすることを特徴としている。
また、上記無段変速機の変速制御方法は、次の
ような変速制御弁によつて実施することができ
る。すなわち、変速モータによつて動作されると
共に変速操作機構によつて実際の変速比が機械的
にフイードバツクされる変速制御弁のスプール
は、駆動プーリシリンダ室へ連通する第1ポート
の開閉を制御可能な第1ランドと、従動プーリシ
リンダ室へ連通する第2ポートの開閉を制御可能
な第2ランドと、を有しており、スプールが定常
状態位置又は緩やかに変速が行なわれるほぼ定常
状態位置にある場合には、第1ランドは第1ポー
トをライン圧側に対して小さいすきまを通して連
通させると共にドレーン側にも小さいすきまを通
して連通させる位置となり、第2ランドは第2ポ
ートをライン圧側に連通させる位置となり、変速
モータが急速にアツプシフト変速方向に動作した
場合には、第1ランドは第1ポートをライン圧側
へ連通させる位置となり、第2ランドは第2ポー
トをドレーン側に連通させる位置となり、また、
変速モータが急速にダウンシフト変速方向に動作
した場合には、第1ランドは第1ポートをドレー
ン側に連通させる位置となり、第2ランドは第2
ポートをライン圧側に連通させる位置となるよう
に構成される。
ような変速制御弁によつて実施することができ
る。すなわち、変速モータによつて動作されると
共に変速操作機構によつて実際の変速比が機械的
にフイードバツクされる変速制御弁のスプール
は、駆動プーリシリンダ室へ連通する第1ポート
の開閉を制御可能な第1ランドと、従動プーリシ
リンダ室へ連通する第2ポートの開閉を制御可能
な第2ランドと、を有しており、スプールが定常
状態位置又は緩やかに変速が行なわれるほぼ定常
状態位置にある場合には、第1ランドは第1ポー
トをライン圧側に対して小さいすきまを通して連
通させると共にドレーン側にも小さいすきまを通
して連通させる位置となり、第2ランドは第2ポ
ートをライン圧側に連通させる位置となり、変速
モータが急速にアツプシフト変速方向に動作した
場合には、第1ランドは第1ポートをライン圧側
へ連通させる位置となり、第2ランドは第2ポー
トをドレーン側に連通させる位置となり、また、
変速モータが急速にダウンシフト変速方向に動作
した場合には、第1ランドは第1ポートをドレー
ン側に連通させる位置となり、第2ランドは第2
ポートをライン圧側に連通させる位置となるよう
に構成される。
(ヘ) 実施例
第2図に無段変速機の動力伝達機構を示す。エ
ンジン10の出力軸10aに対して流体伝動装置
であるフルードカツプリング12が連結されてい
る。フルードカツプリング12は、ロツクアツプ
機構付きのものであり、ロツクアツプ油室12a
の油圧を制御することにより、入力側のポンプイ
ンペラー12bと出力側のタービンランナー12
cとを機械的に連結し又は切り離し可能である。
フルードカツプリング12の出力側は回転軸13
と連結されている。回転軸13は前後進切換機構
15と連結されている。前後進切換機構15は、
遊星歯車機構17、前進用クラツチ40、及び後
進用ブレーキ50を有している。遊星歯車機構1
7は、サンギア19と、2つのピニオンギア21
及び23を有するピニオンキヤリア25と、イン
ターナルギア27と、から成つている。2つのピ
ニオンギア21及び23は互いにかみ合つてお
り、ピニオンギア21はサンギア19とかみ合つ
ており、またピニオンギア23はインターナルギ
ア27とかみ合つている。サンギア19は常に回
転軸13と一体に回転するように連結されてい
る。ピニオンキヤリア25は前進用クラツチ40
によつて回転軸13と連結可能である。また、イ
ンターナルギア27は後進用ブレーキ50によつ
て静止部に対して固定可能である。ピニオンキヤ
リア25は回転軸13の外周に配置された駆動軸
14と連結されている。駆動軸14には駆動プー
リ16が設けられている。駆動プーリ16は、駆
動軸14と一体に回転する固定円すい板18と、
固定円すい板18に対向配置されてV字状プーリ
みぞを形成すると共に駆動プーリシリンダ室20
に作用する油圧によつて駆動軸14の軸方向に移
動可能である可動円すい板22と、から成つてい
る。なお、駆動プーリシリンダ室20は、室20
a及び20bの2室から成つており、後述する従
動プーリシリンダ室32の2倍の受圧面積を有し
ている。駆動プーリ16はVベルト24によつて
従動プーリ26と伝動可能に結合されている。従
動プーリ26は、従動軸28上に設けられてい
る。従動プーリ26は、従動軸28と一体に回転
する固定円すい板30と、固定円すい板30に対
向配置されてV字状プーリみぞを形成すると共に
従動プーリシリンダ室32に作用する油圧によつ
て従動軸28の軸方向に移動可能である可動円す
い板34と、から成つている。これらの駆動プー
リ16、Vベルト24及び従動プーリ26によ
り、Vベルト式無段変速機構29が構成される。
従動軸28には駆動ギア46が固着されており、
この駆動ギア46はアイドラ軸52上のアイドラ
ギア48とかみ合つている。アイドラ軸52に設
けられたピニオンギア54はフアイナルギア44
と常にかみ合つている。フアイナルギア44に
は、差動装置56を構成する一対のピニオンギア
58及び60が取り付けられており、このピニオ
ンギア58及び60と一対のサイドギア62及び
64がかみ合つており、サイドギア62及び64
はそれぞれ出力軸66及び68と連結されてい
る。
ンジン10の出力軸10aに対して流体伝動装置
であるフルードカツプリング12が連結されてい
る。フルードカツプリング12は、ロツクアツプ
機構付きのものであり、ロツクアツプ油室12a
の油圧を制御することにより、入力側のポンプイ
ンペラー12bと出力側のタービンランナー12
cとを機械的に連結し又は切り離し可能である。
フルードカツプリング12の出力側は回転軸13
と連結されている。回転軸13は前後進切換機構
15と連結されている。前後進切換機構15は、
遊星歯車機構17、前進用クラツチ40、及び後
進用ブレーキ50を有している。遊星歯車機構1
7は、サンギア19と、2つのピニオンギア21
及び23を有するピニオンキヤリア25と、イン
ターナルギア27と、から成つている。2つのピ
ニオンギア21及び23は互いにかみ合つてお
り、ピニオンギア21はサンギア19とかみ合つ
ており、またピニオンギア23はインターナルギ
ア27とかみ合つている。サンギア19は常に回
転軸13と一体に回転するように連結されてい
る。ピニオンキヤリア25は前進用クラツチ40
によつて回転軸13と連結可能である。また、イ
ンターナルギア27は後進用ブレーキ50によつ
て静止部に対して固定可能である。ピニオンキヤ
リア25は回転軸13の外周に配置された駆動軸
14と連結されている。駆動軸14には駆動プー
リ16が設けられている。駆動プーリ16は、駆
動軸14と一体に回転する固定円すい板18と、
固定円すい板18に対向配置されてV字状プーリ
みぞを形成すると共に駆動プーリシリンダ室20
に作用する油圧によつて駆動軸14の軸方向に移
動可能である可動円すい板22と、から成つてい
る。なお、駆動プーリシリンダ室20は、室20
a及び20bの2室から成つており、後述する従
動プーリシリンダ室32の2倍の受圧面積を有し
ている。駆動プーリ16はVベルト24によつて
従動プーリ26と伝動可能に結合されている。従
動プーリ26は、従動軸28上に設けられてい
る。従動プーリ26は、従動軸28と一体に回転
する固定円すい板30と、固定円すい板30に対
向配置されてV字状プーリみぞを形成すると共に
従動プーリシリンダ室32に作用する油圧によつ
て従動軸28の軸方向に移動可能である可動円す
い板34と、から成つている。これらの駆動プー
リ16、Vベルト24及び従動プーリ26によ
り、Vベルト式無段変速機構29が構成される。
従動軸28には駆動ギア46が固着されており、
この駆動ギア46はアイドラ軸52上のアイドラ
ギア48とかみ合つている。アイドラ軸52に設
けられたピニオンギア54はフアイナルギア44
と常にかみ合つている。フアイナルギア44に
は、差動装置56を構成する一対のピニオンギア
58及び60が取り付けられており、このピニオ
ンギア58及び60と一対のサイドギア62及び
64がかみ合つており、サイドギア62及び64
はそれぞれ出力軸66及び68と連結されてい
る。
上記のような動力伝達機構にエンジン10の出
力軸10aから入力された回転力は、フルードカ
ツプリング12及び回転軸13を介して前後進切
換機構15に伝達され、前進用クラツチ40が締
結されると共に後進用ブレーキ50が解放されて
いる場合には一体回転状態となつている遊星歯車
機構17を介して回転軸13の回転力が同じ回転
方向のまま駆動軸14に伝達され、一方前進用ク
ラツチ40が解放されると共に後進用ブレーキ5
0が締結されている場合には遊星歯車機構17の
作用により回転軸13の回転力は回転方向が逆に
なつた状態で駆動軸14に伝達される。駆動軸1
4の回転力は駆動プーリ16、Vベルト24、従
動プーリ26、従動軸28、駆動ギア46、アイ
ドラギア48、アイドラ軸52、ピニオンギア5
4及びフアイナルギア44を介して差動装置56
に伝達され、出力軸66及び68が前進方向又は
後進方向に回転する。なお、前進用クラツチ40
及び後進用ブレーキ50の両方が解放されている
場合には動力伝達機構は中立状態となる。上記の
ような動力伝達の際に、駆動プーリ16の可動円
すい板22及び従動プーリ26の可動円すい板3
4を軸方向に移動させてVベルト24との接触位
置半径を変えることにより、駆動プーリ16と従
動プーリ26との回転比を変えることができる。
例えば、駆動プーリ16のV字状プーリみぞの幅
を拡大すると共に従動プーリ26のV字状プーリ
みぞの幅を縮小すれば、駆動プーリ16側のVベ
ルトを接触位置半径は小さくなり、従動プーリ2
6側のVベルトを接触位置半径は大きくなり、結
局大きな変速比が得られることになる。可動円す
い板22及び34を逆方向に移動させれば上記と
全く逆に変速比は小さくなる。
力軸10aから入力された回転力は、フルードカ
ツプリング12及び回転軸13を介して前後進切
換機構15に伝達され、前進用クラツチ40が締
結されると共に後進用ブレーキ50が解放されて
いる場合には一体回転状態となつている遊星歯車
機構17を介して回転軸13の回転力が同じ回転
方向のまま駆動軸14に伝達され、一方前進用ク
ラツチ40が解放されると共に後進用ブレーキ5
0が締結されている場合には遊星歯車機構17の
作用により回転軸13の回転力は回転方向が逆に
なつた状態で駆動軸14に伝達される。駆動軸1
4の回転力は駆動プーリ16、Vベルト24、従
動プーリ26、従動軸28、駆動ギア46、アイ
ドラギア48、アイドラ軸52、ピニオンギア5
4及びフアイナルギア44を介して差動装置56
に伝達され、出力軸66及び68が前進方向又は
後進方向に回転する。なお、前進用クラツチ40
及び後進用ブレーキ50の両方が解放されている
場合には動力伝達機構は中立状態となる。上記の
ような動力伝達の際に、駆動プーリ16の可動円
すい板22及び従動プーリ26の可動円すい板3
4を軸方向に移動させてVベルト24との接触位
置半径を変えることにより、駆動プーリ16と従
動プーリ26との回転比を変えることができる。
例えば、駆動プーリ16のV字状プーリみぞの幅
を拡大すると共に従動プーリ26のV字状プーリ
みぞの幅を縮小すれば、駆動プーリ16側のVベ
ルトを接触位置半径は小さくなり、従動プーリ2
6側のVベルトを接触位置半径は大きくなり、結
局大きな変速比が得られることになる。可動円す
い板22及び34を逆方向に移動させれば上記と
全く逆に変速比は小さくなる。
次に、この無段変速機の油圧制御装置について
説明する。油圧制御装置は第1図に示すように、
オイルポンプ101、ライン圧調圧弁102、マ
ニアル弁104、変速制御弁106、調整圧切換
弁108、変速モータ110、変速操作機構11
2、スロツトル弁114、一定圧調圧弁116、
電磁弁118、カツプリング圧調圧弁120、ロ
ツクアツプ制御弁122等から成つている。
説明する。油圧制御装置は第1図に示すように、
