JPH0452298A - リン酸塩処理性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛‐錫系合金メッキ鋼板の製造法 - Google Patents
リン酸塩処理性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛‐錫系合金メッキ鋼板の製造法Info
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- JPH0452298A JPH0452298A JP16307890A JP16307890A JPH0452298A JP H0452298 A JPH0452298 A JP H0452298A JP 16307890 A JP16307890 A JP 16307890A JP 16307890 A JP16307890 A JP 16307890A JP H0452298 A JPH0452298 A JP H0452298A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、非メッキの鉄面か、リン酸塩処理性と塗装性
能にすぐれた片面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼板の製
造法に関するものである。
能にすぐれた片面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼板の製
造法に関するものである。
(従来の技術)
Pb−Sn合金電気メッキ鋼板は特開昭54−8633
8号公報で紹介されているが、最近では自動車或いはオ
ートバイ用の燃料容器鋼板として、片面Pb−Sn系合
金メッキ鋼板の開発が要望されている。
8号公報で紹介されているが、最近では自動車或いはオ
ートバイ用の燃料容器鋼板として、片面Pb−Sn系合
金メッキ鋼板の開発が要望されている。
すなわち、燃料容器の内面は、ガソリン等の燃料に対し
て、すぐれた耐食性能を有するpb −Sn系合金のメ
ッキ層であり、燃料容器の外面は、防食と装飾塗装を行
なうことのできる燃料容器用の素材に対する業界の要望
が大きい。
て、すぐれた耐食性能を有するpb −Sn系合金のメ
ッキ層であり、燃料容器の外面は、防食と装飾塗装を行
なうことのできる燃料容器用の素材に対する業界の要望
が大きい。
このPb−Sn系合金片面メッキ鋼板は、一般にはPb
+2イオンとSn+2イオンを含有する水溶液中で、鋼
帯の片面メッキ側に対向して設けられた電極に通電する
陰極電解処理法で製造されている。
+2イオンとSn+2イオンを含有する水溶液中で、鋼
帯の片面メッキ側に対向して設けられた電極に通電する
陰極電解処理法で製造されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、非メッキ面には、通常の方法では極く微
量のpbおよびSn金属が、如何に電解方法を工夫して
も付着してしまう。
量のpbおよびSn金属が、如何に電解方法を工夫して
も付着してしまう。
すなわち、非メッキ面に電解液の付着阻止剤を塗布する
ような煩雑な方法を施さない限り、非メッキ面への電解
電流まわり込みを阻止するような方法、例えば電極の幅
を鋼帯幅よりも狭くする方法や、鋼帯の両端にダミーカ
ソードを近接して設ける方法等を講じても、Pb″″2
.Sn“2イオン、特にpb”イオンのつき廻り性が良
好なため、極く微量のPb−Sn合金が付着することを
免れることができない。このように非メッキ面に極く微
量のPb−Sn合金が付着すると、第1図に示すように
、塗装下地処理のリン酸処理性が著しく阻害される。
ような煩雑な方法を施さない限り、非メッキ面への電解
電流まわり込みを阻止するような方法、例えば電極の幅
を鋼帯幅よりも狭くする方法や、鋼帯の両端にダミーカ
ソードを近接して設ける方法等を講じても、Pb″″2
.Sn“2イオン、特にpb”イオンのつき廻り性が良
好なため、極く微量のPb−Sn合金が付着することを
免れることができない。このように非メッキ面に極く微
量のPb−Sn合金が付着すると、第1図に示すように
、塗装下地処理のリン酸処理性が著しく阻害される。
その結果、塗装後の性能、特に腐食環境に長期開−され
た後の経時塗料密着性、或いは塗装後耐食性等が著しく
劣化する。そのため非メッキ面に電解処理を施して付着
したPb−Sn合金を除去する必要があった。
た後の経時塗料密着性、或いは塗装後耐食性等が著しく
劣化する。そのため非メッキ面に電解処理を施して付着
したPb−Sn合金を除去する必要があった。
しかしながら、この方法によって処理された鋼板はすぐ
れたリン酸塩処理性を有するものの、処理液か有機酸系
水溶液のため、陽極部で有機酸の酸化か起こり、処理液
の劣化速度か大きいという欠点かあった。すなわち、建
浴直後の溶液で処理した鋼板はすぐれたリン酸塩処理性
を有するが、処理量はが増すと有機酸が分解し、電解能
力が低下する。従ってこのような溶液で十分なリン酸塩
処理性を確保することは困難であった。
れたリン酸塩処理性を有するものの、処理液か有機酸系
水溶液のため、陽極部で有機酸の酸化か起こり、処理液
の劣化速度か大きいという欠点かあった。すなわち、建
浴直後の溶液で処理した鋼板はすぐれたリン酸塩処理性
を有するが、処理量はが増すと有機酸が分解し、電解能
力が低下する。従ってこのような溶液で十分なリン酸塩
処理性を確保することは困難であった。
本発明はこのような問題点を解決するものであって、リ
ン酸塩処理性、塗装性能にすぐれた鉄面を有する片面電
気Pb−Sn系合金メッキ鋼板の安定的製造法を提供す
ることを目的とするものである。
ン酸塩処理性、塗装性能にすぐれた鉄面を有する片面電
気Pb−Sn系合金メッキ鋼板の安定的製造法を提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明は、pb”イオンとS
n”イオンを主成分とする水溶液中で、鋼帯の片面に対
向して設けられた電極から通電して陰極電解処理を施し
、得られた片面電気pb −Sn系合金メッキ鋼板を水
洗後に、5〜200g/gの硝酸、塩酸、ホウフッ化水
素酸の塩の1種又は2種以上を含有する浴に更にレゾル
シン、ヒドロキノンの1種又は2種をO,O1g/j!
