JPH0284330A - セラミックスコーティング繊維強化プラスチックス及びその製造法 - Google Patents

セラミックスコーティング繊維強化プラスチックス及びその製造法

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JPH0284330A
JPH0284330A JP23713688A JP23713688A JPH0284330A JP H0284330 A JPH0284330 A JP H0284330A JP 23713688 A JP23713688 A JP 23713688A JP 23713688 A JP23713688 A JP 23713688A JP H0284330 A JPH0284330 A JP H0284330A
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JP
Japan
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frp
ceramic
liquid composition
fiber
resin
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JP23713688A
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Shoichi Nomura
野村 彰一
Akira Kitagawa
北川 章
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PARKER KAKO KK
SHIMA BOEKI KK
Original Assignee
PARKER KAKO KK
SHIMA BOEKI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、セラミックスコーティング層を有する繊維強
化プラスチックス及びその製造法に関する。
従来の技術及びその問題点 繊維強化プラスチックス(FRP)は、繊維で強化され
たプラスチック複合材料であり、住宅機材、船舶、タン
ク・容器、建設資材などの各種用途に用いられている。
しかしながら、FRPの表層はプラスチック層であるこ
とから、紫外線で劣化して、黄変、光沢の低下、ひび割
れ等を起こし易いという欠点があり、通常、室外では5
〜6年程度で使用不可能となる。また、表面の硬度は、
プラスチックスの種類によって異なるが、通常2H程度
と低いために傷付き易く、例えば表面を洗浄するために
ブラシ等でこすると傷が発生し、その部分に汚れが付着
して、除去が困難になる。更に、FRPは静電気による
帯電によってごみが付着し易いことや直火が当った場合
にすぐに燃えるという欠点もある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、上記した如き従来技術に鑑みて、FRP製
品の各種特性を改善すべく鋭意研究を重ねてきた。その
結果、FRP上にゾル−ゲル法によりセラミックス層を
設けることによって、FRPの特性を損なうことなく密
着性のよいセラミックス層を設けることができ、得られ
るセラミックスコーティングFRPは、耐候性、耐汚染
性、耐傷付性、耐熱性、耐摩耗性、静電防止性、装飾性
等に優れたものとなることを見出した。
即ち、本発明は、繊維強化プラスチックス上にゾル−ゲ
ル法によるセラミックス層を設けてなるセラミックスコ
ーティング繊維強化プラスチックス、及び繊維強化プラ
スチックス上に、セラミックス原料の液状組成物を塗布
し、硬化させることを特徴とするセラミックスコーティ
ング繊維強化プラスチックスの製造法を提供するもので
ある。
本発明の基材となる繊維強化プラスチックス(FRP)
としては、特に限定はなく、公知のものをいずれも用い
ることができ、例えばプラスチックス材料としてポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノ
ール樹脂、メラミン樹脂、ビニールエステル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ポ
リスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、フラン樹脂、ポ