オイルポンプ101、ライン圧調圧弁102、マ
ニアル弁104、変速制御弁106、調整圧切換
弁108、変速モータ110、変速操作機構11
2、スロツトル弁114、一定圧調圧弁116、
電磁弁118、カツプリング圧調圧弁120、ロ
ツクアツプ制御弁122等から成つている。
オイルポンプ101は、タンク130内の油を
ストレーナ131を介して吸引し、油路132に
吐出する。油路132の吐出油は、ライン圧調圧
弁102のポート146b,146d及び146
eに導かれて、後述のようにライン圧として所定
圧力に調圧される。油路132は、スロツトル弁
114のポート192c及び変速制御弁106の
ポート172cにも連通している。また、油路1
32は一定圧調圧弁116のポート204bにも
連通している。なお、油路132にはライン圧リ
リーフ弁133が設けられており、これによつて
ライン圧が異常に高くならないようにしてある。
ストレーナ131を介して吸引し、油路132に
吐出する。油路132の吐出油は、ライン圧調圧
弁102のポート146b,146d及び146
eに導かれて、後述のようにライン圧として所定
圧力に調圧される。油路132は、スロツトル弁
114のポート192c及び変速制御弁106の
ポート172cにも連通している。また、油路1
32は一定圧調圧弁116のポート204bにも
連通している。なお、油路132にはライン圧リ
リーフ弁133が設けられており、これによつて
ライン圧が異常に高くならないようにしてある。
マニアル弁104は、5つのポート134a,
134b,134c,134d及び134eを有
する弁穴134と、この弁穴134に対応した2
つのランド136a及び136bを有するスプー
ル136とから成つている。運転席のセレクトレ
バー(図示していない)によつて動作されるスプ
ール136は、P、R、N、D、Lレンジの5つ
の停止位置を有している。ポート134a及び1
34eはドレーンポートであり、ポート134b
は油路142によつて前進用クラツチ40と連通
している。なお、油路142には前進用クラツチ
40に油圧を供給する場合にのみ絞り効果を有す
る一方向オリフイス143が設けられている。ま
たポート134cは油路140によつてスロツト
ル弁114のポート192b及び192dと連通
し、ポート134dは油路138によつて後進用
ブレーキ50に連通している。なお、油路138
には後進用ブレーキ50に油圧を供給する場合に
のみ絞り効果を有する一方向オリフイス139が
設けられている。スプール136がP位置では、
後述のスロツトル弁114によつて調圧される油
路140のスロツトル圧が加圧されたポート13
4cはランド136aによつて閉鎖され、前進用
クラツチ40は油路142を介して弁穴134の
ドレーンポート134aからドレーンされ、ま
た、後進用ブレーキ50は油路138を介してド
レーンポート134eからドレーンされる。スプ
ール136がR位置にあると、ポート134cと
ポート134dとがランド136a及び136b
間において連通して、後進用ブレーキ50に油路
140のスロツトル圧が供給され、他方、前進用
クラツチ40はポート134aを経てドレーンさ
れる。スプール136がN位置にくると、ポート
134cはランド136a及び136bによつて
はさまれて他のポートに連通することができず、
一方、ポート134b及び134dは共にドレー
ンされるから、P位置の場合と同様に後進用ブレ
ーキ50及び前進用クラツチ40は共にドレーン
される。スプール136がD又はL位置にあると
きは、ポート134bとポート134cとがラン
ド136a及び136b間において連通して、前
進用クラツチ40にスロツトル圧が供給され、他
方、後進用ブレーキ50はポート134eを経て
ドレーンされる。これによつて、結局、スプール
136がP又はN位置にあるときには、前進用ク
ラツチ40及び後進用ブレーキ50は共に解放さ
れて動力の伝達がしや断され、回転軸13の回転
力が駆動軸14に伝達されず、スプール136が
R位置では後進用ブレーキ50が締結されて出力
軸66及び68は前述のように後進方向に駆動さ
れ、またスプール136がD又はL位置にあると
きには前進用クラツチ40が締結されて出力軸6
6及び68は前進方向に駆動されることになる。
なお、D位置及びL位置間には上述のように油圧
回路上は何の相違もないが、両位置は電気的に検
出されて異なつた変速パターンに応じて変速する
ように後述の変速モータ110の作動が制御され
る。
134b,134c,134d及び134eを有
する弁穴134と、この弁穴134に対応した2
つのランド136a及び136bを有するスプー
ル136とから成つている。運転席のセレクトレ
バー(図示していない)によつて動作されるスプ
ール136は、P、R、N、D、Lレンジの5つ
の停止位置を有している。ポート134a及び1
34eはドレーンポートであり、ポート134b
は油路142によつて前進用クラツチ40と連通
している。なお、油路142には前進用クラツチ
40に油圧を供給する場合にのみ絞り効果を有す
る一方向オリフイス143が設けられている。ま
たポート134cは油路140によつてスロツト
ル弁114のポート192b及び192dと連通
し、ポート134dは油路138によつて後進用
ブレーキ50に連通している。なお、油路138
には後進用ブレーキ50に油圧を供給する場合に
のみ絞り効果を有する一方向オリフイス139が
設けられている。スプール136がP位置では、
後述のスロツトル弁114によつて調圧される油
路140のスロツトル圧が加圧されたポート13
4cはランド136aによつて閉鎖され、前進用
クラツチ40は油路142を介して弁穴134の
ドレーンポート134aからドレーンされ、ま
た、後進用ブレーキ50は油路138を介してド
レーンポート134eからドレーンされる。スプ
ール136がR位置にあると、ポート134cと
ポート134dとがランド136a及び136b
間において連通して、後進用ブレーキ50に油路
140のスロツトル圧が供給され、他方、前進用
クラツチ40はポート134aを経てドレーンさ
れる。スプール136がN位置にくると、ポート
134cはランド136a及び136bによつて
はさまれて他のポートに連通することができず、
一方、ポート134b及び134dは共にドレー
ンされるから、P位置の場合と同様に後進用ブレ
ーキ50及び前進用クラツチ40は共にドレーン
される。スプール136がD又はL位置にあると
きは、ポート134bとポート134cとがラン
ド136a及び136b間において連通して、前
進用クラツチ40にスロツトル圧が供給され、他
方、後進用ブレーキ50はポート134eを経て
ドレーンされる。これによつて、結局、スプール
136がP又はN位置にあるときには、前進用ク
ラツチ40及び後進用ブレーキ50は共に解放さ
れて動力の伝達がしや断され、回転軸13の回転
力が駆動軸14に伝達されず、スプール136が
R位置では後進用ブレーキ50が締結されて出力
軸66及び68は前述のように後進方向に駆動さ
れ、またスプール136がD又はL位置にあると
きには前進用クラツチ40が締結されて出力軸6
6及び68は前進方向に駆動されることになる。
なお、D位置及びL位置間には上述のように油圧
回路上は何の相違もないが、両位置は電気的に検
出されて異なつた変速パターンに応じて変速する
ように後述の変速モータ110の作動が制御され
る。
ライン圧調圧弁102は、7つのポート146
a,146b,146c,146d,146e,
146f及び146gを有する弁穴146と、こ
の弁穴146に対応して5つのランド148a,
148b,148c,148d及び148eを有
するスプール148と、軸方向に移動自在なスリ
ーブ150と、スプール148とスリーブ150
との間に同心に設けられた2つのスプリング15
2及び154と、から成つている。スリーブ15
0は、押圧部材158から第1図中で左方向の押
圧力を受けるようにしてある。押圧部材158は
バルブボデイに対して軸方向に移動可能に支持さ
れており、他方の端部は駆動プーリ16の可動円
すい板22の外周に設けたみぞ22aにかみ合つ
ている。従つて、変速比が大きくなるとスリーブ
150は図中左側に移動し、変速比が小さくなる
とスリーブ150は図中右側に移動する。2つの
スプリング152及び154のうち、外周側のス
プリング152は常に両端をそれぞれスリーブ1
50及びスプール148に接触させて圧縮状態に
あるが、内周側のスプリング154はスリーブ1
50が所定以上図中左方向に移動してはじめて圧
縮されるようにしてある。ライン圧調圧弁102
のポート146aはドレーンポートである。ポー
ト146gにはスロツトル圧回路である油路14
0からスロツトル圧が供給されている。ポート1
46cはドレーン回路である油路164に連通し
ている。ポート146b,146d及び146e
はライン圧回路である油路132と連通してい
る。ポート146fは油路165を介してカツプ
リング調圧弁120のポート230bと連通して
いる。なお、油路165はオリフイス199を介
してライン圧油路132と連通している。なお、
ポート146b及び146gの入口にはそれぞれ
オリフイス166及び170が設けてある。結
局、このライン圧調圧弁102のスプール148
には、スプリング152による力(又はスプリン
グ152及び154による力)及びポート146
gの油圧(スロツトル圧)がランド148d及び
148e間の面積差に作用する力という2つの左
方向の力と、ランド148a及び148b間の面
積差に作用するポート146bの油圧(ライン
圧)による力という右方向の力とが作用するが、
スプール148はポート146dからポート14
6cへの油の漏れ量及びポート146eからポー
ト146fへの油の漏れ量を調節して常に左右方
向の力が平衡するようにポート146bのライン
圧を制御する。従つてライン圧は、変速比が大き
いほど高くなり、またポート146gに作用する
スロツトル圧が高いほど高くなる。このようにラ
イン圧を調節するのは、変速比が大きいほどプー
リのVベルト押付力を大きくする必要があり、ス
ロツトル圧が高い(すなわち、エンジン吸気管負
圧が小さい)ほどエンジン出力トルクが大きいの
で油圧を上げてプーリのVベルト押圧力を増大さ
せて摩擦による動力伝達トルクを大きくするため
である。
a,146b,146c,146d,146e,
146f及び146gを有する弁穴146と、こ
の弁穴146に対応して5つのランド148a,
148b,148c,148d及び148eを有
するスプール148と、軸方向に移動自在なスリ
ーブ150と、スプール148とスリーブ150
との間に同心に設けられた2つのスプリング15
2及び154と、から成つている。スリーブ15
0は、押圧部材158から第1図中で左方向の押
圧力を受けるようにしてある。押圧部材158は
バルブボデイに対して軸方向に移動可能に支持さ
れており、他方の端部は駆動プーリ16の可動円
すい板22の外周に設けたみぞ22aにかみ合つ
ている。従つて、変速比が大きくなるとスリーブ
150は図中左側に移動し、変速比が小さくなる
とスリーブ150は図中右側に移動する。2つの
スプリング152及び154のうち、外周側のス
プリング152は常に両端をそれぞれスリーブ1
50及びスプール148に接触させて圧縮状態に
あるが、内周側のスプリング154はスリーブ1
50が所定以上図中左方向に移動してはじめて圧
縮されるようにしてある。ライン圧調圧弁102
のポート146aはドレーンポートである。ポー
ト146gにはスロツトル圧回路である油路14
0からスロツトル圧が供給されている。ポート1
46cはドレーン回路である油路164に連通し
ている。ポート146b,146d及び146e
はライン圧回路である油路132と連通してい
る。ポート146fは油路165を介してカツプ
リング調圧弁120のポート230bと連通して
いる。なお、油路165はオリフイス199を介
してライン圧油路132と連通している。なお、
ポート146b及び146gの入口にはそれぞれ
オリフイス166及び170が設けてある。結
局、このライン圧調圧弁102のスプール148
