JPH0283932A - ゲルマニウムを用いたヘテロ構造バイポーラ・トランジスタ - Google Patents

ゲルマニウムを用いたヘテロ構造バイポーラ・トランジスタ

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JPH0283932A
JPH0283932A JP63237058A JP23705888A JPH0283932A JP H0283932 A JPH0283932 A JP H0283932A JP 63237058 A JP63237058 A JP 63237058A JP 23705888 A JP23705888 A JP 23705888A JP H0283932 A JPH0283932 A JP H0283932A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はベース層を構成する半導体のエネルギー・ギャ
ップよりも広いエネルギー・ギヤツブを持った半導体で
エミッタ層を構成したヘテロ構造バイポーラ・トランジ
スタ(HBT)、特に液体窒素温度で動作するHBTに
関する。
(従来の技術) 文献アイイーイーイー トランザクションズオンエレク
トロンデバイスイズ(IEEE Transactio
n onElectron Devices)誌34巻
1号1頁〜3頁に述べられる如く、微細化したトランジ
スタを高度に集積化したディジタル回路では、配線の微
細化に伴い、配線抵抗が増大し、集積回路を高速化する
上で障害となる問題点が、また配線に流す電流密度の増
大に伴い、エレクトロマイグレーション等の問題が生じ
、信頼性の問題点が、各々顕在化してくる。
これを解決する方法として半導体素子を液体窒素温度で
動作させることが考えられる。ところが室温で高速動作
素子として、広く使用されているジノコンバイポーラ、
トランジスタは、液体窒素温度で動作させた場合、文献
アイイーイーイートランザクションズオンエレクトロン
デバイスイズ(IEEE Transactions 
on Electron Devices)誌28巻5
号494頁〜500頁に述べられているようにベース層
でギヤリア凍結を起こすためにベース抵抗が増大し、高
速動作に障害を生じる、あるいは不純物補償されたベー
ス層でエミッタ層より注入されたキャリアが不純物によ
りトラップされ、電流利得が低下する、あるいは高濃度
にドープされたエミッタ層でバンド・ギャップナローイ
ングが起き、このため低温での動作に伴い、電流利得が
著しく低下する等の問題点がある。また低温動作に伴い
、集積回路の発熱量を抑えるため、トランジスタの消費
電力を下げる必要があるが、バイポーラ・トランジスタ
の電源電圧は用いている半導体材料のバンド・ギャップ
によって決まってしまうため、シリコンを使う限り、電
源電圧を室温動作に比べ下げることは不可能であり、ま
た動作電流を下げることはトランジスタの動作速度が遅
くなるため、高速性を維持したまま消費電力を下げるこ
とは不可能である。
一方、文献ブロスイーディング・オブ・ジ・アイイーイ
ーイー(Proceeding of the IEE
E)誌70巻13頁〜25頁に述べられる如く、砒化ガ
リウムをベース層とコレクタ層、砒化アルミニウムガリ
ウムをエミッタ層とするヘテロ構造バイポーラ・トラン
ジスタ(HBT)は第9図のトランジスタ断面模式図に
示される如く、広いバンド、ギャップを持つエミッタ層
を有するため、前述したエミッタ層のバンド・ギャップ
・ナローイングによる電流利得の低下という問題点は避
けられるが、砒化ガリウムのバンド・ギャップがシリコ
ンのバンド、ギャップに比べ大きいのでトランジスタの
消費電力はより大きく、液体窒素温度での動作には適し
ていない。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、シリコンを用いたバイポーラ・トランジ
スタは液体窒素温度等の低温で使用した場合、エミッタ
層でのバンド・ギャップ・ナローイングおよび不純物補
償されたベース層での不純物による、少数キャリアのト
ラップにより著しく電流利得が下がる、またベース層で
キャリア凍結を起こし、ベース抵抗の増大を招き、高速
動作特性を劣化させる等の問題点がある。また砒化アル
ミニウムガリウムと砒化ガリウムのヘテロ接合よりなる
HBTは消費電力が大きいため、集積回路チップからの
発熱量を小さく抑える必要のある液体窒素温度等の低温
動作には適さないという欠点がある。