リ塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピ
レン樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、ポリイミド樹脂、ポ
リアセタール樹脂、ウレア樹脂、ポリスルフォン樹脂等
を用い、これを繊維物質、例えばガラス繊維、ポリエス
テル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、アスベスト
繊維、ボロン繊維、金属繊維、アルミナ繊維、チラノ繊
維、炭化硅素繊維、窒化硅素繊維、カーボン繊維、チタ
ン酸カリ繊維、アラミド繊維等で強化したものを挙げる
ことができる。FRPの形状としては、特に限定はなく
、板状のものや各種の成形品を対象とすることができる
。FRPの成形法としては、各種の公知の方法が適用で
き、例えばハイドレイアップ法、スプレーアップ法、プ
リフォームマツチドダイ法、コールドプレス法、レジン
インジェクション法、シートモールデイングコンパウン
ド法、プレミックス法、フィラメントワインディング法
、真空成形法、連続引き抜き成形法等を適用できる。
本発明では、上記したようなFRP基村上に、ゾル−ゲ
ル法によってセラミックス層を設ける。
セラミックス層は、FRP上に直接設けてもよいが、F
RPの表面がプラスチックス層で覆われている場合には
、サンドブラスト、サンドペーパーによる研磨等の方法
でFRPの表面部分のプラスチックス層を除去して、繊
維を露出させた後、セラミックス層を設けることによっ
て、密着性をより向上させることができる。
ゾル−ゲル法によるセラミックス層形成法としては、各
種の方法が公知であり、また、原料としても各種のもの
が知られているが、本発明では、これらは特に限定的で
はなく、いずれも採用できる。
ゾル−ゲル法によるセラミックスは、通常、セラミック
ス原料の液状組成物を塗布し、重合、ゲル化させること
によって形成することができる。
該液状組成物は、各種の金属アルコキシドや金属ヒドロ
キシドをセラミックス原料として含有するものであり、
この様なセラミックス原料の好ましい例として、 0式(R1) mMl (OR2) n(式中、R1は
炭素数1〜3のアルキル基又はビニル基、R2は水素、
メチル、エチル、イソプロピル又はt−ブチル、M、は
Ca又はBa。
mはO又は1、nは1又は2を示す)で表わされる化合
物、 0式(R3) kM2(ORA )ρ (式中、R3は炭素数1〜3のアルキル基又はビニル基
、R4は水素、メチル、エチル、イソプロピル又はt−
ブチル、M2はAΩ、Y又はLa5kは0又は1、ρは
2又は3を示す)で表わされる化合物、 0式(Rs ) iM3 (ORs ) j(式中、R
5は炭素数1〜3のアルキル基又はビニル基、R6は水
素、メチル、エチル、イソプロピル又はt−ブチル、R
3はTi%Zr。
Mn、Sn、Si又はSr、iはO又は1、jは3又は
4を示す)で表わされる化合物、等を挙げることができ
る。これらの化合物は1種又は2種以上組み合わせて用
いることができ、また2種以上が縮合しているものを用
いてもよい。
上記セラミックス原料の具体例としては、Ca (OC
H3) 2 、Ca (OC2Hs ) 2、Ca (
OC3H7)2、Ca (OC4H9)2SBa (O
CH3) 2 、Ba (OC2Hs ) 2、Ba 
(OC3Hy ) 2 、Ba (OCA R9) 2
、Aρ(OCH3) 3 、Aρ(OC2Hs )3、
AΩ(OC3H7)3、八Ω(OC4H9)り、CH3
Aρ(OCH3) 2 、CH3AJ2 (OC2Hs
 ) 2、CH3A!2(OC3Hy )2 、CH3
Aρ(OCA Hg )2、Ti  (OCH3)A 
、Ti  (OC2Hs )A、Ti (OC3Hy 
)a 、Ti (OCA Hg )4、CH3Ti  
(OCH3)3、CH3Ti  (OC2Hs)3、C
H3Ti  (OC3Hy)3、CH3Ti  (OC
A R9)3、C2H5Ti  (OCH3)3、C2
H5Ti (OC2H5)3、C2Hs Ti  (O
C3Hy )3、C2Hs Ti  (OC4H9)3
.5i(OCH3)a、Si (OC2H5)4、Si
 (OC3H7)4、Si  (OCAH9)4、CH
3Si (OCH3) 3 、CH3Si (OC2H
s ) 3、CH3St  (OC3Hy)3、CH3
Si (OCAH9)3、C2H5Si (OCH3)
3、C2H5Si (OC2H5)3、C2Hs S 
i  (OC3Hr ) 3、C2Hs Si (OC
A Hg)3 、Zr (OCH3)4、Zr (OC
2Hs )4 、Zr (OC3Hy )4、Zr (
OCA Hg)4 、CH3Zr (OCH3)3、C
H3Zr (OC2H5)3、CH3Zr (OC3H
y)3、CH3Zr (OCA Hg)3、C2Hs 
Zr (OCH3)3、C2Hs Zr (OC2Hs
)3、 C2Hs Zr (OC3Hy) 3、C2H5Zr 
(OC4H9)3、Y(OCH3)3、Y (OC2H
s ) 3 、Y (OC3Hy ) 3、Y (OC
A R9)3 、La (OCH3)3、La (OC
2Hs ) 3 、La (OC3Hy ) 3、La
 (OCA R9)3 、Mn (OCH3)4、Mn
 (OC2Hs ) 4、Mn (OC3Hy )4、
Mn (QC4Hg) 4、Sn (OCH3)、、S
n (OC2Hs )4 、Sn (OC3Hy )4
、Sn (OC4Hg)4、Sr (OCH3)4、S
r (OC2Hs ) a 、Sr (OC3Hy )
 4、Sr (OCA R9)A、Ca (OH)2、
Ba (OH)2、Aρ(OH) 3 、CH3AΩ(
OH) 2 、T i (OH) h、CH3Ti (
OH) 3 、C2Hs Ti (OH) 3、Si 
 (OH) 4、CH3Si (OH)s、C2Hs 
S i (OH) 3 、Zr (OH) 4、CH3
Zr (OH)3 、C2Hs Zr (OH)3、Y
 (OH)3 、La (OH)3 、Mn (OH)
4、Sn (OH) a 、S r (OH) 4等を
挙げることができる。また、これらの縮合物は、上記化
合物の任意の組み合わせにより自由に作製でき、分子量
も適宜選択できる。縮合物の一例としては、 Z rO8i (OC2Hs ) s 、AΩO8i 
(OC2Hs ) s、Ti08i (OC2H5)6
、 (C3Hy 0) 3 Z rO8i (OC2Hs 
) 3、(C4Hg O) 3 Z rO8i (OC
2Hs ) 3、(C3Hy 0) 3 TiO3t 
(OC2Hs ) 3、(C4Hg O) 3 Ti 
O3j (OC2Hs ) 3、(C3Hy 0) 2
 AΩO3i (OC2Hs ) 3、(Ca R90
) 2 AΩO8i (OC2Hs ) 3、等を示す
ことができる。
これらのセラミックス原料は、通常、有機溶剤、水、こ
れらの混合溶媒等に溶解又は分散して用いられるが、セ
ラミックス原料自体で液状のものは、そのまま用いるこ
とも可能である。有機溶剤は、公知のゾル−ゲル法の液
状組成物において用いられるものをいずれも使用でき、
例えば、メタノール、エタノール、プロパツール、ブタ
ノール等の低級アルコール類、エチレングリコールモノ
アルキルエーテル、ジエチレングリコールモノアルキル
エーテル、プロピレングリコールモノアルキルエーテル
、ジプロピレングリコールモノアルキルエーテル等のア
ルキル基としてメチル、エチル、ブチル等を有する炭化
水素エーテルアルコール類・、エチレングリコールモノ
アルキルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモ
ノアルキルエーテルアセテート、プロピレングリコール
モノアルキルエーテルアセテート、ジプロピレングリコ
ールモノアルキルエーテルアセテート等の上記炭化水素
エーテルアルコール類の酢酸エステル類、エトキシエチ
ルアセテート等のアルコール類の酢酸エステル類、酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル等の酢
酸エステル類、アセトン等を用いることができる。
液状組成物中のセラミックス原料の濃度は、通常10〜
100重量%程度とすればよく、使用する原料の性質に
応じて適宜決定すればよい。
また、上記セラミックス原料の液状組成物には、必要に
応じてコロイド状物質及び/又は無機微粉末を添加する
ことができる。コロイド状物質及び/又は無機微粉末の
添加によって、ゾル−ゲル法により形成されるセラミッ
クス層がより緻密化される。
本発明で用いられるコロイド状物質とは、10〜100
00オングストロ一ム程度の液状又は固体の粒子が分散
媒中に分散しているものをいい、各種の公知のものが使
用できる。分散媒としては、通常、上記した低級アルコ
ール類、炭化水素エーテルアルコール類、これらの酢酸
エステル類等の有機溶剤や水が単独又は混合して用いら
れており、分散粒子の濃度は10〜60重量%程度のも
のが一般的である。本発明では、このようなコロイド状
物質をいずれも用いることができる。コロイド状物質の
具体例としては、コロイド状シリカ、コロイド状アルミ
ナ、コロイド状酸化チタン、コロイド状酸化ジルコン、
コロイド状硅酸ジルコン、コロイド状水酸化アルミニウ
ム、コロイド状水酸化ジルコン等を挙げることができる
無機微粉末は、粒子径5〜150mμ程度のものが適当
であり、例えばアルミナ微粉末、酸化チタン微粉末、シ
リカ微粉末等を用いることができる。
コロイド状物質及び/又は無機微粉末は、セラミックス
原料の液状組成物中に70重量%程度まで添加すること
ができ、好ましくは、3〜40重量%程度添加すればよ
い。
上記セラミックス原料の液状組成物には、更に必要に応
じて、顔料、被覆補強材等を添加してもよい。顔料とし
ては、通常の無機系、有機系の顔料を用いることができ
、例えば、酸化マグネシウム、窒化硅素、窒化硼素、窒
化チタン、酸化ニッケル、石英、シリカ、硅酸ジルコン
、アルミナ、酸化チタン、チタンイエロー、炭酸マグネ
シウム、ドロマイト、炭化硅素、炭化タングステン、酸
化鉄(赤、黒)、バリウムイエロー、アンチモンイエロ
ー、コバルトブルー、コバルトバイオレット、コバルト
グリーン、マンガンブラック、マンガンブルー、マンガ
ンバイオレット、ストロンチウムクロメート、タルク、
クロムオキサイドハイドレートグリーン、クロムオキサ
イドグリーン、亜鉛グリーン、炭酸バリウム、チョーク
、沈澱炭酸カルシウム、アルミナハイドレート、酸化亜
鉛、ホタル石、モリブデン赤、モリブデンオレンジ、ク
ロムイエロー、鉛クロメート、ウルトラマリーン、朱、
塩基性炭酸鉛、アゾ系顔料等を用いることができる。顔
料は、常法に従って顔料用充填剤、増粘剤等とともに用
いることができる。
被覆補強材は、無機質で繊維状のものをいい、この代表
例としてチタン酸カリウム、炭化硅素、窒化硅素、酸化
アルミニウム、ベリリア炭化硼素、硅酸塩ガラス、石英
などがある。
顔料は、液状組成物中に70重量%程度まで添加するこ
とができ、また被覆補強材は、液状組成物中に70重量
%程度まで、好ましくは1〜65重量%程度添加するこ
とができる。
上記した液状組成物は、急速なゲル化を防止するために
pH2,5〜6.0程度に調整することが好ましい。p
H調整には、例えば、塩酸、酢酸、クロロ酢酸、クエン
酸、マレイン酸、シュウ酸、トルエンスルホン酸、グル
タル酸、ジメチルマロン酸、安息香酸等の無機酸又は有
機酸を用いることができる。
また、上記液状組成物には、更に、室温では該液状組成
物をゲル化させることがなく、加熱によって解離して該
液状組成物の重合を加速することのできる緩衝化潜触媒
として、カルボン酸金属塩、アミンカルボキシレート、
四級アンモニウムカルボキシレート、硝酸塩等を液状組
成物中に1.5重合%程度まで添加することができる。
このような緩衝化潜触媒としては、ジメチルアミンアセ
テート、エタノールアミンアセテート、ジメチルアニリ
ンホルメート、酢酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウ
ム、ギ酸カリウム、ギ酸ナトリウム、ベンジルトリメチ
ルアンモニウムアセテート、硝酸ナトリウム、硝酸アン
モニウム等を例示できる。
また、セラミックス皮膜に柔軟性を付与したい場合、厚
塗りを可能にしたい場合等には、液状組成物中に、樹脂
変性シリコーンレジンを配合することができる。シリコ
ーンレジンの配合によって、セラミックス皮膜の柔軟性
が向上し、また樹脂変性したものを用いることによって
、プラスチックス素材との良好な密着性が保たれる。樹
脂変性の種類としては、例えばエポキシ変性、ポリエス
テル−アルキド変性、フェノール変性、アクリル変性な
どが挙げられる。樹脂変性シリコーンレジンとしては、
セラミックス原料の液状組成物に可溶性のものであれば
限定なく用いることができ、配合量は、液状組成物中に
、70重量%程度以下、好ましくは5〜50重量%程度
とすればよい。
本発明では、上記したセラミックス原料の液状組成物を
、基材であるFRP上に、スプレー法、怜布法等によっ
て塗布し、重合ゲル化させることによってセラミックス
層を形成させる。液状組成物の重合、ゲル化は、常温で
も進行するが、加熱することによって、ゲル化時間が短
縮され、また、重合密度が上がって、セラミックス層が
より緻密化する。加熱温度はFRPが変質しない範囲で
あれば特に限定はなく、高温で加熱するほどセラミック
ス層をより緻密化することができるが、コスト面からは
100〜250℃程度で10〜30分程度加程度ること
が適当である。
尚、セラミックス層におけるピンホールの発生を完全に
防止するために、・、セラミックス原料の液状組成物の
塗布、乾燥後、又は加熱硬化後に、更に、セラミックス
原料の液状組成物を一層又は二層以上重ね塗りし、硬化
させて二層以上のゾル−ゲル法によるセラミックス層を
形成させることが好ましい。
また、セラミックス原料の液状組成物中に、顔料を添加
して用いる場合には、形成されるセラミックス層上に、
更に、顔料を添加していないセラミックス原料の液状組
成物によるセラミックス層を0.5〜40μm程度の厚
さで設けることによって、セラミックス層の表面層を緻
密にして、より撥水性を向上させることができる。
ゾル−ゲル法によるセラミックス層は、合計厚さ3〜1
50μm程度とすればよい。
本発明によって得られるゾル−ゲル法によるセラミック
ス層は、緻密な皮膜であり、しかもFRP基材と極めて
密着性に優れた平滑でピンホールのない良好な皮膜とな
る。
発明の効果 本発明のセラミックスコーティング層を有する繊維強化
プラスチックスは、FRP基材との密着性に優れた平滑
でピンホールのない良好なセラミックス層を有するもの
であり、紫外線による劣化がほとんど生じないので、室
外において用いる場合にも長期間変色や光沢の低下が生
じることがない。また、セラミックス層の表面硬度が高
く傷付き難いので、傷口への汚れの付着の問題もなく、
長期間美感を維持できる。また、セラミックス層が不燃
性であり、しかもこのセラミックス層により、FRPと
空気との接触が遮断されるので、高温に曝されても基材
の分解や燃焼が生じ難い。更に、静電気を帯びないので
、ごみやほこりの付着が少なく、また、撥水性を有する
ので汚染され難く、しかも汚染した場合にも水洗だけで
簡単に汚れを除去できる。更に、赤外線放射性に優れた
各種の金属酸化物の皮膜をFRP上に密着性よく設ける
ことができるという利点もある。
本発明のセラミックスコーティングFRPは上記した如
き優れた特徴を有するものであり、例えば次のような用
途に用いることができる。
+11建築関係二波板、平板、床材、壁材、間仕切、浴
槽、洗面台、貯水槽、水泳プール、屋根材、トンネル壁
材 (2)船舶関係:ライフボート、実用船、レジャーボー
ト、ヨツト、カヌー、漁船、作業船、水中翼船、海上コ
ンテナー、操舵室、扉類、マスト、救命ボート、水槽、
油槽、ラジオブイ、レーダーカバー (3)自動車関係:自動車ボディ、ルーフパネル、キャ
ンピングトレーラ−、ローリ−タンク、ラジェータグリ
ル、エアースポイラ−、バンパー(4)自動車、バイク
関係:ボディ、車輪、ヘルメット、フレーム (5)鉄道関係:客車、コンテナー、天井板、窓枠、屋
根外板、絶縁板 (6)航空機:レーダードーム、アンテナカバー、補助
翼、方向舵、プロペラ、燃料タンク、窓枠、床板、グラ
イダ−1通信機パネル (7)鉱業・化学工業二安全帽、クーリングタワーパイ
プ、貯蔵タンク、ボビン、フィルタープレート、スクラ
バー、ダクト (8)電気産業:信号機器、各種絶縁板、配電盤、端子
箱、スイッチボックス、各種キャビネット、各種スペー
サー、回路遮断器、パラボラアンテナ、トラフ、モータ
ー トランス封止、レコードプレイヤ一部品、ステレオ
部品 実施例 以下、実施例を示して本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 シートモールドコンパウンド法によりガラス繊維強化不
飽和ポリエステル性浴槽を作製し、このFRP浴槽の表
面樹脂層をサンドブラスト法で除去した。イソプロピル
アルコール15g及び水15gからなる混合溶媒にメチ
ルトリメトキシシラン30g1粒子径20mμの微粉末
アルミナ13g1酸化チタン(白)10g、酸化鉄(褐
色)0.1g、チタンイエロ−2g1硅酸ジルコン15
g1シリカ15g1チタン酸カリウム繊維9g及び塩酸
0.1gを添加混合してセラミックス液状組成物を調製
し、これをスプレー法により上記FRP浴槽の表面に塗
布し、150℃で20分間加熱した。次いで、この上に
、上記セラミックス液状組成物を再度塗布し、150°
Cで20分間加熱して、合計30μmのゾル−ゲル法に
よるベージュ色のセラミックス層を形成させた。次いで
、酸性コロイド状シリカ水溶液(濃度30重量%)35
g1イソプロピルアルコ一ル40g及びメチルトリメト
キシシラン25gを混合してセラミックス液状組成物を
調製し、上記セラミックス層上にスプレー法で塗布し、
150°Cで20分間加熱して、厚さ5μmの透明セラ
ミックス層を設けた。
得られたセラミックスコーティングFRP浴槽について
の性能試験を下記第1表に示す方法によって行なった。
結果を下記第2表に示す。
以上の結果から判るように、本発明のセラミックスコー
ティングFRP浴槽は、表面硬度が高いために傷付き難
く、あか等の付着が少ない。また皮膜が変色し、ないた
めに優れた耐久性と美装性を有する。更に、形成された
セラミックス層が遠赤外線放射特性に優れているために
、体の内部からじっくり温まる効果が奏される。
実施例2 スプレーアップ法によって、ガラス繊維強化不飽和ポリ
エステル樹脂によりモーターボートの船体を作製した。
Zr(OC4Hg)4と5i(OC2H5)aの部分縮
合物 (C4Hg 03 ) Z r −0−8i  (OC
2H5)335gにイソプロピルアルコール12g1ブ
チルセルソルブ3g1硅酸ジルコン20g1酸化チタン
20g、チタン酸カリウム繊維9.5g及び酢酸0.5
gを添加し、混合してセラミックス液状組成物を調製し
、これを、上記FRP製ボート船体の表面をサンドペー
パーで研磨した上にスプレー法により塗布した。次いで
移動式ヒーターにて、150℃で10分間ずつ加熱して
、厚さ30μmの白色セラミックス層を設けた。次いで
、コロイド状シリカのメタノールゾル溶液(濃度40重
量%)30g、イソプロピルアルコール43g1水2g
及びメチルトリメトキシシラン25gを混合してセラミ
ックス塗料組成物を調製し、上記白色セラミックス層上
にスプレー法により塗布した後、下層と同様にして、1
50℃で20分間ずつ加熱し、7μmのゾル−ゲル法に
よる透明セラミックス層を設けた。得られた白色のモー
ターボートについて、下記第3表に示す方法によって性
能試験を行なった。結界を第4表に示す。
第  4 表 以上の結果から判るように、本発明のセラミックスコー
ティングFRPによるモーターボートは、長期間変色や
色あせが生じることがなく、塗り替えを必要としない。
またセラミックス層の撥水性が良好であることから、汚
染し難く、汚染した場合にも水洗等により簡単に汚れの
除去ができる。
また、表面硬度が高いために傷付き難く、長期間美感の
低下が生じない。
尚、ガラス繊維強化不飽和ポリエステルに代えて、ガラ
ス繊維強化エポキシ樹脂を用いてモーターボート船体を
作製し、同様の試験を行なったところ、上記結果と同様
の結果となった。
実施例3 不飽和ポリエステル樹脂とガラス繊維を組み合わせて作
った成型材料のシートモールドコンパウンド(SMC)
を用いて、マツチドダイ法によりFRP自動車ボディー
を作製した。イソプロピルアルコール10g1酢酸エチ
ル5g、及び水15gからなる混合溶媒に、粒径20m
μの微粉末アルミナ13g1メチルトリメトキシシラン
30g1酸化チタン(白)27g、硅酸ジルコン15g
1アルミナ繊維9g及び酢酸0.3gを添加混合して、
セラミックス液状組成物を調製し、これを上記FRP自
動車ボディーの表面樹脂層をサンドブラスト法で除去し
た上に、静電スプレー法によって塗布し、150℃で2
0分間加熱した後、再度該組成物を塗布し、150℃で
20分間加熱して、合計30μmのゾル−ゲル法による
白色のセラミックス層を形成させた。次いで、コロイド
状シリカのメタノールゾル溶液(濃度40重世%)30
g1イソプロピルアルコ一ル43g1水2g及びメチル
トリメトキシシラン25gを60℃で加熱混合して得た
組成物を上記白色セラミックス層上に静電スプレー法に
より塗布し、150℃で20分間加熱して、7μmの透
明セラミックス膜を形成させた。得られた白色セラミッ
クスコーティングFRP自動車ボディーについて、下記
第5表に示す方法によって性能試験を行なった。結果を
第6表に示す。
以上の結果から判るように、本発明のセラミックスコー
ティングFRP自動車ボディーは、長期間変色が生じる
ことがなく、従来のFRPの様ニ塗装の塗り替え等を必
要としない。また、セラミックス層は撥水性で汚染しに
