JPH0293094A - リン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法 - Google Patents
リン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法Info
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- JPH0293094A JPH0293094A JP24397788A JP24397788A JPH0293094A JP H0293094 A JPH0293094 A JP H0293094A JP 24397788 A JP24397788 A JP 24397788A JP 24397788 A JP24397788 A JP 24397788A JP H0293094 A JPH0293094 A JP H0293094A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、非メッキ面の鉄面が、リン酸塩処理性と塗装
性能にすぐれた片面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼板の
製造法に関するものである。
性能にすぐれた片面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼板の
製造法に関するものである。
(従来の技術)
Pb−Sn合金電気メッキ鋼板は特開昭54−6633
8号公報で紹介されているが、最近では自動車用或いは
オートバイ用の燃料容器用鋼板として、片面pb〜Sn
系合金メッキ鋼板の開発が要望されている。
8号公報で紹介されているが、最近では自動車用或いは
オートバイ用の燃料容器用鋼板として、片面pb〜Sn
系合金メッキ鋼板の開発が要望されている。
燃料容器の内面は、ガソリン等の燃料に対して、すぐれ
た耐食性能を有するPb−Sn系合金のメッキ層で、燃
料容器の外面は防食と装飾塗装を行なう事のできる燃料
容器用素材の要望が大きい。
た耐食性能を有するPb−Sn系合金のメッキ層で、燃
料容器の外面は防食と装飾塗装を行なう事のできる燃料
容器用素材の要望が大きい。
このPb−Sn系合金片面メッキ鋼板は、一般にはpb
“2イオンとSn”イオンを含有する水溶液中で、鋼帯
の片面メッキ側に対向して設けられた電極に通電する陰
極電解処理法で製造されている。
“2イオンとSn”イオンを含有する水溶液中で、鋼帯
の片面メッキ側に対向して設けられた電極に通電する陰
極電解処理法で製造されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、非メッキ面には、掻く微量のpbおよび
Sn金属が、如何に電解方法を工夫しても付着される。
Sn金属が、如何に電解方法を工夫しても付着される。
すなわち、非メッキ面に電界液の信者阻止剤を塗布する
ような煩雑な方法を施さない限り、非メッキ面への電解
電流まわり込みを阻止するような例えば電極の巾を鋼帯
中より狭くする方法、或いは鋼帯の両端にダミーカソー
ドを近接して設ける方法等を講じても、Pb”、 Sn
’″2イオン、特にPb”イオンのつき廻り性が良好な
ため、掻く微量のpb−Sn合金のメッキによってPb
−Sn合金が付着することを免れるものでない。このよ
うに非メッキ面に掻く微量のPb−Sn合金が付着され
ると、第1図に示すように、塗装下地処理のリン酸処理
性が著しく阻害される。
ような煩雑な方法を施さない限り、非メッキ面への電解
電流まわり込みを阻止するような例えば電極の巾を鋼帯
中より狭くする方法、或いは鋼帯の両端にダミーカソー
ドを近接して設ける方法等を講じても、Pb”、 Sn
’″2イオン、特にPb”イオンのつき廻り性が良好な
ため、掻く微量のpb−Sn合金のメッキによってPb
−Sn合金が付着することを免れるものでない。このよ
うに非メッキ面に掻く微量のPb−Sn合金が付着され
ると、第1図に示すように、塗装下地処理のリン酸処理
性が著しく阻害される。
その結果、塗装後の性能、特に腐食環境に長期間曝され
た後の経時塗料密着性、或いは塗装後耐食性等が著しく
