JPH03101183A - 半導体レーザ・ダイオード及びそのミラー・パツシベーシヨン方法 - Google Patents

半導体レーザ・ダイオード及びそのミラー・パツシベーシヨン方法

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JPH03101183A
JPH03101183A JP2224570A JP22457090A JPH03101183A JP H03101183 A JPH03101183 A JP H03101183A JP 2224570 A JP2224570 A JP 2224570A JP 22457090 A JP22457090 A JP 22457090A JP H03101183 A JPH03101183 A JP H03101183A
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layer
passivation layer
laser
laser diode
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Marcel Gasser
マルセル・ガーセル
Ernst E Latta
エルンスト・エーベルハルト・ラツタ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、ミラーの汚染によるデバイス性能の劣化を避
けるために、半導体レーザ・ダイオードのミラーを不動
態化即ちパッシベートする方法に関するものである。本
発明は、へき開またはエツチングにより製造したミラー
・デバイスのいずれにも適用可能で、適当な材料のパッ
シベーション層を層がSiで、上記厚いミラー・ファセ
ット上に、その場で付着させることができる。
B.従来の技術 半導体レーザ・ダイオードは、小型であり、関連する電
子回路に適合するため、広範囲の情報処5− 環システムに適用.されてお・リ、データ通信、光記憶
、光印刷等の分野に使用されている。最も一般的・に使
用さ゛れているものは・、第■族と第・V族の化合物で
あり、特にAQGaAsレーザが広く使用されている。
歴史的には、ミラー・フ1セッ・トは、レーザ・バー、
すなわちデバイスの活性な導波管を形成する層化構造を
へき関す・ることにより製造されている。通常は、へき
開により、単一の高品質のデバイスが得られるが、へき
開後の処理及び試験を必要とする。最近になって、集積
度が増大する傾向が強く、少なくとも1つのへき開によ
るレーザ・ダイオードのミラー・ファセットを、エツチ
ングによるミラーで置換することが必要になった。高品
質のエツチングによるミラーを得る技術はかなり進歩し
ているので、この技術は将来性が高いと考えられる。ミ
ラーのコーティングや試験等の工程は、ウェハ゛・レベ
ルで行なうことが可能になり、処理工程の現象、収率の
向上、及び製造・試験コストの削減などの利点がある。
一 2種類のレーザ、すなわちへき開により製造したレーザ
も、エツチングしたミラーを宵するレーザも、デバイス
として最も重要な基準の1つは信頼性であり、したがっ
て、各種の適用分野に必要な、出力レベルにおけるデバ
イスの寿命を最大に延ばすことである。信頼性とデバイ
ス寿命は、ミラーの汚染及び劣化の影響が大きく、これ
らによって、デバイスが加熱され、最終的には、デバイ
スの破損の原因となる。
これまで長い間、実際には10年以上にわたり、これら
の問題を解決するための提案や試みがなされている。そ
のうち最も成功したものは、ミラー・ファセットを、パ
ッシベーション層でコーティングして、デバイスの耐用
期間中、ミラー表面を汚染から保護することである。
これらの研究の一部は、パッシベーション技術及び現在
の最新技術を示すもので、下記の報文(7)上記されて
いる。
Y、 Shima et al、、rGaAs−GaA
flAsDHレーザの劣化に対するファセット・コーテ
ィングの影響(Effect of facet co
atings on thedegradation 
characteristics of GaAs−G
aA、IIAsDH1asers)J 1App1. 
