JPH03100057A - シリコーンゴム組成物、該組成物から形成される成形物、弾性回転体及び定着装置 - Google Patents

シリコーンゴム組成物、該組成物から形成される成形物、弾性回転体及び定着装置

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JPH03100057A
JPH03100057A JP23897189A JP23897189A JPH03100057A JP H03100057 A JPH03100057 A JP H03100057A JP 23897189 A JP23897189 A JP 23897189A JP 23897189 A JP23897189 A JP 23897189A JP H03100057 A JPH03100057 A JP H03100057A
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silicone rubber
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rubber composition
group
silicic acid
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Toshiyuki Miyabayashi
利行 宮林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特定組成のシリコーンゴム組成物、該組成物か
ら形成された成形物、並びに該シリコーンゴム組成物か
ら形成された表面層を有する弾性体を具備している弾性
回転体及び該弾性回転体を有する定着装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
電子複写装置等の画像形成装置において、普通紙等のシ
ート状転写材または記録材を所定の経路に沿って搬送す
る搬送ローラには、一般に搬送性、離型性ならびに耐久
性が要求される。
特に、転写紙上の未定着トナー像に加圧条件下で熱を付
与し、かつ半溶融又は溶融トナーのオフセット現象を防
止しながら該転写紙を所定経路へと搬送しなければなら
ない定着ローラ及び加圧ローラを具備する定着装置には
、より激しい条件下での搬送性、離型性、耐摩耗性、定
着性及び耐久性が要求される。
従来、この種の定着装置は、定着ローラとこれに加圧接
触して従動回転する加圧ローラを少な(とも有する。定
着ローラは、例えばアルミニウム。
鉄等の中空の芯金の上にポリテトラフルオロエチレン、
テトラフルオロエチレン−フロロアルコキシエチレン共
重合体の如き、フッ素系樹脂あるいはシリコーンゴム等
の離型性の良い材料の層が被覆形成されである。また、
定着ローラの中には、必要に応じてハロゲンランプ等の
ヒータが備えられており、定着ローラの表面を定着に好
適な特定の温度まで昇温せしめている。また、多(の場
合、センサを用いて上記定着ローラの表面温度は常時設
定された温度となるように制御を受けている。さらに、
定着ローラの外周面には、オフセットしたトナーや紙粉
を除去するためのクリーナや、像担持材の定着ローラへ
の巻付きを防ぐための分離爪が設けられている場合もあ
る。
一方、加圧ローラは、鉄やステンレス鋼等の芯金の上に
シリコーンゴム等の離型性を有する弾性体層が被覆され
ている。そして、加圧ローラは、バネ等によって定着ロ
ーラへ加圧されている。
か(して、未定着トナー像を持つ像担持材は上記定着ロ
ーラと加圧ローラとによる加熱加圧下において挟持搬送
されることにより上記未定着トナー像が加熱加圧定着さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来装置では、通紙時に加圧ローラ
が摩擦帯電によって、例えば2KV以上に帯電してしま
い、そのために紙が加圧ローラに巻き付いてしまうとい
う問題があった。また、加圧ローラの電界によって、未
定着のトナーが飛び散りライン像を滲ませたり、トナー
が定着ローラ表面へ付着してオフセットが多(なるとい
う問題もあった。
上記問題の対策として、従来は加圧ローラに除電ブラシ
を当接させて接地除電を行っていた。しかしこの方策で
も1〜2KV程度にしか電′位が下がらず除電効果に限
界があり充分とは言えず、その改善が望まれていた。
また、定着ローラ表面をクリーニングするクリーニング
手段を有していない定着装置の場合、加圧ローラ表面の
帯電が大きいと定着ローラ表面へのトナーの付着量が増
加し、該トナーは紙の如き転写材または加圧ローラ表面
に移行するため、オフセットの如き画像不良、ローラ表
面のトナー付着汚れ等の問題を生じ易かった。
これらの問題は、側鎖にポリオキシアルキレン基を有す
るシリコーンポリエーテル共重合体を担持した微小細孔
を有する多孔性無機微粉体を液状付加反応型シリコーン
ゴムに添加する方法もある。
しかしながら、シリコーンゴムの補強性の面では問題が
