JPH0310237Y2 - - Google Patents

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JPH0310237Y2
JPH0310237Y2 JP15634883U JP15634883U JPH0310237Y2 JP H0310237 Y2 JPH0310237 Y2 JP H0310237Y2 JP 15634883 U JP15634883 U JP 15634883U JP 15634883 U JP15634883 U JP 15634883U JP H0310237 Y2 JPH0310237 Y2 JP H0310237Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トンネル等の掘削面を支保する鉄筋
組立支保工に係り、更に詳しくは三本若しくは四
本の主筋に対して補助筋を立体トラス状に形成し
た鉄筋組立支保工の構造に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来、トンネル等の掘削面に沿設される支保工
は、U形鋼やH型鋼から構成され、これら支保工
間に溶接金網を張設して地山の掘削面上にコンク
リートを吹き付けていた。これ等型鋼材による支
保工は掘削面前面に型鋼材が沿設されているた
め、型鋼材の背面ではコンクリートを吹き付ける
ことが出来なかつたので支保工としての機能が十
分発揮され得なかつた。
〔考案の技術的背景〕
一方、上記型鋼による支保工は重量が大きい為
搬入、組立、沿設の際の施工が簡単でなく、又近
年ではトンネルの施工法がNATMに変わりつつ
ある為、支保工自体の強度がそれほど必要とされ
なくなつた。
すなわち、U型鋼やH型鋼等の鋼製支保工より
も強度的に小さいもので十分賄いきれる現状とな
つてきた。
〔考案の概要〕
本考案は、上記した問題点並びに状況に基づき
考案されたもので、支保工の背面にも吹付けコン
クリートが容易に吹き付けされて支保工と吹付け
コンクリートが一体的となり、しかも軽量に構成
して搬入、組立、沿設が簡易に行なえることを目
的とし、この目的を達成する為、略三角形状又は
略台形状を成す複数の補助筋を所定の間隔に配置
し、この補助筋の各内隅部に三本又は四本の主筋
を架け渡したものであり、隣接する一対の補助筋
により補助筋体を形成するとともに、前記主筋上
で両補助筋の頂部を相互に近づけて側面視略ハ形
又は∧形に補助筋体を形成したものである。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の鉄筋組立支保工の構
造について詳細に説明する。
第1図乃至第3図は、本考案に係る鉄筋組立支
保工のうち、4本の主筋から構成され、しかもそ
の主筋に設けられる補助筋が略台形状を成すもの
である。
すなわち、第1図の側面図で示すように、鉄筋
支保工1は所定の間隔で配置された補助筋3,3
…の内隅部に主筋2,2,2,2が平行に架設さ
れている。補助筋3,3…は第2図の平面図、及
び第3図の正面図で示すように略台形状を成して
いる。これら隣接する一対の補助筋3,3の各頂
部31,31を相互に近づけることで補助筋体4
を構成する。
上記の様に構成された補助筋体4は側面視略ハ
形を成す(第1図参照)。一方一対の補助筋3,
3の頂部31,31が接近すれば、それとは反対
に、他の(隣の)補助筋体4との間に於いて隣接
する補助筋3,3の底部32,32が近づいた状
態となる。すなわち、第1図で示される様に補助
筋3,3…は主筋2,2,2,2に対して立体的
なトラス組を形成することになる。
第4図乃至第6図は、略三角形状を成す複数の
補助筋3,3…に3本の主筋2,2,2を架け渡
した他の実施例である。
すなわち、第4図の側面図で示す様に、各補助
筋3,3…の内隅部に主筋2,2,2を架け渡し
て鉄筋組立支保工を形成する。
補助筋3は第5図の平面図及び第6図の正面図
で示す様に略三角形状を成している。しかも第1
図乃至第3図で説明した略台形状の補助筋と同様
に、略三角形状の補助筋3,3の頂部31,31
相互を近づけて補助筋体4として構成される。こ
の補助筋体4では、上記同様隣接する他の補助筋
体4との間において補助筋3,3の底部32,3
2が接近した状態になり、主筋2,2,2に対し
て補助筋3,3…は側面視略∧形のトラス組を構
成した状態となる。主筋2,2…が3本でも4本
の場合でも、いずれも支保工全体形状としては幾
何学的な立体形状を呈し、支保工の正面、側面か
ら容易に吹付けコンクリートを吹き付けできる構
造となつている。
これら主筋2,2…と補助筋3,3…は一般の
鋼棒材や鋼管が用いられ、主筋2と補助筋3とは
溶接等の手段によつて結合される。
次にトンネル掘削面に建込み、吹付けコンクリ