劣化する。そのため特開昭62−156291号公報で
公開されている様に、非メッキ面に対して電解処理を施
し、付着したPb−Sn合金を除去する必要があった。
た後の経時塗料密着性、或いは塗装後耐食性等が著しく
劣化する。そのため特開昭62−156291号公報で
公開されている様に、非メッキ面に対して電解処理を施
し、付着したPb−Sn合金を除去する必要があった。
しかしながら、処理される鋼板の鋼種あるいは塗装下地
処理のリン酸処理法によっては、上記方法では必ずしも
充分とは言い難かった。
処理のリン酸処理法によっては、上記方法では必ずしも
充分とは言い難かった。
本発明はこのような問題点を解決したもので、メッキ面
がリン酸塩処理性、塗装性能にすぐれた鉄面を有する片
面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼板の製造法を提供する
ことを目的とする。
がリン酸塩処理性、塗装性能にすぐれた鉄面を有する片
面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼板の製造法を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明の要旨は、PbリイオンとSn“2イオンを主成
分とする水溶液中で、鋼帯の片面に対向して設けられた
電極から通電して陰極電解処理を施し、得られた片面電
気Pb−Sn系合金メッキ鋼板を水洗後に、5〜200
gillのクエン酸、酒石酸、さく酸、ギ酸および/
又はこれらの塩の1種又は2種以上を含有する浴に更に
添加剤としてレゾルシン、ヒドロキノンノ1ffI又は
2種を0.01g/l〜10g/j2含有する水溶液中
テ0.1〜30 A/do” (D電流密度で0.5〜
30秒間の陽8iii解処理を行なう事を特徴とするリ
ン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電
気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法であり、また更に、
リン酸塩処理性及び塗装性能をより安定して確保するた
めに、上記条件にて非メッキ面を処理した後、次いで非
メッキ面に機械的研磨あるいは研削を施すものである。
分とする水溶液中で、鋼帯の片面に対向して設けられた
電極から通電して陰極電解処理を施し、得られた片面電
気Pb−Sn系合金メッキ鋼板を水洗後に、5〜200
gillのクエン酸、酒石酸、さく酸、ギ酸および/
又はこれらの塩の1種又は2種以上を含有する浴に更に
添加剤としてレゾルシン、ヒドロキノンノ1ffI又は
2種を0.01g/l〜10g/j2含有する水溶液中
テ0.1〜30 A/do” (D電流密度で0.5〜
30秒間の陽8iii解処理を行なう事を特徴とするリ
ン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電
気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法であり、また更に、
リン酸塩処理性及び塗装性能をより安定して確保するた
めに、上記条件にて非メッキ面を処理した後、次いで非
メッキ面に機械的研磨あるいは研削を施すものである。
(作 用)
以下、本発明の詳細について説明する。
本発明においてメッキ原板は製鋼工程、圧延工程、焼鈍
工程等を経て製造された冷延鋼板を使用し、さらに表面
処理鋼板の製造工程の脱脂、酸洗等の前処理が施されて
清浄化、活性化処理が行なわれた後、鋼帯片面のみにP
b−Sn系合金メッキ処理が施される。
工程等を経て製造された冷延鋼板を使用し、さらに表面
処理鋼板の製造工程の脱脂、酸洗等の前処理が施されて
清浄化、活性化処理が行なわれた後、鋼帯片面のみにP
b−Sn系合金メッキ処理が施される。
鋼帯の片面電気Pb−Sn系合金メッキは、pbゝ2イ
オン、とSn″″2イオンを主成分とする水溶液を電解
メッキ浴として用い、鋼帯の片面のみに対向して設けら
れた電極から通電し、鋼帯の片面のみにPb−Sn系合
金被′N層が施される。
オン、とSn″″2イオンを主成分とする水溶液を電解
メッキ浴として用い、鋼帯の片面のみに対向して設けら
