JPS6332449Y2 - - Google Patents
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- JPS6332449Y2 JPS6332449Y2 JP19184384U JP19184384U JPS6332449Y2 JP S6332449 Y2 JPS6332449 Y2 JP S6332449Y2 JP 19184384 U JP19184384 U JP 19184384U JP 19184384 U JP19184384 U JP 19184384U JP S6332449 Y2 JPS6332449 Y2 JP S6332449Y2
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Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は自動変速機の故障診断装置に関し、さ
らに詳しくはトルクコンバータの出力軸回転数検
出部分の故障が回復したことを知り得るようにし
た自動変速機の故障診断装置に関するものであ
る。 (従来技術) 一般に、自動変速機としては、トルクコンバー
タと、遊星歯車機構などの歯車機構を有する多段
歯車式変速機構とを組合せて構成したものが汎用
されている。このような自動変速機における変速
制御には、通常、油圧機構が採用されて、電磁式
の切換弁により油圧回路を切換え、これにより、
多段歯車式変速機構に付随する流体式アクチユエ
ータとしてのブレーキ、クラツチなどの摩擦要素
を適宜作動させてエンジン動力の伝達系を切換え
て、所要の変速段を得るようになつている。そし
て、電磁式切換弁によつて油圧回路を切換えるに
は、車両の走行状態が予め定められた変速線を越
えたことを電子制御装置により検出し、この装置
からのシフトアツプ信号もしくはシフトダウン信
号によつて電磁式切換弁を選択的に作動させ、そ
れによつて油圧回路を切換えて変速するのが通例
である。 このような自動変速機においては、種々の部分
の故障が考えられるが、この故障対策の一つとし
て、特開昭57−116957号公報に示すようなものが
ある。この公報記載のものは、複数ある変速用電
磁手段の一つが故障したことを検出した際に、残
る正常な変速用電磁手段によつて、緊急用として
特別の変速段を採用するようにしている。 ところで、自動変速機の故障としては、トルク
コンバータの出力軸回転数を検出する部分の故障
が考えられる。このトルクコンバータの出力軸回
転数は、例えば変速特性を決定する1つのパラメ
ータとして、あるいは変速中か否か(変速が終了
したか否か)を判定するために利用される等、
種々の制御のために使用されるが、このトルクコ
ンバータの出力軸回転数検出部分が故障してしま
うと、該出力軸回転数に基づく制御に不具合を生
じてしまうことになる。したがつて、このトルク
コンバータの出力軸回転数検出部分が故障したか
否かを検出できるようにすることが、この故障の
際の緊急用の制御を行う等のための前提条件とし
て望まれることになる。ところが、このトルクコ
ンバータの出力軸回転数検出部分が、本来正常で
あるにもかかわらず、ノイズ等により誤まつて故
障と判定されてしまうおそれもあり、このための
何等かの対策が要請される。特に、単に故障回復
を診断するばかりではなく、故障回復した際に、
それまで故障として緊急時の制御を行なつている
場合等を勘案して、故障時の制御から故障回復後
の制御へ移行する場合等に車両の挙動変化が小さ
いものが望まれることになる。 (考案の目的) 本考案は以上のような事情を勘案してなされた
もので、トルクコンバータの出力軸等の等速特性
を決定するための所定の回転要素の回転数検出部
分の故障が回復したこと、換言すればこの検出部
分が正常に作動していることを知り得るようにす
ると共に、故障回復後の制御に移行した際の挙動
変化を極力小さくすることのできるようにした自
動変速機の故障診断装置を提供することを目的と
する。 (考案の構成) 前述の目的を達成するため、本考案にあつて
は、基本的には、変速特性を決定するための所定
の回転要素の回転数が、この所定の回転要素以外
の他のエンジン駆動系の回転数と比較してみた場
合に、正常な値であるときをこの所定の回転要素
の回転数検出部分が故障ではなく正常であるとし
て判断するようにしてある。具体的には、 エンジン出力軸に連結されたトルクコンバータ
と、前記トルクコンバータの出力軸に連結された
歯車式変速機構と、前記歯車式変速機構の変速操
作を行なう流体式アクチユエータに対する圧力流
体の供給を制御する変速用電磁手段と、あらかじ
め定められた変速特性に基づいて、前記変速用電
磁手段に対してシフトアツプ信号もしくはシフト
ダウン信号を出力する変速制御手段と、を備えた
自動変速機において、第1図に示すように、 上記変速特性を決定するための所定の回転要素
の回転数を検出する回転数検出手段と、 該回転数検出手段の出力が異常か否かを検出し
異常時、故障信号を出力する故障検出手段と、 該故障検出手段による故障検出時、故障時の制
御を行なう故障時制御手段と、 前記所定の回転要素以外の他のエンジン駆動系
の回転数を検出する比較回転数検出手段と、 前記故障時制御手段による制御中前記回転数検
出手段および前記比較回転数検出手段の出力を受
け、前記所定の回転要素の回転数が異常でない時
で前記他のエンジン駆動系の回転数が所定値より
小さいときに、故障回復信号を出力する故障回復
検出手段と、 該故障回復検出手段による故障回復検出時、故
障時制御手段による故障時の制御を解除する解除
手段と、 を備えた構成としてある。 このような構成とすることにより、前記所定の
回転要素の回転数が零でなければ本来この検出部
分は故障していないと判断し得るものではある
が、故障回復信号は、他のエンジン駆動系の回転
数が小さいときにしか出力されないので、故障時
のバツクアツプ制御等から正常な制御へ移行する
際の挙動変化が極力抑えられることになる。 (実施例) 以下本考案の実施例を添付した図面に基づいて
説明するが、先ず本考案が適用される自動変速機
の一例について説明することとする。 電子制御式自動変速機の機械部分の断面および
油圧制御回路を示す第2図において、自動変速機
ATは、トルクコンバータ10と、多段歯車変速
機構20と、トルクコンバータ10と多段歯車変
速機構20との間に配置されたオーバードライブ
用遊星歯車変速機構50とを含んで構成されてい
る。 トルクコンバータ10は、エンジン出力軸1に
結合されたポンプ11、該ポンプ11に対向して
配置されたタービン12、およびポンプ11とタ
ービン12との間に配置されたステータ13を有
し、タービン12にはコンバータ出力軸14が結
合されている。コンバータ出力軸14とポンプ1
1との間にはロツクアツプクラツチ15が配設さ
れている。このロツクアツプクラツチ15は、ト
ルクコンバータ10内を循環する作動油圧力によ
り常時係合方向すなわちエンジン出力軸1とトル
クコンバータ出力軸14とをロツクアツプ(直
結)する方向に付勢されると共に、外部から供給
される開放用油圧により開放状態に保持されるよ
うになつている。 多段歯車変速機構20は、前段遊星歯車機構2
1と後段遊星歯車機構22を有し、前段遊星歯車
機構21のサンギア23と後段遊星歯車機構22
のサンギア24とは連結軸25を介して連結され
ている。多段歯車変速機構20の入力軸26は、
前方クラツチ27を介して連結軸25に、また後
方クラツチ28を介して前段遊星歯車機構21の
インターナルギア29にそれぞれ連結されるよう
になつている。連結軸25すなわちサンギア2
3,24と変速機ケースとの間には前方ブレーキ
30が設けられている。前段遊星歯車機構21の
プラネタリキヤリア31と後段遊星歯車機構22
のインターナルギア33とは出力軸34に連結さ
れ、後段遊星歯車機構22のプラネタリキヤリア
35と変速機ケースとの間には後方ブレーキ36
とワンウエイクラツチ37が介設されている。 オーバードライブ用遊星歯車変速機構50にお
いては、プラネタリギア51を回転自在に支持す
るプラネタリキヤリア52がトルクコンバータ1
0の出力軸14に連結され、サンギア53は連結
クラツチ54を介してインターナルギア55に結
合されるようになつている。サンギア53と変速
機ケースとの間にはオーバードライブブレーキ5
6が設けられ、またインターナルギア55は多段
歯車変速機構20の入力軸26に連結されてい
る。 多段歯車変速機構20は従来公知の形式で前進
3段および後進1段の変速段を有し、クラツチ2
7,28およびブレーキ30,36を適宜作動さ
せることにより所要の変速段を得ることができる
ものである。オーバードライブ用遊星歯車変速機
構50は、直結クラツチ54が係合しブレーキ5
6が解除されたとき、軸14,26を直結状態で
結合する一方、ブレーキ56が係合し、クラツチ
54が解放されたとき軸14,26をオーバード
ライブ結合する。 以上説明した自動変速機ATは、第2図に示し
たような油圧制御回路CKを備えている。この油
圧制御回路CKは、エンジン出力軸1によつて駆
動されるオイルポンプ100を有し、このオイル
ポンプ100から圧力ライン101に吐出された
作動油は、調圧弁102により圧力が調整されて
セレクト弁103に導かれる。セレクト弁103
は、1,2,D,N,R,P、の各シフト位置を
有し、該セレクト弁103が1,2およびD位置
にあるとき、圧力ライン101はセレクト弁10
3のポートa,b,cに連通する。ポートaは後
方クラツク28の作動用アクチユエータ104に
接続されており、弁103が上述の位置にあると
き、後方クラツチ28は係合状態に保持される。
ポートaは、また1−2シフト弁110の左方端
近傍にも接続され、そのスプールを図において右
方に押し付けている。ポートaは、さらに第1ラ