 Phys、  L13tt、s  V o l 、 
 31、No、9 (1977年11月1日)、pp。
625〜627は、おそらく最初にAQGaAsレーザ
の劣化に対するファセット・コーティングの影響につい
て論じたものである。この論文の筆者は、へき開したミ
ラーを5i02またはAf120aで被覆することによ
り、劣化速度を遅<シ、出力を最大にするという改良を
行なった。Au203については、光出力2mW/μm
で、約−0,001/hの最適な劣化速度を得ている。
T、 Furuse et al、、r (AflGa
)AsDHレーザ・ファセットの絶縁炭素コーティング
(Insulating carbon coatin
g on (AQGa) AsDHlaser−fac
ets) J N Appl、 Phys、 Lett
、1V o l 。
44、No、4 (1978年8月15日)、pp。
317〜318には、カーボン・コーティングの適用に
よる劣化速度の改善について報告されている。この論文
の筆者は、6000時間以上にわたって、4mWの安定
なレーザ動作を得ている。
H,Nam1zaki et al、、rファセットの
コーティングにSi3N4プラズマ付着を利用したGa
As−GaAQAs  TJSレーザの高電力密度、単
一モード動作(High−power−density
 single−modeoperation of 
GaAs−GaAQAs TJS lasersuti
lizing Si3N+ plasma depos
ition for facetcoating) J
 、J、 Appl、 Phys、、50(5)(19
79年5月)、pp、3743〜3745には、ミラー
表面へのSi3N4プラズマ付着を利用したレーザ・ダ
イオード・ファセットのコーティング法が記載されてい
る。4mW/μmで10oo時間使用した後も、動作電
流はわずかじか変化、しなかったことが分かったが、実
際の数字は報告されていない。
F、 Kappeler et al9、r 800 
n mGaAQAs/GaAs酸化物ストライプ・レー
ザのパルス性能及び安定性(Pu lsed−powe
rperformance and 5tabilit
y of 800nm GaA、llAs/GaAs 
oxide−stripelasers) J N I
EE Proc、 1V 。
 9− 1.129.1)t、1、No、6 (1982年12
月)、pp、25e〜261は、パルス電力(犬態での
A見G a A s / G a A sレーザの実験
結果及び理論研究について報告している。この論文の筆
者は、Au203でコーティングしたミラーを使用し、
アルゴン・イオン・スパッタリングを、パッシベーショ
ン層の付着前に、ミラー・ファセットを予備洗浄するた
めに適用している。この方法によっても、最大出力の実
質的な改善は行なわれず、事実高エネルギーのスパッタ
リングにより、表面の欠陥を生じ、逆効果があるように
見られる。
P、Tihanyi et al、、(A Q G a
 ) A sレーザ・ファセットからの汚染物質の反応
性外部拡散(Reactive outdiffusi
on of contaminants from(A
fiGa)As 1aser facet) J N 
Appl、 Phys。
Lett、、Vo 1.42、No、 4 (1983
年2月15日)、pp、313〜315には、ミラー表
面の予備洗浄のための別の研究が記載されている。この
方法は、空気でへき関したファセット上に、直接薄い金
属11皮膜を付着させるもので、10 AQのゲッタ効果による表面の汚染の大部分を防止する
とされてb:するが、レーザの性能に関するデータは示
されていない。
J、C,Connolly at al、、r宇宙通信
用高出力0゜87ミクロン・チャネル基板プレーナ・レ
ーザ(旧gh−power ’0.87 m1cron
 Channel 5ubstratePlanar 
 La5ers  for  5pacaborne 
 Co+u+unications)J  5SPIE
  885自由空間レーザ通信技術(Free−Spa
ce La5er Communication Te
chnologies) s 1988年、pp、12
4〜130には、最新技術の高性能AjlGaAsレー
ザが示されている。この報文は、現在までに知られてい
る最良のレーザの1つに関するものである。パッジベー
ジロンは、最適化したAQ203付着技術により行なわ
れ、デバイスは、破局的光学故障が発生する2 00 
m’W付近までシングル・モード運転が可能である。5
0mW(50%デユーティ・サイクル)及び室温での寿
命試験で、デバイスを5000時間以上使用したが、駆
動電流に変化を生じなかった。これより高い出力レベル
