JPH0276570A - 細胞培養基板 - Google Patents
細胞培養基板Info
- Publication number
- JPH0276570A JPH0276570A JP63227627A JP22762788A JPH0276570A JP H0276570 A JPH0276570 A JP H0276570A JP 63227627 A JP63227627 A JP 63227627A JP 22762788 A JP22762788 A JP 22762788A JP H0276570 A JPH0276570 A JP H0276570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- cells
- pattern
- culture
- cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M35/00—Means for application of stress for stimulating the growth of microorganisms or the generation of fermentation or metabolic products; Means for electroporation or cell fusion
- C12M35/02—Electrical or electromagnetic means, e.g. for electroporation or for cell fusion
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、細胞を培養するための細胞培養床、及び、所
定の細胞を分離ないし分析するだめの基板に関するもの
である。
定の細胞を分離ないし分析するだめの基板に関するもの
である。
したがって、本発明は、医学、生物学、生化学、バイオ
アッセイ、バイオテクノロジー等の技術分野において広
範に利用されるものである。
アッセイ、バイオテクノロジー等の技術分野において広
範に利用されるものである。
近年、動植物の細胞を種々の条件下において培養する研
究、あるいは特定の培養細胞の代謝活動による産生物の
研究が活発に行われており、特に人工的には合成が不可
能であったり、あるいは合成が極めて困難な物質を、特
定の細胞活動を利用して製造することが多方面において
検討されている。
究、あるいは特定の培養細胞の代謝活動による産生物の
研究が活発に行われており、特に人工的には合成が不可
能であったり、あるいは合成が極めて困難な物質を、特
定の細胞活動を利用して製造することが多方面において
検討されている。
このような細胞の培養は、通常、細胞を多糖類、タン白
質及びポリスチレンなどの高分子物質(特開昭58−8
9179号、昭59−164015号、昭60−257
745号、昭61−52281号)あるいはそれらを表
面処理した基体などの培養床に植込みあるいは接種した
ものを、例えば培地中に置き、当該細胞株に適応した環
境条件下でインキュベーションすることによって行われ
ている。
質及びポリスチレンなどの高分子物質(特開昭58−8
9179号、昭59−164015号、昭60−257
745号、昭61−52281号)あるいはそれらを表
面処理した基体などの培養床に植込みあるいは接種した
ものを、例えば培地中に置き、当該細胞株に適応した環
境条件下でインキュベーションすることによって行われ
ている。
また、細胞混合物の中から目的とする細胞のみを分離す
ることは、従来非常に困芹なことであって工学的に成功
した例はないし、ましてやペトリ皿を用いて簡便に行う
ことは知られておらず新規である〔人足、菅野編「人癌
細胞の培養」朝倉書店、(昭5O−3−5) p、45
. 5〜8行〕。
ることは、従来非常に困芹なことであって工学的に成功
した例はないし、ましてやペトリ皿を用いて簡便に行う
ことは知られておらず新規である〔人足、菅野編「人癌
細胞の培養」朝倉書店、(昭5O−3−5) p、45
. 5〜8行〕。
上述したように、細胞の培養は、通常、培養床に細胞を
播種したものを培地中に存在させ、当該細胞をその培地
に適した環境下におくことによって行われているが、こ
のような細胞の培養においては、培養床の特性が大きな
影響を及ぼし、例えば正常2倍体細胞などの接着依存性