には、スプリング152による力(又はスプリン
グ152及び154による力)及びポート146
gの油圧(スロツトル圧)がランド148d及び
148e間の面積差に作用する力という2つの左
方向の力と、ランド148a及び148b間の面
積差に作用するポート146bの油圧(ライン
圧)による力という右方向の力とが作用するが、
スプール148はポート146dからポート14
6cへの油の漏れ量及びポート146eからポー
ト146fへの油の漏れ量を調節して常に左右方
向の力が平衡するようにポート146bのライン
圧を制御する。従つてライン圧は、変速比が大き
いほど高くなり、またポート146gに作用する
スロツトル圧が高いほど高くなる。このようにラ
イン圧を調節するのは、変速比が大きいほどプー
リのVベルト押付力を大きくする必要があり、ス
ロツトル圧が高い(すなわち、エンジン吸気管負
圧が小さい)ほどエンジン出力トルクが大きいの
で油圧を上げてプーリのVベルト押圧力を増大さ
せて摩擦による動力伝達トルクを大きくするため
である。
変速制御弁106は、5つのポート172a,
172b(第1ポート)、172c,172d(第
2ポート)及び172eを有する弁穴172と、
この弁穴172に対応した3つのランド174
a,174b(第1ランド)及び174c(第2ラ
ンド)を有するスプール174と、スプール17
4を図中左方向に押すスプリング175とから成
つている。ポート172bは油路176を介して
駆動プーリシリンダ室20と連通しており、また
ポート172a及びポート172eはドレーンポ
ートである。なお、ポート172aの出口にはオ
リフイス177が設けてある。ポート172dは
油路179を介して従動プーリシリンダ室32と
連通している。ポート172cはライン圧回路で
ある油路132と連通してライン圧が供給されて
いる。スプール174の左端は後述の変速操作機
構112のレバー178のほぼ中央部にピン18
1によつて回転自在に連結されている。ランド1
74bの軸方向断面は曲線形状としてあるため、
ポート172cに供給されるライン圧はポート1
72bに流れ込むが、その一部はポート172a
へ排出されるので、ポート172bの圧力は流入
する油と排出される油の比率によつて決定される
圧力となる。従つて、スプール174が左方向に
移動するに従つてポート172bのライン圧側の
すきまが大きくなり排出側のすきまが小さくなる
のでポート172bの圧力は次第に高くなつてい
く。一方、ポート172dには通常はポート17
2cのライン圧が供給されている。ポート172
bの油圧は、油路176を介して駆動プーリシリ
ンダ室20へ供給され、またポート172dの油
圧は油路179を介して従動プーリシリンダ室3
2に供給される。従つて、スプール174が左方
向に移動すると、駆動プーリシリンダ室20の圧
力は高くなつて駆動プーリ16のV字状プーリみ
ぞの幅が小さくなり、他方、従動プーリ26のV
字状プーリみぞの幅が大きくなる。すなわち、駆
動プーリ16のVベルト接触半径が大きくなると
共に従動プーリ26のVベルト接触半径が小さく
なるので、変速比は小さくなる。逆にスプール1
74を右方向に移動させると、上記と全く逆の作
用により、変速比は大きくなる。
172b(第1ポート)、172c,172d(第
2ポート)及び172eを有する弁穴172と、
この弁穴172に対応した3つのランド174
a,174b(第1ランド)及び174c(第2ラ
ンド)を有するスプール174と、スプール17
4を図中左方向に押すスプリング175とから成
つている。ポート172bは油路176を介して
駆動プーリシリンダ室20と連通しており、また
ポート172a及びポート172eはドレーンポ
ートである。なお、ポート172aの出口にはオ
リフイス177が設けてある。ポート172dは
油路179を介して従動プーリシリンダ室32と
連通している。ポート172cはライン圧回路で
ある油路132と連通してライン圧が供給されて
いる。スプール174の左端は後述の変速操作機
構112のレバー178のほぼ中央部にピン18
1によつて回転自在に連結されている。ランド1
74bの軸方向断面は曲線形状としてあるため、
ポート172cに供給されるライン圧はポート1
72bに流れ込むが、その一部はポート172a
へ排出されるので、ポート172bの圧力は流入
する油と排出される油の比率によつて決定される
圧力となる。従つて、スプール174が左方向に
移動するに従つてポート172bのライン圧側の
すきまが大きくなり排出側のすきまが小さくなる
のでポート172bの圧力は次第に高くなつてい
く。一方、ポート172dには通常はポート17
2cのライン圧が供給されている。ポート172
bの油圧は、油路176を介して駆動プーリシリ
ンダ室20へ供給され、またポート172dの油
圧は油路179を介して従動プーリシリンダ室3
2に供給される。従つて、スプール174が左方
向に移動すると、駆動プーリシリンダ室20の圧
力は高くなつて駆動プーリ16のV字状プーリみ
ぞの幅が小さくなり、他方、従動プーリ26のV
字状プーリみぞの幅が大きくなる。すなわち、駆
動プーリ16のVベルト接触半径が大きくなると
共に従動プーリ26のVベルト接触半径が小さく
なるので、変速比は小さくなる。逆にスプール1
74を右方向に移動させると、上記と全く逆の作
用により、変速比は大きくなる。
変速操作機構112のレバー178は前述のよ
うにそのほぼ中央部において変速制御弁106の
スプール174とピン181によつて結合されて
いるが、レバー178の一端は前述の押圧部材1
58とピン183によつて結合されており、また
他端はロツド182にピン185によつて結合さ
れている。ロツド182はラツク182cを有し
ており、このラツク182cは変速モータ110
のピニオンギア110aとかみ合つている。この
ような変速操作機構112において、後述の変速
制御装置300によつて制御される変速モータ1
10のピニオンギア110aを回転することによ
り、ロツド182を例えば図中右方向に移動させ
ると、レバー178はピン183を支点として時
計方向に回転し、レバー178に連結された変速
制御弁106のスプール174を右方向に動か
す。これによつて、前述のように、駆動プーリ1
6の可動円すい板22は第1図中で左方向に移動
して駆動プーリ16のV字状プーリみぞ間隔は大
きくなり、同時にこれに伴なつて従動プーリ26
のV字状プーリみぞ間隔は小さくなり、変速比は
大きくなる。レバー178の一端はピン183に
よつて押圧部材158と連結されているので、可
動円すい板22の移動に伴なつて押圧部材158
が第1図中で左方向に移動すると、今度はレバー
178の他端側のピン185を支点としてレバー
178は時計方向に回転する。このためスプール
174は左方向に引きもどされて、駆動プーリ1
6及び従動プーリ26を変速比が小さい状態にし
ようとする。このような動作によつてスプール1
74、駆動プーリ16及び従動プーリ26は、変
速モータ110の回転位置に対応して所定の変速
比の状態で安定する。変速モータ110を逆方向
に回転した場合も同様である(なお、ロツド18
2は変速比最大値に対応する位置を越えて更に図
中で右側(オーバストローク領域)へ移動可能で
あり、オーバストローク領域に移動すると切換検
出スイツチ298が作動し、この信号は変速制御
装置300に入力される)。従つて、変速モータ
110を所定の変速パターンに従つて作動させる
と、変速比はこれに追従して変化することにな
り、変速モータ110を制御することによつて無
段変速機構の変速を制御することができる。
うにそのほぼ中央部において変速制御弁106の
スプール174とピン181によつて結合されて
いるが、レバー178の一端は前述の押圧部材1
58とピン183によつて結合されており、また
他端はロツド182にピン185によつて結合さ
れている。ロツド182はラツク182cを有し
ており、このラツク182cは変速モータ110
のピニオンギア110aとかみ合つている。この
ような変速操作機構112において、後述の変速
制御装置300によつて制御される変速モータ1
10のピニオンギア110aを回転することによ
り、ロツド182を例えば図中右方向に移動させ
ると、レバー178はピン183を支点として時
計方向に回転し、レバー178に連結された変速
制御弁106のスプール174を右方向に動か
す。これによつて、前述のように、駆動プーリ1
6の可動円すい板22は第1図中で左方向に移動
して駆動プーリ16のV字状プーリみぞ間隔は大
きくなり、同時にこれに伴なつて従動プーリ26
のV字状プーリみぞ間隔は小さくなり、変速比は
大きくなる。レバー178の一端はピン183に
よつて押圧部材158と連結されているので、可
動円すい板22の移動に伴なつて押圧部材158
が第1図中で左方向に移動すると、今度はレバー
178の他端側のピン185を支点としてレバー
178は時計方向に回転する。このためスプール
174は左方向に引きもどされて、駆動プーリ1
6及び従動プーリ26を変速比が小さい状態にし
ようとする。このような動作によつてスプール1
74、駆動プーリ16及び従動プーリ26は、変
速モータ110の回転位置に対応して所定の変速
比の状態で安定する。変速モータ110を逆方向
に回転した場合も同様である(なお、ロツド18
2は変速比最大値に対応する位置を越えて更に図
中で右側(オーバストローク領域)へ移動可能で
あり、オーバストローク領域に移動すると切換検
出スイツチ298が作動し、この信号は変速制御
装置300に入力される)。従つて、変速モータ
110を所定の変速パターンに従つて作動させる
と、変速比はこれに追従して変化することにな
り、変速モータ110を制御することによつて無
段変速機構の変速を制御することができる。
変速モータ(以下の説明においては「ステツプ
モータ」という用語を使用する)110は、変速
制御装置300から送られてくるパルス数信号に
対応して回転位置が決定される。変速制御装置3
00からのパルス数信号は所定の変速パターンに
従つて与えられる。
モータ」という用語を使用する)110は、変速
制御装置300から送られてくるパルス数信号に
対応して回転位置が決定される。変速制御装置3
00からのパルス数信号は所定の変速パターンに
従つて与えられる。
調整圧切換弁108は、その弁体を変速操作機
構112のロツド182と一体に形成してある。
すなわち、調整圧切換弁108はポート186
a,186b,186c及び186dを有する弁
穴186と、ロツド182に形成したランド18
2a及び182bとから成つている。ポート18
6aは油路188と連通している。ポート186
bは、油路190を介して電磁弁118と連通し
ている。ポート186cは油路189と連通して
いる。ポート186dはドレーンポートである。
通常はポート186aとポート186bとはラン
ド182a及び182b間において連通している
が、ロツド182が変速比最大値に対応する位置
を越えてオーバストローク領域に移動したときに
のみポート186aは封鎖され、ポート186b
とポート186cとが連通するようにしてある。
構112のロツド182と一体に形成してある。
すなわち、調整圧切換弁108はポート186
a,186b,186c及び186dを有する弁
穴186と、ロツド182に形成したランド18
2a及び182bとから成つている。ポート18
6aは油路188と連通している。ポート186
bは、油路190を介して電磁弁118と連通し
ている。ポート186cは油路189と連通して
いる。ポート186dはドレーンポートである。
通常はポート186aとポート186bとはラン
ド182a及び182b間において連通している
が、ロツド182が変速比最大値に対応する位置
を越えてオーバストローク領域に移動したときに
のみポート186aは封鎖され、ポート186b
とポート186cとが連通するようにしてある。
スロツトル弁114は、ポート192a,19
2b,192c,192d,192e,192f
及び192gを有する弁穴192と、弁穴192
に対応した5つのランド194a,194b,1