あった。一般にシリコーンゴム補強の手法として含水合
成ケイ酸や無水合成ケイ酸等の合成ケイ酸(通称ホワイ
トカーボン)を添加することが行われるが、含水合成ケ
イ酸の場合においては、添加量を20〜50重量部とか
なり多量に用いなければ補強効果が発現されず、また多
量添加による離型性の大幅な低下という問題もあった。
無水合成ケイ酸の場合においては、含水合成ケイ酸に比
べ少量の添加量、例えば10〜20重量部で補強効果は
発現するが、やはり離型性の低下が著しいという問題が
あった。
したがって、何れの場合も定着性・離型性を低下させる
ことな(機械的強度を大幅に向上させ得るものではなか
った。
本発明は無水合成ケイ酸、含水合成ケイ酸等の合成ケイ
酸の表面をアルキルシラン、ジメチルシリコーンオイル
の少なくとも一方と、不飽和基含有シラン化合物とで処
理することによって得られたシリコーンゴムに対して反
応性を有する官能基を含有した表面改質合成ケイ酸、な
らびに側鎖にポリオキシアルキレン基を有するシリコー
ンポリエーテル共重合体を担持した微小細孔を有する多
孔性無機微粉体をシリコーンゴム中に添加混合すること
によって上記の問題を解決した。
〔発明の目的〕
本発明は機械的強度に優れ、かつ高反発弾性を有するシ
リコーンゴム組成物を提供する。
本発明の目的は、帯電防止効果に優れたシリコーンゴム
組成物を提供することにある。
本発明の目的は、除電効果に優れたシリコーンゴム組成
物を提供することにある。
本発明の目的は、機械的強度に優れ、且つ高反発弾性を
有する弾性回転体を提供することにある。
本発明の目的は、帯電防止効果に優れた弾性回転体を提
供することにある。
本発明の目的は、除電効果に優れた弾性回転体を提供す
ることにある。
本発明の目的は、表面が汚染されにくい弾性回転体を提
供することにある。
本発明の目的は、耐久性に優れた弾性回転体を提供する
ことにある。
本発明の目的は、耐オフセット性に優れた定着装置を提
供することにある。
本発明の目的は、耐久性に優れた定着装置を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
具体的には本発明は、 シリコーンゴム、 側鎖にポリオキシアルキレン基を有するシリコーンポリ
エーテル共重合体を担持した微小細孔を有する多孔性無
機微粉体、及び アルキシラン化合物、ジメチルシリコーンオイル、また
はそれらの混合物と付加反応型シリコーンゴムに対して
反応性を有する不飽和基を含有するシラン化合物とで表
面を改質した合成ケイ酸微粉体とを 含有することを特徴とするシリコーンゴム組成物に関す
る。
さらに、本発明は上記シリコーンゴム組成物から形成さ
れた成形物、弾性回転体及び定着装置に関する。
本発明は、(a)側鎖にポリオキシアルキレン基を有す
るシリコーンポリエーテル共重合体を担持した微小細孔
を有する多孔性無機微粉体及び、(b)アルキルシラン
化合物、ジメチルシリコ−ンオイルの少なくとも一方と
シリコーンゴムとの反応性を有する官能基を含有するシ
ラン化合物とで表面を改質した合成ケイ酸をシリコーン
ゴム組成物に含有せしめたものである。
本発明のシリコーンゴム組成物は、付加反応タイプ、ラ
ジカル反応タイプのいずれでもかまわない。
また、本発明のシリコーンゴム組成物を構成するを持つ
もので、R1’+  R2はメチル基、エチル基などの
アルキル基、フェニル基などのアリール基、トリフルオ
ロプロピル基などのポリフルオロアルキル基などである
。
本発明における側鎖にポリオキシアルキレン基を有する
シリコーンポリエーテル共重合体は、分子中のジメチル
ポリシロキサンの部分を疎水基に、ポリエーテルの部分
を親水基とした非イオン系の界面活性剤構造を有し、例
えば、 で示されるものである。
本発明における微小細孔を有する多孔性微粉体としては
、熱安定性の点で無機微粉体が好ましく、本発明に用い
られるポリオキシアルキレン基を有するシリコーンポリ
エーテル共重合体を多食に担持することが可能な吸油量
の大きいものが好ましい。例えばジャイロライト型ケイ
酸カルシウム(例えば徳山曹達製フローライト)、球状
ポーラスシリカ(例えば洞海化学工業製M、S、GEL
、触媒化成工業株式会社製シリカマイクロビーズ、富士
デヴイソン化学株式会社製サイロイド)、シラスバルー
ンが例示される。該微粉体は、粒径が1〜70μmの範
囲のもので、平均粒径は1μm〜40μmの範囲であっ
て、吸油量が200〜800mf / 100g、好ま
しくは300〜600m!!/100gのものが適する
。
ポリオキシアルキレン基を有するシリコーンポリエーテ
ル共重合体の該微粉体に対する含浸比率は、該微粉体1
00重量部に対して100〜600重量部が好ましく、
特に200〜500重量部の範囲が良い。該シリコーン
ポリエーテル共重合体を担持した微小細孔を有する多孔
性微粉体のシリコーンゴム組成物に対する添加量は、シ
ルコーンゴムを基準としてシリコーンポリエーテル共重
合体の実質添加量で0.1〜20重量%、好ましくは1
.5〜10重量%に相当する量が適する。添加量が0.