細胞は培養床に接着し、単層で増殖するものであるので
、培養効率は培養床の特性、特にその接着性、増殖性の
良否に大きく左右される。
播種したものを培地中に存在させ、当該細胞をその培地
に適した環境下におくことによって行われているが、こ
のような細胞の培養においては、培養床の特性が大きな
影響を及ぼし、例えば正常2倍体細胞などの接着依存性
細胞は培養床に接着し、単層で増殖するものであるので
、培養効率は培養床の特性、特にその接着性、増殖性の
良否に大きく左右される。
細胞培養床としては、酸素プラズマあるいは空気プラズ
マ中で表面を酸化し、親水化処理したポリスチレンが最
も一般的に用いられている。ところが、このような培養
床上では播種した細胞中に異種細胞が混入していると、
増殖性の高い細胞のみが増殖してしまうため、所望の細
胞の培養が妨げられるという問題があり、培養床表面に
所望の細胞を選択的に吸着し、培養できる細胞培養床の
出現が強く望まれている。
マ中で表面を酸化し、親水化処理したポリスチレンが最
も一般的に用いられている。ところが、このような培養
床上では播種した細胞中に異種細胞が混入していると、
増殖性の高い細胞のみが増殖してしまうため、所望の細
胞の培養が妨げられるという問題があり、培養床表面に
所望の細胞を選択的に吸着し、培養できる細胞培養床の
出現が強く望まれている。
また、簡便に且つ正確に目的細胞を分離すること、ない
しは細胞混合物中から目的細胞を正確に分析するごとの
必要性も高まっている。
しは細胞混合物中から目的細胞を正確に分析するごとの
必要性も高まっている。
本発明は、以上の如き事情に基づいてなされたものであ
って、細胞の接着性及び増殖性に優れていて細胞を選択
的に培養するごとができる細胞培養床を提供するもので
ある。また同じく本発明は、選択培養ができるだけでな
く、各種の細胞混合物の中から目的とする細胞のみを分
離すること、そしてそれによって目的細胞のアッセイを
も実施しうる基板を提供するものである。
って、細胞の接着性及び増殖性に優れていて細胞を選択
的に培養するごとができる細胞培養床を提供するもので
ある。また同じく本発明は、選択培養ができるだけでな
く、各種の細胞混合物の中から目的とする細胞のみを分
離すること、そしてそれによって目的細胞のアッセイを
も実施しうる基板を提供するものである。
〔課題を解決するための手段]
本発明者らは、上記の如き従来の合成樹脂等を用いた細
胞培養床の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、
基板表面に規則性を有する微細なパターンを形成するこ
とによって基板表面に細胞を選択的に吸着し、特定細胞
の生育・増殖に関して安定したデータが得られるという
事実を見い出し本発明に到達したものである。
胞培養床の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、
基板表面に規則性を有する微細なパターンを形成するこ
とによって基板表面に細胞を選択的に吸着し、特定細胞
の生育・増殖に関して安定したデータが得られるという
事実を見い出し本発明に到達したものである。
すなわち、本発明の要旨は、基板表面に規則性を有する
微細なパターンを形成するごとによって基板表面に細胞
を安定的かつ選択的に吸着し、培養し得るようにした細
胞培養基板であり、前記パターンは凹凸状のパターン、
あるシ料J、細胞の吸着性を付与する各種官能基を有す
るパターン、あるいば、細胞の吸着性を付与する所定の
電荷を有するパターンであることを特徴とする細胞培養
基板、および、細胞の分離、分析用基板に関するもので
ある。
微細なパターンを形成するごとによって基板表面に細胞
を安定的かつ選択的に吸着し、培養し得るようにした細
胞培養基板であり、前記パターンは凹凸状のパターン、
あるシ料J、細胞の吸着性を付与する各種官能基を有す
るパターン、あるいば、細胞の吸着性を付与する所定の
電荷を有するパターンであることを特徴とする細胞培養
基板、および、細胞の分離、分析用基板に関するもので
ある。
基板表面に形成される微細なパターンとしては培養する
細胞及び培地の種類にもよるが、規則性を有するパター
ンなら何でも可能であり、特にラインとスペースから成
るパターン・水玉模様状のパターン・格子パターンなど
が好ましく、またパターンのサイズは50人〜500μ
m位が特に好ましく用いられ得る。パターンの凹凸とし