れた電極から通電し、鋼帯の片面のみにPb−Sn系合
金被′N層が施される。
このPb−Sn系合金の電解メッキ浴組成、電解メッキ
条件等については、何ら規定するものでなく、例えば片
面電気Pb−Sn系合金メッキにおいて使用される電極
は、 Pb−Sn系合金を使用した可溶性電極方式、T
i板に白金をクラッドとしたような不溶解電極のいずれ
を用いてもよい。
条件等については、何ら規定するものでなく、例えば片
面電気Pb−Sn系合金メッキにおいて使用される電極
は、 Pb−Sn系合金を使用した可溶性電極方式、T
i板に白金をクラッドとしたような不溶解電極のいずれ
を用いてもよい。
また、電解メッキ浴組成には、pbとSnの合金組成に
対応したpb“2 、5 n + フイオンを含有する
水溶液、例えば、ホウフッ化物浴、フェノールスルフォ
ン酸浴、さく酸系浴等が用いられる。その−例を下に示
す。
対応したpb“2 、5 n + フイオンを含有する
水溶液、例えば、ホウフッ化物浴、フェノールスルフォ
ン酸浴、さく酸系浴等が用いられる。その−例を下に示
す。
(a) Pb−8%Sn系合金メッキ組成を目的とし
たホウフッ化物浴を用いた電解条件の例 ・電解浴組成 Pb(BF4)2340 g/ItHB
F、 100 g/x 有機質添加剤 3g/fl Sn(BF4)z 40 g/xH3B03
25 g/l ・電流密度 40 A/dm2 ・電解温度 50℃ (b)Pb−12%Sn系合金メッキ組成を目的とした
フェノールスルフォン酸系浴を用いた電解条件の例 ・電解浴組成 Pb047g/1 SnO8g/j2 フェノールスルフォン酸 200 g/It 有機質添加剤 5g/fl ・電流密度 5 A/dm2 ・電解温度 50℃ このように、必要とするpbとSnの合金組成に対応し
たpb”イオンとSn″″2イオンを含有する水溶液の
電解メッキ浴を用い、必要とするメッキ厚さに対応する
電解量で、鋼帯の片面のみにPb−Sn系合金メッキ処
理をし、次いで水洗する。
たホウフッ化物浴を用いた電解条件の例 ・電解浴組成 Pb(BF4)2340 g/ItHB
F、 100 g/x 有機質添加剤 3g/fl Sn(BF4)z 40 g/xH3B03
25 g/l ・電流密度 40 A/dm2 ・電解温度 50℃ (b)Pb−12%Sn系合金メッキ組成を目的とした
フェノールスルフォン酸系浴を用いた電解条件の例 ・電解浴組成 Pb047g/1 SnO8g/j2 フェノールスルフォン酸 200 g/It 有機質添加剤 5g/fl ・電流密度 5 A/dm2 ・電解温度 50℃ このように、必要とするpbとSnの合金組成に対応し
たpb”イオンとSn″″2イオンを含有する水溶液の
電解メッキ浴を用い、必要とするメッキ厚さに対応する
電解量で、鋼帯の片面のみにPb−Sn系合金メッキ処
理をし、次いで水洗する。
このようにして製造された片面Pb−Sn系合金メッキ
鋼板のメッキ面・鉄面は、前記したように、微量のPb
−Sn合金を付着しリン酸塩処理性及び塗装性能を劣化
するため非メッキ面に付着した微量のPb−Sn合金を
除去する。
鋼板のメッキ面・鉄面は、前記したように、微量のPb
−Sn合金を付着しリン酸塩処理性及び塗装性能を劣化
するため非メッキ面に付着した微量のPb−Sn合金を
除去する。
本発明の目的から非メッキ面に付着したpb或いはSn
、 Pb−Sn合金等は、リン酸亜鉛を主成分とするリ
ン酸塩結晶被膜の生成を著しく阻害するためその除去処
理は極めて重要な工程であり、次のような条件で行なわ
れる。
、 Pb−Sn合金等は、リン酸亜鉛を主成分とするリ
ン酸塩結晶被膜の生成を著しく阻害するためその除去処
理は極めて重要な工程であり、次のような条件で行なわ
れる。
しかしながら、非メッキ面に付着した微量のpbSn合
金の除去作業(操作)において、他のpb−Sn系合金
メッキ面の溶解、損傷等を起して耐食性の劣化、外観が
変色するメッキ外観の劣化を生じさせない事が必要であ
る。
金の除去作業(操作)において、他のpb−Sn系合金
メッキ面の溶解、損傷等を起して耐食性の劣化、外観が
変色するメッキ外観の劣化を生じさせない事が必要であ
る。
このような観点から種々検討した結果、処理浴として、
クエン酸、酒石酸、さく酸、ギ酸及び/又はこれらの塩
