JPH03274297A - リン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛―錫系合金メッキ鋼板の製造法 - Google Patents
リン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛―錫系合金メッキ鋼板の製造法Info
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- JPH03274297A JPH03274297A JP7647590A JP7647590A JPH03274297A JP H03274297 A JPH03274297 A JP H03274297A JP 7647590 A JP7647590 A JP 7647590A JP 7647590 A JP7647590 A JP 7647590A JP H03274297 A JPH03274297 A JP H03274297A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、非メッキ面の鉄面が、リン酸塩処理性と塗装
性能にすぐれた片面電気Pb−8n系合金メッキ鋼板の
製造法に関するものである。
性能にすぐれた片面電気Pb−8n系合金メッキ鋼板の
製造法に関するものである。
(従来の技術)
Pb−Sn合金電気メッキ鋼板は、例えば特開昭54−
66338号公報で紹介されているが、最近ては自動車
用或いはオートバイ用の燃料容器用鋼板として、片面P
b−Sn系合金メッキ鋼板の開発が要望されている。
66338号公報で紹介されているが、最近ては自動車
用或いはオートバイ用の燃料容器用鋼板として、片面P
b−Sn系合金メッキ鋼板の開発が要望されている。
すなわち、燃料容器の内面は、ガソリン等の燃料に対し
て、すぐれた耐食性能を有するpb −8n系合金のメ
ッキ層であり、燃料容器の外面は防食と装飾塗装ができ
る燃料容器用素材の要求が大きい。
て、すぐれた耐食性能を有するpb −8n系合金のメ
ッキ層であり、燃料容器の外面は防食と装飾塗装ができ
る燃料容器用素材の要求が大きい。
二のPb−Sn系合金片面メッキ鋼板は、一般にはPb
+2イオンとSn+2イオンを含有する水溶液中で、鋼
帯の片面メッキ側に対向して設けられた電極に通電する
陰極電解処理法で製造されている。
+2イオンとSn+2イオンを含有する水溶液中で、鋼
帯の片面メッキ側に対向して設けられた電極に通電する
陰極電解処理法で製造されている。
(発明が解決しようとする課8)
しかしながら、非メッキ面には、極く微量のpb及びS
n金属か、如何に電解方法を工夫しても付着する。
n金属か、如何に電解方法を工夫しても付着する。
すなわち、非メッキ面に電解液の付着阻止剤を塗布する
ような煩雑な方法を施さない限り、非メッキ面への電解
電流まわり込みを阻止するような方法、例えば電極の幅
を鋼帯幅より狭くする方法や、鋼帯の両端にダミーカソ
ードを近接して設ける方法等を講じても、P b ”、
S n ”イオン、特にpb“2イオンのつき廻り
性が良いため、極く微量のPb−Sn合金のメッキによ
ってもpbSn合金の付着を防ぐことができない。
ような煩雑な方法を施さない限り、非メッキ面への電解
電流まわり込みを阻止するような方法、例えば電極の幅
を鋼帯幅より狭くする方法や、鋼帯の両端にダミーカソ
ードを近接して設ける方法等を講じても、P b ”、
S n ”イオン、特にpb“2イオンのつき廻り
性が良いため、極く微量のPb−Sn合金のメッキによ
ってもpbSn合金の付着を防ぐことができない。
このように非メッキ面に極く微量のPb−Sn合金が付
着されると、M1図に示すように、塗装下地処理のリン
酸処理性が著しく阻害される。その結果、塗装後の性能
、特に腐食環境に長期間曝された後の経時塗料密着性、
或いは塗装後耐食性等が著しく劣化する。
着されると、M1図に示すように、塗装下地処理のリン
酸処理性が著しく阻害される。その結果、塗装後の性能
、特に腐食環境に長期間曝された後の経時塗料密着性、
或いは塗装後耐食性等が著しく劣化する。
そのため非メッキ面を電解処理し、付着したPb−Sn
合金を除去する必要があった。
合金を除去する必要があった。
しかしながら、この方法によって処理された鋼板はすぐ
れたリン酸塩処理性を有するものの処理液が有機酸系水
溶液のため、陽極部で有機酸の酸化が起こり、処理液の
劣化速度が大きいという欠点があった。すなわち、建浴