ては、これも培養する細胞及び培地の種類にもよるが、
その深さは一般に0.001〜100μm位が適してい
る。
細胞及び培地の種類にもよるが、規則性を有するパター
ンなら何でも可能であり、特にラインとスペースから成
るパターン・水玉模様状のパターン・格子パターンなど
が好ましく、またパターンのサイズは50人〜500μ
m位が特に好ましく用いられ得る。パターンの凹凸とし
ては、これも培養する細胞及び培地の種類にもよるが、
その深さは一般に0.001〜100μm位が適してい
る。
細胞の粘着を付与する官能基としては、細胞にもよるが
、カルボニル基、カルボキシル基、エポキシ基2アミノ
基、アミド基、イミド基、ニトロ基、スルボン基、水酸
基、ハロゲン基などが用いられ得る。
、カルボニル基、カルボキシル基、エポキシ基2アミノ
基、アミド基、イミド基、ニトロ基、スルボン基、水酸
基、ハロゲン基などが用いられ得る。
細胞の粘着性を付与する電荷は、細胞にもよるが、カル
ホキシル基あるいはその塩・アンモニウム塩・スルホン
酸基あるいはその塩などとして官能基として電荷を有す
る場合と基板自体を導電性材料として外部から直接電荷
を持たせる場合のいずれでも良い。
ホキシル基あるいはその塩・アンモニウム塩・スルホン
酸基あるいはその塩などとして官能基として電荷を有す
る場合と基板自体を導電性材料として外部から直接電荷
を持たせる場合のいずれでも良い。
以」二のような規則性を有するパターンを形成する基板
としては、ガラス、セラミンクス、各種金層板はもちろ
ん、透明性のため、細胞の観察を容易にする点では、ポ
リアセタール、ポリアミド。
としては、ガラス、セラミンクス、各種金層板はもちろ
ん、透明性のため、細胞の観察を容易にする点では、ポ
リアセタール、ポリアミド。
ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート。
ポリエチレンテレフタレー1−. PR−へs+g脂
、 PR−ABS樹脂、 AS樹脂、 ABS樹脂
、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエー
テルエーテルケトン、ボリアリレート、ポリオキシヘン
ゼン、フッ素系樹脂、ポリイミド、ポリアミドイミド、
ポリアミドビスマレイミド、ポリエーテルイミド、シリ
コーン樹脂、 BT樹脂、 GL樹脂、ポリメチルペン
テン、超高分子量ポリエチレン、 FR−ポリプロピ
レン、ポリスチレン及びこれらの誘導体等の高分子材料
が特に好ましく用いられ得る。
、 PR−ABS樹脂、 AS樹脂、 ABS樹脂
、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエー
テルエーテルケトン、ボリアリレート、ポリオキシヘン
ゼン、フッ素系樹脂、ポリイミド、ポリアミドイミド、
ポリアミドビスマレイミド、ポリエーテルイミド、シリ
コーン樹脂、 BT樹脂、 GL樹脂、ポリメチルペン
テン、超高分子量ポリエチレン、 FR−ポリプロピ
レン、ポリスチレン及びこれらの誘導体等の高分子材料
が特に好ましく用いられ得る。
次に基板表面に規則性の微細パターンを形成させる細胞
培養基板の製法について説明する。
培養基板の製法について説明する。
1、例えばポリアセクール、ポリアミド、ポリスチレン
、ポリメチルメタクリレートなどの高分子から成る基板
に紫外光・レーザー・電離放射線・電子ビーム・イオン
ビーム・レーザービーム等で所望のパターンを描画する
。そうするとビームの照射部分の基材が若干変質し、未
照射部分との間で表面エネルギーの異なる規則的なパタ
ーンが形成される(第1図)。
、ポリメチルメタクリレートなどの高分子から成る基板
に紫外光・レーザー・電離放射線・電子ビーム・イオン
ビーム・レーザービーム等で所望のパターンを描画する
。そうするとビームの照射部分の基材が若干変質し、未
照射部分との間で表面エネルギーの異なる規則的なパタ
ーンが形成される(第1図)。
2.1と同様な基板に、高融点金属の微細パターンから
成るマスクを介して、X線、T線、シンクロトロン放射
光を照射する、あるいは遮光材の微細パターンから成る
マスクを介してレーザー、紫外光等を照射する。そうす
ると1と同じ様にビームの照射部分の基材が変質し、表
面エネルギーの異なる規則的なパターンを有する基板が
形成される(第2図)。
成るマスクを介して、X線、T線、シンクロトロン放射