〜LOg/Dを含有するpHが1〜4の水溶液中で0.
1〜30A/dff12の電流密度で5〜30秒間の陽
極電解処理を行ない、次いて2価又は3価の金属イオン
を含有するpH3〜8のリン酸塩の混濁液を圧力0,5
〜5kg / c−で1〜10秒間の吹き付け処理を行
なうこと、或いはNi 、Co、Ni −Co合金、
或いはNi −P、 Co −P、 Fe −P合金及
びこれらの金属の2種以上が含有されるP合金をメッキ
面に3〜30■/ゴを被覆する陰極電解処理を施すこと
を要旨とするリン酸塩処理性にすぐれた鉄面を有する片
面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法である。
n”イオンを主成分とする水溶液中で、鋼帯の片面に対
向して設けられた電極から通電して陰極電解処理を施し
、得られた片面電気pb −Sn系合金メッキ鋼板を水
洗後に、5〜200g/gの硝酸、塩酸、ホウフッ化水
素酸の塩の1種又は2種以上を含有する浴に更にレゾル
シン、ヒドロキノンの1種又は2種をO,O1g/j!
〜LOg/Dを含有するpHが1〜4の水溶液中で0.
1〜30A/dff12の電流密度で5〜30秒間の陽
極電解処理を行ない、次いて2価又は3価の金属イオン
を含有するpH3〜8のリン酸塩の混濁液を圧力0,5
〜5kg / c−で1〜10秒間の吹き付け処理を行
なうこと、或いはNi 、Co、Ni −Co合金、
或いはNi −P、 Co −P、 Fe −P合金及
びこれらの金属の2種以上が含有されるP合金をメッキ
面に3〜30■/ゴを被覆する陰極電解処理を施すこと
を要旨とするリン酸塩処理性にすぐれた鉄面を有する片
面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法である。
(作 用)
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明においてメッキ原板は製鋼工程、圧延工程、焼鈍
工程等を経て製造された冷延鋼板を使用し、さらに、表
面処理鋼板の製造工程の脱脂、酸洗等の前処理が施され
て清浄化、活性化処理が行なわれた後、鋼帯片面のみに
Pb−Sn系合金メッキ処理が施される。
工程等を経て製造された冷延鋼板を使用し、さらに、表
面処理鋼板の製造工程の脱脂、酸洗等の前処理が施され
て清浄化、活性化処理が行なわれた後、鋼帯片面のみに
Pb−Sn系合金メッキ処理が施される。
鋼帯の片面電気Pb−Sn系合金メッキは、Pb+2イ
オンとSn“2イオンを主成分とする水溶液を電解メッ
キ浴として用い、鋼板の片面のみに対向して設けられた
電極から通電し、鋼帯の片面のみにPb−Sn系合金被
覆層が施される。
オンとSn“2イオンを主成分とする水溶液を電解メッ
キ浴として用い、鋼板の片面のみに対向して設けられた
電極から通電し、鋼帯の片面のみにPb−Sn系合金被
覆層が施される。
このPb−Sn系合金の電解メッキ浴組成、電解メッキ
条件等については、何ら規定するものではなく、例えば
片面電気Pb−8n系合金メッキにおいて使用される電
極は、Pb−Sn系合金を使用した可溶性電極方式、T
I板に白金をクラッドとしたような不溶解電極のいずれ
を用いてもよい。
条件等については、何ら規定するものではなく、例えば
片面電気Pb−8n系合金メッキにおいて使用される電
極は、Pb−Sn系合金を使用した可溶性電極方式、T
I板に白金をクラッドとしたような不溶解電極のいずれ
を用いてもよい。
また、電解メッキ浴組成にはpbとSnの合金組成に対
応したpb“2.Sn+2イオンを含有する水溶液、例
えば、ホウフッ化物浴、フェノールスルフォン酸浴、さ
く酸系浴等か用いられる。
応したpb“2.Sn+2イオンを含有する水溶液、例
えば、ホウフッ化物浴、フェノールスルフォン酸浴、さ
く酸系浴等か用いられる。
その−例を以下に示す。
(a) Pb−12%Sn系合金メッキ組織を目的と
したホウフッ化物浴を用いた電解条件の例電解浴組成
Pb (BF4 ) 2 300g/lHB F
a 80 g / D有機質添加剤
5g/I Sn (BF4 ) 2 50g/DH3BO230
g/り 電流密度 30A/dm2 電解温度 50”C (b) p b −B%Sn系合金メッキ組織を目的
としたフェノールスルフォン酸系浴を用いた電解条件の
例 電解浴組成 PbO50g/l SnO4,5g/l フェノール 150g/l) スルフォン酸 有機質添加剤 LOg/l 電流密度 5A/da2 電解温度 55℃ このように、必要とするpbとSnの合金組成に対応し
たPb″″イオンとSn+2イオンを含有する水溶液に
電解メッキ浴を用い、必要とするメッキ厚さに対応する
電解量で、鋼帯の片面のみにPb−Sn系合金メッキ処
理をし、次いで水洗する。
したホウフッ化物浴を用いた電解条件の例電解浴組成
Pb (BF4 ) 2 300g/lHB F
a 80 g / D有機質添加剤
5g/I Sn (BF4 ) 2 50g/DH3BO230
g/り 電流密度 30A/dm2 電解温度 50”C (b) p b −B%Sn系合金メッキ組織を目的
としたフェノールスルフォン酸系浴を用いた電解条件の
例 電解浴組成 PbO50g/l SnO4,5g/l フェノール 150g/l) スルフォン酸 有機質添加剤 LOg/l 電流密度 5A/da2 電解温度 55℃ このように、必要とするpbとSnの合金組成に対応し
たPb″″イオンとSn+2イオンを含有する水溶液に
電解メッキ浴を用い、必要とするメッキ厚さに対応する
電解量で、鋼帯の片面のみにPb−Sn系合金メッキ処
理をし、次いで水洗する。
しかしながらこのようにして製造された片面Pb−Sn
系合金メッキ鋼板の非メッキ面・鉄面には、前記したよ
