JPH0262204B2 - - Google Patents
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- JPH0262204B2 JPH0262204B2 JP56213819A JP21381981A JPH0262204B2 JP H0262204 B2 JPH0262204 B2 JP H0262204B2 JP 56213819 A JP56213819 A JP 56213819A JP 21381981 A JP21381981 A JP 21381981A JP H0262204 B2 JPH0262204 B2 JP H0262204B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- continuously variable
- grain culm
- reaping
- transmission
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Description
(イ) 産業上の利用分野
本発明はコンバインにおけるポジシヨンコント
ロール型の変速装置に関する。 (ロ) 従来技術 従来、(a)穀稈引起体及び変速装置を備えた刈取
装置と走行装置とにそれぞれ別々の変速装置を装
備させ、刈取装置の変速操作具を高速にセツトす
ると走行装置の無段変速装置に付随する変速操作
具からの増速信号の上限をカツトするようにして
倒伏穀稈を引き起す際の引起爪に対する負荷を軽
減するようにしたコンバイン、(b)刈取装置と走行
装置との高速領域でのみ両者を同調させるように
したコンバイン、及び車速と、刈取装置とを無段
変速装置を介して駆動するようにしたコンバイン
は既に知られている。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 前記(a)のコンバインは倒伏穀稈を引き起す際
に、引起爪に対する負荷が過大にならないように
することを目的とするものであるので、著しく倒
伏した穀稈を引起して刈取る場合、軟弱になると
共に折れたりしている穂首を引起爪が高速でしご
き上げるので脱粒したり、穂切れを生ずるという
問題点があり、また、(b)のコンバインは倒伏穀稈
を引き起して刈取る場合に、車速も高速になり、
倒伏穀稈の引起しが不充分になると共に多量の穀
稈が脱穀装置に供給されることとなつて、穀稈搬
送装置及び脱穀装置に過負荷が掛つて詰まりを生
じて脱穀不能になるという問題点があり、更に(c)
のコンバインは、倒伏穀稈を刈取脱穀すると、脱
穀装置に過負荷が掛るので、穀稈の供給量を少な
くすべく車速を低速にすると、穀稈引起装置も低
速になつて穀稈を充分に引き起すことができない
等の問題点があつた。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、変速装置を備えた穀稈引起体付刈取
装置と走行装置とを、一つの無段変速装置に、全
変速領域に亙つて連動するように連繋し、前記無
段変速装置を無段変速レバーの速度設定位置に変
速作動せしめるポジシヨンコントロール装置の制
御回路に、穀稈引起体の変速装置に付設した高速
検出器の感知により、無段変速装置を設定速度ま
で減速作動させる制限回路を挿入すると共に上記
設定速度以下では前記刈取装置と走行装置とが連
動して変速作動するように構成することにより前
述の問題点を解決した。 (ホ) 作用 刈取装置及び脱穀装置等の作業部を駆動しなが
ら走行装置を駆動すると、刈取装置は穀稈を穀稈
引起体により引起しながら刈取り、この刈取穀稈
は従来のコンバインと同様に穀稈搬送装置により
脱穀装置に供給されて脱穀処理される。 そして、圃場の立毛穀稈が略整然と起立してい
る場合は、穀稈引起体の変速装置を低速にセツト
し、その状態で無段変速装置を変速操作すると、
低速から高速の領域にわたつて、走行装置と穀稈
引起体とが連動して変速されるので、適切な穀稈
引起状態にて高能率に刈取脱穀することができ
る。 また、穀稈が起立している場所から倒伏してい
る場所に侵入する際、穀稈引起体の変速装置を高