5重量%より少ないと、帯電抑制効果が発現せず、逆に
添加量が20重量部より多いと、物性の低下が見られる
。
本発明におけるアルキルシラン化合物、ジメチルシリコ
ーンオイルの少なくとも一方と、シリコーンゴムとの反
応性を有する官能基を含有するシラン化合物とで表面を
改質した合成ケイ酸について説明する。
本発明に用いられるアルキルシラン化合物はトリメトキ
シシラン、トリメチルエトキシシラン、ジメチルジメト
キシシラン、ジメチルジェトキシシラン、メチルトリメ
トキシシラン、メチルトリエトキシシラン、トリメチル
クロロシラン、ジメチルジクロロシラン、メチルトリク
ロロシランなどが例示され、ジメチルシリコーンオイル
は式本発明に用いられるシリコーンゴムとの反応性を有
する官能基を含有するシラン化合物は、該官能基がビニ
ル基、アリル基、プロペニル基等の不飽和基であるもの
で以下に例示されるものである。
例えば、ビニルトリエトキシシラン、ジメチルビニルメ
トキシシラン、ジメチルビニルエトキシシラン、メチル
ビニルジメトキシシラン、メチルビニルジェトキシシラ
ン、ビニルトリクロロシラン、ジメチルビニルクロロシ
ラン、メチルビニルジクロロシラン、γ−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプ
ロピルジメトキシシランが例示される。
本発明に用いられる合成ケイ酸は、一般にホワイトカー
ボンと呼ばれる白色超微粉体の無水ケイ酸(SiO2・
nH20,SiO2が95%以上)、含水ケイ酸(Si
O26nH20,SiO2が80〜95%)、含水ケイ
酸カルシウム(x−8iO2・CaO・yH20,Si
O2が55〜70%)、含水ケイ酸7 /l/l/ミニ
ラム@5i02 ・A1203 *yH20,5i02
が60〜70%)等の公知のもので有り、−次粒子径が
7〜100mμ、比表面積が40〜500 rrr/g
の範囲のものである。該合成ケイ酸の上記処理剤による
表面の改質は、公知の処理方法によってなされる。
本発明のシリコーンゴム組成物には、本発明の目的を損
なわない範囲内で充填剤として微粉末合成シリカ、粉砕
石英粉末、溶融石英粉末、けいそう土、炭酸カルシウム
などや、添加剤として酸化鉄等の耐熱性向上剤、酸化チ
タン、酸化亜鉛等の圧縮永久歪改良剤、低分子量のシロ
キサンの如き分散剤等を用いても良い。
本発明の付加反応型シリコーンゴム組成物は、(I)1
分子中に少な(とも2個ケイ素原子結合不飽和基を有す
るオルガノポリシロキサン100重量部。
(■)1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素
原子を有するオルガノハイドロジエンポリシロキサン。
(m)側鎖にポリオキシアルキレン基を有するシリコー
ンポリエーテル共重合体を担持した微小細孔を有する多
孔性無機微粉体。
(IV)アルキルシラン化合物、ジメチルシリコーンオ
イルの少な(とも一方と、不飽和基を含有するシラン化
合物とで表面を改質した合成ケイ酸。
(V)白金系化合物 (1)成分とCTI)成分の合計量に対して0.1〜5
00ppmからなる。
(I)成分のオルガノポリシロキサンは本発明組成物の
主成分であり、(m)成分の触媒作用により架橋剤であ
る(n)成分と付加反応し硬化する。(rV)成分の不
飽和基を含有するシラン化合物で表面を改質した合成ケ
イ酸の不飽和基もまた(m)成分の触媒作用により(I
I)成分と付加反応する。(1)成分のオルガノポリシ
ロキサンとしては、メチルビニルポリシロキサン、メチ
ルビニルシロキサンとジメチルシロキサンの共重合体、
両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルポリシ
ロキサン、両末端のジメチルビニルシロキシ基封鎖のジ
メチルシロキサン−メチルフェニルシロキサン共重合体
、両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロ
キサン−ジフェニルシロキサン−メチルビニルシロキサ
ン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖のジメチ
ルシロキサン−メチルビニルシロキサン共重合体、両末
端トリメチルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン−メ
チルフェニルシロキサン−メチルビニルシロキサン共重
合体、両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のメチル(
3,3,3−)リフロロプロビル)ポリシロキサン、両
末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサ
ン−メチル(3,3,3−)リフロロプロピル)シロキ
サン共重合体、CH=CH(CH3)2  SiO+/
2単位と(CH3) 3 SiO+/2単位と、S* 
04/2単位からなるポリシロキサンが例示される。本
発明において、上記オルガノポリシロキサンを組合せて
使用しても良い。
(n)成分のオルガノハイドロジエンポリシロキサンは
、1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子
を有する。例えば、両末端トリメチルシロキシ基封鎖の
メチルハイドロジエンポリシロキサン、両末端トリメチ
ルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン−7メチルハイ
ドロジ工ンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイド
ロジエンシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン−メチル
ハイドロジエンシロキサン共重合体、ジメチルシロキサ
ンメチルハイドロジエンシロキサン環状共重合体、(C
H3) 2 H3iO+/z単位とS i O2/4単
位からなる共重合体、(CH3)3Sio172単位、
(CH3)2H3iO+/z単位およびS i O4/
2単位からなる共重合体があげられる。
(V)成分の白金系化合物は公知の塩化白金酸およびこ
れをアルコールやケトン類に溶解させたもの、およびそ
の溶液を熟成させたもの、塩化白金酸とオレフィン類と
の錯化合物、塩化白金酸とアルケニルシロキサンとの錯
化合物、塩化白金酸とジケトンとの錯化合物、白金黒お
よび白金を担体に保持させたものが例示される。
本成分の添加量は、(I)成分と(II)成分の合計量
の0 、 INl 000 p p mとされる。
(1)、  (n)、  (I[[)、  (rv)、
  (v)の成分から成る本発明の組成物中の不飽和基
とケイ素原子結合水素原子とのモル比は0.5〜1.8
の範囲である。
好ましくは該モル比が0.8〜1.2の範囲であり、該
モル比の範囲において硬化物の機械的強度、硬度、反発
弾性が最大となり、かつ圧縮永久歪が最小となり、トナ
ーに対する離型性も最良となる。
本発明の組成物は、各種成分を一緒に、単に混合するこ
とにより調製することができるが、該組成物成分を(I
)、  (IV)、  (V)成分とからなるA液と、
(I)、(n)、(m)、(IV)成分とからなるB液
に分離して調製しておき、組成物を硬化物に転化する時
に、A液・B液の二成分を所定の混合比で混合するのが
最も便利である。この際不飽和基含有成分と=Si−H
基含有成分及び白金触媒成分を同一パッケージ内に包含
してはならない。
本発明の弾性回転体は、側鎖にポリオキシアルキレン基
を有するシリコーンポリエーテル共重合体を担持した微
小細孔を有する多孔性無機微粉体及びアルキルシラン化
合物、ジメチルシリコーンオイルの少なくとも一方とシ
リコーンゴムとの反応性を有する不飽和基を含有するシ
ラン化合物とで表面を改質した合成ケイ酸とを含有した
シリコーンゴム組成物から形成された弾性体を具備する
ものである。本発明の定着装置は少な(とも一対のロー
ラ間に像担持材を挟持搬送させることにより像担持材上
に形成された未定着トナー像を加熱加圧定着するもので
ある。
以下、添付図面にもとづいて本発明の弾性回転体及び定
着装置の実施例を説明する。
第5図は、本発明の弾性回転体を加圧ローラとして具備
している定着装置の概要構成を示す縦断面図を主に示す
図である。同図において、1は定着ローラで、該定着ロ
ーラlはアルミニウム、鉄、ステンレス鋼等の芯金2の
外表面にPFA、PTFE等の耐熱性及び離型性を有す
る樹脂層3が形成されている。
芯金2の内部にはヒータの如き加熱手段9が内包されて
いる。
上記定着ローラ1には、加圧ローラ4が図示せぬバネ等
によって圧せられて従動回転するようになっている。該
加圧ローラ4は、鉄、ステンレス等の芯金5の上に本発
明に係るシリコーンゴム組成物から形成された弾性体層
6が形成されている。
上記定着ローラ1の周辺には、定着ローラ1の温度を検
出するサーミスタ8、定着ローラlに接触してその表面
を清掃するクリーナを具備しても良く、また、トナー像
10を有する普通紙の如き転写材11を定着ローラ1と
加圧ローラ4の間に導くための入口ガイド12等が設け
られている。一方、加圧ローラ4の芯金5には、接地の
ための導通用板バネ13が接触している。
上記の本発明の弾性体を加圧ローラとして具備している
定着装置において、本発明の弾性表面層は帯電を防止も
しくは抑制し得るために定着ローラ表面へのトナー付着
量が大幅に減少し、オフセットの如き画像不良や加圧ロ
ーラ表面へのトナー付着による汚染の問題が解消される
。また、紙の巻き付き、紙カール等の搬送上の問題も解
決される。
添付図面中、第6図は該装置の一例の極く概略構成を示
す横断側面図である。1及び2は互いに適度に押圧接触
させて上下に並行に軸受支持させた熱ローラ(以下定着
ローラと記す)と加圧ローラであり、矢示方向に回転駆
動される。
定着ローラ1はアルミニウム等の金属製中空ローラ11
の芯金の外周面を本発明のシリコーンゴム組成物で被覆
処理した弾性被覆層12を有し、芯金内空にはハロゲン
ヒータ棒の如きヒータ13が挿入配設され、該ヒータの
発熱で加熱される。そして、図示していない自動温調手
段によりヒータ13への通電がオン−オフ制御あるいは
、通電量制御されて、定着ローラ外周面の温度が常時所
定の一定温度に維持管理される。加圧ローラ2は鉄・ア
ルミニウム等の金属製ローラを芯金21とし、その外周
面を比較的厚いゴム等の弾性材層22で被覆したもので
ある。該弾性材層に本発明のシリコーンゴム組成物を用
いてもかまわない。3は定着ローラlの外周面にジメチ
ルシリコーンオイル等の離型助剤を塗布する装置であり
、本例のものはかなり高粘度の離型助剤を予め含浸させ
た長尺のウェブ部材31をロール巻にしたものを繰り出
し軸32に装着保持させ、そのロール巻ウェブ部材に自
由端を巻取り軸33に係止し、繰り出し軸と巻取り軸間
のウェブ部材部分を押付はローラ34で定着ローラ1面
に押付は状態にすると共に、繰り出し軸側のロール巻ウ
ェブ部材を巻取り軸側へ少しづつ巻取ることにより定着
ローラ1の外周面へウェブ部材の含浸離型助剤をコーテ
ィングする構成のものである。このウェブ部材は定着ロ
ーラ外面のクリーニング部材も兼ねている。
而して、上記定着ローラlと加圧ローラ2との回転駆動
状態に於いてその両ローラのニップ部4に、電子写真方
式・静電記録方式等の不図示の作像機構にて未定着トナ
