JPH0261737B2 - - Google Patents

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JPH0261737B2
JPH0261737B2 JP22596082A JP22596082A JPH0261737B2 JP H0261737 B2 JPH0261737 B2 JP H0261737B2 JP 22596082 A JP22596082 A JP 22596082A JP 22596082 A JP22596082 A JP 22596082A JP H0261737 B2 JPH0261737 B2 JP H0261737B2
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JP
Japan
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phthalocyanine
photoreceptor
parts
conductive
manufactured
Prior art date
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Application number
JP22596082A
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English (en)
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JPS59116751A (ja
Inventor
Tsutomu Naganuma
Shigeru Hirayama
Koji Kumagai
Manabu Sawada
Tsuneo Tanaka
Isao Kumano
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Toppan Inc
Artience Co Ltd
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd, Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP22596082A priority Critical patent/JPS59116751A/ja
Publication of JPS59116751A publication Critical patent/JPS59116751A/ja
Publication of JPH0261737B2 publication Critical patent/JPH0261737B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/26Electrographic processes using a charge pattern for the production of printing plates for non-xerographic printing processes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は100〜1000部程度の小ロツトの印刷物
を得るのに適した静電印刷用印刷版に関するもの
であり、特定のフタロシアニン混合物及び酸化亜
鉛を結着剤樹脂中に分散した、従来にない程の半
導体レーザ光に対しても十分な感度を持つ感光体
を利用して作製される静電印刷用印刷版に関する
ものである。 すなわち、本発明の目的の1つは電気信号によ
つて入力された情報を半導体レーザ光によつて書
き込み、静電印刷用印刷版を作り、静電印刷方法
によつて100〜1000部程度の複製を良質に手軽に
達成させる静電印刷用印刷版を提供することにあ
る。 最近、事務の合理化にともない、日本語ワード
プロセツサーが普及して来た。従来のタイプライ
ターでは、一字のタイプ毎に一字一字印字する
が、ワードプロセツサーでは、タイプされた文字
はいきなり印字されないで、電気記憶装置(メモ