光を照射する、あるいは遮光材の微細パターンから成る
マスクを介してレーザー、紫外光等を照射する。そうす
ると1と同じ様にビームの照射部分の基材が変質し、表
面エネルギーの異なる規則的なパターンを有する基板が
形成される(第2図)。
3.1および2の光照射の際及び光照射後基板表面が活
性化しているうちに、基板周辺をハロゲン系ガス雰囲気
、シリコン系ガス雰囲気、アミン系ガス雰囲気などにす
るこよでパターンに各種官能基を容易に導入することが
できる(第3図)。
性化しているうちに、基板周辺をハロゲン系ガス雰囲気
、シリコン系ガス雰囲気、アミン系ガス雰囲気などにす
るこよでパターンに各種官能基を容易に導入することが
できる(第3図)。
4、ガラス、セラミックス、金属、高分子などの基板上
に電子ビーム、X線など電離放射線または、紫外光に反
応して溶媒への溶解性の差の生しるいわゆるレジスト性
のポリマーをスピンコーティング等により所望の厚さに
塗布する。これに当該ビームで微細パターンを描画し、
現像して、ガラス、セラミックス、金属、高分子などの
基板上に所望の厚さ及び大きさを有するパターンが形成
できる。
に電子ビーム、X線など電離放射線または、紫外光に反
応して溶媒への溶解性の差の生しるいわゆるレジスト性
のポリマーをスピンコーティング等により所望の厚さに
塗布する。これに当該ビームで微細パターンを描画し、
現像して、ガラス、セラミックス、金属、高分子などの
基板上に所望の厚さ及び大きさを有するパターンが形成
できる。
このようなパターンを形成可能なレジスト性のポリマー
としては、はとんどのポリマーが可能であるが、二重結
合、エポキシ基、スルボン基、アミノ基、アミド基、イ
ミド基、ニトロ基。
としては、はとんどのポリマーが可能であるが、二重結
合、エポキシ基、スルボン基、アミノ基、アミド基、イ
ミド基、ニトロ基。
フェニル基等を含有しているポリマーが特に好ましい。
以上から判るように、レジスト性ポリマーとして官能基
あるいは電荷を有する官能基を有するポリマーを用いる
ことにより、容易に官能基や電荷のパターンを有する基
板が形成できる(第4図)。
あるいは電荷を有する官能基を有するポリマーを用いる
ことにより、容易に官能基や電荷のパターンを有する基
板が形成できる(第4図)。
5、細胞の粘着性が特に培養床の電荷に依存する細胞の
場合は、上記基板に導電性の金属、 ITO1高分子
等を用いてその上に規則性のパターンを形成することに
より、スイッチの0N−OFFにて容易に粘着細胞の粘
着−剥離を行うことができるという利点を有している。
場合は、上記基板に導電性の金属、 ITO1高分子
等を用いてその上に規則性のパターンを形成することに
より、スイッチの0N−OFFにて容易に粘着細胞の粘
着−剥離を行うことができるという利点を有している。
以上1〜5を組み合わせるこよにより、より複雑なパタ
ーンを有する基板が形成できる。
ーンを有する基板が形成できる。
本発明は、表面性状を高精度に制御した基板を形成する
ものである。
ものである。
本発明の適用においては、培養されるべき接着依存性細
胞は、何ら制限されるべきものではなく、例えばヒト胎
児繊維芽細胞、ヒト血管内皮細胞。
胞は、何ら制限されるべきものではなく、例えばヒト胎
児繊維芽細胞、ヒト血管内皮細胞。
ヒト子宮ガン細胞、チャイニーズ−ハムスター肺細胞、
ザル腎繊維芽細胞、ヒト包皮細胞、ヒナ繊維芽細胞、ウ
サギ胎児の腎細胞、サル肺細胞、ブタ血管内皮細胞、ヒ
ト膵IIB細胞、ヒト膵臓T細胞などを挙げることがで
き、更に従来の培養床では全く培養できなかった細胞を
も培養することが可能である。
ザル腎繊維芽細胞、ヒト包皮細胞、ヒナ繊維芽細胞、ウ
サギ胎児の腎細胞、サル肺細胞、ブタ血管内皮細胞、ヒ
ト膵IIB細胞、ヒト膵臓T細胞などを挙げることがで
き、更に従来の培養床では全く培養できなかった細胞を
も培養することが可能である。
本発明は、基板表面に性状の異なる規則的な微細パター
ンを形成することによって種々の細胞を選択的に培養し
ようとするものである。
ンを形成することによって種々の細胞を選択的に培養し
ようとするものである。
本発明の規則的な微細パターンの−Lで細胞が選択的に
粘着するという機構の詳細は今後の研究にまたねばなら
ないが、一応次のように思料される。
粘着するという機構の詳細は今後の研究にまたねばなら
ないが、一応次のように思料される。
細胞の粘着機構は細胞の表面の粘着因子(レセプター)
