JPH027899B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH027899B2
JPH027899B2 JP56095547A JP9554781A JPH027899B2 JP H027899 B2 JPH027899 B2 JP H027899B2 JP 56095547 A JP56095547 A JP 56095547A JP 9554781 A JP9554781 A JP 9554781A JP H027899 B2 JPH027899 B2 JP H027899B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulsion
pva
parts
polymerization
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56095547A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57209868A (en
Inventor
Koichi Kobayashi
Yoshiaki Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP9554781A priority Critical patent/JPS57209868A/ja
Publication of JPS57209868A publication Critical patent/JPS57209868A/ja
Publication of JPH027899B2 publication Critical patent/JPH027899B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は合成樹脂エマルジヨンを主剤とする新
規な水硬性物質用特にセメント、モルタル用の混
和剤に関する。 セメント・モルタル等の水硬性物質用の混和剤
として使用される合成樹脂エマルジヨンの調製に
際しては、樹脂の種類によつてその方法は多少異
なるが、いずれの場合も乳化剤あるいは保護コロ
イドの使用が不可欠である。例えば酢酸ビニル、
アクリル酸エステル、塩化ビニル等のビニル系重
合体のエマルジヨンを調製するには、前記単量体
を乳化剤あるいは保護コロイドの存在下に乳化重
合することが行われ、又ポリエステル樹脂エマル
ジヨン、エポキシ樹脂エマルジヨン、シリコン樹
脂エマルジヨン等の調製には、乳化剤あるいは保
護コロイドを溶解した水溶液中に溶液状あるいは
溶融状の上記樹脂を滴下、撹拌してエマルジヨン
化したり、あるいは上記溶融樹脂中に乳化剤、保
護コロイドの水溶液を滴下撹拌してエマルジヨン
化することが行われる。 その際の代表的な乳化剤あるいは保護コロイド
としてノニオン性界面活性剤やアニオン性界面活
性剤が単独であるいは混合されて使用されたり、
ポリビニルアルコール(PVA)が用いられてい
るが、界面活性剤系の使用では得られるエマルジ
ヨンの機械安定性等の点で問題が多いため、
PVA系の使用が主流となつている。しかして
PVAとして平均ケン化度が88モル%程度の部分
ケン化型を用いる場合は、構造粘性が大きく、且
つ粘度の温度依存性が小さく、凍結安定性あるい
は低温時の放置安定性が良好なエマルジヨンが得
られるが耐水性が不足し、一方平均ケン化度が99
モル%程度の完全ケン化型を用いる場合は、耐水
性が大きく、かつ構造粘性指数の小さいエマルジ
ヨンが得られるが粘度の温度依存性が大きく凍結
安定性や低温時の放置安定性は劣ることが知られ
ており、エマルジヨンの用途に応じてそれぞれ使
いわけられている。 しかしながら、技術革新にともなつて近時は上
記に述べた如き性質のエマルジヨンのみでは満足
出来ず、部分ケン化型PVAを使用したエマルジ
ヨンと完全ケン化型PVAを使用したエマルジヨ
ンとの両者の性能を兼ね備えたエマルジヨン、即
ち、適度の構造粘性指数を有し、且つ耐水性に優
れ、粘度の温度依存性が小さく凍結安定性、低温
時の放置安定性の良好なエマルジヨンが要請され
ている。 かかる性能を備えたエマルジヨンを得るために
は、部分ケン化PVAと完全ケン化PVAとの混合
使用が考えられるが、この場合、それぞれの
PVAが有する特徴が相殺され、むしろそれぞれ
のPVAが有する欠点が顕在化する場合が多い。 しかるに本発明者らはエマルジヨンのこれらの
