JPH028724Y2 - - Google Patents

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JPH028724Y2
JPH028724Y2 JP1984005738U JP573884U JPH028724Y2 JP H028724 Y2 JPH028724 Y2 JP H028724Y2 JP 1984005738 U JP1984005738 U JP 1984005738U JP 573884 U JP573884 U JP 573884U JP H028724 Y2 JPH028724 Y2 JP H028724Y2
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concrete
mold
parts
weight
elastic body
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JP1984005738U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はコンクリート成形金型、さらに詳しく
は金属製成形型のコンクリート当接面に対し、弾
性体層を設けることにより、コンクリート成形品
を容易に、かつ美麗に製造しえ、また金型の耐久
性を向上せしめ、また金型コンクリートの剥離性
を改良したコンクリート成形金型に関する。
〔考案の背景〕
従来、屋根瓦などの比較的小寸法のコンクリー
ト成形品を製造する場合、第1図に示すような鉄
製のコンクリート成形金型を用いて、下記のよう
に製造していた。
すなわち、金属製の雌型1の凹みにコンクリー
ト2を装入し、このコンクリート2を雄型3で圧
縮して擬固させるものであつた。
前述の雌型1は、雌型本体10の対角線などに
切込み11をを入れて、二分割可能なように構成
されるとともに、この二分割された雌型本体10
を相互に組合せて、たとえばアングル12により
ボルト13等により接着固定していた。このよう
な成形型の内面の成形部14で擬固した成形物
は、前記ボルト4およびアングル3を外し、雌型
本体10を二分割することにより、取り出され
る。
さらに、コンクリートを装入するに先立つて、
前記成形型のコンクート当接面4には、成形後の
コンクリート成形物を剥離性良く取り出すために
かなりの量の油を塗布するか、噴霧しなければな
らない。
このようなコンクリート成形型によぜば、コン
クリート成形品を製造するにあたつて、まず雌型
本体10を組み合わせて、アングル12およびボ
ルト13などで所定形状に形成しなければならな
い、またコンクリート成形品を取り出すために、
ボルト13およびアングル12を外し、成形型を
分離する必要がある、さらに剥離性を向上せしめ
るため油を塗布あるいは墳霧しなければならな
い、などきわめて手数がかかるという欠点があつ
た。
これに加えて、成形型には分割用の切込み11
が設けられているため、コンクリートの熟成時に
コンクリートに含まれる水がこの切込み11より
漏洩し、コンクリート成形品の品質を劣化せしめ
るとともに、前述のように、油を用いるので、こ
の油のコストがかかるという欠点があつた。
〔考案の概要〕
本考案はこのような欠点のないコンクリート成
形金型を提供することを目的とするものであり、
さらに詳しくは、良質のコンクリート成形品を容
易に成形でき、剥離用の油を使用しないコンクリ
ートの成形型を提供することを目的とする。
したがつて、本考案によるコンクリート成形金
型は、コンクリート成形するための金型本体のコ
ンクリート当接面に、耐熱性または耐薬品性ポリ
マー100重量部に対し、老化防止剤7〜20重量部
および/または軟化剤20〜50重量部を添加した弾
性体を貼着したことを特徴するものである。
〔考案の具体的説明〕
本考案をさらに詳しく説明する。
本考案によるコンクリート成形金型の具体例を
第3図に示す。
第3図により明らかなように、本考案のコンク
リート成形金型は雄型30とこれに対向する雌型
31よりなり、雌型31および雄型30の本体は
金属製、たとえば鉄製である。
このような雄型30および雌型31のコンクリ
ート当接面には、耐熱性または耐薬品性ポリマー
100重量部に対し、老化防止剤7〜20重量部およ
び/または軟化剤20〜50重量部を添加した弾性体
32を貼着してある。
前述のような弾性体32は、耐熱性または耐薬
品性のポリマーに対し、老化防止剤および/また
は軟化剤を通常よりも多く混入せしめた弾性体で
ある。
本考案に用いられる弾性体32を製造するため
のポリマーは、コンクリートが若干アルカリ性で
あること、とよび50℃程度の加熱下でコンクリー
トの凝固が行われることがあることより、若干の
耐熱性および耐薬品性が必要とされる。このよう
なポリマーとしては、たとえばエチレンプロピレ
ンジエンモノマー(EPDM)、クロロプレン、シ
リコーンゴム、NBRなどの一種以上を挙げるこ
とができる。
前述のようなポリマー分100重量部に対し、本
考案による弾性体32においては、老化防止剤7
〜20重量部および/または軟化剤20〜50重量部添
加する。この老化防止剤ないし軟化剤は、通常の
ゴム製品においても、しばしば添加されるもので
あるが、添加量が多すぎると、いわゆるブリード
を生じて製品表面に染み出す結果となり、ごく限
られた量添加されるのが普通である。本考案にお
いては、このような老化防止剤ないし軟化剤を前
述の通常の例に反し、多量に添加し、むしろ前記
ブリードを生じるようにする。このようにブリー
ドを生じしめることにより、コンクリート当接面