及びその膜流動と粘着に関与する培地中のタンパク質と
、培養基板の表面高次構造に深い関係があると考えられ
る。従って制御された表面構造を示す基板に、まず粘着
に関与するタンパク質が選択的に吸着する。この際、吸
着タンパク質も基板の表面高次構造の影響を受けて吸着
パターンに制御性が生じている。このタンパク層の上に
当該細胞が、膜表面のレセプターを介して粘着する。こ
の時、基板表面がタンパク質や細胞の大きさ、レセプタ
ーの種類1間隔、厚さなどに最適な条件になっているた
めに、細胞が選択的かつ安定的に生育するものと考えら
れる。
及びその膜流動と粘着に関与する培地中のタンパク質と
、培養基板の表面高次構造に深い関係があると考えられ
る。従って制御された表面構造を示す基板に、まず粘着
に関与するタンパク質が選択的に吸着する。この際、吸
着タンパク質も基板の表面高次構造の影響を受けて吸着
パターンに制御性が生じている。このタンパク層の上に
当該細胞が、膜表面のレセプターを介して粘着する。こ
の時、基板表面がタンパク質や細胞の大きさ、レセプタ
ーの種類1間隔、厚さなどに最適な条件になっているた
めに、細胞が選択的かつ安定的に生育するものと考えら
れる。
また、この基板によれば、細胞の選択的培養が可能であ
るだけでなく、各種の細胞混合物の中から目的とする細
胞のみが、短時間に該基板表面上に特異的に吸着しで離
れることがないので、これを他の細胞から有利に分離す
ることができ、細胞分離用基板として使用することがで
きる。
るだけでなく、各種の細胞混合物の中から目的とする細
胞のみが、短時間に該基板表面上に特異的に吸着しで離
れることがないので、これを他の細胞から有利に分離す
ることができ、細胞分離用基板として使用することがで
きる。
また、ごの現象を利用することによって、吸着した細胞
を常法によりカランl−したりその存在を確認して、目
的とする細胞の定性分析ないし定量分析をするごとがで
きるし、また必要ある場合には、細胞混合物の中から吸
着細胞を滅しれば、非吸着細胞のアッセイもすることが
でき、細胞分析用基板としても使用することかできる。
を常法によりカランl−したりその存在を確認して、目
的とする細胞の定性分析ないし定量分析をするごとがで
きるし、また必要ある場合には、細胞混合物の中から吸
着細胞を滅しれば、非吸着細胞のアッセイもすることが
でき、細胞分析用基板としても使用することかできる。
なお、これら本発明に係る基板は、細胞のみでな(、ウ
ィルス、微生物にも広く適用することができる。
ィルス、微生物にも広く適用することができる。
以下、実施例を用いて本発明を更に詳しく説明する。
実施例1
(基板の作成)
ポリ(スチレンスルボン酸アンモニウム)の0.5%水
溶液を0.2μmのメンブランフィルタ−で濾過したも
のを滅菌・洗浄したポリスチレン製のシャーレに注ぎ、
加熱真空乾燥して、シャーレ内にポリ (スチレンスル
ホン酸アンモニウム)から成る厚さ約200人の膜を得
た。
溶液を0.2μmのメンブランフィルタ−で濾過したも
のを滅菌・洗浄したポリスチレン製のシャーレに注ぎ、
加熱真空乾燥して、シャーレ内にポリ (スチレンスル
ホン酸アンモニウム)から成る厚さ約200人の膜を得
た。
次にこの基板に加速電圧50KVの電子線描画装置にて
430μC/rdの照射量で露光して幅約250人のラ
インから成る繰り返しパターンの描画を行った。露光後
、このシャーレを水にて現像してト。
430μC/rdの照射量で露光して幅約250人のラ
インから成る繰り返しパターンの描画を行った。露光後
、このシャーレを水にて現像してト。
1・の繰り返しパターンを有するシャーレを得た。
(細胞の培養)
細胞:ヒト血管内皮細胞
培地:ダルベツコ変法イーグル培地に牛胎児血清、内皮
細胞増殖因子、ペバリンを加え濾過滅菌したもの。
細胞増殖因子、ペバリンを加え濾過滅菌したもの。
前記培養シャーレに、上記液体培地を満たし、これにヒ
ト胎児腰帯より離脱した平滑筋繊維芽細胞を含む血管内
皮細胞を播種し、炭酸ガス下、37°Cにてインキュへ
一トシた。48時間経過後において、観察したところ、
通常のポリスチレンシャーレにて培養したものは平滑筋
繊維芽細胞が全面に増殖しているのに対し、本培養シャ
ーレを用いたものは、パターンの存在する範囲に選択的
に血管内皮細胞が増殖しており、血管内皮細胞のみを選
択的に培養増殖することができた。
ト胎児腰帯より離脱した平滑筋繊維芽細胞を含む血管内
