JPH0262539B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0262539B2 JPH0262539B2 JP4382284A JP4382284A JPH0262539B2 JP H0262539 B2 JPH0262539 B2 JP H0262539B2 JP 4382284 A JP4382284 A JP 4382284A JP 4382284 A JP4382284 A JP 4382284A JP H0262539 B2 JPH0262539 B2 JP H0262539B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- phenols
- hydroxy
- mol
- carbon atoms
- Prior art date
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は、1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシ
フエニル)−2−アルカノン類の製造法に関する
ものである。 1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエニル)−
2−アルカノン類は農薬、医薬の中間原料として
有用である。例えば、1−ヒドロキシ−1−(4
−ヒドロキシ−3−メトキシフエニル)−2−プ
ロパノンは、これをスズ−塩酸を用いて還元する
ことによつて、血圧降下剤として有用なL−α−
メチルドーパの製造用原料である4−ヒドロキシ
−3−メトキシフエニルアセトンに変換すること
ができる。 従来、1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエ
ニル)−2−アルカノン類は生物体の代謝生産物
として確認されているものの、これを合成化学的
に製造した例は報告されていない。本発明者ら
は、1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエニル)
−2−アルカノン類の合成化学的製造法を確立す
べく鋭意検討した結果、本発明に到つた。 本発明によれば、 式() K0074 (X及びY、はそれぞれ、水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、アミノ基、炭素数1〜3のアルキ
ル基、又は炭素数1〜3のアルコキシ基を示す。)
で表わされるフエノール類と、 式() K0075 (Rは炭素数1〜3のアルキル基である。)で
表わされるアルキルグリオギザールとを、酸性ま
たは塩基性水媒体中で反応させることによる、1
−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエニル)−2−
アルカノン類の新規製造法が提供される。 次に、本発明を詳しく説明する。 本発明で使用されるフエノール類の具体例とし
ては、フエノール、カテコール、2−メトキシフ
エノール、(o,m,p)−クレゾール、2−アミ
ノフエノール、2−クロルフエノール、2,6−
ジメチルフエノール、2,6−ジクロフエノール
が挙げられる。 本発明で使用されるアルキルグリオギザールの
具体例としては、メチルグリオギザール、エチル
グリオギザール、n−プロピルグリオギザールが
挙げられる。なかでもメチルグリオギザールが好
ましく用いられる。 本発明における反応は、次のように表わすこと
ができる。 K0076 原料のフエノール類とアルキルグリオギザール
との仕込み割合は、アルキルグリオギザール1モ
ルに対し、フエノール類1〜2モルが好ましい。
フエノール類の使用量が過度に少ないとアルキル
グリオギザールが未反応で残り、このものは反応
液からの回収が困難であり、そのまま損失となる
ので不利であるし、また、フエノール類を過度に
多くするとフエノール類の未反応量が増し、回収
ロスが増すなどの不都合が生じる。 本発明における反応は、酸性または塩基性水媒
体中で行なわれる。 使用される酸または塩基物質としては、塩酸、
硫酸などの鉱酸や、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウムなどをあげることがで
き、中でも、硫酸または水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムが便利に用いられる。特に水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムが好ましく使用される。 酸または塩基物質の使用量はアルキルグリオギ
ザール1モル当り、0.1〜3モル、特に0.3〜2.5モ
ルであることが好ましい。0.1モルより少ない量
では反応速度が小さくなるし、3モルより多い量
では、後処理操作がめんどうになるなどの不都合
が生じる。 使用する水の量は、特に限定されないが、アル
キルグリオギザール1モル当り通常0.5〜5、
好ましくは1〜3である。 上記の反応は通常0〜100℃、好ましくは40〜
70℃で行なわれる。0℃より低い温度では反応速
度が小さく実用的でないし、100℃より高い温度
にしても格別な効果はない。また、反応時間は、
反応温度などの反応条件によつても異なるが、一
般には1〜30時間の範囲内から選ばれる。 本発明の一実施態様を次に示す。 反応容器に原料のフエノール類と水酸化ナトリ
ウム水溶液を入れて、これにアルキルグリオギザ
ールを加えて所定の条件下で反応を進行させる。
ただし、これら原料などの添加順序には特に制限
はない。反応、終了後、鉱酸を添加してPH6〜7