諸特性を同時に満足しうる乳化剤あるいは保護コ
ロイドについて、種々検討を重ねたところアセト
アセチル化PVAを乳化剤あるいは保護コロイド
として用いることによつてエマルジヨン特性の優
れたものが得られ、水硬性物質用混和剤として極
めて有用であることを見い出し、本発明を完成す
るにいたつた。 本発明によれば以下の如き顕著な効果が得られ
る。 1)エマルジヨンの低温放置安定性、凍結融解
安定性が向上する。2)低濃度でも高粘度を有す
るエマルジヨンが得られる。3)架橋剤(アルデ
ヒド類、アミン類、金属塩類等)との併用によつ
て耐水化がより容易に強化できる。4)PVAを
乳化剤として用いる場合と同処法で用いることが
でき、さらに界面活性剤と併用するなど巾広く使
用しうる。5)粘土鉱物との凝集性に優れている
ため、セメントとの接着性が特に良く、又強度の
耐水性が発揮される。6)当該エマルジヨンを含
む廃水処理はクレー等による凝集沈殿により容易
になしうる。 本発明で使用するアセトアセチル化PVAは
PVAとジケテンとを反応させて得られる。(化学
反応式は
【式】で示される。) 例えばPVAを酢酸溶媒中に分散させておき、
これにジケテンを添加する方法、PVAをジメチ
ルホルムアミド、またはジオキサンなどの溶媒に
あらかじめ溶解しておき、これにジケテンを添加
する方法である。またPVAにジケテンガスまた
は液状ジケテンを直接々触させてアセトアセチル
化PVAを得る方法も採り得る。ここで使用する
PVAはポリ酢酸ビニルをケン化したもののみば
かりでなく、カルボキシル基、アミド基、ニトロ
基、カルボン酸エステル基、炭化水素残基、スル
ホン酸(塩)基等で少量変性されたPVAも使用
可能である。 アセトアセチル化PVAの平均ケン化度、平均
重合度は特に制限はないが、保護コロイドとして
の効果の点から、残存酢酸基が0.1〜15モル%、
平均重合度が500〜2600の範囲が好ましい。アセ
トアセチル基の含有量は0.05〜25モル%好ましく
は1〜15モル%の範囲が適当である。0.05モル%
以下ではエマルジヨンの耐水性、安定性、増粘性
への寄与が少なく好ましくなく、一方15モル%以
上ではエマルジヨンが破壊されて均質なエマルジ
ヨンが得難くなる。 本発明のアセトアセチル化PVA含有合成術脂
エマルジヨンを調製するには、アセトアセチル
化PVAを乳化剤あるいは保護コロイドとして単
量体を乳化重合する、合成樹脂の溶液あるいは
溶融液をアセトアセチル化PVAの存在下で後乳
化する、任意の方法で得られた合成樹脂エマル
ジヨンにアセトアセチル化PVAを添加してより
安定なエマルジヨンを製造する、以上3つのケー
スが挙げられる。以下、各ケースについて具体的
に説明する。 乳化重合による方法 この方法は通常ビニル系化合物の重合体エマ
ルジヨンを製造する場合に好適に実施される。
乳化重合に際しては、水、アセトアセチル化
PVAおよび重合触媒の存在下にビニル系化合
物を一時又は連続的に添加して、加熱、撹拌す
る如き通常の乳化重合法が実施し得る。アセト
アセチル化PVAの使用量は重合体固形分に対
して0.1〜30重量%好ましくは2〜20重量%程
度が適当である。 2重量%以下では充分な効果が得られず、20
重量%以上では使用量の割には効果が増大しな
い。該アセトアセチル化PVAはエマルジヨン
重合の開始時、途中、終了後のいずれの時点に
おいても添加可能であるが、通常は重合の開始
時、又は途中で添加される。 本方法で用いられるビニル系化合物として
は、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリ
ル酸エステル、メタアクリル酸エステル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、
メタアクリロニトリル、スチレン、エチレン、
プロピレン、グリシジルアクリレート、グリシ
ジルメタクリレート、グリシジルジビニルエー
テル、グリシジルビニルエーテル等のグリシジ
ル基含有化合物、N―メチロールアクリルアミ
ド、N―メチロールメタクリルアミド等のメチ
ロール基含有化合物及びそれらのアルコキシ基
含有誘導体、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド等のカルボン酸アミド、アクリル酸、メタク
リル酸等のカルボン酸、ジビニルアジペート、
ジビニルサクシネート、トリアリルシアヌレー
ト、ジアリルフマレート、トリアリルシトレー
