JPH0287043A - 赤血球変形能測定装置 - Google Patents
赤血球変形能測定装置Info
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- JPH0287043A JPH0287043A JP23953488A JP23953488A JPH0287043A JP H0287043 A JPH0287043 A JP H0287043A JP 23953488 A JP23953488 A JP 23953488A JP 23953488 A JP23953488 A JP 23953488A JP H0287043 A JPH0287043 A JP H0287043A
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、赤血球が様々な状態に変形する能力、すな
わち赤血球の変形能を測定する赤血球変形能測定装置に
関するものである。
わち赤血球の変形能を測定する赤血球変形能測定装置に
関するものである。
赤血球は通常、約8μ前後の直径を有しているが、直径
数μ足らずの毛細管内を自由に通過することができるの
は、赤血球が変形能を有しているためである。また赤血
球変形能測定装置は、微小循環障害などの診断に役立て
ることができる。
数μ足らずの毛細管内を自由に通過することができるの
は、赤血球が変形能を有しているためである。また赤血
球変形能測定装置は、微小循環障害などの診断に役立て
ることができる。
従来、赤血球の変形能を測定する装置として、フィルタ
濾過装置や高すり応力変形装置などが知られ、またそれ
らの中にも種々の装置があった。
濾過装置や高すり応力変形装置などが知られ、またそれ
らの中にも種々の装置があった。
しかし、これらは測定に手間を要し、また赤血球1個に
注目した場合は赤血球全体の平均的な値が得られず、反
対に赤血球全体に注目した場合は赤血球1個1個につい
ての情報が全く得られない等の問題点があった。
注目した場合は赤血球全体の平均的な値が得られず、反
対に赤血球全体に注目した場合は赤血球1個1個につい
ての情報が全く得られない等の問題点があった。
これに対しで、本出願人は特開昭58−83231号公
報に開示された発明により、血液希釈液を細孔に通過さ
せ赤血球と血液希釈液との電気的差異に基づいて赤血球
を検出する手段、すなわち血液希釈液が通過する細孔を
有する絶縁体により一対の電極間を仕切るとともに前記
電極間に電圧を印加し前記細孔を赤血球が通過するごと
に前記電極間に現れる赤血球検出信号を出力する粒子検
出手段、いわゆる自動血球計数装置を用いて、血液希釈
液を直径3μ前後の孔隙を多数有するフィルタに通過さ
せた後、前記細孔を通過させることにより、赤血球の変
形能を正確に測定できる赤血球変形能測定装置を提供し
た。
報に開示された発明により、血液希釈液を細孔に通過さ
せ赤血球と血液希釈液との電気的差異に基づいて赤血球
を検出する手段、すなわち血液希釈液が通過する細孔を
有する絶縁体により一対の電極間を仕切るとともに前記
電極間に電圧を印加し前記細孔を赤血球が通過するごと
に前記電極間に現れる赤血球検出信号を出力する粒子検
出手段、いわゆる自動血球計数装置を用いて、血液希釈
液を直径3μ前後の孔隙を多数有するフィルタに通過さ
せた後、前記細孔を通過させることにより、赤血球の変
形能を正確に測定できる赤血球変形能測定装置を提供し
た。
この赤血球変形能測定装置は、赤血球を1個ずつ検出し
ており、検出パルスの高さが赤血球の大きさに比例する
ことから、検出パルスの大きさを見ることにより赤血球
の状態をモニタすることができ、かつ測定が容易であり
、さらに血液中の赤血球の平均の変形能を得ることがで
きる。
ており、検出パルスの高さが赤血球の大きさに比例する
ことから、検出パルスの大きさを見ることにより赤血球
の状態をモニタすることができ、かつ測定が容易であり
、さらに血液中の赤血球の平均の変形能を得ることがで
きる。
しかし、この赤血球変形能測定装置は、前記細孔の前に
フィルタを配置する必要があるため、粒子検出手段であ
る従来の自動血球計数装置をそのまま利用することがで
きず、構造の変更を要した。
フィルタを配置する必要があるため、粒子検出手段であ
る従来の自動血球計数装置をそのまま利用することがで
きず、構造の変更を要した。
また、フィルタを通過した赤血球のみを計数でき、血液
希釈液中の赤血球数を計数することができないため、自
動血球計数装置としての本来の機能が失われ、別に赤血
球数を求める装置が必要となった。
希釈液中の赤血球数を計数することができないため、自
動血球計数装置としての本来の機能が失われ、別に赤血
球数を求める装置が必要となった。
したがって、この発明の目的は、フィルタを用いること
なく赤血球の変形能を測定でき、しかも赤血球数を同時
に求めることができる赤血球変形能測定装置を提供する
ことである。
なく赤血球の変形能を測定でき、しかも赤血球数を同時
に求めることができる赤血球変形能測定装置を提供する
ことである。
この発明の赤血球変形能測定装置は、血液希釈液が通過
する細孔を有する絶縁体により一対の電極間を仕切ると
ともに前記電極間に電圧を印加し前記細孔を赤血球が通
過するごとに前記電極間に現れる赤血球検出信号を出力
する粒子検出手段と、前記赤血球検出信号のうち谷を有
する容性形の信号の最初のピークの波高値と前記谷の波
高値との差である谷の深さ信号を発生する谷深さ信号発
生手段と、前記谷の深さ信号の強度分布の平均値等の統
計量を算出する変形能算出手段とを備えたものである。
する細孔を有する絶縁体により一対の電極間を仕切ると
ともに前記電極間に電圧を印加し前記細孔を赤血球が通
過するごとに前記電極間に現れる赤血球検出信号を出力
する粒子検出手段と、前記赤血球検出信号のうち谷を有
する容性形の信号の最初のピークの波高値と前記谷の波
高値との差である谷の深さ信号を発生する谷深さ信号発
生手段と、前記谷の深さ信号の強度分布の平均値等の統
計量を算出する変形能算出手段とを備えたものである。