94c,194d及び194eを有するスプール
194と、スプール194に押力を作用する負圧
ダイヤフラム198とから成つている。負圧ダイ
ヤフラム198は、エンジン吸気管負圧が所定値
(例えば、300mmHg)よりも低い(大気圧に近い)
場合にスプール194に負圧に反比例した力を作
用し、エンジン吸気管負圧が所定値よりも高い場
合には全く力を作用しないようにしてある。ポー
ト192aはドレーンポートであり、ポート19
2b及び192dはスロツトル圧回路である油路
140と連通しており、ポート192cはライン
圧回路である油路132と連通しており、ポート
192e及び192fはドレーンポートであり、
またポート192gは前述の油路189と連通し
ている。ポート192b及びポート192gの入
口にはそれぞれオリフイス202及び203が設
けてある。スプール194には、ポート192g
の油圧がランド194dとランド194eとの間
の面積差に作用する力及び負圧ダイヤフラム19
8による力という図中左向きの力と、ランド19
4a及び194b間の面積差に作用するポート1
92bの油圧による力という図中右向きの力とが
作用するが、スロツトル弁114は上記両方向の
力がつり合うようにポート192cのライン圧を
圧力源としポート192eを排出ポートとして周
知の調圧作用を行なう。これによつてポート19
2b及び192dにはポート192gの油圧によ
る力及び負圧ダイヤフラム198による力に対応
したスロツトル圧が発生する。このようにして得
られたスロツトル圧は、エンジン吸気管負圧に応
じて調圧されるので、エンジン出力トルクに対応
する。すなわち、エンジン出力トルクが大きけれ
ば、スロツトル圧もこれに対応して高い油圧とな
る。なお、スロツトル圧は後述のようにポート1
92gの油圧(調整圧)によつても調整される。
2b,192c,192d,192e,192f
及び192gを有する弁穴192と、弁穴192
に対応した5つのランド194a,194b,1
94c,194d及び194eを有するスプール
194と、スプール194に押力を作用する負圧
ダイヤフラム198とから成つている。負圧ダイ
ヤフラム198は、エンジン吸気管負圧が所定値
(例えば、300mmHg)よりも低い(大気圧に近い)
場合にスプール194に負圧に反比例した力を作
用し、エンジン吸気管負圧が所定値よりも高い場
合には全く力を作用しないようにしてある。ポー
ト192aはドレーンポートであり、ポート19
2b及び192dはスロツトル圧回路である油路
140と連通しており、ポート192cはライン
圧回路である油路132と連通しており、ポート
192e及び192fはドレーンポートであり、
またポート192gは前述の油路189と連通し
ている。ポート192b及びポート192gの入
口にはそれぞれオリフイス202及び203が設
けてある。スプール194には、ポート192g
の油圧がランド194dとランド194eとの間
の面積差に作用する力及び負圧ダイヤフラム19
8による力という図中左向きの力と、ランド19
4a及び194b間の面積差に作用するポート1
92bの油圧による力という図中右向きの力とが
作用するが、スロツトル弁114は上記両方向の
力がつり合うようにポート192cのライン圧を
圧力源としポート192eを排出ポートとして周
知の調圧作用を行なう。これによつてポート19
2b及び192dにはポート192gの油圧によ
る力及び負圧ダイヤフラム198による力に対応
したスロツトル圧が発生する。このようにして得
られたスロツトル圧は、エンジン吸気管負圧に応
じて調圧されるので、エンジン出力トルクに対応
する。すなわち、エンジン出力トルクが大きけれ
ば、スロツトル圧もこれに対応して高い油圧とな
る。なお、スロツトル圧は後述のようにポート1
92gの油圧(調整圧)によつても調整される。
一定圧調圧弁116は、ポート204a,20
4b,204c,204d及び204eを有する
弁穴204と、ランド206a及び206bを有
するスプール206と、スプール206を図中左
方向に押すスプリング208とから成つている。
ポート204a及び204cは油路209と連通
している。ポート204bはライン圧回路である
油路132と連通している。ポート204d及び
204eはドレーンポートである。ポート204
aの入口にはオリフイス216が設けてある。こ
の一定圧調圧弁116は、周知の調圧作用により
スプリング208の力に対応した一定の油圧を調
圧し、これを油路209に供給する機能を有す
る。なお、油路209と前述の油路188及び1
89とは、それぞれチヨーク型絞り弁250及び
252を介して接続されている。また、油路20
9にはフイルター211が設けられている。
4b,204c,204d及び204eを有する
弁穴204と、ランド206a及び206bを有
するスプール206と、スプール206を図中左
方向に押すスプリング208とから成つている。
ポート204a及び204cは油路209と連通
している。ポート204bはライン圧回路である
油路132と連通している。ポート204d及び
204eはドレーンポートである。ポート204
aの入口にはオリフイス216が設けてある。こ
の一定圧調圧弁116は、周知の調圧作用により
スプリング208の力に対応した一定の油圧を調
圧し、これを油路209に供給する機能を有す
る。なお、油路209と前述の油路188及び1
89とは、それぞれチヨーク型絞り弁250及び
252を介して接続されている。また、油路20
9にはフイルター211が設けられている。
電磁弁118は、油路190の油のポート22
2への排出量をスプリング225によつて閉方向
に付勢されたプランジヤ224aによつて調整可
能なソレノイド224によつて構成されている。
ソレノイド224は変速制御装置300によつて
デユーテイ比制御され、その通電量に比例して油
路190の油を排出するため、油路190の油圧
(調整圧)は通電量に反比例して制御される。車
両が停止したアイドリング状態においては、ロツ
ド182がオーバストローク領域に移動し、調整
圧切換弁108は第1図中で下半部に示す状態に
あり、油路190が油路189と連通し、電磁弁
118によつて得られる調整圧がスロツトル弁1
14のポート192gに作用する。これによつ
て、スロツトル圧は前進用クラツチ16又は後進
用クラツチ26をわずかに締結する状態となるよ
うに制御される。発進前には常にこのスロツトル
圧が前進用クラツチ16又は後進用クラツチ26
に供給されているので、所定のクリープトルクを
得ることができ、またN→D、N→Rセレクト時
等のシヨツクも小さくなる。発進が開始されると
直ちにスロツトル圧は上昇し、前進用クラツチ1
6又は後進用クラツチ26は完全に締結される。
一方、通常走行時には調整圧切換弁108は上半
部に示すような状態となり、油路190と油路1
88とが連通するため、調整圧によつて後述のよ
うにロツクアツプ制御バルブ122の切換えが制
御可能となる。
2への排出量をスプリング225によつて閉方向
に付勢されたプランジヤ224aによつて調整可
能なソレノイド224によつて構成されている。
ソレノイド224は変速制御装置300によつて
デユーテイ比制御され、その通電量に比例して油
路190の油を排出するため、油路190の油圧
(調整圧)は通電量に反比例して制御される。車
両が停止したアイドリング状態においては、ロツ
ド182がオーバストローク領域に移動し、調整
圧切換弁108は第1図中で下半部に示す状態に
あり、油路190が油路189と連通し、電磁弁
118によつて得られる調整圧がスロツトル弁1
14のポート192gに作用する。これによつ
て、スロツトル圧は前進用クラツチ16又は後進
用クラツチ26をわずかに締結する状態となるよ
うに制御される。発進前には常にこのスロツトル
圧が前進用クラツチ16又は後進用クラツチ26
に供給されているので、所定のクリープトルクを
得ることができ、またN→D、N→Rセレクト時
等のシヨツクも小さくなる。発進が開始されると
直ちにスロツトル圧は上昇し、前進用クラツチ1
6又は後進用クラツチ26は完全に締結される。
一方、通常走行時には調整圧切換弁108は上半
部に示すような状態となり、油路190と油路1
88とが連通するため、調整圧によつて後述のよ
うにロツクアツプ制御バルブ122の切換えが制
御可能となる。
カツプリング圧調整弁120は、ポート230
a,230b,230c,230d、及び230
eを有する弁穴230と、ランド232a及び2
32bを有するスプール232と、スプール23
2を図中左方向に押すスプリング234とから成
つている。ポート230a及び230cは油路2
35と連通しており、ポート230bには油路1
65からライン圧調整弁102の排出油が供給さ
れ、またポート230d及び230eはドレーン
ポートである。ポート230aの入口にはオリフ
イス236が設けてある。このカツプリング圧調
圧弁120は、油路165からポート230bに
供給される油圧を油圧源としてスプリング234
の力に対応した一定の油圧(カツプリング圧)を
調圧し、これを油路235に供給する機能を有す
る。このカツプリング圧がフルードカツプリング
12の作動圧として使用され、またロツクアツプ
機構の作動の制御にも使用される。
a,230b,230c,230d、及び230
eを有する弁穴230と、ランド232a及び2
32bを有するスプール232と、スプール23
2を図中左方向に押すスプリング234とから成
つている。ポート230a及び230cは油路2
35と連通しており、ポート230bには油路1
65からライン圧調整弁102の排出油が供給さ
れ、またポート230d及び230eはドレーン
ポートである。ポート230aの入口にはオリフ
イス236が設けてある。このカツプリング圧調
圧弁120は、油路165からポート230bに
供給される油圧を油圧源としてスプリング234
の力に対応した一定の油圧(カツプリング圧)を
調圧し、これを油路235に供給する機能を有す
る。このカツプリング圧がフルードカツプリング
12の作動圧として使用され、またロツクアツプ
機構の作動の制御にも使用される。
ロツクアツプ制御弁122は、ポート240
a,240b,240c,240d,240e,
240f,240g及び240hを有する弁穴2
40と、ランド242a,242b,242c,
242d及び242eを有するスプール242
と、から成つている。ポート240a及びポート
240gはドレーンポートであり、ポート240
bは油路209と連通しており、ポート240c
及び240fは油路243を介してロツクアツプ
油室12aと連通しており、ポート240dはフ
ルードカツプリング12と連通する油路245と
接続されている。ポート240eには油路235
から一定のカツプリング圧が供給されている。ポ
ート240hは前述の油路188と接続されてい
る。ポート240b,240c,240g及び2
40hの入口にはそれぞれオリフイス246,2
47,248及び249が設けられている。この
ロツクアツプ制御バルブ122は、フルードカツ
プリング12及びロツクアツプ油室12aへの油
圧の供給を制御する機能を有している。スプール
242は、ランド242aとランド242bとの
間の面積差に作用するポート240bの油圧(こ
の油圧は一定圧調圧弁116によつて調圧された
一定圧である)による力及びランド242bとラ
ンド242cとの間の面積差に作用するポート2
40cの油圧による力と、ランド242eの端部
に作用するポート240hの油圧(調整圧)との
バランスによつて切換わる。スプール242が第
1図中で上半部に示す位置にある場合には、ポー
ト240dとポート240eとがランド242c
及びランド242d間で連通し、カツプリング圧
調圧弁120によつて調圧された油路235のカ
ツプリング圧がフルードカツプリング12に供給
される。なお、油路245にはフルードカツプリ
ング12に異常に高い油圧が作用しないようにリ
リーフバルブ250が設けられている。またスプ
ール242が上半部位置にある場合にはポート2
40fとポート240gとがランド242d及び
ランド242e間で連通し、ロツクアツプ油室1