うに微量のPb、Sn或はP、b−Sn合金を付着し、
リン酸亜鉛を主成分とするリン酸塩結晶被膜を生成させ
るリン酸塩処理性を著しく阻害し、塗装性能を劣化する
。
系合金メッキ鋼板の非メッキ面・鉄面には、前記したよ
うに微量のPb、Sn或はP、b−Sn合金を付着し、
リン酸亜鉛を主成分とするリン酸塩結晶被膜を生成させ
るリン酸塩処理性を著しく阻害し、塗装性能を劣化する
。
そのため非メッキ面に付着した微量のpb −Sn合金
を除去する処理は極めて重要な工程であり、本発明は、
この処理を目的とするものであるが、次の点に留意しな
ければならない。
を除去する処理は極めて重要な工程であり、本発明は、
この処理を目的とするものであるが、次の点に留意しな
ければならない。
すなわち、非メッキ面に付着した微量のpb −sn合
金の除去作業(操作)において、他面のPb−Sn系合
金メッキ面に溶解、損傷等を起して耐食性を劣化し、外
観を変色させるなどのメッキ外観に劣化を生じさせない
ことが必要である。
金の除去作業(操作)において、他面のPb−Sn系合
金メッキ面に溶解、損傷等を起して耐食性を劣化し、外
観を変色させるなどのメッキ外観に劣化を生じさせない
ことが必要である。
このような観点から種々検討した結果、処理浴として、
硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又は2種以上
を混合した水溶液に、更に添加剤として0.01〜10
g/lのレゾルシン、ヒドロキノンの1種或いは2種を
含有するpHが1〜4の水溶液中において、非メッキ面
に対向する側にのみ電極を配置して通電する陽極電解処
理を施すと、メッキ面の耐食性等を阻害することなく、
非メッキ面に付着した微量のPb−Sn系合金付着物を
除去し、更に添加剤の効果により過剰な陽極電解処理に
対し鋼板を保護することが分った。
硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又は2種以上
を混合した水溶液に、更に添加剤として0.01〜10
g/lのレゾルシン、ヒドロキノンの1種或いは2種を
含有するpHが1〜4の水溶液中において、非メッキ面
に対向する側にのみ電極を配置して通電する陽極電解処
理を施すと、メッキ面の耐食性等を阻害することなく、
非メッキ面に付着した微量のPb−Sn系合金付着物を
除去し、更に添加剤の効果により過剰な陽極電解処理に
対し鋼板を保護することが分った。
一方、非メッキ面に付着した微量のPb−Sn系合金付
着物は、鋼板表面に均一に存在するのではなく、鋼の粒
界上に塊状に析出している。この塊状付着物を除去する
陽極電解処理では、該付着物が除去されると同時に、非
メッキ面のエツチング或いは鉄面の酸化が軽微ながら行
なわれることになる。すなわちPb−8n系合金付着物
が完全に除去されても、エツチング或いは鉄面の酸化の
影響のためリン酸塩処理性が必ずしも良好ではない。し
かし、浴中に添加したレゾルシンやヒドロキノンは、非
メッキ面の鋼板上に吸着し、エツチング或いは酸化から
鋼板を保護するとともに陽極電解電流をPb−Sn系合
金付着物に集中させて、Pb−Sn系合金付着物の除去
を極めて効率よく行なう役割を果たす。
着物は、鋼板表面に均一に存在するのではなく、鋼の粒
界上に塊状に析出している。この塊状付着物を除去する
陽極電解処理では、該付着物が除去されると同時に、非
メッキ面のエツチング或いは鉄面の酸化が軽微ながら行
なわれることになる。すなわちPb−8n系合金付着物
が完全に除去されても、エツチング或いは鉄面の酸化の
影響のためリン酸塩処理性が必ずしも良好ではない。し
かし、浴中に添加したレゾルシンやヒドロキノンは、非
メッキ面の鋼板上に吸着し、エツチング或いは酸化から
鋼板を保護するとともに陽極電解電流をPb−Sn系合
金付着物に集中させて、Pb−Sn系合金付着物の除去
を極めて効率よく行なう役割を果たす。
また、リン酸塩処理性に劣るTi −添加鋼、或いは
リン酸塩処理能力に劣るスプレー型リン酸塩処理におい
て、レゾルシンやヒドロキノン等の添加効果は等しい。
リン酸塩処理能力に劣るスプレー型リン酸塩処理におい
て、レゾルシンやヒドロキノン等の添加効果は等しい。
さらにまた、処理浴の主成分が無機物であることおよび
有機物添加剤が芳香族のため分解されにくいことから、
長時間の処理においても浴の変色などの変質は生じず、
安定的に処理し得る特性がある。
有機物添加剤が芳香族のため分解されにくいことから、
長時間の処理においても浴の変色などの変質は生じず、
安定的に処理し得る特性がある。
以上の効果を得るためには、次のような処理条件を採用
する。
する。
すなわち、硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又
は2種以上からなるpHが1〜4の水溶液を使用し、そ
の濃度は5g/D〜200g/11、好ましくは50g
/D〜150 g/lの範囲である。
は2種以上からなるpHが1〜4の水溶液を使用し、そ
の濃度は5g/D〜200g/11、好ましくは50g
/D〜150 g/lの範囲である。
濃度か5g/1未満では非メッキ面に付着したPb−S
n系合金の付着物を除去することが困難であるとともに
、充分な電気型導度か得られない。
n系合金の付着物を除去することが困難であるとともに
、充分な電気型導度か得られない。
またその濃度か200g/l)を超えると、他のメッキ
面のPb−8n系合金メッキ層を溶解して耐食性を劣化
し、変色による外観性を劣化する。
面のPb−8n系合金メッキ層を溶解して耐食性を劣化
し、変色による外観性を劣化する。
レゾルシン或いはヒドロキノンの1種又は2種からなる