速に変速操作すると、無段変速装置により走行装
置と穀稈引起体とが連動して設定速度まで自動的
に減速され、この状態で穀稈の倒伏度に応じて、
例えば、倒伏度が比較的小さい場合には、前記設
定速度以下の範囲で、増速して高能率に刈取脱穀
を行ない、倒伏度が大である場合は、無段変速装
置を減速操作すると、穀稈が軟弱になつたり、穂
首が折れていても、穂切れや稈切れを防止しなが
ら確実に引き起こして刈取脱穀することができ
る。 (ヘ) 実施例 本発明の一実施例を図面について説明すると、
1は走行装置2を有する機台上の一側寄りに搭載
した脱穀装置であつて、その前方には分草体3,
3、ラグ付チエンを内装した穀稈引起体4,4及
び刈刃等からなる刈取装置5と、刈取穀稈を脱穀
装置1へ搬送して供給する穀稈搬送装置6とが設
けてあり、機台の他側には前方から順に操作盤
7、運転席8、及び穀粒タンク9等を設けてあ
る。 10は運転席8の側方に設けたレバーパネルで
あつて、ミツシヨンケース11内の変速ギヤを前
進1速、2速、後進に切換える主変速レバー1
2、後述するポジシヨンコントロール装置13の
無段変速レバー14、刈取装置5及び穀稈搬送装
置6の回転速度を標準速度と高速とに切換える刈
取変速レバー15及び刈取クラツチレバー16等
を設けてあり、操作盤7にはサイドクラツチレバ
ー17,17及び各種のスイツチ、表示灯等を設
けてある。 18はカウンター軸19に取付けた駆動割プー
リー20とミツシヨンケース11の入力軸に取付
けた従動割プーリー21とにVベルト22を掛張
してなる無段変速装置であつて、駆動割プーリー
20の固定プーリーと一体なVプーリー23はエ
ンジン24の一方のVプーリー24aによりVベ
ルトを介して駆動され、駆動割プーリー20の可
動プーリーはカム25の駆動により摺動してV溝
幅を拡縮させ、カム25はロツド26とリンク2
7とによりポジシヨンコントロール装置13の扇
形カム28に連結される。 次に前記ポジシヨンコントロール装置13を第
5図について説明すると、ケース29に回動自在
に支架された横軸30にプレート31を回動可能
に装着し、前記リンク27及び扇形カム28は固
定してあり、上記プレート31の上部には無段変
速レバー14の下端を固定し、板面には前記扇形
カム28の周面に接離して断続する一対のポジシ
ヨンスイツチA,Bを取付けてある。 また、前記ケース29の下部に前後方向として
支承した螺軸33はモーター34により正逆に回
動し、前記横軸30から下方へ一体的に垂下させ
たアームの下端に取付けた滑子は螺軸33に係合
している。 更に、ケース29の高速側に立設したプレート
35には無段変速範囲をV1〜V9の9段階に分
けた場合のV6の位置(高・低速ポジシヨン)で
扇形カム28に接する高速制限ポジシヨン設定器
として常開型の高速制限スイツチ36aと、減速
ポジシヨン設定器として常閉型の減速スイツチ3
6bを取付けてあり、この減速ポジシヨン設定器
は制御回路に制限回路として挿入してあり、前記
扇形カム28の減速スイツチと対向する部位は一
部切欠してある。 37は前記刈取変速レバー15を第3図に示す
ように高速位置にセツトするとONになる高速検
出スイツチであつて高速検出器を構成している。 なお、図面中38は固定プレート39aに突設
したボルト39bとその先端のナツト39cで保
持されたスプリングであつて、プレート31を制
動しており、エンジン24の軸に取付けられたV
プーリー24bは脱穀装置1を駆動し、ミツシヨ
ンケース11から左右に突出した車軸41,41
の外側部に取付けたスブロケツト42,42は前
記走行装置2を駆動する。43はバツテリー、4
4はメインスイツチ、45はチヤージランプであ
る。 次に作用について説明すると、走行装置2はエ
ンジン24のVプーリー24a,無段変速装置1
8及びミツシヨンケース11内の伝動機構を介し
て駆動され、刈取装置5及び穀稈搬送装置6はミ
ツシヨンケース11と一体な刈取変速装置40の
出力プーリー41′により駆動される。 そして、刈取るべき穀稈が起立しているが極度
には倒伏していない標準状態である場合は、刈取
変速レバー15を後方の標準位置(高速検出スイ