ト、ジアリルマレート、ビニルバーサテート、
などがあげられ、これらの単独重合あるいは共
重合である。なかんずくエチレンや酢酸ビニル
単独あるいはこれらの共重合が好適である。N
―メチロール基、グリシジル基を含有するビニ
ル系化合物を使用すると、自己架橋型のエマル
ジヨンが製造出来、耐水性の良好な混和剤の調
製が可能である。 乳化重合触媒としては通常の乳化重合に用い
られる触媒を用いる。特にレドツクス触媒が好
ましく、具体的に例示すると過酸化水素とホル
ムアルデヒド・亜鉛スルホキシレート、グリオ
キザール・亜鉛スルホキシレート、グリオキシ
ル酸・亜鉛スルホキシレート、過酸化水素、過
硫酸アンモニウム、または過硫酸カリウムとメ
タ重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム、
硫酸第一鉄、ジメチルアニリン、ホルムアルデ
ヒド亜鉛スルホキシレートあるいはホルムアル
デヒドナトリウムスルホキシラートとの組合せ
があげられる。 またノニオン界面活性剤、イオン界面活性剤
もアセトアセチル化PVAと併用しうる。さら
に他の乳化剤、例えばPVA、セルロース誘導
体(カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、メチルセルロースなど)ポ
リアクリル酸誘導体、((無水)マレイン酸―ビ
ニルエーテル共重合体、(無水)マレイン酸―
酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル―(メタ)ア
リルスルホン酸(塩)共重合体ケン化物なども
適宜併用できる。その他通常の乳化重合で用い
られる種々の添加剤、調整剤なども適宜使用で
きる。 後乳化による方法 この方法は、乳化重合によつては製造出来に
くい合成樹脂エマルジヨンを調製する場合に好
適に実施される。 この方法はアセトアセチル化PVAを水に溶
解し、これに溶液状あるいは溶融状の樹脂を滴
下し撹拌するか、溶融状態の樹脂中にアセトア
セチル化PVAの水溶液を滴下し撹拌すればよ
い。エマルジヨン化に当り加熱等の必要は特に
ないが、必要であれば45〜85℃程度に加熱すれ
ば良い。乳化する物質には特に限定はなくエポ
キシ樹脂、ウレタン樹脂、尿素―ホルマリン初
期縮合物、フエノール―ホルムアルデヒド初期
縮合物、アルキツド樹脂、ポリエステル樹脂、
ケテンダイマー、シリコン樹脂、ワツクス、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、等が挙げられ
る。 アセトアセチル化PVAの使用量としては要
求されるエマルジヨンの樹脂分等によつて多少
異なるが、通常乳化対象物に対して0.1〜30重
量%好ましくは1〜25重量%程度の範囲から選
択される。必要とあれば該樹脂と共にポリオキ
シエチレン―アルキルエーテル型、ポリオキシ
エチレン―アルキルフエノール型、多価アルコ
ールエステル型等の非イオン性活性剤、又は高
級アルキルアミン塩等のカチオン性活性剤を適
宜併用することもできる。又これらの活性剤は
乳化対象物の方に混合しておくことも可能であ
る。 後添加による方法 この方法は任意の方法で得られた合成樹脂エ
マルジヨンにアセトアセチル化PVAを添加し
て、安定性をより向上させたり、増粘の目的で
実施される。 対象となるエマルジヨンにはスチレン/ブタ
ジエン系エマルジヨン、シス―1,4ポリイソ
プレンエマルジヨン、クロロプレンエマルジヨ
ン、アクリロニトリル/ブタジエンエマルジヨ
ン、ビニルピリジンエマルジヨン、メチルメタ
クリレート/ブタジエンエマルジヨン、ポリウ
レタンエマルジヨン、アクリルエステル系エマ
ルジヨン、酢酸ビニル系エマルジヨン、エチレ
ン/酢酸ビニル系エマルジヨン、塩化ビニル系
エマルジヨン、ポリスチレンエマルジヨン、ポ
リエチレンエマルジヨン、シリコーンエマルジ
ヨン、ポリブテンエマルジヨン、チオコールエ
マルジヨンなどがあげられる。 エマルジヨンにアセトアセチル化PVAを添
加混合する混合、該PVAを水溶液としてから
添加する時にはエマルジヨンを室温にて、撹拌
しながらこれに該水溶液を添加するだけでよい
が、該PVAの粉末を添加する時には、エマル
ジヨンを撹拌しながら該粉末を添加し、60〜80
℃に加温すれば短時間で均一な混合が終了する
ので好ましい。アセトアセチル化PVAの使用
量はおよそエマルジヨンに対して0.1〜30重量
%好ましくは0.1〜10重量%の範囲である。ア
