JPH0263017B2 - - Google Patents
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- JPH0263017B2 JPH0263017B2 JP59072399A JP7239984A JPH0263017B2 JP H0263017 B2 JPH0263017 B2 JP H0263017B2 JP 59072399 A JP59072399 A JP 59072399A JP 7239984 A JP7239984 A JP 7239984A JP H0263017 B2 JPH0263017 B2 JP H0263017B2
- Authority
- JP
- Japan
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- volatile substance
- plastic tube
- tube
- metal wire
- plastic
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01M—CATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
- A01M1/00—Stationary means for catching or killing insects
- A01M1/20—Poisoning, narcotising, or burning insects
- A01M1/2022—Poisoning or narcotising insects by vaporising an insecticide
- A01M1/2027—Poisoning or narcotising insects by vaporising an insecticide without heating
- A01M1/2055—Holders or dispensers for solid, gelified or impregnated insecticide, e.g. volatile blocks or impregnated pads
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N25/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
- A01N25/18—Vapour or smoke emitting compositions with delayed or sustained release
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L9/00—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
- A61L9/015—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
- A61L9/04—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating
- A61L9/12—Apparatus, e.g. holders, therefor
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Toxicology (AREA)
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
本発明は、揮発性物質の蒸気を長期間にわたり
安定的に均一に放出する揮発性物質徐放性製剤お
よびその製造方法に関するものである。 近年、香料、フエロモン、医薬品、農薬等の揮
発性物質を、目的の場所で長期間安定して継続的
に徐々に揮散せしめることが、実用的に重要な課
題となつている。 上記課題を実現させるための一つに方法が米国
特許第3539465号、同第3577515号に示されてお
り、これらはいずれもマイクロカプセルに揮発性
物質を収納する方法である。しかしこのような方
法はマイクロカプセル化において収納されるべき
揮発性物質を損失することが多く、また1カ月以
上にわたる長期間において均一な徐放性を発揮す
る製剤を製造することが困難であるなどの欠点を
有する。他方、米国特許第4017030号には、中空
繊維に揮発性物質を収納する方法が提案されてい
るが、この方法も揮発性の速さが大きく、また多