ー像Tを形成担持させた像支持材(転写材・エレクトロ
ファックス紙・静電記録紙等)5をトナー像担持面側を
定着ローラ1側にして導入して通過させると、トナー像
Tが定着ローラ1の熱、及び定着ローラ1と加圧ローラ
2の相互押圧力により像支持材5面に永久固着像として
順次に熱圧定着処理されるものである。
なお、6は定着ローラ1の面から像支持材5を確実に分
離させるべ(配設した分離爪部材、7は定着ローラ1の
温調のため該ローラ外周温度を検出するセンサ、Wは定
着ローラ1と加圧ローラ2の相互接触部の幅寸法にツブ
幅)を示す。
定着ローラlに於いて芯金11の外周囲を被覆する離型
性材料12の層厚は該材料層外面即ち定着ローラ外周面
へのヒータ熱の伝導補給が迅速になされるように一般に
かなり薄いもの(例えば0.5 m m程度)に設定さ
れる。
定着ローラ1の被覆材層12に本発明のシリコーンゴム
組成物を用いると該組成物の硬化物が弾性体である故に
支持材5自体の面凹凸、及び支持村上にのっているトナ
ー像Tの凹凸に対応して弾性体被覆層の外面がよ(倣い
変形して凹凸トナー像Tと各部均一に接触するためにト
ナー像Tの像支持材5面に対する全体的な定着性ならび
に全体的な定着画像、即ち画質性が良好となる。したが
って剛体被覆層を用いた場合に生じる画像つぶれ・光沢
・トナー飛びちり等が改善されるかまたはな(なる。
さらに、本発明の組成物は帯電を防止もしくは抑制し得
るために、ローラ表面へのトナーの付着量を大幅に減少
させ、オフセットの如き画像不良やローラ表面へのトナ
ー付着による汚染を防止することができるとともに、紙
の巻き付き、紙カール等の搬送上の問題も解決される。
また、微小細孔を有する多孔性無機微粉体に担持させた
シリコーンポリエーテル共重合体が徐々にシリコーンゴ
ム中に供給されることにより良好な帯電抑制効果及び除
電効果が長期にわたって維持され、その結果、ローラ表
面へのトナー付着による汚染や紙のローラへの巻き付き
、紙カールなどの搬送上の問題が長期にわたり防止され
る。さらに該組成物中のアルキルシラン化合物、ジメチ
ルシリコーンオイルの少なくとも一方と、不飽和基を含
有するシラン化合物とで表面を改質した合成ケイ酸の不
飽和基とシリコーンゴムとが反応(架橋反応)すること
によって、機械的強度が向上し、十分な耐久強度を得る
ことを可能にする。
〔実施例〕
つぎに、本発明を実施例に基づいて説明する。
[実施例1] (1);末端ビニル基封鎖ジメチルポリシロキサン及び
末端メチル基封鎖側鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキ
サンからなるビニル基の総数が8.0X10−”m o
 I / gであるビニル基含有ジメチルポリシロキサ
ン              ・・・ioo重量部(
■):ケイ素結合水素原子の数が2.OXlo−amo
l/gであるメチルハイドロジエンポリシロキサン・・
・7.15重量部 (■):白金触媒       ・・・0.001重量
部(■)ニジメチルシリコーンオイル及びビニル基含有
シラン化合物で表面を改質したビニル基含有表面改質含
水合成ケイ酸       ・・・10重量部上記含水
合成ケイ酸は、下記の如く調製した。
平均粒径が8.6 μm、比表面積が114 rli′
/gであるジメチルシリコーンオイルで表面を処理した
含水合成ケイ酸(日本シリカ製疎水性シリカNIPSI
L■5S30P)100重量部を撹拌装置に導入し、強
制撹拌しながらビニルトリエトキシシラン12重量部を
徐々に滴下した後、撹拌装置より取り出し、100℃に
て1時間風乾して、目的のビニル基含有表面改質含水合
成ケイ酸を得た。この粉体のビニル基の量は粉体1g当
り3.8 X 10″個であった。
(V):側鎖にポリオキシアルキレン基を有するシリコ
ーンポリエーテル共重合体を担持した微小細孔を有する
多孔性無機微粉体    ・・・5重量部上記多孔性無
機微粉体は、下記の如く調製した。
平均粒径25μm1細孔径約0.O1〜10μm1吸油
量500mI2/ 100g、見掛は比重0.1、BE
T比表面積ttsrrf/gのジャイロライト型ケイ酸
カルシウム(徳山曹達製フローライトR)100重量部
を撹拌装置に導入し、ポリオキシアルキレン基含有シリ
コーンポリエーテル共重合体(東芝シリコーン製TSF
4452)の400部を撹拌状態のケイ酸カルシウム微
粉体中に徐々に滴下し、全@ (400部)を滴下後、
しばらく撹拌を続けた後、撹拌装置より取り出し、ポリ
オキシアルキレン基を有するシリコーンポリエーテル共
重合体担持ケイ酸カルシウム微粉体を得た。
(■)二酸化鉄           ・・・1重量郭
成分(I)、(n)、(m)、(rV)、(V)及び(
Vl)は本発明に係る組成物を構成する成分であり、該
組成物中のビニル基の総量とケイ素結合水素原子とが等
モルとなるように調製した。各成分は、次に示すように
2成分型にパッケージした。
A液とB液はいずれも均一に混合し調製した。而して得
たA液とB液を、重量比で100対110で混合し、脱
泡した後、熱プレスにて150℃で10分間加熱しゴム
状弾性体を得た。該ゴム状弾性体を、さらに200℃で
4時間ボストキュアを行った。
[実施例2コ (I):末端ビニル基封鎖ジメチルポリシロキサン及び
末端メチル基封鎖側鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキ
サンからなるビニル基の総数が8.0XIO−’m o
 l / gのビニル基含有ジメチルポリシロキサン・
・・ioo重量部 (■):ケイ素結合水素原子の数が2.OX 10−”
mol/gであるメチルハイドロジエンポリシロキサン