添加剤の濃度は0.01g/i)〜10g/fl。
添加剤の濃度は0.01g/i)〜10g/fl。
好ましくは0.1g/l〜Ig/Illである。濃度が
0.01 g 711未満では添加剤が非メッキ面上を
均一に覆うことが困難であり、10g/(1以上では効
果が飽和する。
0.01 g 711未満では添加剤が非メッキ面上を
均一に覆うことが困難であり、10g/(1以上では効
果が飽和する。
水溶液のpHは1〜4、好ましくは1.5〜3である。
pHが1未満では鉄面のエツチングが大きく、良好な化
成処理性が得られないばかりか、メッキ面であるPb−
Sn系合金メッキ層を溶解、損傷し、耐食性の劣化を促
す。pHが4以上においてはコロイド状に鉛が析出する
ため、これが鋼板上に付着したり、ロールに付着して押
し疵の原因となる。また、この現象を利用して処理液中
の鉛を除去し、処理液の寿命を長くすることも可能であ
る。
成処理性が得られないばかりか、メッキ面であるPb−
Sn系合金メッキ層を溶解、損傷し、耐食性の劣化を促
す。pHが4以上においてはコロイド状に鉛が析出する
ため、これが鋼板上に付着したり、ロールに付着して押
し疵の原因となる。また、この現象を利用して処理液中
の鉛を除去し、処理液の寿命を長くすることも可能であ
る。
すなわち、処理液のpHを水酸化ナトリウム等で4以上
とし、鉛をコロイドとして析出させる。静止によりコロ
イドを沈殿、除去したのち、上澄み液のpHを1〜4に
調製することにより処理液を長期にわたって使用するこ
とが可能である。
とし、鉛をコロイドとして析出させる。静止によりコロ
イドを沈殿、除去したのち、上澄み液のpHを1〜4に
調製することにより処理液を長期にわたって使用するこ
とが可能である。
尚、本発明に使用される硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸
の塩としては、Na塩、K塩、アンモニウム塩が使用さ
れる。
の塩としては、Na塩、K塩、アンモニウム塩が使用さ
れる。
また非メッキ面の陽極電解処理条件は、電流密度:0.
IA/da2〜30A/da2に規定する。電流密度が
O,lA/da2未満では、非メッキ面に付着したPb
−Sn系合金付着物の除去に時間かかかりすぎ、メッキ
面のPb−Sn合金層の損傷を生じる。また、電流密度
か30A/d厘2を超えると、その除去効果が飽和する
とともに、電極と鋼帯との間にかかる電解電圧が大きく
なり、電力費が増大するばかりでなく、Feの酸化をも
たらすため好ましくない。また、好ましい電流密度は0
.5〜5A/da2の範囲である。
IA/da2〜30A/da2に規定する。電流密度が
O,lA/da2未満では、非メッキ面に付着したPb
−Sn系合金付着物の除去に時間かかかりすぎ、メッキ
面のPb−Sn合金層の損傷を生じる。また、電流密度
か30A/d厘2を超えると、その除去効果が飽和する
とともに、電極と鋼帯との間にかかる電解電圧が大きく
なり、電力費が増大するばかりでなく、Feの酸化をも
たらすため好ましくない。また、好ましい電流密度は0
.5〜5A/da2の範囲である。
また、その電解処理時間は、0.5〜30秒間である。
0.5秒未満では非メッキ面のPb−Sn系合金付着物
が均一に除去されにくく、また30秒を超えるとメッキ
面のPb−Sn系合金メッキ層を溶解、損傷し、耐食性
の劣化及び外観変色等の劣化を生じ易くなる。従って、
処理時間は0.5秒〜30秒間で好ましくは5〜20秒
間である。
が均一に除去されにくく、また30秒を超えるとメッキ
面のPb−Sn系合金メッキ層を溶解、損傷し、耐食性
の劣化及び外観変色等の劣化を生じ易くなる。従って、
処理時間は0.5秒〜30秒間で好ましくは5〜20秒
間である。
次に処理浴の温度については特に限定するものではない
か、処理温度は20〜80℃が好ましい。処理温度が2
0℃未満では、除去速度が遅く処理時間が長くかかり過
ぎ、又処理温度が80℃を超えると処理浴にフユーム、
ミストを発生し、作業環境上好ましいものでなく、メッ
キ面のPb−Sn系合金メッキ層も変色し易い。
か、処理温度は20〜80℃が好ましい。処理温度が2
0℃未満では、除去速度が遅く処理時間が長くかかり過
ぎ、又処理温度が80℃を超えると処理浴にフユーム、
ミストを発生し、作業環境上好ましいものでなく、メッ
キ面のPb−Sn系合金メッキ層も変色し易い。
以上の如き処理条件、処理方法で非メッキ面のPb−S
n系合金の付着物を除去した後水洗する。
n系合金の付着物を除去した後水洗する。
しかし、非メッキ面が鉄面状態では、リン酸塩結晶の生
成を阻害するPb−Sn系合金付石物は除去されている
か、リン酸塩結晶の生成に必要なマイクロセル形成に必
要な酸化膜が存在せず、そのためにリン酸塩結晶が粗大
化し、ひいては塗装後耐食性が劣化する場合がある。し
たかって、本発明は非メッキ面のリン酸塩処理性と塗装
後件能を確保するために、非メッキ面に付着したpbS
n系合金付着物を除去し、次いで水洗或いはブラッシン
グした後、リン酸塩結晶核生成促進処理を施す。
成を阻害するPb−Sn系合金付石物は除去されている
か、リン酸塩結晶の生成に必要なマイクロセル形成に必
要な酸化膜が存在せず、そのためにリン酸塩結晶が粗大
化し、ひいては塗装後耐食性が劣化する場合がある。し
たかって、本発明は非メッキ面のリン酸塩処理性と塗装
後件能を確保するために、非メッキ面に付着したpbS
n系合金付着物を除去し、次いで水洗或いはブラッシン
グした後、リン酸塩結晶核生成促進処理を施す。
一般に、リン酸塩結晶の鋼板表面に対する生成は、以下
のように考えられる。
のように考えられる。
すなわちリン酸塩処理液の主成分は酸性リン酸亜鉛(Z
n(H4F 04 ) 2 )であり、溶液中では(1
