JPH0310565Y2 - - Google Patents

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JPH0310565Y2
JPH0310565Y2 JP11572886U JP11572886U JPH0310565Y2 JP H0310565 Y2 JPH0310565 Y2 JP H0310565Y2 JP 11572886 U JP11572886 U JP 11572886U JP 11572886 U JP11572886 U JP 11572886U JP H0310565 Y2 JPH0310565 Y2 JP H0310565Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、平行リンク式アームスタンドのリ
ンク構造に関する。
〔背景技術〕
たとえば、病院用のベツドライトや学習机用の
電源スタンド等には、第9図にみる平行リンク式
(平行クランク機構式)のものが多く用いられて
いる。
このアームスタンドは、アーム差込パイプ1を
備えた下部ヒンジ2と、中間ヒンジ3と、上部ヒ
ンジ4を備えている。これら3つのヒンジ2,
3,4間には、下部アーム5と上部アーム6がそ
れぞれ平行リンク(平行クランク機構)式のもの
として配備されている。前記アームスタンドは、
病院のベツドなどに固定されるスタンド支持台に
アーム差込パイプ1を差し込んで設置されるよう
になつている。灯具7は、下部ヒンジ4から突出
する灯具取付パイプ8に取り付けられているとと
もに、この灯具7は、各ヒンジ2,3,4に設け
られた角度調節用つまみ9を弛め、両アーム5,
6または一方のアームを平行運動させることによ
つて目的とする位置に自由にもつてくることがで
きるようになつている。その動きをバランスをも
つて行うために引張ばね機構10が設けられてい
る。灯具7の固定は、角度調節用つまみ9を回し
てロツクすることによつてなされるものである。
両アーム5,6はそれぞれ第1、第2リンク1
1,12からなつているが、その一方、たとえ
ば、第2リンク12を例にとつてみると、第10
図にみるように、同リンク12は、左右1対の別
体の板片70,70を1組として構成されてい
る。両板片70,70は、その各両端に軸挿通部
71を備えているとともに、軸挿通部71の中央
に軸挿通孔72を備えている。両軸挿通部71間
には、スペーサパイプ73が別体として設けら
れ、一方の下部ヒンジプレート74および中間ヒ
ンジプレート75に通された支点軸76が一方の
板片70の軸挿通孔72とスペーサパイプ73を
通つて他方の板片70の軸挿通孔72から他方の
下部および中間ヒンジプレート74,75に通さ
れるようになつている。
このように1対の板片70,70を1組とする
リンクは、その間に引張ばね機構10を通す必要
から間隔をおいて構成されるのであるが、上記の
ように、リンク部材(板片)を左右別体に構成し
ておくと、スペーサパイプ73も同時に組み込む
必要があること、部品が小さいことなどから組立
が非常に煩わしくなる。しかも、1つのリンク部
材における両軸挿通孔72,72間の間隔Lと、
他のリンク部材における軸挿通孔72,72間の
間隔L′とが、加工上の都合によつて違つてくるこ
ともしばしばある。このように両間隔L,L′が異
なつたものであると、支点軸76上に両軸通孔7
2を合わせにくくなつて組立にくくなり、しか
も、合わせにくいものを強引に合わせて組み立て
ると、あとで平行リンク機構の動きに抵抗が生じ
て灯具7を円滑に動かすことができないことにな
る。また、強引に合わせた側の軸挿通孔72に力
がかかつた軸挿通部71に応力が集中したりする
不都合がある。この応力集中を強度アツプによつ
て対処するため、軸挿通部71の軸挿通孔72の
周囲の幅を大きくして、軸中心から軸挿通部71
の端縁までの強度に関係する寸法Rを大きくとる
こともできるが、あまり大きくすると、第1、第
2リンク11,12からなるアーム全体の幅も大
きくなつて外観が損なわれるといつた問題があ
る。
〔考案の目的〕
前記事情に鑑みて、この考案は、組立が簡単か
つ精度よく行えるとともに、組立後のリンクの動
きに支障が生じないようにし、しかも、リンク全
体を大きくすることなく軸挿通部の強度アツプが
図れるようにした平行リンク式アームスタンドの
リンク構造を提供することを目的としている。
〔考案の開示〕
前記目的を達成するため、この考案にかかる平
行リンク式アームスタンドのリンク構造は、左右
1対の帯長状板片を板面が対向するようにして有
するリンク部材を平行リンク式アームの1つのリ
ンクとして備えてなる平行リンク式アームスタン
ドのリンク構造において、前記両板片が、1枚の
板を折り曲げて一体に形成されているとともに、
その両端部に軸挿通部が一体に形成されているこ
とを特徴とする。
以下に、この考案を、その実施例をあらわした
図面を参照しつつ詳しく説明する。
第1図および第2図は、この考案にかかる平行
リンク式アームスタンドのリンク構造の一例を断
面によつてあらわし、第3図はその模式図を、第
4図はその分解図をあらわしている。これら図に
みるように、アームスタンドは、下部アーム15
と上部アーム16の2本のアームを備えていると
ともに、下部アーム15の下端には下部ヒンジ1
7が、上部アーム16の上端には上部ヒンジ18
が設けられている。上下のアーム15,16は中
間ヒンジ19によつて屈曲自在に連結されてい
る。
下部アーム15は、四角形のパイプによつて形
成された下部第1リンク20と、下部第2リンク