・・・7.15重量部 (■):白金触媒       ・・・0.001重量
部(■):疎水化無水合成ケイ酸の表面をビニル基含有
シラン化合物で改質したビニル基含有表面改質合成ケイ
酸            ・・・10重量部これは、
下記の如(調製した。
比表面積が200d/g、嵩比重50g/lのデグサ社
製疎水化無水合成ケイ酸アエロジル@ R812を10
0重量部、撹拌装置に導入し、強制撹拌しながらビニル
トリエトキシシラン12重量部を徐々に滴下し、滴下終
了後、撹拌装置より取り出して、100℃にて1時間風
乾し、目的のビニル基含有表面改質無水合成ケイ酸を得
た。この粉体のビニル基量は3.8X102o/(粉体
1g)であった。
(V):シリコーン・ポリエーテル共重合体担持多孔性
無機微粉体          ・・・5重量部(■)
:酸化鉄           ・・・1重量郭成分(
I)、(n)、(m)、、(IV)、(V)及び(Vl
)は本発明に係る組成物を構成する成分であり、該組成
物中のビニル基の総量とケイ素結合水素原子とが等モル
となるように調製した。各成分は、次に示すように2成
分型にパッケージした。
A液とB液はいずれも均一に混合し調製した。而して得
たA液とB液を、重量比で100対110で混合し、脱
泡した後、熱プレスにて150℃で10分間加熱しゴム
状弾性体を得た。該ゴム状弾性体を、さらに200℃で
4時間ポストキュアを行った。
[実施例3] 実施例1の成分(I)、成分(n)、成分(m)、成分
(V)、成分(VT)と下記に示す成分(■)より本発
明に係る組成物を得た。
(■)成分;メチルトリメトキシシラン及びビニル基含
有シランで表面を改質したビニル基含有表面改質含水合
成ケイ酸       ・・・10重量部上記改質含水
合成ケイ酸は、次の如(調製した。
平均粒子径2μm1比表面積170 rrf/gの含水
合成ケイ酸(日本シリカ製NIPSILoN300A)
100重1部を撹拌装置に導入し、強制撹拌しながらメ
チルトリメトキシシラン3重量部を徐々に滴下し、滴下
終了後、さらに、ビニルトリエトキシシラン12重量部
を同様にして徐々に滴下した。滴下終了後、該粉体を撹
拌装置から取り出し、100℃にて1時間風乾して、−
目的のビニル基含有表面改質含水合成ケイ酸を得た。
この粉体のビニル基量は粉体tg当り3.8X10”個
であった。
成分(I)、  (II)、  (I[[)、  (V
)、  (VI)、  (■)は本発明に係る組成物を
構成する成分であり、該組成物中のビニル基の総量とケ
イ素結合水素原子とが等モルとなるように調製した。各
成分は、次に示すように2成分型にパッケージした。
A液とB液はいずれも均一に混合し調製した。而して得
たA液とB液を、重量比で100対110で混合し、脱
泡した後、熱プレスにてf 500c・で1o分間加熱
しゴム状弾性体を得た。該ゴム状弾性体を、さらに20
0℃で4時間ポストキュアを行った。
[比較例1コ ビニル基含有ジメチルポリシロキサン100重量部、無
水合成ケイ酸5重量部、石英粉末20重量部、ベンガラ
1重量部および白金系触媒とから成る粘度800ポイズ
のA液と、ビニル基含有ジオルガノポリシロキサンおよ
びケイ素原子結合水素含有シロキサンの混合物100重
量部、無水合成ケイ酸5重量部、石英粉末20重量部、
ベンガラ1重量部とから成る粘度600ポイズのB液を
重量比で100対100で混合し、脱泡処理後、熱プレ
スにて150℃で10分間加熱しゴム状弾性体を得た。
該ゴム状弾性体をさらに200℃で4時間ポストキュア
を行った。
[比較例2] 成分(I):末端ビニル基封鎖ジメチルポリシロキサン
及び末端メチル基封鎖側鎖ビニル基含有ジメチルポリシ
ロキサンからなるビニル基の総数が8、OX 10−6
mol/ gのビニル基含有ジメチルポリシロキサン 
          ・・・10000重量部成■):
ケイ素結合水素原子の数が2.0X10−’m o l
 / gであるメチルハイドロジエンポリシロキサン 
            ・・・7.15重量部成分(
■):白金触媒     ・・・0.00101重量部
成I)、(I[)、(m)は本発明に係る組成物を構成
する成分であり、該組成物中のビニル基の総量とケイ素
結合水素原子とがほぼ等モルとなる・ように調製した。
各成分は次に示すように2成分型にパッケージした。
υし 成分(I)  ・・・  50重量部 成分(m)  ・・・ 0.001重量部口し 成分(I)  ・・・ 43.33重量部成分(n) 
 ・・・ 6.67重量部A液とB液はいずれも均一に
混合しそれぞれ調製した。而して得たA液とB液を重量
比で100対100で混合し、脱泡処理後、熱プレスに
て150°Cで10分間加熱しシリコーンゴム組成物か
ら形成されたゴム状弾性体を得た。該ゴム状弾性体をさ
らに200℃で4時間ポストキュアを行った。
[比較例3] 成分(I):末端ビニル基封鎖ジメチルポリシロキサン
及び末端メチル基封鎖側鎖ビニル基含有ジメチルポリシ
ロキサンからなるビニル基の総数が8、OX 10−6
mol/ gのビニル基含有ジメチルポリシロキサン 
          ・・・10000重量部成■);
ケイ素結合水素原子の数が2,0XIO−”m o l
 / gであるメチルハイドロジエンポリシロキサン 
            ・・・7.15重量部成分(
■):白金触媒     ・・・0.00101重量部
成■);ジメチルシリコーンオイル及びビニル基含有シ
ラン化合物で表面を改質したビニル基含有表面改質含水
合成ケイ酸    ・・・10重量部成分(V);ベン
ガラ        ・・・1重量部酸分(rV)は、
下記の如(調製した。
平均粒径が8.6μmであり、比表面積が114rr?