この発明の他の赤血球変形能測定装置は、血液希釈液が
通過する細孔を有する絶縁体により一対の電極間を仕切
るとともに前記電極間に電圧を印加し前記細孔を赤血球
が通過するごとに前記電極間に現れる赤血球検出信号を
出力する粒子検出手段と、前記赤血球検出信号のうち谷
を有する容性形の信号の谷の波高値を検出する谷波高値
検出手段と、前記容性形の谷の波高値の分布の最頻値を
検出する谷波高値最顧値検出手段と、前記赤血球検出信
号のうち単一ピーク波形の信号の波高値を検出する単一
ピーク波高値検出手段と、前記単一ピーク波形の波高値
の分布の最頻値を検出する単一ピーク波高値最頻値検出
手段と、前記容性形の谷の波高値の分布の最頻値と前記
単一ピーク波形の波高値の分布の最頻値とを比較して最
頻値の比等の比較値を算出する変形能算出手段とを備え
たものである。
通過する細孔を有する絶縁体により一対の電極間を仕切
るとともに前記電極間に電圧を印加し前記細孔を赤血球
が通過するごとに前記電極間に現れる赤血球検出信号を
出力する粒子検出手段と、前記赤血球検出信号のうち谷
を有する容性形の信号の谷の波高値を検出する谷波高値
検出手段と、前記容性形の谷の波高値の分布の最頻値を
検出する谷波高値最顧値検出手段と、前記赤血球検出信
号のうち単一ピーク波形の信号の波高値を検出する単一
ピーク波高値検出手段と、前記単一ピーク波形の波高値
の分布の最頻値を検出する単一ピーク波高値最頻値検出
手段と、前記容性形の谷の波高値の分布の最頻値と前記
単一ピーク波形の波高値の分布の最頻値とを比較して最
頻値の比等の比較値を算出する変形能算出手段とを備え
たものである。
(作 用)
この発明の赤血球変形能測定装置は、赤血球の変形能の
大きさと粒子検出手段の赤血球検出信号の谷波形信号の
谷の深さとの間に因果関係があるので、谷の深さ信号発
生手段より谷の深さ信号を発生させ、変形能算出手段よ
り谷の深さ信号の強度分布の統計量を得ると、この統計
量は血液希釈液の赤血球の変形能の大きさを表すことと
なる。
大きさと粒子検出手段の赤血球検出信号の谷波形信号の
谷の深さとの間に因果関係があるので、谷の深さ信号発
生手段より谷の深さ信号を発生させ、変形能算出手段よ
り谷の深さ信号の強度分布の統計量を得ると、この統計
量は血液希釈液の赤血球の変形能の大きさを表すことと
なる。
したがって、従来のフィルタを用いることなく赤血球の
変形能を測定でき、しかも赤血球数を同時に求めること
ができる。
変形能を測定でき、しかも赤血球数を同時に求めること
ができる。
この発明の他の赤血球変形能測定装置は、赤血球の変形
能の大きさと赤血球検出信号の谷波形の信号の谷の波高
値の最頻値と単一ピーク波形の信号の波高値の最頻値と
の不一致の程度との間に因果関係があるので、容性高値
検出手段および容性高値最頻値検出手段より得られた谷
波形の谷の波高値の最頻値と、単一ピーク波高値検出手
段および単一ピーク波高値最頻値検出手段より得られた
単一ピーク波形の波高値の最頻値とから、変形能算出手
段で比較値を得ると、この比較値は血液希釈液の赤血球
の変形能の大きさを表し、このため従来のフィルタを用
いることなく赤血球の変形能を測定でき、しかも赤血球
数を同時に求めることができる。
能の大きさと赤血球検出信号の谷波形の信号の谷の波高
値の最頻値と単一ピーク波形の信号の波高値の最頻値と
の不一致の程度との間に因果関係があるので、容性高値
検出手段および容性高値最頻値検出手段より得られた谷
波形の谷の波高値の最頻値と、単一ピーク波高値検出手
段および単一ピーク波高値最頻値検出手段より得られた
単一ピーク波形の波高値の最頻値とから、変形能算出手
段で比較値を得ると、この比較値は血液希釈液の赤血球
の変形能の大きさを表し、このため従来のフィルタを用
いることなく赤血球の変形能を測定でき、しかも赤血球
数を同時に求めることができる。
(実施例)
この発明の第1の実施例を第1図ないし第9図に基づい
て説明する。すなわち、この赤血球変形能測定装置は、
粒子検出手段1と、谷深さ信号発生手段2と、変形能算
出手段3とを有する。
て説明する。すなわち、この赤血球変形能測定装置は、
粒子検出手段1と、谷深さ信号発生手段2と、変形能算
出手段3とを有する。
粒子検出手段1は、第2図に示すように、血液希釈液5
が通過する細孔6を有する絶縁体7により一対の電極9
.10間を仕切るとともに電極910間に電圧を印加し
細孔6を赤血球が通過するごとに電極9.10間に現れ
る赤血球検出信号を出力するものである。第2図では、
絶縁体7は容器8内に浸漬された検出器を実施例とし、
細孔6を通して血液希釈液5を吸引する液体制御装置1
1を検出器に設けている。12は検出回路であり、赤血
球が細孔6を通過するたびに赤血球と血液希釈液5との
電気的インピーダンスの差に基づいて、赤血球の大きさ
に比例したパルス状の信号を発生する。
が通過する細孔6を有する絶縁体7により一対の電極9
.10間を仕切るとともに電極910間に電圧を印加し
細孔6を赤血球が通過するごとに電極9.10間に現れ
る赤血球検出信号を出力するものである。第2図では、
絶縁体7は容器8内に浸漬された検出器を実施例とし、
細孔6を通して血液希釈液5を吸引する液体制御装置1
1を検出器に設けている。12は検出回路であり、赤血
球が細孔6を通過するたびに赤血球と血液希釈液5との
電気的インピーダンスの差に基づいて、赤血球の大きさ
に比例したパルス状の信号を発生する。
この粒子検出手段1より得られる赤血球検出信号の詳細
を第3図により説明する。すなわち、第3図は細孔6付
近を拡大して示した説明図であり、絶縁体7の細孔6を
通じてのみ第2図の電pii9゜10間に電流が流れる
ように電極9,10間に電圧が印加されている。
を第3図により説明する。すなわち、第3図は細孔6付
近を拡大して示した説明図であり、絶縁体7の細孔6を
通じてのみ第2図の電pii9゜10間に電流が流れる
ように電極9,10間に電圧が印加されている。
赤血球検出信号の波形は、細孔6における赤血球の粒子
16のたとえば通過経路イル二に対応して第4図のイ′