(ただし200mW・未満)については、寿命に関する
データは報告されていない。
現在判明しそいる範−では、高性能レーザは、製造も報
告もされておらず、まだ下記のようないくつかの欠点が
解決されていない。
・200mWを超える連続動作出力は、長期にわたって
はまだ不可能である。
・連続出力的60mWで使用した場合、得られる最低の
劣化速度は、毎時10−%ないし10−6で、デバイス
の寿命はまだ限定されている。
・デバイスは、「バーンイン」期間があり、この間の出
力は、約100時間の動作時間後の、遅い劣化期間に達
するまでは、かなり減少する。
上記に引用した文献に示すように、ミラー表面のバッシ
ベーシーンのため、いくつかの方法が提案されている。
しかし、優れた結果が得られる下記に説明する方法に用
いられる、層がSiで、上記厚いミラー表面にバッジベ
ージロン層をその場で付着させる方法について開示また
は示唆した文献は知られていない。
また、ミラーのパッジベージ1ン用に、各種の材料が提
案されているが、本発明により得られる改良をもたらす
S 11G eまたはsbの使用について述べた文献は
知られていない。他のGaAs技術によるデバイスの製
造及び設計にSiを使用することが、これまでに提案さ
れていないことは意外なことである。−例は、S、Ti
wary et al、、「ビンのないGaAs  M
OSキャパシタ及びトランジスタ(Unpinned 
GaAs MOS Capacitors andTr
ansistors) J 11EE2 Electr
on Device LetterssVol、9、N
o、9 (19B8年9月)、pl)−488〜490
に開示されたもので、この方法は中間の工程で、極めて
薄いMBE成長のSi層を、GaAs )ランジスタの
チャネルの表面に付着させ、次の化学5i02付着工程
で、MOSデバイスを正しく動作させるために、Si層
を酸化皮膜まで除去するものである。
C0発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、高出力、長寿命、高性能のダイオード
・レーザを提供することにある。
13− 本発明の目的には、レーザ・ミラーの汚染を効果的に防
止することにより、デバイスの早期の劣化を避けるため
のバッジベージロン層の付着方法を提供することも含ま
れる。
本・発明の目的には、ミラーの劣化を効果的に防止する
ことにより、高出力、高信頼性のデバイスを得るために
、ミラー・ファセットにバッジベージロン層を存するダ
イオード・レーザ構造を提供することも含まれる。
00課題を解決するための手段 本発明は、これ等の目的を達成し、周知のレーザ・ダイ
オード製造技術の欠点を解決することを意図したもので
ある。本発明の方法により、層がSiで、上記厚いミラ
ー・ファセットが得られ、その上に連続した絶縁性また
は低導電性のバッジベージロン層を「その場で」設ける
ことが可能で、このパッジベージ17層は、ミラー・フ
ァセット・インタフェースと反応する物質の拡散を防止
するもので、この物質、それ自身ミラー材料と反応しな
いもので、酸素を含有しないものである。好ましい実施
14− 例では、Slが用いられている。他の適当な材料にはG
e及びsbがある。
本発明の方法は、半導体レーザ・ダイオードの製造中に
、ミラーのパッジベージ1ンを行なうもので、(1)層
がSiで、上記厚いミラー・ファセットを設け、(2)
半導体と反応する物質の拡散の障壁として機能し、それ
自体がミラーの表面と反応しない材料からなる、絶縁性
または低導電性のパッジベージリフ層をその場で形成す
る、2つの重要な工程を有する。
層がSiで、上記厚いミラーの表面は、初期汚染が生じ
ない環境でへき開を行なうか、または空気中でへき開も
しくはミラー・エツチングを行なった後、ミラー表面を
洗浄することにより得られる。パッジベージロン層は、
5i1Geまたはsbからなる。
E、実施例 本発明について詳細に説明する前に、本発明の目的及び
概念について、これまでの方法及び装置における経験及
び問題点を参照して、簡単に概説する。
AΩGaAs (または他の第■族と第V族との化合物
)レーザ・ダイオードの製造工程での重要なステップは
ミラーの形成で、従来はへき開により、現在ではエツチ
ングも使用した後、パッジベージロンを行なって形成す
る。標準の方法は、レーザ・パー(すなわちレーザの導
波管を形成する層化構造)を空気中でへき関し、これを
すみやかに真空システム中に移して、ミラー・ファセッ
ト上に保護パッシベーシ−ン層を付着させる。この層の
役割は、(1)ミラー表面を腐食から保護し、(2)結
晶欠陥による電気的な表面トラップの数を減少させるこ
とである。これらの効果はいずれも、ミラーの劣化を生
じ、最終的にはファセットの過熱と、デバイスの修正で