リー)の中に記録されるとともに、ブラウン管に
表示されるだけなので、修正、追加は簡単にでき
る。また日本語ワードプロセツサーの文字のプリ
ントでは、インクジエツト式、感熱記録方法、ワ
イヤードツト式、レーザを利用した電子写真方式
などがある。そしてレーザを利用した電子写真方
式では半導体レーザを使つたものが、普及しつつ
ある。それは半導体レーザは、連続動作の光出力
が数mWから数十mWと比較的小さいが、他の固
体レーザやガス・レーザに比べると超小形、高効
率、低電圧、低消費電力であり、駆動電流により
1GHzを超える高速直接変調ができ、ICなど周辺
半導体回路との整合性がよく、半導体固有の高信
頼性と量産化による価格の低減が期待できるなど
多くの利点を持つているからである。 そこで現在、半導体レーザとしては、AlGaAs
レーザ(可視光および短波長レーザ)と
InGaAsPレーザ(長波長レーザ)が実用化され
ているが、光情報処理用としては、AlGaAsレー
ザが使用され、0.76〜0.8μmの可視光レーザか
0.83〜0.88μmの短波長レーザのどちらかが利用
されている。 しかしながら半導体レーザを使用したレーザプ
リンターは半導体レーザの出力が他のガスレーザ
(Ar、He−Ne、He−Cd等)と比べて小さい事、
現在使用されている感光体の感度が半導体レーザ
に対して低い等により、コピースピードを上げる
ことができない。 本発明は、以上のような欠点を解消することを
目的とするもので、特に使用する感光体の改良に
関するものである。すなわち本発明は、半導体レ
ーザ光によつて直接に感光体に情報を書き込み、
その感光体を静電印刷版として利用し、高速の静
電印刷を行ない、大部数の複製のニーズに応える
ものである。 ここで、現在、従来技術として半導体レーザ光
に感度を有する光半導体としては、CdS−Cu、
Se−Te/Se、アモルフアスSi、フタロシアニン
感光体等があるが、静電印刷版として使い捨てに
することを考慮すると、フタロシアニン以外は毒
性を有すること、及び材料コストの面からみて不
適当である。従つて、本発明において使用に適す
る感光体としては、フタロシアニン感光体が好ま
しいが、フタロシアニン顔料は平均粒径が0.05μ
と小さく、電荷保持性が悪い為、感光体として使
用するためには結着剤樹脂成分比を多くしなくて
はならず、フタロシアニン単独で感光体を作製す
ると感光層表面は非常に平滑であるため、トナー
の定着性が極めて悪く、この感光体に導電性トナ
ーにて画像を形成し、定着した場合、静電印刷工
程において、該トナーが剥離してしまい、静電印
刷版としては使用できない欠点を有するものであ
つた。 そこで本発明者等はこの感光体へのトナーの定
着性向上の改良をすべく、鋭意研究した結果、感
光体表面をマツト化する事により改良が図られる
ことを見い出した。そのため、フタロシアニン顔
料一樹脂系の感光体に各種のフイラー(filler)
を入れて、トナーの定着性をテストした。フイラ
ーとして酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸カド
ミウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛等をテスト
したところ、フタロシアニン顔料−樹脂系の感光
体と比較し、定着性は向上したが著しく光感度、
電荷保持性の低下や暗減衰の増大を生ずることを
確認した。しかし、酸化亜鉛をフイラーとして選
んだものだけは光感度の低下は若干あつたものの
電荷保持性と暗減衰の特性はそれほど悪くならな
かつた。また、酸化亜鉛の平均粒径は0.3μとフタ
ロシアニン顔料と比べて一桁大きいこと、電荷保
持性が優れていることにより、結着剤樹脂成分比
をフタロシアニン顔料単独の場合より少なくする
ことができ、表面はマツトとなる。マツトな表面
は表面積が増加しているのでトナーの接着力が向
上する。次に本発明者等は光感度の向上をめざし
た。そして、感光体として半導体レーザ光に対し
ても感度のあるフタロシアニン顔料を非常に高感
度のものに改良し、フイラーとして酸化亜鉛を入
れ本発明を完成したものである。すなわち、感光