〜二′のようになる。ただし、図は赤血球の通過を重ね
て表しており、実際には各状態が別個に起こる程度に懸
濁液の赤血球濃度は調整されている。
16のたとえば通過経路イル二に対応して第4図のイ′
〜二′のようになる。ただし、図は赤血球の通過を重ね
て表しており、実際には各状態が別個に起こる程度に懸
濁液の赤血球濃度は調整されている。
第4図において、波形イ′は、細孔6の壁面のごく近く
を赤血球の粒子16が通過する、通過経路イの場合のも
のであり、細孔6の入口および出口で鋭い波高値のピー
クを示し、2つのピークの間にはゆるやかな谷がある。
を赤血球の粒子16が通過する、通過経路イの場合のも
のであり、細孔6の入口および出口で鋭い波高値のピー
クを示し、2つのピークの間にはゆるやかな谷がある。
この波形イ′のような形状の信号を以下、谷波形の信号
と呼ぶ。
と呼ぶ。
波形口′は、細孔6の中心近くを2つの粒子16が近接
して通過する、通過経路口の場合のものであり、2つの
ピークの間に深い谷がある。
して通過する、通過経路口の場合のものであり、2つの
ピークの間に深い谷がある。
波形ハ′は、細孔6の丁度中心を粒子16が通過する、
通過経路への場合のものであり、ピークが1つである対
象形のきれいな波形を示している。
通過経路への場合のものであり、ピークが1つである対
象形のきれいな波形を示している。
この波形ハ′のような形状の信号を以下、単一ピーク波
形の信号と呼ぶ。
形の信号と呼ぶ。
波形二′は、入口では細孔6の壁面近くを、出口では中
心付近を通るように斜めに通過する、通過経路二の場合
のものであり、入口付近でのみ鋭いピークを示している
。
心付近を通るように斜めに通過する、通過経路二の場合
のものであり、入口付近でのみ鋭いピークを示している
。
このように細孔6の入口、出口の壁面近くを粒子16が
通過したときに波形が鋭いピークを示すのは、この付近
(いわゆる細孔6のエツジ部分)の電流密度が高いため
である。また粒子16が細孔6の中心を通過したときよ
りも細孔6の壁面近くを通過したときの方が波形の幅が
長いのは、壁面近くでは流速が遅くなっており、中心部
を通過したときよりも粒子16の通過に時間がかかるた
めである。
通過したときに波形が鋭いピークを示すのは、この付近
(いわゆる細孔6のエツジ部分)の電流密度が高いため
である。また粒子16が細孔6の中心を通過したときよ
りも細孔6の壁面近くを通過したときの方が波形の幅が
長いのは、壁面近くでは流速が遅くなっており、中心部
を通過したときよりも粒子16の通過に時間がかかるた
めである。
なお、この粒子検出手段1は、粒子が細孔を通過する流
路を中心部の狭い範囲に流体力学的に絞る、いわゆる「
シースフロー」を形成した装置とは異なる。また仮に同
じ大きさの粒子16が細孔6を通過した場合でも、その
通過経路の違いによって波形のピークの波高値は異なる
ことになるが、細孔の長さがその径よりも長いときには
、粒子の通過経路には無関係に粒子検出波形の中央の波
高値が粒子の体積に正確に比例するという性質を有する
ので、単一ピーク波形の信号に対してはピークの波高値
を検出し、谷波形の信号に対しては谷の部分の波高値を
検出することにより、粒子の体積に比例した大きさの赤
血球検出信号を得ることができる(たとえば、特開昭6
0−257342号、特願昭62−137299号)。
路を中心部の狭い範囲に流体力学的に絞る、いわゆる「
シースフロー」を形成した装置とは異なる。また仮に同
じ大きさの粒子16が細孔6を通過した場合でも、その
通過経路の違いによって波形のピークの波高値は異なる
ことになるが、細孔の長さがその径よりも長いときには
、粒子の通過経路には無関係に粒子検出波形の中央の波
高値が粒子の体積に正確に比例するという性質を有する
ので、単一ピーク波形の信号に対してはピークの波高値
を検出し、谷波形の信号に対しては谷の部分の波高値を
検出することにより、粒子の体積に比例した大きさの赤
血球検出信号を得ることができる(たとえば、特開昭6
0−257342号、特願昭62−137299号)。
つぎに谷深さ信号発生手段2について、説明する。すな
わち、この谷深さ信号発生手段2は、赤血球検出信号の
うち谷を有する谷波形の信号の最初のピークの波高値と
前記谷の波高値との差である谷の深さ信号を発生するも
のである。第5図に示すように、第1のピークホールド
手段17に赤血球検出信号を入力するとたとえば谷波形
の信号M1はその最初のピークである第1のピークホー
ルド値M2が得られる。つぎに第1の差信号発生手段1
8により第1のピークホールド値M2と谷波形の信号M
lとの差である第1の差信号M4が得られ、第2のピー
クホールド手段19により第N 1の差信号M4の最初のピークである第2のピークホー
ルド値M5が得られ、これが谷の深さ信号となる。これ
らのより具体的な回路は粒子の体積に正確に比例した波
高値を得る発明(特願昭62137299号)の構成の
一部と共通している。
わち、この谷深さ信号発生手段2は、赤血球検出信号の
うち谷を有する谷波形の信号の最初のピークの波高値と
前記谷の波高値との差である谷の深さ信号を発生するも
のである。第5図に示すように、第1のピークホールド
手段17に赤血球検出信号を入力するとたとえば谷波形
の信号M1はその最初のピークである第1のピークホー
ルド値M2が得られる。つぎに第1の差信号発生手段1
8により第1のピークホールド値M2と谷波形の信号M
lとの差である第1の差信号M4が得られ、第2のピー
クホールド手段19により第N 1の差信号M4の最初のピークである第2のピークホー
ルド値M5が得られ、これが谷の深さ信号となる。これ
らのより具体的な回路は粒子の体積に正確に比例した波
高値を得る発明(特願昭62137299号)の構成の
一部と共通している。
ところで、赤血球希釈液の試料を測定して、単一ピーク
波形の信号および谷波形の信号の発生頻度を調べてみる
と、健常者の赤血球希釈液試料と赤血球に固定化処理を
施した同定赤血球の試料とでは若干の差があるが、いず
れも谷波形の信号の発生頻度は10%ないし20%の範