インL1を介して1−2シフト弁110の右方端
に、第2ラインL2を介して2−3シフト弁12
0の右方端に、第3ラインL3を介して3−4シ
フト弁130の右方端にそれぞれ接続されてい
る。 上記第1、第2および第3ラインL1,L2、
およびL3からは、それぞれ第1、第2および第
3ドレンラインDL1,DL2およびDL3が分岐
しており、これらのドレンラインDL1,DL2,
DL3には、このドレンラインDL1,DL2,DL
3の開閉を行なう第1、第2、第3ソレノイド弁
SL1,SL2,SL3が接続されている。上記ソレ
ノイド弁SL1,SL2,SL3は、ライン101と
ポートaが連通している状態で消磁されると、各
ドレンラインDL1,DL2,DL3を閉じ、その
結果第1、第2、第3ライン内の圧力を高めるよ
うになつている。 ポートbはセカンドロツク弁105にもライン
140を介して接続され、この圧力はセカンドロ
ツク弁105のスプールを図において下方に押し
下げるように作用する。セカンドロツク弁105
のスプールが下方位置にあるとき、ライン140
とライン141とが連通し、油圧が前方ブレーキ
30のアクチユエータ108の係合側圧力室に導
入されて前方ブレーキ30を作動方向に保持す
る。ポートcはセカンドロツク弁105に接続さ
れ、この圧力は該弁105のスプールを上方に押
し上げるように作用する。さらにポートcは圧力
ライン106を介して2−3シフト弁120に接
続されている。このライン106は、第2ドレン
ラインDL2のソレノイド弁SL2が消磁されて、
第2ラインL2内の圧力が高められ、この圧力に
より2−3シフト弁120のスプールが左方に移
動させられたとき、ライン107に連通する。ラ
イン107は、前方ブレーキ30のアクチユエー
タ108の解除側圧力室に接続され、該圧力室に
油圧が導入されたとき、アクチユエータ108は
係合側圧力室の圧力に抗してブレーキ30を解除
方向に作動させる。また、ライン107の圧力
は、前方クラツチ27のアクチユエータ109に
も導かれ、このクラツチ27を係合させる。 セレクト弁103は、1位置において圧力ライ
ン101に通じるポートdを有し、このポートd
は、ライン112を経て1−2シフト弁110に
達し、さらにライン113を経て後方ブレーキ3
6のアクチユエータ114に接続される。1−2
シフト弁110および2−3シフト弁120は、
所定の信号によりソレノイド弁SL1,SL2が消
磁されたとき、スプールを移動させてラインを切
り替え、これにより所定のブレーキ、またはクラ
ツチが作動し、それぞれ1−2,2−3の変速動
作が行なわれる。また油圧制御回路CKには調圧
弁102からの油圧を安定させるカツトバツク用
弁115、吸気負圧の大きさに応じて調圧弁10
2からのライン圧を変化させるバキユームスロツ
トル弁116、このスロツトル弁116を補助す
るスロツトルバツクアツプ弁117が設けられて
いる。 さらに、本例の油圧制御回路CKにはオーバー
ドライブ用の遊星歯車変速機構50のクラツチ5
4およびブレーキ56を制御するために、3−4
シフト弁130およびアクチユエータ132が設
けられている。アクチユエータ132の係合側圧
力室は圧力ライン101に接続されており、該ラ
イン101の圧力によりブレーキ56は係合方向
に押されている。この3−4シフト弁も、上記1
−2,2−3シフト弁110,120と同様、ソ
レノイド弁SL3が消磁されると該3−4シフト
弁130のスプール131が下方に移動し、圧力
ライン101とライン122が遮断され、ライン
122はドレーンされる。これによつてブレーキ
56のアクチユエータ132の解除側圧力室に作
用する油圧がなくなり、ブレーキ56を係合方向
に作動させるとともにクラツチ54のアクチユエ
ータ134がクラツチ54を解除させるように作
用する。 さらに本例の油圧制御回路CKには、ロツクア
ツプ制御弁133が設けられており、このロツク
アツプ制御弁133はラインL4を介してセレク
ト弁103のポートaに連通されている。このラ
インL4からは、ドレンラインDL1,DL2,
DL3と同様ソレノイド弁SL4が設けられたドレ
ンラインDL4が分岐している。ロツクアツプ制
御弁133は、ソレノイド弁SL4が励磁されて
ドレンラインDL4が閉じられ、ラインL4内の
圧力が高まつたとき、このスプールがライン12
3とライン124を遮断して、ライン124がド
レンされロツクアツプクラツチ15を作動方向に
移動させるようになつている。 以上の構成において、各変速段およびロツクア
ツプと各ソレノイドの作動関係、および各変速段
とクラツチ、ブレーキの作動関係を次の第1表〜
第3表に示す。
らに詳しくはトルクコンバータの出力軸回転数検
出部分の故障が回復したことを知り得るようにし
た自動変速機の故障診断装置に関するものであ
る。 (従来技術) 一般に、自動変速機としては、トルクコンバー
タと、遊星歯車機構などの歯車機構を有する多段
歯車式変速機構とを組合せて構成したものが汎用
されている。このような自動変速機における変速
制御には、通常、油圧機構が採用されて、電磁式
の切換弁により油圧回路を切換え、これにより、
多段歯車式変速機構に付随する流体式アクチユエ
ータとしてのブレーキ、クラツチなどの摩擦要素
を適宜作動させてエンジン動力の伝達系を切換え
て、所要の変速段を得るようになつている。そし
て、電磁式切換弁によつて油圧回路を切換えるに
は、車両の走行状態が予め定められた変速線を越
えたことを電子制御装置により検出し、この装置
からのシフトアツプ信号もしくはシフトダウン信
号によつて電磁式切換弁を選択的に作動させ、そ
れによつて油圧回路を切換えて変速するのが通例
である。 このような自動変速機においては、種々の部分
の故障が考えられるが、この故障対策の一つとし
て、特開昭57−116957号公報に示すようなものが
ある。この公報記載のものは、複数ある変速用電
磁手段の一つが故障したことを検出した際に、残
る正常な変速用電磁手段によつて、緊急用として
特別の変速段を採用するようにしている。 ところで、自動変速機の故障としては、トルク
コンバータの出力軸回転数を検出する部分の故障
が考えられる。このトルクコンバータの出力軸回
転数は、例えば変速特性を決定する1つのパラメ
ータとして、あるいは変速中か否か(変速が終了
したか否か)を判定するために利用される等、
種々の制御のために使用されるが、このトルクコ
ンバータの出力軸回転数検出部分が故障してしま
うと、該出力軸回転数に基づく制御に不具合を生
じてしまうことになる。したがつて、このトルク
コンバータの出力軸回転数検出部分が故障したか
否かを検出できるようにすることが、この故障の
際の緊急用の制御を行う等のための前提条件とし
て望まれることになる。ところが、このトルクコ
ンバータの出力軸回転数検出部分が、本来正常で
あるにもかかわらず、ノイズ等により誤まつて故
障と判定されてしまうおそれもあり、このための
何等かの対策が要請される。特に、単に故障回復
を診断するばかりではなく、故障回復した際に、
それまで故障として緊急時の制御を行なつている
場合等を勘案して、故障時の制御から故障回復後
の制御へ移行する場合等に車両の挙動変化が小さ
いものが望まれることになる。 (考案の目的) 本考案は以上のような事情を勘案してなされた
もので、トルクコンバータの出力軸等の等速特性
を決定するための所定の回転要素の回転数検出部
分の故障が回復したこと、換言すればこの検出部
分が正常に作動していることを知り得るようにす
ると共に、故障回復後の制御に移行した際の挙動
変化を極力小さくすることのできるようにした自
動変速機の故障診断装置を提供することを目的と
する。 (考案の構成) 前述の目的を達成するため、本考案にあつて
は、基本的には、変速特性を決定するための所定
の回転要素の回転数が、この所定の回転要素以外
の他のエンジン駆動系の回転数と比較してみた場
合に、正常な値であるときをこの所定の回転要素
の回転数検出部分が故障ではなく正常であるとし
て判断するようにしてある。具体的には、 エンジン出力軸に連結されたトルクコンバータ
と、前記トルクコンバータの出力軸に連結された
歯車式変速機構と、前記歯車式変速機構の変速操
作を行なう流体式アクチユエータに対する圧力流
体の供給を制御する変速用電磁手段と、あらかじ
め定められた変速特性に基づいて、前記変速用電
磁手段に対してシフトアツプ信号もしくはシフト
ダウン信号を出力する変速制御手段と、を備えた
自動変速機において、第1図に示すように、 上記変速特性を決定するための所定の回転要素
の回転数を検出する回転数検出手段と、 該回転数検出手段の出力が異常か否かを検出し
異常時、故障信号を出力する故障検出手段と、 該故障検出手段による故障検出時、故障時の制
御を行なう故障時制御手段と、 前記所定の回転要素以外の他のエンジン駆動系
の回転数を検出する比較回転数検出手段と、 前記故障時制御手段による制御中前記回転数検
出手段および前記比較回転数検出手段の出力を受
け、前記所定の回転要素の回転数が異常でない時
で前記他のエンジン駆動系の回転数が所定値より
小さいときに、故障回復信号を出力する故障回復
検出手段と、 該故障回復検出手段による故障回復検出時、故
障時制御手段による故障時の制御を解除する解除
手段と、 を備えた構成としてある。 このような構成とすることにより、前記所定の
回転要素の回転数が零でなければ本来この検出部
分は故障していないと判断し得るものではある
が、故障回復信号は、他のエンジン駆動系の回転
数が小さいときにしか出力されないので、故障時
のバツクアツプ制御等から正常な制御へ移行する
際の挙動変化が極力抑えられることになる。 (実施例) 以下本考案の実施例を添付した図面に基づいて
説明するが、先ず本考案が適用される自動変速機
の一例について説明することとする。 電子制御式自動変速機の機械部分の断面および