 / gであるジメチルシリコーンオイル(約9重量%
)で表面を処理した含水合成ケイ酸微粉体(日本シリカ
製疎水性シリカNIPSIL@5S30P) 100重
量部を撹拌装置に導入し、強制撹拌しながらビニルトリ
エトキシシラン12重量部を徐々に滴下した後、撹拌装
置より取り出し、100℃にて1時間風乾して、反応性
ビニル基含有表面改質含水合成ケイ酸を得た。この粉体
のビニル基の量は粉体1g当り約3.8X102o個で
あった。
成分(1)、(Iり、(m)、(IV)、(V)は本発
明に係る組成物を構成する成分であり、該組成物中のビ
ニル基の総量とケイ素結合水素原子とがほぼ等モルとな
るように調製した。各成分は、次に示すように2成分型
にパッケージした。
N羞」 成分(I)・・・45.35 重量部 成分(It[)・・・ 0.00101重量部成IV)
・・・ 4.23 重量部成分(V)・・・ 0.43
 重量部 口し 成分(I)・・・39.29 重量部 成分(■)・・・ 6.05 重量部 成分(IV)・・・ 4.23 重量部成分(V)・・
・ 0.43 重量部 A液とB液はいずれも均一に混合しそれぞれ調製した。
而して得たA液とB液を重量比で100対100で混合
し、脱泡処理後、熱プレスにて150°Cで10分間加
熱しシリコーンゴム組成物から形成されたゴム状弾性体
を得た。該ゴム状弾性体をさらに200°Cで4時間ボ
ストキュアを行った。
下記第1表に、実施例1〜3及び比較例1〜3における
ゴム状弾性体の物性及びトナー離型性に関して示す。
第   1   表 (*)トナー離型性:ゴム試験片(20X60X15m
m)上に直径2 m m 、厚さ50μmの円形のトナ
ー像を50個形成し、該トナー像を180’C(雰囲気
温度)で30分間加熱溶融させた後、室温まで冷却する
。
溶融固化したトナー像上に粘着テープを貼り、その上を
定荷重(1kg重)のローラを10往復させた後テープ
をはがす。この時のトナー剥離状態を5段階に分類し、
各段階の個数を求めて点数化し、その各段階の点数の総
和を総点数(50X4=200点)で割ったものをトナ
ー離型性(%)とした。トナー剥離状態の分類は以下の
如く行った。
A:完全に剥離した状態(4点) BAAとCの中間の状態(3点) C:全面積の1/2が剥離した状態(2点)D:CとE
の中間の状態(1点) E:完全に残存した状態(0点) 尚、該試験に用いた試料は200℃で4時間エージング
したものを用いた。
実施例11比較例1で得られたゴム状弾性体について、
帯電防止及び除電効果を以下の如き方法で調べた。20
mmx60mmX2mmのゴム試験片にコロナ放電によ
って一5000Vを所定の時間(1秒間)印加した後、
直ちに感応板プローブを用いて、ゴム試験片表面の電位
の変化を表面電位計で測定した。該結果を第4図に示す
。
[実施例4コ 実施例1のジメチルシリコーンオイル及びビニル基含有
シランで表面を改質したビニル基含有表面改質含水合成
ケイ酸の添加量を成分(I)のビニル基含有ジメチルポ
リシロキサン100重量部に対し10重量部とし成分(
n)のメチルハイドロジエンポリシロキサンの配合量を
変動させた。この時成分(1)のケイ素結合ビニル基と
、ジメチルシリコーンオイル及びビニル基含有シランで
表面を改質したビニル基含有表面改質含水合成ケイ酸の
ビニル基の総量(総モル数)と成分(n)のメチルハイ
ドロジエンポリシロキサンのケイ素結合水素原子(−3
i −H)とのモル比−8i −H/ V i (V 
iはビニル基を示す)に対応する組成物を調製し、熱プ
レスにて150℃で10分間加熱硬化させて、ゴム状弾
性体を得た。該ゴム状弾性体を200℃で4時間のボス
トキュアを行った。該ゴム状弾性体の硬度・反発弾性、
トナー離型性の結果を、第1図〜第3図に示した。該組
成物中のビニル基とケイ素結合水素原子が実質的に等モ
ルのとき、硬度と反発弾性は最大値を示し、また、トナ
ー離型性は最高値を示した。
[実施例5コ 本発明のシリコーンゴム組成物を、弾性材層として有す
る熱圧定着装置用の定着ローラを下記の如く製造した。
先ず中央部の外径が58.3mm(肉厚6 、5 m 
m 。
逆クラウン量150μm)のアルミニウム、製の芯金表
面をサンドブラスト処理して脱脂・乾燥させ、さらに該
表面にシロキサン系プライマーを塗布し、130℃で1
5分間加熱風乾した。次に、あらかじめ150℃に予備
加熱しておいた円筒状金型内に上記の芯金を設置した。
実施例1で調製したA液・B液を重量比率で100対1
10で均一に混合し、脱泡処理した該混合液を円筒状金
型内に射出し、同温度(150℃)にて5分間保持し硬
化させた。硬化後に金型より取り出されたシリコーンゴ
ム被覆定着ローラのシリコーンゴム被覆層厚は0.5m
mであった。
而して、上記で得た定着ローラを使用して第6図に示す
熱定着式定着装置を設置し、下記の条件にて、連続通紙
定着処理試験を行った。
・定着ローラ1の表面管理温度・・・180〜190℃
・オイル塗布装置3・・・25℃に於ける粘度が1万C
Sのジメチルシリコーンオイル(信越化学(株)製、品
番KF96)()を含浸させたウェブ(商品名ノーメッ
クスペーパウェブ)を装着したウェブ式、ウェブ送り速
度1 m / 1万枚通紙(A4版)。
・通紙用紙・・・テストパターンの未定着トナー像を形
成したA4版転写紙。
・通紙速度・・・70枚/分。
φ定着ローラ1と加圧ローラ2のニップ幅W・・・9〜
10mm0 [実施例6] 実施例2で調製した本発明のシリコーンゴム組成物を用
いる以外は実施例5と同様の方法で定着ローラを製造し
た。而して得た定着ローラを使用して実施例5で示した
連続通紙定着処理試験を行った。