の1 f!又は2種以上を混合した水溶液に、更に添加
剤として0,01〜10g/ρのレゾルシン、ヒドロキ
ノンの1種あるいは2種を含有する水溶液中において、
非メッキ面に対向する側にのみ電極を配置して通電する
陽極電解処理を施すと、メッキ面の耐食性等を阻害する
ことなく、非メッキ面に付着した微量のPb−Sn系合
金付着物を除去し、更に添加剤の効果により過剰な陽極
電解処理に対し鋼板を保護する事が分った。
クエン酸、酒石酸、さく酸、ギ酸及び/又はこれらの塩
の1 f!又は2種以上を混合した水溶液に、更に添加
剤として0,01〜10g/ρのレゾルシン、ヒドロキ
ノンの1種あるいは2種を含有する水溶液中において、
非メッキ面に対向する側にのみ電極を配置して通電する
陽極電解処理を施すと、メッキ面の耐食性等を阻害する
ことなく、非メッキ面に付着した微量のPb−Sn系合
金付着物を除去し、更に添加剤の効果により過剰な陽極
電解処理に対し鋼板を保護する事が分った。
また、非メッキ面に付着した微量のPb−Sn系合金付
着物は、鋼板表面に均一に存在するのではなく、鋼の粒
界上に塊状に析出している。従って、陽極電解処理によ
り Pb−Sn系合金付着物が除去されると同時に、非
メッキ面のエツチング或いは鉄面の酸化が軽微ながら行
なわれることになる。
着物は、鋼板表面に均一に存在するのではなく、鋼の粒
界上に塊状に析出している。従って、陽極電解処理によ
り Pb−Sn系合金付着物が除去されると同時に、非
メッキ面のエツチング或いは鉄面の酸化が軽微ながら行
なわれることになる。
Pb−Sn系合金付着物が完全に除去されても、エツチ
ングあるいは鉄面の酸化の影響のためリン酸塩処理性が
必ずしも良好ではない。添加剤であるレゾルシンやヒド
ロキノンは非メッキ面の鋼板上に吸着し、エツチングあ
るいは酸化から鋼板を保護するとともに陽極電解電流を
Pb−Sn系合金付着物に集中させるため、Pb−Sn
系合金付着物除去効率にすぐれる。
ングあるいは鉄面の酸化の影響のためリン酸塩処理性が
必ずしも良好ではない。添加剤であるレゾルシンやヒド
ロキノンは非メッキ面の鋼板上に吸着し、エツチングあ
るいは酸化から鋼板を保護するとともに陽極電解電流を
Pb−Sn系合金付着物に集中させるため、Pb−Sn
系合金付着物除去効率にすぐれる。
リン酸塩処理性に劣るTi−添加鋼、或いはリン酸塩処
理能力に劣るスプレー型リン酸塩処理において、レゾル
シンやヒドロキノン等の添加効果は著しい。
理能力に劣るスプレー型リン酸塩処理において、レゾル
シンやヒドロキノン等の添加効果は著しい。
さらにこの効果を得るためには、次のような処理条件が
好ましい。
好ましい。
すなわち、クエン酸、酒石酸、さく酸、ギ酸及びこれら
の塩の1 fffl又は2 fffi以上からなる水溶
液を使用し、その濃度は5g/IL〜200 g/β、
好ましくは50g/l〜150g/42の範囲である。
の塩の1 fffl又は2 fffi以上からなる水溶
液を使用し、その濃度は5g/IL〜200 g/β、
好ましくは50g/l〜150g/42の範囲である。
濃度が5g/u未満では非メッキ面に付着したPb−S
n系合金の付着物を除去する事が困難であるとともに、
充分な電気型導度が得られない。またその濃度が200
g/uを越えると、他のメッキ面のpb−Sn系合金
メッキ層を溶解して耐食性を劣化し、変色による外観性
を劣化する。
n系合金の付着物を除去する事が困難であるとともに、
充分な電気型導度が得られない。またその濃度が200
g/uを越えると、他のメッキ面のpb−Sn系合金
メッキ層を溶解して耐食性を劣化し、変色による外観性
を劣化する。
レゾルシンあるいはヒドロキノンの1 f!又は2種か
らなる添加剤の濃度はo、otg/β〜10g/l、好
ましくは0.1g/l〜1g/11である。濃度が0.
01g/11未満では添加剤が非メッキ面上を均一に覆
うことが困難であり、10g71以上では効果が飽和す
るばかりでなく、添加剤の酸化により非メッキ面の表面
が褐色に着色し、商品価値が低下するばかりではなく、
リン酸塩処理性が低下することになる。
らなる添加剤の濃度はo、otg/β〜10g/l、好
ましくは0.1g/l〜1g/11である。濃度が0.