囲にあった。
波形の信号および谷波形の信号の発生頻度を調べてみる
と、健常者の赤血球希釈液試料と赤血球に固定化処理を
施した同定赤血球の試料とでは若干の差があるが、いず
れも谷波形の信号の発生頻度は10%ないし20%の範
囲にあった。
ところが、谷波形の信号の形状をオシロスコープにより
詳細に観察すると、健常者の赤血球希釈液試料と固定赤
血球の試料とでは明確な差があることがわかった。第6
図ないし第9図は、いずれもオシロスコープにより観察
した赤血球検出信号の波形を示すものである。第6図は
健常者の赤血球希釈液試料を測定したときに観察された
単一ピーク波形の信号の代表例の信号20を示すもので
あり、第7図は同じく谷波形の信号の代表例の信号21
を示すものである。また第8図は固定赤血球の試料を測
定したときに観察された単一ピーク波形の信号の代表例
の信号22を示すものであり、第9図は同じく谷波形の
信号の代表例の信号23を示すものである。これらの信
号のうち谷波形の信号の場合、細孔6内の粒子16の通
過経路によって谷波形の信号の形状は種々に変形するが
、健常者の赤血球の場合にはほとんどの谷波形が第7図
に示すような明確な谷の深さN1を有する2つのピーク
を持つものであった。これに対して、固定赤血球の試料
の場合の谷波形は、はとんどが第9図に示すように谷の
深さN2が小さく最初のピークが明確でないものであっ
た。しかし単一ピーク波形信号については、第6図およ
び第8図に示すように、両波形に特徴的な差は見られな
い。
詳細に観察すると、健常者の赤血球希釈液試料と固定赤
血球の試料とでは明確な差があることがわかった。第6
図ないし第9図は、いずれもオシロスコープにより観察
した赤血球検出信号の波形を示すものである。第6図は
健常者の赤血球希釈液試料を測定したときに観察された
単一ピーク波形の信号の代表例の信号20を示すもので
あり、第7図は同じく谷波形の信号の代表例の信号21
を示すものである。また第8図は固定赤血球の試料を測
定したときに観察された単一ピーク波形の信号の代表例
の信号22を示すものであり、第9図は同じく谷波形の
信号の代表例の信号23を示すものである。これらの信
号のうち谷波形の信号の場合、細孔6内の粒子16の通
過経路によって谷波形の信号の形状は種々に変形するが
、健常者の赤血球の場合にはほとんどの谷波形が第7図
に示すような明確な谷の深さN1を有する2つのピーク
を持つものであった。これに対して、固定赤血球の試料
の場合の谷波形は、はとんどが第9図に示すように谷の
深さN2が小さく最初のピークが明確でないものであっ
た。しかし単一ピーク波形信号については、第6図およ
び第8図に示すように、両波形に特徴的な差は見られな
い。
周知の通り、健常者の赤血球は大きな変形能を有し、固
定赤血球はほとんど変形能を持たない。
定赤血球はほとんど変形能を持たない。
このため、赤血球が細孔6を通過するときには大きなす
り応力を受けるので、健常者の赤血球は大きく変形する
が、固定赤血球はほとんど変形しないはずである。
り応力を受けるので、健常者の赤血球は大きく変形する
が、固定赤血球はほとんど変形しないはずである。
したがって、前記現象は、その詳細なメカニズムは不明
であるが、細孔6のエツジ付近すなわち電界強度が最も
高くなっている箇所を赤血球が通過するときの赤血球検
出信号の波形(すなわち谷波形)に、赤血球の変形能の
差が現れたものと考えることができる。
であるが、細孔6のエツジ付近すなわち電界強度が最も
高くなっている箇所を赤血球が通過するときの赤血球検
出信号の波形(すなわち谷波形)に、赤血球の変形能の
差が現れたものと考えることができる。
その結果、谷波形の最初のピークの高さ(波高値)と谷
の部分の高さ(波高値)との差、すなわち谷の深さを検
出すれば、赤血球の変形能を比較でき、また変形能を知
ることができる。
の部分の高さ(波高値)との差、すなわち谷の深さを検
出すれば、赤血球の変形能を比較でき、また変形能を知
ることができる。
なお、谷深さ信号発生手段2は、周知のピークホールド
手段により谷波形信号の最初のピーク値をホールドし、
同じく周知のサンプルホールド手段により谷波形信号の
谷の部分の波高値をホールドし、前者のホールド値から
後者のホールド値を引く回路構成としてもよい。
手段により谷波形信号の最初のピーク値をホールドし、
同じく周知のサンプルホールド手段により谷波形信号の
谷の部分の波高値をホールドし、前者のホールド値から
後者のホールド値を引く回路構成としてもよい。
つぎに変形能算出手段3について、説明する。
すなわち、この変形能算出手段3は、谷の深さ信号の強
度分布の平均値等の統計量を算出するものである。この
実施例では、第5図における谷の深さ信号M5をA/D
変換したのち、谷の深さ信号M5の強度分布に関する統
計量を算出する。統計量としては、強度分布の平均値や
最頻値等がある。
度分布の平均値等の統計量を算出するものである。この
実施例では、第5図における谷の深さ信号M5をA/D
変換したのち、谷の深さ信号M5の強度分布に関する統
計量を算出する。統計量としては、強度分布の平均値や
最頻値等がある。
なお、同一の赤血球希釈液試料中の赤血球から得られる
谷の深さ信号であっても、各々の谷の深さ信号M5の大
きさは、赤血球の大きさおよび細孔6内における赤血球
の通過経路によって異なってくる。しかし、たとえば谷
の深さ信号の強度分布の平均値を算出すると、その平均
値は、赤血球希釈液試料中の赤血球の変形能の平均的な
値を示すことになる。
谷の深さ信号であっても、各々の谷の深さ信号M5の大
きさは、赤血球の大きさおよび細孔6内における赤血球
の通過経路によって異なってくる。しかし、たとえば谷
の深さ信号の強度分布の平均値を算出すると、その平均
値は、赤血球希釈液試料中の赤血球の変形能の平均的な
値を示すことになる。
さらに、この変形能算出手段3は変形能を直接表す数値
に統計量を変換してもよい。たとえば、あらかじめこの
発明により得られる統計量と、従来例より得られる変形
能との間の較正曲線を求めて変形能算出手段3に記憶し
