JPH0280321A - チタン酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロンチウム結晶の製造法、並びにチタン酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロンチウム結晶 - Google Patents

チタン酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロンチウム結晶の製造法、並びにチタン酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロンチウム結晶

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JPH0280321A
JPH0280321A JP1152078A JP15207889A JPH0280321A JP H0280321 A JPH0280321 A JP H0280321A JP 1152078 A JP1152078 A JP 1152078A JP 15207889 A JP15207889 A JP 15207889A JP H0280321 A JPH0280321 A JP H0280321A
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リューク ルロー
Henri Wautier
アンリ ウォーティエール
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Solvay SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はチタン酸バリウムおよび/またはチタン酸スト
ロンチウム結晶の製法、並びに新規形態を有するチタン
酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロンチウム結晶
に関する。
チタン酸バリウムまたはチタン酸ストロンチウム結晶か
らなる粉末は種々の技術分野において、殊にセラミック
ス工業において、および電子工学成分の製造に対して適
用を見出す。これらの適用において、大きさで1ミクロ
ン未満の規則的結晶からなり、造形および焼結の技術に
十分適する微粉末が一般に探求される。
特許US−A−3,647.369号(米国空車長官)
中にチタン酸バリウムまたはチタン酸ストロンチウム結
晶を製造する方法が記載され、それによればチタンアル
コラードおよびバリウムまたはストロンチウムアルコラ
ードが適当な有機溶媒中に溶解され、生じた有機溶液が
、アルコラードを共加水分解し酸化チタンおよびバリウ
ムまたはストロンチウム酸化物を微細無定形粉末の状態
で沈殿させるように調節された条件下に水で処理される
。後者は次いでチタン酸バリウムまたはストロンチウム
を結晶化するために少くとも700℃の温度においてか
焼処理される。一般に、この知られた方法後に得られる
チタン酸バリウムまたはストロンチウム結晶の粉末は集
塊を含み、それが後の焼結操作に対して有害である。
本発明は、チタン酸バリウムおよび/またはチタン酸ス
トロンチウム結晶を、集塊を事実上台まない微細粉末の
状態で得ることを可能にする新規方法を提供することに
よりこの欠点を改善する。
従って本発明は酸化チタン並びに酸化バリウムおよび/
または酸化ストロンチウムを無定形粉末の状態で共沈さ
せ、無定形粉末を400℃以上の温度に加熱することを
含むチタン酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロン
チウム結晶を製造する方法に関し、本発明によれば、該
方法は共沈の間にチタンアルコラードを、酸化物、水酸
化物およびアルコラードから選ばれるバリウムおよび/
またはストロンチウム化合物並びに、分子中に6個以上
の炭素原子を含む酸有機化合物の存在下に加水分解する
こと、並びに無定形粉末の加熱の間に、後者を形成する