ツチ37はOFF)にセツトしておき、主変速レ
バー12は穀稈の作柄又は付着水等の状態に応じ
て前進1速又は2速とし、走行変速は無段変速レ
バー14を前後傾動して行なう。 その際、ポジシヨンコントロール装置13の無
段速度レバー14が高速制限スイツチ36aの制
限速度より低速に設定されていてポジシヨンスイ
ツチA,Bが中立となつている場合(変速作動が
完了して設定速度となつている状態)、即ち、ポ
ジシヨンスイツチAは第6図aに示す如くON、
BはOFFとなつてり高速検出スイツチ37及び
高速制限スイツチ36aはOFF、減速スイツチ
36bはONとなつているので第7図に示す制御
回路において、リレーR1は閉となつてモーター
34は停止している。 この状態から無段変速レバー14を低速側にセ
ツトすると、ポジシヨンスイツチA,Bはいずれ
も第6図cに示す如くOFFとなり、リレーA′が
電源に通ずる端子側へ切換わり、モーター34は
逆回転し、それにともなつて扇形カム28が低速
側へ回動して駆動割プーリー20の溝幅を拡げる
ので低速に変速され、ポジシヨンスイツチAが扇
形カム28の周面に乗り上げてONになり、Bが
切欠部に入つてOFFであるから第6図aの状態
になるとモーター34は停止する。 また、無段変速レバー14を高速側に傾動して
セツトすると、ポジシヨンスイツチA,Bは共に
ONとなり、モーター34が正回転して増速す
る。その際、無段変速レバー14のセツト位置が
高速制限スイツチ36a及び減速スイツチ36b
の設定速度、例えば、V6より低速側であつて、
扇形カム28が高速制限スイツチ36a及び減速
スイツチ36bに当接することのない場合、モー
ター34は速度設定位置で停止し、また上記セツ
ト位置が高速位置であつて高速制限スイツチ36
a及び減速スイツチ36bを扇形カム28が押し
上げて前者をON、後者をOFFとしても高速検出
スイツチ37がOFFとなつているので、無段変
速レバー14をセツト位置に扇形カム28の切欠
部が到達するまでモーター34が回転し、結局設
定通りの高速に変速される。 しかしながら、著しく倒伏していた穀稈を充分
引起すべく刈取変速レバー15を高速にセツトす
ると、高速検出スイツチ37がONとなつている
ので、無段変速レバー14を高速制限スイツチ3
6a及び減速スイツチ36bより高速側にセツト
した場合、扇形カム28が高速側へ回動して高速
制限スイツチ36aを扇形カム28の周面で押し
上げてONとなすと、ポジシヨンスイツチA,B
が共にONとなつていてもリレーR1が下側へ切
り換つてリレーB′のコイルに通電されず、リレ
ーB′が第7図に示す状態になつてモーター34
が停止し、それにより高速に変速されることがな
い。 結局、刈取変速レバー15を高速にセツトする
と、刈取装置5の穀稈引起体4及び刈刃並びに穀
稈搬送装置6がその分だけ増速され、無段変速レ
バー14により変速操作すると走行装置2と刈取
装置4等とは連動して増速又は減速されるが高速
制限スイツチ36aで設定された速度以上には増
速されることがない。 また、無段変速レバー14を第8図bに示すよ
うに高速域(V6以上)にセツトして無段変速装
置18が高速伝動(V6以上)状態の時、刈取変
速レバー15を標準速から高速に入れると、第8
図bに示す如く高速制限スイツチ36aはON、
減速スイツチ36bがOFFとなつている状態で
高速検出スイツチ37がONになるのでリレーR
1は下側へ切り換り、モーター34が逆回転して
ポジシヨンコントロール装置13が減速作動し、
減速検出スイツチ36bがV6位置で扇形カム2
8の切欠部に入つてONとなるとリレーA′が切り
換つてモーター34が停止し、減速スイツチ36
bの設定位置により制限された速度に減速され、
ポジシヨンコントロール装置13及び制御回路は
第9図aに示す状態になる。 なお、前述の減速制御は下記の制御表の第7〜
9欄に示す如くポジシヨンスイツチA,Bの
ON,OFFに拘らず行なわれ、前記高速制限スイ
ツチ36aは制御回路に高速検出スイツチ37と
直列に挿入されているので前記減速制御には必ず
しも必要としない。
ロール型の変速装置に関する。 (ロ) 従来技術 従来、(a)穀稈引起体及び変速装置を備えた刈取