体としては、導電性支持体上に、ε型銅フタロシ
アニン(A)並びに電子吸引性基を有するフタロシア
ニンもしくは電子吸引性基を有するフタロシアニ
ンと他のフタロシアニンとの混合物のアシツドペ
ーステイング処理されたフタロシアニン誘導体(B)
との混合物及び酸化亜鉛を結着剤樹脂中に分散し
た光導電層を設けたものである。 本願は上記感光体を帯電し、半導体レーザ光等
によつて露光して潜像を形成し該潜像を導電性ト
ナーを用いて現像し、定着して成る静電印刷用印
刷版である。 以下、図面により本発明を詳細に説明すれば、
第1図に示す如く、導電性支持体1上に、ε型銅
フタロシアニン(A)並びにフタロシアニン誘導体(B)
との混合物及び酸化亜鉛を結着剤樹脂中に分散し
た光導電層2を施してなる感光体3上に帯電装置
でコロナ照射等によつて帯電した後、第2図に示
す如く電気信号により変調された半導体レーザ光
4によつて露光して静電潜像を形成し、第3図に
示す如く、導電性トナー5によつて反転現像、あ
るいは第4図に示す如く、正現像し、第5図ある
いは第6図に示す如く定着し、導電性部分6と絶
縁性部分7より成る静電印刷版8が作製される。 本発明において、ε型銅フタロシアニン(A)とし
ては、特公昭40−2780号公報、同52−6300号公
報、同52−6301号公報に詳記されているようにX
線回折角を測定すると面間隔9.72Åに相当する最
強線、11.63Åに強線、6.24、5.10、4.35、4.19、
3.87、3.36、3.28、および3.03Åに弱線を示すも
のである。なお、このε型銅フタロシアニン(A)は
電子写真プレート用光導電体素子として優れた効
果を示すことは特公昭52−1667号によつて公知と
なつている。 本願発明においては、上記ε型銅フタロシアニ
ン(A)にフタロシアニン誘導体(B)を混合し、さらに
酸化亜鉛を加えて混合した感光体を使用すること
を特徴とするものであり、アシツドペーステイン
グされて微細な粒子であるニトロ基などの電子吸
引基を有するフタロシアニン誘導体(B)の存在によ
り、更に光感度などの電子写真特性を向上せしめ
ることができた。 ここで、電子吸引性基を有するフタロシアニン
としては、無金属もしくは各種金属フタロシアニ
ンの分子中のベンゼン核にニトロ基、シアノ基、
ハロゲン原子、スルホン基、カルボキシル基、ス
ルホアミド基、カルボアミド基などの電子吸引性
基によつて置換されたものである。このフタロシ
アニン誘導体はフタロシアニン合成時に、フタロ
シアニンの原料となるフタロニトリル、フタル
酸、無水フタル酸、フタルイミドとして、上記置
換基で置換されたフタロニトリル、フタル酸、無
水フタル酸、フタルイミドを用いること、もしく
は一部併用することによつて得られる。フタロシ
アニン誘導体の製法としては特に制限されない。
また、フタロシアニン誘導体1分子における置換
基の数としては1〜16個である。 上記電子吸引性基を有するフタロシアニンは、
必要に応じて他の電子吸引性基を有しないフタロ
シアニンと共にアシツドペーステイング処理し、
フタロシアニン誘導体(B)を得る。ここで、アシツ
ドペーステイング処理とは、上記電子吸引性基を
有するフタロシアニンあるいはフタロシアニンを
硫酸、オルト硫酸、ピロリン酸、クロロスルホン
酸、塩酸、ヨウ化水素酸、フツ化水素酸、臭化水
素酸等の無機酸によつて塩を形成せしめ、有機顔
料業界で公知のように水中に投入し、沈殿したフ
タロシアニン誘導体を過、水洗、乾燥する処理
法であり、α型結晶形を有するものが得られる。 ε型銅フタロシアニン(A)とフタロシアニン誘導
体(B)との混合重量比は、100/0.01〜100程度、好
ましくは100/0.1〜60であり、混合された全フタ
ロシアニン単位に対して電子吸引性基の数が
0.001個以上、好ましくは0.01個以上であり、2
個以下となるように混合するとよい。 本願に使用する感光体は、上記フタロシアニン
混合物を結着剤樹脂、溶剤等と共にボールミル、
アトライター等の混練分散機で均一に分散させ、
さらに酸化亜鉛粉末を加えて、同様の混練分散機
で均一に分散させ、導電性支持体上に塗布して光