粒子を、粉末に接触して通され、水蒸気、アンモニアお
よび二酸化炭素から選ばれるガスを含み酸素を含まない
ガスの流れ中で酸有機化合物を留出させることにより崩
壊させることを特徴とする。
本発明による方法において、共沈は酸化チタンと酸化バ
リウムおよび/または酸化ストロンチウムとの同時沈殿
からなる。
無定形粉末はチタン並びにバリウムおよび/またはスト
ロンチウムの混合金属酸化物の非晶質固体粒子(すなわ
ち等方性性質を有するガラス)である。混合金属酸化物
は、定義により、固溶体すなわち分子またはイオンレベ
ルで均一である混合物である。
粉末の加熱はチタン並びにバリウムおよび/またはスト
ロンチウムの混合酸化物の結晶化を誘発する作用を有す
る。従ってそれは、通常の実験室研究により規定できる
条件下に400℃以上の温度で行なわれねばならない。
粉末の温度は焼結を避けるために1000℃未満に保た
れねばならない。
本発明によれば、酸化チタン並びに酸化バリウムおよび
/または酸化バリウムを共沈するために、チタンアルコ
ラードが、バリウムおよび/またはストロンチウムの酸
化物、水酸化物またはアルコラードであるバリウムおよ
び/またはストロンチウム化合物の存在下に加水分解さ
れる。
本発明による方法において、金属アルコラードは金属が
酸素原子を経由して不置換あるいは部分または完全置換
炭化水素基例えば芳香族あるいは飽和または不飽和の線
状または環状脂肪族基に結合された任意の化合物である
。脂肪族基を含む金属アルコラードが殊に推奨され、不
置換飽和脂肪族基例えばメチル、エチル、n−プロピル
、イソプロピル、n−ブチルおよびイゾブチル基を含む
ものが好ましい。
金属アルコラードの加水分解は金属酸化物粉末の製造の
ためによく知られた方法である〔ペター・セラミックス
・スルー・ケミストリー(Bett、erCerami
cs  Through  Chemistry) −
7テリアル0リサーチ・ソサイエティー・シンボジア・
プロシーデイングズ(Material  Re5ea
rch  SocietySymposia  Pro
ceedings)−Vol、  32−1984−エ
ルスビール・サイエンス・パブリッシング社(Blse
vier  5cience  Publishing
  Co、、 Jnc、)−ブルース・フェグレイ (
BRllCE  FE!GLBY)ほか:「モノサイズ
セラミック粉末の合成、確認および処理J、187〜1
97頁;特許US−A−4、543,341号〕。本発
明による方法において、加水分解の作用はチタンアルコ
ラード並びに、適当な場合に、バリウムおよび/または
ストロンチウムアルコラードを分解することである。そ
れは6個以上の炭素原子を分子中に含む酸有機化合物の
存在下に行なわれる。
酸有機化合物は有機酸または有機酸の誘導体を示すと理
解される。有機酸誘導体は実際に酸であるかまたは酸の
性質を欠くことができ、その場合にそれは例えば中性物
質である。飽和または不飽和カルボン酸およびそれらの
誘導体が殊に推奨される。分子中に6個以上の炭素原子
を含む酸または酸誘導体を選ぶことが適当である。殊に
有利であることが示されたカルボン酸は分子中に少くと
も8個の炭素原子を含むもの、例えばオクタン酸、ラウ
リン酸、パルミチン酸、イソパルミチン酸、オレイン酸
およびステアリン酸である。分子中に10個以上の炭素
原子を含むカルボン酸が好ましい。本発明による方法に
使用できる有機酸誘導体の例はこれらの酸の無水物、エ
ステルおよび塩である。
酸有機化合物は、加水分解後に得られる混合金属酸化物
の無定形粉末の形態に影響を及ぼし、粉末を形成する粒
子のアグロメレーションを抑制し、これらの粒子に球形
プロフィルを与えることが観察された。一般に、それは
粉末の形態に示されるその作用に十分な、しかし粉末の
性質に対するその作用が負であることができる閾値を越
えるのを避ける量で使用すべきである。実際に、使用す
べき酸有機化合物の最適量は、殊に選ばれる酸有機化合
物(主にその炭素鎖の長さ)、および処理条件を含む多