セトアセチル化度の小さいアセトアセチル化
PVAを用いる場合は、添加量を多目にし、ア
セトアセチル化度の大きいアセトアセチル化
PVAを用いる場合は少目で増粘等の効果がで
る。即ち増粘効果、安定性向上効果はアセトア
セチル化度と添加量にほぼ比例する。従つてこ
れらの関係を理解した上で、アセトアセチル化
度と添加量を適宜目的に応じて選択することが
望ましい。 かくして、、で得られるエマルジヨンは
そのままあるいは必要に応じて更に可塑性、高沸
点溶剤等の造膜助剤、クレー、炭酸カルシウム、
カオリン、珪藻土等の体質顔料、酸化チタン等の
有色顔料、防腐剤、防虫剤、防錆剤、増粘剤、等
を適宜配合して使用される。特に、金属化合物、
(ベリリウム、ジルコニウム、チタニウム、クロ
ム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、バリウ
ム、ストロンチウム、アルミニウム、ビスマス、
アンチモン、コバルト、鉄、ニツケル等の酸化
物、水酸化物、塩基性塩、酸性塩、中性塩、アミ
ン複合体等)ホルムアルデヒド、グリオキザー
ル、尿素又はメラミンのジメチロール化物、イソ
シアネート化合物、エピクロルヒドリン、エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、グリセロー
ルジ又はトリグリシジルエーテル等各種のエポキ
シ系化合物等の硬化剤の併用は一段と耐水接着力
を向上させる効果がある。好ましい金属化合物と
しては、酢酸亜鉛、酸化亜鉛、亜鉛グリシネー
ト、硝酸クロム、チタニル硫酸、炭酸亜鉛、塩化
アルミニウム、安息香酸亜鉛、亜鉛サリチレー
ト、亜鉛グリコレート、水酸化カルシウム、酸化
マグネシウム、チタニウムラクテート等が挙げら
れる。 又増粘等を目的として水溶性高分子物質を添加
することも可能である。その添加量は通常エマル
ジヨンに対して固形分換算で5〜500%の範囲が
適当である。かかる水溶性高分子物質としては
PVA、デン粉、CMC、ヒドロキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、カゼイン等が挙げられ、これらは水溶液
状あるいは粉末状のまま等任意の形態で混合し得
る。 本発明における水硬性物質とはセメント、石コ
ウ等任意のものがあげられるが、セメントが特に
好適である。 セメント、砂、小石、砕石などの各種骨材およ
び水を混合し成型してえられるコンクリート構築
物、ブロツク、パイル、モルタル、スレートなど
のセメント製品は、土木、建築の分野に広く用い
られているが、引張り、曲げおよび衝撃に対する
抵抗力が小さく、ヒビワレが生じやすく、また防
水性、耐薬品性が充分でないなどの欠点を有して
いる。本発明のエマルジヨンはこれらの欠点を改
善するためにセメント用混和剤として使用するこ
とができる。 すなわち本発明の混和剤は、セメントに対し2
〜40%混入することによつて曲げ強度、引張強
度、圧縮強度などの機械的強度のいちじるしくす
ぐれたセメント製品がえられるという大きな特徴
を有しているのみならず、さらに耐衝撃強度、耐
磨耗性、古いコンクリート面への接着性、耐候性
などの点でもきわめてすぐれた性質のセメント製
品をうることができる。 又、本発明の混和剤はアルカリ雰囲気下におい
ても安定であるから通常のセメント、水および
砂、砕石、小石などの骨材を混合してコンクリー
トまたはコンクリート類似物を成型する際にその
まま混入することができる。これらエマルジヨン
の混入割合はセメントに対して樹脂固形分として
2〜40%の範囲で配合することが必要であり、2
%以下の少量では前記のごとき顕著な効果は発揮
しえず、一方40%以上に多量配合するときは逆に
機械的強度が低下し、コストが高くなるので適当
ではない。必要であれば各種界面活性剤を併用す
ることも可能である。活性剤は通常エマルジヨン
中へ添加しておくのが有利である。 次に実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。尚例中「部」又は「%」とあるのは「重量
部」、「重量%」を表わす。 実施例 1 平均重合度1700、残存酢酸基1モル%、アセト
アセチル化度2.3モル%のアセトアセチル化PVA
を用いて以下の如くしてセメント混和剤用エマル
ジヨンを得た。 撹拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計を備