導電層を形成する。なお、導電性支持体と光導電
層の間にバリヤー層を設けることも有効である。 また、フイラーとしての酸化亜鉛は、粉末状の
電子写真用として一般に使われているものならい
づれでも使用することができる。 尚、フタロシアニン混合物と酸化亜鉛の混合比
は、フタロシアニン混合物/酸化亜鉛=20〜
60wt%の場合に良好であつた。すなわち、フタ
ロシアニン混合物が20wt%未満では、半導体レ
ーザ光に対する光感度が不足し、一方、60wt%
を越えると、導電性トナーの定着性が悪くなるか
らである。もちろん、以上の事は結着剤樹脂の添
加量によつても大きく影響される。結着剤樹脂比
は被膜性及び電荷保持性の面から、フタロシアニ
ン混合物/結着剤樹脂=25〜50wt%の場合に良
好であつた。 結着剤樹脂としてはメラミン樹脂、エポキシ樹
脂、ケイ素樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、アクリル樹脂、キシレン樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリカーボネート
樹脂、繊維素誘導体などの体積固有抵抗が107Ω
cm以上の絶縁性を有する公知のものが用いられ
る。また、溶剤としては、ベンゼン、トルエン、
キシレン、クロルベンゼンなどの芳香族炭化水
素、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノンなどのケトン、メタノール、エタノール、
イソプロパノールなどのアルコール、酢酸エチ
ル、メチルセロソルブなどのエステル、四塩化炭
素、クロロホルム、ジクロルメタンなどのハロゲ
ン化炭化水素、テトラヒドロフラン、ジオキサン
のようなエーテル、およびジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルオキシドなどが用いられる。 導電性支持体としては、アルミニウム、真ちゆ
う、銅、ステンレスのような金属板あるいは金属
シート、プラスチツクシート上にアルミニウム、
パラジウム、金属酸化物などを真空蒸着したも
の、プラスチツク板、紙などに導電処理したも
の、および金属酸化物の板などが使用できる。 塗布方法としては、必要ならば溶剤を加えて粘
度を調整し、エアーナイフコーター、ブレードコ
ーター、ロツドコーター、リバースロールコータ
ー、スプレーコーター、ホツトコーター、スイー
ズコーターなどの塗布方式で被膜形成を行なう。
塗布後適当な乾燥装置を用いて乾燥を行なう。 また、導電性トナーとしては、液体トナーと粉
体トナーとがあり、液体トナーより説明すると、
導電性液体トナーは沸点100〜200℃の電気絶縁性
のキヤリア液体中に、導電性トナーを分散させた
ものである。トナーは導電剤、固着剤、電荷制御
剤などから構成されている。導電性液体トナーの
キヤリヤ液体としては、沸点120〜200℃のイソパ
ラフイン系溶剤が多く使用されている。正帯電性
の導電性液体トナーは導電剤としては導電性のカ
ーボンブラツクなどが使用できるが、帯電極性の
安定化のためニグロシン系の染料で処理したカー
ボンブラツクも使用される。固着剤にはアルキツ
ド樹脂、環化ゴム、脂肪族炭化水素に可溶な天然
樹脂、アスフアルト、アクリル系樹脂、メタアク
リル酸の高級アルキルエステルと各種ビニルモノ
マーとの共重合体など、荷電制御剤としては脂肪
酸およびナフテン酸などの金属塩、高級脂肪酸、
酸化防止剤などが使用される。負帯電性の導電性
液体トナーは導電剤としては、フアーネス系のカ
ーボンブラツク、ビニルピロリドンなどを含有す
るグラフトカーボンブラツクなどがある。固着剤
としては環化ゴム、アクリル系樹脂、電気陰性度
の大きいフエノール性水酸基、スルホン基、エス
テル硫酸基を有するモノマーを共重合したアクリ
ル系樹脂など、荷電制御剤としてレシチン、油溶
性スルホン酸塩などが使用される。 また粉体の導電性トナーとしては、銅、鉄、ア
ルミニウム、銀、亜鉛、黒色酸化鉄、酸化銅、ヨ
ウ化銅、塩化銅、酸化銀、酸化コバルト、酸化イ
ンジウム、カーボンブラツク等の導電性粉体とス