(引張金具板)21からなつている。下部第2リ
ンク21は下部第1リンク20内に通されてい
る。下部ヒンジ17は、1対の下部ヒンジプレー
ト(ヒンジ取付板)22,22と、下部ヒンジカ
バー23を備えている。両下部ヒンジプレート2
2,22間には、アーム差込パイプ(アーム差込
口)、24を有する連結ブロツク25が挟み込ま
れて取付ねじ26によつて締め付けられている。
固定される両下部ヒンジプレート22,22間に
は第1支点軸27が通されて、この第1支点軸2
7によつて前記下部第1リンク20が回動自在と
されている。両下部ヒンジプレート22の外側に
は下部ヒンジカバー23が配備されていて、この
カバー23は角度調節用つまみ28を回すことに
よつて下部ヒンジプレート22を介して下部第1
リンク20の回動を許したりロツクしたりするこ
とができるようになつている。前記両下部ヒンジ
プレート22,22間には支点として第2支点軸
29が通されている。この第2支点軸29は、両
下部第2リンク21の下端を回動自在に支持する
ものとされていて、ここでは、下部第1リンク2
0に設けられた端部切欠30内を第2支点軸29
が通ることにより、下部第1リンク20が回動し
て立ち上がつても、固定の第2支点軸29と回動
する下部第1リンク20が互いに干渉しないよう
になつている。
下部第1リンク20の上端には、中央の端部通
孔31′と、その外周の第2支点軸ガイド溝32
が設けられている。中間ヒンジプレート33,3
3間に通された第1支点軸27は前記端部通孔3
1′に通されているとともに、中間ヒンジプレー
ト33,33間に通された他の第1支点軸27は
上部第1リンク20の端部通孔31に通されてい
る。中間ヒンジプレート33,33間に通された
一方の第2支点軸29は、前記第2支点軸ガイド
溝32内に挿通されてその溝内において摺動でき
るようになつている。中間ヒンジプレート33,
33間に通された他方の第2支点軸29は、上部
第1リンク20の端部切欠30を通して上部第2
リンク21の一端に連結されている。中間ヒンジ
プレート33,33の外側に設けられた中間ヒン
ジカバー23も前記下部アーム15下端の下部ヒ
ンジカバー23と同様の機能をもつている。ま
た、上部ヒンジ18については、中間ヒンジ19
の下部アーム15側部分とほぼ同様の部分を有す
るようにして形成され、その上部ヒンジプレート
34から突出する灯具取付パイプ35に灯具36
が取り付けられるようになつている。そして、下
部アーム15および上部アーム16はそれぞれ平
行リンク機構を構成しているものである。
これら平行リンク機構でなる上・下アーム1
5,16には、前記バランス機構を得るための引
張ばね機構40が各リンク20,21に交差する
ようにして設けられている。
このようになつているアームスタンドにおい
て、前記第2リンク21はつぎのようになつてい
る。つまり、第2リンク21は、第6図にみるよ
うに、左右1対の帯長状のリンク板片41,41
と、両リンク板片41,41の両端間に一体に設
けられている連接部42,42と、各連接部42
の先端に一体となるように巻込状に形成されてい
る軸挿通部43を備えた一体型リンクとして形成
されている。両リンク板片41,41は、間隔W
をもつて互いに対向し合うように折り曲げられて
いるとともに、前記各軸挿通部43は筒状に形成
されてその内周に軸挿通孔44が設けられてい
る。前記第2リンク21は、第1図にみるよう
に、下部ヒンジプレート22に通された第2支点
軸29にその一端の軸挿通部43が連結されてい
るとともに、他端の軸挿通部43は、中間ヒンジ
プレート33に通された他の第2支点軸29に連
結されている。上端の第2支点軸29は、第1リ
ンク20に形成された円弧状の第2支点軸ガイド
溝32に沿つて動くことができるようになつてい
るとともに、下端の第2支点軸29は、第1リン
ク20の下端に形成された端部切欠30内を通る
ようになつている。前記間隔Wは、第6図および
第7図にみるように、コイルばね45とばね端部
パイプ46からなる引張ばね機構40を通すため
のものである。また、引張ばね機構40内には灯
具36に接続されるコード(リード線)48が通
されている。この引張ばね機構40は、第1図に
みるように、下部と中間の各ヒンジプレート2
2,33に通されたばね支軸47,47にその両
端が連結されていて、この一例では、第3図の模
式図にみるように、引張ばね機構40が両リンク
20,21に交差するようになつているので、ば
ね伸び率が大きく得られるものとされている。
前記リンクは、両板片41,41が1枚の板を
折り曲げて一体に形成されているとともに、その
両端部に軸挿通部43が一体に形成されたもので
あるので、従来の両板片とスペーサパイプに相当
するものを一括して簡単かつ確実に組み付けるこ
とができ、組立作業性が向上したものである。ま
た、、前記のように軸挿通部43を含めて一体成
形できるので、従来のように、両板片の取付孔の
ピツチにばらつきが生じるようなことがなく、両
軸挿通孔44の中心間の寸法Lが常に一定に得ら
れて、組付けやすく、リンク構造全体の寸法精度
が向上したものとなり、しかも、平行リンク機構
として抵抗の少ないリンクを提供することができ
るだけでなく、従来のように、一方の板片に応力
が集中したりすることがないものである。さら
に、前記実施例にみるように、軸挿通部43を筒
形としておけば、強度的に強くなるとともに前記
応力の集中がないことと相俟つてリンク板片41
自体の板幅も十分小さくすることができるもので
ある。リンク板片41の幅が小さくなると、それ