きない致命的な故障の原因となるレーザ動作中のエネル
ギーの逸散を防止すると考えられている。パッジベージ
ロン層の使用にもかかわらず、現在のレーザの寿命は、
これらの劣化機構によりまだ限定されている。レーザに
供給する電流を一定にして記録した、代表的な光出力と
作動時間の関係を示す図では、最初の急速な減少(いわ
ゆる「バーンイン」相)と、はぼ一定の勾配の、これよ
り劣化速度の低い通常長い相が見られる。
上述のように、パッジベージロン層の役割は、レーザの
動作中に、周囲の雰囲気とAQGaAsとの相互作用を
防止することである。しかし、ミラーが空気に露出され
るため、パッジベージロン層を設ける時に、ミラーの表
面に既に存在する物質に対する保護は行なわれていない
。AQGaAsとコーティングとの界面の汚染は避けら
れないが、本発明の方法によれば、これが防止される。
したがって、本発明の第1の重要な点は、層がSiで、
上記厚いミラー・ファセットを提供し、レーザがまだ同
じ雰囲気中にあるうちに、もちろん表面汚染がないうち
に、パッシベーション層を設けることである。
へき開したミラー・デバイスでは、これはへき聞役、保
護層を「その場で」たとえば、基本圧力が十分に低い真
空システムで付着させることにより行なう。
 17− エツチングしたレーザ・デバイスの場合も、同じ原理が
適用される。エツチングしたミラー・ファセットは、必
要な場合、へき開工程後、層がSiで、上記厚い表面を
得るために、その場で保護層をコーティングする。
付着させた保護層は、最終のパッジベージロン層であっ
ても、異なる環境内でさらに厚い皮膜を付着させるまで
の間だけ、AJIGaAsの表面を保護する薄い層であ
ってもよい。
第2の重要な点は、パッジベージロンのための適切な材
料の選択である。さまざまな、一部未知の理由により、
現在使用されている材料、主としてS i 02及びA
l120aでは、レーザの所望の性能が得られない。こ
の点が何らかの基本的な考慮と広範な試験を必要とした
パッジベージロン層は、AQGaAsと反応する物質の
拡散に対する障壁として機能するものであり、もちろん
それ自体がミラーの材料と反応してはならない。A Q
 z G a及びAsは安定な酸化物を生成しないので
、酸素も、OHまたはH208− もレーザ・ミラーの近くの材料に含まれていてはならな
い。したがって、酸化物は無視される。他の必要条件は
、パッジベーン1フ層の導電性が十分に低く、ミラー・
ファセットを通る顕著な電流を避けることである。この
ため、層がきわめて薄くない限り、金属等の導電性が高
い材料は除外される。一方、材料はピンホールや網孔の
ない連続層でなければならない。
行なった試験では、最良の結果はSiを使用した場合に
得られたが、最初の実験では、Ge及びsbもパッジベ
ージ日ン材料として適していることが分かった。
次に、本発明の方法の一例として、へき開したミラー・
ファセット上にパッシベーション層を付着させる方法に
ついて詳細に説明する。
最初に、レーザ・バーを製作する。すなわち、両端をミ
ラー・ファセットに接続した場合に、レーザ・キャビテ
ィとして機能する導波管を形成する、エピタキシャル成
長させた層構造を製作する。このようなバーの構造は、
第1図に概略を示すようなもので、C,ハーダー他(C
,)larder et al、 )、「高出力リッジ
導波AQGaAs  GRINSCHレーザ・ダイオー
ド(High−Power Ridge−Wavegu
ide AJIGaAs GRIHSCHLa5er 
Diode) J、Electronics Lett
erslVo l 、  22% No、  20 (
1986年9月25日)、1)1)、1081〜108
2(7)上記された論文と同じもので、同じ方法を用い
て製作したものでよい。
下記に層化構造10を製作する工程について簡単に説明
する。
n+にドーピングしたGaAs基板11上に、たとえば
分子線エピタキ(MBE)により、層を成長させる。最
初に、n型にドーピングしたGaAsバッファ層12を
、基板上に成長させる。次に、これより低い、n型クラ
ッド層13(0,2μmのA flo、taG ao、
ssA s )を成長させる。レーザのコアは、勾配を
つけたn型領域14(0,2BmのAflo、+5G 
ao、j5A sからA Qo、 taG ao、e2
Asへ勾配をつけた)、量子ウェルを形成するドーピン
グしない領域15、及び勾配をつけたp型領域IEi 
(0,2BmのA no、 taG ao、a2A s
からA Qo、45G ao、5sA sへ勾配をつけ
た)カラナル。
次に、上部のクラッド層17 (Afio、4sG a
o、5sAs)を形成した後、チタン・白金・金電極1
9Aが十分にオーム接触するようなドーピング密度を有
する、p十型のGaAS接触層18を形成する。n!!