量の揮発性物質を収納する目的には不向きである
という欠点を有する。 本発明者らはかかる課題に対し鋭意研求を重ね
た結果、プラスチツク製のチユーブに目的の揮発
性物質を充填し両端をシールすることにより、あ
る条件下では比較的多量の揮発性物質を長期に安
定的に徐放することが可能であること、およびこ
のチユーブにその長手方向に添わせて特定の硬度
を有する金属ワイヤー(またはプラスチツク被覆
金属ワイヤー)を設けることにより作業性を著し
く改善し得ることを見出すと共に、かかる構成か
らなる徐放性製剤を安価に大量生産し得る方法を
確立し、本発明を完成した。 (本発明の要旨) (1) 内径0.5〜4mm、平均外周2〜20mm、長さ50
〜1000mmからなる内部に揮発性物質の封入され
たプラスチツクチユーブに、このプラスチツク
チユーブの長手方向にブリネル硬度65以下であ
る太さ0.5〜1.5mm径の金属ワイヤーまたはこの
金属ワイヤーをプラスチツクで被覆したものを
添設してなる揮発性物質徐放性製剤。 (2) 内径0.5〜4mm、平均外周2〜20mmを有する
長尺のプラスチツクチユーブに、このプラスチ
ツクチユーブの長手方向にブリネル硬度65以下
である太さ0.5〜1.5mm径の金属ワイヤーまたは
この金属ワイヤーをプラスチツクで被覆したも
のを添設すると共に該プラスチツクチユーブ内
に揮発性物質を充填し、目的の長さにシール・
切断することを特徴とする揮発性物質徐放性製
剤の製造方法。 本発明において金属ワイヤーを使用する目的
は、プラスチツクチユーブのみではこのものを好
ましい形に変形し好ましい形を保持することが困
難である点を改良すること、プラスチツク製の徐
放性製剤を樹木などに手作業で容易に附着係合さ
せることであり、したがつて鉄線などのブリネル
硬度の高いものは好ましくない。なお、茶の葉の
摘みとりあるいは果樹の摘みとりなどの農作業に
は比較的強度の低い手バサミまたは機械バサミを
使用するが、鉄線などを組込んだ該徐放性製剤の
場合には上記ハサミで切断を行うとハサミの刃が
かけることがしばしば認められるのに対し、本発
明の如くブリネル硬度が65以下の金属ワイヤーが
使用されている場合には刃がかけることがなく、
また樹木にそのような徐放性製剤を附着係合させ
る場合に作業で手の疲れがなく、作業が確実に実
施でき、附着係合させた徐放性製剤は風などで落
下することがなく、長時間安定に揮発性物質を放
出する。なお、該金属ワイヤーとしてはアルミニ
ウム、銅またはこれらの合金からなるものが好適
とされ、太さは0.5〜1.5mm径のものが使用され
る。0.5mm径よりも細いものは形の保持には弱す
ぎるし、また1.5mm径よりも太いものでは曲げた
りする手作業がしにくくなるほか金属の使用量増
加による経済上の不利が大きくなる。 他方、揮発性物質を均一に徐放させるために
は、プラスチツクチユーブの形状についても特定
の条件が要求される。すなわち、本発明の目的に
特に望ましいプラスチツクチユーブは、内径0.5
〜4mm(好ましくは0.8〜3mm)、平均外周2〜20
mm、長さ50〜1000mmを有し、チユーブの内径に基
づく断面積Smm2と外周Ammとの比A/Sが2〜20
mm-1より望ましくは4〜15mm-1であるものであ
り、このような条件を満足するプラスチツクチユ
ーブを使用することにより極めてすぐれた均一な
徐放性を有する製剤を得ることができる。 上記プラスチツクチユーブにおいて、内径が
0.5mm以下であると容量が小さくなるばかりか初
期速度が大きく均一な放出は得られず、一方4mm
以上では放出速度が遅いだけでなく、特に後半に
は著しく放出速度が低下し本発明の目的を達成す
ることはできない。また前記A/S比が2以下に
なると収納された揮発性物質の放出速度が小さく
なりすぎて好ましくなく、しかも収納された量の
約半量が放出されたのちはこの放出速度が一段と
小さくなり、当初の目的を達成し得なくなる。一
方A/S比が20以上になると、該放出速度が速く
なりすぎ、しかもその放出速度は時間の経過にし
たがつて急激に低下してしまう。すなわち、この
場合は揮発性物質とチユーブを作る原料であるプ
ラスチツクとを混合、混練したものにおける揮発
性物質の放出カーブと同じようになり、目的とす
る均一な放出速度を与えられない。 チユーブの断面形状は円形、正方形、星形等い
かなる形状でもよいが、工業的には円形、だ円
形、波形、星形が使用される。比較的大きいチユ
ーブの場合には波形または星形等の凸凹形状であ
ることが好ましい。比較的小さいチユーブでは円