を収める第1リンク20の断面サイズも小さくて
済み、これにより、第5図にみるように、スリム
で外観美に優れたアームを提供することができる
ものである。
なお、前記実施例では、2点において屈曲する
アーム形式とされていたが、1点においてあるい
は3点以上において屈曲する形式としてもよい。
また、前記実施例では、第1リンクがパイプとさ
れその内部に第2リンクなどを収めた形式とされ
ていたが、両リンクが露呈するような形式のもの
であつてもよい。前記実施例では、軸挿通部43
が同時一体成形によつて形成されていたが、第8
図にみるように、軸挿通部43を円筒体によつて
別に形成しておき、連接部42に溶接などによつ
て後付けするようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上みてきたように、この考案にかかる平行リ
ンク式アームスタンドのリンク構造は、左右1対
の帯長状板片を板面が対向するようにして有する
リンク部材を平行リンク式アームの1つのリンク
として備えてなる平行リンク式アームスタンドの
リンク構造において、前記両板片が、1枚の板を
折り曲げて一体に形成されているとともに、その
両端部に軸挿通部が一体に形成されていることを
特徴とするので、組立が簡単かつ精度よく行える
とともに、組立後のリンクの動きに支障が生じな
いようにし、しかも、リンク全体を大きくするこ
となく軸挿通部の強度アツプが図れるようになつ
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる平行リンク式アーム
スタンドのリンク構造の一例をあらわしたスタン
ド全体の縦断側面図、第2図はその下部を一側か
らみてあらわした半断面図、第3図は平行リンク
機構の模式図、第4図は第1図のアームスタンド
を分解してあらわした斜視図、第5図はアームス
タンドの外観をあらわした斜視図、第6図は第2
リンクの構造をあらわした斜視図、第7図は第2
リンクと引張ばね機構が第1リンク内に収まつた
状態を断面によつてあらわした斜視図、第8図は
第2リンクの他の一例をあらわした斜視図、第9
図は従来例をあらわしたアームスタンドの側面
図、第10図はその第2リンクの取付構造をあら
わした分解斜視図である。 15,16……アーム、20,21……リン
ク、41……リンク板片、43……軸挿通部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 左右1対の帯長状板片を板面が対向するよう
    にして有するリンク部材を平行リンク式アーム
    の1つのリンクとして備えてなる平行リンク式
    アームスタンドのリンク構造において、前記両
    板片が、1枚の板を折り曲げて一体に形成され
    ているとともに、その両端部に軸挿通部が一体
    に形成されていることを特徴とする平行リンク
    式アームスタンドのリンク構造。 (2) 軸挿通部が円筒状に形成されている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の平行リンク式アー
    ムスタンドのリンク構造。 (3) 軸挿通部が、一体に形成された両板片に溶接
    により固着されて一体に形成されている実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載の平
    行リンク式アームスタンドのリンク構造。 (4) リンク部材が、筒状の他のリンク部材に挿通
    されているとともに、リンク部材の両板片間に
    バランス用の引張ばね機構が配置されている実
    用新案登録請求の範囲第1項から第3項までの
    いずれかに記載の平行リンク式アームスタンド
    のリンク構造。
JP11572886U 1986-07-28 1986-07-28 Expired JPH0310565Y2 (ja)

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JP11572886U JPH0310565Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JP11572886U JPH0310565Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JPS6322023U JPS6322023U (ja) 1988-02-13
JPH0310565Y2 true JPH0310565Y2 (ja) 1991-03-15

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JP11572886U Expired JPH0310565Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0748348Y2 (ja) * 1990-01-16 1995-11-08 本田技研工業株式会社 自動車車体の部品組付作業用反転台
JP2009133407A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Takigen Mfg Co Ltd ヒンジ機構及びこれを用いた支持アーム

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JPS6322023U (ja) 1988-02-13

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