ておき、その較正曲線にしたがって変形能を算出し出力
する。
に統計量を変換してもよい。たとえば、あらかじめこの
発明により得られる統計量と、従来例より得られる変形
能との間の較正曲線を求めて変形能算出手段3に記憶し
ておき、その較正曲線にしたがって変形能を算出し出力
する。
なお、赤血球の変形能を表す標準的な方法は現在のとこ
ろ存在しないので、この発明における統計量をそのまま
赤血球の変形能として出力してもよい。
ろ存在しないので、この発明における統計量をそのまま
赤血球の変形能として出力してもよい。
また、谷の深さ信号の強度には赤血球の大きさの情報も
ある程度含まれているので、前記統計量を、同一の赤血
球希釈液試料中の赤血球の平均体積で割って、赤血球の
大きさに影響されないようにすることも有効である。赤
血球の平均体積は赤血球数および赤血球の大きさに比例
して波高値を検出することにより容易に算出される。
ある程度含まれているので、前記統計量を、同一の赤血
球希釈液試料中の赤血球の平均体積で割って、赤血球の
大きさに影響されないようにすることも有効である。赤
血球の平均体積は赤血球数および赤血球の大きさに比例
して波高値を検出することにより容易に算出される。
この実施例によれば、赤血球の変形能の大きさと粒子検
出手段1の赤血球検出信号の谷波形信号の谷の深さとの
間に因果関係があるので、谷の深さ信号発生手段2より
谷の深さ信号を発生させ、変形能算出手段3より谷の深
さ信号の強度分布の統計量を得ると、この統計量は血液
希釈液の赤血球の変形能の大きさを表すこととなる。し
たがって、従来のフィルタを用いることなく赤血球の変
形能を測定できる。
出手段1の赤血球検出信号の谷波形信号の谷の深さとの
間に因果関係があるので、谷の深さ信号発生手段2より
谷の深さ信号を発生させ、変形能算出手段3より谷の深
さ信号の強度分布の統計量を得ると、この統計量は血液
希釈液の赤血球の変形能の大きさを表すこととなる。し
たがって、従来のフィルタを用いることなく赤血球の変
形能を測定できる。
しかも、フィルタを用いないため、測定試料の赤血球検
出信号をカウントすることができるので、赤血球数を同
時に求めることができる。その結果、従来のように赤血
球の変形能を測定する装置と赤血球数を求める装置とを
別々の装置としていた場合よりも、はるかに簡単な構成
とすることができる。
出信号をカウントすることができるので、赤血球数を同
時に求めることができる。その結果、従来のように赤血
球の変形能を測定する装置と赤血球数を求める装置とを
別々の装置としていた場合よりも、はるかに簡単な構成
とすることができる。
この発明の第2の実施例を第10図ないし第14図によ
り説明する。すなわち、この赤血球変形能測定装置は、
粒子検出手段1と、容性高値検出手段27と、谷波高値
最頻値検出手段28と、単一ピーク波高値検出手段25
と、単一ピーク波高値最頻値検出手段26と、変形能算
出手段29とを有する。
り説明する。すなわち、この赤血球変形能測定装置は、
粒子検出手段1と、容性高値検出手段27と、谷波高値
最頻値検出手段28と、単一ピーク波高値検出手段25
と、単一ピーク波高値最頻値検出手段26と、変形能算
出手段29とを有する。
粒子検出手段1は第1の実施例と同様である。
容性高値検出手段27は、粒子検出手段lで得られる赤
血球検出信号のうち谷を有する谷波形の信号の谷の波高
値を検出する。実施例では第11図に示すように、第1
のピークホールド手段17に赤血球検出信号が入力され
ると谷波形の信号M1の場合最初のピークである第1の
ピークホールド値M2が得られ、第1の差信号発生手段
18により第1のピークホールド値M2と谷波形信号M
1との差である第1の差信号M4が得られ、第2のピー
クホールド手段19により第1の差信号M4の最初のピ
ークである第2のピークホールド値貼が得られ第2の差
信号発生手段20により第1のピークホールド値M2と
第2のピークホールド値M5との差である第2の差信号
M6が得られ、この第2の差信号M6が谷波形の信号M
lの谷M3の波高値となる。このブロックの具体的な回
路構成は、たとえば特願昭62−137299号に示さ
れたものと同様であるので説明を省略する。
血球検出信号のうち谷を有する谷波形の信号の谷の波高
値を検出する。実施例では第11図に示すように、第1
のピークホールド手段17に赤血球検出信号が入力され
ると谷波形の信号M1の場合最初のピークである第1の
ピークホールド値M2が得られ、第1の差信号発生手段
18により第1のピークホールド値M2と谷波形信号M
1との差である第1の差信号M4が得られ、第2のピー
クホールド手段19により第1の差信号M4の最初のピ
ークである第2のピークホールド値貼が得られ第2の差
信号発生手段20により第1のピークホールド値M2と
第2のピークホールド値M5との差である第2の差信号
M6が得られ、この第2の差信号M6が谷波形の信号M
lの谷M3の波高値となる。このブロックの具体的な回
路構成は、たとえば特願昭62−137299号に示さ
れたものと同様であるので説明を省略する。
谷波高値最頻値検出手段28は、前記谷の波高値の強度
分布の最頻値を検出する。すなわち、容性高値検出手段
27から入力された波高値はA/D変換されたのち、波
高値分布の最頻値(ピークの位置)を求めるようにする
。
分布の最頻値を検出する。すなわち、容性高値検出手段
27から入力された波高値はA/D変換されたのち、波
高値分布の最頻値(ピークの位置)を求めるようにする
。
単一ピーク波高値検出手段25は、赤血球検出信号のう
ち単一ピーク波形の信号の波高値を検出する。この波高
値は、第11図に示す容性高値検出手段27の第1のピ
ークホールド値M2を第2の差信号発生手段20で差を
とらないことにより出力することより検出することがで
きる。また、通常のピークホールド回路によってももち
ろん検出できる。
ち単一ピーク波形の信号の波高値を検出する。この波高
値は、第11図に示す容性高値検出手段27の第1のピ
ークホールド値M2を第2の差信号発生手段20で差を