チレン樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ビ
ニルブチラール樹脂、アクリル樹脂、ワツクス類
等の熱或いは圧力の適用下に接着性を示す適宜樹
脂より成るものが利用できるが、一成分導電性ト
ナーが一般によく知られている。一成分導電性ト
ナーとしては導電性非磁性トナーと導電性磁性ト
ナーがある。導電性非磁性トナーの現像方法とし
ては特公昭37−491号公報、特公昭37−492号公報
に提案されているタツチダウンによる現像方法が
あり、これは導電性表面を有するスリーブの表面
に導電性現像剤粒子を一様に被覆し、このスリー
ブを静電荷像に接触させて現像する方法である。
そのトナーは粉末状金属、黒鉛、カーボンブラツ
クと熱可塑性樹脂から成る粒径20μ以下のものが
望ましいとされている。また、導電性磁性トナー
による現像方法としては特開昭49−4532号公報に
提案されているマグネドライ現像方法があり、こ
れはアースされた導電性表面を有する磁気スリー
ブに導電性磁性トナーを磁気的に一様に被覆し、
導電性磁性トナーと静電荷像を接触させて現像す
る方法である。そのトナーは熱可塑性樹脂、磁性
体、導電性微粒子より成り、粒径は1〜50μであ
るが好ましくは5〜30μであり、その導電率は108
Ωcm〜102Ωcmが良好である。また、例えば、パ
ラフインロウ、エチレン−酢ビ共重合体、黒色酸
化鉄(磁鉄鉱)より成るような一成分導電性磁性
トナーを使用する場合、一般的は20〜30Kg/cmの
圧力で鋼製研磨ロールの間を通して圧力定着でき
る。 さらに、例えば内壁がコロイド物質で、外壁が
疎水樹脂と顔料又は染料との混合系からなる二重
壁の内部に磁性の液体又は半固体を含有し、且つ
外壁が1010Ω・cm以下の体積固有抵抗を有するよ
うな導電性磁性マイクロカプセルトナーも使用可
能である。 以上、感光体の露光法として、半導体レーザ光
を使用することを中心に述べて来たが、本発明に
使用される感光体はもちろん、半導体レーザ光に
対する光感度が従来品と比べて飛び抜けて高い事
が最大の特徴ではあるが、同様に400〜700nmの
可視光に対する光感度もすぐれており、従来の一
般的な露光法、光源によつても十分適用できるも
のである。 以下、例をあげて本発明を説明する。例中
「部」とは重量部を示す。 (予備実験) 銅フタロシアニン40部、テトラニトロ銅フタロ
シアニン0.5部を98%濃硫酸500部に十分撹拌しな
がら溶解した。溶解した液を水5000部にあけ、銅
フタロシアニン、テトラニトロ銅フタロシアニン
の組成物を折出させた後、水洗し、減圧下120℃
で乾燥した。このようにして得られた組成物
〔〕を東洋インキ製造社製のε型銅フタロシア
ニン(Lionol Blue ER)100部に対し100部混合
し、メタノール5000部中に分散させ均一混合分散
液とした。その後、ロ過し、減圧下120℃で乾燥
して混合物〔〕とした。 次に、上記混合物〔〕5部とアクリルポリオ
ール(武田薬品工業社製タケラツクUA−702)
25部、エポキシ樹脂(シエル化学社製エピコート
#1007)2部にメチルエチルケトン26部、セルソ
ルブアセテート26部を磁製ボールミルにて48時間
練肉を行なつたのち、堺化学社製の酸化亜鉛
SAZEX2000を16部加えて、さらに10時間磁製ボ
ールミルで練肉し、その塗液をバーコーターを用
いて、アルミニウムを蒸着させたポリエステルフ
イルム(東レ社製メタルミー)上に13μの厚さに
塗布し、130℃で30分間乾燥させ感光体を得た。 次に、市販の静電複写紙試験装置(川口電機社
製SP428)を用いて、+6kVのコロナ放電を行な
つて正帯電させた後(最大表面電位+570V)、
SP428に付属している2856〓のWランプに東芝社
製のシヤープカツトフイルターと干渉フイルター
を組み合わせて使用し、800nmでの感度を求め
たところ2.1μJ/cm2であつた。また、フイルター
なしでWランプのみにて10Luxの照度で露光した
ら感度は3Lux・秒であつた。 次に、この感光体のアルミベース側に−50Vを
印加し、ミノルタ事務機販売社製EGテベロツパ
ー(正極性の導電性液体トナー)中に30秒間入れ