装置と走行装置とにそれぞれ別々の変速装置を装
備させ、刈取装置の変速操作具を高速にセツトす
ると走行装置の無段変速装置に付随する変速操作
具からの増速信号の上限をカツトするようにして
倒伏穀稈を引き起す際の引起爪に対する負荷を軽
減するようにしたコンバイン、(b)刈取装置と走行
装置との高速領域でのみ両者を同調させるように
したコンバイン、及び車速と、刈取装置とを無段
変速装置を介して駆動するようにしたコンバイン
は既に知られている。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 前記(a)のコンバインは倒伏穀稈を引き起す際
に、引起爪に対する負荷が過大にならないように
することを目的とするものであるので、著しく倒
伏した穀稈を引起して刈取る場合、軟弱になると
共に折れたりしている穂首を引起爪が高速でしご
き上げるので脱粒したり、穂切れを生ずるという
問題点があり、また、(b)のコンバインは倒伏穀稈
を引き起して刈取る場合に、車速も高速になり、
倒伏穀稈の引起しが不充分になると共に多量の穀
稈が脱穀装置に供給されることとなつて、穀稈搬
送装置及び脱穀装置に過負荷が掛つて詰まりを生
じて脱穀不能になるという問題点があり、更に(c)
のコンバインは、倒伏穀稈を刈取脱穀すると、脱
穀装置に過負荷が掛るので、穀稈の供給量を少な
くすべく車速を低速にすると、穀稈引起装置も低
速になつて穀稈を充分に引き起すことができない
等の問題点があつた。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、変速装置を備えた穀稈引起体付刈取
装置と走行装置とを、一つの無段変速装置に、全
変速領域に亙つて連動するように連繋し、前記無
段変速装置を無段変速レバーの速度設定位置に変
速作動せしめるポジシヨンコントロール装置の制
御回路に、穀稈引起体の変速装置に付設した高速
検出器の感知により、無段変速装置を設定速度ま
で減速作動させる制限回路を挿入すると共に上記
設定速度以下では前記刈取装置と走行装置とが連
動して変速作動するように構成することにより前
述の問題点を解決した。 (ホ) 作用 刈取装置及び脱穀装置等の作業部を駆動しなが
ら走行装置を駆動すると、刈取装置は穀稈を穀稈
引起体により引起しながら刈取り、この刈取穀稈
は従来のコンバインと同様に穀稈搬送装置により
脱穀装置に供給されて脱穀処理される。 そして、圃場の立毛穀稈が略整然と起立してい
る場合は、穀稈引起体の変速装置を低速にセツト
し、その状態で無段変速装置を変速操作すると、
低速から高速の領域にわたつて、走行装置と穀稈
引起体とが連動して変速されるので、適切な穀稈
引起状態にて高能率に刈取脱穀することができ
る。 また、穀稈が起立している場所から倒伏してい
る場所に侵入する際、穀稈引起体の変速装置を高
速に変速操作すると、無段変速装置により走行装
置と穀稈引起体とが連動して設定速度まで自動的
に減速され、この状態で穀稈の倒伏度に応じて、
例えば、倒伏度が比較的小さい場合には、前記設
定速度以下の範囲で、増速して高能率に刈取脱穀
を行ない、倒伏度が大である場合は、無段変速装
置を減速操作すると、穀稈が軟弱になつたり、穂
首が折れていても、穂切れや稈切れを防止しなが
ら確実に引き起こして刈取脱穀することができ
る。 (ヘ) 実施例 本発明の一実施例を図面について説明すると、
1は走行装置2を有する機台上の一側寄りに搭載
した脱穀装置であつて、その前方には分草体3,
3、ラグ付チエンを内装した穀稈引起体4,4及
び刈刃等からなる刈取装置5と、刈取穀稈を脱穀
装置1へ搬送して供給する穀稈搬送装置6とが設
けてあり、機台の他側には前方から順に操作盤
7、運転席8、及び穀粒タンク9等を設けてあ
る。 10は運転席8の側方に設けたレバーパネルで
あつて、ミツシヨンケース11内の変速ギヤを前
進1速、2速、後進に切換える主変速レバー1
2、後述するポジシヨンコントロール装置13の
無段変速レバー14、刈取装置5及び穀稈搬送装
置6の回転速度を標準速度と高速とに切換える刈
取変速レバー15及び刈取クラツチレバー16等
を設けてあり、操作盤7にはサイドクラツチレバ