とらないことにより出力することより検出することがで
きる。また、通常のピークホールド回路によってももち
ろん検出できる。
単一ピーク波高値最頻値検出手段26は、単一ピーク波
形の波高値の分布の最頻値を検出する。
形の波高値の分布の最頻値を検出する。
すなわち、容性高値最頻値検出手段28と同様に、入力
された波高値をA/D変換したのち、波高値の分布の最
頻値(ピークの位置)を求める。なお、第4図に示す2
つのピークの間に深い谷がある波形口′のような信号は
、谷波形ではなく、2つの単一ピーク波形が近接して重
なって現れたものであるから、2つのピークそれぞれを
単一ピーク波形の信号のピークの波高値として取り出す
。
された波高値をA/D変換したのち、波高値の分布の最
頻値(ピークの位置)を求める。なお、第4図に示す2
つのピークの間に深い谷がある波形口′のような信号は
、谷波形ではなく、2つの単一ピーク波形が近接して重
なって現れたものであるから、2つのピークそれぞれを
単一ピーク波形の信号のピークの波高値として取り出す
。
さて、第12図ないし第14図は、同一の赤血球希釈液
試料中の赤血球による、単一ピーク波形の信号の波高値
の分布曲線pと、谷波形の信号の谷の波高値の分布曲線
qとを重ねて表したもので、図の横軸は信号の強度を、
縦軸は頻度を表している。このうち第12図は、健常者
の赤血球希釈液の試料を測定したとき得られたものであ
る。この図において、分布曲線p、qの各々の平均粒子
体積(すなわち平均信号強度)を求めると、分布曲線p
においては92.5fIl (フェムトリットル)であ
り、分布曲線qにおいては92.9fβであった。この
ことから、平均粒子体積について両者の間にはほとんど
差が無く、したがって前述の細孔6の長さがその径より
も長いときには粒子16の通過経路には無関係に粒子検
出波形の中央の波高値が粒子16の体積に正確に比例す
るという性質が確認され、分布曲線p、qの各分布をあ
わせて平均赤血球体積を求めても良いことがわかる。
試料中の赤血球による、単一ピーク波形の信号の波高値
の分布曲線pと、谷波形の信号の谷の波高値の分布曲線
qとを重ねて表したもので、図の横軸は信号の強度を、
縦軸は頻度を表している。このうち第12図は、健常者
の赤血球希釈液の試料を測定したとき得られたものであ
る。この図において、分布曲線p、qの各々の平均粒子
体積(すなわち平均信号強度)を求めると、分布曲線p
においては92.5fIl (フェムトリットル)であ
り、分布曲線qにおいては92.9fβであった。この
ことから、平均粒子体積について両者の間にはほとんど
差が無く、したがって前述の細孔6の長さがその径より
も長いときには粒子16の通過経路には無関係に粒子検
出波形の中央の波高値が粒子16の体積に正確に比例す
るという性質が確認され、分布曲線p、qの各分布をあ
わせて平均赤血球体積を求めても良いことがわかる。
一方、分布曲線p、qのピークの位置すなわち分布の最
頻値を比較すると、分布曲線qの最頻値の方が明らかに
信号の大きい側へずれていることがわかる。第13図は
第12図における分布曲線qのピークの高さを分布部&
’51pのピークの高さに一致するように描き直したも
のであるが、分布曲線p、qのピークの位置がずれてい
ることが、より明確になっている。
頻値を比較すると、分布曲線qの最頻値の方が明らかに
信号の大きい側へずれていることがわかる。第13図は
第12図における分布曲線qのピークの高さを分布部&
’51pのピークの高さに一致するように描き直したも
のであるが、分布曲線p、qのピークの位置がずれてい
ることが、より明確になっている。
これに対して、第14図は固定赤血球の試料を測定した
ときの単一ピーク波形の信号の波高値の分布と谷波形の
信号の谷の波高値の分布とを重ねて表したものであり、
第13図と同様に分布曲線qのピークの高さを分布部w
Apのピークの高さに一致するように描いている。この
図から明らかなように、第14図の固定赤血球の試料の
場合には第13図の健常者の赤血球希釈液試料の場合と
は異なり、分布曲線p、qのピーク位置はほぼ一致して
いる。
ときの単一ピーク波形の信号の波高値の分布と谷波形の
信号の谷の波高値の分布とを重ねて表したものであり、
第13図と同様に分布曲線qのピークの高さを分布部w
Apのピークの高さに一致するように描いている。この
図から明らかなように、第14図の固定赤血球の試料の
場合には第13図の健常者の赤血球希釈液試料の場合と
は異なり、分布曲線p、qのピーク位置はほぼ一致して
いる。
前述の通り、健常者の赤血球は大きな変形能を有し、固
定赤血球はほとんど変形能を持たないため、谷の深さ信
号のときと同様に詳細なメカニズムは不明であるが、赤
血球の変形能の差が分布曲線p、 qのピーク位置の
ずれの程度の差として現れたものと考えることができる
。
定赤血球はほとんど変形能を持たないため、谷の深さ信
号のときと同様に詳細なメカニズムは不明であるが、赤
血球の変形能の差が分布曲線p、 qのピーク位置の
ずれの程度の差として現れたものと考えることができる
。
変形能算出手段29は、谷波形の谷の波高値の分布の最
頻値と前記単一ピーク波形の波高値の分布の最頻値とを
比較して最頻値の比等の比較値を算出する。両最頻値の
比をとって比較値としだ場合には、赤血球の大きさ情報
はキャンセルされるから、比較値は赤血球の大きさに影
響されない。
頻値と前記単一ピーク波形の波高値の分布の最頻値とを
比較して最頻値の比等の比較値を算出する。両最頻値の
比をとって比較値としだ場合には、赤血球の大きさ情報
はキャンセルされるから、比較値は赤血球の大きさに影
響されない。
また比較値として、両最頻値の差をとってもよいが、最
頻値自身には赤血球の大きさに関する情報が含まれてい
るから、その比較値は赤血球の大きさに影響される点を
考慮する必要がある。
頻値自身には赤血球の大きさに関する情報が含まれてい
るから、その比較値は赤血球の大きさに影響される点を
考慮する必要がある。
さらに、この変形能算出手段29は第1の実施例の変形
能算出手段3と同様に、変形能を直接表す数値に比較値