直後の溶液で処理した鋼板はすぐれたリン酸塩処理性を
有する。しかし、処理量が増すと有機酸が分解し、電解
能力が低下する。このような溶液で十分なリン酸塩処理
性を確保することは困難であった。
れたリン酸塩処理性を有するものの処理液が有機酸系水
溶液のため、陽極部で有機酸の酸化が起こり、処理液の
劣化速度が大きいという欠点があった。すなわち、建浴
直後の溶液で処理した鋼板はすぐれたリン酸塩処理性を
有する。しかし、処理量が増すと有機酸が分解し、電解
能力が低下する。このような溶液で十分なリン酸塩処理
性を確保することは困難であった。
本発明はこのような問題点を解決したもので、リン酸塩
処理性、塗装性能にすぐれた鉄面を有する片面電気Pb
−Sn系合金メッキ鋼板の安定的製造法を提供すること
を目的とするものである。
処理性、塗装性能にすぐれた鉄面を有する片面電気Pb
−Sn系合金メッキ鋼板の安定的製造法を提供すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を要旨と
する。すなわち、 Pb+2イオンとSn+2イオンを主成分とする水溶液
中で、鋼帯の片面に対向して設けられた電極から通電し
て陰極電解処理を施し、得られた片面電気Pb−8n系
合金メッキ鋼板を水洗後に、5〜200g/Nの硝酸、
塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又は2種以上を含有
する浴に更に添加剤としてレゾルシン、ヒドロキノンの
1種又は2種を0.01g/F〜10g/l含有するp
Hか1〜4の水溶液中で0.1〜30A / dm2の
電流密度で0.5〜30秒間の陽極電解処理を行う製造
法であり、更にまた、リン酸塩処理性及び塗装性能をよ
り安定して確保するために、上記条件にて非メッキ面を
処理した後、次いで非メッキ面に機械的研磨あるいは研
削を施すリン酸塩処理性及び塗装性にすくれた鉄面を有
する片面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法である。
する。すなわち、 Pb+2イオンとSn+2イオンを主成分とする水溶液
中で、鋼帯の片面に対向して設けられた電極から通電し
て陰極電解処理を施し、得られた片面電気Pb−8n系
合金メッキ鋼板を水洗後に、5〜200g/Nの硝酸、
塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又は2種以上を含有
する浴に更に添加剤としてレゾルシン、ヒドロキノンの
1種又は2種を0.01g/F〜10g/l含有するp
Hか1〜4の水溶液中で0.1〜30A / dm2の
電流密度で0.5〜30秒間の陽極電解処理を行う製造
法であり、更にまた、リン酸塩処理性及び塗装性能をよ
り安定して確保するために、上記条件にて非メッキ面を
処理した後、次いで非メッキ面に機械的研磨あるいは研
削を施すリン酸塩処理性及び塗装性にすくれた鉄面を有
する片面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板の製造法である。
(作 用)
以下、本発明の詳細について説明する。
本発明においてメッキ原板は製鋼工程、圧延工程、焼鈍
工程等を経て製造された冷延鋼板を使用し、さらに表面
処理鋼板の製造工程の脱脂、酸洗等の前処理が施されて
活性化、活性化処理が行なわれた後、鋼帯の片面のみに
Pb−3n系合金メッキ処理が施される。
工程等を経て製造された冷延鋼板を使用し、さらに表面
処理鋼板の製造工程の脱脂、酸洗等の前処理が施されて
活性化、活性化処理が行なわれた後、鋼帯の片面のみに
Pb−3n系合金メッキ処理が施される。
鋼帯の片面電気Pb−Sn系合金メッキは、pb”イオ
ンとSn“2イオンを主成分とする水溶液を電解メッキ
浴として用い、鋼帯の片面のみに対向して設けられた電
極から通電し、鋼帯の片面のみにPb−Sn系合金被覆
層が施される。
ンとSn“2イオンを主成分とする水溶液を電解メッキ
浴として用い、鋼帯の片面のみに対向して設けられた電
極から通電し、鋼帯の片面のみにPb−Sn系合金被覆
層が施される。
このPb−Sn系合金の電解メッキ浴組成、電解メッキ
条件等については、特別の制約を設けるものでなく、例
えば片面電気Pb−Sn系合金メッキにおいて使用され
る電極は、Pb−Sn系合金を使用した可溶性電極方式
、Ti板に白金をクラッドとしたような不溶解電極のい
ずれを用いてもよい。
条件等については、特別の制約を設けるものでなく、例