ー17,17及び各種のスイツチ、表示灯等を設
けてある。 18はカウンター軸19に取付けた駆動割プー
リー20とミツシヨンケース11の入力軸に取付
けた従動割プーリー21とにVベルト22を掛張
してなる無段変速装置であつて、駆動割プーリー
20の固定プーリーと一体なVプーリー23はエ
ンジン24の一方のVプーリー24aによりVベ
ルトを介して駆動され、駆動割プーリー20の可
動プーリーはカム25の駆動により摺動してV溝
幅を拡縮させ、カム25はロツド26とリンク2
7とによりポジシヨンコントロール装置13の扇
形カム28に連結される。 次に前記ポジシヨンコントロール装置13を第
5図について説明すると、ケース29に回動自在
に支架された横軸30にプレート31を回動可能
に装着し、前記リンク27及び扇形カム28は固
定してあり、上記プレート31の上部には無段変
速レバー14の下端を固定し、板面には前記扇形
カム28の周面に接離して断続する一対のポジシ
ヨンスイツチA,Bを取付けてある。 また、前記ケース29の下部に前後方向として
支承した螺軸33はモーター34により正逆に回
動し、前記横軸30から下方へ一体的に垂下させ
たアームの下端に取付けた滑子は螺軸33に係合
している。 更に、ケース29の高速側に立設したプレート
35には無段変速範囲をV1〜V9の9段階に分
けた場合のV6の位置(高・低速ポジシヨン)で
扇形カム28に接する高速制限ポジシヨン設定器
として常開型の高速制限スイツチ36aと、減速
ポジシヨン設定器として常閉型の減速スイツチ3
6bを取付けてあり、この減速ポジシヨン設定器
は制御回路に制限回路として挿入してあり、前記
扇形カム28の減速スイツチと対向する部位は一
部切欠してある。 37は前記刈取変速レバー15を第3図に示す
ように高速位置にセツトするとONになる高速検
出スイツチであつて高速検出器を構成している。 なお、図面中38は固定プレート39aに突設
したボルト39bとその先端のナツト39cで保
持されたスプリングであつて、プレート31を制
動しており、エンジン24の軸に取付けられたV
プーリー24bは脱穀装置1を駆動し、ミツシヨ
ンケース11から左右に突出した車軸41,41
の外側部に取付けたスブロケツト42,42は前
記走行装置2を駆動する。43はバツテリー、4
4はメインスイツチ、45はチヤージランプであ
る。 次に作用について説明すると、走行装置2はエ
ンジン24のVプーリー24a,無段変速装置1
8及びミツシヨンケース11内の伝動機構を介し
て駆動され、刈取装置5及び穀稈搬送装置6はミ
ツシヨンケース11と一体な刈取変速装置40の
出力プーリー41′により駆動される。 そして、刈取るべき穀稈が起立しているが極度
には倒伏していない標準状態である場合は、刈取
変速レバー15を後方の標準位置(高速検出スイ
ツチ37はOFF)にセツトしておき、主変速レ
バー12は穀稈の作柄又は付着水等の状態に応じ
て前進1速又は2速とし、走行変速は無段変速レ
バー14を前後傾動して行なう。 その際、ポジシヨンコントロール装置13の無
段速度レバー14が高速制限スイツチ36aの制
限速度より低速に設定されていてポジシヨンスイ
ツチA,Bが中立となつている場合(変速作動が
完了して設定速度となつている状態)、即ち、ポ
ジシヨンスイツチAは第6図aに示す如くON、
BはOFFとなつてり高速検出スイツチ37及び
高速制限スイツチ36aはOFF、減速スイツチ
36bはONとなつているので第7図に示す制御
回路において、リレーR1は閉となつてモーター
34は停止している。 この状態から無段変速レバー14を低速側にセ
ツトすると、ポジシヨンスイツチA,Bはいずれ
も第6図cに示す如くOFFとなり、リレーA′が
電源に通ずる端子側へ切換わり、モーター34は
逆回転し、それにともなつて扇形カム28が低速
側へ回動して駆動割プーリー20の溝幅を拡げる
ので低速に変速され、ポジシヨンスイツチAが扇
形カム28の周面に乗り上げてONになり、Bが
切欠部に入つてOFFであるから第6図aの状態
になるとモーター34は停止する。 また、無段変速レバー14を高速側に傾動して