を変換してもよい。
能算出手段3と同様に、変形能を直接表す数値に比較値
を変換してもよい。
なお、容性高値検出手段27は、周知のサンプルホール
ド手段により谷波形の信号の谷の部分の波高値を直接ホ
ールドする構成としても良い。また単一ピーク波高値検
出手段25.容性高値検出手段27ともに第11図に示
す構成を採用すれば、単一ピーク波高値検出手段25お
よび容性高値検出手段27を共用とすることができ、装
置構成を簡略化する上で好都合である。
ド手段により谷波形の信号の谷の部分の波高値を直接ホ
ールドする構成としても良い。また単一ピーク波高値検
出手段25.容性高値検出手段27ともに第11図に示
す構成を採用すれば、単一ピーク波高値検出手段25お
よび容性高値検出手段27を共用とすることができ、装
置構成を簡略化する上で好都合である。
また単一ピーク波高値最顧値検出手段26は、容性高値
最頻値検出手段28と同じ機能を持つので、一つの最頻
値検出手段を共用にしてもよい。
最頻値検出手段28と同じ機能を持つので、一つの最頻
値検出手段を共用にしてもよい。
この実施例によれば、赤血球の変形能の大きさと赤血球
検出信号の谷波形の信号の谷の波高値の最頻値と単一ピ
ーク波形の信号の波高値の最頻値との不一致の程度との
間に因果関係があるので、合波高値検出手段27および
谷波高値最頻値検出手段28より得られた谷波形の谷の
波高値の最頻値と、単一ピーク波高値検出手段25およ
び単一ピーク波高値最頻値検出手段26より得られた単
一ピーク波形の波高値の最頻値とから、変形能算出手段
29で比較値を得ると、この比較値は血液希釈液の赤血
球の変形能の大きさを表し、このため従来のフィルタを
用いることなく赤血球の変形能を測定でき、しかも赤血
球数を同時に求めることができる。
検出信号の谷波形の信号の谷の波高値の最頻値と単一ピ
ーク波形の信号の波高値の最頻値との不一致の程度との
間に因果関係があるので、合波高値検出手段27および
谷波高値最頻値検出手段28より得られた谷波形の谷の
波高値の最頻値と、単一ピーク波高値検出手段25およ
び単一ピーク波高値最頻値検出手段26より得られた単
一ピーク波形の波高値の最頻値とから、変形能算出手段
29で比較値を得ると、この比較値は血液希釈液の赤血
球の変形能の大きさを表し、このため従来のフィルタを
用いることなく赤血球の変形能を測定でき、しかも赤血
球数を同時に求めることができる。
この発明の赤血球変形能測定装置によれば、赤血球の変
形能の大きさと粒子検出手段の赤血球検出信号の谷波形
信号の谷の深さとの間に因果関係があるので、谷の深さ
信号発生手段より谷の深さ信号を発生させ、変形能算出
手段より谷の深さ信号の強度分布の統計量を得ると、こ
の統計量は血液希釈液の赤血球の変形能の大きさを表す
こととなる。したがって、従来のフィルタを用いること
なく赤血球の変形能を測定でき、しかも赤血球数を同時
に求めることができるという効果がある。
形能の大きさと粒子検出手段の赤血球検出信号の谷波形
信号の谷の深さとの間に因果関係があるので、谷の深さ
信号発生手段より谷の深さ信号を発生させ、変形能算出
手段より谷の深さ信号の強度分布の統計量を得ると、こ
の統計量は血液希釈液の赤血球の変形能の大きさを表す
こととなる。したがって、従来のフィルタを用いること
なく赤血球の変形能を測定でき、しかも赤血球数を同時
に求めることができるという効果がある。
この発明の他の赤血球変形能測定装置によれば、赤血球
の変形能の大きさと赤血球検出信号の谷波形の信号の谷
の波高値の最頻値と単一ピーク波形の信号の波高値の最
頻値との不一致の程度との間に因果関係があるので、合
波高値検出手段および谷波高値最頻値検出手段より得ら
れた谷波形の谷の波高値の最頻値と、単一ピーク波高値
検出手段および単一ピーク波高値最頻値検出手段より得
られた単一ピーク波形の波高値の最頻値とから、変形能
算出手段で比較値を得ると、この比較値は血液希釈液の
赤血球の変形能の大きさを表し、このため従来のフィル
タを用いることなく赤血球の変形能を測定でき、しかも
赤血球数を同時に求めることができるという効果がある
。
の変形能の大きさと赤血球検出信号の谷波形の信号の谷
の波高値の最頻値と単一ピーク波形の信号の波高値の最
頻値との不一致の程度との間に因果関係があるので、合
波高値検出手段および谷波高値最頻値検出手段より得ら
れた谷波形の谷の波高値の最頻値と、単一ピーク波高値
検出手段および単一ピーク波高値最頻値検出手段より得
られた単一ピーク波形の波高値の最頻値とから、変形能
算出手段で比較値を得ると、この比較値は血液希釈液の
赤血球の変形能の大きさを表し、このため従来のフィル
タを用いることなく赤血球の変形能を測定でき、しかも
赤血球数を同時に求めることができるという効果がある
。
第1図はこの発明の第1の実施例の概略説明図、第2図
は粒子検出手段の概略図、第3図は粒子が細孔を通過す
る過程を説明した説明図、第4図は細孔を通過する粒子
の各種の赤血球検出信号の波形図、第5図は谷の深さ信
号検出手段のブロック図、第6図は健常者の赤血球希釈
液試料を測定したときにオシロスコープにより観察され
た単一ピーク波形の信号の代表例を示す波形図、第7図
は同じく健常者の谷波形の信号の代表例を示す波形図、
第8図は固定赤血球の試料を測定したときにオシロスコ
ープにより観察された単一ピーク波形の信号の代表例を
示す波形図、第9図は同じく固定赤血球試料の谷波形の
信号の代表例を示す波形図、第10図はこの発明の第2
の実施例のブロック図、第11図は合波高値検出手段の
ブロック図、第12図は健常者の赤血球希釈液試料を測
定したとき得られた単一ピーク波形の信号の波高値の分
布と谷波形の信号の谷の波高値の分布とを重ねて表した
分布図、第13図は第12図における分布qのピークの
高さを分布pのピークの高さに一致するように描き直し
たときの分布図、第14図は固定赤血球希釈液試料を測
定したとき得られた単一ピーク波形の信号の波高値の分
布と谷波形の信号の谷の波高値の分布とを重ねて表した
分布図である。 1・・・粒子検出手段、2・・・谷の深さ信号発生手段