01g/11未満では添加剤が非メッキ面上を均一に覆
うことが困難であり、10g71以上では効果が飽和す
るばかりでなく、添加剤の酸化により非メッキ面の表面
が褐色に着色し、商品価値が低下するばかりではなく、
リン酸塩処理性が低下することになる。
尚、本発明に使用されるクエン酸、酒石酸、さく酸、ギ
酸の塩としては、Na塩、K塩、アンモニウム塩が使用
される。
酸の塩としては、Na塩、K塩、アンモニウム塩が使用
される。
また非メッキ面の陽極電解処理条件は、電流密度;0.
1^/dm2〜30^/dta2.電解処理時間;0.
5〜30秒間に規定する。
1^/dm2〜30^/dta2.電解処理時間;0.
5〜30秒間に規定する。
電流密度が0.1^/daI2未満では、非メッキ面に
付着したPb−Sn系合金付着物の除去に時間がかかり
すぎ、メッキ面のPb−Sn合金層の損傷を生じる。
付着したPb−Sn系合金付着物の除去に時間がかかり
すぎ、メッキ面のPb−Sn合金層の損傷を生じる。
また、電流密度が30 A/dm2をこえると、その除
去効果が飽和するとともに、電極と鋼帯との間にかかる
電解電圧が大きくなり、電力費が増大するばかりでなく
、Feの酸化をもたらすため好ましくない。また、好ま
しい電流密度は05〜5 A/dm2の範囲である。
去効果が飽和するとともに、電極と鋼帯との間にかかる
電解電圧が大きくなり、電力費が増大するばかりでなく
、Feの酸化をもたらすため好ましくない。また、好ま
しい電流密度は05〜5 A/dm2の範囲である。
また、その電解処理時間は、0.5〜30秒間である。
0.5秒未満では非メッキ面のPb−Sn系合金付着物
が均一に除去されにくく、また30秒をこえるとメッキ
面のPb−Sn系合金メッキ層を溶解、損傷し、耐食性
の劣化及び外観変色等の劣化を生じ易くなる。従って、
処理時間は0.5秒〜30秒間で好ましくは5〜20秒
間である。
が均一に除去されにくく、また30秒をこえるとメッキ
面のPb−Sn系合金メッキ層を溶解、損傷し、耐食性
の劣化及び外観変色等の劣化を生じ易くなる。従って、
処理時間は0.5秒〜30秒間で好ましくは5〜20秒
間である。
次に処理浴の温度、pH等については特に規定するもの
ではないが、処理温度は20〜80℃、p)Iは3〜8
が好ましい。
ではないが、処理温度は20〜80℃、p)Iは3〜8
が好ましい。
処理温度が20℃未満では、除去速度が遅く処理時間が
長くかかり過ぎ、又処理温度が80℃をこえると処理浴
にフユーム、ミストを発生し、作業環境上好ましいもの
でなく、メッキ面のPb−Sn系合金メッキ層も変色し
易い。
長くかかり過ぎ、又処理温度が80℃をこえると処理浴
にフユーム、ミストを発生し、作業環境上好ましいもの
でなく、メッキ面のPb−Sn系合金メッキ層も変色し
易い。
またpHについては、3未満では非メッキ面に付着した
Pb−Sn系合金付着物を除去するのに影響は少ないが
、メッキ面のPb−Sn系合金メッキ層を変色する。一
方pHが8をこえると、同様に除去作業には影響は少な
いが、メッキ面のPb−Sn系合金メッキ層の溶解、損
傷の傾向があり、耐食性、表面変色の点で好ましくない
。
Pb−Sn系合金付着物を除去するのに影響は少ないが
、メッキ面のPb−Sn系合金メッキ層を変色する。一
方pHが8をこえると、同様に除去作業には影響は少な
いが、メッキ面のPb−Sn系合金メッキ層の溶解、損
傷の傾向があり、耐食性、表面変色の点で好ましくない
。
以上の如き処理条件、処理方法で非メッキ面のPb−S
n系合金の付着物を除去した後水洗する。
n系合金の付着物を除去した後水洗する。
また本発明においては、非メッキ面のリン酸塩処理性と
塗装後件能を確実なものとするために、非メッキ面のP
b−Sn系合金付着物を除去し、次いで直ちに機械的な
研磨工程或いは研削工程を付加してもよい。
塗装後件能を確実なものとするために、非メッキ面のP
b−Sn系合金付着物を除去し、次いで直ちに機械的な
研磨工程或いは研削工程を付加してもよい。
この機械的な研磨工程或いは研削工程の付加によって、
非メッキ面から除去された微量Pb−Sn系合金付着物
の除去後の外観を平滑均一化すると同時に、非メッキ面
の表面層に加工残留歪を付与する事によって、リン酸塩
処理溶液中での電気化学的反応の促進によってリン酸塩
処理性の向上に基づく均一緻密なリン酸塩結晶の生成が
可能となる。
非メッキ面から除去された微量Pb−Sn系合金付着物
の除去後の外観を平滑均一化すると同時に、非メッキ面