えば片面電気Pb−Sn系合金メッキにおいて使用され
る電極は、Pb−Sn系合金を使用した可溶性電極方式
、Ti板に白金をクラッドとしたような不溶解電極のい
ずれを用いてもよい。
また、電解メッキ浴組成には、pbとSnの合金組成に
対応したPb”、Sn+2イオンを含有する水溶液、例
えば、ホウフッ化物浴、フェノールスルフォン酸浴、さ
く酸系浴等が用いられる。その−例を以下に示す。
対応したPb”、Sn+2イオンを含有する水溶液、例
えば、ホウフッ化物浴、フェノールスルフォン酸浴、さ
く酸系浴等が用いられる。その−例を以下に示す。
(a)Pb−9%Sn系合金メッキ組成を目的としたホ
ウフッ化物浴を用いた電解条件の例電解浴組成 Pb(BF4)2 340g/1)HBF4
90g/l有機質添加剤
2 tr / 1)S n(B F 4) 2
44g / pH3BO230g/l 電流密度 35A/dIll’電解温度
45℃ (b) Pb−12%Sn系合金メッキ組成を目的と
したフェノールスルフォン酸系浴を用いた電解条件の例 電解浴組成 PbO47g/I) Sn0 10g/lフェノールスル
フォン酸 180g/N有機質添加剤
4 g / (1電流密度 7A/d
m2電解温度 55℃ このように、必要とするpbとSnの合金組成に対応し
たPb′″2イオンとSn+2イオンを含有する水溶液
の電解メッキ浴を用い、必要とするメッキ厚さに対応す
る電解量で、鋼帯の片面のみにPb−8n系合金メッキ
処理をし、次いで水洗する。
ウフッ化物浴を用いた電解条件の例電解浴組成 Pb(BF4)2 340g/1)HBF4
90g/l有機質添加剤
2 tr / 1)S n(B F 4) 2
44g / pH3BO230g/l 電流密度 35A/dIll’電解温度
45℃ (b) Pb−12%Sn系合金メッキ組成を目的と
したフェノールスルフォン酸系浴を用いた電解条件の例 電解浴組成 PbO47g/I) Sn0 10g/lフェノールスル
フォン酸 180g/N有機質添加剤
4 g / (1電流密度 7A/d
m2電解温度 55℃ このように、必要とするpbとSnの合金組成に対応し
たPb′″2イオンとSn+2イオンを含有する水溶液
の電解メッキ浴を用い、必要とするメッキ厚さに対応す
る電解量で、鋼帯の片面のみにPb−8n系合金メッキ
処理をし、次いで水洗する。
このようにして製造された片面Pb−8n系合金メッキ
鋼板のメッキ面・鉄面は、前記したように、微量のPb
−Sn合金を付着しリン酸塩処理性及び塗装性能を劣化
するため非メッキ面に付着した微量のPb−Sn合金を
除去する。
鋼板のメッキ面・鉄面は、前記したように、微量のPb
−Sn合金を付着しリン酸塩処理性及び塗装性能を劣化
するため非メッキ面に付着した微量のPb−Sn合金を
除去する。
本発明の目的から非メッキ面に付着したpb −8n系
合金は、リン酸亜鉛を主成分とするリン酸塩結晶被膜の
生成を著しく阻害するためその除去処理は極めて重要な
工程であり、次のような条件で行なわれる。
合金は、リン酸亜鉛を主成分とするリン酸塩結晶被膜の
生成を著しく阻害するためその除去処理は極めて重要な
工程であり、次のような条件で行なわれる。
しかしながら、非メッキ面に付着した微量のPb−Sn
合金の除去作業(操作)において、他のPb−Sn系合
金メッキ面の溶解、損傷等を起して耐食性の劣化、外観
が変色するメッキ外観の劣化を生じさせないことが必要
である。
合金の除去作業(操作)において、他のPb−Sn系合
金メッキ面の溶解、損傷等を起して耐食性の劣化、外観
が変色するメッキ外観の劣化を生じさせないことが必要
である。
このような観点から種々検討した結果、処理浴として、
硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又は2種以上
を混合した水溶液に、更に添加剤として0.01−10
g / Dのレゾルシン、ヒドロキノンの°1種或い
は2種を含有するpHが1〜4の水溶液中において、非
メッキ面に対向する側にのみ電極を配置して通電する陽
極電解処理を施すと、メッキ面の耐食性等を阻害するこ
となく、非メッキ面に付着した微量のPb−Sn系合金
付着物を除去し、更に添加剤の効果により過剰な陽極電
解処理に対し鋼板を保護することかわかった。
硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又は2種以上
を混合した水溶液に、更に添加剤として0.01−10