2aの油圧はポート240gからドレーンされ
る。このため、ロツクアツプ機構は締結されてロ
ツクアツプ状態となる。逆に、スプール242が
第1図中下半部に示す位置になると、ポート24
0eとポート240fとがランド242dとラン
ド242e間で連通し、油路235のカツプリン
グ圧は油路243を通してロツクアツプ油室12
aに供給される。一方、ポート240dはランド
242c及びランド242dによつて封鎖され
る。このため、ロツクアツプ機構は解除状態とな
り、フルードカツプリング12にはロツクアツプ
油室12a側から作動圧が供給される状態とな
る。フルードカツプリング12の油圧は、油路2
45に設けた保圧弁252によつて一定圧に保持
される。保圧弁252を通して排出された油は油
路254を通してクーラー256に送られ、ここ
で冷却された後、潤滑に使用される。なお、油路
254にはクーラー保圧弁258が設けられてお
り、クーラー保圧弁258から排出された油は油
路164を通してオイルポンプ101の吸込口に
戻される。油路254は押圧部材158とバルブ
ボデイとのしゆう動部に導かれており、これを潤
滑するようにしてある。また、油路254はオリ
フイス259を介して油路235と接続されてお
り、常に最低限必要な油量が供給されるようにし
てある。
a,240b,240c,240d,240e,
240f,240g及び240hを有する弁穴2
40と、ランド242a,242b,242c,
242d及び242eを有するスプール242
と、から成つている。ポート240a及びポート
240gはドレーンポートであり、ポート240
bは油路209と連通しており、ポート240c
及び240fは油路243を介してロツクアツプ
油室12aと連通しており、ポート240dはフ
ルードカツプリング12と連通する油路245と
接続されている。ポート240eには油路235
から一定のカツプリング圧が供給されている。ポ
ート240hは前述の油路188と接続されてい
る。ポート240b,240c,240g及び2
40hの入口にはそれぞれオリフイス246,2
47,248及び249が設けられている。この
ロツクアツプ制御バルブ122は、フルードカツ
プリング12及びロツクアツプ油室12aへの油
圧の供給を制御する機能を有している。スプール
242は、ランド242aとランド242bとの
間の面積差に作用するポート240bの油圧(こ
の油圧は一定圧調圧弁116によつて調圧された
一定圧である)による力及びランド242bとラ
ンド242cとの間の面積差に作用するポート2
40cの油圧による力と、ランド242eの端部
に作用するポート240hの油圧(調整圧)との
バランスによつて切換わる。スプール242が第
1図中で上半部に示す位置にある場合には、ポー
ト240dとポート240eとがランド242c
及びランド242d間で連通し、カツプリング圧
調圧弁120によつて調圧された油路235のカ
ツプリング圧がフルードカツプリング12に供給
される。なお、油路245にはフルードカツプリ
ング12に異常に高い油圧が作用しないようにリ
リーフバルブ250が設けられている。またスプ
ール242が上半部位置にある場合にはポート2
40fとポート240gとがランド242d及び
ランド242e間で連通し、ロツクアツプ油室1
2aの油圧はポート240gからドレーンされ
る。このため、ロツクアツプ機構は締結されてロ
ツクアツプ状態となる。逆に、スプール242が
第1図中下半部に示す位置になると、ポート24
0eとポート240fとがランド242dとラン
ド242e間で連通し、油路235のカツプリン
グ圧は油路243を通してロツクアツプ油室12
aに供給される。一方、ポート240dはランド
242c及びランド242dによつて封鎖され
る。このため、ロツクアツプ機構は解除状態とな
り、フルードカツプリング12にはロツクアツプ
油室12a側から作動圧が供給される状態とな
る。フルードカツプリング12の油圧は、油路2
45に設けた保圧弁252によつて一定圧に保持
される。保圧弁252を通して排出された油は油
路254を通してクーラー256に送られ、ここ
で冷却された後、潤滑に使用される。なお、油路
254にはクーラー保圧弁258が設けられてお
り、クーラー保圧弁258から排出された油は油
路164を通してオイルポンプ101の吸込口に
戻される。油路254は押圧部材158とバルブ
ボデイとのしゆう動部に導かれており、これを潤
滑するようにしてある。また、油路254はオリ
フイス259を介して油路235と接続されてお
り、常に最低限必要な油量が供給されるようにし
てある。
次に、ステツプモータ110及びソレノイド2
24の作動を制御する変速制御装置300につい
て説明する。
24の作動を制御する変速制御装置300につい
て説明する。
変速制御装置300には、第3図に示すよう
に、エンジン回転速度センサー301、車速セン
サー302、スロツトル開度センサー303、シ
フトポジシヨンスイツチ304、タービン回転速
度センサー305、切換検出スイツチ298、エ
ンジン冷却水温センサー306、及びブレーキセ
ンサー307からの電気信号が入力される。エン
ジン回転速度センサー301はエンジンのイグニ
ツシヨン点火パルスからエンジン回転速度を検出
し、また車速センサー302は無段変速機の出力
軸の回転から車速を検出する。スロツトル開度セ
ンサー303はエンジンのスロツトル開度を電圧
信号として検出する。シフトポジシヨンスイツチ
304は、前述のマニアルバルブ104がP、
R、N、D、Lのどの位置にあるかを検出する。
タービン回転速度センサー305は、フルードカ
ツプリング12のタービン軸の回転速度を検出す
る。切換検出スイツチ298は、前述の変速操作
機構112のロツド182が変速比の最も大きい
位置を越えて更に移動したとき(すなわちオーバ
ストローク領域において)オンとなるスイツチで
ある。エンジン冷却水温センサー306は、エン
ジン冷却水の温度が一定値以下のときに信号を発
生する。ブレーキセンサー307は、車両のブレ
ーキが使用されているかどうかを検出する。エン
ジン回転速度センサー301、車速センサー30
2及びタービン回転速度センサー305からの信
号はそれぞれ波形整形器308,309及び32
2を通して入力インターフエース311に送ら
れ、またスロツトル開度センサー303からの電
圧信号はAD変換機310によつてデジタル信号
に変換されて入力インターフエース311に送ら
れる。変速制御装置300は、入力インターフエ
ース311、CPU(中央処理装置)313、基準
パルス発生器312、ROM(リードオンリメモ
リ)314、RAM(ランダムアクセスメモリ)
315、及び出力インターフエース316を有し
ており、これらはアドレスバス319及びデータ
バス320によつて連絡されている。基準パルス
発生器312は、CPU313を作動させる基準
パルスを発生させる。ROM314には、ステツ
プモータ110及びソレノイド224を制御する
ためのプログラム、及び制御に必要なデータを格
納してある。RAM315には、各センサー及び
スイツチからの情報、制御に必要なパラメータ等
を一時的に格納する。変速制御装置300からの
出力信号は増幅器317を介してステツプモータ
110に出力され、またソレノイド224に出力
される。
に、エンジン回転速度センサー301、車速セン
サー302、スロツトル開度センサー303、シ
フトポジシヨンスイツチ304、タービン回転速
度センサー305、切換検出スイツチ298、エ
ンジン冷却水温センサー306、及びブレーキセ
ンサー307からの電気信号が入力される。エン
ジン回転速度センサー301はエンジンのイグニ
ツシヨン点火パルスからエンジン回転速度を検出
し、また車速センサー302は無段変速機の出力
軸の回転から車速を検出する。スロツトル開度セ
ンサー303はエンジンのスロツトル開度を電圧
信号として検出する。シフトポジシヨンスイツチ
304は、前述のマニアルバルブ104がP、
R、N、D、Lのどの位置にあるかを検出する。
タービン回転速度センサー305は、フルードカ
ツプリング12のタービン軸の回転速度を検出す
る。切換検出スイツチ298は、前述の変速操作
機構112のロツド182が変速比の最も大きい
位置を越えて更に移動したとき(すなわちオーバ
ストローク領域において)オンとなるスイツチで
ある。エンジン冷却水温センサー306は、エン
ジン冷却水の温度が一定値以下のときに信号を発
生する。ブレーキセンサー307は、車両のブレ
ーキが使用されているかどうかを検出する。エン
ジン回転速度センサー301、車速センサー30
2及びタービン回転速度センサー305からの信
号はそれぞれ波形整形器308,309及び32
2を通して入力インターフエース311に送ら
れ、またスロツトル開度センサー303からの電
圧信号はAD変換機310によつてデジタル信号
に変換されて入力インターフエース311に送ら
れる。変速制御装置300は、入力インターフエ
ース311、CPU(中央処理装置)313、基準
パルス発生器312、ROM(リードオンリメモ
リ)314、RAM(ランダムアクセスメモリ)
315、及び出力インターフエース316を有し
ており、これらはアドレスバス319及びデータ
バス320によつて連絡されている。基準パルス
発生器312は、CPU313を作動させる基準
パルスを発生させる。ROM314には、ステツ
プモータ110及びソレノイド224を制御する
ためのプログラム、及び制御に必要なデータを格
納してある。RAM315には、各センサー及び
スイツチからの情報、制御に必要なパラメータ等
を一時的に格納する。変速制御装置300からの
出力信号は増幅器317を介してステツプモータ
110に出力され、またソレノイド224に出力
される。
次に、この変速制御装置300によつて行なわ
れるステツプモータ110及びソレノイド224
の具体的な制御の内容について説明する。
れるステツプモータ110及びソレノイド224
の具体的な制御の内容について説明する。
ステツプモータ110及びソレノイド224の
制御ルーチンを第4及び5図に示す。まず、シフ
トポジシヨンスイツチ304からシフトポジシヨ
ンの読込みを行ない(ステツプ502)、シフトポジ
シヨンが走行位置(すなわち、D、L又はRレン
ジにあるかどうかを判断し(同504)、走行位置に
ない場合にはソレノイド224のデユーテイ比を
0に設定し(同506)、後述のステツプ630に進
む。シフトポジシヨンが走行位置にある場合には
スロツトル開度センサー303からスロツトル開
度THを読込み(同508)、車速センサー302か
ら車速Vを読込み(同510)、エンジン回転速度セ
ンサー301からエンジン回転速度NEを読込み
(同512)、またタービン回転速度センサー305
からタービン回転速度Ntの読込みを行なう(同
514)。次いで、エンジン回転速度NEとタービン
回転速度Ntとの差NDを算出し(同516)、次いで
ロツクアツプオン車速VON及びロツクアツプオフ
車速VOFFの検索を行なう(同518)。ロツクアツプ
オン車速VON及びロツクアツプオフ車速VOFFは、
車速Vとスロツトル開度THとの関数として第6
図に示すような特性のものが記憶させてある。次
いで、ロツクアツプフラグLUFが設定されてい
るかどうかを判断し(同520)、フラグLUFが設
定されてない場合には実際の車速Vがロツクアツ
プオン車速VONよりも大きいかどうかを判断し
(同522)、V>VONの場合にはND−Nm1をeとし
て設定する(同524)。なお、Nm1はエンジン回
転速度NEとタービン回転速度Ntとの偏差の目標
値である。次いで、eの値に基づいてフイードバ
ツク制御ゲインG1の検索を行なう(同526)。次
いで、NDが所定の小さい値N0より小さいかどう
かを判断する(同528)。N0は、NDがこれよりも
大きい場合にはフイードバツク制御が行なわれ、
これよりも小さい場合にはフイードフオワード制
御が行なわれる回転差である。ND<N0の場合に
は現在のデユーテイ比に微小な値α%を加算した
値を新たなデユーテイ比として設定し(同530)、
次いでデユーテイ比が100%より小さいかどうか