)式のような平衡が成立する。
n(H4F 04 ) 2 )であり、溶液中では(1
)式のような平衡が成立する。
3 Z n ”+ 2 H2P 042− :Zn3
(PO4)2 +4H” −−(1)この溶液中に
鋼板が浸漬されると、鋼板表面で次の溶解反応が起こる
。
(PO4)2 +4H” −−(1)この溶液中に
鋼板が浸漬されると、鋼板表面で次の溶解反応が起こる
。
F e+ 2 H” →F e ”十H2−−(2)こ
の溶解をミクロ的にみた場合、局部アットでFe2+の
生成、局部カソードでH2の発生のカップル反応(ミク
ロセル)を形成している。局部カソードではH“イオン
か消費されるために、(1)式の平衡が破れて反応か右
へ進み、p)Iの上昇とともに難溶性のZ n 3
(P 04 ) 2の結晶(ホバイト、Zn、(PO4
)2 ’4H20)か沈殿析出する。たたし、被膜の主
成分はホパイトであるが、界面に存在するFe”の一部
かZnと置換したZn3 Fe(PO4)2 ”4H2
0(ホスホフィライト)も少量形成される。
の溶解をミクロ的にみた場合、局部アットでFe2+の
生成、局部カソードでH2の発生のカップル反応(ミク
ロセル)を形成している。局部カソードではH“イオン
か消費されるために、(1)式の平衡が破れて反応か右
へ進み、p)Iの上昇とともに難溶性のZ n 3
(P 04 ) 2の結晶(ホバイト、Zn、(PO4
)2 ’4H20)か沈殿析出する。たたし、被膜の主
成分はホパイトであるが、界面に存在するFe”の一部
かZnと置換したZn3 Fe(PO4)2 ”4H2
0(ホスホフィライト)も少量形成される。
以上のように、鋼板に対するリン酸塩結晶の析出部は鉄
の局部カソード部であり、時間とともに順次カソード、
アノードの位置を変えなから全面に被膜を形成する。し
たがって、リン酸塩結晶の析出反応は、鋼表面の性質に
依存する電気化学的反応であり、鋼板表面に多数のミク
ロセルを形成するものでは、緻密なリン酸塩被膜か形成
される。
の局部カソード部であり、時間とともに順次カソード、
アノードの位置を変えなから全面に被膜を形成する。し
たがって、リン酸塩結晶の析出反応は、鋼表面の性質に
依存する電気化学的反応であり、鋼板表面に多数のミク
ロセルを形成するものでは、緻密なリン酸塩被膜か形成
される。
このミクロセルの形成に対して、鋼板表面の不可視的な
酸化膜の影響が大きく、酸化膜の厚さによって、その結
晶核の生成状況および生成する結晶核の大きさが著しく
影響される。そのため、酸化膜が除去された鋼板表面は
、均一清浄化された表面であるためミクロセル形成のた
めの活性源が消失し、結晶核の生成数が減少し、粗大な
リン酸塩結晶しか生成されなくなる傾向にある。
酸化膜の影響が大きく、酸化膜の厚さによって、その結
晶核の生成状況および生成する結晶核の大きさが著しく
影響される。そのため、酸化膜が除去された鋼板表面は
、均一清浄化された表面であるためミクロセル形成のた
めの活性源が消失し、結晶核の生成数が減少し、粗大な
リン酸塩結晶しか生成されなくなる傾向にある。
この傾向は、片面電気Pb−8n系合金メッキ鋼板の非
メッキ面についても同様で、均一で緻密なリン酸塩結晶
核を生成させ、ひいては塗装後の性能、特に経時後の密
着性、耐食性等を向上させるためには、その鉄面に酸化
膜に代わる多数のミクロセルの形成を可能にする対策を
講じる必要がある。
メッキ面についても同様で、均一で緻密なリン酸塩結晶
核を生成させ、ひいては塗装後の性能、特に経時後の密
着性、耐食性等を向上させるためには、その鉄面に酸化
膜に代わる多数のミクロセルの形成を可能にする対策を
講じる必要がある。
この対策として、種々検討の結果、鋼板ストリップの非
メッキ面に、2価または3価の金属のイオンを含むリン
酸塩の懸濁液の吹き付け処理、特に好ましくはリン酸亜
鉛の懸濁液の吹き付け処理を行なって、酸化膜に代わる
多数のミクロセルを形成する活性源を付与することが効
果的であることがわかった。
メッキ面に、2価または3価の金属のイオンを含むリン
酸塩の懸濁液の吹き付け処理、特に好ましくはリン酸亜
鉛の懸濁液の吹き付け処理を行なって、酸化膜に代わる
多数のミクロセルを形成する活性源を付与することが効
果的であることがわかった。
すなわち金属イオンを含むリン酸塩の懸濁液の吹き付け
により、非メッキ面に微細な機械的加工効果が生じ、こ
れによる表面の不均一エネルギー部位の発生、および吹
き付け処理された極く微細で微少量の反応生成物の生成
により、これらが次に行なわれるリン酸塩結晶核発生の
源となり、リン酸塩結晶核の生成を著しく促進して均一
緻密なリン酸塩結晶を生成させるとともに、塗装後の性
能を著しく向上させる。
により、非メッキ面に微細な機械的加工効果が生じ、こ
れによる表面の不均一エネルギー部位の発生、および吹
き付け処理された極く微細で微少量の反応生成物の生成
により、これらが次に行なわれるリン酸塩結晶核発生の
源となり、リン酸塩結晶核の生成を著しく促進して均一
緻密なリン酸塩結晶を生成させるとともに、塗装後の性
能を著しく向上させる。
この金属イオンを含むリン酸塩の懸濁液の吹き付け処理
においては、得られる効果の程度、生産性、操業上の問
題から、Zn3 (PO4)2 ・5H20等のlO
〜100 g/l (好ましくは20〜50g/l)
をコロイド状に懸濁させ、リン酸でpH3〜8(好まし
くはpH4〜7)にpH調整した懸濁液を圧力0.5〜
5kg/cシ(好ましくは1.5〜3.5kg /cd
)の圧力で、好ましくは常温〜60℃で1〜lO秒間
(好ましくは2〜5秒間)吹き付ける。懸濁液としては
この他にCu3 (PO4)2 。
においては、得られる効果の程度、生産性、操業上の問