くのパラメーターにより、各個々の場合に無定形粉末の
形態に必要な性質により決定しなければならない。一般
に、チタン酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロン
チウムのモル当り20〜200gの酸有機化合物の量の
使用が推奨される。酸有機化合物がカルボン酸から選ば
れる場合に50〜150gの量が好ましい。
加水分解は周囲空気中で行なうことができる。
しかし、チタンアルコラード並びに、適当な場合に、バ
リウムおよび/またはストロンチウムアルコラードの制
御されない分解を避けるために、水分を含まない気体雰
囲気下に加水分解を行なうことが望ましい。さらに、加
水分解をバリウム酸化物または水酸化物あるいはストロ
ンチウム酸化物または水酸化物の存在下に行なう場合に
、この化合物の炭酸塩化を避けるために気体雰囲気中の
Co2の存在を避けることが推奨される。炭酸を含まな
い乾いた空気、窒素およびアルゴンは本発明による方法
に使用できる雰囲気の例である。
原則的には温度および圧力は臨界的ではない。
一般に、多くの場合に室温および標準大気圧で処理する
ことができる。
本発明による方法の実施において、加水分解は混合酸化
物をゲルの形成なく粉末の状態に沈殿させるために調整
される。このために、チタンアルコラード、バリウムお
よび/またはストロンチウム化合物、水および酸有機化
合物の均一混合物を核生成が始まる前にできるだけ速や
かに生成させることが推奨される。このために、本発明
による方法の好ましい態様において、チタンアルコラー
ド、バリウムおよび/またはストロンチウム化合物並び
に水が有機溶液の状態で使用される。適当な場合に、ア
ルコラードのための有機溶媒が水を含まないことが推奨
される。さらに、有機溶液中の固体粒子の存在を避ける
ことが推奨される。同一または異なる有機溶媒をチタン
アルコラード、バリウムおよび/またはストロンチウム
化合物並びに水に対して使用できる。異なる有機溶媒の
場合に、一般に後者が混和性であることが推奨される。
アルコラードおよびそれらの誘導体、殊にメタノール、
エタノール、n−プロパツール、イソプロパツール、n
−ブタノールおよびイソブタノールが非常に適する。チ
タンアルコラード、バリウムおよび/またはストロンチ
ウム化合物、並びに水の、それらのそれぞれの有機溶媒
中の最適な希釈の程度は種々の因子、殊にチタンアルコ
ラード並びに使用されるバリウムおよび/またはストロ
ンチウム化合物、選ばれる酸有機化合物の量および性質
、処理温度、並びに無定形粉末のために必要な性質によ
る。それらは通常の実験室研究により各個々の場合に決
定すべきである。例えば、チタンアルコラード並びにバ
リウムおよび/またはストロンチウム化合物のそれぞれ
の含量が5モル毎リットルを越えず、好ましくは0.0
2〜0.5モル毎リットルであるアルコール溶液を用い
ることが有利に可能である。
種々の操作が加水分解の実施に対して可能である。
第1摸作によれば、酸有機化合物並びに有機溶媒中のチ
タンアルコラード、バリウムおよび/またはストロンチ
ウム化合物および水の溶液が別個に、しかし同時に反応
室中へ導入される。
好ましい第2摸作によれば、バリウムおよび/またはス
トロンチウムの水酸化物または酸化物が選択され、前記
水酸化物または酸化物と水との均一な前混合物が共通有
機溶媒例えばアルコール中に調製され、酸有機化合物が
チタンアルコラードに添加され、次いで全反応物が混合
される。
これらの操作のそれぞれにおいて、特許出願G B −
A −2,168,334号中に記載されたように処理
することが可能である。
いま記載した第2摸作の有利な変形において、有機溶媒
中に溶解された水和バリウムおよび/またはストロンチ
ウム水酸化物が使用され、水酸化物の水和の水が加水分
解反応に必要な水の少くとも一部分を構成する。水和の
程度がチタンアルコラードの加水分解に必要なすべての
水を与えるのに十分である水和水酸化物を選ぶことが好
ましい。
加水分解に関する他の特y!および細目は特許出願E 