えたセバラブルフラスコに水131.3部、上記
PVA11.5部及び酢酸ビニルモノマー10部を仕込
み、撹拌しながらフラスコ内の温度を60℃に上げ
た。その間窒素ガスでフラスコ内を置換しながら
10%H2O2水2ml、10%酒石酸3mlを添加して重
合を開始した。初期重合を30分間行ない、残りの
酢酸ビニルモノマー90部を3時間かけて滴下し、
全モノマーを仕込み、後70℃で1時間熟成した後
冷却した。得られたエマルジヨンは流動性の良好
なものであつた。第1表に諸特性を示した。 対照例 1 実施例1において用いたアセトアセチル化
PVAに替えて、通常のPVA(平均重合度1700、
残存酢酸基1モル%)を用いて、実施例1と同様
にしてエマルジヨンを得た。第1表にエマルジヨ
ンの諸特性を示した。 実施例 2 平均重合度1800、残存酢酸基12モル%、アセト
アセチル化度1.6モル%のアセトアセチル化PVA
を用いて以下の如くしてエマルジヨンを得た。 実施例1と同様の装置にて、水155.5部、該
PVA7.0部、酢酸ビニルモノマー10部を用い、他
は実施例と同様にして初期重合を行なつた。以後
残りの酢酸ビニルモノマー90部を2時間をかけて
滴下し、終了後75℃で1時間熟成した後冷却し
た。第1表に諸特性を示した。 対照例 2 実施例2において用いたアセトアセチル化
PVAに替えて、通常のPVA(平均重合度1800、
残存酢酸基12モル%)を用いて、実施例2と同様
にしてエマルジヨンを得た。第1表にエマルジヨ
ンの諸特性を示した。 実施例 3 平均重合度1400、残存酢酸基1モル%、アセト
アセチル化度5.9モル%のアセトアセチル化PVA
を用いて以下のの如くしてエマルジヨンを得た。 上記PVA11.0部、エマルゲン950(ポリオキシ
エチレンノニルフエノールエーテル、花王石ケン
製)0.5部、酢酸ビニルモノマー70部、ブチルア
クリレート30部、水101.5部を前記同様の装置に
仕込み、過硫酸アンモニウムの5%水溶液5ml、
重亜硫酸ソーダの5%水溶液5mlを加え、窒素ガ
ス雰囲気下、40〜50℃で30分間、80〜85℃で3時
間乳化重合を行なつた。第1表に諸特性を示し
た。 対照例 3 実施例3において用いたアセトアセチル化
PVAに替えて、平均重合度1400、残存酢酸基1
モル%のPVAを用いたほかは実施例と同様にし
てエマルジヨンを得た。第1表に諸特性を示し
た。 実施例 4 平均重合度1800、残存酢酸基1モル%、アセト
アセチル化度3.5モル%のアセトアセチル化PVA
を用いて以下の如くしてエチレン/酢ビ/塩ビ共
重合エマルジヨンをえた。 重合用オートクレーブに水100部と、上記
PVA8部を装入し、内温を65℃に上昇してPVA
を溶解し、ついでエチレンを圧入して30Kg/cm2
保ち、内温を75℃に上昇し、40部の塩化ビニルと
45部の酢酸ビニルと過硫酸アンモンの5%水溶液
8部を5時間にわたつて滴下して乳化重合を行な
い、エチレン圧を常圧に戻し、さらに1時間熟成
したのち、濃度50%に調整した。第1表に諸特性
を示した。 実施例 5 実施例4と同じアセトアセチル化PVAを用い
て以下の如くして、酢ビ/ベオバ(α―位で分岐
したカルボン酸のビニルエステル:シエル化学の
商品名)共重合エマルジヨンをえた。 重合用容器に水100部と、上記PVA8部を装入
し、内温を65℃に上昇してPVAを溶解し、さら
に75℃に昇温し、ついでベオバ50部と酢酸ビニル
50部と過硫酸アンモンの5%水溶液8部を同時
に、3.5時間にわたつて滴下して乳化重合を行な
い、さらに1時間熟成したのち、濃度を50%に調
整した。第1表に諸特性を示した。 実施例 6 実施例4と同じアセトアセチル化PVAを用い
て、以下の如くして、ブチルアクリレート/スチ
レン共重合エマルジヨンをえた。 実施例5の製法において、単量体をブチルアク
リレート60部、スチレン40部に変え、連鎖移動剤
としてドデシルメルカプタン0.2部を添加した以
外は同様にして濃度50%のエマルジヨンをえた。
第1表に諸特性を示した。
【表】
【表】 実施例 7 エチレン―酢酸ビニル共重合体エマルジヨン
(樹脂分50%、粘度530cps)100部に重合度1700、
残存酢酸基1モル%、アセトアセチル化度5.4モ
ル%のアセトアセチル化PVAを2.5部添加混合し
た。このエマルジヨンの特性値を第2表に示す。 実施例 8〜13 酢酸ビニル樹脂エマルジヨン(樹脂分50%、粘
度7400cps)100部に重合度1700、残存酢酸基1モ