セツトすると、ポジシヨンスイツチA,Bは共に
ONとなり、モーター34が正回転して増速す
る。その際、無段変速レバー14のセツト位置が
高速制限スイツチ36a及び減速スイツチ36b
の設定速度、例えば、V6より低速側であつて、
扇形カム28が高速制限スイツチ36a及び減速
スイツチ36bに当接することのない場合、モー
ター34は速度設定位置で停止し、また上記セツ
ト位置が高速位置であつて高速制限スイツチ36
a及び減速スイツチ36bを扇形カム28が押し
上げて前者をON、後者をOFFとしても高速検出
スイツチ37がOFFとなつているので、無段変
速レバー14をセツト位置に扇形カム28の切欠
部が到達するまでモーター34が回転し、結局設
定通りの高速に変速される。 しかしながら、著しく倒伏していた穀稈を充分
引起すべく刈取変速レバー15を高速にセツトす
ると、高速検出スイツチ37がONとなつている
ので、無段変速レバー14を高速制限スイツチ3
6a及び減速スイツチ36bより高速側にセツト
した場合、扇形カム28が高速側へ回動して高速
制限スイツチ36aを扇形カム28の周面で押し
上げてONとなすと、ポジシヨンスイツチA,B
が共にONとなつていてもリレーR1が下側へ切
り換つてリレーB′のコイルに通電されず、リレ
ーB′が第7図に示す状態になつてモーター34
が停止し、それにより高速に変速されることがな
い。 結局、刈取変速レバー15を高速にセツトする
と、刈取装置5の穀稈引起体4及び刈刃並びに穀
稈搬送装置6がその分だけ増速され、無段変速レ
バー14により変速操作すると走行装置2と刈取
装置4等とは連動して増速又は減速されるが高速
制限スイツチ36aで設定された速度以上には増
速されることがない。 また、無段変速レバー14を第8図bに示すよ
うに高速域(V6以上)にセツトして無段変速装
置18が高速伝動(V6以上)状態の時、刈取変
速レバー15を標準速から高速に入れると、第8
図bに示す如く高速制限スイツチ36aはON、
減速スイツチ36bがOFFとなつている状態で
高速検出スイツチ37がONになるのでリレーR
1は下側へ切り換り、モーター34が逆回転して
ポジシヨンコントロール装置13が減速作動し、
減速検出スイツチ36bがV6位置で扇形カム2
8の切欠部に入つてONとなるとリレーA′が切り
換つてモーター34が停止し、減速スイツチ36
bの設定位置により制限された速度に減速され、
ポジシヨンコントロール装置13及び制御回路は
第9図aに示す状態になる。 なお、前述の減速制御は下記の制御表の第7〜
9欄に示す如くポジシヨンスイツチA,Bの
ON,OFFに拘らず行なわれ、前記高速制限スイ
ツチ36aは制御回路に高速検出スイツチ37と
直列に挿入されているので前記減速制御には必ず
しも必要としない。
【表】
また、第10図の状態は上記制御表の第2欄に
示すV6までの増速を示すものである。 更に、リレーR2はエンジン停止時のみレギユ
レーター46のLにアースされているので、メイ
ンスイツチを入れるとリレーR2は作動し、エン
ジン24が停止している時、ポジシヨンスイツチ
A,Bが共にONとなつてもモーター34は正転
しないが(停止)、ポジシヨンスイツチA,Bが
共にOFFになるとモーター34が逆回転して減
速作動し、駆動割プーリー20の溝幅は大にな
る。 (ヘ) 発明の効果 本発明は前述のように変速装置を備えた穀稈引
起体4付刈取装置5と走行装置2とを、一つの無
段変速装置18に、全変速領域に亙つて連動する
ように連繋し、前記無段変速装置18を無段変速
レバー14の速度設定位置に変速作動せしめるポ
ジシヨンコントロール装置13の制御回路に、穀
稈引起体4の変速装置に付設した高速検出器の感
知により、無段変速装置18を設定速度まで減速
作動させる制限回路を挿入すると共に上記設定速
度以下では前記刈取装置5と走行装置2とが連動
して変速作動するように構成したので、整然と起
立しているか、又は倒伏度が僅かであつて、高能
率に刈取脱穀することができる場合は、刈取装置
5の穀稈引起体4を低速に設定し、この状態で走
行速度を単一の無段変速装置18により高速域で
変速すると、穀稈引起体4が上記無段変速装置1