l!!の基板11の底部に、もう1つのオーム接点19
Bをゲルマニウム、金及びニッケルの合金により形成す
る。
横方向の導波が必要な場合は、金属の接触電極を設ける
前に、構造の上面に幅約5μmのりッジ(第1図参照)
を形成することができる。このリッジは、最初にリッジ
を画定するフォトレジスト・マスクを設け、つぎに露出
した上部層の1ないし2μmの部分を、上部クラッド層
の勾配をつけた部分の上0.2μmまでエツチングして
得る。
その後のレーザ・バー10の処理について、実験装置を
示す第2図の概略図を参照して説明する。
長さ数mmのバー10に、750μmの間隔で2本の刻
線21を書き、へき聞及びミラー形成を行21− なう位置を画定する。これを、第2A図に示すように、
キャリア20に取り付ける。バー10は、後の処理工程
中、弱い圧力を与えて(図示されていない機構により)
、バーを定位置に固定する上部部材22と下部部材23
の間に保持する。
次に、レーザ・バーを取り付けたキャリア20を、第2
B図に示すよ・うに、′真空システム24中に置く。シ
ステム24は、UHvチェンバからなる。これは簡単の
ため、外壁のみ示し、入口、出口、電気配線等は省略し
である。チェンバ内で、キャリア20はチェンバ外から
機械的に操作できるように配置する。たとえば、矢印2
6で示すように、水平軸を中心として回転できるように
する。
チェンバにはまた、真空チェンバの中でチップ29を機
械的に動かす、金属のベローズ28を貫通してチェンバ
に入るレバーすなわち「ウォブル・スティック」27も
取り付けである。図示したレバー27とバー10の相対
位置にあるとき、矢印30で示すように、レバーの外部
アームを右に動かすと、チップ29がレーザ・バー10
の上端に2− 力を与える。
チェンバ25には、Si付着のための電子線蒸着源31
と、電子線蒸着中に付着した層の厚みを監視するのに適
した水晶発振器32が設けである。
真空システム、蒸着源、及び水晶発振器の動作について
は、周知であるため詳細説明は行なわない。
参照文献として、L、1.マイセル(L、I。
Maissel)、R,ブラング(R,Glang)編
、「薄膜技術ハンドブック(Handbook of 
Th1n FilmTechnology) J 、マ
グロウヒル(McGrav−旧11)刊、1970年が
ある。
第2B図に示したシステムによる、へき聞及びパッジベ
ージロンに必要な工程は下記のとおりである。
一レーザ・バー10を取り付けたキャリア20をチェン
バ25の中に置き、チェンバの圧力を約5、X1O−8
Paに減圧する。その後の処理は室温で行なう。
一チェンバの外に延びているレバー27の端部ヲ右に動
かすと、レーザ・バー10の上端近くにあるチップ29
が左に動き、バーのその端部が刻線21で切断され、こ
れにより第1のミラー・ファセットが形成される。
一キャリア20を、水平軸を中心として180゜回転し
て、同じ処理を繰り返すと、刻線でレーザ・バーの第2
の端部が切断され、第2のミラー・ファセットを形成す
る。
一次に、電子線蒸着源31を始動して、蒸着源に向いた
露出したミラー・ファセットの上に、非晶質のシリコン
層を付着させる。蒸着工程は、水晶発振器32で監視し
た層の厚みが所望の値、たとえば20nmに達した時に
終了する。電子加速電圧□を調節して、蒸着速度を、付
着工程が約1分間行なわれるように設定する。
−キャリア20を再び180”回転させて、同じ蒸着工
程を繰り返すと、第2のミラー・ファセット上にシリコ
ン層が付着する。
この最後の工程により、パッジベージロン・コーティン
グが完了し、パッケージングの後、レーザ・エレメント
が使用可能になる。
第3図は上記に説明した工程により形成したレーザ(曲
線35)、すなわち厚み20nmのSiバッジベージe