題から、Zn3 (PO4)2 ・5H20等のlO
〜100 g/l (好ましくは20〜50g/l)
をコロイド状に懸濁させ、リン酸でpH3〜8(好まし
くはpH4〜7)にpH調整した懸濁液を圧力0.5〜
5kg/cシ(好ましくは1.5〜3.5kg /cd
)の圧力で、好ましくは常温〜60℃で1〜lO秒間
(好ましくは2〜5秒間)吹き付ける。懸濁液としては
この他にCu3 (PO4)2 。
Mgs (PO4)2.Mn3 (PO4)2 、
Fe(PO4)等のリン酸塩を水に懸濁したものが使用
される。また、鋼板表面にFeよりもリン酸塩水溶液中
で溶解しにくいNi 、Co、Ni −C。
Fe(PO4)等のリン酸塩を水に懸濁したものが使用
される。また、鋼板表面にFeよりもリン酸塩水溶液中
で溶解しにくいNi 、Co、Ni −C。
合金、もしくはNi −P、 Co −P、 Fe
−Pまたはこれらの金属の2種以上が含有されるP合金
を電析させ、Feの局部溶解反応を促進することによっ
ても酸化膜に代わる多数のミクロセルを形成する活性源
になりうる。
−Pまたはこれらの金属の2種以上が含有されるP合金
を電析させ、Feの局部溶解反応を促進することによっ
ても酸化膜に代わる多数のミクロセルを形成する活性源
になりうる。
これらの金属または合金を鋼板表面に付与するには、前
記したイオンを含有する水溶液中で、鋼帯の非メッキ面
のみに陰極電解処理を行う。しかしながら、その電析に
よる析出形態は不連続に多数の析出核が存在することが
必要であり、付着量としては3〜30a+g/rTfで
ある。付着量が3 mg / rr?未満ではこれらの
電着物かカソードとなり、鋼板面がアノードとなる反応
促進効果が少なく、リン酸塩結晶核の均一緻密な生成に
対する効果が不充分である。また、付@量が30■/ゴ
を超えると電着物が連続的に析出するため、鋼板面のア
ノード溶解反応が起こりにくくなり、マイクロセル生成
効果か減じられ、均一緻密なリン酸塩結晶の生成が阻害
される。したかつて、これらの付着量は3−311ag
/ rrr、好ましくは10〜15mg/ rdの範囲
である。
記したイオンを含有する水溶液中で、鋼帯の非メッキ面
のみに陰極電解処理を行う。しかしながら、その電析に
よる析出形態は不連続に多数の析出核が存在することが
必要であり、付着量としては3〜30a+g/rTfで
ある。付着量が3 mg / rr?未満ではこれらの
電着物かカソードとなり、鋼板面がアノードとなる反応
促進効果が少なく、リン酸塩結晶核の均一緻密な生成に
対する効果が不充分である。また、付@量が30■/ゴ
を超えると電着物が連続的に析出するため、鋼板面のア
ノード溶解反応が起こりにくくなり、マイクロセル生成
効果か減じられ、均一緻密なリン酸塩結晶の生成が阻害
される。したかつて、これらの付着量は3−311ag
/ rrr、好ましくは10〜15mg/ rdの範囲
である。
以上のように、本発明は片面電気Pb−Sn系合金メッ
キ鋼板の製造において、非メッキ面に付着されるリン酸
塩処理性、塗装性能に悪影響を及ぼす微量のPb−Sn
系合金の付着物をメッキ面の性能を劣化させることなく
除去し、さらにリン酸塩結晶の生成を促進することによ
って、これらの複合効果により極めてリン酸塩処理性と
塗装性能にすぐれた片面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼
板が得られる。
キ鋼板の製造において、非メッキ面に付着されるリン酸
塩処理性、塗装性能に悪影響を及ぼす微量のPb−Sn
系合金の付着物をメッキ面の性能を劣化させることなく
除去し、さらにリン酸塩結晶の生成を促進することによ
って、これらの複合効果により極めてリン酸塩処理性と
塗装性能にすぐれた片面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼
板が得られる。
なお、本発明において、Pb−Sn系合金メッキの合金
組成は特に規定されるものではなく、pbを主成分にS
nが1〜50%、或いはさらにSb、Ni 、Co等の
合金化元素を少量添加したもの等に適用される。
組成は特に規定されるものではなく、pbを主成分にS
nが1〜50%、或いはさらにSb、Ni 、Co等の
合金化元素を少量添加したもの等に適用される。
(実 施 例)
冷延鋼帯を4%オルソケイ酸ソーダー水溶液中で脱脂、
15% H2S O4水溶液による陰極電解酸洗による
表面清浄化処理、活性化処理後に所定の合金組成、付着
量を目標とした片面Pb−Sn系合金メッキを行ない、
メッキ後水洗して、第1表に示すように、本発明の方法
による非メッキ面の微量Pb−Sn系合金付着物の陽極
電解処理による除去及び機械的研磨或いは研削処理を行
なって、性能評価試験を行なった。
15% H2S O4水溶液による陰極電解酸洗による
表面清浄化処理、活性化処理後に所定の合金組成、付着
量を目標とした片面Pb−Sn系合金メッキを行ない、
メッキ後水洗して、第1表に示すように、本発明の方法
による非メッキ面の微量Pb−Sn系合金付着物の陽極
電解処理による除去及び機械的研磨或いは研削処理を行
なって、性能評価試験を行なった。
また、非メッキ面の微量Pb−Sn系合金付着物の陽極
電解処理液の劣化の影響を調査するため、所定の電流密
度で2時間の予備電解を行なった浴でも上記と同様の処
理を施し、性能評価試験を行なった。その結果は表に示
すように予備通電処理の有無にかかわらず、目的とする
性能向上効果が極めて大きかった。
電解処理液の劣化の影響を調査するため、所定の電流密
度で2時間の予備電解を行なった浴でも上記と同様の処
理を施し、性能評価試験を行なった。その結果は表に示
すように予備通電処理の有無にかかわらず、目的とする