皮細胞を播種し、炭酸ガス下、37°Cにてインキュへ
一トシた。48時間経過後において、観察したところ、
通常のポリスチレンシャーレにて培養したものは平滑筋
繊維芽細胞が全面に増殖しているのに対し、本培養シャ
ーレを用いたものは、パターンの存在する範囲に選択的
に血管内皮細胞が増殖しており、血管内皮細胞のみを選
択的に培養増殖することができた。
また、インキュへ−1・数時間後には血管内皮細胞のめ
が木培養シャーレに吸着しており、該細胞を正確に分湯
(することができた。そしてこの吸着細胞をカウントす
ることによって定量分析を実施することができた。
が木培養シャーレに吸着しており、該細胞を正確に分湯
(することができた。そしてこの吸着細胞をカウントす
ることによって定量分析を実施することができた。
実施例2
(基板の作成)
ポリ (セハシルー3−アミノーペルハイドロアセヒン
)の0.5%水溶液を0.2μmのメンブランフィルタ
−で濾過したものを滅菌・洗浄したポリスチレン製のシ
ャーレに注ぎ、加熱真空乾燥してシャーレ内にポリ (
セハンルー3−アミノーペルハイドロアゼピン)から成
る厚さ約300人の膜を得た。
)の0.5%水溶液を0.2μmのメンブランフィルタ
−で濾過したものを滅菌・洗浄したポリスチレン製のシ
ャーレに注ぎ、加熱真空乾燥してシャーレ内にポリ (
セハンルー3−アミノーペルハイドロアゼピン)から成
る厚さ約300人の膜を得た。
次にこの基板に長さO,l // m、幅0.05μm
のタンタルから成る繰り返しパターンを有するX線7ス
フを用いて500mJ/ctのエネルギーにてX線−括
露光を行った。
のタンタルから成る繰り返しパターンを有するX線7ス
フを用いて500mJ/ctのエネルギーにてX線−括
露光を行った。
続いて、このシャーレをエタノールと水の混合液にて6
0秒間現像し、X線マスクと同一のパターンを有する基
板を得た。
0秒間現像し、X線マスクと同一のパターンを有する基
板を得た。
(細胞の培養)
細胞:ミニブタ大動脈血管内皮細胞
培地: F−10培地+10%ウシ胎児血清前記培養シ
ャーレに、上記液体培地を満たし、これにミニブタ大動
脈よりトリプシンやコラゲナーゼなどの酵素を用いて採
取した血管内皮細胞を播種し、炭酸ガス下、37°Cに
てインキュベ−1−した。36時間経過後において、培
養シャーレを観察したところ、平滑筋細胞に比べ、圧倒
的に血管内皮細胞が増殖していた。
ャーレに、上記液体培地を満たし、これにミニブタ大動
脈よりトリプシンやコラゲナーゼなどの酵素を用いて採
取した血管内皮細胞を播種し、炭酸ガス下、37°Cに
てインキュベ−1−した。36時間経過後において、培
養シャーレを観察したところ、平滑筋細胞に比べ、圧倒
的に血管内皮細胞が増殖していた。
本発明は、基板表面に規則性を有する凹凸パターン、細
胞の粘着を制御する官能基のパターン、荷電分布の異な
るパターン、表面エネルギーの異なるパターン等を高精
度に形成することにより、基板表面に特定の細胞を選択
的ムコ培養できるものである。本発明によれば、細胞の
単離が難しいとされていた細胞や他の細胞と混在してい
る細胞懸濁液からでも特定の細胞を選択的に培養するこ
とが可能であり、生化学的に極めて有効である。
胞の粘着を制御する官能基のパターン、荷電分布の異な
るパターン、表面エネルギーの異なるパターン等を高精
度に形成することにより、基板表面に特定の細胞を選択
的ムコ培養できるものである。本発明によれば、細胞の
単離が難しいとされていた細胞や他の細胞と混在してい
る細胞懸濁液からでも特定の細胞を選択的に培養するこ
とが可能であり、生化学的に極めて有効である。
このように本発明によれば、目的とする細胞のみを選択
的に培養できるのみでなく、目的細胞を大量培養するこ
とによって、該細胞に由来する各種生理活性物質を効率
よく生産することができ、あるいは該細胞に由来する毒
性物質、該細胞の存在を示す特異的物質を大量に生産す
ることができ、医学的研究、治療医学、診断学等の分野
において著効が奏されるのである。
的に培養できるのみでなく、目的細胞を大量培養するこ
とによって、該細胞に由来する各種生理活性物質を効率
よく生産することができ、あるいは該細胞に由来する毒
性物質、該細胞の存在を示す特異的物質を大量に生産す
ることができ、医学的研究、治療医学、診断学等の分野
において著効が奏されるのである。
また、本発明によれば、特定の細胞を効率よく分離する