g / Dのレゾルシン、ヒドロキノンの°1種或い
は2種を含有するpHが1〜4の水溶液中において、非
メッキ面に対向する側にのみ電極を配置して通電する陽
極電解処理を施すと、メッキ面の耐食性等を阻害するこ
となく、非メッキ面に付着した微量のPb−Sn系合金
付着物を除去し、更に添加剤の効果により過剰な陽極電
解処理に対し鋼板を保護することかわかった。
また、非メッキ面に刊着した微量のPb−3n系合金付
着物は、鋼板表面に均一に存在するのではなく、鋼の粒
界上に塊状に析出している。従って、陽極電解処理によ
りPb−8n系合金付着物が除去されると同時に、非メ
ッキ面のエツチング或いは鉄面の酸化か軽微ながら行な
われることになる。Pb−Sn系合金付着物が完全に除
去されても、エツチング或いは鉄面酸化の影響からリン
酸塩処理性が必ずしも良好ではない。ところか添加剤の
レゾルシンやヒドロキノンは非メッキ面の鋼板上に吸着
し、エツチング或いは酸化から鋼板を保護するとともに
陽極電解電流をPb−8n系合金付着物に集中させるた
め、Pb−3n系合金付着物の除去効率かすぐれている
。このようなレゾルシンやヒドロキノン等の添加効果は
リン酸塩処理性に劣るTi −添加鋼、或いはリン酸
塩処理能力に劣るスプレー型リン酸塩処理において、著
しく大きい。
着物は、鋼板表面に均一に存在するのではなく、鋼の粒
界上に塊状に析出している。従って、陽極電解処理によ
りPb−8n系合金付着物が除去されると同時に、非メ
ッキ面のエツチング或いは鉄面の酸化か軽微ながら行な
われることになる。Pb−Sn系合金付着物が完全に除
去されても、エツチング或いは鉄面酸化の影響からリン
酸塩処理性が必ずしも良好ではない。ところか添加剤の
レゾルシンやヒドロキノンは非メッキ面の鋼板上に吸着
し、エツチング或いは酸化から鋼板を保護するとともに
陽極電解電流をPb−8n系合金付着物に集中させるた
め、Pb−3n系合金付着物の除去効率かすぐれている
。このようなレゾルシンやヒドロキノン等の添加効果は
リン酸塩処理性に劣るTi −添加鋼、或いはリン酸
塩処理能力に劣るスプレー型リン酸塩処理において、著
しく大きい。
さらにまた、処理浴の主成分が無機物であること及び有
機物添加剤が芳香族のため分解されにくいことから、長
時間の処理においても浴の変色などの変質は生じず、安
定的に鉄面を処理し得る。
機物添加剤が芳香族のため分解されにくいことから、長
時間の処理においても浴の変色などの変質は生じず、安
定的に鉄面を処理し得る。
しかしながら、上記のような効果を得るためには、次の
ような処理条件が必要である。
ような処理条件が必要である。
すなわち、硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又
は2種以上からなるpHが1〜4の水溶液を使用し、そ
の濃度は5g/M〜200g/ff、好ましくは50g
/l〜150g#の範囲である。濃度が5g/it未満
ではメッキ面に付着したPbSn系合金の付着物を除去
することが困難である。
は2種以上からなるpHが1〜4の水溶液を使用し、そ
の濃度は5g/M〜200g/ff、好ましくは50g
/l〜150g#の範囲である。濃度が5g/it未満
ではメッキ面に付着したPbSn系合金の付着物を除去
することが困難である。
またその濃度が200g/#を超えると、他のメッキ面
のPb−Sn系合金メッキ層を溶解して耐食性を劣化し
、変色による外観性を劣化する。
のPb−Sn系合金メッキ層を溶解して耐食性を劣化し
、変色による外観性を劣化する。
レゾルシン或いはヒドロキノンの1種又は2種からなる
添加剤の濃度は0.01g/l〜lOg/l。
添加剤の濃度は0.01g/l〜lOg/l。
好ましくはOAg;10〜Ig/、9である。濃度が0
.01g/g未満では添加剤が非メッキ面上を均一に覆
うことが困難であり、10g/l以上では効果が飽和す
る。
.01g/g未満では添加剤が非メッキ面上を均一に覆
うことが困難であり、10g/l以上では効果が飽和す
る。
pHは1〜4、好ましくは1,5〜3である。pHが1
未満では鉄面のエツチングが大きく、良好な化成処理性
が得られないばかりかメッキ面であるPb−8n系合金
メッキ層を溶解、損傷し、耐食性の劣化を促す。pHが
4を超えるとコロイド状に鉛が析出するため、これが鋼
板上に付着したり、ロールに付着して押し疵の原因とな
る。また、この現象を利用して処理液中の鉛を除去し、
処理液の寿命を長くすることも可能である。すなわち、