油圧制御回路を示す第2図において、自動変速機
ATは、トルクコンバータ10と、多段歯車変速
機構20と、トルクコンバータ10と多段歯車変
速機構20との間に配置されたオーバードライブ
用遊星歯車変速機構50とを含んで構成されてい
る。 トルクコンバータ10は、エンジン出力軸1に
結合されたポンプ11、該ポンプ11に対向して
配置されたタービン12、およびポンプ11とタ
ービン12との間に配置されたステータ13を有
し、タービン12にはコンバータ出力軸14が結
合されている。コンバータ出力軸14とポンプ1
1との間にはロツクアツプクラツチ15が配設さ
れている。このロツクアツプクラツチ15は、ト
ルクコンバータ10内を循環する作動油圧力によ
り常時係合方向すなわちエンジン出力軸1とトル
クコンバータ出力軸14とをロツクアツプ(直
結)する方向に付勢されると共に、外部から供給
される開放用油圧により開放状態に保持されるよ
うになつている。 多段歯車変速機構20は、前段遊星歯車機構2
1と後段遊星歯車機構22を有し、前段遊星歯車
機構21のサンギア23と後段遊星歯車機構22
のサンギア24とは連結軸25を介して連結され
ている。多段歯車変速機構20の入力軸26は、
前方クラツチ27を介して連結軸25に、また後
方クラツチ28を介して前段遊星歯車機構21の
インターナルギア29にそれぞれ連結されるよう
になつている。連結軸25すなわちサンギア2
3,24と変速機ケースとの間には前方ブレーキ
30が設けられている。前段遊星歯車機構21の
プラネタリキヤリア31と後段遊星歯車機構22
のインターナルギア33とは出力軸34に連結さ
れ、後段遊星歯車機構22のプラネタリキヤリア
35と変速機ケースとの間には後方ブレーキ36
とワンウエイクラツチ37が介設されている。 オーバードライブ用遊星歯車変速機構50にお
いては、プラネタリギア51を回転自在に支持す
るプラネタリキヤリア52がトルクコンバータ1
0の出力軸14に連結され、サンギア53は連結
クラツチ54を介してインターナルギア55に結
合されるようになつている。サンギア53と変速
機ケースとの間にはオーバードライブブレーキ5
6が設けられ、またインターナルギア55は多段
歯車変速機構20の入力軸26に連結されてい
る。 多段歯車変速機構20は従来公知の形式で前進
3段および後進1段の変速段を有し、クラツチ2
7,28およびブレーキ30,36を適宜作動さ
せることにより所要の変速段を得ることができる
ものである。オーバードライブ用遊星歯車変速機
構50は、直結クラツチ54が係合しブレーキ5
6が解除されたとき、軸14,26を直結状態で
結合する一方、ブレーキ56が係合し、クラツチ
54が解放されたとき軸14,26をオーバード
ライブ結合する。 以上説明した自動変速機ATは、第2図に示し
たような油圧制御回路CKを備えている。この油
圧制御回路CKは、エンジン出力軸1によつて駆
動されるオイルポンプ100を有し、このオイル
ポンプ100から圧力ライン101に吐出された
作動油は、調圧弁102により圧力が調整されて
セレクト弁103に導かれる。セレクト弁103
は、1,2,D,N,R,P、の各シフト位置を
有し、該セレクト弁103が1,2およびD位置
にあるとき、圧力ライン101はセレクト弁10
3のポートa,b,cに連通する。ポートaは後
方クラツク28の作動用アクチユエータ104に
接続されており、弁103が上述の位置にあると
き、後方クラツチ28は係合状態に保持される。
ポートaは、また1−2シフト弁110の左方端
近傍にも接続され、そのスプールを図において右
方に押し付けている。ポートaは、さらに第1ラ
インL1を介して1−2シフト弁110の右方端
に、第2ラインL2を介して2−3シフト弁12
0の右方端に、第3ラインL3を介して3−4シ
フト弁130の右方端にそれぞれ接続されてい
る。 上記第1、第2および第3ラインL1,L2、
およびL3からは、それぞれ第1、第2および第
3ドレンラインDL1,DL2およびDL3が分岐
しており、これらのドレンラインDL1,DL2,
DL3には、このドレンラインDL1,DL2,DL
3の開閉を行なう第1、第2、第3ソレノイド弁
SL1,SL2,SL3が接続されている。上記ソレ
ノイド弁SL1,SL2,SL3は、ライン101と
ポートaが連通している状態で消磁されると、各
ドレンラインDL1,DL2,DL3を閉じ、その
結果第1、第2、第3ライン内の圧力を高めるよ
うになつている。 ポートbはセカンドロツク弁105にもライン
140を介して接続され、この圧力はセカンドロ
ツク弁105のスプールを図において下方に押し
下げるように作用する。セカンドロツク弁105
のスプールが下方位置にあるとき、ライン140
とライン141とが連通し、油圧が前方ブレーキ
30のアクチユエータ108の係合側圧力室に導
入されて前方ブレーキ30を作動方向に保持す
る。ポートcはセカンドロツク弁105に接続さ
れ、この圧力は該弁105のスプールを上方に押
し上げるように作用する。さらにポートcは圧力
ライン106を介して2−3シフト弁120に接
続されている。このライン106は、第2ドレン
ラインDL2のソレノイド弁SL2が消磁されて、
第2ラインL2内の圧力が高められ、この圧力に
より2−3シフト弁120のスプールが左方に移
動させられたとき、ライン107に連通する。ラ
イン107は、前方ブレーキ30のアクチユエー
タ108の解除側圧力室に接続され、該圧力室に
油圧が導入されたとき、アクチユエータ108は
係合側圧力室の圧力に抗してブレーキ30を解除
方向に作動させる。また、ライン107の圧力
は、前方クラツチ27のアクチユエータ109に
も導かれ、このクラツチ27を係合させる。 セレクト弁103は、1位置において圧力ライ
ン101に通じるポートdを有し、このポートd
は、ライン112を経て1−2シフト弁110に
達し、さらにライン113を経て後方ブレーキ3
6のアクチユエータ114に接続される。1−2
シフト弁110および2−3シフト弁120は、
所定の信号によりソレノイド弁SL1,SL2が消
磁されたとき、スプールを移動させてラインを切
り替え、これにより所定のブレーキ、またはクラ
ツチが作動し、それぞれ1−2,2−3の変速動
作が行なわれる。また油圧制御回路CKには調圧
弁102からの油圧を安定させるカツトバツク用
弁115、吸気負圧の大きさに応じて調圧弁10
2からのライン圧を変化させるバキユームスロツ
トル弁116、このスロツトル弁116を補助す
るスロツトルバツクアツプ弁117が設けられて
いる。 さらに、本例の油圧制御回路CKにはオーバー
ドライブ用の遊星歯車変速機構50のクラツチ5
4およびブレーキ56を制御するために、3−4
シフト弁130およびアクチユエータ132が設
けられている。アクチユエータ132の係合側圧
力室は圧力ライン101に接続されており、該ラ
イン101の圧力によりブレーキ56は係合方向
に押されている。この3−4シフト弁も、上記1
−2,2−3シフト弁110,120と同様、ソ
レノイド弁SL3が消磁されると該3−4シフト
弁130のスプール131が下方に移動し、圧力
ライン101とライン122が遮断され、ライン
122はドレーンされる。これによつてブレーキ
56のアクチユエータ132の解除側圧力室に作
用する油圧がなくなり、ブレーキ56を係合方向
に作動させるとともにクラツチ54のアクチユエ
ータ134がクラツチ54を解除させるように作
用する。 さらに本例の油圧制御回路CKには、ロツクア
ツプ制御弁133が設けられており、このロツク
アツプ制御弁133はラインL4を介してセレク
ト弁103のポートaに連通されている。このラ
インL4からは、ドレンラインDL1,DL2,
DL3と同様ソレノイド弁SL4が設けられたドレ
ンラインDL4が分岐している。ロツクアツプ制
御弁133は、ソレノイド弁SL4が励磁されて
ドレンラインDL4が閉じられ、ラインL4内の
圧力が高まつたとき、このスプールがライン12
3とライン124を遮断して、ライン124がド
レンされロツクアツプクラツチ15を作動方向に
移動させるようになつている。 以上の構成において、各変速段およびロツクア
ツプと各ソレノイドの作動関係、および各変速段
とクラツチ、ブレーキの作動関係を次の第1表〜
第3表に示す。
【表】
【表】
【表】
第3図は、上述した自動変速機ATに伴われた
油圧制御回路CKを制御して、変速制御およびロ
ツクアツプ制御を行なうようにされた本発明に係
る自動変速機ATの制御装置の一例を、該自動変
速機ATが組込まれたエンジンENと共に示す。 この第3図において、制御ユニツト200は、
第12図に示すように、自動変速機ATについて
のロツクアツプ制御を行なうロツクアツプ制御回
路201と、変速制御を行なう変速制御回路20
2と、を含む他、故障検出回路Aおよび故障回復
検出回路Bをも含むものとされている。 この制御ユニツト200には、タービン回転数
センサTS、エンジン出力軸回転数センサES、変
速機出力軸回転数センサASからの各信号の他、
エンジンENの吸気通路203に設けたスロツト
ルバルブ204のスロツトル開度THを検出する
エンジン負荷センサLSからの信号が入力される
ようになつている。なお、ここでは、タービン回
転数TSPは車速に、またスロツトル開度THはエ
ンジン負荷にそれぞれ対応した情報として取り扱
われる。 故障検出回路A、故障回復検出回路Bは、ター
ビン回転数センサTS関連部分が故障したか、あ
るいはこの故障が回復したかを判断するもので、
このセンサTS関連部分が故障であるときは故障
信号SPを、また故障が回復している場合は故障
回復信号SP′を、後述するように出力するもので
ある。 制御ユニツト200の変速制御回路202は、
上述したタービン回転数センサTSからのタービ
ン回転数信号、エンジン負荷センサLSからのス