の表面層に加工残留歪を付与する事によって、リン酸塩
処理溶液中での電気化学的反応の促進によってリン酸塩
処理性の向上に基づく均一緻密なリン酸塩結晶の生成が
可能となる。
この非メッキ面に機械的研削或いは研磨を付与する方法
は、特に規定するものではないが、例えば研削装置とし
てベルトサンダーを用いる場合、ベルトサンダーの番手
は、例えば#80〜#1000好ましくは#180〜#
400で、回転数(周速)は500〜2500m/mi
n 、加圧力は0.2〜2KW/mである。研磨用ブラ
シを用いる場合は、研磨砥粒(酸化アルミ、シリコンカ
ーバイド、チタンカーバイド等)をナイロン不織布に含
浸させた研磨ロール等で研磨する。また、砥粒について
は、上記のベルトサンダーに使用される砥粒と同様の番
手の砥粒を使用する。回転数(周速)は300〜250
0m/a+in 、加圧力は0.10〜0.30HP/
25mmとする。
は、特に規定するものではないが、例えば研削装置とし
てベルトサンダーを用いる場合、ベルトサンダーの番手
は、例えば#80〜#1000好ましくは#180〜#
400で、回転数(周速)は500〜2500m/mi
n 、加圧力は0.2〜2KW/mである。研磨用ブラ
シを用いる場合は、研磨砥粒(酸化アルミ、シリコンカ
ーバイド、チタンカーバイド等)をナイロン不織布に含
浸させた研磨ロール等で研磨する。また、砥粒について
は、上記のベルトサンダーに使用される砥粒と同様の番
手の砥粒を使用する。回転数(周速)は300〜250
0m/a+in 、加圧力は0.10〜0.30HP/
25mmとする。
尚、本発明において、Pb−Sn系合金メッキの合金組
成としては特に規定されるものではなく、pbを主成分
にSnが1〜50%含有、あるいはさらにSb、Ni、
C:o等の合金化元素を少量添加したものに適用される
。
成としては特に規定されるものではなく、pbを主成分
にSnが1〜50%含有、あるいはさらにSb、Ni、
C:o等の合金化元素を少量添加したものに適用される
。
(実施例)
冷延鋼帯を3%オルソケイ酸ソーダー水溶液中で脱脂、
10%H2SO4水溶液による陰極電解酸洗による表面
清浄化処理、活性化処理後に所定の合金組成、付着量を
目標とした片面Pb−Sn系合金メッキを行ない、メッ
キ後水洗して、第1表に示すように本発明の方法による
非メッキ面の微量pb−Sn系合金付着物の陥M1電解
IA理による除去及び機械的研磨或いは研削IA埋を行
って、性能評価試験を行なった。その結果は、第1表に
示すように目的とする性能向上効果が極めて大きかった
。
10%H2SO4水溶液による陰極電解酸洗による表面
清浄化処理、活性化処理後に所定の合金組成、付着量を
目標とした片面Pb−Sn系合金メッキを行ない、メッ
キ後水洗して、第1表に示すように本発明の方法による
非メッキ面の微量pb−Sn系合金付着物の陥M1電解
IA理による除去及び機械的研磨或いは研削IA埋を行
って、性能評価試験を行なった。その結果は、第1表に
示すように目的とする性能向上効果が極めて大きかった
。
尚、本発明の片面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼帯の製
造は、電解処理洛中で!lFの板幅より両端から各々3
0mmずつ狭い目標合金組成と同一組成の可溶性電極を
鋼帯の片面に対向して設けるとともに、鋼帯にほぼ平行
に、両端から約10mIIずつ離れた位置にダミーカソ
ードを設置し、極力非メッキ面に電解電流が裏回りする
のを防止して片面メッキを施した。
造は、電解処理洛中で!lFの板幅より両端から各々3
0mmずつ狭い目標合金組成と同一組成の可溶性電極を
鋼帯の片面に対向して設けるとともに、鋼帯にほぼ平行
に、両端から約10mIIずつ離れた位置にダミーカソ
ードを設置し、極力非メッキ面に電解電流が裏回りする
のを防止して片面メッキを施した。
次に、本発明の方法で製造した片面Pb−Sn系合金メ
ッキ鋼板の性能評価については、以下に示す試験方法及
び評価基準によった。
ッキ鋼板の性能評価については、以下に示す試験方法及
び評価基準によった。
評価試験方法及び評価基準
1、非メッキ面の評価試験方法及び評価基準(1)
リン酸塩処理性 浸漬タイプ或いはスプレータイプのリン酸塩処理浴を用
いて、リン酸塩処理後の外観及び走査型電顕(1500
倍)でリン酸結晶の生成状況を観察して以下の評価基準
で判断した。
リン酸塩処理性 浸漬タイプ或いはスプレータイプのリン酸塩処理浴を用