ン層を有するレーザと、従来のAA203をコーティン
グしたレーザ(曲線36)について、デバイスの動作時
間とともに、レーザ出力が劣化する杖況を示す。
曲線35は、Siパッジベージeン層について、一定の
レーザ電流(188mA)を、室温で500時間与えた
場合に得られる出力を示す。同じ図で、曲線36は、S
iパッジベージロン層の代すに、従来のAQ203コー
ティングを行なった以外は、実質的に同一のレーザの測
定値を示す。
図は最初の連続使用500時間のデバイスの挙動を示す
。曲線35の示すStココ−ィングのデバイスが優れて
いることは明らかで、(1)実質的にバーンイン期間が
なく、すなわちレーザは製造後ただちに使用でき、(2
)測定した劣化速度は、8.4X10−’/hと低い。
動作時間5000時間以上連続して試験を行なった後も
、劣化速度はほとんど同じレベルであった。
25− 特に、高出力のデバイスでは、Si皮膜の厚みをたとえ
ばlnmに減少させることが有益であることが分かった
が、この場合、5i−3N4などの厚い保護コーティン
グが必要である。
このようなレー、ザでは、第4図の光出力耐動作時間の
図からも分かるように、きわめて高い光出力が得られる
。曲線41は、1nmのSiと140nmのS i3N
4パッシベーション・コーティングを有する5μmリッ
ジGRINSCHレーザ(上記に引用したC、ハーダー
の論文(7)上記された)の性能を示す。測定可能な劣
化なしに5.3゜0時間以上にわたって、300mWの
出力が維持されている。
同図で、曲線42及び43は、同一のウェハ上に形成し
た、パッジベージロンがその場で付着させたSiを含む
以外は、曲線41のものと同じ2つのレーザ・デバイス
を示す。これらをレーザ電流を与えて作動させると、最
初は220及び180mWの光出力が得られるが、急激
に劣化し、短時間のうちに致命的な損傷が生じる。
6 − この比較は、その場でSiパッシベーシーン層を付着さ
せたデバイスの「出力」が優れていることを示す。すな
わち、これらは長時間300mW以上の連続動作が可能
であるが、従来のデバイスの出力の上限は、150mW
をはるかに下回っている。
最初の実験により、Siの代りにGeまたはsb層で保
護したミラーを有するレーザも、これらの層を層がSi
で、上記厚いミラー・ファセット上に付着させると、S
iパッジベージ騨ン層に匹敵する劣化挙動を示すことが
分かった。
新シいSiパッシベーションの概念の適用は、へき関し
たミラー・、デバイスに限定されず、層がSiで、上記
厚い化学量論的ミラー表面を保護することが可能である
。たとえば、水処理と試験が十分にできるため、重要に
なりつつある乾式エツチングを行なったミラー・レーザ
は、水上で形成したすべてのデバイスに同時に、パッシ
ベーション・コーティングを行なうことができる。
本発明の方法によりSiパッシベーション・コーティン
グを有する、高出力のエツチングしたミラー・レーザを
製作する工程は、下記のステップから構成される。
基本の層化レーザ構造(上記に引用したC、ハーダーの
論文(7)上記の)の製作、 乾式エツチングによるミラー・ファセット(欧州特許出
願箱88.810E313.5号明細書(7)上記の)
形成、 エツチング工程の残差を除去するための、たとえば、8
00vで、0.4Paの圧力で、窒素/水素イオンによ
り、エツチングしたファセットをスパッタ洗浄した後、
アニーリングにより表面の欠陥を除去、 その場での電子線蒸着、すなわち、システムの真空を保
らたままで1nmのStパッジベージ日ノン皮膜形成、
及び レーザ導波管の両端のミラー上に、異なる厚みのSi3
N4皮膜のスパッタ付着による、それぞれ反射率の高い
コーティングと、反射率の低いコーティングの形成。
本発明をへき開またはエツチングによるミラーを有する