ことができるので、従来極めて困難であった細胞の工業
的分離がここにはしめて可能となったのである。そして
!、(板に吸着した細胞を分析すれば該細胞を定性的に
ないし定量的に分析することができ、アッセイシステJ
、としても本発明は卓越している。
ことができるので、従来極めて困難であった細胞の工業
的分離がここにはしめて可能となったのである。そして
!、(板に吸着した細胞を分析すれば該細胞を定性的に
ないし定量的に分析することができ、アッセイシステJ
、としても本発明は卓越している。
1に
のように本発明は、バイオテクノロジーの技術分野にお
いて、極めて有効な技術である。
いて、極めて有効な技術である。
第1図は基板表面に紫外光、レーザー、電離放射線等で
所望のパターンを描画する方法、第2図はX線マスクを
通して、放射光を照射する方法、第3図は紫外光、レー
ザー、電離放射線の照射をガス雰囲気中で行う方法を、
第4図は基板表面にレジスト性ポリマーを塗布した後に
紫外光、レーザー光7電離放射線を照射する方法をそれ
ぞれ示している。
所望のパターンを描画する方法、第2図はX線マスクを
通して、放射光を照射する方法、第3図は紫外光、レー
ザー、電離放射線の照射をガス雰囲気中で行う方法を、
第4図は基板表面にレジスト性ポリマーを塗布した後に
紫外光、レーザー光7電離放射線を照射する方法をそれ
ぞれ示している。
Claims (5)
- (1)基板表面に規則性を有する微細なパターンを形成
せしめ、もって基板表面に所望の細胞を選択的に吸着し
、培養し得るようになしたことを特徴とする選択的細胞
培養用基板。 - (2)基板表面に規則性を有する微細なパターン形成せ
しめてなることを特徴とする細胞分離用基板。 - (3)前記パターンが、凹凸状のパターンであることを
特徴とする請求項1又は2記載の基板。 - (4)前記パターンを形成する素材が、細胞の吸着性を
付与する各種官能基を有することを特徴とする請求項1
〜3のいずれかの項記載の基 板。 - (5)前記パターンを形成する素材が、細胞の吸着性を
付与する所定の電荷を有することを特徴とする請求項1
〜4のいずれかの項記載の基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63227627A JPH0276570A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 細胞培養基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63227627A JPH0276570A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 細胞培養基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0276570A true JPH0276570A (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=16863882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63227627A Pending JPH0276570A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 細胞培養基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0276570A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016104344A1 (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 大日本印刷株式会社 | 未分化細胞の分離方法及び未分化細胞分離用基板 |
| JP2023119382A (ja) * | 2022-02-16 | 2023-08-28 | 学校法人東京電機大学 | 複数の独立した非晶質炭素膜が成膜されている領域を有する担体。 |
-
1988
- 1988-09-13 JP JP63227627A patent/JPH0276570A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016104344A1 (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 大日本印刷株式会社 | 未分化細胞の分離方法及び未分化細胞分離用基板 |