形またはだ円形のものが好ましい。 チユーブを作るための原料プラスチツクとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、酢ビーエチ
レンコポリマー、塩化ビニル樹脂、セルローズア
セテート、ビニロンなどが例示されるが、たとえ
ば揮発性物質がアルコール系化合物、カルボン酸
系化合物などの場合にはビニロンあるいはセルロ
ーズアセテート製のチユーブを、また揮発性物質
が芳香族系化合物、エステル系化合物、アルデヒ
ド、ケトン、ハイドロカーボン系化合物などの場
合にはポリエチレンあるいは酢ビーエチレンコポ
リマーのチユーブを使用することが望ましく、特
に高密度ポリエチレン製を使用する時は均一な放
出性を保持できる。 本発明にかかる徐放性製剤を作る具体的方法と
しては、まず前記形状を有する長尺のプラスチツ
クチユーブを用意し、これにブリネル硬度65以下
の金属ワイヤーあるいはこの金属ワイヤーをプラ
スチツクで被覆したものを添設するか、プラスチ
ツクチユーブとプラスチツクで被覆した金属ワイ
ヤーを添設したものを、同時に成形する。 第1図はその状態を概略的に例示したものであ
つて、同図aはチユーブ1に金属ワイヤー2を直
接熱融着、接着剤接合等の手段により、また同図
bはチユーブ1にプラスチツク被覆金属ワイヤー
を同様の手段で添設したものであり、該b図にお
いて1′は金属ワイヤー2を被覆しているプラス
チツクである。なお、チユーブに対してワイヤー
を2本添設したものあるいはワイヤーを狭んで2
本のチユーブを接合させたもの、さらにチユーブ
とワイヤーをより合せたものであつてもよい。 つぎに、チユーブの一端を減圧にしながら他端
から圧力をかけて揮発性物質を充填し、この充填
作業が終了したのち高周波加熱等の手段により適
当な間隔たとえば10cm毎にシールしその部分で切
断することにより目的の徐放性製剤(デスペンサ
ー)が多数得られる。 本発明によれば前記したように揮発性物質を長
期間にわたつて均一に徐放させることができ、作
業性にすぐれているという利点が与えられるが、
さらに他の利点は透明性にすぐれたポリエチレン
製チユーブ等を使用することにより内容物の放出
速度および残量を容易に確認できることである。
特に内容物をあらかじめ着色しておけば該放出速
度および残量の確認が一段と容易となる。なお、
揮発性物質が紫外線により分解され易いものであ
る場合には、チユーブを作る原料プラスチツク中
に紫外線防止剤、染料または顔料を混入すると
か、あるいは揮発性物質にも酸化防止剤、安定剤
等を含有させることがよい。 つぎに具体的実施例をあげる。 実施例 1 内径0.9mm外径1.5mm長さ200mm(A/S比約7.4
mm-1)の高密度ポリエチレンチユーブに95mgのZ
−11−テトラデセニルアセテートを充填し、チユ
ーブの両端をシールした。このチユーブに、外径
0.9mmのブリネル硬度46のアルミニウムワイヤー
入りの高密度ポリエチレンチユーブ(高密度ポリ
エチレン被覆ワイヤー)を第1図のb図に示すよ
うに融着させることにより徐放性製剤(デイスペ
ンサー)を作つた。 このデイスペンサーを付随するワイヤーの保形
性を利用して茶の枝に結びつけ平均気温22〜28℃
の状態でZ−11−テトラデセニルアセテートの放
出試験を行つたところ、60日間にわたつて非常に
均一に放出されることが確認された。また10m/
秒の風にも吹き飛ばされることがなかつた。 比較として前記アルミニウムワイヤーに代えて
ブリネル硬度178の鉄製ワイヤーを入れたものを
使用したところ。茶の枝にとりつけるのに非常に
力を要した。また茶摘みバサミで切断試験をした
ところ、アルミニウムワイヤーの場合には容易に
切断できたが、鉄製ワイヤーではハサミの刃がか
ける事故が起つた。 また金属ワイヤーの添設をしてないポリエチレ
ンチユーブのみからなる場合には弾力があり、茶
樹へのとりつけが困難であつた。 実施例 2 断面積(S)約7mm2、長さ200mm、断面形状が
第3図イ,ロ,ハおよびニに示す形状を有するチ
ユーブイ,ロ,ハ,ニ 断面形状 チユーブイ… 第3図イ 〃 ロ… 〃 ロ 〃 ハ… 〃 ハ 〃 ニ… 〃 ニ を酢ビーエチレンコポリマーより製造した。
安定的に均一に放出する揮発性物質徐放性製剤お
よびその製造方法に関するものである。 近年、香料、フエロモン、医薬品、農薬等の揮
発性物質を、目的の場所で長期間安定して継続的
に徐々に揮散せしめることが、実用的に重要な課
題となつている。 上記課題を実現させるための一つに方法が米国