8により連動して変速され、それにより走行速度
に適した穀稈引起速度で整然と引き起こすことが
できる。 また、穀稈が起立した部分と倒伏した部分とが
混在している圃場において、起立穀稈域から倒伏
穀稈域に侵入する時、穀稈引起体4の変速装置を
高速にして高速検出器がそれを感知すると、無段
変速装置18のポジシヨンコントロール装置13
が自動的に設定速度まで減速作動することとな
り、車速に連動している刈取装置5の穀稈引起体
4が穀稈を異常に高速に引き起すことがなく、そ
れにより脱粒を防止することができる。 しかも、このような穀稈引起体4の変速装置を
高速にした状態でも、前記無段変速装置18を設
定速度以下の範囲で穀稈の倒伏度に応じて変速操
作すると、例えば、倒伏度は比較的大であるが、
著しくない場合、車速を前記設定速度以下の範囲
内で高速にすると、穀稈引起体の引起速度が連動
して高速になり、倒伏穀稈を高能率に刈取脱穀す
ることができ、また、著しく倒伏した穀稈を刈取
脱穀する場合、車速を低速にすると、穀稈引起体
をそれに付随する変速装置により高速した状態で
車速に連動して減速することができ、倒伏により
穂首が軟弱になつたり、折れたりしていても、穀
稈引起体の引起爪が上記穂首部を異常な高速度で
しごいて脱粒させたり、穂切れを生じたりするの
を防止することができる。
示すV6までの増速を示すものである。 更に、リレーR2はエンジン停止時のみレギユ
レーター46のLにアースされているので、メイ
ンスイツチを入れるとリレーR2は作動し、エン
ジン24が停止している時、ポジシヨンスイツチ
A,Bが共にONとなつてもモーター34は正転
しないが(停止)、ポジシヨンスイツチA,Bが
共にOFFになるとモーター34が逆回転して減
速作動し、駆動割プーリー20の溝幅は大にな
る。 (ヘ) 発明の効果 本発明は前述のように変速装置を備えた穀稈引
起体4付刈取装置5と走行装置2とを、一つの無
段変速装置18に、全変速領域に亙つて連動する
ように連繋し、前記無段変速装置18を無段変速
レバー14の速度設定位置に変速作動せしめるポ
ジシヨンコントロール装置13の制御回路に、穀
稈引起体4の変速装置に付設した高速検出器の感
知により、無段変速装置18を設定速度まで減速
作動させる制限回路を挿入すると共に上記設定速
度以下では前記刈取装置5と走行装置2とが連動
して変速作動するように構成したので、整然と起
立しているか、又は倒伏度が僅かであつて、高能
率に刈取脱穀することができる場合は、刈取装置
5の穀稈引起体4を低速に設定し、この状態で走
行速度を単一の無段変速装置18により高速域で
変速すると、穀稈引起体4が上記無段変速装置1
8により連動して変速され、それにより走行速度
に適した穀稈引起速度で整然と引き起こすことが
できる。 また、穀稈が起立した部分と倒伏した部分とが
混在している圃場において、起立穀稈域から倒伏
穀稈域に侵入する時、穀稈引起体4の変速装置を
高速にして高速検出器がそれを感知すると、無段
変速装置18のポジシヨンコントロール装置13
が自動的に設定速度まで減速作動することとな
り、車速に連動している刈取装置5の穀稈引起体
4が穀稈を異常に高速に引き起すことがなく、そ
れにより脱粒を防止することができる。 しかも、このような穀稈引起体4の変速装置を
高速にした状態でも、前記無段変速装置18を設
定速度以下の範囲で穀稈の倒伏度に応じて変速操
作すると、例えば、倒伏度は比較的大であるが、
著しくない場合、車速を前記設定速度以下の範囲
内で高速にすると、穀稈引起体の引起速度が連動
して高速になり、倒伏穀稈を高能率に刈取脱穀す
ることができ、また、著しく倒伏した穀稈を刈取
脱穀する場合、車速を低速にすると、穀稈引起体
をそれに付随する変速装置により高速した状態で
車速に連動して減速することができ、倒伏により
穂首が軟弱になつたり、折れたりしていても、穀
稈引起体の引起爪が上記穂首部を異常な高速度で
しごいて脱粒させたり、穂切れを生じたりするの
を防止することができる。
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、
第1図はコンバインに斜視図、第2図は操縦部の