を判断し(同532)、100%より小さい場合には後
述のステツプ602に進み、一方100%以上の場合に
はデユーテイ比を100%に設定し(同534)、次い
でロツクアツプフラグLUFを設定し(同536)、
同様に後述のステツプ602に進む(すなわち、フ
イードフオーワード制御が行なわれる)。前述の
ステツプ528でND≧N0の場合には、偏差e及び
フイードバツクゲインG1に基づいてデユーテイ
比を決定し(同538)、ステツプ602に進む(すな
わち、フイードバツク制御が行なわれる)。また、
前述のステツプ522でV≦VONの場合にはデユー
テイ比を0%に設定し(同540)、次いでロツクア
ツプフラグLUFを清算する(同542)。これによ
つてロツクアツプ機構の作動が解除される。ま
た、前述のステツプ520でロツクアツプフラグ
LUFが設定されている場合には車速Vがロツク
アツプオフ車速VOFFより小さいかどうかを判断し
(同544)、V<VOFFの場合にはステツプ540及び
542に進み(ロツクアツプ解除)、またV≧VOFFの
場合にはデユーテイ比を100%に設定する(同
546)(これによりロツクアツプ状態が保持され
る)。
制御ルーチンを第4及び5図に示す。まず、シフ
トポジシヨンスイツチ304からシフトポジシヨ
ンの読込みを行ない(ステツプ502)、シフトポジ
シヨンが走行位置(すなわち、D、L又はRレン
ジにあるかどうかを判断し(同504)、走行位置に
ない場合にはソレノイド224のデユーテイ比を
0に設定し(同506)、後述のステツプ630に進
む。シフトポジシヨンが走行位置にある場合には
スロツトル開度センサー303からスロツトル開
度THを読込み(同508)、車速センサー302か
ら車速Vを読込み(同510)、エンジン回転速度セ
ンサー301からエンジン回転速度NEを読込み
(同512)、またタービン回転速度センサー305
からタービン回転速度Ntの読込みを行なう(同
514)。次いで、エンジン回転速度NEとタービン
回転速度Ntとの差NDを算出し(同516)、次いで
ロツクアツプオン車速VON及びロツクアツプオフ
車速VOFFの検索を行なう(同518)。ロツクアツプ
オン車速VON及びロツクアツプオフ車速VOFFは、
車速Vとスロツトル開度THとの関数として第6
図に示すような特性のものが記憶させてある。次
いで、ロツクアツプフラグLUFが設定されてい
るかどうかを判断し(同520)、フラグLUFが設
定されてない場合には実際の車速Vがロツクアツ
プオン車速VONよりも大きいかどうかを判断し
(同522)、V>VONの場合にはND−Nm1をeとし
て設定する(同524)。なお、Nm1はエンジン回
転速度NEとタービン回転速度Ntとの偏差の目標
値である。次いで、eの値に基づいてフイードバ
ツク制御ゲインG1の検索を行なう(同526)。次
いで、NDが所定の小さい値N0より小さいかどう
かを判断する(同528)。N0は、NDがこれよりも
大きい場合にはフイードバツク制御が行なわれ、
これよりも小さい場合にはフイードフオワード制
御が行なわれる回転差である。ND<N0の場合に
は現在のデユーテイ比に微小な値α%を加算した
値を新たなデユーテイ比として設定し(同530)、
次いでデユーテイ比が100%より小さいかどうか
を判断し(同532)、100%より小さい場合には後
述のステツプ602に進み、一方100%以上の場合に
はデユーテイ比を100%に設定し(同534)、次い
でロツクアツプフラグLUFを設定し(同536)、
同様に後述のステツプ602に進む(すなわち、フ
イードフオーワード制御が行なわれる)。前述の
ステツプ528でND≧N0の場合には、偏差e及び
フイードバツクゲインG1に基づいてデユーテイ
比を決定し(同538)、ステツプ602に進む(すな
わち、フイードバツク制御が行なわれる)。また、
前述のステツプ522でV≦VONの場合にはデユー
テイ比を0%に設定し(同540)、次いでロツクア
ツプフラグLUFを清算する(同542)。これによ
つてロツクアツプ機構の作動が解除される。ま
た、前述のステツプ520でロツクアツプフラグ
LUFが設定されている場合には車速Vがロツク
アツプオフ車速VOFFより小さいかどうかを判断し
(同544)、V<VOFFの場合にはステツプ540及び
542に進み(ロツクアツプ解除)、またV≧VOFFの
場合にはデユーテイ比を100%に設定する(同
546)(これによりロツクアツプ状態が保持され
る)。
上記ステツプ502〜546によつて、結局次のよう
な制御が行なわれることになる。すなわち、シフ
トポジシヨンが走行位置以外のP及びN位置では
ロツクアツプ機構は必ず解除されており(ステツ
プ506)、走行位置にある場合には、所定のロツク
アツプオフ車速VOFF以上の場合にはロツクアツプ
状態が保持され(ステツプ546)、またロツクアツ
プオフ車速VOFFより小さい車速ではロツクアツプ
機構の作動が解除され(ステツプ540)、またロツ
クアツプ機構が非作動状態から作動状態に切り換
わる際にはフルードカツプリング12の滑りの大
きさに応じてフイードバツク制御(ステツプ538)
又はフイードフオワード制御(ステツプ530)に
よつて円滑にロツクアツプ機構の締結が行なわれ
る。
な制御が行なわれることになる。すなわち、シフ
トポジシヨンが走行位置以外のP及びN位置では
ロツクアツプ機構は必ず解除されており(ステツ
プ506)、走行位置にある場合には、所定のロツク
アツプオフ車速VOFF以上の場合にはロツクアツプ
状態が保持され(ステツプ546)、またロツクアツ
プオフ車速VOFFより小さい車速ではロツクアツプ
機構の作動が解除され(ステツプ540)、またロツ
クアツプ機構が非作動状態から作動状態に切り換
わる際にはフルードカツプリング12の滑りの大
きさに応じてフイードバツク制御(ステツプ538)
又はフイードフオワード制御(ステツプ530)に
よつて円滑にロツクアツプ機構の締結が行なわれ
る。
ステツプ532、536、538、542及び546からは、
第5図に示すステツプ602以下に進む。まず、ス
テツプ602では車速Vが所定の小さい値V0(例え
ば、2〜3Km/hであり、第6図に示すように
VON及びVOFFより小さい値である。)よりも小さ
いかどうかを判断し、V<V0の場合にはクリー
プ制御が行なわれ、V≧V0の場合には変速制御
が行なわれることになる。まず、V<V0の場合
にはスロツトル開度THが所定の小さい値TH0よ
りも小さいかどうかを判断し(同604)、スロツト
ルがアイドル状態にない場合にはデユーテイ比を
0%に設定し(同606)(これによつて前進用クラ
ツチ40は完全に締結される)、ステツプモータ
110の目標パルス数PDをP1に設定しておく
(同608)。ここで、ステツプモータ110のパル
ス数P1は、第7図に示すように、変速比最大位
置に対応している(すなわち、変速領域とオーバ
ストローク領域との境界位置である)。ステツプ
608の後はステツプ630に進んで実際のステツプモ
ータ110の位置がパルス数P1の位置になるよ
うに制御が行なわれる。ステツプ604でスロツト
ルがアイドル状態にある場合には、切換検出スイ
ツチ298がオンであるかどうかが判断され(同
610)、オンの場合には、エンジン回転速度NEと
タービン回転速度Ntとの差NDと、目標偏差Nm2
との差をeとして設定し(同612)、このeの値に
基づいてフイードバツクゲインG2の検索を行な
う(同614)。次いで、偏差e及びフイードバツク
ゲインG2に基づいてデユーテイ比を設定し(同
616)、次いで目標パルス数PDを0に設定し(同
618)、ステツプ630に進む。前述のステツプ610で
切換検出スイツチ298がオフの場合にはステツ
プモータ駆動信号をダウンシフト方向に移動し
(同620)、現在のパルス数PAから1を減算したも
のを新たにパルス数PAとして設定し(同622)、
ステツプモータ駆動信号を出力し(同636)、ソレ
ノイド駆動信号を出力する(同638)。
第5図に示すステツプ602以下に進む。まず、ス
テツプ602では車速Vが所定の小さい値V0(例え
ば、2〜3Km/hであり、第6図に示すように
VON及びVOFFより小さい値である。)よりも小さ
いかどうかを判断し、V<V0の場合にはクリー
プ制御が行なわれ、V≧V0の場合には変速制御
が行なわれることになる。まず、V<V0の場合
にはスロツトル開度THが所定の小さい値TH0よ
りも小さいかどうかを判断し(同604)、スロツト
ルがアイドル状態にない場合にはデユーテイ比を
0%に設定し(同606)(これによつて前進用クラ
ツチ40は完全に締結される)、ステツプモータ
110の目標パルス数PDをP1に設定しておく
(同608)。ここで、ステツプモータ110のパル
ス数P1は、第7図に示すように、変速比最大位
置に対応している(すなわち、変速領域とオーバ
ストローク領域との境界位置である)。ステツプ
608の後はステツプ630に進んで実際のステツプモ
ータ110の位置がパルス数P1の位置になるよ
うに制御が行なわれる。ステツプ604でスロツト
ルがアイドル状態にある場合には、切換検出スイ
ツチ298がオンであるかどうかが判断され(同
610)、オンの場合には、エンジン回転速度NEと
タービン回転速度Ntとの差NDと、目標偏差Nm2
との差をeとして設定し(同612)、このeの値に
基づいてフイードバツクゲインG2の検索を行な
う(同614)。次いで、偏差e及びフイードバツク
ゲインG2に基づいてデユーテイ比を設定し(同
616)、次いで目標パルス数PDを0に設定し(同
618)、ステツプ630に進む。前述のステツプ610で
切換検出スイツチ298がオフの場合にはステツ
プモータ駆動信号をダウンシフト方向に移動し
(同620)、現在のパルス数PAから1を減算したも
のを新たにパルス数PAとして設定し(同622)、
ステツプモータ駆動信号を出力し(同636)、ソレ
ノイド駆動信号を出力する(同638)。
前述のステツプ602でV≧V0の場合にはシフト
ポジシヨンがDレンジにあるかどうかを判断し
(同624)、Dレンジにある場合にはDレンジ変速
パターンの検索を行ない(同626)、またDレンジ
にないと判断され(同624)、Lレンジにあると判
断された場合(同639)には、Lレンジ変速パタ
ーンの検索を行ない(同628)、ステツプ639でL
レンジにもないと判断された場合には、Rレンジ
変速パターンの検索を行ない(同640)、これによ
つて目標とするパルス数PDを決定する。次いで、
検索した目標とするパルス数PDと実際のパルス
数PAとの比較を行ない(同630)、PD=PAの場合
にはそのままステツプ636及び638に進み、ステツ
プモータ駆動信号及びソレノイド駆動信号を出力
する。PA<PDの場合にはステツプモータ駆動信
号をアツプシフト方向に移動し(同632)、次いで
現在のパルス数PAに1を加算したものを新たに
パルス数PAとして設定し(同634)、ステツプ636
及び638でステツプモータ駆動信号及びソレノイ
ド駆動信号を出力する。PA<PDの場合にはステ
ツプモータ駆動信号をダウンシフト方向に移動し
(同620)、次いで現在のパルス数PAから1を減算
したものを新たなパルス数PAとして設定し(同
622)、ステツプ636及び638に進んでステツプモー
タ駆動信号及びソレノイド駆動信号を出力する。
ポジシヨンがDレンジにあるかどうかを判断し
(同624)、Dレンジにある場合にはDレンジ変速
パターンの検索を行ない(同626)、またDレンジ
にないと判断され(同624)、Lレンジにあると判
断された場合(同639)には、Lレンジ変速パタ
ーンの検索を行ない(同628)、ステツプ639でL
レンジにもないと判断された場合には、Rレンジ
変速パターンの検索を行ない(同640)、これによ
つて目標とするパルス数PDを決定する。次いで、
検索した目標とするパルス数PDと実際のパルス
数PAとの比較を行ない(同630)、PD=PAの場合
にはそのままステツプ636及び638に進み、ステツ
プモータ駆動信号及びソレノイド駆動信号を出力
する。PA<PDの場合にはステツプモータ駆動信
号をアツプシフト方向に移動し(同632)、次いで