ロツトル開度信号および図示しない走行モードを
検出する走行モードセンサから得られる情報を、
例えば第4図に示されるタービン回転数−エンジ
ン負荷特性に基づいてあらかじめ決定された変速
マツプのシフトアツプ変速線およびシフトダウン
変速線に照合して、変速すべきか否かの演算を行
う。そして、この演算結果に応じて、シフトアツ
プ信号Cpもしくはシフトダウン信号Cp′を油圧制
御回路CKの第1、第2、第3ソレノイド弁SL
1,SL2,SL3に出力し、それらを第1表に示
されるような態様で選択的に励磁して、自動変速
機ATの変速段を上位変速段(シフトアツプ)も
しくは下位変速段(シフトダウン)に移行させる
制御を行なう。 また、制御ユニツト200のロツクアツプ制御
回路201では、上述の変速制御回路202にお
ける場合と同様に、タービン回転数センサTSか
らのタービン回転数信号、エンジン負荷センサ
LSからのスロツトル開度信号および走行モード
信号がああわす情報を、例えば第4図に示すよう
なタービン回転数−エンジン負荷特性に基づいて
あらかじめ決定された変速マツプのロツクアツプ
作動線およびロツクアツプ解除線に照合して、ロ
ツクアツプすべきかロツクアツプ解除すべきかの
演算を行なう。そして、この演算結果に応じて、
ロツクアツプ作動信号Cqもしくはロツクアツプ
解除信号Cq′を油圧制御回路CKの第4ソレノイ
ド弁SL4に出力する。 制御ユニツト200は、例えばマイクロコンピ
ユータによつて構成することができ、かかる制御
ユニツト200を構成するマイクロコンピユータ
の動作プログラムは、例えば第5図ないし第11
図に示すようなフローチヤートにしたがつて実行
される。以下このフローチヤートについて順次説
明することとする。 全体の制御 第5図は、変速制御の全体フローチヤートを示
し、変速制御は、この図からも解るようにまずス
テツプS1でのイニシヤライズ設定から行なわれ
る。このイニシヤライズ設定は、自動変速機の油
圧制御回路の切換えを行なう各制御弁のポートお
よび必要なカウンタをイニシヤライズして歯車変
速機構20を第1速に、ロツクアツプクラツチ1
5を解除にそれぞれ設定する。この後、制御ユニ
ツト200の各種ワーキングエリアをイニシヤラ
イズして完了する。 次いで、ステツプS2でセレクト弁103の位
置すなわちシフトレンジを読む。それから、ステ
ツプS3でこの読まれたシフトレンジが“1レン
ジ”であるか否かを判別する。シフトレンジが
“1レンジ”であるときには、ステツプS4でロ
ツクアツプを解除し、次いでステツプS5で1速
へシフトダウンしてエンジンがオーバーランする
か否かを計算する。ステツプS6でオーバーラン
すると判定されたときには、ステツプS7で歯車
変速機構20を第2速に変速するようにシフト弁
を制御する。オーバーランしないと判定されたと
きには、変速シヨツクを防止するためステツプS
8で第1速に変速する。 ステツプS3でシフトレンジが“1レンジ”で
ない場合には、ステツプS9でシフトレンジが
“2レンジ”であるか否かが判定される。シフト
レンジが“2”レンジであるときには、ステツプ
S10でロツクアツプが解除され、次いで、ステ
ツプS11で第2速へ変速される。一方、ステツ
プS9でシフトレンジが“2レンジ”でないと判
定された場合は、結局シフトレンジがDレンジに
あることを示し、この場合には、それぞれ後述す
るステツプS12でのシフトアツプ制御、ステツ
プS13でのシフトダウン制御、およびステツプ
S14でのロツクアツプ制御が順に行われる。 以上のようにして、ステツプS7,S8,S1
1,S14が完了すると、ステツプS2に戻り、
上述したルーチンが繰り返えされる。 シフトアツプ制御 続いて、前記シフトアツプ制御(第5図のステ
ツプS12)について第6図に沿つて詳細に説明
する。 まずギアポジシヨンすなわち歯車変速機構20
の位置を読み出すことから行なわれる。次に、こ
の読み出されたギアポジシヨンに基づき、ステツ
プS21で現在第4速であるか否かが判定され
る。第4速でないときには、ステツプS22で現
在のスロツトル開度TH′を読み出し、ステツプS
23でスロツトル開度に応じたシフトアツプマツ
プのデータTSP1を読み出す。このシフトマツプ
の例を第7図に示す。次にステツプS24で現在
のタービン回転数TSP′を読み出し、この現在の
タービン回転数TSP′を、上記読み出したシフト
アツプマツプのデータTSP1に照らし、ステツプ
S25で現在のタービン回転数TSP′がスロツト
ル開度との関係において変速線Mfu1に示された
設定タービン回転数TSP1より大きいか否かを判
断する。 現在のタービン回転数TSP′が、スロツトル開
度THとの関係において上記設定タービン回転数
TSP1より大きいときに、ステツプS26で1段
シフトアツプのためのフラグ1を読み出してこの
読み出されたフラグ1が0か1か、すなわちリセ
ツト状態にあるかセツト状態にあるかを判断す
る。フラグ1は1段シフトアツプが実行された場
合0から1に変更されるもので1段シフトアツプ
状態を記憶しているフラグ1がリセツト状態にあ
るとき、ステツプS27でフラグ1を1にした
後、ステツプS87でシフトアツプが行なわれ
て、1段シフトアツプ制御を完了する。 上記ステツプS26において、1段シフトアツ
プ制御系統におけるフラグ1が1か否かの判定が
1であるときは、そのまま制御を完了する。 また、最初の段階での第4速かどうかの判定が
4速であるときも、そのまま制御を完了する。さ
らに、ステツプS25で現在のタービン回転数
TSP′がスロツトル開度THとの関係において変
速線Mfu1によつて示される設定タービン回転数
TSP1より大きくないと判定されたときは、ステ
ツプS29でTSP1に例えば0.8を乗じて、第7図
に破線で示した新たな変速線Mfu2上の新たな設
定タービン回転数TSP2を設定する。次いでステ
ツプS30で現在のタービン回転数TSP′が上記
変速数Mfu2に示された設定タービン回転数TSP2
より大きいか否かを判定し、TSP′よりTSP2の方
が大きい場合には、ステツプS31でフラグ1を
リセツトして次のサイクルにそなえ、逆に
TSP′よりTSP2の方が大きくない場合には、この
後、シフトダウン制御に移行する。 シフトダウン制御 シフトダウン制御(第5図のステツプS13)
は、第8図に示したシフトダウン変速制御サブル
ーチンに従つて実行される。このシフトダウン制
御は、シフトアツプ制御の場合と同様、まずギア
ポジシヨンを読み出すことから行なわれる。次
に、この読み出されたギアポジシヨンに基づき、
ステツプS41で現在第1速であるか否かが判定
される。第1速でないときには、ステツプS42
でスロツトル開度THを読み出したのち、ステツ
プS43でこの読み出したスロツトル開度THに
応じたシフトダウンマツプのデータTSP1を読み
出す。このシフトダウンマツプの例を第9図に示
す。次にステツプS44で現在のタービン回転数
TSP′を読み出し、このタービン回転数TSP′を、
上記読み出したシフトダウンマツプのデータであ
る設定タービン回転数TSP1に照らし、現在のタ
ービン回転数TSP′がスロツトル開度THとの関
係においてシフトアツプ変速線Mfd1に示された
設定タービン回転数TSP1より小さいか否かをス
テツプS45で判定する。 現在のタービン回転数TSP′が上記設定タービ
ン回転数TSP1より小さいときには、ステツプS
46で1段シフトダウンのためのフラグ2を読み
出す。フラグ2は1段シフトダウンしたとき0か
ら1に変更されるものである。 次に、このフラグ2が0か1か、すなわちリセ
ツト状態にあるかセツト状態にあるかを判定す
る。フラグ2がリセツト状態にあるとき、ステツ
プS47でフラグ2を1にして、ステツプS48
で1段シフトダウンを行ない、1段シフトダウン
制御を完了する。 上記ステツプS46でフラグ2がセツト状態に
あると判定されたときは、シフトダウンが不可能
であるので、そのまま制御を完了する。 また、ステツプS45において、現在のタービ
ン回転数TSP′が1段シフトダウン変速線Mfd1に
示される設定タービン回転数TSP1より小さくな
いと判定されたときは、現在のスロツトル開度に
応じたシフトダウンマツプを読み出し、ステツプ
S49でこのマツプの変速線Mfd1に示された設
定タービン回転数TSP1に例えば1/0.8を乗じ、新
たな変速線Mfd2上の新たな設定タービン回転数
TSP2を設定する。次いで、ステツプS50で現
在のタービン回転数TSP′が上記変速線Mfd2に示
された設定タービン回転数TSP2より小さいとき
は、そのまま制御を完了し、小さくないときはス
テツプS51でフラグ2をリセツトして0にし
て、制御を完了し、この後ロツクアツプ制御に移
行する。 なお、以上説明したシフトアツプ変速制御、お
よびシフトダウン変速制御において、変速を行な
わない場合に、マツプの変速線に0.8または1/0.8
を乗じて新たな変速線を形成してヒステリシスを
作るのは、エンジン回転数、タービン回転数が変
速の臨界にあるときに、変速が頻繁に行なわれる
ことによりチヤツタリングが生ずるのを防止する
ためである。 ロツクアツプ制御 次に、第10図を参照してロツクアツプ制御に
ついて説明する(第5図のステツプS14)。 先ず、ロツクアツプ制御は、ステツプS61で
現在のスロツトル開度TH′を読み出した後、ステ
ツプS62で、ロツクアツプOFFマツプ、すな
わちロツクアツプをOFF(解除)状態にするため
の制御に使用される変速線Moff(第11図参照)
を示したマツプより、スロツトル開度に対応した
設定タービン回転数TSP1を読み出す。次いで、
ステツプS63で、現在のタービン回転数
TSP′を読み、ステツプS64で、この読み出し
た現在のタービン回転数TSP′を前記ロツクアツ
プOFFマツプに照し、この現在のタービン回転
数TSP′が前記変速線MOFFに示された設定ター