ートを施工する場合について説明する。
第7図は、地山5の掘削面51に沿つて本考案
に係る鉄筋組立支保工1を建込んだ状態の側面図
である。
この鉄筋組立支保工1は、トンネル中心軸方向
の所要スパン毎に沿設されるもので、その背面部
には鉄筋と横筋とで組まれた溶接金網6が張設さ
れている。
第8図は、上記第7図に於ける鉄筋組立支保工
1の正面図である。
この様に掘削面51の所要スパン毎に沿設され
た鉄筋組立支保工1は、鉛直荷重に対しては主筋
2,2,2,2の有効断面の大きさによつて支持
し、又掘削面51から受ける側圧に対しては主筋
2と補助筋3,3…が成すトラス構成によつてそ
の曲げ応力を受け持ち高い剛性を有する。
次に掘削面51に吹付コンクリートを吹き付け
る場合は、第8図の正面図で示す様に本考案の鉄
筋組立支保工1は補助筋3,3…が主筋2,2,
2,2に対して立体トラス組みとなつているの
で、該主筋組立支保工1の正面及び側面いずれか
らも吹付けノズル(図示せず)を挿入し易く、し
かも支保工1の背面は2本の主筋とそれに対して
直角方向に補助筋3の底部33が存在する丈で、
それ以外に吹付けコンクリートを遮蔽するものが
存在しない。
よつて、特別な工夫を要しなくとも吹付けコン
クリートは鉄筋組立支保工1の背面部にも十分吹
き付けられる。
すなわち、鉄筋組立支保工1と吹付けコンクリ
ートは一体的に固着され、しかも掘削面51前面
は均一な吹付け厚の吹付けコンクリート層が構成
されることになる。
尚、以上は直立柱状の鉄筋組立支保工1は以つ
て説明したが、例えばトンネルの頂部、所謂アー
チ部においては従来からの鋼アーチ支保工の代わ
りに本考案の鉄筋組立支保工1をその曲面に合わ
せた形に構成し、直立柱状の鉄筋組立支保工と組
合わせてトンネルの支保工として用いることも可
能である。この時、アーチ型の支保工と直立柱状
の支保工との結合は各主筋2,2…の端部にプレ
ート状の接合ブラケツトを取付け、この接合ブラ
ケツトを付き合わせて両ブラケツトを楔杆等によ
つて楔着する形式等が採用される。
〔考案の効果〕
以上の様に本考案に係る鉄筋組立支保工を用い
れば、吹付けコンクリートと一体的に固着され、
支保工としての強度を低減させることがない。
更に掘削面全体にムラのない均一な吹付け厚を
有する吹付けコンクリート層を形勢することが出
来るとともに、軽量化が図られているので、搬入
や組立、沿設が極めて容易となる。
又鉄筋や鋼管が主な構成部材なので型鋼材と比
較して部材費が廉価なので埋め殺し支保工として
用いても施工コストに大きな影響を与えることが
ない等、極めて技術的にも経済的にも効果が大き
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、主筋を4本用いて構成された本考案
に係る鉄筋組立支保工の側面図、第2図は、同鉄
筋組立支保工の平面図、第3図は、同鉄筋組立支
保工の正面図、第4図は、主筋を3本用いて構成
された他の鉄筋組立支保工の側面図、第5図は、
同平面図、第6図は、同正面図、第7図は、鉄筋
組立支保工に溶接金網を取付けて掘削面に沿設し
た状態を示す側面図、第8図は、第7図に於ける
状態の正面図である。 1……鉄筋組立支保工、2……主筋、3……補
助筋、31……頂部、32……底部、4……補助
筋体、6……溶接金網。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 略三角形状又は略台形状を成す複数の補助筋を
    所定の間隔で配置し、 該補助筋の各内隅部に三本又は四本の主筋を架
    け渡して形成された鉄筋組立支保工であつて、 前記隣接する一対の補助筋により補助筋体を構
    成し、 この補助筋体を、前記主筋上で両補助筋の頂部
    を相互に近づけて側面視略ハ形又は同∧形に形成
    したことを特徴とする鉄筋組立支保工の構造。
JP15634883U 1983-10-07 1983-10-07 鉄筋組立支保工の構造 Granted JPS6066796U (ja)

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JP15634883U JPS6066796U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 鉄筋組立支保工の構造

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JPS6066796U JPS6066796U (ja) 1985-05-11
JPH0310237Y2 true JPH0310237Y2 (ja) 1991-03-13

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