斜視図、第3図は刈取変速レバーの斜視図、第4
図は伝動装置の正面図、第5図aはポジシヨンコ
ントロール装置の側面図、同図bは同上一部の断
面図、第6図a,b,cはポジシヨンスイツチの
作動を示す斜視図、第7図、第8図a及び第9図
aは制御回路図、第8図b第9図b及び第10図
は扇形カムとスイツチの関係を示す側面図であ
る。 2…走行装置、4…穀稈引起体、5…刈取装
置、6…穀稈搬送装置、13…ポジシヨンコント
ロール装置、14…無段変速レバー、15…刈取
変速レバー、18…無段変速装置、A,B…ポジ
シヨンスイツチ。
第1図はコンバインに斜視図、第2図は操縦部の
斜視図、第3図は刈取変速レバーの斜視図、第4
図は伝動装置の正面図、第5図aはポジシヨンコ
ントロール装置の側面図、同図bは同上一部の断
面図、第6図a,b,cはポジシヨンスイツチの
作動を示す斜視図、第7図、第8図a及び第9図
aは制御回路図、第8図b第9図b及び第10図
は扇形カムとスイツチの関係を示す側面図であ
る。 2…走行装置、4…穀稈引起体、5…刈取装
置、6…穀稈搬送装置、13…ポジシヨンコント
ロール装置、14…無段変速レバー、15…刈取
変速レバー、18…無段変速装置、A,B…ポジ
シヨンスイツチ。
Claims (1)
- 1 変速装置を備えた穀稈引起体4付刈取装置5
と走行装置2とを、一つの無段変速装置18に、
全変速領域に亙つて連動するように連繋し、前記
無段変速装置18を無段変速レバー14の速度設
定位置に変速作動せしめるポジシヨンコントロー
ル装置13の制御回路に、穀稈引起体4の変速装
置に付設した高速検出器の感知により、無段変速
装置18を設定速度まで減速作動させる制限回路
を挿入すると共に上記設定速度以下では前記記刈
取装置5と走行装置2とが連動して変速作動する
ように構成したことを特徴とするコンバインにお
ける変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21381981A JPS58121718A (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | コンバインにおける変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21381981A JPS58121718A (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | コンバインにおける変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58121718A JPS58121718A (ja) | 1983-07-20 |
| JPH0262204B2 true JPH0262204B2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=16645548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21381981A Granted JPS58121718A (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | コンバインにおける変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58121718A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5626112A (en) * | 1979-08-11 | 1981-03-13 | Kubota Ltd | Combined harvester |
-
1981
- 1981-12-30 JP JP21381981A patent/JPS58121718A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58121718A (ja) | 1983-07-20 |
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