程度に中和し、ベンゼン、トルエン、キシレン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
エーテルなどの溶媒で有機物を抽出した後、抽出
溶媒層を蒸留することによつて、未反応フエノー
ル類、目的物、溶媒、などを分離取得することが
できる。ここで回収した未反応フエノール類は、
循環使用することができる。 次に、本発明の実施例を示す。 なお、各例におけるフエノール類の残存率、お
よび生成物の収率は、次に示す式に従い計算した
値である。 フエノール類の残存率(%) =フエノール類の残存量(モル)/フエノール類の
仕込み量(モル)×100 生成物の収率(%) =生成物の量(モル)/フエノール類の仕込み量(
モル)×100 実施例 1〜9 原料のフエノール類0.075モルと1N−NaOH水
溶液70mlとを反応器に仕込み、続いてメチルグリ
オギザール0.05モルを加えて撹拌下に60℃で20時
間反応を行なつた。放冷後、濃硫酸を滴下してPH
6.5とし、エーテルで抽出した。エーテル層に含
まれる未反応フエノール類、および生成物をガス
クロマトグラフイーで定量分析し、第1表に示す
ような結果を得た。 実施例 10〜11 メチルグリオギザールに代えてエチルグリオギ
ザール、又はn−プロピルグリオギザールを各々
0.05モル用いた他は実施例1と同様に行なつた。
結果を第2表に示す。 実施例 12 1N−NaOH水溶液に代えて、1N−H2SO4100
mlを用いて反応を行ない、(反応終了後、7N−
NaOH水溶液でPH6.5に中和した他は実施例1と
同様に行なつた。 原料フエノールの残存率52%、1−ヒドロキシ
−1−(4−ヒドロキシフエニル)−2−プロパノ
ンの収率41%、1−ヒドロキシ−1−(2−ヒド
ロキシフエニル)−2−プロパノンの収率5%で
あつた。
フエニル)−2−アルカノン類の製造法に関する
ものである。 1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエニル)−
2−アルカノン類は農薬、医薬の中間原料として
有用である。例えば、1−ヒドロキシ−1−(4
−ヒドロキシ−3−メトキシフエニル)−2−プ
ロパノンは、これをスズ−塩酸を用いて還元する
ことによつて、血圧降下剤として有用なL−α−
メチルドーパの製造用原料である4−ヒドロキシ
−3−メトキシフエニルアセトンに変換すること
ができる。 従来、1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエ
ニル)−2−アルカノン類は生物体の代謝生産物
として確認されているものの、これを合成化学的
に製造した例は報告されていない。本発明者ら
は、1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエニル)
−2−アルカノン類の合成化学的製造法を確立す
べく鋭意検討した結果、本発明に到つた。 本発明によれば、 式() K0074 (X及びY、はそれぞれ、水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、アミノ基、炭素数1〜3のアルキ
ル基、又は炭素数1〜3のアルコキシ基を示す。)
で表わされるフエノール類と、 式() K0075 (Rは炭素数1〜3のアルキル基である。)で
表わされるアルキルグリオギザールとを、酸性ま
たは塩基性水媒体中で反応させることによる、1
−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエニル)−2−
アルカノン類の新規製造法が提供される。 次に、本発明を詳しく説明する。 本発明で使用されるフエノール類の具体例とし
ては、フエノール、カテコール、2−メトキシフ
エノール、(o,m,p)−クレゾール、2−アミ
ノフエノール、2−クロルフエノール、2,6−
ジメチルフエノール、2,6−ジクロフエノール
が挙げられる。 本発明で使用されるアルキルグリオギザールの
具体例としては、メチルグリオギザール、エチル
グリオギザール、n−プロピルグリオギザールが
挙げられる。なかでもメチルグリオギザールが好
ましく用いられる。 本発明における反応は、次のように表わすこと
ができる。 K0076 原料のフエノール類とアルキルグリオギザール
との仕込み割合は、アルキルグリオギザール1モ
ルに対し、フエノール類1〜2モルが好ましい。
フエノール類の使用量が過度に少ないとアルキル
グリオギザールが未反応で残り、このものは反応
液からの回収が困難であり、そのまま損失となる
ので不利であるし、また、フエノール類を過度に
多くするとフエノール類の未反応量が増し、回収
ロスが増すなどの不都合が生じる。 本発明における反応は、酸性または塩基性水媒
体中で行なわれる。 使用される酸または塩基物質としては、塩酸、
硫酸などの鉱酸や、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウムなどをあげることがで
き、中でも、硫酸または水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムが便利に用いられる。特に水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムが好ましく使用される。 酸または塩基物質の使用量はアルキルグリオギ
ザール1モル当り、0.1〜3モル、特に0.3〜2.5モ
ルであることが好ましい。0.1モルより少ない量
では反応速度が小さくなるし、3モルより多い量
では、後処理操作がめんどうになるなどの不都合
が生じる。 使用する水の量は、特に限定されないが、アル
キルグリオギザール1モル当り通常0.5〜5、
