JPH0297409A - 天然水酸アパタイトの製造法 - Google Patents
天然水酸アパタイトの製造法Info
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- JPH0297409A JPH0297409A JP63250640A JP25064088A JPH0297409A JP H0297409 A JPH0297409 A JP H0297409A JP 63250640 A JP63250640 A JP 63250640A JP 25064088 A JP25064088 A JP 25064088A JP H0297409 A JPH0297409 A JP H0297409A
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- JP
- Japan
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- hydroxyapatite
- precipitate
- hydrazine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、人工骨や人工歯根等のバイオセラミックス
原料となる水酸アパタイトの製造法に関するものであり
、特に、魚骨を原料とする天然水酸アパタイトの製造法
に関するものである。
原料となる水酸アパタイトの製造法に関するものであり
、特に、魚骨を原料とする天然水酸アパタイトの製造法
に関するものである。
[従来の技術]
水酸アパタイトの製造法としては、種々の方法が提案さ
れている。例えばリン酸或はリン酸塩とカルシウム塩、
リン酸3カルシウム等を原料として、1000℃以上の
高温に焼成する乾式法や可溶性塩による沈殿反応による
湿式法等が知られている。
れている。例えばリン酸或はリン酸塩とカルシウム塩、
リン酸3カルシウム等を原料として、1000℃以上の
高温に焼成する乾式法や可溶性塩による沈殿反応による
湿式法等が知られている。
又、魚骨を原料とした天然水酸アパタイトの製造法も提
案されている([機能材料41988年2月号、34頁
〜38頁)。これはスケソウダラの中骨(背骨部分)を
乾燥させ、酵素処理によってアミノ酸を除去した後に、
高温で焼成して天然水酸アパタイトを生成するものであ
る。
案されている([機能材料41988年2月号、34頁
〜38頁)。これはスケソウダラの中骨(背骨部分)を
乾燥させ、酵素処理によってアミノ酸を除去した後に、
高温で焼成して天然水酸アパタイトを生成するものであ
る。
[発明が解決しようとする課題]
前述した従来の水酸アパタイトの製造法のうち、乾式法
は高温で長時間の焼成を要するため高価な装置が必要で
あり、湿式法は反応時の温度濃度やpHの制御に困難性
を伴っていた。そして、何れも原材料が高価であること
からコストアップとなっていた。
は高温で長時間の焼成を要するため高価な装置が必要で
あり、湿式法は反応時の温度濃度やpHの制御に困難性
を伴っていた。そして、何れも原材料が高価であること
からコストアップとなっていた。
一方、魚骨を原料とした製造法であるが、スケソウダラ
の中骨組成には水酸アパタイトの主成分であるリン及び
カルシウムが含有されており、且つ、その組成比は水酸
アパタイトの組成比と近似している。従って、安価な魚
骨を原料とした天然水酸アパタイトが生成できるのであ
るが、リン及びカルシウム以外の有機成分の除去に当っ
て1000〜12圓℃の高温で焼成しなくてはならず、
燃料費が膨大となり、而も、分解生成物による悪臭のた
めに大気汚染を発生する虞れがある。又、酵素処理によ
ってアミノ酸を除去しているが、使用する酵素が極めて
高価であるという欠陥を有している。
の中骨組成には水酸アパタイトの主成分であるリン及び
カルシウムが含有されており、且つ、その組成比は水酸
アパタイトの組成比と近似している。従って、安価な魚
骨を原料とした天然水酸アパタイトが生成できるのであ
るが、リン及びカルシウム以外の有機成分の除去に当っ
て1000〜12圓℃の高温で焼成しなくてはならず、
燃料費が膨大となり、而も、分解生成物による悪臭のた
めに大気汚染を発生する虞れがある。又、酵素処理によ
ってアミノ酸を除去しているが、使用する酵素が極めて
高価であるという欠陥を有している。