現在のパルス数PAに1を加算したものを新たに
パルス数PAとして設定し(同634)、ステツプ636
及び638でステツプモータ駆動信号及びソレノイ
ド駆動信号を出力する。PA<PDの場合にはステ
ツプモータ駆動信号をダウンシフト方向に移動し
(同620)、次いで現在のパルス数PAから1を減算
したものを新たなパルス数PAとして設定し(同
622)、ステツプ636及び638に進んでステツプモー
タ駆動信号及びソレノイド駆動信号を出力する。
結局、上記ステツプ602〜638によつて次のよう
な制御が行なわれることになる。すなわち、車速
が非常に小さく且つスロツトルがアイドル状態
で、しかも切換検出スイツチ298がオンの場合
には、フルードカツプリング12の滑りが所定の
値となるようにソレノイド224によつて前進用
クラツチ40の伝達トルク容量が制御され(クリ
ープ制御、ステツプ612〜618)、また、車速は小
さいがスロツトルがアイドル状態でない場合に
は、ステツプモータ110をパルス数P1位置ま
で作動させ、直ちにロツクアツプ制御を開始する
ことができる状態にしておく。上記のように低車
速アイドリング時にスロツトル圧を制御して前進
用クラツチ40の伝達トルク容量を制御すること
により、車両が緩やかにクリープ走行する状態と
することができる。上記以外の場合には、所定の
変速パターンに基づいてステツプモータ110に
より変速比の制御が行なわれる。
な制御が行なわれることになる。すなわち、車速
が非常に小さく且つスロツトルがアイドル状態
で、しかも切換検出スイツチ298がオンの場合
には、フルードカツプリング12の滑りが所定の
値となるようにソレノイド224によつて前進用
クラツチ40の伝達トルク容量が制御され(クリ
ープ制御、ステツプ612〜618)、また、車速は小
さいがスロツトルがアイドル状態でない場合に
は、ステツプモータ110をパルス数P1位置ま
で作動させ、直ちにロツクアツプ制御を開始する
ことができる状態にしておく。上記のように低車
速アイドリング時にスロツトル圧を制御して前進
用クラツチ40の伝達トルク容量を制御すること
により、車両が緩やかにクリープ走行する状態と
することができる。上記以外の場合には、所定の
変速パターンに基づいてステツプモータ110に
より変速比の制御が行なわれる。
次に発進時を例にとつて具体的にどのような制
御が行なわれるかについて説明する。シフトポジ
シヨンがP又はNレンジにあつて車両が停止して
いる場合には、ステツプ504→506→630以下に進
んでスロツトル圧は高い状態となり、また変速比
は最大状態となる。この状態からDレンジにシフ
トが行なわれると、ステツプ504からステツプ542
を通る経路によつてステツプ602に進み、更にス
テツプ604→610→612以下に進み、クリープ制御
が行なわれる。すなわち、ステツプモータ110
は切換検出スイツチ298をオンとする位置を越
えて更にオーバストローク側に移動し、調整圧切
換弁108は第1図中で下半部位置となり、ソレ
ノイド224による調整圧によつてスロツトル圧
が制御される状態となる。ソレノイド224はフ
イードバツク制御され、フルードカツプリング1
2の滑りが所定の値となるように前進用クラツチ
40の伝達トルク容量を制御する。こうすること
によつて、前進用クラツチ40はわずかに締結さ
れた状態となり、NレンジからDレンジにセレク
トしたときのセレクトシヨツクを生じることなく
車両はクリープ走行状態となる。この状態からア
クセルペダル踏込量を増大させるとステツプ604
から606以下に進み、スロツトル圧が増大して前
進用クラツチ40が完全に締結され、またステツ
プモータ110は第7図に示すパルス数P1の位
置まで移動する。これによつて調整圧切換弁10
8はソレノイド224による調整圧をロツクアツ
プ制御弁122に作用させる位置に切り換わる。
ただし、この時点では調整圧は最も高い状態にあ
り、ロツクアツプ制御弁122は第1図中下半部
に示す位置にあり、ロツクアツプ機構は解除状態
となつている。こうして発進が開始され、車速が
V0を越えるとステツプ602からステツプ624以下
に進み、所定の変速パターンにしたがつてステツ
プモータ110の回転位置が制御される。車速が
ロツクアツプオン車速VONに達するまではロツク
アツプ機構は解除された状態のままである。車速
がロツクアツプオン車速VONに達するとステツプ
520→522→524以下に進み、ソレノイド224が
デユーテイ制御され、ロツクアツプ制御弁122
が第1図中の下半部位置から上半部位置に徐々に
切り換わり、フルードカツプリング12のポンプ
インペラー側とタービン側との回転速度差を徐々
に減少させていき、最終的には完全に締結した状
態とする。以下、車速がロツクアツプオフ車速
VOFF以下にならない限り、ロツクアツプ状態が保
持され、一方、変速比は所定の変速パターンに従
つてステツプモータ110によつて制御されるこ
とになる。
御が行なわれるかについて説明する。シフトポジ
シヨンがP又はNレンジにあつて車両が停止して
いる場合には、ステツプ504→506→630以下に進
んでスロツトル圧は高い状態となり、また変速比
は最大状態となる。この状態からDレンジにシフ
トが行なわれると、ステツプ504からステツプ542
を通る経路によつてステツプ602に進み、更にス
テツプ604→610→612以下に進み、クリープ制御
が行なわれる。すなわち、ステツプモータ110
は切換検出スイツチ298をオンとする位置を越
えて更にオーバストローク側に移動し、調整圧切
換弁108は第1図中で下半部位置となり、ソレ
ノイド224による調整圧によつてスロツトル圧
が制御される状態となる。ソレノイド224はフ
イードバツク制御され、フルードカツプリング1
2の滑りが所定の値となるように前進用クラツチ
40の伝達トルク容量を制御する。こうすること
によつて、前進用クラツチ40はわずかに締結さ
れた状態となり、NレンジからDレンジにセレク
トしたときのセレクトシヨツクを生じることなく
車両はクリープ走行状態となる。この状態からア
クセルペダル踏込量を増大させるとステツプ604
から606以下に進み、スロツトル圧が増大して前
進用クラツチ40が完全に締結され、またステツ
プモータ110は第7図に示すパルス数P1の位
置まで移動する。これによつて調整圧切換弁10
8はソレノイド224による調整圧をロツクアツ
プ制御弁122に作用させる位置に切り換わる。
ただし、この時点では調整圧は最も高い状態にあ
り、ロツクアツプ制御弁122は第1図中下半部
に示す位置にあり、ロツクアツプ機構は解除状態
となつている。こうして発進が開始され、車速が
V0を越えるとステツプ602からステツプ624以下
に進み、所定の変速パターンにしたがつてステツ
プモータ110の回転位置が制御される。車速が
ロツクアツプオン車速VONに達するまではロツク
アツプ機構は解除された状態のままである。車速
がロツクアツプオン車速VONに達するとステツプ
520→522→524以下に進み、ソレノイド224が
デユーテイ制御され、ロツクアツプ制御弁122
が第1図中の下半部位置から上半部位置に徐々に
切り換わり、フルードカツプリング12のポンプ
インペラー側とタービン側との回転速度差を徐々
に減少させていき、最終的には完全に締結した状
態とする。以下、車速がロツクアツプオフ車速
VOFF以下にならない限り、ロツクアツプ状態が保
持され、一方、変速比は所定の変速パターンに従
つてステツプモータ110によつて制御されるこ
とになる。
次に本発明を構成する変速制御弁106の作用
について第12図に示す油圧特性図を参照しつつ
第8〜11図に基づいて更に詳細に説明する。変
速比が一定の定常的な場合及び変速比が緩やかに
変化していくほぼ定常的な場合には、変速弁の調
圧状態は第12図の範囲B内の状態であり、例え
ば変速制御弁106のスプール174は第8図に
示すような位置にある。油路132と連通するポ
ート172cはランド174c(第2ランド)の
図中左側でポート172dと完全に連通してい
る。従つて、第12図に破線で示すように油路1
32のライン圧がそのまま油路179を介して従
動プーリシリンダ室32に供給される。一方、ス
プール174のランド174b(第1ランド)は
ポート172bとほぼ一致した位置にあり、ポー
ト172bは第8図中右側のライン圧側及び左側
のドレーン側とそれぞれ小さなすきまを介して連
通した状態となる。従つて、ポート172c側の
ライン圧がランド174bの外周のすきまを通つ
てポート172bに流入し、その一部がポート1
72aに流出する。ポート172bの油圧は流入
する油と流出する油のバランスによつて第12図
に実線で示す所定の状態に制御される。この油圧
が油路176を介して駆動プーリシリンダ室20
に作用する。前述のように駆動プーリシリンダ室
20の受圧面積は従動プーリシリンダ室32の受
圧面積の約2倍としてあり、またこの駆動プーリ
シリンダ室20に作用する油圧は第12図に実線
で示すようにランド174bの位置に応じてほぼ
0からライン圧の値まで変化するため、駆動プー
リ16の押付力はほぼ0の状態から従動プーリ2
6の押付力の2倍の状態まで変化し、所定の変速
比範囲内の変速を行なわせることができる。な
お、第12図に示すように範囲Bのアツプシフト
側にはポート172b及びポート172dが共に
ライン圧となる領域が設けてあり、スプール17
4は第9図に示す位置に有り、この領域では変速
弁106のドレンは行なわない。一方、ライン圧
調圧弁102について前述したようにライン圧は
変速比最小のとき最低となるように調圧される。
したがつて、変速比が最小となる走行時は、ライ
ン圧が最小で、かつ変速弁によるドレンがないた
め、オイルポンプ101の駆動負荷は最小に保た
れ、高速定速走行における燃費は良好に保たれ
る。
について第12図に示す油圧特性図を参照しつつ
第8〜11図に基づいて更に詳細に説明する。変
速比が一定の定常的な場合及び変速比が緩やかに
変化していくほぼ定常的な場合には、変速弁の調
圧状態は第12図の範囲B内の状態であり、例え
ば変速制御弁106のスプール174は第8図に
示すような位置にある。油路132と連通するポ
ート172cはランド174c(第2ランド)の
図中左側でポート172dと完全に連通してい
る。従つて、第12図に破線で示すように油路1
32のライン圧がそのまま油路179を介して従
動プーリシリンダ室32に供給される。一方、ス
プール174のランド174b(第1ランド)は
ポート172bとほぼ一致した位置にあり、ポー
ト172bは第8図中右側のライン圧側及び左側
のドレーン側とそれぞれ小さなすきまを介して連
通した状態となる。従つて、ポート172c側の
ライン圧がランド174bの外周のすきまを通つ
てポート172bに流入し、その一部がポート1
72aに流出する。ポート172bの油圧は流入
する油と流出する油のバランスによつて第12図
に実線で示す所定の状態に制御される。この油圧
が油路176を介して駆動プーリシリンダ室20
に作用する。前述のように駆動プーリシリンダ室
20の受圧面積は従動プーリシリンダ室32の受
圧面積の約2倍としてあり、またこの駆動プーリ
シリンダ室20に作用する油圧は第12図に実線
で示すようにランド174bの位置に応じてほぼ
0からライン圧の値まで変化するため、駆動プー
リ16の押付力はほぼ0の状態から従動プーリ2
6の押付力の2倍の状態まで変化し、所定の変速
比範囲内の変速を行なわせることができる。な
お、第12図に示すように範囲Bのアツプシフト
側にはポート172b及びポート172dが共に
ライン圧となる領域が設けてあり、スプール17
4は第9図に示す位置に有り、この領域では変速
弁106のドレンは行なわない。一方、ライン圧
調圧弁102について前述したようにライン圧は
変速比最小のとき最低となるように調圧される。
したがつて、変速比が最小となる走行時は、ライ
ン圧が最小で、かつ変速弁によるドレンがないた
め、オイルポンプ101の駆動負荷は最小に保た
れ、高速定速走行における燃費は良好に保たれ
る。
次に急速にアツプシフト変速が行なわれる場合
(すなわち、急速に変速比が小さくなる場合)に