ル%、アセトアセチル化度2.3モル%のアセトア
セチル化PVAを実施例8では1部、実施例9で
は2部、実施例10では6部添加混合した。また上
記エマルジヨン100部に重合度1800、残存酢酸基
12モル%、アセトアセチル化度1.6モル%のアセ
トアセチル化PVAを実施例11では1部、実施例
12では2部、実施例13では6部添加混合した。得
られたエマルジヨンの特性を第2表に示した。 比較例 4〜6 実施例7においてPVA(重合度1700、残存酢酸
基1モル%)を用いたほかは同様にした場合を比
較例4、実施例9においてPVA(重合度1700、残
存酢酸基1モル%)を用いたほかは同様にした場
合を比較例5、実施例12においてPVA(重合度
1800、残存酢酸基12モル%)を用いたほかは同様
にした場合を比較例6として、夫々のエマルジヨ
ン特性を第2表に示した。
【表】 実施例 14 重合度500、残存酢酸基1.3モル%、アセトアセ
チル化度2.3モル%のアセトアセチル化PVAを製
造した。 50℃の温水31.0gに上記PVAを4.0g溶解し、
次いで予め約50℃に加熱したエピコート828(シエ
ル・ケミカル社製、液状ビスフエノールA型エポ
キシ樹脂)65gを徐々に加えながら高速ミキサー
で激しくかきまぜてエポキシ樹脂エマルジヨンを
得た。エマルジヨンの性質を第3表に示す。 対照例 7 上記PVAに代えて、残存酢酸基1.3モル%、重
合度500のPVAを使用した以外は実施例14と同一
の実験をした。その結果も第3表に示す。 実施例 15 重合度1700、残存酢酸基1.9モル%、アセトア
セチル化度3モル%のアセトアセチル化PVA8部
を水82部に溶解し、65℃に保つた。次にあらかじ
め溶融したヘキサデシルケテンダイマーを徐々に
滴下し、ホモジナイザーでエマルジヨン化し、ケ
テンダイマーエマルジヨンを得た。エマルジヨン
の性能を第3表に示す。 対照例 8 上記PVAに代えて残存酢酸基1.9モル%、重合
度1700のPVAを使用した以外は上記例と同一の
実験を行つた。その結果も第3表に示す。 実施例 16 実施例15で使用した乳化剤15部、水15部、アタ
クチツクポリプロピレン(平均分子量18000)100
部、少量のオクタデシルアミン酢酸塩を加圧ニー
ダーで9℃のの温度下20分混練した。水を添加し
て固形分30%のポリプロピレンエマルジヨンを得
た。その結果を第3表に示す。
【表】
【表】 セメント混和剤としての性能評価 試験 1 A エチレン―酢酸ビニル共重合樹脂エマルジヨ
ンの調製 酢酸ビニル50部(重量部、以下同様)、水150
部、アセトアセチル化度3モル%、残酢基1モ
ル%、重合度1400、アセトアセチル化PVA3部
を加圧重合缶に仕込み、酢酸ビニルを乳化せし
め、過硫酸カリを重合触媒としてエチレンを50
気圧まで圧入して温度60℃において10時間重合
反応を行ない、エチレン:酢酸ビニルの共重合
比が80:20の共重合樹脂エマルジヨンをえた。 B セメントモルタルの調製 表に示されるごとく、JIS―A6101(1953)建
築用セメント防水剤試験方法に準じて、セメン
トに対し前記エマルジヨン中の樹脂分の割合
(エマルジヨンセメント比)が20%になるよう
に普通ポルトランドセメントと豊浦標準砂の混
合物に混入、混練した。 えられたモルタルの各種強度、吸水率、接着
性、耐衝撃性、耐摩耗性、耐久性を測定した。 なお対照例として、エチレン―酢酸ビニル共
重合樹脂エマルジヨンを添加しない普通セメン
トモルタルを用いた例についてもそれぞれ同様
にして実験を行なつた。
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アセトアセチル化ポリビニルアルコールを保
    護コロイドとして含有する合成樹脂エマルジヨン
    よりなる水硬性物質用混和剤。
JP9554781A 1981-06-19 1981-06-19 Admixing agent for hydraulic substance Granted JPS57209868A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9554781A JPS57209868A (en) 1981-06-19 1981-06-19 Admixing agent for hydraulic substance