そこで、天然資源である魚骨を原料として、大気汚染の
影響を鑑み安価に水酸アパタイトを製造するために解決
せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明
はこの課題を解決することを目的とするものである。
影響を鑑み安価に水酸アパタイトを製造するために解決
せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明
はこの課題を解決することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
この発明は、上記目的を達成するために提案せられたも
のであり、魚骨を原料とし、これにジアミド(ヒドラジ
ン)を反応させて生成することを特徴とする天然水酸ア
パタイトの製造法及び、魚骨は水を溶媒としたスラリー
とし、該スラリー濃度を魚骨に対して2〜8倍(重量比
)とすることを特徴とする天然水酸アパタイトの製造法
及び、ジアミドの使用量を魚骨1同部(重量)に対して
5〜60部(重量比)とすることを特徴とする天然水酸
アパタイトの製造法及び、加熱反応温度を80〜90℃
とすることを特徴とする′天然水酸アパタイトの製造法
並びに、反応生成物を濾過して固液を分離し、回収した
固形物を初め120〜150℃で2〜3時間加熱して乾
燥させ、更に、700〜13圓℃で1〜3時間焼成する
ことを特徴とする天然水酸アパタイトの製造法を提供ぴ
んとするものである。
のであり、魚骨を原料とし、これにジアミド(ヒドラジ
ン)を反応させて生成することを特徴とする天然水酸ア
パタイトの製造法及び、魚骨は水を溶媒としたスラリー
とし、該スラリー濃度を魚骨に対して2〜8倍(重量比
)とすることを特徴とする天然水酸アパタイトの製造法
及び、ジアミドの使用量を魚骨1同部(重量)に対して
5〜60部(重量比)とすることを特徴とする天然水酸
アパタイトの製造法及び、加熱反応温度を80〜90℃
とすることを特徴とする′天然水酸アパタイトの製造法
並びに、反応生成物を濾過して固液を分離し、回収した
固形物を初め120〜150℃で2〜3時間加熱して乾
燥させ、更に、700〜13圓℃で1〜3時間焼成する
ことを特徴とする天然水酸アパタイトの製造法を提供ぴ
んとするものである。
[作用]
この発明は、天然の魚骨を原料とし、該魚骨の粉末砕品
とジアミドとを反応させる。ジアミドは強い還元力と良
好なイオン性及び塩基を具備し、且つ、低沸点(+13
.5℃: 760 mmmm1lを有しており、該ジア
ミドが魚骨中に含有されている有機物を分解する。従っ
て、高価な酵素を使用せずしてアミノ酸等の有機物を除
去でき、天然水酸アパタイトを生成することができる。
とジアミドとを反応させる。ジアミドは強い還元力と良
好なイオン性及び塩基を具備し、且つ、低沸点(+13
.5℃: 760 mmmm1lを有しており、該ジア
ミドが魚骨中に含有されている有機物を分解する。従っ
て、高価な酵素を使用せずしてアミノ酸等の有機物を除
去でき、天然水酸アパタイトを生成することができる。
[実施例]
以下、この発明の実施例を別紙添付図面及び別表に従っ
て詳述する。
て詳述する。
実験例1
先ず、原料としてスケソウダラ等の魚骨の粉末砕品(以
下「試料」という)を用意する。該試料の組成比は、C
j:0.06%、CaO:35.60%。
下「試料」という)を用意する。該試料の組成比は、C
j:0.06%、CaO:35.60%。
P20S :29.ロア%R(Ca / Pモル比)
:1.55である。ビー力にイオン交換水(H2O)を
一定量入れ、これを約90℃の温浴中で加温し、ジアミ
ド(以下rDAJという)60%溶液を加えて攪拌しな
がら前記試料を徐々に加える。そして、2〜4時間反応
させて攪拌を停止した後、直ちに吸引濾過によって沈殿
物を採取する。採取した沈殿物は乾燥機へ入れ、120
〜130℃で2〜3時間乾燥させて脱水と脱DAを行い
、次に電気炉へ入れる。電気炉の温度は先ず550”C
程度にし、続いて700℃及び850 ’Cに上昇させ
て145〜3時間焼成を行って水酸アパタイトを生成す
る。
:1.55である。ビー力にイオン交換水(H2O)を
一定量入れ、これを約90℃の温浴中で加温し、ジアミ
ド(以下rDAJという)60%溶液を加えて攪拌しな
がら前記試料を徐々に加える。そして、2〜4時間反応
させて攪拌を停止した後、直ちに吸引濾過によって沈殿