処理液のpHを水酸化ナトリウムなとて4以上とし、鉛
をコロイドとして析出させる。静止によりコロイドを沈
殿、除去したのち、上澄み液のpHを1〜4に調製する
ことにより処理液を長期にわたって使用することが可能
である。
未満では鉄面のエツチングが大きく、良好な化成処理性
が得られないばかりかメッキ面であるPb−8n系合金
メッキ層を溶解、損傷し、耐食性の劣化を促す。pHが
4を超えるとコロイド状に鉛が析出するため、これが鋼
板上に付着したり、ロールに付着して押し疵の原因とな
る。また、この現象を利用して処理液中の鉛を除去し、
処理液の寿命を長くすることも可能である。すなわち、
処理液のpHを水酸化ナトリウムなとて4以上とし、鉛
をコロイドとして析出させる。静止によりコロイドを沈
殿、除去したのち、上澄み液のpHを1〜4に調製する
ことにより処理液を長期にわたって使用することが可能
である。
尚、本発明に使用される硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸
の塩としては、Na塩、K塩、アンモニウム塩が使用さ
れる。
の塩としては、Na塩、K塩、アンモニウム塩が使用さ
れる。
また非メッキ面の陽極電解処理条件は、電流密度;
O,LA/dm2〜30A/d+n2に規定する。電流
密度がO,IA/d112未満では、非メッキ面に付着
したPb−3n系合金付着物の除去に時間がかかりすぎ
、メッキ面のPb−3n系合金層の損傷を生じる。また
、電流密度か30A/dm2を超えると、その除去効果
が飽和するとともに、電極と鋼帯との間にかかる電解電
圧が大きくなり、電力費か増大するばかりでなく、Fe
の酸化をもたらすため好ましくない。また、好ましい電
流密度は0.5〜5A/dm2の範囲である。
O,LA/dm2〜30A/d+n2に規定する。電流
密度がO,IA/d112未満では、非メッキ面に付着
したPb−3n系合金付着物の除去に時間がかかりすぎ
、メッキ面のPb−3n系合金層の損傷を生じる。また
、電流密度か30A/dm2を超えると、その除去効果
が飽和するとともに、電極と鋼帯との間にかかる電解電
圧が大きくなり、電力費か増大するばかりでなく、Fe
の酸化をもたらすため好ましくない。また、好ましい電
流密度は0.5〜5A/dm2の範囲である。
また、その電解処理時間は、0.5〜30秒間である。
0.5秒未満では非メッキ面のPb−Sn系合金付着物
が均一に除去されにくく、また30秒を超えるとメッキ
面のPb−3n系合金メッキ層を溶解、損傷し、耐食性
の劣化及び外観変色等の劣化を生じ易くなる。従って、
処理時間は05〜30秒間で好ましくは5〜20秒間で
ある。
が均一に除去されにくく、また30秒を超えるとメッキ
面のPb−3n系合金メッキ層を溶解、損傷し、耐食性
の劣化及び外観変色等の劣化を生じ易くなる。従って、
処理時間は05〜30秒間で好ましくは5〜20秒間で
ある。
次に処理浴の温度については特に規定するものではない
が、処理温度は20〜80℃が好ましい。処理温度が2
0℃未満ては、除去速度が遅く処理時間が長くかかり過
ぎ、又処理温度が80℃を超えると処理浴にフユーム、
ミストを発生し、作業環境上好ましいものでなく、メッ
キ面のPb−3n系合金メッキ層も変色し易い。
が、処理温度は20〜80℃が好ましい。処理温度が2
0℃未満ては、除去速度が遅く処理時間が長くかかり過
ぎ、又処理温度が80℃を超えると処理浴にフユーム、
ミストを発生し、作業環境上好ましいものでなく、メッ
キ面のPb−3n系合金メッキ層も変色し易い。
以上の如き処理条件、処理方法で非メッキ面のPb−8
n系合金の付着物を除去した後水洗する。
n系合金の付着物を除去した後水洗する。
また本発明においては、非メッキ面のリン酸塩処理性と
塗装抜性能を確実なものとするために、非メッキ面のP
b−3n系合金付着物を除去し、次いで直ちに機械的な
研磨工程或いは研削工程を付加してもよい。
塗装抜性能を確実なものとするために、非メッキ面のP
b−3n系合金付着物を除去し、次いで直ちに機械的な
研磨工程或いは研削工程を付加してもよい。
この機械的な研磨工程或いは研削工程を付加によって、
非メッキ面から除去された微ff1PbSn系合金付着
物の除去後の外観を平滑均一化すると同時に、非メッキ
面の表面層に加工残留歪を付与することによって、リン
酸塩処理溶液中での電気化学的反応の促進によってリン
酸塩処理性の向上に基づく均一緻密なリン酸塩結晶の生
成か可能となる。