P −A −286155号およびF R−A −26
17151号〔ソルベー・アンド・シイ (Solva
y  & C1e) :]中に記載されている。
加水分解反応後、微細粒子の粉末が捕集され、それはチ
タン並びにバリウムおよび/またはストロンチウムの混
合酸化物の無定形状態の多少水和された複合混合物並び
に有機残留物からなる。粉末は主に5ミクロンを越えな
い、通常0.05〜2ミクロンの直径を有する一般に球
形の粒子からなる。無定形粉末中に存在する有機残留物
は混合酸化物に化学的に結合して生ずる酸有機化合物お
よび、適当な場合に、加水分解に使用された有機溶媒を
含む。
粉末は、場合によりその中に含まれた水および有機溶媒
を除去するために乾燥することができる。
適当な場合に、乾燥は酸素を含まない制御雰囲気中で、
酸有機化合物の沸点未満の温度で行なうことができる。
実際に、それは不活性雰囲気下(例えば窒素またはアル
ゴン下)に、200t:未満、好ましくは100℃を越
えない温度で行なわれる。
加水分解および、適当な場合に、乾燥後、無定形粉末は
結晶化室中で、チタン酸バリウムおよび/またはストロ
ンチウムの結晶化に対して調整された条件下に加熱され
る。本発明によれば、加熱の間に、無定形粉末の粒子は
、粉末中に存在する酸有機化合物を流れ中で留出させて
持去らせるために適当なガスの流れを粉末に接触して通
すことからなる特定運転法により崩壊される。このため
に、ガスの流れは水蒸気、アンモニアおよび二酸化炭素
から選ばれるガスを含まねばならず、それは酸有機化合
物を使用圧力条件下に留出させる十分な温度でなければ
ならない。従って、これは酸有機化合物の蒸留および後
者をガスの流れ中に持去る効果により無定形粉末の一般
に球形の粒子の崩壊を生ずる。ガスの流れが酸素または
他の酸化性ガスを含まないことが必要である。それは場
合により、酸有機化合物および粉末を形成する混合酸化
物と反応しない不活性ガス、例えば窒素またはアルゴン
、を含むことができるっ実際に、その水蒸気、アンモニ
アおよび/または二酸化炭素の含景は粒子の崩壊を得る
のに十分でなければならない。最適合Iは、無定形粉末
の粒子の大きさ、加水分解段階中に用いる酸化合物の性
質および量、結晶化室の工学的観点、後者中に優勢な温
度および圧力、並びにガスの流れの流量、温度および圧
力を含め、種々のパラメーターに依存する。それは各個
々の場合に通常の実験室研究により決定されねばならな
い。実際に、少くとも50容量%、好ましくは70%以
上、の含景が非常に適する。
水蒸気は使用の容易さを考慮すると好ましく、そのとき
それは好ましくはガスの流れの全体を構成する。
ガスの流れの温度は臨界的である。それは少くとも酸有
機化合物の沸騰の誘発に十分でなければならない。さら
に、それは崩壊のエネルギー、その結果形成される粒子
フラグメントの平均大きさに影響を及ぼす。従ってそれ
はチタン酸バリウムおよび/またはストロンチウム結晶
に必要な大きさ、並びに無定形粉末の球形粒子の大きさ
、使用される酸有機化合物、ガスの流れの組成殊にその
水蒸気、アンモニアおよび/または二酸化炭素の濃度、
並びに反応器中の優勢な圧力に依存する。
それは通常の実験室研究により容易に決定することがで
きる。しかし、酸有機化合物を、その粉末からの除去前
に分解および架橋する効果を有する過度の温度を避ける
ことが推奨される。従ってガスの流れの最適温度は、各
個々の場合に通常の実験室研究により決定しなければな
らない。一般に、ガスの流れの温度は350〜700℃
に固定され、400〜600℃の温度が好ましい。
好ましくは、ガスの流れによる無定形粉末の処理は加熱
を始めるとすぐ行なわれ、粉末の粒子の崩壊を得るのに
十分な長い時間の間続けられる。
実際に、それはバリウムおよび/またはストロンチウム
結晶に必要な粒子大きさと相容性の崩壊の程度が得られ
るとすぐ停止することができる。従って、酸有機化合物
がすべて粉末から抽出されるまでガスの流れによる処理
を続けることは必要ではない。−船釣に言えば、ガスの