物を採取する。採取した沈殿物は乾燥機へ入れ、120
〜130℃で2〜3時間乾燥させて脱水と脱DAを行い
、次に電気炉へ入れる。電気炉の温度は先ず550”C
程度にし、続いて700℃及び850 ’Cに上昇させ
て145〜3時間焼成を行って水酸アパタイトを生成す
る。
上記焼成物について化学分析を行った。焼成物中のリン
酸イオンについてはバナブドリン酸法による比色法で測
定し、カルシウムイオンについてはEDTA法により測
定を行った。その結果、反応時間とRとの関係を別表1
に示し、DAの使用量とRとの関係を別表2に示し、水
量とRとの関係を別表3及び第1図に示す。尚、各表中
のH2O(%)は100%−(CaO%+P2O5%)
から求めたものである。之等の結果から、試料とD八と
の反応によって生成する沈殿物はR< 1.6?の非化
学量論組成の水酸アパタイト(以下「DAP」という)
で、これを700℃で焼成した生成物のRは反応時間(
別表1)及びDAの使、用量(別表2)による変化はあ
まり影響が認められない。然し、水ffi (H20)
とRとの関係は別表3及び第1図に示したようにH2O
と試料との比率がO〜8の間で急激なRの増加を確認で
きた。
酸イオンについてはバナブドリン酸法による比色法で測
定し、カルシウムイオンについてはEDTA法により測
定を行った。その結果、反応時間とRとの関係を別表1
に示し、DAの使用量とRとの関係を別表2に示し、水
量とRとの関係を別表3及び第1図に示す。尚、各表中
のH2O(%)は100%−(CaO%+P2O5%)
から求めたものである。之等の結果から、試料とD八と
の反応によって生成する沈殿物はR< 1.6?の非化
学量論組成の水酸アパタイト(以下「DAP」という)
で、これを700℃で焼成した生成物のRは反応時間(
別表1)及びDAの使、用量(別表2)による変化はあ
まり影響が認められない。然し、水ffi (H20)
とRとの関係は別表3及び第1図に示したようにH2O
と試料との比率がO〜8の間で急激なRの増加を確認で
きた。
次に、前記焼成物についてX線回折による同定を行った
。操作条件としてX線はCuKα:λ1.54051
人を使用した。X線回折図から面間隔(6人)及び回折
強度(1/II)を求め、更にこれらの結果をA37M
カードと比較同定を行った。
。操作条件としてX線はCuKα:λ1.54051
人を使用した。X線回折図から面間隔(6人)及び回折
強度(1/II)を求め、更にこれらの結果をA37M
カードと比較同定を行った。
そして、1例としてR= 1.62の?00’C2時間
焼成の試料(NGO−2Jと記す)及び850℃2時間
焼成の試料(r850−2Jと記す)のX線回折結果を
別表4に示す。
焼成の試料(NGO−2Jと記す)及び850℃2時間
焼成の試料(r850−2Jと記す)のX線回折結果を
別表4に示す。
X線回折の結果から試料、P7O0−2J及び[850
−2Jの何れも2θ=31.8°(d=2.81人)。
−2Jの何れも2θ=31.8°(d=2.81人)。
2θ=32.1’ (d =2.78〜2.79人)
、2θ=32.9(d=2.72人)、並びに20=3
4.1’ (d =2.63人)に化学量論組成の水
酸アパタイト(以下r HAPJという)固有の回折が
見られ、之等は夫々HAPの第1乃至第4の最強線と一
致する。然しながら、試料r?0O−2JはA37Mカ
ードと比較してバックグランドと区別できない回折が多
(、且つ、回折線もシャープでないことから結晶性の悪
いDAPと考えられる。これに反して、試料[850−
2Jは既に焼成が完了しているため、結晶の進んだシャ
ープなX線回折が得られ、別表4に示す如く、2θ=3
1J°(d=2.86人)、2034.6° (d=2
.59人)に於てはa−Ca、(PO4)2の固有の回
折線が確認された。これはDA P (R<1.67)
を70ロ〜800℃で加熱した場合の生成物と考えられ
る。
、2θ=32.9(d=2.72人)、並びに20=3
4.1’ (d =2.63人)に化学量論組成の水
酸アパタイト(以下r HAPJという)固有の回折が
見られ、之等は夫々HAPの第1乃至第4の最強線と一
致する。然しながら、試料r?0O−2JはA37Mカ
ードと比較してバックグランドと区別できない回折が多
(、且つ、回折線もシャープでないことから結晶性の悪
いDAPと考えられる。これに反して、試料[850−