ビン回転数TSP1より大きいか否かが判定される。
現在のタービン回転数TSP′が設定タービン回転
数TSP1よりも小さい場合には、ステツプS65
でロツクアツプが解除されて終了する。 一方、現在のタービン回転数TSP′が設定ター
ビン回転数TSP1よりも大きい場合には、ステツ
プS66で、ロツクアツプONマツプ、すなわち
ロツクアツプをON(作動)状態にするための制
御に使用される変速線Mon(第11図参照)を示
したマツプより、スロツトル開度THに対応した
別の設定タービン回転数TSP2を読み出し、次い
でステツプS67で、現在のタービン回転数
TSP′が設定タービン回転数TSP2よりも大きいか
否かが判定される。そして、TSP′よりTSP2の方
が大きい場合には、ステツプS68でロツクアツ
プを作動して終了する一方、TSP′よりTSP2の方
が大きくない場合には、そのまま終了する。 さて次に、故障検出回路A、故障回復検出回路
Bについて説明するが、先ずタービン回転数
TSP検出部分が故障していることを診断する故
障検出回路Aについて、第12図により説明す
る。 先ず、タービン回転数センサTSからの信号が、
トルクコンバータ出力軸回転数検出回路221に
入力されて、ここで所定の電気信号に変換された
後、トルクコンバータ出力軸回転数演算回路22
2でトルクコンバータ10における出力軸14の
回転数すなわちタービン回転数TSPが演算され
る。このタービン回転数TSPに対応した信号St
は、変速制御回路202、ロツクアツプ制御回路
201に出力されて、前述したような変速制御お
よびロツクアツプ制御に利用される。また、この
タービン回転数信号Stは、第1比較器223に入
力される。この第1比較器223には、第1基準
回路224からの信号すなわちタービン回転数
TSPが零であるのに対応した信号が入力され、
前記回転数演算回路222からのタービン回転数
信号Stが上記第1基準回路224からの零信号よ
りも大きいときに、第1比較器223からハイ信
号が出力され、このハイ信号は、反転器225を
介してアンド回路226に入力されるようになつ
ている。 一方、エンジン出力軸1の回転数を検出するセ
ンサES(第3図をも参照)からの出力が、エンジ
ン出力軸回転数検出回路227、エンジン出力軸
回転数演算回路228を経て、エンジン回転数
ESPに対応したエンジン出力回転数信号Etとし
て第2比較器229に入力される。このエンジン
回転数信号Etは、トルクコンバータ10の出力
軸回転数すなわちタービン回転数TSP以外の他
のエンジン駆動系の回転数となるものである。こ
の第2比較器229には、第2基準回路230か
らの信号も入力されるようになつており、該第2
基準回路230からの信号は、トルクコンバータ
10のストール回転数(一般には2000〜3000rpm
の間に設定されている)よりも若干大きいストー
ル対応回転数に対応した信号とされている。そし
て、エンジン回転数信号Etが上記ストール対応
回転数信号よりも大きいときに、第2比較器22
9からハイ信号が出力されて、このハイ信号はオ
ア回路231に入力されるようになつている。 さらに、実施例ではタービン回転数TSP以外
の他のエンジン駆動系の回転数として、変速機2
0の出力軸34の回転数をもみるようにしてあ
り、このため、上記変速機20の出力軸34の回
転数を検出するセンサAS(第3図をも参照)から
の出力が、変速機出力軸回転数検出回路232、
変速機出力軸回転数演算回路233を経て、変速
機出力軸回転数ASPに対応した変速機出力軸回
転数信号Atとして第3比較器234に入力され
るようになつている。この第3比較器234は、
第3基準回路235からの信号が入力されるよう
になつており、この第3基準回路235からの信
号は、所定の車速(例えば40Km/h)に対応した
回転数信号として設定されている。なお、この第
3基準回路235設定される回転数信号(車速)
は、故障のため走行中にタービン回転数が零とし
て出力されたままに放置されてシフトダウンが行
われた際にも、危険でないような車速に対応した
ものとして、極力小さく設定される。そして、第
3比較器234は、変速機出力軸回転数信号At
が第3基準回路235からの設定回転数信号より
も大きいときに、ハイ信号を前記オア回路231
へ出力するようになつている。 前記オア回路231は、第2、第3比較器22
9,234のいずれか一方からハイ信号が入力さ
れたときに、前記アンド回路226へハイ信号を
出力するようになつており、またこのアンド回路
226は、共にハイ信号が入力されたときに、故
障信号Spとしてのハイ信号をセツトリセツト型
のフリツプフロツプ(以下単にFF称す)236
のセツト端子Sへ出力するようになつている。こ
のFF236は、そのセツト端子Sにハイ信号を
受けたときに、禁止回路237へハイ信号を出力
し、このハイ信号を受けた禁止回路237は、両
制御回路202,201に対してその制御を停止
する禁止信号Xを出力する。また、このFF23
6のリセツト端子Rにハイ信号が入力されたとき
には、このFF236から禁止回路237へロー
信号か出力され、このロー信号を受けた禁止回路
237から両制御回路202,201に対して
は、その制御を復活させるための禁止解除信号
X′が出力される。 なお、この両制御回路202,201の制御機
能を停止させた際には、変速機20をある変速段
に固定したままとしたり、あるいはタービン回転
数TSP以外の他のパラメータ(例えば変速機出
力軸回転数ASP)を用いた緊急用の変速を行う
等のことになる。 前記故障検出回路Aの作用について説明する
と、先ず、走行中タービン回転数TSPが正常に
検出されていたとすると、第1比較器223から
はハイ信号が出力されて、このハイ信号は、反転
器225によつてロー信号とされた後、アンド回
路226に入力される。したがつて、この場合
は、アンド回路226から故障信号SPが禁止回
路236に出力されることなく、両制御回路20
2,201は通常の機能が行われる。 いま、何等かの原因で、走行中回転数演算回路
222から第1比較器223にタービン回転数
TSPが零であるという回転数信号Stが入力され
ると、この第1比較器223からロー信号が出力
され、結局アンド回路226にはハイ信号が入力
されることになる。この状態で、エンジン回転数
ESPがトルクコンバータ10のストール対応回転
数よりも大きいとき、あるいは所定の車速よりも
大きいときは、比較器229あるいは234から
ハイ信号か出力される結果、オア回路231から
アンド回路226へハイ信号か出力される。これ
により、アンド回路226から禁止回路236へ
故障信号SPとしてのハイ信号が出力されて、両
制御回路202,201の機能が停止されること
になる。このようにして、タービン回転数TSP
が正常に検出されていないことが診断されるが、
第2あるいは第3比較器234,234での比較
結果を用いるのは、車両停止中にあつては、ター
ビン回転数TSPが零であつても正常な場合もあ
るので、このタービン回転数TSPが零であつて
はおかしい運転状態であるか否かを判定するため
である。したがつて、この第2、第3比較器23
4,234のいずれか一方のみ設けられるように
してもよく、またトルクコンバータ10の出力軸
以外の他のエンジン駆動系の回転数としては、エ
ンジン出力軸1、変速機出力軸34以外の他の部
分の回転数、例えば駆動輪回転数等、適宜の部分
の回転数をみるようにすることができる。 次に、センサTS関連部分の故障が回復したか
否かを診断する故障回復検出回路Bについて、再
び第12図を参照しつつ説明する。この故障回復
検出回路Bは、第4〜第6の3つの比較器24
1,244,248、第4〜第6の3つの基準回
路242,245,248および各1つづつのア
ンド回路243とオア回路247を有する。この
ような故障回復検出回路Bは、前述した故障検出
回路Aの構成と対応関係にあるため、先ず互いに
対応関係のある構成要素について、その符号をも
つて説明すると、223と241,224と24
2,229と244,230と245、234と
248、235と249、226と243、23
1と247が互いに対応関係にあり、前述した故
障検出回路Aで説明した通りの同一の機能を有す
るものとなつている。 このような故障回復検出回路Bについて、故障
検出回路Aと異なる点を重点的に説明すると、先
ず、第4比較器241は、トルクコンバータ10
の出力軸回転数信号Stが零より大きいときにアン
ド回路243にハイ信号を出力する。また、第5
比較器244は、エンジン出力軸1の回転数信号
Etが前述したストール対応回転数より大きいと
きにハイ信号を出力し、このハイ信号は、反転器
246でロー信号とされてオア回路247に入力
される。さらに第6比較器248は、変速機出力
軸34の回転数信号ASが所定値(例えば40Km/
h)よりも大きいときにハイ信号を出力し、この
ハイ信号は、反転器250でロー信号とされてオ
ア回路247に入力される。したがつて、オア回
路247は、第5、第6比較器244または24
8のいずれか一方からロー信号か出力されたとき
に、ハイ信号をアンド回路243へ出力するよう
になつている。 上述の説明で明らかなとおり、トルクコンバー
タ10の出力軸14の回転数か零ではない状態に
おいて、エンジン回転数かストール対応回転数以
下または車速か40Km/h以下のときに、アンド回
路243から5故障回復信号SP′としてのハイ信
号が出力されて、このハイ信号がFF236のリ
セツト端子Rに入力される。これにより、禁止回
路237から両制御回路202,201には、禁
止解除信号X′が出力されて、該両制御回路20
2,201は、前述したとおりの正常時における
変速制御あるいはロツクアツプ制御を行うことに
なる。 なお、第12図では、故障検出回路Aと故障回
復検出回路Bとを分り易くするため、第1〜第3