非メッキ面から除去された微ff1PbSn系合金付着
物の除去後の外観を平滑均一化すると同時に、非メッキ
面の表面層に加工残留歪を付与することによって、リン
酸塩処理溶液中での電気化学的反応の促進によってリン
酸塩処理性の向上に基づく均一緻密なリン酸塩結晶の生
成か可能となる。
この非メッキ面に機械的研削或いは研磨を付与する方法
は、特に規定するものではないが、例えば研削装置とし
てベルトサンダーを用いる場合、ベルトサンダーの番手
は、例えば#80〜# 1000好ましくは#180〜
#400で、回転数(周速)は500〜2500m /
i+in、加圧力は0.2〜2kW/mである。研磨
用ブラシを用いる場合は、研磨砥粒(酸化アルミ、シリ
コンカーバイド、チタンカーバイド等)をナイロン不織
布に含浸させた研磨ロール等で研磨する。また、砥粒に
ついては、上記のベルトサンダーに使用される砥粒と同
様の番手の砥粒を使用する。回転数(周速)は300〜
2500m / 111n、加圧力は0.10〜0JO
HP/ 25mmどする。
は、特に規定するものではないが、例えば研削装置とし
てベルトサンダーを用いる場合、ベルトサンダーの番手
は、例えば#80〜# 1000好ましくは#180〜
#400で、回転数(周速)は500〜2500m /
i+in、加圧力は0.2〜2kW/mである。研磨
用ブラシを用いる場合は、研磨砥粒(酸化アルミ、シリ
コンカーバイド、チタンカーバイド等)をナイロン不織
布に含浸させた研磨ロール等で研磨する。また、砥粒に
ついては、上記のベルトサンダーに使用される砥粒と同
様の番手の砥粒を使用する。回転数(周速)は300〜
2500m / 111n、加圧力は0.10〜0JO
HP/ 25mmどする。
尚、本発明において、Pb−3n系合金メッキの合金組
成としては特に規定されるものではなく、pbを主成分
にSnか1〜50%含有、或いはさらにSb、Ni 、
Co等の合金化元素を少量添加したものに適用される。
成としては特に規定されるものではなく、pbを主成分
にSnか1〜50%含有、或いはさらにSb、Ni 、
Co等の合金化元素を少量添加したものに適用される。
(実 施 例)
冷延鋼帯を25%オルソケイ酸ソーダ水溶液中で脱脂、
12%H2SO4水溶液による陰極電解酸洗による表面
清浄化処理、活性化処理後に所定の合金組成、付着量を
目標とした片面Pb−Sn系合金メッキを行ない、メッ
キ後水洗して、第1表に示すように本発明の方法による
非メッキ面の微量Pb−3O系合金付着物の陽極電解処
理による除去及び機械的研磨或いは研削処理を行なって
、性能評価試験を行なった。
12%H2SO4水溶液による陰極電解酸洗による表面
清浄化処理、活性化処理後に所定の合金組成、付着量を
目標とした片面Pb−Sn系合金メッキを行ない、メッ
キ後水洗して、第1表に示すように本発明の方法による
非メッキ面の微量Pb−3O系合金付着物の陽極電解処
理による除去及び機械的研磨或いは研削処理を行なって
、性能評価試験を行なった。
また、非メッキ面の微11Pb−Sn系合金付着物の陽
極電解処理液の劣化の影響を調査するため、所定の電流
密度で2時間の予fa電解を行なった浴でも上記と同様
の処理を施し、性能評価試験を行なった。
極電解処理液の劣化の影響を調査するため、所定の電流
密度で2時間の予fa電解を行なった浴でも上記と同様
の処理を施し、性能評価試験を行なった。
その結果は第1表に示すように予備通電処理の有無にか
かわらず、目的とする性能向上効果か極めて大きかった
。
かわらず、目的とする性能向上効果か極めて大きかった
。
尚、本発明の片面電気Pb−8n系合金メッキ鋼帯の製
造は、電解処理浴中で鋼帯の板幅より両端から各々30
mmずつ狭い目標合金組成と同一組成の可溶性電極を鋼
帯の片面に対向して設けるとともに、鋼帯にほぼ平行に
、両端から約1oinずつ離れた位置にダミーカソード
を設置し、極力非メッキ面に電解電流が裏回りするのを
防止して片面メッキを施した。
造は、電解処理浴中で鋼帯の板幅より両端から各々30
mmずつ狭い目標合金組成と同一組成の可溶性電極を鋼
帯の片面に対向して設けるとともに、鋼帯にほぼ平行に
、両端から約1oinずつ離れた位置にダミーカソード
を設置し、極力非メッキ面に電解電流が裏回りするのを
防止して片面メッキを施した。
次に、本発明の方法で製造した片面Pb−Sn系合金メ
ッキ鋼板の性能評価については、以下に示す試験方法及
び評価基準によった。
ッキ鋼板の性能評価については、以下に示す試験方法及
び評価基準によった。
評価試験古注及び評価基準
1、非メッキ面の評価試験方法及び評価基準(1)リン
酸塩処理性 浸漬タイプ或いはスプレータイプのリン酸塩処理浴を用
いて、リン酸塩処理後の外観及び走査型電顕(1500
倍)でリン酸結晶の生成状況を観察して以下の評価基準
で判断した。
酸塩処理性 浸漬タイプ或いはスプレータイプのリン酸塩処理浴を用
いて、リン酸塩処理後の外観及び走査型電顕(1500
倍)でリン酸結晶の生成状況を観察して以下の評価基準
で判断した。
(第1図参照)
◎・・・外観が均一で、均一緻密なリン酸塩結晶生成。
Q・外観は均一であるが、リン酸塩結晶やや粗大。
△・・外観及び走査型電顕によるミクロ観察でも、リン
酸塩結晶の生成していない個所(スケ部分)が部分的に
生成。
酸塩結晶の生成していない個所(スケ部分)が部分的に
生成。
×・・・外観上明らかにリン酸塩結晶の生成されていな
いスケ部分が認められる。
いスケ部分が認められる。
(2)塗装後の密着性
カチオン電着塗装20μを施し、中塗り35μ、上塗り
30μを各々スプレィ塗装して、85μの3コート塗装
を施した。該試験材に対して、50℃の蒸溜水中に各々
240時間、480時間浸漬後直ちに乾燥して2miX
2m11の大きさの基盤目を100マス作成、セロテー
プ(登録商標)剥離を行なってその密着性を評価した。
30μを各々スプレィ塗装して、85μの3コート塗装
を施した。該試験材に対して、50℃の蒸溜水中に各々
240時間、480時間浸漬後直ちに乾燥して2miX
2m11の大きさの基盤目を100マス作成、セロテー
プ(登録商標)剥離を行なってその密着性を評価した。
◎・・・塗膜の剥離部分が殆んどなく、密着性極めて良
好。
好。
O・・・塗膜の剥離は明瞭に認められるか、剥離面積は
約5%以下で少なく、塗膜密着性可成り良好。
約5%以下で少なく、塗膜密着性可成り良好。
△・・・塗膜の剥離面積5〜20%で、塗膜密着性可成
り劣る。
り劣る。
×・・・塗膜の剥離面積か20%以上で、塗膜密着性著
しく劣る。
しく劣る。
(3)塗装後耐食性
カチオン電着塗装20μ厚さを施し、地鉄に達するスク
ラッチ疵を入れて、塗膜欠陥部を対象とした耐食性能を
塩水噴霧試験により評価した。尚、評価は、塩水噴霧試
験30日間(720時間)後のスクラッチ部からのフク
レ幅及び他の平面部のブリスターの発生状況を加味して
、以下の基準で評価した。
ラッチ疵を入れて、塗膜欠陥部を対象とした耐食性能を
塩水噴霧試験により評価した。尚、評価は、塩水噴霧試
験30日間(720時間)後のスクラッチ部からのフク
レ幅及び他の平面部のブリスターの発生状況を加味して
、以下の基準で評価した。
◎・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ幅が1.51
1111以下で、かつ平面部のブリスターの発生数が5
個未満。
1111以下で、かつ平面部のブリスターの発生数が5
個未満。
○・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ幅が3mm以
下で、かつ平面部のブリスターの発生数が10個未満。
下で、かつ平面部のブリスターの発生数が10個未満。
Δ・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ幅が3mm以
下、或いは平面部のブリスターの発生数が20個未満。
下、或いは平面部のブリスターの発生数が20個未満。
X・・・スクラッチ部の片側の最大フクレ幅が3m以上
、或いは平面部のブリスターの発生数が20個以上。
、或いは平面部のブリスターの発生数が20個以上。
2、メッキ面の性能評価試験法及び性能(1)表面外観
Pb−Sn系合金メッキ面を肉眼観察して、その外観評
価を以下の評価基準で評価した。
価を以下の評価基準で評価した。
◎・・・表面外観の変色なく、均一外観。
O・・・表面変色は若干生じるか、均一外観。
△・・・表面変色が若干生じ、部分的に少しむら発生。
×・・・表面変色は著しく、外観は不均一(2)耐食性
塩水噴霧試験72時間後の赤錆発生状況を、10×10
+uの大きさの300個のマス目を用い、赤錆が発生し
たマス目を百分率で表示して、以下の評価基準によった
。
+uの大きさの300個のマス目を用い、赤錆が発生し
たマス目を百分率で表示して、以下の評価基準によった
。
◎・・・赤錆発生率10%未満。
○・・・赤錆発生率20%未満。
Δ・・・赤錆発生率40%未満。
×・・・赤錆発生率40%以上。
(発明の効果)