好ましくは1〜3である。 上記の反応は通常0〜100℃、好ましくは40〜
70℃で行なわれる。0℃より低い温度では反応速
度が小さく実用的でないし、100℃より高い温度
にしても格別な効果はない。また、反応時間は、
反応温度などの反応条件によつても異なるが、一
般には1〜30時間の範囲内から選ばれる。 本発明の一実施態様を次に示す。 反応容器に原料のフエノール類と水酸化ナトリ
ウム水溶液を入れて、これにアルキルグリオギザ
ールを加えて所定の条件下で反応を進行させる。
ただし、これら原料などの添加順序には特に制限
はない。反応、終了後、鉱酸を添加してPH6〜7
程度に中和し、ベンゼン、トルエン、キシレン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
エーテルなどの溶媒で有機物を抽出した後、抽出
溶媒層を蒸留することによつて、未反応フエノー
ル類、目的物、溶媒、などを分離取得することが
できる。ここで回収した未反応フエノール類は、
循環使用することができる。 次に、本発明の実施例を示す。 なお、各例におけるフエノール類の残存率、お
よび生成物の収率は、次に示す式に従い計算した
値である。 フエノール類の残存率(%) =フエノール類の残存量(モル)/フエノール類の
仕込み量(モル)×100 生成物の収率(%) =生成物の量(モル)/フエノール類の仕込み量(
モル)×100 実施例 1〜9 原料のフエノール類0.075モルと1N−NaOH水
溶液70mlとを反応器に仕込み、続いてメチルグリ
オギザール0.05モルを加えて撹拌下に60℃で20時
間反応を行なつた。放冷後、濃硫酸を滴下してPH
6.5とし、エーテルで抽出した。エーテル層に含
まれる未反応フエノール類、および生成物をガス
クロマトグラフイーで定量分析し、第1表に示す
ような結果を得た。 実施例 10〜11 メチルグリオギザールに代えてエチルグリオギ
ザール、又はn−プロピルグリオギザールを各々
0.05モル用いた他は実施例1と同様に行なつた。
結果を第2表に示す。 実施例 12 1N−NaOH水溶液に代えて、1N−H2SO4100
mlを用いて反応を行ない、(反応終了後、7N−
NaOH水溶液でPH6.5に中和した他は実施例1と
同様に行なつた。 原料フエノールの残存率52%、1−ヒドロキシ
−1−(4−ヒドロキシフエニル)−2−プロパノ
ンの収率41%、1−ヒドロキシ−1−(2−ヒド
ロキシフエニル)−2−プロパノンの収率5%で
あつた。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式() K0072 (X及びYは、それぞれ、水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、アミノ基、炭素数1〜3のアルキ
ル基、又は炭素数1〜3のアルコキシ基を示す。)
で表わされるフエノール類と、 式() K0073 (Rは炭素数1〜3のアルキル基である。)で表
わされるアルキルグリオギザールとを、酸性また
は塩基性水媒体中で反応させることを特徴とする
1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエニル)−2
−アルカノン類の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4382284A JPS60190731A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエニル)−2−アルカノン類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4382284A JPS60190731A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエニル)−2−アルカノン類の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60190731A JPS60190731A (ja) | 1985-09-28 |
| JPH0262539B2 true JPH0262539B2 (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=12674437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4382284A Granted JPS60190731A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | 1−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシフエニル)−2−アルカノン類の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60190731A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4912708B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2012-04-11 | 三井農林株式会社 | 新規物質tmr |
-
1984
- 1984-03-09 JP JP4382284A patent/JPS60190731A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60190731A (ja) | 1985-09-28 |
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