特許第3539465号、同第3577515号に示されてお
り、これらはいずれもマイクロカプセルに揮発性
物質を収納する方法である。しかしこのような方
法はマイクロカプセル化において収納されるべき
揮発性物質を損失することが多く、また1カ月以
上にわたる長期間において均一な徐放性を発揮す
る製剤を製造することが困難であるなどの欠点を
有する。他方、米国特許第4017030号には、中空
繊維に揮発性物質を収納する方法が提案されてい
るが、この方法も揮発性の速さが大きく、また多
量の揮発性物質を収納する目的には不向きである
という欠点を有する。 本発明者らはかかる課題に対し鋭意研求を重ね
た結果、プラスチツク製のチユーブに目的の揮発
性物質を充填し両端をシールすることにより、あ
る条件下では比較的多量の揮発性物質を長期に安
定的に徐放することが可能であること、およびこ
のチユーブにその長手方向に添わせて特定の硬度
を有する金属ワイヤー(またはプラスチツク被覆
金属ワイヤー)を設けることにより作業性を著し
く改善し得ることを見出すと共に、かかる構成か
らなる徐放性製剤を安価に大量生産し得る方法を
確立し、本発明を完成した。 (本発明の要旨) (1) 内径0.5〜4mm、平均外周2〜20mm、長さ50
〜1000mmからなる内部に揮発性物質の封入され
たプラスチツクチユーブに、このプラスチツク
チユーブの長手方向にブリネル硬度65以下であ
る太さ0.5〜1.5mm径の金属ワイヤーまたはこの
金属ワイヤーをプラスチツクで被覆したものを
添設してなる揮発性物質徐放性製剤。 (2) 内径0.5〜4mm、平均外周2〜20mmを有する
長尺のプラスチツクチユーブに、このプラスチ
ツクチユーブの長手方向にブリネル硬度65以下
である太さ0.5〜1.5mm径の金属ワイヤーまたは
この金属ワイヤーをプラスチツクで被覆したも
のを添設すると共に該プラスチツクチユーブ内
に揮発性物質を充填し、目的の長さにシール・
切断することを特徴とする揮発性物質徐放性製
剤の製造方法。 本発明において金属ワイヤーを使用する目的
は、プラスチツクチユーブのみではこのものを好
ましい形に変形し好ましい形を保持することが困
難である点を改良すること、プラスチツク製の徐
放性製剤を樹木などに手作業で容易に附着係合さ
せることであり、したがつて鉄線などのブリネル
硬度の高いものは好ましくない。なお、茶の葉の
摘みとりあるいは果樹の摘みとりなどの農作業に
は比較的強度の低い手バサミまたは機械バサミを
使用するが、鉄線などを組込んだ該徐放性製剤の
場合には上記ハサミで切断を行うとハサミの刃が
かけることがしばしば認められるのに対し、本発
明の如くブリネル硬度が65以下の金属ワイヤーが
使用されている場合には刃がかけることがなく、
また樹木にそのような徐放性製剤を附着係合させ
る場合に作業で手の疲れがなく、作業が確実に実
施でき、附着係合させた徐放性製剤は風などで落
下することがなく、長時間安定に揮発性物質を放
出する。なお、該金属ワイヤーとしてはアルミニ
ウム、銅またはこれらの合金からなるものが好適
とされ、太さは0.5〜1.5mm径のものが使用され
る。0.5mm径よりも細いものは形の保持には弱す
ぎるし、また1.5mm径よりも太いものでは曲げた
りする手作業がしにくくなるほか金属の使用量増
加による経済上の不利が大きくなる。 他方、揮発性物質を均一に徐放させるために
は、プラスチツクチユーブの形状についても特定
の条件が要求される。すなわち、本発明の目的に
特に望ましいプラスチツクチユーブは、内径0.5
〜4mm(好ましくは0.8〜3mm)、平均外周2〜20
mm、長さ50〜1000mmを有し、チユーブの内径に基
づく断面積Smm2と外周Ammとの比A/Sが2〜20
mm-1より望ましくは4〜15mm-1であるものであ
り、このような条件を満足するプラスチツクチユ
ーブを使用することにより極めてすぐれた均一な
徐放性を有する製剤を得ることができる。 上記プラスチツクチユーブにおいて、内径が
0.5mm以下であると容量が小さくなるばかりか初
期速度が大きく均一な放出は得られず、一方4mm
以上では放出速度が遅いだけでなく、特に後半に
は著しく放出速度が低下し本発明の目的を達成す
ることはできない。また前記A/S比が2以下に
なると収納された揮発性物質の放出速度が小さく
なりすぎて好ましくなく、しかも収納された量の
約半量が放出されたのちはこの放出速度が一段と
小さくなり、当初の目的を達成し得なくなる。一