の比較器223,229,234、第1〜第3の
基準回路224,230,235とは別に、第4
〜第6の比較器241,244,248および第
4〜第6の基準回路242,245,249を設
けた場合を説明したが、この第4〜第6の比較器
あるいは基準回路は、第1〜第3の比較器および
基準回路によつて兼用することも可能である。勿
論、トルクコンバータ10の出力軸14以外の他
のエンジン駆動系の回転数としては、駆動輪等適
宜の部分の回転数をみることができ、またエンジ
ン出力軸回転数あるいは変速機出力軸回転数のい
ずれか一方のみをみるようにしてもよい。 以上実施例について説明したが、電子制御回路
200をマイクロコンピユータによつて構成する
場合は、デジタル式、アナログ式いずれによつて
も構成することができる。 (考案の効果) 本考案は、以上述べたことから明らかなよう
に、変速特性を決定するための所定の回転要素の
回転数を検出する部分が、ノイズ等によつて誤つ
て故障と判定された場合にあつても、この検出部
分の故障が回復していることを知り得ることがで
きる。この結果、前記所定の回転要素の回転数検
出部分が故障している際に行われるバツクアツプ
制御から本来の制御を再び行うことが可能になる
等のことが得られる。 また、故障回復信号は、前記所定の回転要素以
外の他のエンジン駆動系の回転数が所定値よりも
小さいときしか出力しないようにしてあるので、
例えば上述のバツクアツプ制御から本来の制御へ
移行する際の挙動変化を極力小さくすることがで
き、安全上またシヨツク防止上等の見地からも好
ましいものとなつている。
油圧制御回路CKを制御して、変速制御およびロ
ツクアツプ制御を行なうようにされた本発明に係
る自動変速機ATの制御装置の一例を、該自動変
速機ATが組込まれたエンジンENと共に示す。 この第3図において、制御ユニツト200は、
第12図に示すように、自動変速機ATについて
のロツクアツプ制御を行なうロツクアツプ制御回
路201と、変速制御を行なう変速制御回路20
2と、を含む他、故障検出回路Aおよび故障回復
検出回路Bをも含むものとされている。 この制御ユニツト200には、タービン回転数
センサTS、エンジン出力軸回転数センサES、変
速機出力軸回転数センサASからの各信号の他、
エンジンENの吸気通路203に設けたスロツト
ルバルブ204のスロツトル開度THを検出する
エンジン負荷センサLSからの信号が入力される
ようになつている。なお、ここでは、タービン回
転数TSPは車速に、またスロツトル開度THはエ
ンジン負荷にそれぞれ対応した情報として取り扱
われる。 故障検出回路A、故障回復検出回路Bは、ター
ビン回転数センサTS関連部分が故障したか、あ
るいはこの故障が回復したかを判断するもので、
このセンサTS関連部分が故障であるときは故障
信号SPを、また故障が回復している場合は故障
回復信号SP′を、後述するように出力するもので
ある。 制御ユニツト200の変速制御回路202は、
上述したタービン回転数センサTSからのタービ
ン回転数信号、エンジン負荷センサLSからのス
ロツトル開度信号および図示しない走行モードを
検出する走行モードセンサから得られる情報を、
例えば第4図に示されるタービン回転数−エンジ
ン負荷特性に基づいてあらかじめ決定された変速
マツプのシフトアツプ変速線およびシフトダウン
変速線に照合して、変速すべきか否かの演算を行
う。そして、この演算結果に応じて、シフトアツ
プ信号Cpもしくはシフトダウン信号Cp′を油圧制
御回路CKの第1、第2、第3ソレノイド弁SL
1,SL2,SL3に出力し、それらを第1表に示
されるような態様で選択的に励磁して、自動変速
機ATの変速段を上位変速段(シフトアツプ)も
しくは下位変速段(シフトダウン)に移行させる
制御を行なう。 また、制御ユニツト200のロツクアツプ制御
回路201では、上述の変速制御回路202にお
ける場合と同様に、タービン回転数センサTSか
らのタービン回転数信号、エンジン負荷センサ
LSからのスロツトル開度信号および走行モード
信号がああわす情報を、例えば第4図に示すよう
なタービン回転数−エンジン負荷特性に基づいて
あらかじめ決定された変速マツプのロツクアツプ
作動線およびロツクアツプ解除線に照合して、ロ
ツクアツプすべきかロツクアツプ解除すべきかの
演算を行なう。そして、この演算結果に応じて、
ロツクアツプ作動信号Cqもしくはロツクアツプ
解除信号Cq′を油圧制御回路CKの第4ソレノイ
ド弁SL4に出力する。 制御ユニツト200は、例えばマイクロコンピ
ユータによつて構成することができ、かかる制御
ユニツト200を構成するマイクロコンピユータ
の動作プログラムは、例えば第5図ないし第11
図に示すようなフローチヤートにしたがつて実行
される。以下このフローチヤートについて順次説
明することとする。 全体の制御 第5図は、変速制御の全体フローチヤートを示
し、変速制御は、この図からも解るようにまずス
テツプS1でのイニシヤライズ設定から行なわれ
る。このイニシヤライズ設定は、自動変速機の油
圧制御回路の切換えを行なう各制御弁のポートお
よび必要なカウンタをイニシヤライズして歯車変
速機構20を第1速に、ロツクアツプクラツチ1
5を解除にそれぞれ設定する。この後、制御ユニ
ツト200の各種ワーキングエリアをイニシヤラ
イズして完了する。 次いで、ステツプS2でセレクト弁103の位
置すなわちシフトレンジを読む。それから、ステ
ツプS3でこの読まれたシフトレンジが“1レン
ジ”であるか否かを判別する。シフトレンジが
“1レンジ”であるときには、ステツプS4でロ
ツクアツプを解除し、次いでステツプS5で1速
へシフトダウンしてエンジンがオーバーランする
か否かを計算する。ステツプS6でオーバーラン
すると判定されたときには、ステツプS7で歯車
変速機構20を第2速に変速するようにシフト弁
を制御する。オーバーランしないと判定されたと
きには、変速シヨツクを防止するためステツプS
8で第1速に変速する。 ステツプS3でシフトレンジが“1レンジ”で
ない場合には、ステツプS9でシフトレンジが
“2レンジ”であるか否かが判定される。シフト
レンジが“2”レンジであるときには、ステツプ
S10でロツクアツプが解除され、次いで、ステ
ツプS11で第2速へ変速される。一方、ステツ
プS9でシフトレンジが“2レンジ”でないと判
定された場合は、結局シフトレンジがDレンジに
あることを示し、この場合には、それぞれ後述す
るステツプS12でのシフトアツプ制御、ステツ
プS13でのシフトダウン制御、およびステツプ
S14でのロツクアツプ制御が順に行われる。 以上のようにして、ステツプS7,S8,S1
1,S14が完了すると、ステツプS2に戻り、
上述したルーチンが繰り返えされる。 シフトアツプ制御 続いて、前記シフトアツプ制御(第5図のステ
ツプS12)について第6図に沿つて詳細に説明
する。 まずギアポジシヨンすなわち歯車変速機構20
の位置を読み出すことから行なわれる。次に、こ
の読み出されたギアポジシヨンに基づき、ステツ
プS21で現在第4速であるか否かが判定され
る。第4速でないときには、ステツプS22で現
在のスロツトル開度TH′を読み出し、ステツプS
23でスロツトル開度に応じたシフトアツプマツ
プのデータTSP1を読み出す。このシフトマツプ
の例を第7図に示す。次にステツプS24で現在
のタービン回転数TSP′を読み出し、この現在の
タービン回転数TSP′を、上記読み出したシフト
アツプマツプのデータTSP1に照らし、ステツプ
S25で現在のタービン回転数TSP′がスロツト
ル開度との関係において変速線Mfu1に示された
設定タービン回転数TSP1より大きいか否かを判
断する。 現在のタービン回転数TSP′が、スロツトル開
度THとの関係において上記設定タービン回転数
TSP1より大きいときに、ステツプS26で1段
シフトアツプのためのフラグ1を読み出してこの
読み出されたフラグ1が0か1か、すなわちリセ
ツト状態にあるかセツト状態にあるかを判断す
る。フラグ1は1段シフトアツプが実行された場
合0から1に変更されるもので1段シフトアツプ
状態を記憶しているフラグ1がリセツト状態にあ
るとき、ステツプS27でフラグ1を1にした
後、ステツプS87でシフトアツプが行なわれ
て、1段シフトアツプ制御を完了する。 上記ステツプS26において、1段シフトアツ
プ制御系統におけるフラグ1が1か否かの判定が
1であるときは、そのまま制御を完了する。 また、最初の段階での第4速かどうかの判定が
4速であるときも、そのまま制御を完了する。さ
らに、ステツプS25で現在のタービン回転数
TSP′がスロツトル開度THとの関係において変
速線Mfu1によつて示される設定タービン回転数
TSP1より大きくないと判定されたときは、ステ
ツプS29でTSP1に例えば0.8を乗じて、第7図
に破線で示した新たな変速線Mfu2上の新たな設
定タービン回転数TSP2を設定する。次いでステ
ツプS30で現在のタービン回転数TSP′が上記
変速数Mfu2に示された設定タービン回転数TSP2
より大きいか否かを判定し、TSP′よりTSP2の方
が大きい場合には、ステツプS31でフラグ1を
リセツトして次のサイクルにそなえ、逆に
TSP′よりTSP2の方が大きくない場合には、この
後、シフトダウン制御に移行する。 シフトダウン制御 シフトダウン制御(第5図のステツプS13)
は、第8図に示したシフトダウン変速制御サブル
ーチンに従つて実行される。このシフトダウン制
御は、シフトアツプ制御の場合と同様、まずギア
ポジシヨンを読み出すことから行なわれる。次
に、この読み出されたギアポジシヨンに基づき、
ステツプS41で現在第1速であるか否かが判定
される。第1速でないときには、ステツプS42
でスロツトル開度THを読み出したのち、ステツ
プS43でこの読み出したスロツトル開度THに