[比較例4] 比較例1で調製したジメチルシリコーンゴム組成物を用
いる以外は実施例5と同様の方法で定着ローラを製造し
た。而して得た定着ローラを使用して実施例5で示した
連続通紙定着処理試験を行った。
[比較例5〕 比較例3で調製したジメチルシリコーンゴム組成物を用
いる以外は実施例5と同様の方法で定着ローラを製造し
た。而して得た定着ローラを使用して実施例5で示した
連続通紙定着処理試験を行った。
以下、第2表に実施例5、実施例6及び比較例4、比較
例5の連続通紙定着処理試験の結果を示す。
第 表 〔発明の効果〕 本発明は、側鎖にポリオキシアルキレン基を有するシリ
コーンポリエーテル共重合体を担持した微小細孔を有す
る多孔性無機微粉体及びアルキルシラン化合物、ジメチ
ルシリコーンオイルの少なくとも一方と、不飽和基を有
するシラン化合物で表面を改質した合成ケイ酸微粉体と
を、シリコーンゴム組成物に含有せしめることにより、
ゴム成形物の帯電を防止もしくは抑制することを可能と
すると共に少量の充填剤の添加でシリコーンゴムの機械
的強度を向上させることを可能とした。
本発明の組成物を例えば電子複写装置等の画像形成装置
における画像定着装置の定着ローラ、並びに加圧ローラ
等の定着用ローラの弾性表面層として用いた場合、ロー
ラ表面の帯電を防止もしくは制御し得るために、ローラ
表面へのトナーの付着量が大幅に減少し、オフセットの
如き画像不良やローラ表面へのトナー付着による汚染を
防止することができるとともに紙の巻き付き、紙カール
等の搬送上の問題も解決される。また、微小細孔を有す
る多孔性無機微粉体に担持させたシリコーンポリエーテ
ル共重合体が徐々にシリコーンゴム中に供給されること
により、良好な帯電抑制効果及び除電効果が長期にわた
って維持され、その結果ローラ表面へのトナー付着によ
る汚染や、紙のローラへの巻き付き、紙カールなどの搬
送上の問題が長期にわたり防止され、ローラの耐久性を
飛躍的に向上させることを可能とする。
また、本発明の組成物は、機械的強度にも優れるため十
分なローラ耐久強度を得ることを可能とする。
本発明のシリコーンゴム組成物を被覆材にした定着用ロ
ーラを用いた定着装置は、搬送・定着における紙カール
、紙シワ、紙詰まり、トナーオフセット、トナー付着汚
れといった問題を解決し、十分な耐久性と共に優れた離
型性、定着力を維持することができる。
なお、定着用ローラのうち定着ローラ、加圧ローラ共に
、被覆材として本発明のシリコーンゴム組成物を用いて
も良いし、定着ローラ、加圧ローラのいずれか一方でも
かまわないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例4における一3iH/Viのモル比と硬
度との関係を示すグラフを示し、第2図は SiH/Viのモル比と反発弾性との関係を示すグ■ ラフを示し、第3図は一3iH/Viのモル比とトナー
離型性との関係を示すグラフを示し、第4図はシリ10
3・・・ウェブ式オイル塗布装置 105・・・像支持材 107・・・温度センサ 113・・・ヒータ T・・・未定着トナー像 トナー像定着装置の一例の概略構成を示した図を示す。 1・・・定着ローラ 2・・・加圧ローラ 4・・・加圧ローラ 6・・・弾性体層 10・・・トナー像 11・・・像支持材 101・・・定着ローラ 嘱 ] 区 悼3区 鴇フ ■ 0Δ り8 /・4 !・2 一5++/、  c乞ル比〕 /・0 −5 + H//V 〔l己ルrとJ 8きtP1呵(今)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコーンゴム、 側鎖にポリオキシアルキレン基を有するシリコーンポリ
    エーテル共重合体を担持した微小細孔を有する多孔性無
    機微粉体、及び アルキルシラン化合物、ジメチルシリコーンオイル、ま
    たはそれらの混合物と付加反応型シリコーンゴムに対し
    て反応性を有する不飽和基を含有するシラン化合物とで
    表面を改質した合成ケイ酸微粉体とを 含有することを特徴とするシリコーンゴム組成物。
  2. (2)シリコーンゴムがラジカル反応型シリコーンゴム
    である請求項第1項のシリコーンゴム組成物。
  3. (3)シリコーンゴムを構成するオルガノポリシロキサ
    ンは主鎖骨格が式▲数式、化学式、表等があります▼〔
    式中、R_1及びR_2はアルキル基、アリール基また
    はポリフルオロアルキル基を示し、mは正の整数を示す
    。〕で示される請求項第1項または第2項のシリコーン
    ゴム組成物。
  4. (4)請求項第1項のシリコーンゴム組成物から形成さ
    れていることを特徴とする成形物。
  5. (5)シリコーンゴムがラジカル反応型シリコーンゴム
    である請求項第4項の成形物。
  6. (6)請求項第1項のシリコーンゴム組成物から形成さ
    れた表面層を有する弾性体を具備していることを特徴と
    する弾性回転体。
  7. (7)シリコーンゴムがラジカル反応型シリコーンゴム
    である請求項第6項の弾性回転体。
  8. (8)少なくとも一対のローラ間に像担持体を挟持搬送
    させることにより像担持体上に形成された未定着トナー
    像を加熱加圧定着する定着装置において、少なくとも一
    方のローラの表面層を弾性体とし、該弾性体が請求項第
    1項のシリコーンゴム組成物で形成されていることを特
    徴とする定着装置。
  9. (9)シリコーンゴムがラジカル反応型シリコーンゴム
    である請求項第8項の定着装置。
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