てバイアス現像し、室温に放置して乾燥させ、そ
の表面抵抗をタケダ理研社製のエレクトロメータ
TR300C絶縁抵抗測定用電源、TR42超高抵抗測
定用試料箱を組み合わせて測定したところ、1.4
×106Ωであつた。 次の、このバイアス現像した感光体に正又は負
のコロナ放電(±6kV)を連続的に与えても、そ
の表面電位はそれぞれ+20〜+30及び−20〜−30
程度しか上がらなかつた。 以上の実験結果から、導電性液体トナーにより
前述の感光体に画像を形成すれば、画像部(導電
性液体トナー部分)と非画像部はコロナ放電下で
の受容電位が大きく異なり、静電印刷版として利
用できることは容易に理解されよう。 比較例 1 東洋インキ製造社製のε型銅フタロシアニン
(εCuPc)4.5gとシリコン樹脂(信越化学社製
KR211)とアクリル樹脂(東亜合成化学社製ア
ロンS1001)を固形分の重量比で9:1に混合し
たものを18gに、トルエン67gを加え、ボールミ
ルで10時間分散を行つたのち、光導電性酸化亜鉛
(堺化学社製SAZEX2000)を15g加えて、さら
に6時間ボールミルで分散した混合液をバーコー
ターを用いて、アルミニウムを蒸着させたポリエ
ステルフイルム(東レ社製メタルミー)上に12μ
の厚さに塗布し、50℃で8時間乾燥させ、
εCuPc/ZnO=0.3(wt)の感光体を得た。 次に、市販の静電複写紙試験装置(川口電機社
製SP428)を用いて、+6kVのコロナ放電を行な
つて正帯電させた後、SP428に付属している2856
〓のWランプに東芝社製のシヤープカツトフイル
ターと干渉フイルターを組み合わせて使用し、
800nmでの感度を求めたところ5.2μJ/cm2であつ
た。 比較例 2 東洋インキ製造社製のβ型銅フタロシアニン
(βCuPc)10gとシリコン樹脂(信越化学社製
KR211)とアクリル樹脂(東亜合成化学社製ア
ロンS1001)を固形分の重量比で9:1に混合し
たものを21.5gに、トルエン76gを加え、ボール
ミルで10時間分散を行つたのち、光導電性酸化亜
鉛(堺化学社製SAZEX2000)を10g加えて、さ
らに6時間ボールミルで分散した混合液をバーコ
ーターを用いて、アルミニウムを蒸着させたポリ
エステルフイルム(東レ社製メタルミー)上に
12μの厚さに塗布し、50℃で8時間乾燥させ、
βCuPc/ZnO=0.5(wt)の感光体を得た。 次に、市販の静電複写紙試験装置(川口電機社
製SP428)を用いて、+6kVのコロナ放電を行な
つて正帯電させた後、SP428に付属している2856
〓のWランプに東芝社製のシヤープカツトフイル
ターと干渉フイルターを組み合わせて使用し、
800nmでの感度を求めたところ、4.5μJ/cm2であ
つた。 実施例 1 キヤノン社製の半導体レーザービームプリンタ
ーLBP−10を改造し、感光ドラムをアルミニウ
ムドラムに交換し、プラス帯電器、露光装置、現
像装置のみが機能するようにした機械に、予備実
験で使用した感光体をアルミニウムドラムにアー
スを取つて貼り付けた。現像装置には同じく予備
実験で使用した正極性の導電性液体トナーを入れ
た。 次に電気信号を入れて前記機械を動作させ、帯
電、半導体レーザ光による画像部露光、導電性液
体トナーによる反転現像の工程を終了した。次
に、アルミニウムドラムより現像された感光体を
取りはずし、温風で乾燥して画像部が導電性の静
電印刷版が製造できた。 この静電印刷版に負のコロナ放電(−6kV)を
一様に施し、東洋インキ製造社製のネガタイプト
ナーLiofax N−1と日本鉄粉社製のキヤリア
EFV150/250より成る現像剤で磁気ブラシ法に
よつて反転現像し、紙を載置し、紙に正のコロナ
放電(+6kV)を与え、紙にトナーを静電転写
し、加熱定着して印刷物を得た。 実施例 2 予備実験で使用した感光体にコロナ放電(+
6kV)により正荷電を与え100W引伸用タングス
テン光源を用いてポジフイルム原画を10Luxで
1.5秒間逆像投影し感光体上に静電潜像を形成さ
せ、その後下記組成の一成分導電性磁性トナーに
て可視像を得た。 磁鉄鉱(黒色酸化鉄) 35部 カーボンブラツク 15部 ポリスチレン 40部 スミカロンバイオレツト3RL(住友化学社製)