以上説明した如く本製造法によるメッキ鋼板によれば、
メッキ面は外観、耐食性ともに優れているとともに、非
メッキ面はリン酸塩処理性、塗料密着性、塗装後の耐食
性に共に優れ、車輌用などの燃料容器用鋼板として品質
の向上を図りうると同時にその利用価値は大きい。
メッキ面は外観、耐食性ともに優れているとともに、非
メッキ面はリン酸塩処理性、塗料密着性、塗装後の耐食
性に共に優れ、車輌用などの燃料容器用鋼板として品質
の向上を図りうると同時にその利用価値は大きい。
第1図は、片面電気Pb−8n系合金メッキ鋼板(Sn
8%の例)の非メッキ面の微ff1PbSn合金付着
量とリン酸塩処理性の関係を示す。
8%の例)の非メッキ面の微ff1PbSn合金付着
量とリン酸塩処理性の関係を示す。
Claims (2)
- (1)Pb^+^2イオンとSn^+^2イオンを主成
分とする水溶液中で、鋼帯の片面に対向して設けられた
電極から通電して陰極電解処理を施し、得られた片面電
気Pb−Sn系合金メッキ鋼板を水洗後に、5〜200
g/lの硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又は
2種以上を含有する浴に更に添加剤としてレゾルシン、
ヒドロキノンの1種又は2種を0.01g/l〜10g
/lを含有するpH1〜4の水溶液中で0.1〜30A
/dm^2の電流密度で0.5〜30秒間の陽極電解処
理を行うことを特徴とするリン酸塩処理性及び塗装性に
すぐれた鉄面を有する片面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板
の製造法。 - (2)Pb^+^2イオンとSn^+^2イオンを主成
分とする水溶液中で、鋼帯の片面に対向して設けられた
電極から通電して陰極電解処理を施し、得られた片面電
気Pb−Sn系合金メッキ鋼板を水洗後に、5〜200
g/lの硝酸、塩酸、ホウフッ化水素酸の塩の1種又は
2種以上を含有する浴に更に添加剤としてレゾルシン、
ヒドロキノンの1種又は2種を0.01g/l〜10g
/lを含有するpH1〜4の水溶液中で0.1〜30A
/dm^2の電流密度で0.5〜30秒間の陽極電解処
理を行い、次いで非メッキ面に機械的研磨あるいは研削
を施すことを特徴とするリン酸塩処理性及び塗装性にす
ぐれた鉄面を有する片面電気鉛−錫系合金メッキ鋼板の
製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7647590A JPH03274297A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | リン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛―錫系合金メッキ鋼板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7647590A JPH03274297A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | リン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛―錫系合金メッキ鋼板の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03274297A true JPH03274297A (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=13606212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7647590A Pending JPH03274297A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | リン酸塩処理性及び塗装性にすぐれた鉄面を有する片面電気鉛―錫系合金メッキ鋼板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03274297A (ja) |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP7647590A patent/JPH03274297A/ja active Pending
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