(弾性体32の表面)は常に油を塗布した状態と
同様な状態となるため、良好な離型性をえること
ができる。
前記に例示したようなポリマーを使用する場
合、老化防止剤としてはたとえば、パラフイン、
固形パラフインなどを用いることができる。また
軟化剤としては、ブリードしやすいように前記ポ
リマーとSP値の差異の大きいものを選択する。
たとえば前述のポリマーの場合、ナフテン系プロ
セスオイル、パラフイン油、鉱物油などの一種以
上を有効に用いことができる。
本考案による成形金型によれば、前述のように
コンクリート当接面は特殊な弾性体32で製造さ
れているので、コンクリート成形品と雌型31と
の間に、たとえば楔を挿入することにより、コン
クリート成形品と雌型31を剥離せしめ、成形型
よりコンクリート製品を取り出すことができる。
いずれにしても、従来の金型に比較して、きわ
めて容易にコンクリート成形品を取り出すことが
でき、手間をかけることなく直ちに次のコンクリ
ート成形作業にとりかかることができる。
次ぎに本考案の実施例を説明する。
実施例 クロロプレン 100重量部 酸化亜鉛 5重量部 加硫促進剤 1重量部 酸化マグネシウム 4重量部 カーボン 50重量部 ハイトロン 50重量部 ステアリン酸 1重量部 老化防止剤 (パラフインワツクス) 10重量部 軟化剤 (パラフインオイル) 25重量部 から成る組成のものより製造した弾性体を、第3
図のようなコンクリート成形金型のコンクリート
当接面に貼着し、本考案によるコンクリート成形
金型を製造し、コンクリートを前記雌型31に充
填し、雄型30により加圧し、コンクリート成形
物を製造した。
製造されたコンクリート製品を、楔を型とコン
クリート成形品間に挿入することにより、剥離せ
しめ取り出したところ極めて容易に剥離でき、作
業性の良いことがわかつた。また、コンクリート
成形品の表面は極めて滑らかであつた。これは成
形型より水分が逃げないことによるものと考えら
れる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によればコンクリ
ート当接面は弾性体で構成され、しかもこの弾性
体は油分をブリードするようになつているため、
成形金型を従来のように二分割する必要はなく、
また剥離性を向上せしめるために油を前記コンク
リート当接面に塗布あるいは噴霧する必要がない
という利点がある。
さらに、従来コンクリート当接面が歪んだり、
傷が付いたりした場合、金型全体を取り替える必
要があつたが、本考案によるコンクリート成形金
型によれば、コンクリート当接面に貼着された弾
性体を貼り替えるだけでよく、金型自体を取り替
える必要がなくなるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンクリート成形金型の断面
図、第2図は従来のコンクリート成形金型雌型の
斜視図、第3図は本考案によるコンクリート成形
金型の断面図である。 30……雄型、31……雌型、32……弾性
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート成形するための金型本体のコンク
    リート当接面に、耐熱性又は耐薬品性のポリマー
    100重量部に対し、老化防止剤7〜20重量部及
    び/又は軟化剤20〜50重量部を添加し、前記老化
    防止剤及び/又は軟化剤を表面にブリードせしめ
    た弾性体を貼着したことを特徴とするコンクリー
    ト成形金型。
JP573884U 1984-01-19 1984-01-19 コンクリ−ト成形金型 Granted JPS60119514U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP573884U JPS60119514U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 コンクリ−ト成形金型

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JP573884U JPS60119514U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 コンクリ−ト成形金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60119514U JPS60119514U (ja) 1985-08-13
JPH028724Y2 true JPH028724Y2 (ja) 1990-03-02

Family

ID=30482520

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP573884U Granted JPS60119514U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 コンクリ−ト成形金型

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JP (1) JPS60119514U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348027Y2 (ja) * 1976-07-21 1978-11-16

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JPS60119514U (ja) 1985-08-13

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