流れによる処理は、例えば初めに存在する酸有機化合物
の重量量の80%以上(好ましくは少くとも90%)が
粉末から除去されるまで続けることができる。゛ガスの
流れによる処理は結晶室の下流で捕集されたガスの流れ
中の有機物質の濃度の測定により容易にモニターするこ
とができる。
ガスの流れによる処理の間に、無定形粉末を形成する粒
子がフラグメントに粉砕され、チタン酸バリウムおよび
/またはチタン酸ストロンチウムが同時に結晶化する。
ガスの流れによる処理後、チタン酸バリウムおよび/ま
たはストロンチウムフラグメントの一部がなお無定形状
態であることを認めることができ、従って、本発明によ
る方法の特定態様により結晶化と相容性の温度および圧
力条件下に加熱を続けることが望ましいことを示すこと
ができる。本発明による方法のこの態様において、ガス
の流れによる処理に続く加熱段階は粉末の焼結温度未満
で行なわねばならない。実際に、この加熱段階は従って
、1.000℃未満、例えば600〜800℃、の温度
で行なうことが推奨される。さらに、水分の存在なく処
理することが推奨される。前記加熱段階は、好ましくは
粉末中のチタン酸バリウムおよび/またはストロンチウ
ムのすべてが結晶化するまで続けられる。
本発明による方法の有利な態様において、ガスの流れに
よる処理に続く上記加熱段階は粉末に接触して通される
水分を含まない酸化性ガスにより行なわれる。この態様
の方法において、酸化性ガスは酸素を含有するガスであ
り、その作用は、粉末中に存在でき、水蒸気、アンモニ
アおよび/または二酸化炭素を含むガスの流れによる処
理の間に酸有機化合物の部分熱分解から生ずることがで
きる炭素質残留物を燃焼することである。乾燥空気が非
常に適する。本発明による方法のこの有利な態様におい
て、酸化性ガスによる粉末の処理の時間は、殊に酸化性
ガスの流量、その酸素含量、その温度並びに、水蒸気、
アンモニアおよび/または二酸化炭素を含むガスの流れ
による処理後に粉末中に存在する炭素質残留物の量によ
り、並びに生成される結晶の間の炭素質残留物の許容さ
れる残留含量により決定される。従って、粉末が完全に
炭素質残留物を含まなくなるまで酸化性ガスによる処理
を続けることは必要ではない。−船釣に言えば、酸化性
ガスによる処理は、例えば水蒸気、アンモニアおよび/
または二酸化炭素を含むガスの流れによる処理後に粉末
中に存在した炭素質残留物の重量量の80%以上(好ま
しくは少くとも90%)がそれから抽出されるとすぐに
停止することができる。酸化性ガスによる処理は結晶化
室の上流および下流のそれぞれの酸化性ガス中の二酸化
炭素濃度を測定することにより容易にモニターすること
ができる。
本発明による方法において、水蒸気、アンモニアおよび
/または二酸化炭素を含むガスの流れによる粉末の処理
および、適当な場合に、酸化性ガスによる処理はガスを
粉末に接触させるのに適するすべての結晶化室中で行な
うことができる。例えば、それらを固定層または流動層
反応器中で、あるいは軸の周りに回転される水平または
傾斜管形室中で行なうことができる。
本発明による方法後、一般に大きさで1ミクロン未満の
、角ばったプロフィルを有するチタン酸バリウムおよび
/またはチタン酸ストロンチウム結晶の微細粉末が得ら
れる。
従って、本発明はまた新規生成物として、大きさで1ミ
クロン未満であり、不規則な角ばった形態を有すること
を特徴とする本発明による方法により得られた型のチタ
ン酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロンチウムに
関する。
本発明によるチタン酸バリウムおよび/またはストロン
チウム結晶は、定義により、粉末からの製造が高温によ
る処理例えば融解または焼結処理を必要とする非金属無
機材料であるセラミック材料の製造に適用を見出す 〔ビー・ウィリアム・リー−(P、 Willam L
ee) −「セラミックス(Ceramics) J 
−1961−ラインホルト・パブリッシング社(Rei