2Jは既に焼成が完了しているため、結晶の進んだシャ
ープなX線回折が得られ、別表4に示す如く、2θ=3
1J°(d=2.86人)、2034.6° (d=2
.59人)に於てはa−Ca、(PO4)2の固有の回
折線が確認された。これはDA P (R<1.67)
を70ロ〜800℃で加熱した場合の生成物と考えられ
る。
上記実施例1に於ては、魚骨とジアミドとの反応生成物
はDAPであることが判明した。そこで、実験例2に於
てDAPからHAPへ転化を行った。
はDAPであることが判明した。そこで、実験例2に於
てDAPからHAPへ転化を行った。
実験例2
イオン交′換水(H2O)約800 mlを20分間程
度煮沸し、DA(ジアミド)60%溶液40m1を加え
て、これを温浴中(90〜98℃)で加熱攪拌を行いな
がら魚骨200gを徐々に添加する。更に、加熱攪拌を
約2時間行い、加熱攪拌停止直後に吸引濾過を行って沈
殿物を採取し、これを乾燥機に入れ+10℃で8時間程
度乾燥する。然る後に、乾燥物を乳鉢で32メツシュ全
通に粉砕篩別し、電気炉中で700℃で4時間焼成した
後に冷却し、再度乳鉢で粉砕して粒度を一100〜+2
00メツシュ、及び−200メツシユに篩別して実験例
2の試料とする。該試料の組成比はCab:54.46
%。
度煮沸し、DA(ジアミド)60%溶液40m1を加え
て、これを温浴中(90〜98℃)で加熱攪拌を行いな
がら魚骨200gを徐々に添加する。更に、加熱攪拌を
約2時間行い、加熱攪拌停止直後に吸引濾過を行って沈
殿物を採取し、これを乾燥機に入れ+10℃で8時間程
度乾燥する。然る後に、乾燥物を乳鉢で32メツシュ全
通に粉砕篩別し、電気炉中で700℃で4時間焼成した
後に冷却し、再度乳鉢で粉砕して粒度を一100〜+2
00メツシュ、及び−200メツシユに篩別して実験例
2の試料とする。該試料の組成比はCab:54.46
%。
P205 :42.36%、R:1.63である。
次に、800m1の水を約20分間煮沸したものを10
100Oビーカへ入れ、これを温浴中(88〜93℃)
中で加熱攪拌しながら前記試料を添加分散させ、水酸化
カルシウム(純度99%微粉)を添加する。ここで、試
料7.5gに対して水酸化カルシウムを0.2g(Ca
Oとして0.15g)の割合で添加する。更に、加熱攪
拌を行って3時間程度反応させ、停止後直ちに吸引濾過
によって沈殿物を採取し、乾燥機にて100〜+10℃
で乾燥する。
100Oビーカへ入れ、これを温浴中(88〜93℃)
中で加熱攪拌しながら前記試料を添加分散させ、水酸化
カルシウム(純度99%微粉)を添加する。ここで、試
料7.5gに対して水酸化カルシウムを0.2g(Ca
Oとして0.15g)の割合で添加する。更に、加熱攪
拌を行って3時間程度反応させ、停止後直ちに吸引濾過
によって沈殿物を採取し、乾燥機にて100〜+10℃
で乾燥する。
上記乾燥物を実験例1と同様に化学分析を行い、試料の
粒度及び反応時間と生成物のCa / Pモル比(以下
Reと記す)との関係を別表5に示す。
粒度及び反応時間と生成物のCa / Pモル比(以下
Reと記す)との関係を別表5に示す。
同表から反応時間は2時間でも完了し、試料の粒度は1
00メツシユ全通であればよいことが確認された。従っ
て、以後の実験は試料の粒度を一100メツシュ全通と
し、反応時間は3時間とした。即ち、該試料の組成比は
、Ca O: 54.08%、P2O5:42.46%
、 R=1.[il、粒度−100メツシユであり、こ
の試料を用いて3時間加熱攪拌しながら反応させた結果
を別表6に示す。但し表中Ca(OH) 2はCaOか
らの換算値である。
00メツシユ全通であればよいことが確認された。従っ
て、以後の実験は試料の粒度を一100メツシュ全通と
し、反応時間は3時間とした。即ち、該試料の組成比は
、Ca O: 54.08%、P2O5:42.46%
、 R=1.[il、粒度−100メツシユであり、こ
の試料を用いて3時間加熱攪拌しながら反応させた結果
を別表6に示す。但し表中Ca(OH) 2はCaOか
らの換算値である。
別表6から、反応系中の計算上のCa / Pモル比(
以下Rcと記す)と実験値Reとの関係を取り出して考
察すれば、Re / Rc或はRc / Reの値は略
一定であることがわかり、組成比既知のDAPを用いれ
ば、水酸化カルシウムとの反応によってR= 1.6?