、3.29・・・変形能算出手段、25・・・単一ピー
ク波高値検出手段、26・・・単一ピーク波高値最頻値
検出手段、27・・・合波高値検出手段、28・・・谷
波高値最頻値検出手段 第 図 第 図 第 図 第 図
は粒子検出手段の概略図、第3図は粒子が細孔を通過す
る過程を説明した説明図、第4図は細孔を通過する粒子
の各種の赤血球検出信号の波形図、第5図は谷の深さ信
号検出手段のブロック図、第6図は健常者の赤血球希釈
液試料を測定したときにオシロスコープにより観察され
た単一ピーク波形の信号の代表例を示す波形図、第7図
は同じく健常者の谷波形の信号の代表例を示す波形図、
第8図は固定赤血球の試料を測定したときにオシロスコ
ープにより観察された単一ピーク波形の信号の代表例を
示す波形図、第9図は同じく固定赤血球試料の谷波形の
信号の代表例を示す波形図、第10図はこの発明の第2
の実施例のブロック図、第11図は合波高値検出手段の
ブロック図、第12図は健常者の赤血球希釈液試料を測
定したとき得られた単一ピーク波形の信号の波高値の分
布と谷波形の信号の谷の波高値の分布とを重ねて表した
分布図、第13図は第12図における分布qのピークの
高さを分布pのピークの高さに一致するように描き直し
たときの分布図、第14図は固定赤血球希釈液試料を測
定したとき得られた単一ピーク波形の信号の波高値の分
布と谷波形の信号の谷の波高値の分布とを重ねて表した
分布図である。 1・・・粒子検出手段、2・・・谷の深さ信号発生手段
、3.29・・・変形能算出手段、25・・・単一ピー
ク波高値検出手段、26・・・単一ピーク波高値最頻値
検出手段、27・・・合波高値検出手段、28・・・谷
波高値最頻値検出手段 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (2)
- (1)血液希釈液が通過する細孔を有する絶縁体により
一対の電極間を仕切るとともに前記電極間に電圧を印加
し前記細孔を赤血球が通過するごとに前記電極間に現れ
る赤血球検出信号を出力する粒子検出手段と、前記赤血
球検出信号のうち谷を有する谷波形の信号の最初のピー
クの波高値と前記谷の波高値との差である谷の深さ信号
を発生する谷深さ信号発生手段と、前記谷の深さ信号の
強度分布の平均値等の統計量を算出する変形能算出手段
とを備えた赤血球変形能測定装置。 - (2)血液希釈液が通過する細孔を有する絶縁体により
一対の電極間を仕切るとともに前記電極間に電圧を印加
し前記細孔を赤血球が通過するごとに前記電極間に現れ
る赤血球検出信号を出力する粒子検出手段と、前記赤血
球検出信号のうち谷を有する谷波形の信号の谷の波高値
を検出する谷波高値検出手段と、前記谷波形の谷の波高
値の分布の最頻値を検出する谷波高値最頻値検出手段と
、前記赤血球検出信号のうち単一ピーク波形の信号の波
高値を検出する単一ピーク波高値検出手段と、前記単一
ピーク波形の波高値の分布の最頻値を検出する単一ピー
ク波高値最頻値検出手段と、前記谷波形の谷の波高値の
分布の最頻値と前記単一ピーク波形の波高値の分布の最
頻値とを比較して最頻値の比等の比較値を算出する変形
能算出手段とを備えた赤血球変形能測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23953488A JPH0287043A (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 赤血球変形能測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23953488A JPH0287043A (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 赤血球変形能測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0287043A true JPH0287043A (ja) | 1990-03-27 |
Family
ID=17046239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23953488A Pending JPH0287043A (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | 赤血球変形能測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0287043A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009506320A (ja) * | 2005-08-24 | 2009-02-12 | ベックマン コールター, インコーポレイテッド | アパーチャに基づくサイジングシステムによって生成される粒子サイズを表すパルスの中心振幅を見つける方法および装置 |
| JP2022530087A (ja) * | 2019-04-25 | 2022-06-27 | ホリバ アベイクス エス アー エス | インピーダンス信号処理による医療分析装置 |
-
1988
- 1988-09-24 JP JP23953488A patent/JPH0287043A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009506320A (ja) * | 2005-08-24 | 2009-02-12 | ベックマン コールター, インコーポレイテッド | アパーチャに基づくサイジングシステムによって生成される粒子サイズを表すパルスの中心振幅を見つける方法および装置 |
| JP2022530087A (ja) * | 2019-04-25 | 2022-06-27 | ホリバ アベイクス エス アー エス | インピーダンス信号処理による医療分析装置 |
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