特定のAJIGaAsリッジ・ダイオード・レーザの製
作への適用について、詳細に説明した。
しかし、本発明は他のレーザ・ダイオード構造、及びA
QGaAs以外の化合物半導体からなるデバイスにも同
様に適用可能である。また、工程及びデバイス・パラメ
ータは、上記のものと異なるものでもよい。たとえば、
Si層をMBE法を用いてエピタキシャル成長させて、
非晶質ではなく結晶性とし、ミラー表面に最初に付着さ
せたSi(またはGe、Sb)層の上にさらに、または
異なる(Si3N、以外の)コーティングを付着させた
ものでもよい。
本発明の主要な点を下記に要約する。
へき開によるものも、エツチングしたミラー表面の洗浄
によるものも、層がSiで、上記厚いミラー表面の形成
工程、及びその後のミラーのパッジベージロンは、その
場で、ミラーの汚染を生じない環境で行なわれる。
パッシベーション層は、連続した絶縁性または29 低導電性のもので、ミラー表面と反応する物質の障壁と
なり、それ自体がミラーの材料と反応しないものでなけ
ればならない。適当なパッジベージ日ソ材料は、Sis
 Ges及びsbである。
説明した方法により製作したレーザ・ダイオード・デバ
イスは、「バーンイン」期間の影響を受けに<<、寿命
が著しく改善され、多くの用途で最も必要な、室温で3
00mW以上の、増大した出力レベルで連続使用が可能
である。
F0発明の効果 本発明の主要な利点は、本発明の方法により製作した半
導体レーザ・ダイオードが、かなり改善された劣化特性
を示し、信頼性に優れ、したがって、長寿命の、出力の
極めて高いレーザが得られ、さらに、これらのレーザは
、作動中は、初期の、劣化の速い「バーンイン」期間が
ないことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により、層がSiで、上記厚いミラー
を形成した後、その場でパッシベーションを行なう方法
が適用できるリッジGRINSCH構造から30− なるレーザ・バーの斜視図である。 第2A図は、真空チェンバ中で処理した場合のレーザ・
バーを支持するキャリア装置の斜視図である。 第2B図は、層がSiで、上記厚いミラー・ファセット
を形成し、バッジベージはンを行なう真空チェンバの概
略図である。 第3図は、(1)20nmのSiパ、シベーシ。 ン層と、(2)従来のAQ203コーティングを有する
、へき開したミラー・レーザ電流低下曲線を示す。 第4図は、lnmのSiパッジベージeンに、Si3N
4保護コーティングを追加した、へき関したミラー・レ
ーザの光出力と動作時間(約300mWの電力レベルに
おける)を示す図で、従来の5iaN+をコーティング
したデバイス(上記より低い電力レベルで作動し、破壊
する)の曲線と比較したものである。 10・・・・層化構造、11・・・・GaAs基板、1
2・・・・GaAsバッファ層、13・・・・クラッド
層、エフ・・・・上部クラッド層、18・・・・GaA
s接触層、19A、19B・・・・接点。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体レーザ・ダイオードのミラー・パッシベー
    ションを行なう方法において、 レーザ・ダイオードの活性導波管を形成する層化半導体
    構造を形成し、 上記層化構造を処理して、上記活性導波管の端部にレー
    ザ・ダイオードのキャビティの長さを決定する、汚染の
    ないミラー・ファセットを形成し、上記の汚染のないミ
    ラー・ファセット上に、ネパッシベーション層をその場
    で付着させ、 上記のパッシベーション層は、連続し、ピンホールがな
    く、ミラー・ファセットを電流が流れるのを防止するた
    め、絶縁性または低導電性であり、(a)ミラー・ファ