nhold  Publi−shing  Corp、
) −pl :カーク・オスマー・エンサイクロペディ
ア・オブ・ケミカル・テクノロジ(Kirk  Oth
mer  [Encyclopedia  of  C
hemicalTechnology) −3版−Vo
l、 5−1979゜ジョン・ワイリー・アンド・サン
ズ(John Wiley& 5ons、USA)−p
、234〜236 ; 「セラミックス1スコープ(C
eramics、 5cope)] oそれらはまたエ
レクトロニツクス工業、殊に半導体、に対する複合体の
製造に重要な適用を見出す。
以下の実施例は本発明の例示のためである。これらの実
施例は第1〜4図を参照して示される。
以下に記載される各実験のために、チタンおよびバリウ
ムの混合酸化物の無定形粉末が初めに製造された。この
ために、一方にn−プロパツール中のチタンn−プロポ
キシドの0.2モル溶液を25℃で、および他方にメタ
ノールおよびn−プロパツール(2容のプロパツールに
対し1容のメタノールの比)の混合物中の水酸化バリウ
ム−水和物の0.065モル溶液を25℃で、別個に無
水窒素雰囲気下に調製した。チタンn−プロポキシド溶
液65dをとり、それにオレイン酸2.85mNおよび
n−プロパツール57.15mfを加え、次いで生じた
混合物を無水窒素雰囲気下に維持した反応室中に導入し
、その中で60℃になし、次いでそれに25℃の水酸化
バリウム水和物溶液200−を−度に加えた。反応室中
の反応媒質の温度は約45℃に落着いた。核生成が始ま
ることができる前に速やかに均一な反応混合物を得るた
めに激しいかくはんを室中に生じさせた。次いで反応混
合物を60℃において穏やかなかくはん下に2時間成熟
させた。成熟後、反応混合物を遠心分離機にかけ、チタ
ンとバリウムとの混合酸化物の無定形粉末を捕集し、ア
ルコールで洗浄し、次いで室温で窒素の流れ中で乾燥し
た。
乾燥後に得られた無定形粉末は球形粒子からなった。そ
れは第2図に示される。
それにより得られた無定形粉末の10試料をとり、それ
ぞれ実施例1〜10の主題を形成する実験にかけた。
これらの実験を行なうために第1図に略示した実験室晶
析装置を用いた。後者は底の近くに粉末の試料を受ける
ように設計された焼結ガラス多孔性支持体2を備えた石
英円筒形垂直室1を含む。
また石英で作られ、室1の周囲に巻つけられたコイル3
の端が室1の底中に開口する。コイルはその上端でガス
または液体を入れる2つの管4および5と連通する。
着脱可能な石英枠6は室1をシールするためである。そ
れは室1を雰囲気と連通させる管7および熱電対の収容
に用いるさや8を備えている。
実験の間、支持体2上に粉末の試料を装入した晶析装置
は炉中に配置され、各実施例に示される加熱プログラム
にかけられる。
第1系列の実験(本発明による) 実施例1 無定形粉末の10g試料を室1中に用い、室1をその中
に含まれる空気のパージのために無水窒素を大気圧で管
4を経て室中へ100rd/分の流量で導入した。次い
で粉末を3段階で熱処理した。
第1段階において、炉を室1中が450℃の温度に徐々
に到達するように加熱し、次いでこの温度を2時間維持
した。
第2段階において、表1中の温度を徐々に700℃に上
げるために炉の加熱を続け、次いでこの後者の温度を4
時間維持した。
第3段階において、炉の加熱を停止し、試料をその中で
徐々に室温に冷却させた。
第1段階の間、炉中の温度が180℃に達するとすぐに
窒素の流れを連続的に維持して液体の水を管5を経て1
5−7時の流量でそれに混合した。
それがコイル3を通る間に水は速やかに蒸発し、多孔性
支持体2の基底に入るガスの流れは約75容量%の水蒸
気を含有した。第1段階の工程後、窒素および水の供給
を停止し、大気圧で100rnl/分の流量の乾燥空気
の流れにより置換させた。
この空気の流れを第2段階を通して維持し、次いで停止
した。
実験の条件は表1中に再来される 表    1 この実験後、試料を結晶化室1から取出した。
その塊は4.9gに等しく、それがチタン酸バリウム結