本発明の目的はこれら従来のバイポーラ・トランジスタ
の持つ欠点を除去し、新規なヘテロ構造バイポーラ・ト
ランジスタを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明によればゲルマニウム基板上にゲルマニウムから
なるコレクタ層、ベース層、ゲルマニウムとシリコンの
混晶からなるエミッタ層を設けたことを特徴とするヘテ
ロ構造バイポーラ・トランジスタがまたこのヘテロ構造
バイポーラ・トランジスタにおいて、エミッタ層を構成
するシリコンとゲルマニウムの混晶の混晶比をベース側
からエミッタ層の内部に向かって零から有限の値まで空
間的に変化させたことを特徴とするヘテロ構造バイポー
ラ・トランジスタが、またゲルマニウム基板上にゲルマ
ニウムからなるコレクタ層、ゲルマニウムとシリコンの
混晶からなるベース層、エミッタ層を設け、ベース層を
構成するシリコンとゲルマニウムの混晶の混晶比をコレ
クタ側からエミッタ側へ向かって零から有限の値まで空
間的に連続的に変化させたことを特徴とするヘテロ構造
バイポーラ・トランジスタが各々得られる。
(作用) ゲルマニウムのバンド・ギャップは0゜66eVとシリ
コンのバンド・ギャップ1.12eVに比べ小さいうえ
、アンチモン(Sb)、砒素(As)、リン(P)のN
型ドーパントおよびガリウム(Ga)、ボロン(B)等
のP型ドーパントの不純物結合エネルギーが10meV
と小さく、液体窒素温度等の低温でもキャリアの凍結は
起きない。さらにシリコンに比べ、ゲルマニウム中では
電子移動度、正孔移動度が大きく高速動作をする上で有
利な材料である。
シリコンとゲルマニウムは格子間隔のずれが4%あり、
そのままでは界面欠陥のないエピタキシャル成長は困難
であるが、文献[モデュレテイド・セミコンダクタ・ス
トラフチャJ (ModulatedSemicond
uctor 5tructure)1985年第2回国
際会議のコレクチイド・ペーパーズ(Collecte
d Papers)717頁〜723頁に記述される如
くゲルマニウムとシ゛リコンの薄膜混晶が分子線エピタ
キシャル法により、シリコン基板上、あるいはゲルマニ
ウム基板上にエピタキシャル成長できることが報告され
ている。
以上により、ゲルマニウム基板上に、ゲルマニウムおよ
びゲルマニウム・シリコン混晶を組み合せることにより
、液体窒素温度等の低温で動作可能なゲルマニウムHB
Tを構成することができる。
(実施例) 第1図は請求項1に記載の発明のゲルマニウムHBTの
一実施例を示した断面模式図である。P型ゲルマニウム
基板1の上に高濃度N型ゲルマニウム2、コレクタ層を
形成するN型ゲルマニウム3、ベース層を形成する高濃
度P型ゲルマニウム4、エミッタ層を形成するシリコン
の混晶比20%のN型ゲルマニウムとシリコンの混晶5
、高濃度N型ゲルマニウム6を連続してエピタキシャル
成長させる。エピタキシャル成長の方法としては分子線
エピタキシャル成長法が採用できる。図中7はコレクタ
電極、図中8はベース電極、図中9はエミッタ電極であ
る。N型ドーパントとしては砒素、P型ドーパントとし
てはガリウムを′使う。電極用材料としてはアルミニウ
ムを使う。
第2図はこのトラジスタの動作時のエネルギーダイアグ
ラムを示す。図中10は伝導帯エッヂ部、11は充満帯
エッヂ部、12.13はそれぞれヘテロ接合部に生ずる
伝導帯エッヂ部の不連続ΔEoと充満帯エッヂ部に生ず
る不連続ΔE廷各々示す。エミッタ層を構成するシリコ
ン・ゲルマニウム混晶Sto、zGe。、Bのバンド・
ギャップは0.86eVとなり、ベース層を構成するゲ
ルマニウムのバンドギャップ0.66eVに比べ、大き
くなり、注入効率が改善される。このためエミッタ層の
不純物濃度を下げても大きな電流利得が得られ、低温下
でも高電流利得特性が期待できる。またベース中にドナ
ー型の不純物14例えば砒素等が存在しても、不純物結
合エネルギーが小さく、エミッタ層より注入された電子
をトラップすることはない。またベース層の主要な不純
物であるガリウムの不純物結合エネルギーは小さく、液
体窒素温度でもキャリアが凍結することがなく、従って
ベース抵抗も低く保てる。
第3図は請求項2に記載の発明のゲルマニウムHBTの
一実施例を示した断面模式図である。エミッタ層を構成
するシリコンゲルマニウムの混晶15の混晶比がベース
層4側からN型高濃度層6に向かい、零から20%まで
連続的に増加し、その後、20%から零まで単調に減少
する構造を持つ。他は第1図の実施例と同様である。第