方A/S比が20以上になると、該放出速度が速く
なりすぎ、しかもその放出速度は時間の経過にし
たがつて急激に低下してしまう。すなわち、この
場合は揮発性物質とチユーブを作る原料であるプ
ラスチツクとを混合、混練したものにおける揮発
性物質の放出カーブと同じようになり、目的とす
る均一な放出速度を与えられない。 チユーブの断面形状は円形、正方形、星形等い
かなる形状でもよいが、工業的には円形、だ円
形、波形、星形が使用される。比較的大きいチユ
ーブの場合には波形または星形等の凸凹形状であ
ることが好ましい。比較的小さいチユーブでは円
形またはだ円形のものが好ましい。 チユーブを作るための原料プラスチツクとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、酢ビーエチ
レンコポリマー、塩化ビニル樹脂、セルローズア
セテート、ビニロンなどが例示されるが、たとえ
ば揮発性物質がアルコール系化合物、カルボン酸
系化合物などの場合にはビニロンあるいはセルロ
ーズアセテート製のチユーブを、また揮発性物質
が芳香族系化合物、エステル系化合物、アルデヒ
ド、ケトン、ハイドロカーボン系化合物などの場
合にはポリエチレンあるいは酢ビーエチレンコポ
リマーのチユーブを使用することが望ましく、特
に高密度ポリエチレン製を使用する時は均一な放
出性を保持できる。 本発明にかかる徐放性製剤を作る具体的方法と
しては、まず前記形状を有する長尺のプラスチツ
クチユーブを用意し、これにブリネル硬度65以下
の金属ワイヤーあるいはこの金属ワイヤーをプラ
スチツクで被覆したものを添設するか、プラスチ
ツクチユーブとプラスチツクで被覆した金属ワイ
ヤーを添設したものを、同時に成形する。 第1図はその状態を概略的に例示したものであ
つて、同図aはチユーブ1に金属ワイヤー2を直
接熱融着、接着剤接合等の手段により、また同図
bはチユーブ1にプラスチツク被覆金属ワイヤー
を同様の手段で添設したものであり、該b図にお
いて1′は金属ワイヤー2を被覆しているプラス
チツクである。なお、チユーブに対してワイヤー
を2本添設したものあるいはワイヤーを狭んで2
本のチユーブを接合させたもの、さらにチユーブ
とワイヤーをより合せたものであつてもよい。 つぎに、チユーブの一端を減圧にしながら他端
から圧力をかけて揮発性物質を充填し、この充填
作業が終了したのち高周波加熱等の手段により適
当な間隔たとえば10cm毎にシールしその部分で切
断することにより目的の徐放性製剤(デスペンサ
ー)が多数得られる。 本発明によれば前記したように揮発性物質を長
期間にわたつて均一に徐放させることができ、作
業性にすぐれているという利点が与えられるが、
さらに他の利点は透明性にすぐれたポリエチレン
製チユーブ等を使用することにより内容物の放出
速度および残量を容易に確認できることである。
特に内容物をあらかじめ着色しておけば該放出速
度および残量の確認が一段と容易となる。なお、
揮発性物質が紫外線により分解され易いものであ
る場合には、チユーブを作る原料プラスチツク中
に紫外線防止剤、染料または顔料を混入すると
か、あるいは揮発性物質にも酸化防止剤、安定剤
等を含有させることがよい。 つぎに具体的実施例をあげる。 実施例 1 内径0.9mm外径1.5mm長さ200mm(A/S比約7.4
mm-1)の高密度ポリエチレンチユーブに95mgのZ
−11−テトラデセニルアセテートを充填し、チユ
ーブの両端をシールした。このチユーブに、外径
0.9mmのブリネル硬度46のアルミニウムワイヤー
入りの高密度ポリエチレンチユーブ(高密度ポリ
エチレン被覆ワイヤー)を第1図のb図に示すよ
うに融着させることにより徐放性製剤(デイスペ
ンサー)を作つた。 このデイスペンサーを付随するワイヤーの保形
性を利用して茶の枝に結びつけ平均気温22〜28℃
の状態でZ−11−テトラデセニルアセテートの放
出試験を行つたところ、60日間にわたつて非常に
均一に放出されることが確認された。また10m/
秒の風にも吹き飛ばされることがなかつた。 比較として前記アルミニウムワイヤーに代えて
ブリネル硬度178の鉄製ワイヤーを入れたものを
使用したところ。茶の枝にとりつけるのに非常に
力を要した。また茶摘みバサミで切断試験をした
ところ、アルミニウムワイヤーの場合には容易に
切断できたが、鉄製ワイヤーではハサミの刃がか
ける事故が起つた。 また金属ワイヤーの添設をしてないポリエチレ
ンチユーブのみからなる場合には弾力があり、茶
樹へのとりつけが困難であつた。 実施例 2 断面積(S)約7mm2、長さ200mm、断面形状が