20部 平均粒径は15μ、加圧された粉末は約105Ωcmの
抵抗値であつた。 この一成分導電性磁性トナーは静電潜像部に付
着した。次に加熱して、上記一成分導電性磁性ト
ナーを融解させて定着した。これを静電印刷用印
刷版とした。 この静電印刷用印刷版を使用して、実施例1と
同様な方法及び材料によつて静電印刷することに
よつて印刷物が得られた。 実施例 3 無金属フタロシアニン40部、モノニトロ銅フタ
ロシアニン1.5部を98%濃硫酸1000部に十分撹拌
しながら溶解した。溶解した液を水10000部に注
入し、フタロシアニン系組成物を析出させた後、
ロ過、水洗し、減圧下120℃で乾燥した。 この様にして得られた組成物〔〕とε型銅フ
タロシアニン(Lionol Blue ER)100部に対し
100部混合し、メタノール5000部中に分散させ均
一混合分散液とした。その後、ロ過し、減圧下
120℃で乾燥して混合物〔〕とした。 次に、上記混合物〔〕を4.6部とシリコン樹
脂(信越化学社製KR211)とアクリル樹脂(東
亜合成化学社製アロンS1001)を固形分の重量比
で9:1に混合したものを18部に、トルエン67.4
部を加え、磁性ボールミルで30時間分散を行なつ
たのち、光導電性酸化亜鉛(堺化学社製
SAZEX2000)を15部加えて、さらに10時間分散
した混合液をバーコーターを用いて、アルミニウ
ムを蒸着させたポリエステルフイルム(東レ社製
メタルミー)上に14μの厚さに塗布し、130℃で
30分間乾燥させ感光体を得た。 この感光体を使用して、実施例1と同様な方法
及び材料によつて静電印刷用印刷版が製造でき
た。 実施例 4 銅フタロシアニン40部、テトラシアノコバルト
フタロシアニン0.5部を氷酢酸200部に分散させ、
撹拌しながら10部の98%硫酸を滴下し、10時間撹
拌したのち、固形物を口別し、さらにアンモニア
ガスを通じフタロシアニン系組成物を析出した
後、水洗し、減圧下120℃で乾燥した。この様に
して得られた組成物〔〕を下記の処方に基づき
混合した。 組成物〔〕 3部 ε型銅フタロシアニン(東洋インキ製造社製
Lionol Blue ER) 2部 分岐ポリエステルポリオール(日本ポリウレタ
ン工業社製 デスモフエン#800) 13部 セルソルブアセテート 67部 以上のような組成物を磁性ボールミルにて24時
間常温で練肉後、光導電性酸化亜鉛(堺化学社製
SAZEX2000)を13部加えて、さらに練肉を行な
つた後、イソシアネート(日本ポリウレタン工業
社製デスモジユールN−75)を2部処方通り添加
した混合液をバーコーターを用いて、アルミニウ
ムを蒸着させたポリエステルフイルム(東レ社製
メタルミー)上に12μの厚さに塗布し、120℃に
均一加熱されたオーブン中に30分間置き、感光体
を得た。 次に、実施例1と同様な機械に、上記感光体を
アルミニウムドラムにアースを取つて貼り付け
た。現像装置には予備実験で使用した正極性の導
電性液体トナーを入れた。 次に、電気信号を入れて機械を動作させ、帯
電、半導体レーザ光による画像部露光、導電性液
体トナーによる正規像の工程を終了した。次にア
ルミニウムドラムより現像された感光体を取りは
ずし、温風で乾燥して非画像部導電性の静電印刷
用印刷版が製造できた。 この静電印刷用印刷版に正のコロナ放電(+
6kV)を一様に施し、実施例1で使用したネガタ
イプトナーとキヤリアより成る現像剤で磁気ブラ
シ法によつて正現像し、紙を載置し、紙に正のコ
ロナ放電(+6kV)を与え、紙にトナーを静電転
写し、加熱定着して印刷物を得た。 実施例 5 トリニトロ銅フタロシアニン50部を98%濃硫酸
600部に十分撹拌しながら溶解した。溶解した液
を水6000部にあけ、α型トリニトロ銅フタロシア
ニンの組成物を析出させた後、ロ過、水洗し、減
圧下120℃で乾燥した。この様にして得られた組
成物100部とε型銅フタロシアニン100部とをメタ
ノール5000部中に分散させ、均一分散液とした。
その後、ロ過し、減圧下120℃で乾燥し混合物
〔〕とした。 上記混合物〔〕を3部とアクリル樹脂(日本