は、スプール174はステツプモータ110及び
変速操作機構112の作用により、第10図に示
すように図中左方向に移動し第12図の範囲A内
の状態となる。このため、ポート172bとポー
ト172cとが連通し、駆動プーリシリンダ室2
0には油路176を介して第12図に実線で示す
ようにライン圧が作用する。一方、ポート172
eはポート172dと連通し、従動プーリシリン
ダ室32の油圧は油路179を介してドレーンポ
ート172eから排出され、第12図に破線で示
すようにライン圧よりも小さくなる。このため、
従動プーリ26のみぞ間隔は急速に拡大され、同
時に駆動プーリ16のみぞ間隔は減少する。この
ため、変速比は急速に小さい状態に変化してい
く。変速が進行するとスプール174は第8図に
示した定常的な状態に次第に復帰していく。
(すなわち、急速に変速比が小さくなる場合)に
は、スプール174はステツプモータ110及び
変速操作機構112の作用により、第10図に示
すように図中左方向に移動し第12図の範囲A内
の状態となる。このため、ポート172bとポー
ト172cとが連通し、駆動プーリシリンダ室2
0には油路176を介して第12図に実線で示す
ようにライン圧が作用する。一方、ポート172
eはポート172dと連通し、従動プーリシリン
ダ室32の油圧は油路179を介してドレーンポ
ート172eから排出され、第12図に破線で示
すようにライン圧よりも小さくなる。このため、
従動プーリ26のみぞ間隔は急速に拡大され、同
時に駆動プーリ16のみぞ間隔は減少する。この
ため、変速比は急速に小さい状態に変化してい
く。変速が進行するとスプール174は第8図に
示した定常的な状態に次第に復帰していく。
一方、逆にステツプモータ110が急速にダウ
ンシフト側に回転した場合(すなわち、変速比が
急速に増大する場合)には、スプール174は第
11図に示すような位置に移動し第12図の範囲
C内の状態となる。この場合には、ポート172
aとポート172bとが連通するため、第12図
に実線で示すように駆動プーリシリンダ室20の
油圧が排出される。一方、ポート172cとポー
ト172dとが連通するため、第12図に破線で
示すように従動プーリシリンダ室32にはライン
圧が供給される。このため、駆動プーリ16のみ
ぞ間隔は急速に増大し、同時に従動プーリ26の
みぞ間隔は減少する。このため、変速比は急速に
増大する。変速が進行するとスプール174は第
8図に示した定常的な状態に復帰する。
ンシフト側に回転した場合(すなわち、変速比が
急速に増大する場合)には、スプール174は第
11図に示すような位置に移動し第12図の範囲
C内の状態となる。この場合には、ポート172
aとポート172bとが連通するため、第12図
に実線で示すように駆動プーリシリンダ室20の
油圧が排出される。一方、ポート172cとポー
ト172dとが連通するため、第12図に破線で
示すように従動プーリシリンダ室32にはライン
圧が供給される。このため、駆動プーリ16のみ
ぞ間隔は急速に増大し、同時に従動プーリ26の
みぞ間隔は減少する。このため、変速比は急速に
増大する。変速が進行するとスプール174は第
8図に示した定常的な状態に復帰する。
従つて、急速な変速の場合にはアツプシフトの
場合もダウンシフトの場合も、一方のプーリシリ
ンダ室の油圧が排出されると共に他方のプーリシ
リンダ室にライン圧が供給されるため、両プーリ
のみぞ間隔は急速に変化し、良好な変速応答性を
得ることができる。
場合もダウンシフトの場合も、一方のプーリシリ
ンダ室の油圧が排出されると共に他方のプーリシ
リンダ室にライン圧が供給されるため、両プーリ
のみぞ間隔は急速に変化し、良好な変速応答性を
得ることができる。
(ト) 発明の効果
以上説明してきたように、本発明によると、急
速にアツプシフトさせる場合には駆動プーリシリ
ンダ室にライン圧を作用させるとともに従動プー
リシリンダ室の油圧を一時的にライン圧よりも低
い値にするようにしたので、例えば従動プーリシ
リンダ室の油圧を50%に低下させると両シリンダ
室の油圧の比率は2となり、急速な変速を実現す
ることができ、運転フイーリングが向上する。し
かも、油圧を低下させるのであるから、オイルポ
ンプを大型化したり、オイルポンプの負荷が増大
したりする不利益を受けることなく、上記のよう
により急速な変速を実現することができる。ま
た、上記のような変速制御方法を実施する変速制
御装置を本発明のように構成すると、価格、必要
スペースなどを増大することなく実施することが
できる。
速にアツプシフトさせる場合には駆動プーリシリ
ンダ室にライン圧を作用させるとともに従動プー
リシリンダ室の油圧を一時的にライン圧よりも低
い値にするようにしたので、例えば従動プーリシ
リンダ室の油圧を50%に低下させると両シリンダ
室の油圧の比率は2となり、急速な変速を実現す
ることができ、運転フイーリングが向上する。し
かも、油圧を低下させるのであるから、オイルポ
ンプを大型化したり、オイルポンプの負荷が増大
したりする不利益を受けることなく、上記のよう
により急速な変速を実現することができる。ま
た、上記のような変速制御方法を実施する変速制
御装置を本発明のように構成すると、価格、必要
スペースなどを増大することなく実施することが
できる。
第1図は無段変速機の制御装置全体を示す図、
第2図は無段変速機の動力伝達機構を示す図、第
3図は無段変速機の変速制御装置を示す図、第4
及び第5図は変速制御装置の制御ルーチンを示す
図、第6図はロツクアツプオン車速及びロツクア
ツプオフ車速を示す図、第7図は変速比とステツ
プモータ位置との関係を示す図、第8図は定常状
態にある変速制御弁を示す図、第9図は緩やかな
アツプシフト変速時の変速制御弁を示す図、第1
0図はアツプシフト変速時の変速制御弁を示す
図、第11図はダウンシフト変速時の変速制御弁
を示す図、第12図は変速制御弁の油圧特性図で
ある。 16……駆動プーリ、20……駆動プーリシリ
ンダ室、26……従動プーリ、32……従動プー
リシリンダ室、106……変速制御弁、110…
…変速モータ、112……変速操作機構、172
……弁穴、172a〜g……ポート、174……
スプール、174a〜d……ランド。
第2図は無段変速機の動力伝達機構を示す図、第
3図は無段変速機の変速制御装置を示す図、第4
及び第5図は変速制御装置の制御ルーチンを示す
図、第6図はロツクアツプオン車速及びロツクア
ツプオフ車速を示す図、第7図は変速比とステツ
プモータ位置との関係を示す図、第8図は定常状
態にある変速制御弁を示す図、第9図は緩やかな
アツプシフト変速時の変速制御弁を示す図、第1
0図はアツプシフト変速時の変速制御弁を示す
図、第11図はダウンシフト変速時の変速制御弁
を示す図、第12図は変速制御弁の油圧特性図で
ある。 16……駆動プーリ、20……駆動プーリシリ
ンダ室、26……従動プーリ、32……従動プー
リシリンダ室、106……変速制御弁、110…
…変速モータ、112……変速操作機構、172
……弁穴、172a〜g……ポート、174……
スプール、174a〜d……ランド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれプーリシリンダ室に作用する油圧に
応じてみぞ間隔が可変である駆動プーリ及び従動
プーリを有し、駆動プーリのプーリシリンダ室の
受圧面積を従動プーリのそれよりも大きく設定し
た無段変速機の変速制御方法において、 急速なアツプシフトの場合以外は従動プーリシ
リンダ室にライン圧を作用させるとともに駆動プ
ーリシリンダ室の油圧をライン圧以下に可変制御
し、急速にアツプシフトさせる場合には駆動プー
リシリンダ室にライン圧を作用させるとともに従
動プーリシリンダ室の油圧を一時的にライン圧よ
りも低い値にすることを特徴とする無段変速機の
変速制御方法。 2 それぞれプーリシリンダ室に作用する油圧に
応じてみぞ間隔が可変である駆動プーリ及び従動
プーリを有し、駆動プーリのプーリシリンダ室の
受圧面積を従動プーリのそれよりも大きく設定し
た無段変速機の変速制御装置において、 変速モータによつて動作されると共に変速操作
機構によつて実際の変速比が機械的にフイードバ
ツクされる変速制御弁のスプールは、駆動プーリ
シリンダ室へ連通する第1ポートの開閉を制御可
能な第1ランドと、従動プーリシリンダ室へ連通
する第2ポートの開閉を制御可能な第2ランド
と、を有しており、スプールが定常状態位置又は
緩やかに変速が行なわれるほぼ定常状態位置にあ
る場合には、第1ランドは第1ポートをライン圧
側に対して小さいすきまを通して連通させると共
にドレーン側にも小さいすきまを通して連通させ
る位置となり、第2ランドは第2ポートをライン
圧側に連通させる位置となり、変速モータが急速
にアツプシフト変速方向に動作した場合には、第
1ランドは第1ポートをライン圧側へ連通させる
位置となり、第2ランドは第2ポートをドレーン
側に連通させる位置となり、また、変速モータが
急速にダウンシフト変速方向に動作した場合に
は、第1ランドは第1ポートをドレーン側に連通
させる位置となり、第2ランドは第2ポートをラ
イン圧側に連通させる位置となるように構成され
ることを特徴とする無段変速機の変速制御装置。 3 変速制御弁のスプールは、第1ポートと第2
ポート共にドレン側と連通せず、ライン圧側との
み連通させる所定範囲のストローク位置を有する
特許請求の範囲第2項記載の無段変速機の変速制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22670384A JPS61105348A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 無段変速機の変速制御方法及び変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22670384A JPS61105348A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 無段変速機の変速制御方法及び変速制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61105348A JPS61105348A (ja) | 1986-05-23 |
| JPH0261672B2 true JPH0261672B2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=16849319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22670384A Granted JPS61105348A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | 無段変速機の変速制御方法及び変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61105348A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4565701B2 (ja) * | 2000-05-12 | 2010-10-20 | 富士重工業株式会社 | 無段変速機の変速制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5999148A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-07 | Aisin Warner Ltd | 車両用無段自動変速機の油圧制御装置 |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP22670384A patent/JPS61105348A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61105348A (ja) | 1986-05-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |