JPH0285566A - 変速システムの異常検出装置 - Google Patents

変速システムの異常検出装置

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JPH0285566A
JPH0285566A JP23609288A JP23609288A JPH0285566A JP H0285566 A JPH0285566 A JP H0285566A JP 23609288 A JP23609288 A JP 23609288A JP 23609288 A JP23609288 A JP 23609288A JP H0285566 A JPH0285566 A JP H0285566A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本yt明は、走行■械や建設ぼ械における変速システム
のいずれの箇所に責富が発生したかを検出する装置に関
する。
(従来の技術) 第6図に変速システムの構成例を示す。
゛同図に示すようにエンジン41の出力はトルクコンバ
ータ42を介してトランスミッション43に伝達され、
トランスミッション43の出力は図示していない差動装
置、終減速礪を介して駆動輪44に伝えられる。
上記エンジン41には、その回転数に対応した信号を出
力するエンジン回転センサ45が設けられ、その出力は
コントローラ46に入力されている。また、駆動輪44
には車速に対応した信号を出力する車速センサ47が設
けられ、この出力も上記コントローラ46に人力されて
いる。
コントローラ46は、速度段指令を出力して該指令通り
の速度段が得られるように、トランスミッションクラッ
チ切換バルブ48を作動させて、トランスミッション4
3内部の変速用クラッチを選択係合させる。
そこで従来において、上記回転センサ45および車速セ
ンサ47の各出力に基づいてこれらセンサ45.47の
異常を検出する異常検出gElがある。
この異常検出装置は、回転センサ45の出力と車速セン
サ47の出力とを比較して、この比較結果に基づいて異
常検出を行なうものであり、たとえば速度段がニュート
ラル以外の場合に回転センサ45の出力がしきい値25
00 r、p、n以上であるか否かの判定を行なうとと
もに、車速センサ47の出力が零階であるか否かの判定
を行なう。
この場合、第7図に示すように回転センサ45の出力が
しきい値250Qr、p、I1以上であって、かつ車速
センサ37の出力が零−である場合は、“車速センサ4
7に異常h″(車通信号系統異常)という判断をする。
〔光明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の異常検出装置はその構成上速度段指
令通りにトランスミッションクラッチ切換バルブ48が
正常に作動して、変速用クラッチが正常に係合している
という前提のもとに上記判断がなされる。
確かに、上記切換バルブ48の作動および変速用クラッ
チの係合が正常に行なわれている場合には、上記判断は
正しいことになる。が、車速センサ47が正常であり、
油圧系統に異常が発生じた場合、たとえば、トランスミ
ッションクラッチ切換バルブ48が故障してトランスミ
ッション43の変速位置がニュートラルのままである場
合でも回転センサ45の出力が2500 r、p、n以
上に、かつ車速センサ47の出力が零Mの場合がある。
この場合にも、異常検出装置は゛′車速センサ47に異
常有″という判断をすることになる。すなわちこれは異
常発生箇所の検出が正確になされないことを意味する。
このように従来の異常検出装置は、異常発生箇所を正確
に特定することができないので信頼殴に欠けるという問
題点があった。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、変
速システムの異常発生箇所を正確に特定することのでき
る変速システムの異常検出装置を提供することをその目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本光明の変速システムの異常検出装置は、変速
用クラッチに対し個別に設けられ、変速用クラッチが係
合しているか否かを検出するクラッチ係合状態検出手段
と、前記変速用クラッヂ前後の各軸の回転数をそれぞれ
検出する回転数検出手段と、速度段指令の内容と前記ク
ラッチ係合状態検出手段の出力とに基づいて前記変速ク
ラッチの個々について前記速度段指令の内容通りに前記
変速用クラッチが係合しているか否かを判定するクラッ
チ係合状態判定手段と、前記速度段指令の内容と前記回
転数検出手段の出力とに基づいて前記速度段指令の内容
通りに前記変速用クラッチが選択係合されて、この選択
されたクラッチ−に対応する減速比で該クラッチ前後の
各軸が回転しているか否かを判定する回転数判定手段と
、前記クラッチ係合状態判定手段と前記回転数判定手段
の各判定結果に基づいて前記変速システムの異常箇所を
検出する手段とを具えるようにする。
〔作用〕
クラッチ係合状態判定手段と回転数判定手段の各判定結
果の組み合わせで変速システムの異常箇所が正確に検出
される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本光明に係る変速システムの異常
検出装置の一実施例を説明する。
第1図は、本北明に係る変速システムの異常検出装置の
一実施例を概念的に示すブロック図である。
同図においてエンジン1の出力は、トルクコンバータ2
を介してトランスミッション3に伝達され、トランスミ
ッション3の出力は図示していない差動装置、終減速機
を介して駆動輪4に伝えられる。
エンジン1には、その回転数NEに対応した信号を出力
するエンジン回転センサ5が設けられ、その出力はコン
トローラ6に入力されている。
コントローラ6には図示していないシフトセレクタから
速度段指令が入力される。
トランスミッション3は、大きくは、トルクコンバータ
2の出力軸2a(JJ、下、これをトランス  。
ミッション入力軸という)に連結される1段目の変速用
クラッチHおよびL(以下、これらを総称してH/Lク
ラッチという)を有する副変速礪7と、この副変″jM
1!7の出力軸7a(以下、これをトランスミッション
中間軸という)に連結される2段目の変速用クラッチR
(後進)、1st、2nd、3rd、および4 th(
以下、これらを総称してSPクラッチという)を有する
生変mi8とで樹成されていて、副変速f17側のH/
Lクラッチと主変速機8側のSPクラッチとの組合わせ
で速度段を選択する。
上記トランスミッション入力軸2aには該軸2aの回転
数NINを検出するトランスミッション入力軸回転セン
サ9が、上記トランスミッション中間軸7aには該軸7
aの回転数NHIOを検出するトランスミッション中間
軸回転センサ10が、上記主変速118の出力軸8a(
以下これをトランスミッション出)〕軸という)には該
軸8aの回転数N ouTを検出するトランスミッショ
ン出力軸回転センサ11がそれぞれ付設されていて、こ
れら各セン、す9,10および11の検出値NIN、N
LIDおよびN ouTはコントローラ6に入力される
上記H/LクラッチH,Lには、電気指令によって作動
される)l/Lクラッチバルブ12.13が各別に接続
され、各クラッチH,Lはこれらクラッチごとに接続さ
れたH/Lクラッチバルブ12.13によってそれぞれ
独立に油圧制御される。
一方、SPクラッチR,ISt〜4thについても同様
に電気指令によって作動されるSPクラッチバルブ14
〜18が各別に接続され、各クラッチR,ISt〜4t
hは、これらクラッチごとに接続されたSPクラッチバ
ルブ14゛〜18によってそれぞれ独立に油圧制御され
る。
これらのH/Lクラッチバルブ12.13およびSPク
ラッチバルブ14〜18は、それらの各スプールを移動
させるアクチュエータとして比例ソレノイド(図示せず
)をそれぞれ有していて、このソレノイドに入力される
駆動電流に比例した油圧を発生することができる。これ
らH/Lクラッヂバルブ12.13およびSPクラッチ
バルブ14〜18はメインリリーフバルブ(図示せず)
を介して油圧ポンプ(図示せず)から圧油が供給される
また、各H/Lクラッチバルブ12.13およびSPク
ラッチバルブ14〜18へは、図示していないドライブ
回路を介してコントローラ6より所望の)(/Lクラッ
チおよびSPクラッチをON(係合)、0FF(解放)
させるためのクラッチ圧指令信号が入力される。すなわ
ち、コントローラ6から出力されるクラッチ圧指令信号
C1゜C2およびC3〜C7は上記ドライブ回路で増幅
された後H/Lクラッチバルブ12.13およびSPク
ラッチバルブ14〜18へ入力されるようになっており
、これらクラッチ圧指令信号と上記ソレノイドを流れる
駆v3 M Kとは比例関係にある。
さらにH/LクラッチH,LおよびSPクラッチR,1
st〜4thには、クラッチ圧を検出する圧力スイッチ
であるクラッチ圧センサ19,20およびクラッチ圧セ
ンサ21〜25がそれぞれ設けられている。これらクラ
ッチ圧センサ19,20および21〜25は、クラッチ
圧が所定の設定値(クラッチセット圧の1/2程度の値
)より高いときオンとなり、クラッチ圧が同設定圧より
低いときオフとなるよう作動するものである。上記クラ
ッチ圧センサ19.20およびクラッチ圧センサ21〜
25のオン、オフを示す信号S1.S2およびS3〜S
7はコントローラ6に入力される。
なお、上記所定の設定圧は、各H/Lクラッチおよび各
SPクラッチが係合しているかまたは解放されているか
を判断するためのしきい値である。
上記コントローラ6は、クラッチ圧センサ19゜20の
検出信P;S 1. S 2 、クラッチ圧センサ21
〜25の検出信号83〜S7、エンジン回転センサ5の
検出@号NE、トランスミッション人力軸回転センサ9
の検出信号N11l、トランスミッション中間軸回転セ
ンサ10の検出信号N HIDおよびトランスミッショ
ン出力軸回転センサ11の検出信号NouTが入力され
る入力回路26と、後述する第1表〜第4表に示す内容
及び後述する変速1を実行するためのフローチャート並
゛びに第2図および第3図に示すフローチャートが記憶
されているROM27と、上記フローチャートの処理の
実行に必要な後述する演算式等を記憶するRAM28と
、上記入力回路26を介して人力される上記 各信号S
1.S2.83〜S7 、 NE 。
NJN、 M141DおよびN ouT並びにROM2
7およびRAN28の各記憶内容に基づいて上記フロー
チャートの内容を実行するマイクロプロセッサ29と、
このマイクロプロセッサ29で実行された処理に基づい
て上記1−(/Lクラッチバルブ12゜13およびSP
クラッチバルブ14〜18にクラッチ圧指令信号C1,
C2およびC3〜C7を出力する出力回路30とから構
成されている。
第1表は、上記シフトセレクタによって選択される速度
段R,N<ニュートラル)、Fl、・・・。
Flと該速度段に対応するH/LクラッヂとSPクラッ
チの組合わせとの関係を示す。
第1表 上記マイクロプロセッサ29は、上記第1表の内容に基
づいて変速処理を実行する。
すなわち、たとえば上記シフトセレクタによって速度段
指令F1 (前進1速)が入力されたちのとると、H/
LクラッチLおよびSPクラッチistがそれぞれ選択
され、出力回路30からH/しクラッチLを係合させる
ためのオン信号(つまりクラッチ圧指令信RC2の内容
がオン)およびSPクラッチ1stを係合させるだめの
オン信号(つまりクラッチ圧指令信号C3の内容がオン
)が出力されるとともに、他の残りのクラッチを全て解
放するためのオフ信号(つまりクラッチ圧指令信号C1
,C4〜C7の内容がオフ)が出力される。
ここに、上記クラッチ圧指令信号C1〜C7の内容通り
にH/Lクラッチバルブ12.13およびSPクラッチ
バルブ14〜18が正常に作動している場合には、H/
LクラッヂLおよびSPクラッチ1stが係合し、他の
クラッチだ解放されて、正しい変速(第1表の内容通り
の変速)が行なわれることになる。が、これらクラッチ
を作動させる油圧系統に異常が発生した場合には、変速
が正常に行なわれないことがある。また、上記変速が行
なわれるトランスミッション3の各軸の上記回転センサ
9,10および11に異常が発生してこれらセンサ9.
10および11で正しい検出がなされない場合がある。
また、クラッチ圧センサ19.20およびクラッチ圧セ
ンサ21〜25に異常が発生してこれら各センサ19〜
25で正しい検出がなされない場合がある。
マイクロプロセッサ29は、こうした場合を想定してこ
れら異常発生箇所(故障部位)を正確に特定する故障診
断ルーチンを上記変速処理の割り込み処理として実行す
る。
すなわち、第2図に示すように上記故障診断ルーチン処
理が開始されると、まず、上記エンジン回転センサ5の
出力NEに基づいてエンジン1が稼動して上記油圧ポン
プが作動しているか否かがエンジン回転数NEが所定回
転数NF3以上であるか否かで判断される(ステップ1
01)。
ステップ101の判断結果がNOlつまりエンジン回転
数NEが上記所定回転数NESよりも小さい場合には、
以下の処理(故障診断処理)を行なうことなく、手順は
ステップ116〈第3図)に移行されて故障診断処理と
は異なるつぎのルーチンを実行するようになされる。
ステップ101の判断結果がYES、つまりエンジン回
転数NEが上記所定回転数NF3以上である場合には、
故障診断処理を実行する。
まず、上記変速処理で現在出力回路30から出力されて
いる上記クラッチ圧指令信号C1〜C7の各内容と、ク
ラッチ圧センサ19〜25の検出信号81〜$7の各内
容とを各クラッチH,L。
R,1st、・・・、4thごとに順次比較して、クラ
ッチ圧指令信号C1〜C7の指令内容通りにH/Lクラ
ッチH,LおよびSPクラッチR,1st〜4thが係
合、解放されているか否かが判定される。
具体的には、クラッチ圧指令信号01〜C7の内容がオ
ンである場合に、このオン指令通りにクラッチ圧センサ
19〜25の検出信号81〜S7の内容がオンであるか
否かを判定する処理(ステップ103)とクラッチ圧指
令信号C1〜C7の内容がオフである場合には、このオ
フ指令通りにクラッチ圧センサ19〜25の検出信号8
1〜S7の内容がオフであるか否かを判定する処理(ス
テップj04)が各クラッチH,L、R。
1S1.・・・、4thごとに実行される。
クラッチ圧オン指令に対して実際のクラッチ圧がオフで
ある場合には、゛クラッチ圧オン指令不一致″の判定が
なされ(ステップ103の判断結果YES、第4図fa
)参照)、同判定がなされたクラッチを特定する内容が
RAM28にたとえば” H/ Lクラッチ[にクラッ
チ圧オン指令不一致有″という具合に記憶される(ステ
ップ109)。
同様に、クラッチ圧オフ指令に対して実際のクラッチ圧
がオンである場合には、バクラッチ圧オフ指令不一致″
の判定がなされ(ステップ104の判断結果YES、第
4図(b)参照)、同判定がなされたクラッチを特定す
る内容がRAM28にたとえば゛’H/LクラッチHに
クラッチ圧オフ指令不一致有″という具合に記憶される
(ステップ110)。
一方、クラッチ圧オフ指令に対して実際のクラッチ圧が
オン(ステップ103の判断結果No)であり、かつク
ラッチ圧オフ指令に対して実際のクラッチ圧がオフ(ス
テップ104の判断結果No>である場合には、クラッ
チ圧指令信号C1〜C7の指令内容と実際のH/Lクラ
ッチH,LおよびSPクラッチR,1St〜4thの係
合、解放状態が「一致」しているものと判定されること
になる。
つぎのステップ105,106では、上記変速処理で現
在出力回路30から出力されている上記クラッチ圧指令
信号C1〜C7の各指持内容と、トランスミッション入
力軸回転センサ9の出力NINと、トランスミッション
中間軸センサ10の出力NMIDと、トランスミッショ
ン出力軸回転センサ11の出力軸N OUTとに基づい
て、上記指令信号C1〜C7の各指示内容通りに各軸2
a。
7aおよび8aが回転しているか否かが判定される。
ここに第2表は、H/LクラッチH,Lとこれらクラッ
チH,Lが係合した場合の副変速n7の減速比GHLと
の関係を示し、第3表は、SPクラッチR、1st、 
 2 nd、 3 rdおよび4thと、これらクラッ
チR、1st、 2 nd、 3 rdおよび4thが
係合した場合の主変速機8の減速比Gspとの関係を示
している。
第2表 第3表 上記クラッチ指令信号C1〜C7の内容通りに上記各軸
2a、7aおよび8aが回転しているか否かは、上記ク
ラッチ圧指令信号C1〜C7によって係合が指示された
H/LクラッチおよびSPクラッチに対応する減速比通
りにこれら各軸2a。
7aおよび8aが回転しているか否かで判断することが
できる。
そこでクラッチ圧指令信号CI 、C2のうち内容がオ
ンになっているH 、/ Lクラッチの減速比Gil+
、を上記第2表から読み出して、m]変速橢7における
回転数偏差ΔH1−を以下のように演算する。
Δl−(L = IN IN−N uIo x G+u
%   ・・・(1)そして、クラッチ圧指令信号03
〜C7のうち内容がオンになってするSPクラッチの減
速比GSPを上記第3表から読み出して、主変速機8に
おりる回転数偏差ΔSPを以下のように鋳口する。
Δsp=  %xH+o −NOLIT XGSP+ 
 −+2)そして、上記減速比GHLおよびGSPから
トランスミッション3における回転数偏差ΔT/Mを以
下のように炭算する。
ΔT/M= lNlN−N0旧x G HLx G s
pl・・・(3) そして上記各回転数偏差ΔHL、ΔSPおよびΔT/M
がそれぞれしきい値NS以上であるか否かを判定する。
上記しきい値NSは、副変速機7の入出力軸2aおよび
7aが上記減速比GHL通りに回転して(\るか否か、
また生変換別8の入出力軸7aβよび8aが上記減速比
GSD通りに回転しているか否か、またトランスミッシ
ョン3の入出力軸2aおよび8aが上記減速比GHLx
GSP通りに回転しているか否かを判定するためのしき
い値であり、トランスミッション3の性能等に応じて予
め定められる。なおこのしきい値NSは、各回転数偏差
ΔH1−5ΔSPおよびΔT/Mごとに異ならせるよう
にしてもよい。
上記3種の判定を行なった後、さらにこの判定結果に応
じて第5図(a) 、 (b) 、 fc)に示すよう
な判定を行なう。
すなわち同図fa)に示すように、回転数(gX差ΔT
/MおよびΔHLがしきい(ifiNs以上であり、か
つ回転数偏差ΔSPがしきい値Nsよりも小さい場合に
は、主変速機8の入出力軸2aおよび7aが減速比通り
に回転しており、副変速機7の入出力軸7aおよび8a
が減速比通りに回転していないと判定することができ、
このことを示す内容゛′ΔHL異常有”をRAM28に
記・圓する(ステップ107のfl定結果YES、ステ
ップ111 )。
また、同図(b)に示すように、回転数偏差ΔT/Mお
よびΔSPがしきい値NS以上であり、かつ回転数偏差
ΔHLがしきい値NSよりも小さい場合には、副変速橢
7の入出力軸7aおよび8aが減速比通りに回転してお
り、主変速機8の入出力軸2aおよび7aが減速比通り
に回転していないと判定することができ、このことを示
す内容゛Δ5Pff常右″をRAM28に記憶する(ス
テップ108の判断結果YES、ステップ112)。
また、同図(C)に示すように、回転数偏差ΔHしおよ
びΔSPがしきい値Ns以上であり、かつ回転数偏差Δ
T/Mがしきい値Nsよりも小さい場合には、トランス
ミッション3の入出力軸2aおよび8aが減速比通りに
回転しており、その中間軸7aの回転@ N 1410
が異常である、つまり中間軸回転センサ10に異常が死
生したものと故障の判定をすることができる。この場合
、走行には何ら支障がないので出力回路30から出力さ
れている現在のクラッチ圧指令信号の内容をそのまま維
持して現在の速度段を保持するようにする(ステップ1
06)。
ステップ113では、上記″クラッチ圧オン指令不一致
IZ11クラッチ圧オフ指令不一致″。
パΔHL異常有″および′″ΔSP異常有″の各記憶内
容を突き合わせて第4表の故障部位判定ステーブルにし
たがって故障部位の判定がなされる。
第4表 炉すなわち、第4表に示すように、 ■ H/ Lクラッチに関してクラッチ圧指令信号の内
容と実際のH/Lクラッチの係合状態が「一致」してい
る場合であって、“ΔHLn常有″の場合には、H/L
クラッチの係合が正常に行なわれていにもかかわらず、
単に入力軸回転センサ9の異常によって゛′ΔHL異常
有″となったと考えられるので、゛′入力軸回転センサ
9に異常が発生した″と故障判定する。
■ H/Lクラッチが「一致」している場合であって、
へHL異常でない場合には、何ら問題がないので°″正
常″と判定する。
■ H/Lクラッチに関して“クラッチ圧オン指令不一
致″であり、“″ΔHL異常有異常有合には、H/Lク
ラッチの係合が正常に行なわれていないため、゛ΔHL
異常有′”となったものと考えられるので、” H/ 
Lクラッチバルブ12゜13に異常が発生した″と故障
判定する。
■ l−1/Lクラツチに関して゛″クラッチ圧オン指
令不一致″であり、△HLn常でない場合には、クラッ
チ圧センサ19,20の出ノJS1 、S2が異常であ
るため、゛′クラッヂ圧オン指令不−致″となったと考
えられるので、゛′クラッヂ圧センサ19,20に異常
が発生した″と故障判定する。
■ H/Lクラッチに関して、″クラッチ圧Aフ指令不
一致パであり、“″ΔHL異常右異常場合には、H/L
クラッチの解放が行なわれていないため、” H/ L
異常有″となったものと考えられるので、′″H/LH
/Lクラツチパルプ12異常が発生じたパと故障判定す
る。
■ l−1、/ Lクラッチに関してバクラッチ圧オフ
指令不一致″であり、△HL異常でない場合には、クラ
ッチ圧センサ19.20の出力S1.S2が異常である
ため、″クラッヂ圧オフ指令不−致″となったと考えら
れるので、゛クラッチ圧センサ19.20に異常が発生
したパと故障判定する。
SPクラッチに関しても同様に、 ■ SPクラッチがr−f&Jしていて、“ΔsP異常
有″の場合には、″′出力軸回転センサ11に異常が発
生した”と、 ■ SPクラッヂ4が「一致」していて、△SP異常で
ない場合には、″正常″と、 ■ ゛クラッチ圧オン指令不一致″であり、゛△SP異
常有異常有合には、”SPクラッヂバルブ14〜18に
異常が発生した″と、 ■ ゛′クラッチ圧オン指令不一致″であり、ΔSP異
常でない場合には、゛クラッチ圧センサ21〜25に異
常が死生じた″と、 〔↑ ゛′クラッチ圧オフ指令不一致″であり、゛′Δ
SP異常有”の場合には、” s pクラッチバルブ1
4〜18に異常が発生した″と、 O″゛クラッチ圧オフ指令不一致″であり、ΔSP異常
でない場合には、゛″クラッチ圧センサ21〜25に異
常が発生した″と、 それぞれ故障判定(または正常です定〉がなされる(ス
テップ113)。
つぎに上記■、■、■、■、■、[相]、Oおよび(2
・のごとく、HLクラッチバルブ12.13またはクラ
ッチ圧廿ンリ゛19.20.SPクラッチバルブ14〜
18または、クラッチ圧センサ21〜25に異常有と判
定された場合には、この判定結果とクラッチ圧指令信号
C1〜C7の内容とを組合わせることにより、故障部位
を特定する。
たとえば、SPクラッチRを係合させるためクラッチ圧
指令信号(C3の内容゛′オン″)が出力されていて、
故障判定が上記■である場合には、SPクラッヂRに対
応するSPクラッチバルブ14が故障していると故障部
位が特定されることになる(ステップ114)。
つぎに、上記ステップ113および114における故障
判定結果並びに故障部位特定結果に基づいて故障箇所に
応じた以Fの処置が施される。
1)油圧系の故障、つまり1−(Lクラッチバルブ12
.13またはSPクラッチバルブ14〜18に異常有と
故障判定がなされ(判定■、■。
■、O)、その故障部位が特定された場合には、現在選
択されている速度段を保持してそのまま走行を継続する
ことは、安全上支障があるので、現在出力回路30から
出力されているクラッチ圧指令信号の内容にかかわらず
、速度段をNにするためのクラッチ圧指令信号、つまり
C1−C7の内容を全てオフとする指令信号を出力回路
30から出力させる処理が実行される。
あるいは、上記特定されたクラッチ以外の使用可能のク
ラッチ圧を係合させて、現在選択されている速度段に最
も近い速度段を選択する処理を実行する。つまりたとえ
ば、現在の速度段がF2  (H,/’Lクラッチ[、
SPクラップ2nd)であって、SPクラッチ2ndに
対応するSPクラッチバルブ15が故障部位として特定
された場合には、該SPクラッヂ2ndに対する係合指
令を中止して、上記速度段F2に最も近くSPクラッチ
2ndの係合を必要としていない速度段F1 (H/L
クラッチL、SPクラッチ1st)を選択するためのク
ラッチ圧指令信号を出力回路30から出力させる処理が
実行される。
2)電気系の故障、つまりクラッチ圧センサ19〜25
に異常有と故障判定がなされ(判定■。
■、■、O)だか、または入力軸回転センサ9または出
力軸回転センサ11に異常有と故障判定がなされ(判定
■、■)だ場合には、現在の速度段を保持して走行して
も安全上問題がないので、現在出力回路30から出力さ
れているクラッチ圧指令信号の内容をそのまま、同回路
30から出力させるようにする(ステップ115)。
以上説明したように、実施例によれば、クラッチ圧指令
通りにH/LクラッチおよびSPクラッチが係合してい
るか否かを判定するとともに、同りラッチ圧指令通りに
H/LクラッチおよびSPクラッチが選択係合され、こ
れら選択されたH/LクラッチおよびSPクラッチに対
応する減速比通りにこれらH/LクラッチおよびSPク
ラッチ前後の各軸が回転しているか否かを判定して、こ
れら各判定結果に基づいて変速システムの故障箇所が電
気系(@母系)または虎械系(油圧系)のいずれの箇所
であるかが正確に特定される。
この点、従来の装置ではクラッチ圧指令通りにトランス
ミッション切換バルブが正常に作動して、変速用クラッ
チが正常に係合するという前提の下に故障箇所を概ね特
定していたため、正確さに欠け、信頼性の点で劣るもの
であったが、実施例の装置では信頼性が大幅に向上する
さらには、故障発生箇所の情報に基づき、故障の修理が
迅速になされるのでサービス性が大幅に向上する。
また、故障箇所に応じて、走行は械や建設に械の危険が
少ないと判断すれば、現在の速度段を保持、または使用
可能の速度段に切り換えて走行を継続することも可能で
あるので、作業効率が大幅に向上する。
なお、実施例では、トランスミッションが2段の変速成
を有しており、これら2段の変速ぼのH/Lクラッチお
よびSPクラッチの組合せで速度段を選択する変速シス
テムを想定して説明したが、もちろんこれに限定される
ことなく、1段の変速別あるいは3段以上の変速橢によ
って変速がなされるシステムにも本光明は適用可能であ
る。
また、実施例では、H/LクラッチおよびSPクラッチ
(変速用クラッチ)が油圧によってその係合解放が制御
される場合を想定して説明したが、これに限定されるこ
となく、空気圧によって同制御がなされる場合や様械式
クラッチ等々あらゆるタイプの変速用クラッチに対して
も本発明は適用可能である。
なおまた、実施例では、各変速用クラッチが係合してい
るか否かを圧力センサにて検出するようにしているが、
各クラッチが係合しているか否かを検出し得るものであ
れば、変位センサ、0−ドセル等所望のセンサを使用す
る実施も当然可能である。
なお、本発明は、速度段レンジ(たとえばR5N、3.
2.1)を選択することによって自助的に最適速度段に
選択される(たとえばレンジ3が選択されたとき速度段
F2〜F8のうち最適なものが選択される)自動変速シ
ステムに対しても、またこれら変速段の選択をオペレー
タの意思によって決定する手動変速システムに対しても
適用可能であることはもちろんである。
また、実施例では、故15箇所の判定結果に応じて速度
段の保持等の処置を自動的に行なうようにしているが、
この自動的に行なう処置を適宜省略する実施も当然可能
であり、単に上記判定結果をCRT、液晶等を中心とし
て構成される表示装置に表示し得るようにして、上記処
置をマニュアル(オペレータの操作)にて行なう実施も
また可能である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、変速システムの菫
常発生箇所が正確に特定されるので、装置の信頼性およ
びこの装置が搭載される車両等のサービス性および作業
効率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る変速システムの異常検出装置の
一実施例を概念的に示すブロック図、第2図および第3
図は、第1図に示すマイクロプロセッサで行なわれる処
理手順を示すフローチャート、第4図(a) 、 (b
)および第5図(a) 、 [b) le&、第2図に
示すフローチャートを説明するために用いる図で実施例
の”Ji置における故障診断処理の論理判断を概念的に
示す図、第6図は従来の異常検出装置を説明するために
用いる変速システムの概念ブロック図、第7図は、従来
の装置における故障診断処理の論理判断を概念的に示す
図である。 2a・・・トランスミッション入力軸、3・・・トラン
スミッション、5・・・エンジン回転センサ、6・・・
コントローラ、7・・・59J変速は、7a・・・トラ
ンスミッション中間軸、8・・・主変速機、8a・・・
トランスミッション出力軸、9・・・トランスミッショ
ン入力軸回転センサ、10・・・トランスミッション中
間軸回転センサ、11・・・トランスミッション出力軸
回転センサ、12.13・・・H/ l−クラッチバル
ブ、14〜18・・・SPクラッチバルブ、19〜25
・・・クラッヂ圧センサ、2つ・・・マイクロプロセッ
サ、H,L、、 R,1th、 2nd、 3rd、 
4th・・・変速用クラッチ。 第4図 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の変速用クラッチから成るトランスミッショ
    ンを有し、前記変速用クラッチを選択して係合させるた
    めの速度段指令によって変速を行なう変速システムに適
    用され、 前記変速用クラッチに対し個別に設けられ、変速用クラ
    ッチが係合しているか否かを検出するクラッチ係合状態
    検出手段と、 前記変速用クラッチ前後の各軸の回転数を検出する回転
    数検出手段と、 前記速度段指令の内容と前記クラッチ係合状態検出手段
    の出力とに基づいて前記変速用クラッチの個々について
    前記速度段指令の内容通りに前記変速用クラッチが係合
    しているか否かを判定するクラッチ係合状態判定手段と
    、 前記速度段指令の内容と前記回転数検出手段の出力とに
    基づいて前記速度段指令の内容通りに前記変速用クラッ
    チが選択係合されて、この選択されたクラッチに対応す
    る減速比で該クラッチ前後の各軸が回転しているか否か
    を判定する回転数判定手段と、 前記クラッチ係合状態判定手段と前記回転数判定手段の
    各判定結果に基づいて前記変速システムの異常箇所を検
    出する手段と を具えたことを特徴とする変速システムの異常検出装置
  2. (2)前記トランスミッションは、トランスミッション
    入力軸から第1段目にある副変速用クラッチと第2段目
    にある主変速用クラッチとを具え、前記変速システムは
    速度段指令に応じてこれら副変速用クラッチと主変速用
    クラッチとを組み合わせて変速を行なうシステムである
    請求項(1)記載の変速システムの異常検出装置。
  3. (3)前記回転数検出手段は、前記トランスミッション
    入力軸と、前記副変速用クラッチ・主変速用クラッチ間
    の中間軸と、前記トランスミッションの出力軸の回転数
    をそれぞれ検出するものである請求項(2)記載の変速
    システムの異常検出装置。
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