4図はこのトランジスタの動作時のエネルギーダイアグ
ラムである。
エミッタ層の混晶比が空間的に連続的に変化しているこ
とに対応して、伝導帯エッヂ10、充満帯エッヂ11が
連続的にエミッタ層からベース層にかけつながっている
。このため、このトランジスタをオンさせるに必要なし
きい値電圧が第1図実施例に比べ、伝導帯エッヂ部不連
続のエネルギー差ΔEoたけ小さくなり、より低電圧で
の動作、従ってより低消費電力特性が期待できる。この
例ではしきい値は0.1v程度低下する。
第5図は請求項3に記載の発明のゲルマニウムHBTの
一実施例を示した断面模式図である。P型ゲルマニウム
基板20の上に高濃度N型ゲルマニウム21、コレクタ
層を形成するN型ゲルマニウム22、ベース層を構成す
るP型ゲルマニウムとシリコンの混晶24、高濃度N型
ゲルマニウム25を連続してエピタキシャル成長させる
。エピタキシャル成長の方法としては分子線エピタキシ
ャル成長法が採用できる。図中26.27.28はそれ
ぞれアルミニウムよりなるコレクタ電極、ベース電極、
エミッタ電極である。N型ドーパントには砒素を、P型
ドーパントにはガリウムを使用する。ベース層を構成す
るシリコンとゲルマニウムの混晶23の混晶比はコレフ
タ22側からエミッタ24側に向かい零から10%まで
空間的に連続的に変化する。エミッタ層を構成するシリ
コンとゲルマニウムの混晶24の混晶比はベース23側
から高濃度N型ゲルマニウム層25に向かって10%か
ら一度20%まで連続的に増加し、その後20%から零
まで単調に減少する。
第6図はこのトランジスタの動作時のエネルギー・ダイ
ダラムを示す。図中29.30は伝導帯エッヂ部、充満
帯エッヂ部を各々示す。エミッタ層を構成するシリコン
、ゲルマニウム混晶24の混晶比は最大20%となり、
ベース側のシリコン・ゲルマニウム混晶23の混晶比の
最大値10%に比べ大きく、注入効率が改善される。こ
のためエミッタ層の不純物濃度を下げても大きな電流利
得が得られ、低温下で°も高電流利得特性が期待できる
。またベース中にドナー型の不純物31、例えば砒素等
が存在しても不純物結合エネルギーが小さく、エミッタ
層より注入された電子をトラップすることはない。また
ベース層の主要な不純物であるガリウムの不純物結合エ
ネルギーは小さく、液体窒素温度でもキャリアが凍結す
ることがなく、従ってベース抵抗も低く保てる。
さらに本実施例においては、ベース中で混晶比が連続的
に変化しているため、内部電界が生じる。ベース層のエ
ミッタ端とコレクタ端のバンド・ギャップ差は0.1e
V存在するため、ベース層の厚さとして1100nを想
定すると内部電界は104V/cmにも達する。このた
めベース中に注入された電子は上記内部電界で加速され
、ベース中を高速で走行する。このためベース走行時間
が短くなり、高速動作が期待される。
第7図は請求項3に記載の発明のゲルマニウムHBTの
他の実施例を示した断面模式図である。エミッタ層を構
成するシリコンとゲルマニウムの混晶24の混晶比はシ
リコン20%で、空間的に一様となっている。他は第5
図の実施例と同様である。
第8図はこのトランジスタの動作時のエネルギーダイア
グラムを示す。図中29.30は伝導帯エッヂ部、充満
帯エッヂ部を各々示す。エミッタ層を構成するシリコン
・ゲルマニウム混晶32のシリコン混晶比は20%であ
り、ベース側のシリコン・ゲルマニウム混晶23のシリ
コン混晶比の最大値10%に比べ、大きく、注入効率が
改善される。このためエミッタ層の不純物濃度を下げて
も大きな電流利得が得られ、低温下でも高電流利得特性
が期待できる。
また第5図の実施例と同様、ベース中の不純物補償され
るドナー型の不純物31による注入電子のトラップは起
きず、またベース中での多数キャリアであるホールの凍
結も起きない。さらに第5図の実施例と同様、ベース中
に10’V/cm程度の内部電界が生じており、ベース
中に注入された電子が電界で加速され、短いベース走行
時間、従って高速動作等が実現できる。
以上述べた実施例ではすべてnpn型トランジスタにつ
いて述べたがpnp型でもよいことは明らかである。ま
た動作温度も液体窒素温度(77k)に限らず他の温度
(例えば100k)でもよい。また実施例ではn型不純
物として砒素、P型不純物としてガリウムを使ったがア
ンチモン、リン、ボロン等も使うことができる。さらに
実施例ではすべてエミッタトップ型であるがコレクタト
ップ型でもよい。
(発明の効果) 以上、本発明によれば、半導体材料にゲルマニウムを使
用するため、不純物結合エネルギーが小さく、液体窒素