いて、リン酸塩処理後の外観及び走査型電顕(1500
倍)でリン酸結晶の生成状況を観察して以下の評価基準
で判断した。
(第1図参照)
◎・・・・・・外観が均一で、均一緻密なリン酸塩結晶
生成。
生成。
○・・・・・・外観は均一であるが、リン酸塩結晶やも
、リン酸塩結晶の生成していない個 所(スケ部分)が部分的に生成。
、リン酸塩結晶の生成していない個 所(スケ部分)が部分的に生成。
X・・・・・・外観上町らかにリン酸塩結晶の生成され
ていないスケ部分が認められる。
ていないスケ部分が認められる。
(2)塗装後の密着性
カチオン電着塗装20μを施し、中塗り35μ、上塗り
30μを各々スプレィ塗装して、85μの3コート塗装
を施した。該試験材に対して、50℃の蒸溜水中に各々
240時間、480時間浸漬後直ちに乾燥して2+nm
X2+nmの大きさの基盤目を100マス作成、セロテ
ープ(登録商標)剥離を行なってその密着性を評価した
。
30μを各々スプレィ塗装して、85μの3コート塗装
を施した。該試験材に対して、50℃の蒸溜水中に各々
240時間、480時間浸漬後直ちに乾燥して2+nm
X2+nmの大きさの基盤目を100マス作成、セロテ
ープ(登録商標)剥離を行なってその密着性を評価した
。
◎・・・・・・塗膜の剥離部分が殆んどなく、密着性極
めて良好。
めて良好。
○・・・・・・塗膜の剥離は明瞭に認められるが、剥離
面積は約5%以下で少なく、塗膜密 着性可成り良好。
面積は約5%以下で少なく、塗膜密 着性可成り良好。
△・・・・・・塗膜の剥離面積5〜20%で、塗膜密着
性可成り劣る。
性可成り劣る。
×・・・・・・塗膜の剥離面積が20%以上で、塗膜密
着性著しく劣る。
着性著しく劣る。
(3)塗装後耐食性
カチオン電着塗装を20μ厚さ施し、地鉄に達するスク
ラッチ疵を入れて、塗膜欠陥部を対象とした耐食性能を
塩水噴霧試験により評価した。尚、評価は、塩水噴霧試
験30日間(720時間)後のスクラッチ部からのフク
レ巾及び他の平面部のブリスターの発生状況を加味して
、以下の基準で評価した。
ラッチ疵を入れて、塗膜欠陥部を対象とした耐食性能を
塩水噴霧試験により評価した。尚、評価は、塩水噴霧試
験30日間(720時間)後のスクラッチ部からのフク
レ巾及び他の平面部のブリスターの発生状況を加味して
、以下の基準で評価した。
◎・・・・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ巾が1
.Sn+m以下で、かつ平面部のブリスター発生数が5
個未満。
.Sn+m以下で、かつ平面部のブリスター発生数が5
個未満。
○・・・・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ巾が3
1以下で、かつ平面部のブリスター 発生数が10個未満。
1以下で、かつ平面部のブリスター 発生数が10個未満。
△・・・・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ巾が3
m+n以下、或いは平面部のブリスターの発生数が20
個未満。
m+n以下、或いは平面部のブリスターの発生数が20
個未満。
X・・・・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ巾が3
ma+以上、或いは平面部のブリスター発生数が20個
以上。
ma+以上、或いは平面部のブリスター発生数が20個
以上。
2、メッキ面の性能評価試験法及び性能(1)表面外観
Pb−Sn系合金メッキ面を肉眼観察して、その外観評
価を以下の評価基準で評価した。
価を以下の評価基準で評価した。
◎・・・・・・表面外観の変色なく、均一外観。
O・・・・・・表面変色は若干生じるが、均一外観。
△・・・・・・表面変色が若干生じ、部分的に少しむら
発生。
発生。
×・・・・・・表面変色著しるしく、外観は不拘(2)
耐食性 塩水噴霧試験72時間後の赤錆発生状況を、lOx10
mmの大きさの300個のマス目を用い、赤錆が発生し
たマス目を百分率で表示して、以下の評価基準によった
。
耐食性 塩水噴霧試験72時間後の赤錆発生状況を、lOx10
mmの大きさの300個のマス目を用い、赤錆が発生し
たマス目を百分率で表示して、以下の評価基準によった
。
◎・・・・・・赤錆発生率10%未満。
O・・・・・・ 〃 20%未満
△・・・・・・ 〃 40%未満
×・・・・・・ 〃 40%以上。
(発明の効果)