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9554781A JPS57209868A (en) 1981-06-19 1981-06-19 Admixing agent for hydraulic substance

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57209868A JPS57209868A (en) 1982-12-23
JPH027899B2 true JPH027899B2 (ja) 1990-02-21

Family

ID=14140592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9554781A Granted JPS57209868A (en) 1981-06-19 1981-06-19 Admixing agent for hydraulic substance

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57209868A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621198U (ja) * 1991-06-06 1994-03-18 三菱電機照明株式会社 遅延消灯機能付照明器具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057640U (ja) * 1983-09-29 1985-04-22 大建工業株式会社 モルタル下地材

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547256A (en) * 1978-09-26 1980-04-03 Denki Kagaku Kogyo Kk Cement admixing agent

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621198U (ja) * 1991-06-06 1994-03-18 三菱電機照明株式会社 遅延消灯機能付照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57209868A (en) 1982-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3418406B2 (ja) 乾燥モルタル混合物
US5747578A (en) Heterogeneous vinyl acetate/ethylene dispersion
ES2366007T3 (es) Monómeros y polímeros reticulables y el uso de los mismos.
JPH0417966B2 (ja)
US3250736A (en) Latex modified cement mortar compositions
CN110358023A (zh) 一种低表面张力减缩型聚羧酸减水剂及其制备方法
JP4152984B2 (ja) (メタ)アクリル樹脂系エマルジョンおよびその製造方法
JPH027899B2 (ja)
EP1682462B1 (de) Redispergierbare dispersionspulver für wärmedämm-verbundsysteme
JPS6360796B2 (ja)
JPH078936B2 (ja) 水性樹脂組成物
JPH08239255A (ja) セメント系グラウト材用ブリージング低減剤
JPH0516463B2 (ja)
JP5570112B2 (ja) 水性エマルジョン、およびその製造方法
JP2004211059A (ja) 合成樹脂粉末および水硬性物質用混和材または打継ぎ材
JPH0123429B2 (ja)
JPH0157066B2 (ja)
JPS6313461B2 (ja)
WO2006132210A1 (ja) 合成樹脂エマルジョン組成物
JPS6071559A (ja) モルタル配合物の製造方法
CN100360569C (zh) (甲基)丙烯酸树脂系乳状液及其制造方法
JPH0232400B2 (ja)
JP2939324B2 (ja) 速硬化水性接着剤及び接着方法
JP3728485B2 (ja) 水性エマルジョン組成物
JP2004323571A (ja) 合成樹脂エマルジョン粉末およびその製造方法