晶からなることを示した。レーザー粒度分析は粉末の塊
の100%が大きさで1ミクロン未満の個々の粒子から
なることを示した。
試料は第3および4図に示される。
実施例2 実施例1の実験を、表2中に示される処理条件を用いて
繰返した。
表 一の例外として繰返した。表3に実験の処理条件が要約
される。
表    3 実験後晶析装置から取出された試料は4.8gの塊を有
した。それはまたすべての粒子が大きさで1ミクロン未
満であるチタン酸バリウム結晶の粉末からなった。
実施例3 実施例2の実験のすべての処理条件を、水蒸気を導入し
たときに窒素の流れを中断したことを唯処理後に捕集さ
れた試料は実施例2の実験で得られたものと事実上等し
かった。
実施例4 実施例1の実験を、それに次の変更を適用して繰返した
; 用いた無定形粉末の塊:10.4g; 第1段階中のガスの流れ:窒素(50d/分)を管4を
経て、およびアンモエフ1すル毎リットルを含む水溶液
を14d/時の速度で管5を経て導入することにより得
た窒素、水蒸気およびアンモニアの混合物; 第1段階の温度;450℃、4時間; 第2段階の温度;775℃、3時間。
実験後に捕集された粉末は5gであった。それは大きさ
が1ミクロン未満のチタン酸バリウム結晶からなること
が示された。
実施例5 操作は実施例1のとふりであったが、しかし、乾燥二酸
化炭素の流れ(100rne/分)を実験の開始から第
1段階の終りまで窒素の代りに用いた。
第1段階の間室1中のガスの流れはC02のみからなっ
た。
処理条件は表4に示される。
表    4 実験後に粉末4.7gが室1から取出された。粉末はす
べて大きさが1ミクロン未満であったチタン酸バリウム
結晶からなった。
実施例6 実施例5の実験を繰返し、液体の水(9−7時)を第1
段階中管5に導入した。さらに次の処理条件を用いた: 第1段階の温度:500℃、5時間; 第2段階の温度:650℃、20時間。
実験後、すべて大きさが1ミクロン未満のチタン酸バリ
ウム結晶から実質的になる粉末5gが捕集された。
実施例7 実施例1の実験を繰返し、次の処理条件を用いた: 第1段階の間にコイル3および結晶化室1中へ導入した
ガスの流れ:窒素(50rd/分)とアンモニア(50
d/分)との混合物;第1段階中の温度:450℃、2
時間;第2段階中の温度;700℃、4時間。
実験後に粉末4.9gが捕集された。後者はすべて大き
さが1ミクロン未満であったチタン酸バリウム結晶から
なった。
第2系列の実験(参照実験) 以下の実施例の実験において、本発明による方法の処理
条件の1つまたはそれ以上の適用を故意に省略した。
実施例8 操作は実施例1に記載したとおりであったが、しかし第
1段階の工程の間の結晶化室1中への水蒸気の導入を省
略した。
処理条件は表5中に要約される。
表    5 実験後、チタン酸バリウム結晶の粉末4.9gが捕集さ
れた。レーザー法による粒度分析は次の粒度分布を示し
た: 実施例9 実施例8のすべての実験条件を、窒素を第1段階の間乾
燥空気により置換したことを唯一の例外として再生した
レーザー粒度分析は次の粒度分布を示した。
実施例10 この実験において、空気と水蒸気との混合物からなるガ
スの流れを第1段階に用いた。このために、乾燥空気を
管4を経て(167m1/分)、液体の水を管5を経て
(9−7分)、導入した。第2段階は実施例8における
ように乾燥空気の流れFに行なった。さらに次の処理条
件を適用した:第1段階中の温度:500℃、4時間;
第2段階中の温度ニア75℃、3時間。
実験後、次の粒度分析値を有するチタン酸バリウムから
なる粉末4.9gが捕集された。
室装置を示す正面図であり; 第2図は本発明による方法の加水分解段階後に得られ、
粉末が透過型電子顕微鏡で20.000 Xの倍率で観
察されたチタンおよびバリウムの混合酸化物の無定形粉
末の写真mであり; 第3図は、第2図の粉末の結晶化により得られ、透過型
電子顕微鏡で20,0OOXの倍率で観察された本発明
によるチタン酸バリウム結晶の粉末の写真i善4であり