第3図イ,ロ,ハおよびニに示す形状を有するチ
ユーブイ,ロ,ハ,ニ 断面形状 チユーブイ… 第3図イ 〃 ロ… 〃 ロ 〃 ハ… 〃 ハ 〃 ニ… 〃 ニ を酢ビーエチレンコポリマーより製造した。
【表】
これらの各チユーブに、外径0.8mmのブリネル
硬度48の銅ワイヤー入りの酢ビーエチレンコポリ
マーチユーブ(酢ビーエチレンコポリマー被覆ワ
イヤー)を第1図のb図に示すように融着させ、
Z−11−トリデセニルアセテート1.1gを封入す
ることにより、それぞれデスペンサーイ,ロ,ハ
およびニを作つた。この各デスペンサーについて
20℃の条件下で放出速度を測定したところ、結果
は第2図に示すとおりであり、デスペンサーハお
よびニは良好な放出速度を示した。 実施例 3 内径0.65mm外径0.98mm(A/S比約0.93mm-1)
の高密度ポリエチレンチユーブと外径0.6mmのブ
リネル硬度58のアルミニウム合金(AA5154)を
高密度ポリエチレンで被覆したものを第1図のb
図に示すように融着させながら押出機により製造
した。これを500mの長さで切断した。 この一端を減圧にしながら他端から3.0Kg/cm2
Gの圧で7,11−ヘキサデカデニルアセテートを
圧入し、この充填作業終了後高周波加熱により10
cm間隔にシールしてその部分で切断することによ
り徐放性製剤(デスペンサー)を作つた。 他方比較のために外径0.6mmのブリネル硬度83
の軟鋼線を高密度ポリエチレンで被覆したものを
使用して同様にデスペンサーを作つた。 アルミニウム合金の場合には切断刃がかけるこ
ともなく、綿の木に附着させることもとりはずす
ことも容易であつたが、軟鋼線の場合には切断刃
がかけることがしばしば認められるだけでなく綿
の木に附着させるときに手作業では困難なほど力
を要した。 また上記各デスペンサーは平均気温25〜33℃に
おいて70日間にわたつて安定な放出を続けた。
硬度48の銅ワイヤー入りの酢ビーエチレンコポリ
マーチユーブ(酢ビーエチレンコポリマー被覆ワ
イヤー)を第1図のb図に示すように融着させ、
Z−11−トリデセニルアセテート1.1gを封入す
ることにより、それぞれデスペンサーイ,ロ,ハ
およびニを作つた。この各デスペンサーについて
20℃の条件下で放出速度を測定したところ、結果
は第2図に示すとおりであり、デスペンサーハお
よびニは良好な放出速度を示した。 実施例 3 内径0.65mm外径0.98mm(A/S比約0.93mm-1)
の高密度ポリエチレンチユーブと外径0.6mmのブ
リネル硬度58のアルミニウム合金(AA5154)を
高密度ポリエチレンで被覆したものを第1図のb
図に示すように融着させながら押出機により製造
した。これを500mの長さで切断した。 この一端を減圧にしながら他端から3.0Kg/cm2
Gの圧で7,11−ヘキサデカデニルアセテートを
圧入し、この充填作業終了後高周波加熱により10
cm間隔にシールしてその部分で切断することによ
り徐放性製剤(デスペンサー)を作つた。 他方比較のために外径0.6mmのブリネル硬度83
の軟鋼線を高密度ポリエチレンで被覆したものを
使用して同様にデスペンサーを作つた。 アルミニウム合金の場合には切断刃がかけるこ
ともなく、綿の木に附着させることもとりはずす
ことも容易であつたが、軟鋼線の場合には切断刃
がかけることがしばしば認められるだけでなく綿
の木に附着させるときに手作業では困難なほど力
を要した。 また上記各デスペンサーは平均気温25〜33℃に
おいて70日間にわたつて安定な放出を続けた。
第1図a,bは本発明になる徐放性製剤の態様
を例示したものであり、第2図は実施例の結果を
示したものである。第3図イ〜ニは実施例2にお
けるチユーブイ,ロ,ハおよびニのそれぞれ断面
形状を示したものである。 1……プラスチツクチユーブ、2……金属ワイ
ヤー、1′……プラスチツク。
を例示したものであり、第2図は実施例の結果を
示したものである。第3図イ〜ニは実施例2にお
けるチユーブイ,ロ,ハおよびニのそれぞれ断面
形状を示したものである。 1……プラスチツクチユーブ、2……金属ワイ
ヤー、1′……プラスチツク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内径0.5〜4mm、平均外周2〜20mm、長さ50
〜1000mmからなる内部に揮発性物質の封入された
プラスチツクチユーブに、このプラスチツクチユ
ーブの長手方向にブリネル硬度65以下である太さ