触媒化学工業社製Arotap#3211)18部にメチル
エチルケトン34.4部、n−ブチルアルコール17.2
部、セルソルブアセテート17.2部を磁製ボールミ
ルで30時間分散を行なつたのち、光導電性酸化亜
鉛(堺化学社製SAZEX2000)を10.2部加えて、
さらに10時間分散した混合液をバーコーターを用
いて、水溶性樹脂としてカゼインを塗布したカー
ボンすき込み紙(厚さ170μ)上に13μの厚さに塗
布し、70℃で8時間乾燥させ、感光体を得た。 次に、実施例1と同様な機械に、上記感光体を
貼り付けた。現像装置には予備実験で使用した正
極性の導電性液体トナーを入れた。次に、機械を
動作させ、帯電、半導体レーザ光による非画像部
露光、導電性液体トナーによる正規像により、画
像部が導電性の静電印刷用印刷版が製造された。 実施例 6 テトラニトロ銅フタロシアニンを実施例5と同
様な方法で調製し、混合物〔〕とした。 上記混合物〔〕を3部とアクリル樹脂(日本
触媒化学工業社製Arotap#3211)15部にメチル
エチルケトン35部、n−ブチルアルコール18.4
部、セルソルブアセテート18.4部を磁製ボールミ
ルで30時間分散を行なつたのち、光導電性酸化亜
鉛(堺化学社製SAZEX2000)を10.2部加えて、
さらに10時間分散した混合液をバーコーターを用
いて、水溶性樹脂としてカゼインを塗布したカー
ボンすき込み紙(厚さ170μ)上に15μの厚さに塗
布し、70℃で8時間乾燥させ、感光体を得た。 次に、実施施例1と同様な機械に、上記感光体
を貼り付けた。現像装置には使用した正極性の導
電性液体トナーを入れた。次に機械を動作させ、
帯電、半導体レーザ光による非画像部露光、導電
性液体トナーによる反転現像により、非画像部が
導電性の静電印刷用印刷版が製造できた。 比較例1、2と実施例1〜6の感光体を比較し
た場合、光感度の点において顕著な相違がみられ
るのでその結果を表1に示す。サンプルの測定は
静電複写紙試験装置(川口電機社製SP428)を用
いて、+6kVのコロナ放電を10m/分の帯電スピ
ードで与えた後、10秒後に2856〓のWランプに東
芝社製のシヤープカツトフイルターと干渉フイル
ターを組み合わせて使用し、4μW/cm2の光エネ
ルギーを与えて、表面電位が半分になるまでの時
間を測定して光感度を求めた。 【表】
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は感光体をコロナ照射により帯電した状態を示す
説明図、第2図は半導体レーザ光により露光され
静電潜像を形成した状態を示す説明図、第3図は
導電性トナーにより反転現像された感光体を示す
説明図、第4図は導電性トナーにより正現像され
た感光体を示す説明図、第5図及び第6図は定着
された感光体を示す説明図である。 1……導電性支持体、2……光導電層、3……
感光体、4……半導体レーザ光、5……導電性ト
ナー、6……導電性部分、7……絶縁性部分、8
……静電印刷用印刷版。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感光体としては、導電性支持体上に、ε型銅
    フタロシアニン(A)並びに電子吸引性基を有するフ
    タロシアニンもしくは電子吸引性基を有するフタ
    ロシアニンと他のフタロシアニンとの混合物のア
    シツドペーステイング処理されたフタロシアニン
    誘導体(B)との混合物及び酸化亜鉛を結着剤樹脂中
    に分散した光導電層を設けたものを用い、該感光
    体を帯電し、露光して静電潜像を形成し、該静電
    潜像を導電性トナーを用いて現像し、定着して成
    る静電印刷用印刷版。 2 特許請求の範囲第1項記載の露光に、電気信
    号により変調された半導体レーザ光を使用する事
    を特徴とする静電印刷用印刷版。
JP22596082A 1982-12-24 1982-12-24 静電印刷用印刷版 Granted JPS59116751A (ja)

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