| JPWO2016104344A1 (ja) * | 2014-12-22 | 2017-11-30 | 大日本印刷株式会社 | 未分化細胞の分離方法及び未分化細胞分離用基板 |
| JP2023119382A (ja) * | 2022-02-16 | 2023-08-28 | 学校法人東京電機大学 | 複数の独立した非晶質炭素膜が成膜されている領域を有する担体。 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5470739A (en) | Cell culture support having patterned substance that influences cell adhesion | |
| JP4567936B2 (ja) | 細胞培養用支持体材料、細胞の共培養方法およびそれより得られる共培養細胞シート | |
| US9062341B2 (en) | Substrate used for cell migration assays and method for cell migration assays | |
| JPWO2001068799A1 (ja) | 細胞培養用支持体材料、細胞の共培養方法およびそれより得られる共培養細胞シート | |
| Dadsetan et al. | Cell behavior on laser surface‐modified polyethylene terephthalate in vitro | |
| EP0387975A1 (en) | Cell culture substrate cell sheet, cell cluster and preparations thereof | |
| WO2013073707A1 (ja) | 細胞培養用基材及びその製造方法 | |
| Yamato et al. | Nanofabrication for micropatterned cell arrays by combining electron beam‐irradiated polymer grafting and localized laser ablation | |
| JPS63196286A (ja) | 細胞培養用基材 | |
| JP2777392B2 (ja) | 細胞培養基板およびその製法 | |
| Oyama et al. | Development of advanced biodevices using quantum beam microfabrication technology | |
| JPS63198978A (ja) | 細胞培養用基材 | |
| JPH05260950A (ja) | コラーゲンコート細胞培養器具およびその製造方法 | |
| JPH0276570A (ja) | 細胞培養基板 | |
| US5898000A (en) | Substrate for controlling growth direction of nerve fibers and process for preparing the same, method for controlling growth direction of nerve fibers and artificial neuronal network by the same | |
| JPH0779772A (ja) | 細胞培養液及びその培養液を用いたスフェロイドの製造方法 | |
| JPH04126074A (ja) | 組織系細胞の培養に用いる基質 | |
| JPS63198975A (ja) | 細胞培養用基材 | |
| JP3126269B2 (ja) | 培養基質 | |
| US8759100B2 (en) | Method of cell culture | |
| JPS63198980A (ja) | 細胞培養用基材 | |
| JPH05244938A (ja) | 細胞及びその培養法 | |
| JPS63196273A (ja) | 細胞培養用基材 | |
| JPH04330277A (ja) | 培養基質 | |
| JPS63196272A (ja) | 細胞培養用基材 |