0.5〜1.5mm径の金属ワイヤーまたはこの金属ワイ
ヤーをプラスチツクで被覆したものを添設してな
る揮発性物質徐放性製剤。 2 プラスチツクチユーブの内径に基づく断面積
Smm2と外周Ammとの比A/Sが2〜20mm-1である
特許請求の範囲第1項記載の揮発性物質徐放性製
剤。 3 プラスチツクチユーブが高密度ポリエチレン
製のものである特許請求の範囲第1項記載の揮発
性物質徐放性製剤。 4 揮発性物質がフエロモン物質である特許請求
の範囲第1項記載の揮発性物質徐放性製剤。 5 金属ワイヤーがアルミニウム、銅またはそれ
らの合金からなるものである特許請求の範囲第1
項記載の揮発性物質徐放性製剤。 6 内径0.5〜4mm、平均外周2〜20mmを有する
長尺のプラスチツクチユーブに、このプラスチツ
クチユーブの長手方向にブリネル硬度65以下であ
る太さ0.5〜1.5mm径の金属ワイヤーまたはこの金
属ワイヤーをプラスチツクで被覆したものを添設
すると共に該プラスチツクチユーブ内に揮発性物
質を充填し、目的の長さにシール・切断すること
を特徴とする揮発性物質徐放性製剤の製造方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59072399A JPS60215367A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 揮発性物質徐放性製剤およびその製造方法 |
| IN524/CAL/84A IN163117B (ja) | 1984-04-11 | 1984-07-23 | |
| EG46684A EG17087A (en) | 1984-04-11 | 1984-07-24 | A composite boudy for sustainedly releasing vapor of vaporizable active substance and a method for the preparation thereof |
| EP19840401780 EP0160151A2 (en) | 1984-04-11 | 1984-09-07 | A composite body for sustainedly releasing vapor of a vaporizable active substance and a method for the preparation thereof |
| BR8404982A BR8404982A (pt) | 1984-04-11 | 1984-10-03 | Corpo composto para liberar vapor de forma prolongada e processo para preparacao de um corpo composto para liberar vapor de forma prolongada |
| IN800/CAL/86A IN165030B (ja) | 1984-04-11 | 1986-11-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59072399A JPS60215367A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 揮発性物質徐放性製剤およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60215367A JPS60215367A (ja) | 1985-10-28 |
| JPH0263017B2 true JPH0263017B2 (ja) | 1990-12-27 |
Family
ID=13488151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59072399A Granted JPS60215367A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 揮発性物質徐放性製剤およびその製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0160151A2 (ja) |
| JP (1) | JPS60215367A (ja) |
| BR (1) | BR8404982A (ja) |
| EG (1) | EG17087A (ja) |