応じたシフトダウンマツプのデータTSP1を読み
出す。このシフトダウンマツプの例を第9図に示
す。次にステツプS44で現在のタービン回転数
TSP′を読み出し、このタービン回転数TSP′を、
上記読み出したシフトダウンマツプのデータであ
る設定タービン回転数TSP1に照らし、現在のタ
ービン回転数TSP′がスロツトル開度THとの関
係においてシフトアツプ変速線Mfd1に示された
設定タービン回転数TSP1より小さいか否かをス
テツプS45で判定する。 現在のタービン回転数TSP′が上記設定タービ
ン回転数TSP1より小さいときには、ステツプS
46で1段シフトダウンのためのフラグ2を読み
出す。フラグ2は1段シフトダウンしたとき0か
ら1に変更されるものである。 次に、このフラグ2が0か1か、すなわちリセ
ツト状態にあるかセツト状態にあるかを判定す
る。フラグ2がリセツト状態にあるとき、ステツ
プS47でフラグ2を1にして、ステツプS48
で1段シフトダウンを行ない、1段シフトダウン
制御を完了する。 上記ステツプS46でフラグ2がセツト状態に
あると判定されたときは、シフトダウンが不可能
であるので、そのまま制御を完了する。 また、ステツプS45において、現在のタービ
ン回転数TSP′が1段シフトダウン変速線Mfd1に
示される設定タービン回転数TSP1より小さくな
いと判定されたときは、現在のスロツトル開度に
応じたシフトダウンマツプを読み出し、ステツプ
S49でこのマツプの変速線Mfd1に示された設
定タービン回転数TSP1に例えば1/0.8を乗じ、新
たな変速線Mfd2上の新たな設定タービン回転数
TSP2を設定する。次いで、ステツプS50で現
在のタービン回転数TSP′が上記変速線Mfd2に示
された設定タービン回転数TSP2より小さいとき
は、そのまま制御を完了し、小さくないときはス
テツプS51でフラグ2をリセツトして0にし
て、制御を完了し、この後ロツクアツプ制御に移
行する。 なお、以上説明したシフトアツプ変速制御、お
よびシフトダウン変速制御において、変速を行な
わない場合に、マツプの変速線に0.8または1/0.8
を乗じて新たな変速線を形成してヒステリシスを
作るのは、エンジン回転数、タービン回転数が変
速の臨界にあるときに、変速が頻繁に行なわれる
ことによりチヤツタリングが生ずるのを防止する
ためである。 ロツクアツプ制御 次に、第10図を参照してロツクアツプ制御に
ついて説明する(第5図のステツプS14)。 先ず、ロツクアツプ制御は、ステツプS61で
現在のスロツトル開度TH′を読み出した後、ステ
ツプS62で、ロツクアツプOFFマツプ、すな
わちロツクアツプをOFF(解除)状態にするため
の制御に使用される変速線Moff(第11図参照)
を示したマツプより、スロツトル開度に対応した
設定タービン回転数TSP1を読み出す。次いで、
ステツプS63で、現在のタービン回転数
TSP′を読み、ステツプS64で、この読み出し
た現在のタービン回転数TSP′を前記ロツクアツ
プOFFマツプに照し、この現在のタービン回転
数TSP′が前記変速線MOFFに示された設定ター
ビン回転数TSP1より大きいか否かが判定される。
現在のタービン回転数TSP′が設定タービン回転
数TSP1よりも小さい場合には、ステツプS65
でロツクアツプが解除されて終了する。 一方、現在のタービン回転数TSP′が設定ター
ビン回転数TSP1よりも大きい場合には、ステツ
プS66で、ロツクアツプONマツプ、すなわち
ロツクアツプをON(作動)状態にするための制
御に使用される変速線Mon(第11図参照)を示
したマツプより、スロツトル開度THに対応した
別の設定タービン回転数TSP2を読み出し、次い
でステツプS67で、現在のタービン回転数
TSP′が設定タービン回転数TSP2よりも大きいか
否かが判定される。そして、TSP′よりTSP2の方
が大きい場合には、ステツプS68でロツクアツ
プを作動して終了する一方、TSP′よりTSP2の方
が大きくない場合には、そのまま終了する。 さて次に、故障検出回路A、故障回復検出回路
Bについて説明するが、先ずタービン回転数
TSP検出部分が故障していることを診断する故
障検出回路Aについて、第12図により説明す
る。 先ず、タービン回転数センサTSからの信号が、
トルクコンバータ出力軸回転数検出回路221に
入力されて、ここで所定の電気信号に変換された
後、トルクコンバータ出力軸回転数演算回路22
2でトルクコンバータ10における出力軸14の
回転数すなわちタービン回転数TSPが演算され
る。このタービン回転数TSPに対応した信号St
は、変速制御回路202、ロツクアツプ制御回路
201に出力されて、前述したような変速制御お
よびロツクアツプ制御に利用される。また、この
タービン回転数信号Stは、第1比較器223に入
力される。この第1比較器223には、第1基準
回路224からの信号すなわちタービン回転数
TSPが零であるのに対応した信号が入力され、
前記回転数演算回路222からのタービン回転数
信号Stが上記第1基準回路224からの零信号よ
りも大きいときに、第1比較器223からハイ信
号が出力され、このハイ信号は、反転器225を
介してアンド回路226に入力されるようになつ
ている。 一方、エンジン出力軸1の回転数を検出するセ
ンサES(第3図をも参照)からの出力が、エンジ
ン出力軸回転数検出回路227、エンジン出力軸
回転数演算回路228を経て、エンジン回転数
ESPに対応したエンジン出力回転数信号Etとし
て第2比較器229に入力される。このエンジン
回転数信号Etは、トルクコンバータ10の出力
軸回転数すなわちタービン回転数TSP以外の他
のエンジン駆動系の回転数となるものである。こ
の第2比較器229には、第2基準回路230か
らの信号も入力されるようになつており、該第2
基準回路230からの信号は、トルクコンバータ
10のストール回転数(一般には2000〜3000rpm
の間に設定されている)よりも若干大きいストー
ル対応回転数に対応した信号とされている。そし
て、エンジン回転数信号Etが上記ストール対応
回転数信号よりも大きいときに、第2比較器22
9からハイ信号が出力されて、このハイ信号はオ
ア回路231に入力されるようになつている。 さらに、実施例ではタービン回転数TSP以外
の他のエンジン駆動系の回転数として、変速機2
0の出力軸34の回転数をもみるようにしてあ
り、このため、上記変速機20の出力軸34の回
転数を検出するセンサAS(第3図をも参照)から
の出力が、変速機出力軸回転数検出回路232、
変速機出力軸回転数演算回路233を経て、変速
機出力軸回転数ASPに対応した変速機出力軸回
転数信号Atとして第3比較器234に入力され
るようになつている。この第3比較器234は、
第3基準回路235からの信号が入力されるよう
になつており、この第3基準回路235からの信
号は、所定の車速(例えば40Km/h)に対応した
回転数信号として設定されている。なお、この第
3基準回路235設定される回転数信号(車速)
は、故障のため走行中にタービン回転数が零とし
て出力されたままに放置されてシフトダウンが行
われた際にも、危険でないような車速に対応した
ものとして、極力小さく設定される。そして、第
3比較器234は、変速機出力軸回転数信号At
が第3基準回路235からの設定回転数信号より
も大きいときに、ハイ信号を前記オア回路231
へ出力するようになつている。 前記オア回路231は、第2、第3比較器22
9,234のいずれか一方からハイ信号が入力さ
れたときに、前記アンド回路226へハイ信号を
出力するようになつており、またこのアンド回路
226は、共にハイ信号が入力されたときに、故
障信号Spとしてのハイ信号をセツトリセツト型
のフリツプフロツプ(以下単にFF称す)236
のセツト端子Sへ出力するようになつている。こ
のFF236は、そのセツト端子Sにハイ信号を
受けたときに、禁止回路237へハイ信号を出力
し、このハイ信号を受けた禁止回路237は、両
制御回路202,201に対してその制御を停止
する禁止信号Xを出力する。また、このFF23
6のリセツト端子Rにハイ信号が入力されたとき
には、このFF236から禁止回路237へロー
信号か出力され、このロー信号を受けた禁止回路
237から両制御回路202,201に対して
は、その制御を復活させるための禁止解除信号
X′が出力される。 なお、この両制御回路202,201の制御機
能を停止させた際には、変速機20をある変速段
に固定したままとしたり、あるいはタービン回転
数TSP以外の他のパラメータ(例えば変速機出
力軸回転数ASP)を用いた緊急用の変速を行う
等のことになる。 前記故障検出回路Aの作用について説明する
と、先ず、走行中タービン回転数TSPが正常に
検出されていたとすると、第1比較器223から
はハイ信号が出力されて、このハイ信号は、反転
器225によつてロー信号とされた後、アンド回
路226に入力される。したがつて、この場合
は、アンド回路226から故障信号SPが禁止回
路236に出力されることなく、両制御回路20
2,201は通常の機能が行われる。 いま、何等かの原因で、走行中回転数演算回路
222から第1比較器223にタービン回転数
TSPが零であるという回転数信号Stが入力され
ると、この第1比較器223からロー信号が出力
され、結局アンド回路226にはハイ信号が入力
されることになる。この状態で、エンジン回転数
ESPがトルクコンバータ10のストール対応回転
数よりも大きいとき、あるいは所定の車速よりも
大きいときは、比較器229あるいは234から
ハイ信号か出力される結果、オア回路231から
アンド回路226へハイ信号か出力される。これ
により、アンド回路226から禁止回路236へ
故障信号SPとしてのハイ信号が出力されて、両
制御回路202,201の機能が停止されること