くいものであり、汚染した場合にも水洗い等だけで簡単
に汚れを除去できる。また、FRP単独のものと比較し
て、表面硬度が非常に高く、傷つき難いので、傷つきに
起因する美感不良を生じることがなく、ワックス、シリ
コーン等の表面処理も必要としない。
また、ナイロン繊維で強化した不飽和ポリエステル樹脂
、及びカーボン繊維で強化したポリエステル樹脂の各々
を用いて、上記した方法と同様の方法でより経世化され
たセラミックスコーティング自動車ボディーを製造し、
第5表に示した方法で性能試験を行なったところ、第6
表の結果とほぼ同様の結果であった。
実施例4 レジンインジェクション法により、カーボン繊維強化エ
ポキシ樹脂製のパラボラアンテナを作製した。コロイダ
ルアルミナのメタノールゾル溶液(4度40重量%)3
0g、イソプロピルアルコール40g1水5g及びメチ
ルトリメトキシシラン25gを60°Cで加熱混合し、
この溶液100gに酸化チタン(白)30g、硅酸ジル
コン25g、SiC繊維10g1塩酸0.1g及びブチ
ルセルソルブ10gを添加混合し、セラミックス液状組
成物を得た。この組成物を、上記パラボラアンテナにエ
アースプレー法により塗布し、150℃で20分間加熱
し、20μmの白色のセラミックス層を形成させた。次
いで酸性コロイド状シリカ水溶液(濃度30重量%)3
5gとイソプロピルアルコール40gを混合し、これに
メチルトリメトキシシラン25gを添加混合して液状組
成物を調製し、これを上記白色セラミックス層上に塗布
し、150℃で20分間加熱して、5μmのゾル−ゲル
法による透明膜を形成させた。得られたセラミックスコ
ーティングパラボラアンテナについて、性能試験を行な
ったところ、実施例2と同様の結果であり、軽旦、高強
度かつ耐候性に優れ、紫外線に侵され難いパラボラアン
テナであった。
実施例5 インジェクション法により、ガラス繊維強化ポリエチレ
ンテレフタレート製オーブン電子レンジ用プラスチック
容器を作製した。イソプロピルアルコール30g、水1
5g及びメチルトリメトキシシラン30gからなる溶液
に粒径20mμの微粉末アルミナ13gを加え、更に酸
化チタン25g1シリカ15g、チタン酸カリウム繊維
9g及び酢酸0.3gを添加し、混合して、液状組成物
を調製し、これをエアースプレー法で上記プラスチック
容器に塗布し、150℃で20分間加熱して、10μm
の白色のセラミックス層を形成した。
次いで、酸性コロイド状シリカ水溶液(濃度30重量%
)35gとイソプロピルアルコール40gを混合し、メ
チルトリメトキシシラン25gを添加混合して、液状組
成物を調製し、これを上記セラミックス層上に塗布し、
150℃で20分間加熱して3μmの透明セラミックス
層を形成させた。
得られたセラミックスコーティングFRP電子しンジ用
プラスチック容器について、下記第7表に示す方法によ
って性能試験を行なった。結果を第8表に示す。
以上の結果から判るように、本発明のセラミックスコー
ティングFRP容器は、高温における熱安定性に優れ、
食品による汚染、こげつきによる付着等を防止し得るも
のであり、繰り返し使用による変質の少ないものである
(以 上)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維強化プラスチックス上にゾル−ゲル法による
    セラミックス層を設けてなるセラミックスコーティング
    繊維強化プラスチックス。
  2. (2)繊維強化プラスチックス上に、セラミックス原料
    の液状組成物を塗布し、硬化させることを特徴とするセ
    ラミックスコーティング繊維強化プラスチックスの製造
    法。
JP23713688A 1988-09-20 1988-09-20 セラミックスコーティング繊維強化プラスチックス及びその製造法 Pending JPH0284330A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61253902A (ja) * 1985-05-02 1986-11-11 Mitsubishi Electric Corp Frpレド−ム
JPS62256649A (ja) * 1986-04-30 1987-11-09 日立化成工業株式会社 セラミツク被覆繊維強化プラスチツクの製造方法

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