; 第4図は第3図の粉末を40.000 xの倍率で示す
写真分妻看である。
実施例1〜7 (本発明による)の結果を実施例8〜1
0の結果と比較すると、本発明による方法の条件の1つ
またはそれ以上の省略が結晶の集塊の形成を生ずること
が示される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による方法の実施に用いた実験第、3図 平成 年 i、io、 −6 月    日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化チタン並びに酸化バリウムおよび/または酸
    化ストロンチウムを無定形粉末の状態で共沈させ、無定
    形粉末を400℃以上の温度に加熱することを含むチタ
    ン酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロンチウム結
    晶を製造する方法であって、共沈の間にチタンアルコラ
    ードを、酸化物、水酸化物およびアルコラードから選ば
    れるバリウムおよび/またはストロンチウム化合物並び
    に、分子中に6個以上の炭素原子を含む酸有機化合物の
    存在下に加水分解すること、並びに無定形粉末の加熱の
    間に、後者を形成する粒子を、粉末に接触して通され、
    水蒸気、アンモニアおよび二酸化炭素から選ばれるガス
    を含み酸素を含まないガスの流れ中で酸有機化合物を留
    出させることにより崩壊させることを特徴とする方法。
  2. (2)酸有機化合物が分子中に少くとも8個の炭素原子
    を含むカルボン酸から選ばれることを特徴とする、請求
    項(1)記載の方法。
  3. (3)酸有機化合物がチタン酸バリウムおよび/または
    チタン酸ストロンチウムの分子当り20〜200gの量
    で使用され、水蒸気、アンモニアおよび/または二酸化
    炭素がガスの流れ中に少くとも50容量%に等しい量で
    使用されることを特徴とする、請求項(1)または(2
    )記載の方法。
  4. (4)ガスの流れの温度が350〜700℃に固定され
    ることを特徴とする、請求項(1)〜(3)のいずれか
    一項に記載の方法。
  5. (5)酸有機化合物が留出された後、水分を含まない酸
    化性ガスを粉末に接触して通すことを特徴とする、請求
    項(1)〜(4)のいずれか一項に記載の方法。
  6. (6)酸化性ガスが乾燥空気であることを特徴とする、
    請求項(5)記載の方法。
  7. (7)ガスの流れが400〜600℃の温度で使用され
    、酸化性ガスが600〜800℃の温度で使用されるこ
    とを特徴とする、請求項(5)または(6)記載の方法
  8. (8)ガスの流れを、粉末中に初めに存在する酸有機化
    合物の重量量の80%以上が除去されるまで無定形粉末
    に接触して通し、次いで酸化性ガスを、ガスの流れによ
    る処理後に粉末中に存在する炭素質残留物の重量量の8
    0%以上が除去されるまで粉末に接触して通すことを特
    徴とする、請求項(5)〜(7)のいずれか一項に記載
    の方法。
  9. (9)大きさで1ミクロン未満であり、不規則な角ばっ
    た形態を有する粒子の状態のチタン酸バリウムおよび/
    またはチタン酸ストロンチウム結晶。
  10. (10)請求項(1)〜(8)のいずれか一項に記載の
    方法により得ることができる請求項(9)記載の結晶。
JP1152078A 1988-06-13 1989-06-13 チタン酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロンチウム結晶の製造法、並びにチタン酸バリウムおよび/またはチタン酸ストロンチウム結晶 Pending JPH0280321A (ja)

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