性能向上効果が極めて大きかった。
尚、本発明の片面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼帯の製
造は、電解処理浴中で鋼帯の板幅より両端から各々25
關ずつ狭い目標合金組成と同一組成の可溶性電極を鋼帯
の片面に対向して設けるとともに、鋼帯にほぼ平行に、
両端から約8關ずつ離れた位置にダミーカソードを設置
し、極力非メッキ面に電解電流が裏回りするのを防止し
て片面メッキを施した。
造は、電解処理浴中で鋼帯の板幅より両端から各々25
關ずつ狭い目標合金組成と同一組成の可溶性電極を鋼帯
の片面に対向して設けるとともに、鋼帯にほぼ平行に、
両端から約8關ずつ離れた位置にダミーカソードを設置
し、極力非メッキ面に電解電流が裏回りするのを防止し
て片面メッキを施した。
次に、本発明の方法で製造した片面Pb−Sn系合金メ
ッキ鋼板の性能評価については、以下に示す試験方法及
び評価基準によった。
ッキ鋼板の性能評価については、以下に示す試験方法及
び評価基準によった。
評価試験方法及び評価基準
1、非メッキ面の評価試験方法及び評価基準(1)
リン酸塩処理性 浸漬タイプ或いはスプレータイプのリン酸塩処理浴を用
いて、リン酸塩処理後の外観及び走査型電顕(1500
倍)でリン酸結晶の生成状況を観察して以下の評価基準
で判断した(第1図参照)。
リン酸塩処理性 浸漬タイプ或いはスプレータイプのリン酸塩処理浴を用
いて、リン酸塩処理後の外観及び走査型電顕(1500
倍)でリン酸結晶の生成状況を観察して以下の評価基準
で判断した(第1図参照)。
◎・・・・・・外観が均一で、均一緻密なリン酸塩結晶
生成。
生成。
O・・・・・・外観は均一であるが、リン酸塩結晶やや
粗大。
粗大。
△・・・・・・外観及び走査型電顕によるミクロ観察で
も、リン酸塩結晶の生成していない個所(スケ部分)が
部分的に生成。
も、リン酸塩結晶の生成していない個所(スケ部分)が
部分的に生成。
X・・・・・・外観上明らかにリン酸塩結晶の生成され
ていないスケ部分が認められる。
ていないスケ部分が認められる。
(2)塗装後の密着性
カチオン電着塗装20μを施し、中塗り35μ、上塗り
30μを各々スプレー塗装して、85μの3コート塗装
を施した。該試験材に対して、50℃の蒸溜水中に各々
240時間、480時間浸漬後直ちに乾燥して2■iX
2mmの大きさの基盤目を100マス作成、セロテープ
(登録商標)剥離を行なってその密着性を評価した。
30μを各々スプレー塗装して、85μの3コート塗装
を施した。該試験材に対して、50℃の蒸溜水中に各々
240時間、480時間浸漬後直ちに乾燥して2■iX
2mmの大きさの基盤目を100マス作成、セロテープ
(登録商標)剥離を行なってその密着性を評価した。
◎・・・・・・塗膜の剥離部分が殆んどなく、密着性極
めて良好。
めて良好。
O・・・・・・塗膜の剥離は明瞭に認められるが、剥離
面積は約5%以下で少なく、塗膜密着性可成り良好。
面積は約5%以下で少なく、塗膜密着性可成り良好。
Δ・・・・・・塗膜の剥離面積5〜20%で、塗膜密着
性可成り劣る。
性可成り劣る。
×・・・・・・塗膜の剥離面積が20%以上で、塗膜密
着性著しく劣る。
着性著しく劣る。
(3)塗装後耐食性
カチオン電着塗装を20μ厚さを施し、地鉄に達するス
クラッチ疵を入れて、塗膜欠陥部を対象とした耐食性能
を塩水噴霧試験により評価した。尚、評価は、塩水噴霧
試験30日間(720時間)後のスクラッチ部からのフ
クレ幅及び他の平面部のブリスターの発生状況を加味し
て、以下の基準で評価した。
クラッチ疵を入れて、塗膜欠陥部を対象とした耐食性能
を塩水噴霧試験により評価した。尚、評価は、塩水噴霧
試験30日間(720時間)後のスクラッチ部からのフ
クレ幅及び他の平面部のブリスターの発生状況を加味し
て、以下の基準で評価した。
◎・・・・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ幅か1
.5+ll11以下で、かつ平面部のブリスター発生数
が5個未満。
.5+ll11以下で、かつ平面部のブリスター発生数
が5個未満。
O・・・・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ幅か3
is以下で、かつ平面部のブリスター発生数が10個未
満。
is以下で、かつ平面部のブリスター発生数が10個未
満。
△・・・・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ幅か3
關以下、或いは平面部のブリスターの発生数が20個未
満。
關以下、或いは平面部のブリスターの発生数が20個未
満。
×・・・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ幅か3關
以上、或いは平面部のブリスター発生数が20個以上。
以上、或いは平面部のブリスター発生数が20個以上。
2、メッキ面の性能評価試験法及び性能(1)表面外観
Pb−8n系合金メッキ面を肉眼観察して、その外観評
価を以下の評価基準で評価した。
価を以下の評価基準で評価した。
◎・・・・・・表面外観の変色なく、均一外観。
O・・・・・・表面変色は若干生じるが、均一外観。
△・・・・・・表面変色が若干生じ、部分的に少しむら
発生。
発生。
X・・・・′・・表面変色著しく、外観は不均一(2)
耐食性 塩水噴霧試験72時間後の赤錆発生状況を、10×10
*nの大きさの300個のマス目を用い、赤錆が発生し
たマス目を百分率で表示して、以下の評価基準によった
。
耐食性 塩水噴霧試験72時間後の赤錆発生状況を、10×10
*nの大きさの300個のマス目を用い、赤錆が発生し