になる。このようにして、タービン回転数TSP
が正常に検出されていないことが診断されるが、
第2あるいは第3比較器234,234での比較
結果を用いるのは、車両停止中にあつては、ター
ビン回転数TSPが零であつても正常な場合もあ
るので、このタービン回転数TSPが零であつて
はおかしい運転状態であるか否かを判定するため
である。したがつて、この第2、第3比較器23
4,234のいずれか一方のみ設けられるように
してもよく、またトルクコンバータ10の出力軸
以外の他のエンジン駆動系の回転数としては、エ
ンジン出力軸1、変速機出力軸34以外の他の部
分の回転数、例えば駆動輪回転数等、適宜の部分
の回転数をみるようにすることができる。 次に、センサTS関連部分の故障が回復したか
否かを診断する故障回復検出回路Bについて、再
び第12図を参照しつつ説明する。この故障回復
検出回路Bは、第4〜第6の3つの比較器24
1,244,248、第4〜第6の3つの基準回
路242,245,248および各1つづつのア
ンド回路243とオア回路247を有する。この
ような故障回復検出回路Bは、前述した故障検出
回路Aの構成と対応関係にあるため、先ず互いに
対応関係のある構成要素について、その符号をも
つて説明すると、223と241,224と24
2,229と244,230と245、234と
248、235と249、226と243、23
1と247が互いに対応関係にあり、前述した故
障検出回路Aで説明した通りの同一の機能を有す
るものとなつている。 このような故障回復検出回路Bについて、故障
検出回路Aと異なる点を重点的に説明すると、先
ず、第4比較器241は、トルクコンバータ10
の出力軸回転数信号Stが零より大きいときにアン
ド回路243にハイ信号を出力する。また、第5
比較器244は、エンジン出力軸1の回転数信号
Etが前述したストール対応回転数より大きいと
きにハイ信号を出力し、このハイ信号は、反転器
246でロー信号とされてオア回路247に入力
される。さらに第6比較器248は、変速機出力
軸34の回転数信号ASが所定値(例えば40Km/
h)よりも大きいときにハイ信号を出力し、この
ハイ信号は、反転器250でロー信号とされてオ
ア回路247に入力される。したがつて、オア回
路247は、第5、第6比較器244または24
8のいずれか一方からロー信号か出力されたとき
に、ハイ信号をアンド回路243へ出力するよう
になつている。 上述の説明で明らかなとおり、トルクコンバー
タ10の出力軸14の回転数か零ではない状態に
おいて、エンジン回転数かストール対応回転数以
下または車速か40Km/h以下のときに、アンド回
路243から5故障回復信号SP′としてのハイ信
号が出力されて、このハイ信号がFF236のリ
セツト端子Rに入力される。これにより、禁止回
路237から両制御回路202,201には、禁
止解除信号X′が出力されて、該両制御回路20
2,201は、前述したとおりの正常時における
変速制御あるいはロツクアツプ制御を行うことに
なる。 なお、第12図では、故障検出回路Aと故障回
復検出回路Bとを分り易くするため、第1〜第3
の比較器223,229,234、第1〜第3の
基準回路224,230,235とは別に、第4
〜第6の比較器241,244,248および第
4〜第6の基準回路242,245,249を設
けた場合を説明したが、この第4〜第6の比較器
あるいは基準回路は、第1〜第3の比較器および
基準回路によつて兼用することも可能である。勿
論、トルクコンバータ10の出力軸14以外の他
のエンジン駆動系の回転数としては、駆動輪等適
宜の部分の回転数をみることができ、またエンジ
ン出力軸回転数あるいは変速機出力軸回転数のい
ずれか一方のみをみるようにしてもよい。 以上実施例について説明したが、電子制御回路
200をマイクロコンピユータによつて構成する
場合は、デジタル式、アナログ式いずれによつて
も構成することができる。 (考案の効果) 本考案は、以上述べたことから明らかなよう
に、変速特性を決定するための所定の回転要素の
回転数を検出する部分が、ノイズ等によつて誤つ
て故障と判定された場合にあつても、この検出部
分の故障が回復していることを知り得ることがで
きる。この結果、前記所定の回転要素の回転数検
出部分が故障している際に行われるバツクアツプ
制御から本来の制御を再び行うことが可能になる
等のことが得られる。 また、故障回復信号は、前記所定の回転要素以
外の他のエンジン駆動系の回転数が所定値よりも
小さいときしか出力しないようにしてあるので、
例えば上述のバツクアツプ制御から本来の制御へ
移行する際の挙動変化を極力小さくすることがで
き、安全上またシヨツク防止上等の見地からも好
ましいものとなつている。
第1図は本発明の全体構成図。第2図は自動変
速機の機械的部分の断面およびその油圧回路を示
す図。第3図は本発明の一実施例を示す全体系統
図。第4図は変速線図の一例を示す図。第5図、
第6図、第8図、第10図は本発明の制御内容の
一例を示すフローチヤート。第7図はシフトアツ
プマツプの一例を示す図。第9図はシフトダウン
マツプの一例を示す図。第11図はロツクアツプ
マツプの一例を示す図。第12図はトルクコンバ
ータの出力軸回転数検出部分の故障診断および故
障回復診断を行うための回路図。 1:エンジン出力軸、10:トルクコンバータ
出力軸、14:トルクコンバータ出力軸、20:
多段歯車変速機構、200:制御ユニツト、20
2:変速制御回路、A:故障検出回路、B:故障
回復検出回路、EN:エンジン、ESP:エンジン
回転数、TSP:タービン回転数、ASP:変速機
出力軸回転数、TS:タービン回転数センサ、
ES:エンジン回転数センサ、AS:変速機回転数
センサ。
速機の機械的部分の断面およびその油圧回路を示
す図。第3図は本発明の一実施例を示す全体系統
図。第4図は変速線図の一例を示す図。第5図、
第6図、第8図、第10図は本発明の制御内容の
一例を示すフローチヤート。第7図はシフトアツ
プマツプの一例を示す図。第9図はシフトダウン
マツプの一例を示す図。第11図はロツクアツプ
マツプの一例を示す図。第12図はトルクコンバ
ータの出力軸回転数検出部分の故障診断および故
障回復診断を行うための回路図。 1:エンジン出力軸、10:トルクコンバータ
出力軸、14:トルクコンバータ出力軸、20:
多段歯車変速機構、200:制御ユニツト、20
2:変速制御回路、A:故障検出回路、B:故障
回復検出回路、EN:エンジン、ESP:エンジン
回転数、TSP:タービン回転数、ASP:変速機
出力軸回転数、TS:タービン回転数センサ、
ES:エンジン回転数センサ、AS:変速機回転数
センサ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン出力軸に連結されたトルクコンバータ
と、前記トルクコンバータの出力軸に連結された
歯車式変速機構と、前記歯車式変速機構の変速操
作を行なう流体式アクチユエータに対する圧力流
体の供給を制御する変速用電磁手段と、あらかじ
め定められた変速特性に基づいて、前記変速用電
磁手段に対してシフトアツプ信号もしくはシフト
ダウン信号を出力する変速制御手段と、を備えた
自動変速機において、 上記変速特性を決定するための所定の回転要素
の回転数を検出する回転数検出手段と、 該回転数検出手段の出力が異常か否かを検出し
異常時、故障信号を出力する故障検出手段と、 該故障検出手段による故障検出時、故障時の制
御を行なう故障時制御手段と、 前記所定の回転要素以外の他のエンジン駆動系
の回転数を検出する比較回転数検出手段と、 前記故障時制御手段による制御中、前記回転数
検出手段および前記比較回転数検出手段の出力を
受け、前記所定の回転要素の回転数が異常でない
時で前記他のエンジン駆動系の回転数が所定値よ
り小さいときに、故障回復信号を出力する故障回
復検出手段と、 該故障回復検出手段による故障回復検出時、故
障時制御手段による故障時の制御を解除する解除
手段と、 を備えていることを特徴とする自動変速機の故障
診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19184384U JPS6332449Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19184384U JPS6332449Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61106657U JPS61106657U (ja) | 1986-07-07 |
| JPS6332449Y2 true JPS6332449Y2 (ja) | 1988-08-30 |
Family
ID=30749277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19184384U Expired JPS6332449Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6332449Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103257903B (zh) * | 2012-02-15 | 2017-04-12 | 英飞凌科技股份有限公司 | 用于输出错误条件信号的错误信号处理单元、设备和方法 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP19184384U patent/JPS6332449Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61106657U (ja) | 1986-07-07 |
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