    セット・インタフェースを反応する物質の拡散を防止し
    、 (b)それ自体がミラー・ファセット・インタフェース
    と反応せず、 (c)酸素を含有しない 材料で形成されることを特徴とする前記の方法。
  2. (2)上記のパッシベーション層が、シリコン、ゲルマ
    ニウム及びアンチモンからなる群から選択した材料で構
    成されることを特徴とする、請求項(1)に記載の方法
  3. (3)上記のパッシベーション層が、シリコンで構成さ
    れることを特徴とする、請求項(2)に記載の方法。
  4. (4)上記のパッシベーション層が、非晶質シリコンで
    構成されることを特徴とする、請求項(3)に記載の方
    法。
  5. (5)上記のパッシベーション層の厚さが、10ないし
    100nmであることを特徴とする、請求項(1)に記
    載の方法。
  6. (6)上記のパッシベーション層が、厚さ0.5ないし
    5nmの薄い第1の層と、厚さ100nm以上の異なる
    材料の厚い層からなることを特徴とする、請求項(1)
    に記載の方法。
  7. (7)上記の薄い第1の層がSiで、上記厚い層がSi
    _3N_4からなることを特徴とする、請求項(6)に
    記載の方法。
  8. (8)上記の汚染のないミラー・ファセットが、上記の
    層化構造を、ファセットを汚染しない環境中でへき開さ
    せて得られることを特徴とする、請求項(1)に記載の
    方法。
  9. (9)へき開を行なう環境中にまだレーザ・ダイオード
    があるうちに、上記のパッシベーション層をへき開させ
    た汚染のないミラー・ファセット上に付着させることを
    特徴とする、請求項(8)に記載の方法。
  10. (10)上記の環境は、圧力が10^−^6Pa.e.
    の真空であることを特徴とする、請求項(8)または請
    求項(9)に記載の方法。
  11. (11)上記の汚染のないミラー・ファセットが、乾式
    エッチングの後、上記の層化構造を、ファセットを汚染
    しない環境中でプラズマ・クリーニングを用いて得られ
    ることを特徴とする、請求項(1)に記載の方法。
  12. (12)プラズマ・クリーニングを行なう環境中にまだ
    レーザ・ダイオードがあるうちに、上記のパッシベーシ
    ョン層をクリーニングを行なった汚染のないミラー・フ
    ァセット上に付着させることを特徴とする、請求項(1
    1)に記載の方法。
  13. (13)上記の汚染のないミラー・ファセットが、乾式
    エッチングにより得られ、エッチングを行なう環境中に
    まだレーザ・ダイオードがあるうちに、上記のパッシベ
    ーション層をエッチングを行なった汚染のないミラー・
    ファセット上に付着させることを特徴とする、請求項(
    1)に記載の方法。
  14. (14)上記のプラズマ・クリーニングの後、クリーリ
    ングを行ない、ファセット表面の欠陥を除去することを
    特徴とする、請求項(11)に記載の方法。
  15. (15)ミラー・ファセットが、 化合物半導体と反応する物質の拡散を防止し、それ自体
    が化合物インタフェースと反応せず、酸素を含有しない 連続した絶縁性または低導電性の材料でコーティングさ
    れたことを特徴とする半導体レーザ・ダイオード。
  16. (16)上記のパッシベーション層が、シリコン、ゲル
    マニウム及びアンチモンからなる群から選択した材料で
    構成されることを特徴とする、請求項(15)に記載の
    レーザ・ダイオード。
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