以上説明したごとく本製造法によるメッキ鋼板によれば
、メッキ面は外観、耐食性ともに優れているとともに、
非メッキ面はリン酸塩処理性、塗料密着性、塗装後の耐
食性に共に優れ、車輌用などの燃料容器用鋼板として品
質の向上を図りつると同時にその利用価値は大ぎい。
、メッキ面は外観、耐食性ともに優れているとともに、
非メッキ面はリン酸塩処理性、塗料密着性、塗装後の耐
食性に共に優れ、車輌用などの燃料容器用鋼板として品
質の向上を図りつると同時にその利用価値は大ぎい。
第1図は片面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼板(’Sn
8%の例)の非メッキ面の微量Pb−Sn合金付着量と
リン酸塩処理性の関係を示す図である。 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他1名
8%の例)の非メッキ面の微量Pb−Sn合金付着量と
リン酸塩処理性の関係を示す図である。 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他1名
Claims (2)
- (1)Pb^+^2イオンとSn^+^2イオンを主成
分とする水溶液中で、鋼帯の片面に対向して設けられた
電極から通電して陰極電解処理を施し、得られた片面電
気Pb−Sn系合金メッキ鋼板を水洗後に、5〜200
g/lのクエン酸、酒石酸、さく酸、ギ酸および/又は
これらの塩の1種又は2種以上を含有する浴に更に添加
剤としてレゾルシン、ヒドロキノンの1種又は2種を0
.01g/l〜10g/lを含有する水溶液中で0.1
〜30A/dm^2の電流密度で0.5〜30秒間の陽
極電解処理を行う事を特徴とするリン酸塩処理性及び塗
装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛−錫系合金メッ
キ鋼板の製造法。 - (2)Pb^+^2イオンとSn^+^2イオンを主成
分とする水溶液中で、鋼帯の片面に対向して設けられた
電極から通電して陰極電解処理を施し、得られた片面電
気Pb−Sn系合金メッキ鋼板を水洗後に、5〜200
g/lのクエン酸、酒石酸、さく酸、ギ酸および/又は
これらの塩の1種又は2種以上を含有する浴に更に添加
剤としてレゾルシン、ヒドロキノンの1種又は2種を0
.01g/l〜10g/l含有する水溶液中で0.1〜
30A/dm^2の電流密度で0.5〜30秒間の電極
電解処理を行い、次いで非メッキ面に機械的研磨あるい
は研削を施す事を特徴とするリン酸塩処理性及び塗装性
にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛−錫系合金メッキ鋼
板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24397788A JPH0293094A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | リン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24397788A JPH0293094A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | リン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0293094A true JPH0293094A (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=17111867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24397788A Pending JPH0293094A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | リン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0293094A (ja) |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP24397788A patent/JPH0293094A/ja active Pending
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