に近いHAPを得るためのRcが決定でき、上記関係を
第2図に示した。そこでRCの計算はCa0%(Xc
)、 p、、 o、、%(Xp)の既知のDAP10
0部に対して、CaOとしてX部の水酸化カルシウムを
添加したとすれば、反応系中のRcは次式から求めるこ
とができる。
以下Rcと記す)と実験値Reとの関係を取り出して考
察すれば、Re / Rc或はRc / Reの値は略
一定であることがわかり、組成比既知のDAPを用いれ
ば、水酸化カルシウムとの反応によってR= 1.6?
に近いHAPを得るためのRcが決定でき、上記関係を
第2図に示した。そこでRCの計算はCa0%(Xc
)、 p、、 o、、%(Xp)の既知のDAP10
0部に対して、CaOとしてX部の水酸化カルシウムを
添加したとすれば、反応系中のRcは次式から求めるこ
とができる。
Rc=1.2656(Xc+x )/Xp従って、反応
生成物の所望のReがわかればRCが決まり、試料DA
Pに対するXを求めることができる。
生成物の所望のReがわかればRCが決まり、試料DA
Pに対するXを求めることができる。
一方、別表6からスラリー濃度が0.6〜6.25%の
間ではRcとReとの関係にあまり影響が見られないが
、6.25%のスラリー濃度の場合にはピー力内壁面へ
の生成物が多量に付着した。
間ではRcとReとの関係にあまり影響が見られないが
、6.25%のスラリー濃度の場合にはピー力内壁面へ
の生成物が多量に付着した。
次に、実験例1と同様にX線回折による固定を行った。
その結果何れの試料についても、2031.8°(d=
2.81人)、2θ−32,2°(d=2.78人)、
20=33.0°(d=2.72人)並びに2034
、1’ (d =2.63人)にHAP固有の回折がみ
られ、之等は夫々HAPの第1乃至第4の最強線と一致
する。そして、試料DAPと生成物とを比較すれば、D
AP中にはオクタカルシウムフォスフェート(ocp)
、α−TCP、及びリン酸3カルシウムのピークが観察
されているが、反応生成物からはocp、 α−TCP
のピークが消失し、リン酸3カルシウムのピークのみが
、残有している。
2.81人)、2θ−32,2°(d=2.78人)、
20=33.0°(d=2.72人)並びに2034
、1’ (d =2.63人)にHAP固有の回折がみ
られ、之等は夫々HAPの第1乃至第4の最強線と一致
する。そして、試料DAPと生成物とを比較すれば、D
AP中にはオクタカルシウムフォスフェート(ocp)
、α−TCP、及びリン酸3カルシウムのピークが観察
されているが、反応生成物からはocp、 α−TCP
のピークが消失し、リン酸3カルシウムのピークのみが
、残有している。
従って、前記DAP中のocpは、
Ca8H2(PO4)a +2Ca (OH)2−Ca
+o(po、)a (OH)2 +2820によってO
CPがHAPに変化したものであることがわかる。
+o(po、)a (OH)2 +2820によってO
CPがHAPに変化したものであることがわかる。
又、DAP及びHAPは加熱によって脱水が起こり、種
々の脱水生成物が生成することが知られており、前記D
APは780℃の加熱によってαTCP、β−TCPの
増加が著しく、生成物の方はそれほど不純物の増加はみ
られなかった。然し、900℃の加熱では双方ともα−
TCP、β−TCPの不純物のピークが観察できた。
々の脱水生成物が生成することが知られており、前記D
APは780℃の加熱によってαTCP、β−TCPの
増加が著しく、生成物の方はそれほど不純物の増加はみ
られなかった。然し、900℃の加熱では双方ともα−
TCP、β−TCPの不純物のピークが観察できた。
而して、上記実験例2に於ては、化学分析から反応系中
のCa / P比と反応生成物のCa / P比とは一
定の関係があることがわかり、反応系中のCaO及びP
2O5が既知であれば、所望のR=1.67の物質が得
られる。そして、X線回折測定結果から上記R= 1.
67の生成物はHAPに近似した物質であると判断でき
るものである。
のCa / P比と反応生成物のCa / P比とは一
定の関係があることがわかり、反応系中のCaO及びP
2O5が既知であれば、所望のR=1.67の物質が得
られる。そして、X線回折測定結果から上記R= 1.