温度等の低温下でもキャリアの凍結が起きず、ベース抵
抗の増大を招かない。また液体窒素温度でもベース中の
不純物が注入されたキャリアのトラップとして働かない
ため、利得の低下を招かない。またバンド・ギャップ・
エネルギーもシリコンに比べ小さく、低電圧動作が可能
で、低消費電力特性が期待できる。
またバンド・ギャップ・エネルギーの大きなシリコンと
ゲルマニウムの混晶をエミッタ層として使用しているた
め、注入効率が大きく、エミッタ層の不純物密度を下げ
ても高電流利得特性が実現できる。
さらに第5図および第7図の実施例に示される如く、ベ
ース層にもシリコンとゲルマニウムの混晶を使用するこ
とによりベース層内部に電界を生じさせ、エミッタ層よ
りベース層に注入された電子を加速し、ベース走行時間
を短縮させ、高速動作を実現できる。特に、低温下では
キャリアの拡散定数が小さくなるため、ベース層の走行
を拡散だけで行なうと、ベース走行時間が長くなるため
、上記効果は低温下で高速動作を保つうえで重要である
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1に記載のゲルマニウムHBTの一実施
例を示した断面模式図、第2図はそのトランジスタの動
作時のエネルギー、ダイアグラム、第3図は請求項2に
記載のゲルマニウムHBTの一実施例を示した断面模式
図、第4図は該トランジスタの動作時のエネルギーダイ
アグラム、第5図は請求項3に記載のゲルマニウムHB
Tの一実施例を示した断面模式図、第6図は該トランジ
スタの動作時のエネルギーダイアグラム、第7図は請求
の項3に記載のゲルマニウムHBTの他の実施例を示し
た断面模式図、第8図は該トランジスタの動作時のエネ
ルギーダイアグラム、第9図は砒化ガリウムと砒化アル
ミニウムガリウムのヘテロ接合により構成されるヘテロ
・バイポーラ斗うンジスタの断面模式図。 1.20・・・P型ゲルマニウム基板、2.21・、・
高濃度N型ゲルマニウム、3.22・・・N型ゲルマニ
ウム、 4、・・高濃度P型ゲルマニウム、 5、 I5.24・・・Nffゲルマニウムとシリコン
の混晶、6.25・・・高濃度N型ゲルマニウム、7.
26・・・コレクタ電極、8,27・・・ベース電極、
9.28・・、エミッタ電極、10.29・・・伝導帯
エッヂ部、11、30・・・充満帯エッヂ部、 1209.伝導帯エッヂ部の不連続、 13・・・充満帯エッヂ部の不連続、 14、31・・・ドナー型不純物、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ゲルマニウム基板上にゲルマニウムからなるコレク
    タ層、ベース層、ゲルマニウムとシリコンの混晶からな
    るエミッタ層を設けたことを特徴とするヘテロ構造バイ
    ポーラ・トランジスタ。 2)請求項1のヘテロ構造バイポーラ・トランジスタに
    おいて、エミッタ層を構成するシリコンとゲルマニウム
    の混晶の混晶比をベース側からエミッタ層の内部に向か
    って零から有限の値まで空間的に変化させたことを特徴
    とするヘテロ構造バイポーラ・トランジスタ。 3)ゲルマニウム基板上にゲルマニウムからなるコレク
    タ層、ゲルマニウムとシリコンの混晶からなるベース層
    、エミッタ層を設け、ベース層を構成するシリコンとゲ
    ルマニウムの混晶の混晶比をコレクタ側からエミッタ側
    へ向かって零から有限の値まで空間的に連続的に変化さ
    せたことを特徴とするヘテロ構造バイポーラ・トランジ
    スタ。
JP63237058A 1988-09-20 1988-09-20 ゲルマニウムを用いたヘテロ構造バイポ―ラ・トランジスタ Expired - Lifetime JP2522358B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5177025A (en) * 1992-01-24 1993-01-05 Hewlett-Packard Company Method of fabricating an ultra-thin active region for high speed semiconductor devices
CN111354776A (zh) * 2018-12-21 2020-06-30 瑞能半导体科技股份有限公司 双极性三极管器件及其制备方法

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