| IN (1) | IN163117B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011118828A1 (en) | 2010-03-24 | 2011-09-29 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Annular sustained release preparation and production method thereof |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61202643A (ja) * | 1985-03-07 | 1986-09-08 | 信越化学工業株式会社 | 揮発性物質徐放性製剤 |
| JPS62122801U (ja) * | 1986-01-23 | 1987-08-04 | ||
| JPS62223101A (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 徐放性フエロモンデイスペンサ− |
| JPS62258301A (ja) * | 1986-04-23 | 1987-11-10 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 徐放性フエロモンデイスペンサ− |
| DE3640880A1 (de) * | 1986-11-29 | 1988-06-09 | Basf Ag | Kunststoffampullen als pheromondispenser |
| JPH0778001B2 (ja) * | 1988-08-09 | 1995-08-23 | 信越化学工業株式会社 | 交信撹乱方法 |
| JP5898054B2 (ja) * | 2011-12-09 | 2016-04-06 | 信越化学工業株式会社 | 害虫用ゲル組成物を導入した徐放性製剤 |
-
1984
- 1984-04-11 JP JP59072399A patent/JPS60215367A/ja active Granted
- 1984-07-23 IN IN524/CAL/84A patent/IN163117B/en unknown
- 1984-07-24 EG EG46684A patent/EG17087A/xx active
- 1984-09-07 EP EP19840401780 patent/EP0160151A2/en not_active Withdrawn
- 1984-10-03 BR BR8404982A patent/BR8404982A/pt not_active IP Right Cessation
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011118828A1 (en) | 2010-03-24 | 2011-09-29 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Annular sustained release preparation and production method thereof |
| US10117426B2 (en) | 2010-03-24 | 2018-11-06 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Annular sustained release preparation and production method thereof |
| US10986829B2 (en) | 2010-03-24 | 2021-04-27 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Annular sustained release preparation and production method thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0160151A2 (en) | 1985-11-06 |
| IN163117B (ja) | 1988-08-13 |
| JPS60215367A (ja) | 1985-10-28 |
| BR8404982A (pt) | 1986-05-06 |
| EG17087A (en) | 1991-11-30 |
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