たマス目を百分率で表示して、以下の評価基準によった
。
◎・・・・・・赤錆発生率10%未満。
O・・・・・・ 〃20%未満。
Δ・・・・・・ 〃40%未満。
×・・・・・・ 〃40%以上。
第1表の結果から、本発明法によって処理した非メッキ
面・鉄面の性能は比較例との対比からも明らかのように
何れも極めてすぐれていることがわかる。
面・鉄面の性能は比較例との対比からも明らかのように
何れも極めてすぐれていることがわかる。
(発明の効果)
以上のように、本発明法によれば、非メッキ面に付着し
、リン酸塩処理性、塗装性能に悪影響を及ぼす微量のP
b−Sn系合金付着物を、メッキ面の性能を劣化させる
ことなく除去することかできると共にリン酸塩結晶の生
成を促進させ、これらの複合効果でリン酸塩処理性、塗
装密着性は勿論のこと、塗装後の耐食性にもすぐれた片
面Pb−Sn系合金メッキ鋼板を得ることができて、そ
の利用価値を増大している。
、リン酸塩処理性、塗装性能に悪影響を及ぼす微量のP
b−Sn系合金付着物を、メッキ面の性能を劣化させる
ことなく除去することかできると共にリン酸塩結晶の生
成を促進させ、これらの複合効果でリン酸塩処理性、塗
装密着性は勿論のこと、塗装後の耐食性にもすぐれた片
面Pb−Sn系合金メッキ鋼板を得ることができて、そ
の利用価値を増大している。
第1図は片面電気Pb−Sn系合金メッキ鋼板(Sn
8%の例)の非メッキ面の微量Pb−Sn合金付着量と
リン酸塩処理性の関係を示す図である。 復代理人 弁理士 田村弘明
8%の例)の非メッキ面の微量Pb−Sn合金付着量と
リン酸塩処理性の関係を示す図である。 復代理人 弁理士 田村弘明
Claims (2)
- (1)Pb^+^2イオンとSn^+^2イオンを主成
分とする水溶液中で、鋼帯の片面に対向して設けられた
電極から通電して陰極電解処理を施し、得られた片面電
気Pb−Sn系合金メッキ鋼板を水洗後に、5〜200
g/lの硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又は
2種以上を含有する浴に、更にレゾルシン、ヒドロキノ
ンの1種又は2種を0.01g/l〜10g/lを含有
させたpH1〜4の水溶液中で0.1〜30A/dm^
2の電流密度で0.5〜30秒間の陽極電解処理を行い
、次いで2価又は3価の金属イオンを含有するpH3〜
8のリン酸塩の混濁液を圧力0.5〜5kg/cm^2
で1〜10秒間の吹き付け処理を行うことを特徴とする
リン酸塩処理性にすぐれた非メッキ面を有する片面電気
鉛・錫系合金メッキ鋼の製造法。 - (2)Pb^+^2イオンとSn^+^2イオンを主成
分とする水溶液中で、鋼帯の片面に対向して設けられた
電極から通電して陰極電解処理を施し、得られた片面電
気Pb−Sn系合金メッキ鋼板を水洗後に、5〜200
g/lの硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又は
2種以上を含有する浴に更にレゾルシン、ヒドロキノン
の1種又は2種を0.01g/l〜10g/lを含有す
るpHが1〜4の水溶液中で0.1〜30A/dm^2
の電流密度で0.5〜30秒間の陽極電解処理を行い、
次いでNi、Co、Ni−Co合金、或いはNi−P、
Co−P、Fe−P合金及びこれらの金属の2種以上を
含有するP合金を非メッキ面に3〜30mg/m^2を
被覆する陰極電解処理を行うことを特徴とするリン酸塩
処理性にすぐれた非メッキ面を有する片面電気鉛・錫系
合金メッキ鋼板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16307890A JPH0452298A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | リン酸塩処理性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛‐錫系合金メッキ鋼板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16307890A JPH0452298A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | リン酸塩処理性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛‐錫系合金メッキ鋼板の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0452298A true JPH0452298A (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=15766768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16307890A Pending JPH0452298A (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | リン酸塩処理性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛‐錫系合金メッキ鋼板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0452298A (ja) |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP16307890A patent/JPH0452298A/ja active Pending
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