67の生成物はHAPに近似した物質であると判断でき
るものである。
[発明の効果]
この発明は、上記実施例に詳述したように、天然資源で
ある魚骨を原料として、Ca / Pモル比が1.67
に近似した天然水酸アパタイトを生成できる。そして、
安価な魚骨を原料としており、従来の方法のように酵素
処理を行わずして、容易に水酸アパタイトを製造できコ
ストダウンにも寄与できる。
ある魚骨を原料として、Ca / Pモル比が1.67
に近似した天然水酸アパタイトを生成できる。そして、
安価な魚骨を原料としており、従来の方法のように酵素
処理を行わずして、容易に水酸アパタイトを製造できコ
ストダウンにも寄与できる。
尚、この発明は、この発明の精神を逸脱しない限り種々
の改変を為す事ができ、そして、この発明が該改変せら
れたものに及ぶことは当然である。
の改変を為す事ができ、そして、この発明が該改変せら
れたものに及ぶことは当然である。
図は本発明の実施例を示したものであり、第1図は水量
とCa / Pモル比Rとの関係を表したグラフ、第2
図は計算上のCa / Pモル比Rcと実験値Reとの
関係を表したグラフである。 表−1 表−2 表−5 A−5 表−6 表−4
とCa / Pモル比Rとの関係を表したグラフ、第2
図は計算上のCa / Pモル比Rcと実験値Reとの
関係を表したグラフである。 表−1 表−2 表−5 A−5 表−6 表−4
Claims (5)
- (1)魚骨を原料とし、これにジアミド(ヒドラジン)
を反応させて生成することを特徴とする天然水酸アパタ
イトの製造法。 - (2)魚骨は水を溶媒としたスラリーとし、該スラリー
濃度を魚骨に対して2〜8倍(重量比)とすることを特
徴とする請求項(1)記載の天然水酸アパタイトの製造
法。 - (3)ジアミドの使用量を魚骨100部(重量)に対し
て5〜60部(重量比)とすることを特徴とする請求項
(1)記載の天然水酸アパタイトの製造法。 - (4)加熱反応温度を80〜90℃とすることを特徴と
する請求項(1)記載の天然水酸アパタイトの製造法。 - (5)反応生成物を濾過して固液を分離し、回収した固
形物を初め120〜150℃で2〜3時間加熱して乾燥
させ、更に、700〜1300℃で1〜3時間焼成する
ことを特徴とする請求項(1)記載の天然水酸アパタイ
トの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63250640A JPH0297409A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 天然水酸アパタイトの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63250640A JPH0297409A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 天然水酸アパタイトの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0297409A true JPH0297409A (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=17210865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63250640A Pending JPH0297409A (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | 天然水酸アパタイトの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0297409A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994021556A1 (en) * | 1993-03-24 | 1994-09-29 | Children's Medical Center Corporation | Isolation of the calcium-phosphate crystals of bone |
| US5565502A (en) * | 1993-03-24 | 1996-10-15 | Children's Medical Center Corporation | Isolation of the calcium-phosphate crystals of bone |
| JP2015182901A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 国立大学法人 香川大学 | 魚骨由来のヒドロキシアパタイト |
| US9464309B2 (en) | 2002-07-29 | 2016-10-11 | Zymtech Holding Ag | Methods for recovering peptides/amino acids and oil/fat from one or more protein-containing raw materials, and products produced by the methods |
| IT201900004673A1 (it) * | 2019-03-28 | 2020-09-28 | Consiglio Nazionale Ricerche | Filtro solare fisico comprendente idrossiapatite o idrossiapatite modificata ottenuto da rifiuti dell’industria ittica e acquacoltura, processo per la sua produzione e composizioni fotoprotettive che lo comprendono |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP63250640A patent/JPH0297409A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| IT201900004673A1 (it) * | 2019-03-28 | 2020-09-28 | Consiglio Nazionale Ricerche | Filtro solare fisico comprendente idrossiapatite o idrossiapatite modificata ottenuto da rifiuti dell’industria ittica e acquacoltura, processo per la sua produzione e composizioni fotoprotettive che lo comprendono |
| WO2020193750A1 (en) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | Consiglio Nazionale Delle Ricerche | Physical sunscreen comprising hydroxyapatite or modified hydroxyapatite obtained from fisheries and aquaculture waste, process for its production and photoprotective compositions comprising it |
| JP2022526849A (ja) * | 2019-03-28 | 2022-05-26 | コンシグリオ ナチオナレ デレ リシェルシェ | 水産物および水産養殖廃棄物から得られたヒドロキシアパタイトまたは改変ヒドロキシアパタイトを含む物理的サンスクリーン、その生産のためのプロセスおよびそれを含む光保護組成物 |
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